JP2006302950A - 不揮発性半導体装置および不揮発性半導体装置の製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体装置および不揮発性半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 不揮発性半導体装置の機能を確保することができ、フローティングゲートのしきい値電圧の変動が抑制された不揮発性半導体装置を提供する。
【解決手段】 主表面を有する半導体基板11と、半導体基板11の主表面上に間隔をあけて形成された第1と第2フローティングゲート15a、15bと、第1と第2フローティングゲート15a、15b上の第1と第2コントロールゲート12a、12bと、第1コントロールゲート12a上に形成された第1絶縁膜32aと、第2コントロールゲート12b上に形成され、第1絶縁膜32aに接触するように形成された第2絶縁膜32bと、第1絶縁膜32aと、第2絶縁膜32bとを接触させることで、少なくとも第1フローティングゲート15aと第2フローティングゲート15b間に形成された空隙部26aとを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、フローティングゲート間の容量結合の軽減が図られた不揮発性半導体装置およびその製造方法に関する。
一般に、電気的に書込み、消去可能な不揮発性半導体装置としては、半導体基板の主表面上に形成された複数のフローティングゲート電極と、このフローティングゲート電極上に形成されたコントロールゲート電極とを備えたものが知られている。近年、半導体集積回路の高集積化に伴い、フローティングゲート間の寸法が狭くなり、隣接するフローティングゲート同士間に、大きな容量が生じ易くなっていた。このため、周囲のフローティングゲートの電位によって、フローティングゲートの読出し時のしきい値電圧が変動するという、いわゆる容量連結による問題が生じていた。
そこで、従来から、隣接するフローティングゲート同士の容量結合が抑制された不揮発性半導体装置が提案されている。例えば、特開2000−100976号公報には、隣接するフローティングゲート間および隣接するコントロールゲート間に空洞が形成された不揮発性半導体装置や、隣接するフローティングゲート間および隣接するコントロールゲート間に酸化シリコンより比誘電率が低い絶縁膜が形成された不揮発性半導体装置が記載されている。
このフローティングゲート電極間およびコントロールゲート電極間に空洞が形成された不揮発性半導体装置の製造工程は、半導体基板の上面上に、複数のコントロールゲート電極を形成する工程と、常圧の気相成長法により絶縁膜を堆積する工程とを備えている。
そして、絶縁膜を堆積する工程においては、堆積される絶縁膜がコントロールゲート電極間およびコントロールゲート間に埋まりきらず、空洞が形成される。
また、フローティングゲート電極およびコントロールゲート電極間に、酸化シリコン膜より誘電率が低い絶縁膜が形成された不揮発性半導体装置の製造工程は、半導体基板に複数のコントロールゲート電極を形成する工程と、フローティングゲート電極を形成する工程と、形成されたコントロールゲート電極およびフローティングゲート電極間にフッ素添加ポリイミド(比誘電率2.7)を形成する工程とを備えている。
また、特開2002−76299号公報には、表面を有する半導体基板と、半導体基板の主表面に形成された溝と、溝に埋込まれた第1絶縁膜と、第1絶縁膜上に間隔を隔てて形成された2つの導電層と、2つの導電層によって挟まれた領域の直下に位置する半導体基板の表面を露出する、第1絶縁膜に形成された開口部と、開口部を埋込むとともに、2つの導電層を覆うように形成された第2絶縁膜と、第2絶縁膜によって埋込まれた開口部内に形成された空隙とを備えた半導体装置が記載されている。
この不揮発性半導体装置においても、2つの導電層の間に位置する空隙により2つの導電層間の容量が低減されている。
特開2000−100976号公報 特開2002−76299号公報
しかし、コントロールゲート間およびフローティングゲート間に空洞が形成された不揮発性半導体装置においては、フローティングゲート間およびコントロールゲート間に空洞を形成する工程において、フローティングゲート間やコントロールゲート間に絶縁膜が入り込む場合が生じやすいという問題があった。また、コントロールゲートの側面やフローティングゲートの側面に形成された膜厚が厚くなり易いという問題があった。これに伴い、隣接するフローティングゲート間の容量結合を抑制することが困難なものとなり、選択されたフローティングゲートのしきい値電圧が変動するという問題があった。さらに、フローティングゲート間およびコントロールゲート間に、酸化シリコン膜より誘電率が小さい低誘電率膜が形成された不揮発性半導体装置においては、水素や水分がゲート絶縁膜に染み出すおそれがあるという問題があり、不揮発性半導体装置の機能が阻害されるという問題があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、不揮発性半導体装置の機能を確保することができ、フローティングゲートのしきい値電圧の変動が抑制された不揮発性半導体装置を提供することである。
本発明に係る不揮発性半導体装置は、主表面を有する半導体基板と、半導体基板の主表面上に間隔をあけて形成された第1と第2フローティングゲートと、第1と第2フローティングゲート上の第1と第2コントロールゲートと、第1コントロールゲート上に形成された第1絶縁膜と、第2コントロールゲート上に形成され、第1絶縁膜に接触するように形成された第2絶縁膜と、第1絶縁膜と、第2絶縁膜とを接触させることで、少なくとも第1フローティングゲートと第2フローティングゲート間に形成された空隙部とを備える。
本発明に係る不揮発性半導体装置およびその製造方法によれば、不揮発性半導体装置の機能を確保しつつ、フローティングゲートのしきい値電圧の変動を抑制することができる。
図1から図17を用いて、本発明に係る不揮発性半導体装置の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1に係る不揮発性半導体装置10の平面図である。この図1に示されるように、主表面を有する半導体基板11と、半導体基板11の主表面上に形成され一方向に向けて延在し、間隔を隔てて形成されたアシストゲート13a、13bと、半導体基板11の主表面上に形成されたフローティングゲート(第1フローティングゲート)14a〜16a、14c〜16cと、フローティングゲート14a〜16a、14c〜16cと間隔をあけて形成されたフローティングゲート(第2フローティングゲート)14b〜16bとを備えている。
また、不揮発性半導体装置10は、フローティングゲート14a〜16a、14c〜16c上に形成されたコントロールゲート(第1コントロールゲート)12a、12cと、フローティングゲート14b〜16b上に形成されたコントロールゲート(第2コントロールゲート)12bとを備えている。
フローティングゲート15a〜15cは、アシストゲート13a、13b間に形成されており、アシストゲート13a、13bが延在する方向に沿って、間隔を隔てて、複数形成されている。そして、アシストゲート13a、13bが延在する方向に隣接するフローティングゲート14a〜16a、14b〜16b、14c〜16c間には、空隙部25a〜27a、25b〜27bが形成されている。
図2は、図1のII−II線における断面図である。この図2に示されるように、半導体基板11の主表面上には、絶縁膜20が形成されており、この絶縁膜20を介して、半導体基板11の主表面上に、アシストゲート13a、13bと、フローティングゲート14b〜16bとが形成されている。アシストゲート13a、13bの上面上には、キャップ絶縁膜21a、21bが形成されている。そして、フローティングゲート14b〜16bの上端部側には、ONO膜22が形成されており、このONO膜22を介してコントロールゲート12bが形成されている。なお、ONO膜22は、例えば酸化シリコン、窒化シリコンおよび酸化シリコンを下層から順に積層して形成されている。そして、フローティングゲート14b〜16b間には、アシストゲート13a、13bが配置されておりアシストゲート13a、13bとフローティングゲート14b〜16bとの間には、絶縁膜23が形成されている。
図3は、図1のIII−III線における断面図である。この図3に示されるように、コントロールゲート12a〜12cは、低抵抗な多結晶シリコンからなる導体膜12a2〜12c2と、この導体膜12a2〜12c2の上面上に形成されたタングステンシリサイド(WSix)等のような高融点金属シリサイド膜12a1〜12c1とから構成されている。このコントロールゲート12a〜12cの上端面には、TEOS(Tetraethoxysilane)膜が形成されている。そして、このTEOS膜のキャップ絶縁膜30a〜30cの表面上と、コントロールゲート12a〜12cの側面と、ONO膜22の側面と、フローティングゲート15a〜15cの側面とを覆う絶縁膜31a〜31cが形成されている。
そして、キャップ絶縁膜30a、30cおよび絶縁膜31a、31cを介して、コントロールゲート12a、12c上に絶縁膜(第1絶縁膜)32a、32cが形成されている。そして、キャップ絶縁膜30bおよび絶縁膜31bを介して、コントロールゲート12b上に絶縁膜(第2絶縁膜)32bが形成されている。
そして、絶縁膜32a、32cは、上方に向かうに従って、側方に膨出するように形成されており、絶縁膜32bは、絶縁膜32a、32cに接触するように形成されている。絶縁膜32a、32cと、絶縁膜32bとが接触することで、コントロールゲート12a〜12c間およびフローティングゲート15a〜15c間は、コントロールゲート12a〜12cより上方で閉塞されている。このため、少なくとも、フローティングゲート15a、15cと、フローティングゲート15bとの間に空隙部26a、26bが形成されている。ここで、絶縁膜32a〜32cは、コントロールゲート12a〜12cの上端部から下方に向かうに従って、漸次厚さが薄くなるように形成されている。そして、フローティングゲート15a〜15cの下端部側では、絶縁膜32a〜32cが殆んど形成されておらず、また、フローティングゲート15a〜15c間に位置する半導体基板11の主表面上には、絶縁膜32a〜32cが殆んど形成されていない。
このため、形成された空隙部26a、26bは、コントロールゲート12a〜12cの上端部側から下方に向かうに従って、幅が漸次広くなるように形成されている。特に、コントロールゲート12a〜12c間およびフローティングゲート15a〜15c間では、空隙部26a、26bの幅は広く形成されている。
そして、絶縁膜32a〜32c同士の接触部Sは、コントロールゲート12a〜12cより上方に位置している。このため、空隙部26a、26bは、フローティングゲート15a〜15c間からコントロールゲート12a〜12cの上端部より上方に亘って形成されている。なお、絶縁膜32a〜32cは、酸化シリコン膜より誘電率の低い多孔質の絶縁膜から形成してもよい。例えば、シリセスキオンサン、ポーラスシリカ、エアロゲル薄膜、HSG−255等のポーラス膜が好適である。
そして、このような絶縁膜32a〜32cの表面上に形成され、絶縁膜32a〜32c同士の接触部Sを覆う絶縁膜33が形成されている。この絶縁膜33は、耐湿性がよく、絶縁膜32a〜32cと材質が異なる絶縁膜により形成されている。
図4から図8は、上記のように構成された不揮発性半導体装置10の製造工程を示す図である。図4は、不揮発性半導体装置10の第1工程を示す断面図である。この図4に示されるように、半導体基板11の主表面上に絶縁膜134を形成する。この絶縁膜134は、形成されるフローティングゲートのトンネル絶縁膜として機能する絶縁膜であり、例えば酸窒化シリコン(SiON)等からなる。
そして、この絶縁膜134の上面上に、例えば低抵抗な多結晶シリコンからなる導体膜115をCVD法等により堆積する。そして、この導体膜115の表面上に、酸化シリコンからなる絶縁膜、窒化シリコンからなる絶縁膜および酸化シリコンからなる絶縁膜をCVD法等により下層から順に堆積することにより、ONO膜122を形成する。続いて、低抵抗な多結晶シリコンからなる導体膜112Aと、導体膜112Aよりも低抵抗な導体膜112Bとして、例えばタングステンシリサイド等のような高融点金属シリサイド膜とを下層から順にCVD(Chemical Vapor Deposition)法等により堆積する。
例えば酸化シリコンからなる絶縁膜130をTEOSガスを用いたCVD法等により堆積した後、その上に、例えば低抵抗な多結晶シリコンからなるハードマスク膜126をCVD法等により堆積し、さらにその上に、例えば酸窒化シリコン(SiON)からなる反射防止膜127をCVD法等により堆積する。
次いで、反射防止膜127上にコントロールゲート形成用のレジストパターンを形成し、これをエッチングマスクとして反射防止膜127およびハードマスク膜126をパターニングした後、ワード線形成用のレジストパターンを除去する。続いて、残されたハードマスク膜126と反射防止膜127との積層膜をエッチングマスクとして、そこから露出される絶縁膜130、高融点金属シリサイド膜112Aおよび導体膜112Bをエッチングする。
図5は、不揮発性半導体装置10の第2工程を示す断面図である。この図5に示されるように、形成されたコントロールゲート12a〜12cをマスクとして、図4に示されたONO膜122と、導体膜115と、絶縁膜134とにエッチングを施す。そして、図5に示すように、フローティングゲート15a、15cが形成される。図6は、不揮発性半導体装置10の第3工程を示す断面図である。この図6に示されるように、フローティングゲート15a〜15cの両側面と、コントロールゲート12a〜12cの両側面と、キャップ絶縁膜30a〜30cの表面上に、CVD(Chemical Vapor Deposition)法等により絶縁膜31a〜31cを形成する。なお、絶縁膜31a〜31cは、シリコン酸化膜またはシリコン窒化膜から構成されている。この際、フローティングゲート15a〜15c間から外方に露出する半導体基板11の主表面上に絶縁膜が形成され、図5に示す絶縁膜34a〜34cと連結して、半導体基板11の主表面上の全面に、絶縁膜20が形成される。
図7は、不揮発性半導体装置10の第4工程を示す断面図である。この図7に示されるように、第4工程においては、キャップ絶縁膜30a〜30cおよび絶縁膜31a〜31cを介して、絶縁膜32a〜32cを形成する。この絶縁膜32a〜32cを形成するには、図示されないプラズマCVD装置の成膜ガスの流量を増加させる。ガスの供給量を過剰にすることにより、デポートが上がり、埋め込み性が低下する。例えば、N2Oガスの供給量を500sccm以上600sccm以下に設定し、SiH4のガス供給量を3sccm以上5sccm以下程度に設定するのが好ましい。
特に、絶縁膜32a〜32cの成膜の際に、N2O/SiH4比を上げるのが好ましい。N2O/SiH4比を上げることにより、カバレッジ(Coverage)を悪化させることができ、埋め込み性を低下させることができる。例えば、N2O/SiH4比は、1〜2の範囲が好ましい。
さらに、絶縁膜32a〜32cの成膜の際に、成膜温度を通常より低く設定する。成膜温度を低く設定すると、表面反応が停滞し、カバレッジを低下させることができ、埋め込み性を低下させることができる。例えば、成膜温度は、200℃以上250℃以下の範囲が好ましい。
また、絶縁膜32a〜32cの成膜の際に、プラズマ発生源のパワーを低く設定する。パワーを低く設定することにより、プラズマ密度が下がり、ラジカル(radical)が減少し、カバレッジが低くなり、埋め込み性が低下する。例えば、プラズマ発生源のパワーは、125W〜925W程度の範囲が好ましい。
そして、絶縁膜32a〜32cの成膜の際に、成膜圧力を通常時より低下させる。成膜圧力が低下すると、成膜の指向性が向上して、コントロールゲート12a〜12cの側面やフローティングゲート15a〜15cの側面に絶縁膜が形成されることが抑制される。例えば、成膜圧力としては、10−2Torr以上9torr以下の範囲が好ましい。
このように、成膜ガスの流量と、N2O/SiH4比と、成膜温度と、成膜時のパワーと、成膜圧力とを調整することにより、絶縁膜32a、32cの埋め込み性を低下させる。また、コントロールゲート12a〜12c間およびフローティングゲート15a〜15c間のアスペクト比は、3.5〜5.0程度と高アスペクト比とされているため、絶縁膜32a〜32bがコントロールゲート12a〜12c間およびフローティングゲート15a〜15c間に入り込み難い形状となっている。このため、絶縁膜32a〜32cがコントロールゲート12a〜12cの上端部側に形成される。
絶縁膜32a〜32cは、コントロールゲート12a〜12cの上端部に順次積層されると共に、側方に向けて膨出する。さらに、絶縁膜32a〜32cは、成長することにより、隣接するコントロールゲート12a〜12cの上端部に形成された絶縁膜32a〜32cと接触して、コントロールゲート12a〜12c間の開口部を閉鎖する。この際、絶縁膜32a〜32cは、コントロールゲート12a〜12cの上端部に順次積層された後に、コントロールゲート12a〜12cの開口部を閉鎖するため、絶縁膜32a〜32cの接触部Sは、コントロールゲート12a〜12cの上端部より上方に位置する。また、コントロールゲート12a〜12cの上端部には、キャップ絶縁膜膜30a〜30cが形成されているため、絶縁膜32a〜32c同士の接触部Sは、確実にコントロールゲート12a〜12cの上端部より上方に位置する。
このため、絶縁膜32a〜32cの接触部Sより下方に形成される空隙部26a、26bは、半導体基板11の主表面上からコントロールゲート12a〜12cの上端部より上方に亘って形成される。また、絶縁膜32a〜32cの埋め込み性が低く設定されているため、コントロールゲート12a〜12cの側面およびフローティングゲート15a〜15cの側面に絶縁膜32a〜32cが形成され難く、空隙部26a、26bの幅は、上端部から下端部に亘って確保されている。特に、フローティングゲート15a〜15cは、コントロールゲート12a〜12cの下面側に形成されているため、フローティングゲート15a〜15cの側面には、絶縁膜32a〜32cが形成され難くなっている。
なお、絶縁膜32a、32cを形成する際には、コントロールゲート12a〜12cおよびフローティングゲート15a〜15cの表面上に絶縁膜が形成されているため、コントロールゲート12a〜12cおよびフローティングゲート15a〜15cへのプラズマダメージ等が軽減されている。また、本実施の形態1においては、絶縁膜32a〜32cを形成する際には、コントロールゲート12a〜12cの上端部には、キャップ絶縁膜30a〜30cが残留しているが、除去してもよい。キャップ絶縁膜30a〜30cを除去した場合には、形成する絶縁膜32a〜32cの形状を制御しやすくなる。このため、絶縁膜32a〜32cを、コントロールゲート12a〜12cの上端部から上方に向かうに従って、確実に側方に膨出させることができる。
図8は、不揮発性半導体装置10の第5工程を示す断面図である。この図8に示されるように、絶縁膜32a〜32cの表面上に形成され、絶縁膜32a〜32c同士の接触部Sを覆うように酸化シリコン等からなる絶縁膜33を形成する。このように、絶縁膜33が絶縁膜32a〜32c同士の接触部Sを覆うため、後のCMP(Chemical Mechanical Polishing)工程の際に、空隙部26a、26b内へ水分が入り込むことが抑制されている。
図9は、フローティングゲートのポテンシャルの変動量(相対比)ΔVthと絶縁膜の厚さとの関係を示したグラフである。この図9において、ボトム膜厚a0、a1、a2とは、図8において、フローティングゲート15a〜15c間から外方に露出する半導体基板11の主表面上に形成された絶縁膜の膜厚を意味する。そして、a0=0nm<a1<a2<<エアギャップなしとする。また、側壁膜厚b0、b1、b2とは、フローティングゲート15a〜15cの側面部分に形成された絶縁膜の厚さを意味する。そして、b0=0nm<b1<b2<<エアギャップなしとする。なお、エアギャップとは、図1において、空隙部25a〜27a、25b〜27b、25c〜27cのことを意味し、エアギャップなしとは、フローティングゲート間およびコントロールゲート間が絶縁膜により充填されていることを意味する。
図1において、フローティングゲート15bと、これに隣接するフローティングゲート14a〜14c、15a〜15c、16a〜16cのうち、いずれかフローティングゲートαの電位がVHからVLへ変動したとする。このときのフローティングゲート15bのポテンシャルの変動量(相対比)ΔVthは、下記式により示される。
Figure 2006302950
(但し、(Cfg15b−fgα)は、フローティングゲート15bとこれと隣接するフローティングゲートαとの間の容量、mは、電位変動したフローティイングゲートの数、Cfgtotalは、フローティングゲート15bとこれに隣接するフローティングゲートとの間に形成される全容量を意味する。)
図9に示されるように、ボトム膜厚が厚くなるほど、ΔVthが大きくなり、側壁膜厚が大きくなる程、ΔVthが大きくなる。そして、図8に示された空隙部26a、26bが形成されない場合においては、ΔVthが大きくなっていることがわかる。すなわち、図1において、空隙部25a〜27a、25b〜27b、25c〜27cの底面および側面に形成された絶縁膜の厚さが薄いほどフローティングゲート14a〜14c、15a〜15c、16a〜16c間の容量結合を低減することができることが分かる。
ここで、本実施の形態1に係る不揮発性半導体装置10の製造工程においては、絶縁膜32a〜32cを形成する際に、成膜圧力を低減して、成膜の指向性を向上させているため、空隙部25a〜27a、25b〜27b、25c〜27cの側面に絶縁膜が形成され難くなっている。さらに、絶縁膜32a〜32cの成膜工程においては、成膜ガスの流量と、N2O/SiH4比と、成膜温度と、成膜時のパワーとを上記の範囲に設定することにより、埋め込み性を低く設定しているので、絶縁膜が半導体基板11の主表面にまで到らず、空隙部25a〜27a、25b〜27b、25c〜27cの底面に絶縁膜が形成され難くなっている。このため、本実施の形態1に係る不揮発性半導体装置10においては、フローティングゲート14a〜14c、15a〜15c、16a〜16cのポテンシャルの変動量(相対比)ΔVthが低減されることが分かる。
ここで、本実施の形態1に係る不揮発性半導体装置10においては、図3に示されるように、空隙部26a、26bは、フローティングゲート15a〜15c間からコントロールゲート12a〜12cの上端部より上方に亘って形成されているため、隣接するコントロールゲート12a〜12c間に形成される容量が低減されている。また、空隙部26a、26bにより、例えば、フローティングゲート15bと、このフローティングゲート15bに隣接するフローティングゲート15a、15cの上面上のコントロールゲート12a、12cとの間に形成される容量が低減されている。特に、空隙部26a、26bの上端部は、コントロールゲート12a、12cの上端部より上方に位置させることにより、コントロールゲート12a、12cの側面に形成された絶縁膜の膜厚が薄くすることができる。このため、コントロールゲート間12a、12c間の容量および、フローティングゲート15bと、このフローティングゲート15bに隣接するフローティングゲート15a、15cの上面上のコントロールゲート12a、12cとの間に形成される容量を確実に軽減される。
このように本実施の形態1に係る不揮発性半導体装置10によれば、図1において、フローティングゲート14a〜14c、15a〜15c、16a〜16c間に形成される容量連結を抑制することができるため、隣接するフローティングゲート14a〜14c、15a〜15c、16a〜16cの電位が変化しても、フローティングゲート14a〜14c、15a〜15c、16a〜16cのしきい値電圧の変動を小さく抑えることができ、正確に読出しを行なうことができる。さらに、フローティングゲート14a〜16cと、このフローティングゲート14a〜16cに隣接するフローティングゲート14a〜16c上に形成されたコントロールゲート12a〜12cとの間の容量を軽減することができるので、さらに、正確に読出しを行なうことができる。特に、絶縁膜32a〜32cのうち、フローティングゲート15a〜15cの側面の部分の厚さは、薄いため、フローティングゲート15a〜15c間の容量を確実に小さく抑えることができる。
すなわち、空隙部26a、26bの上端部をコントロールゲート12a〜12cの上端部より上方に位置させることにより、コントロールゲート12a〜12cの側面およびフローティングゲート15a〜15cの側面に形成される絶縁膜32a〜32cの膜厚を薄くすることができ、フローティングゲート15a〜15cおよびコントロールゲート12a〜12cに形成される容量を小さく低減することができる。
また、隣接するコントロールゲート12a〜12c間の容量も低減することができ、動作速度の高速化を確保することができる。特に、絶縁膜32a〜32cのうち、コントロールゲート12a〜12cの側面の部分の膜厚は、薄く、空隙部26a、26bがコントロールゲート12a〜12cの上端部より上方にまで形成されているので、コントロールゲート12a〜12c間に生じる容量を小さく抑えることができる。
さらに、上記不揮発性半導体装置10の製造方法によれば、絶縁膜32a〜32cの成膜工程において、N2O/SiH4比を、1〜2とし、成膜温度を、200℃以上250℃以下の範囲とし、プラズマ発生源のパワーを、125W〜925W程度の範囲とし、成膜圧力を、10−2Torr以上9torr以下の範囲とすることにより、絶縁膜32a〜32cをコントロールゲート12a〜12cの上端部に確実に形成することができる。すなわち、成膜条件を上記の範囲に設定することにより、絶縁膜32a〜32cの埋め込み性を低減させることができ、絶縁膜32a〜32cをコントロールゲート12a〜12cの上端部側にのみ形成することができる。
また、絶縁膜32a〜32cの成膜工程前に、コントロールゲート12a〜12cの表面上に絶縁膜が形成されているため、絶縁膜32a〜32cを形成する際に、コントロールゲート12a〜12cおよびフローティングゲート15a〜15cへのプラズマダメージ等を軽減することができる。さらに、絶縁膜32a〜32cの成膜工程後に、絶縁膜33を形成するため、後のCMP工程等の際に、空隙部26a、26b間へ水分が入り込むことを抑制することができる。
(実施の形態2)
図10から図17を用いて、実施の形態2に係る不揮発性半導体装置50について、説明する。図10は、本実施の形態2に係る不揮発性半導体装置50の断面図である。この図10に示されるように、不揮発性半導体装置50は、半導体基板11の主表面上に形成された絶縁膜20と、絶縁膜20を介して主表面上に形成されたフローティングゲート15a〜15cと、このフローティングゲート15a〜15cの上面上に形成されたONO膜22と、このONO膜22を介してフローティングゲート15a〜15c上に形成されたコントロールゲート12a〜12cとを備えている。
そして、不揮発性半導体装置50は、コントロールゲート12a〜12c間およびフローティングゲート15a〜15c間に、形成された絶縁膜40を備えている。この絶縁膜40は、酸化シリコン膜より誘電率が低く、多孔質の絶縁膜である。この絶縁膜40としては、誘電率が2.6程度のポーラス膜が用いられ、具体的には、シルセスキオンサン、ポーラスシリカ、エアロゲル薄膜、HSG−255(高強度低誘電率有機SOG材料)等が挙げられる。このようなポーラス膜等から構成された絶縁膜40は、複数の孔が内部に形成されている。このため、絶縁膜40の表面積は大きく、絶縁膜40は、吸湿性や水素を吸収する性質を有している。
絶縁膜40の表面上には、絶縁膜41が形成されている。絶縁膜41は、絶縁膜40と異なり、耐湿性を有する絶縁材料により形成されている。
図11から図13を用いて上記不揮発性半導体装置50の製造方法を説明する。図11は、不揮発性半導体装置50の製造工程の第1工程を示す断面図である。この図11に示されるように、半導体基板11の主表面上に間隔を隔てて形成された絶縁膜34a〜34cと、この絶縁膜34a〜34cの上面上に形成されたフローティングゲート15a〜15cと、フローティングゲート15a〜15cの上面上に形成されたONO膜22と、このONO膜22の上面上に形成されたコントロールゲート12a〜12cと、このコントロールゲート12a〜12cとを形成する。なお、コントロールゲート12a〜12cの上面上には、コントロールゲート12a〜12cのマスクとして機能したキャップ絶縁膜30a、30cが残留している。
図12は、不揮発性半導体装置50の製造工程の第2工程を示す断面図である。図12に示されるように、フローティングゲート15a〜15cの側面と、コントロールゲート12a〜12cの側面と、キャップ絶縁膜30a〜30cの表面上を覆う絶縁膜31a〜31cを形成する。そして、フローティングゲート15a〜15c間およびコントロールゲート12a〜12c間に絶縁膜40を充填する。
図13は、不揮発性半導体装置50の製造工程の第3工程を示す断面図である。この図13に示されるように、絶縁膜40の上面上に絶縁膜41を形成する。
上記のようにして形成された不揮発性半導体装置50は、図10において、フローティングゲート15a〜15c間に低誘電率膜の絶縁膜40が充填されているため、フローティングゲート15a〜15間に形成される容量を低減することができる。これにより、各フローティングゲート15a〜15cのしきい値電圧の変動を抑制することができる。
また、絶縁膜40がコントロールゲート12a〜12c間にも充填されているため、コントロールゲート12a〜12c間に形成される容量を低減することができる。これにより、動作速度の高速化を図ることができる。また、絶縁膜40は、コントロールゲート12a〜12cの上端部より上方にまで充填されているため、フローティングゲート15a〜15cと、コントロールゲート12a〜12c間に形成される容量も確実に低減することができる。
また、絶縁膜40は、水分や水素を吸着するため、絶縁膜20に水分や水素が染み出すことを防止することができる。このため、書込み動作や読出し動作および消去動作を正確に行なうことができる。さらに、この絶縁膜40の上面上には、耐湿性を有する絶縁膜41が形成されているため、後のCMP(Chemical Mechanical Polishing)工程の際に、絶縁膜40に水分が入り込むことを防止することができる。このため、絶縁膜40の吸湿性や水素を吸着する機能を確保することができる。なお、上記実施の形態1および実施の形態2においては、AG(アシストゲート)−AND型のフラッシュメモリに適用した場合について説明したが、これに限られない。
図14は、一般的なAND型フラッシュ・アレイ構造60を示す回路図である。この図14に示されるように、一般的なAND型フラッシュ・アレイ構造60は、ワード線64により接続された複数のメモリセルトランジスタ62と、主ビット線66に接続された選択トランジスタ61と、ソース線に接続された選択トランジスタ63とを備えている。
図15は、メモリセルトランジスタ62の断面図であり、この図15に示すように、メモリセルトランジスタ62は、フローティングゲート15a〜15c間からコントロールゲート12a〜12cの上端部より上方にまで亘って形成された空隙部26a、26bを備えている。また、上記実施の形態2と同様に、酸化シリコン膜より誘電率が低く、多孔質性の絶縁膜を、フローティングゲート15a〜15c間からコントロールゲート12a〜12cの上端部より上方に亘って、充填してもよい。このように形成された一般的なAND型フラッシュ・アレイ構造60によれば、フローティングゲート15a、15c同士間等に形成される容量を低減することができ、しきい値電圧の変動を抑制することができる。
図16は、一般的なNAND型フラッシュ・アレイ構造70を示す回路図である。この図16に示されるように、NAND型フラッシュ・アレイ構造70は、ビット線75にそれぞれ接続された複数の選択トランジスタ71と、ソース線に接続された選択トランジスタ73と、各選択トランジスタ71と各選択トランジスタ73との間に配置された複数のメモリセルトランジスタ72とを備えている。図17は、メモリセルトランジスタ72の詳細断面図であり、この図17に示されるよに、メモリセルトランジスタ72は、フローティングゲート15a〜15c間からコントロールゲート12a〜12cの上端部より上方にまで形成された空隙部26a〜26bを備えている。また、上記実施の形態2と同様に、酸化シリコン膜より誘電率が低く、多孔質性の絶縁膜を、フローティングゲート15a〜15c間からコントロールゲート12a〜12cの上端部より上方に亘って、充填してもよい。このように、構成されたNAND型フラッシュ・アレイ構造70によれば、フローティングゲート15a、15c間に形成される容量を低減することができる。また、上記実施の形態1、実施の形態2に係る不揮発性半導体装置と同様の効果を得ることができる。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、不揮発性半導体装置および不揮発性半導体装置の製造方法に良好に適用することができる。
本実施の形態1に係る不揮発性半導体装置の平面図である。 図1のII−II線における断面図である。 図1のIII−III線における断面図である。 不揮発性半導体装置の第1工程を示す断面図である。 不揮発性半導体装置の第2工程を示す断面図である。 不揮発性半導体装置の第3工程を示す断面図である。 不揮発性半導体装置の第4工程を示す断面図である。 不揮発性半導体装置の第5工程を示す断面図である。 フローティングゲートのポテンシャルの変動量(相対比)ΔVthと絶縁膜の厚さとの関係を示したグラフである。 本実施の形態2に係る不揮発性半導体装置の断面図である。 不揮発性半導体装置の製造工程の第1工程を示す断面図である。 不揮発性半導体装置の製造工程の第2工程を示す断面図である。 不揮発性半導体装置の製造工程の第3工程を示す断面図である。 一般的なAND型フラッシュ・アレイ構造を示す回路図である。 メモリセルトランジスタの断面図である。 一般的なNAND型フラッシュ・アレイ構造を示す回路図である。 メモリセルトランジスタの詳細断面図である。
符号の説明
10 不揮発性半導体装置、11 半導体基板、12a,12b コントロールゲート、14a〜14c、15a〜15c、16a〜16c フローティングゲート、50 不揮発性半導体装置。

Claims (11)

  1. 主表面を有する半導体基板と、
    前記半導体基板の主表面上に間隔をあけて形成された第1と第2フローティングゲートと、
    前記第1と第2フローティングゲート上の第1と第2コントロールゲートと、
    前記第1コントロールゲート上に形成された第1絶縁膜と、
    前記第2コントロールゲート上に形成され、前記第1絶縁膜に接触するように形成された第2絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜と、前記第2絶縁膜とを接触させることで、少なくとも前記第1フローティングゲートと前記第2フローティングゲート間に形成された空隙部と、
    を備えた不揮発性半導体装置。
  2. 前記空隙部は、前記第1と第2フローティングゲート間から、前記第1と第2コントロールゲートの上端部より上方に亘って形成された、請求項1に記載の不揮発性半導体装置。
  3. 前記第1絶縁膜と前記第2絶縁膜とは、酸化シリコン膜より誘電率が低い多孔質の絶縁膜から形成された、請求項1または請求項2に記載の不揮発性半導体装置。
  4. 前記第1絶縁膜および前記第2絶縁膜の表面上に形成され、前記第1絶縁膜と前記第2絶縁膜との接触部を覆う第3絶縁膜が形成された、請求項1から請求項3のいずれかに記載の不揮発性半導体装置。
  5. 主表面を有する半導体基板と、
    前記半導体基板の主表面上に形成された第1と第2フローティングゲートと、
    前記第1フローティングゲートと前記第2フローティングゲートとの間に形成され、酸化シリコン膜より誘電率が低く、多孔質の絶縁膜と、
    を備えた不揮発性半導体装置。
  6. 前記第1と第2フローティングゲート上に形成された第1と第2コントロールゲートをさらに備え、
    前記第1フローティングゲートと前記第2フローティングゲートとの間および前記第1コントロールゲートと前記第2コントロールゲートとの間に前記絶縁膜が形成された請求項5に記載の不揮発性半導体装置。
  7. 前記絶縁膜の表面上に形成された他の絶縁膜をさらに備える、請求項5または請求項6に記載の不揮発性半導体装置。
  8. 半導体基板の主表面上に第1と第2フローティングゲートを形成する工程と、
    前記第1と第2フローティングゲート上に第1と第2コントロールゲートを形成する工程と、
    前記第1と第2コントロールゲート上に第1と第2絶縁膜を形成し、前記第1絶縁膜と前記第2絶縁膜とを接触させることで、少なくとも前記第1フローティングゲートと前記第2フローティングゲートとの間に空隙部を形成する工程と、
    を備えた不揮発性半導体装置の製造方法。
  9. 前記第1と第2フローティングゲートおよび前記第1と第2コントロールゲートの表面上に第3絶縁膜を形成する工程をさらに備える、請求項8に記載の不揮発性半導体装置の製造方法。
  10. 前記第1絶縁膜および前記第2絶縁膜の表面上に、他の絶縁膜を形成する工程をさらに、備える、請求項8または請求項9に記載の不揮発性半導体装置の製造方法。
  11. 半導体基板の主表面上に複数のフローティングゲートを形成する工程と、
    前記フローティングゲート間に酸化シリコン膜より誘電率が低く、多孔質の絶縁膜を形成する工程と、
    を備えた、不揮発性半導体装置の製造方法。
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