JPS62188375A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPS62188375A
JPS62188375A JP2881086A JP2881086A JPS62188375A JP S62188375 A JPS62188375 A JP S62188375A JP 2881086 A JP2881086 A JP 2881086A JP 2881086 A JP2881086 A JP 2881086A JP S62188375 A JPS62188375 A JP S62188375A
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JP
Japan
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film
gate electrode
oxide film
insulating film
silicon oxide
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Application number
JP2881086A
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English (en)
Inventor
Kenichi Kuroda
謙一 黒田
Yuji Hara
原 雄次
Kazuhiro Komori
小森 和宏
Toshiaki Nishimoto
敏明 西本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電界効果1〜ランジスタを備えた半導体集積
回路装置に関するものであり、特に、電界効果トランジ
スタのゲート電極に電荷を蓄積することによって情報を
記憶する半導体集積回路装置に適用して有効な技術に関
するものである。
〔従来の技術〕
MISFETのゲート電極は、上層のアルミニウム配線
と絶縁するために、例えばリンシリケートガラス(PS
G)膜からなる層間絶縁膜によって覆れている。ところ
が、層間絶縁膜中には一般に水分が含まれている。また
、パッケージによるチップの封止時、封止後にもその内
部に水分が浸入−する。
これらの水分がMISFETのグー1−絶縁膜中に浸入
すると、MTSFETの特性が変動することが、198
2年のアイ イー イー イー第20回アニュアル プ
ロシーディング リライアビリティ フィジックス(’
IE’EE  20th  annual  Proc
eeding  reliability  Phys
ics、1982)、P113〜p ]、 21に述べ
られている。
前記グー1〜絶縁膜中への水分の浸入によるMISFE
Tの特性変動を防止するためには、ゲート電極表面を窒
化シリコン膜で覆うことが有効であることが、1983
年のアイ イー イー イー第21回アニュアル プロ
シーディング リライアビリティ フィジックス(IE
EE  20thannual  Proceedin
g  re’1iability  Physics、
1983’)−P60〜p65に述べられている。
本発明者は、EPROM(旦rasableand  
ProgrammabJ、e  ROM)の情報の保持
特性について検討した。以下は、公知とされた技術では
ないが、本発明者によって検討された技術であり、その
概要は次のとおりである。
E、 F ROMのメモリセルは、フローティングゲー
ト電極とコン1−〇−ルゲー1〜電極を有するMTSF
ETからなる。フローティンググー1〜電極及びコント
ロールケ−ト電極は、情報となるフローティングゲート
電極中の電荷が逃げ出するのを防止するため、それらを
熱酸化してなる酸化シリコン膜によって覆うことが有効
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者は前記技術を検討した結果、次の問題点を見出
した。
層間絶縁膜中の水分、パッケージ中の水分が、基板とフ
ローティンググー1〜電極の間の第1ゲー1〜絶縁膜、
フローティンググー1〜電極とコントロールゲート電極
の間の第2ゲート絶縁膜、フローティングゲー1へ電極
及びコントロールゲート電極を覆う熱酸化膜中に浸入す
ると、それらの絶縁膜中にステートを形成する。このス
テートを通ってフローティングゲ−1・電極中の電荷が
逃出すため一3= に情報の保持特性が劣化する。
本発明の目的は、電界効果トランジスタの電気的特性を
向上することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を筒単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、ゲート電極の少くとも側部に堆積した酸化シ
リコン膜を設け、さらにその堆積した酸化シリコン膜の
表面を水分浸入防止膜によって覆うものである。
〔作用〕
上記した手段によれば、ゲート絶縁膜、ゲート電極表面
め熱酸化膜にステートができないので、メモリセルの情
報の保持特性が向上する。
〔実施例■〕
第1図は2ビツトのメモリセルの断面図である。
第1図において、■はp−型m品シリコンからなる半導
体基板であり、所定の表面にメモリセルのパターンを規
定するように、酸化シリコン膜からなるフィールド絶縁
膜2が設けてあり、その下にp型チャネルストッパ領域
3が設けである。
メモリセルとなるM I S F E Tは、ドレイン
領域であるぎ型半導体領域4、ソース領域であるn゛型
半導体領域5、基板1表面の酸化シリコン膜からなる第
1ゲート絶縁膜61例えば多結晶シリコン膜からなるフ
ローティングゲート電極7、フローティンググー1〜電
極7」二面の酸化シリコン膜からなる第2ゲート絶縁膜
8、第2ゲート絶縁膜8の上の例えば多結晶シリコン膜
からなるコントロールケート電極9とで構成し□である
。なお、フローティンググー1〜電極8及びコントロー
ルゲート電極9は、Mo、W、Ta、Ti等の高融点金
属膜又はその高融点金属のシリサイド膜で構成してもよ
い。さらに、フローティングゲート電極8及びコントロ
ールゲート電極9のそれぞれは、多結晶シリコン膜の上
に前記高融点金属膜又はシリサイド膜を積層して構成し
た2層膜としてもよい。
フローティングゲート電極8及びコントロールゲート電
極9の露出している側面及び上面に、それらを酸化して
形成した酸化シリコン膜からなる熱酸化膜10が設けで
ある。熱酸化膜1oは、フローティングゲート電極8に
注入される情報となる電荷が外部へ逃げ出すのを防止す
るために′設けたものである。
11は酸化シリコン膜であり、水分浸入防止膜12とと
もに、後述する絶縁膜13.16中の水分が第1ゲート
絶縁膜6、第2ゲー1〜絶縁膜8、熱酸化膜10内に浸
入するのを防止するために設けたものである。酸化シリ
コン膜は、CVD、プラズマCVD等によって堆積(デ
ポジット)して形成した膜であり、500〜3000人
程度の膜厚を互着半導体基板l上の全域を覆っている。
すなわち、酸化シリコン膜11は、それぞれのメモリセ
ルのブローティングゲート電極7とコントロールゲート
電極9を覆っている前記熱酸化膜lOの露出している表
面と、第1ゲート絶IN<1106の熱酸化膜10から
露出している表面に被着して設けである。
後述する水分浸入防止膜12は酸化シリコン膜より水分
の拡散が遅い膜からなるが、水分浸入防止膜12を直接
熱酸化シリコン膜10に被着させると、その熱酸化膜1
oと第1ゲート絶縁膜6との接合部と、ドレイン領域4
のチャネル側の端部との距離が近くなるため、その水分
浸入防止膜12とゲート絶縁膜6の接合部にキャリア電
荷がトラップされ易くなる。そこで、水分浸入防止膜と
熱酸化膜10の間に前記のように、堆積してなる酸化シ
リコン膜11を介在させることによって、水分浸入防止
膜12をドレイン領域であるぎ型半導体領域4のチャネ
ル側の端部がら遠ざけるようにしている。また、熱酸化
膜1oを厚く形成することによって、水分浸入防止膜1
2をドレイン領域4のチャネル側の端部から遠ざけてキ
ャリア電荷がトラップされないようにしたのでは、フロ
ーティングゲート電極7及びコン1〜ロールゲート電極
9が著しく酸化されるため、それらの形状が悪くなり電
気的特性が劣化する。そこで、酸化シリコン膜11を設
けることによって、フローティングゲート電極7及びコ
ントロールゲート電極9の形状を劣化させることなく、
水分浸入防止膜12をドレイン領域4のチャネル側の端
部から遠ざけるようにしている。また、水分浸入防止膜
12には、後述するように多結晶シリコン膜を用いるこ
ともできるが、この場合酸化シリコン膜11は、多結晶
シリコン膜からなる水分浸入防止膜12をフローティン
グゲート電極7から遠ざけることによって、水分浸入防
止膜12とフローティングゲート電極7の間の容量結合
を小さくすることにより、フローティングゲート電極7
への情報の書込み特性に影響を与えないようにしている
なお、熱酸化膜10はデポジットした酸化シリコン膜1
1よりち密であり、情報の保持特性が良いので設けたが
必ずしも設ける必はない。すなわち、堆積してなる酸化
シリコン膜12をフローティングゲート電極7及びコン
トロールゲート電極9に直接被着させてもよい。また、
酸化シリコン膜11の膜厚は、それと水分浸入防止膜1
2との界面にキャリア電子がトラップされないように、
その界面をドレイン領域であるぎ型半導体領域4のチャ
ネル側の端部より離す膜厚にすればよい。
酸化シリコン膜11は、以下の種々の方法によって形成
する。
(1)テトラエトキシランsi (oc2H5)4等の
有機シランをITorr程度の低圧下で7゜0〜800
℃で加熱分解して形成する。
(2)モノシランSiH4あるいはジイロルシランS 
i H2CI 2等の無機シランとN20あるいはCO
2とを用い、これをITorr程度の圧力下で900℃
程度に加熱分解して形成する。
(3)モノシランSiH4と02あるいはモノシランS
iH4とホスフィンPH3を420℃程度で加熱分解し
て形成する。
(4)前記(1)の方法によって形成した酸化シリコン
膜11は、さらに酸化性雰囲気で熱処理を行ってもよい
。このことは、前記のように、熱酸化膜10を設けずに
酸化シリコン膜11を直接フローティングゲート電極7
及びコントロールゲート電極9に被着させた場合におい
ても同様である。
酸化シリコン膜11に高温の熱処理を施すことによって
、デポジットによる酸化シリコン膜11を熱酸化膜10
に近い絶縁性、ち密性を有する膜にすることができる。
水分浸入防止膜12は、酸化シリコン膜11の全上面に
被着して設けてあり、酸化シリコン膜より水分の拡散が
遅い膜、例えば窒化シリコン膜、多結晶シリコン膜ある
いは多結晶シリコン膜とその表面を熱酸化して形成され
る酸化シリコン膜からなる。水分浸入防止膜12は、水
分の浸入を防止できる程度の膜厚、例えば200〜10
00人程度の膜厚に互着される。水分浸入防止膜12は
、CVD、プラズマCVD、さらに水分浸入防止膜12
を窒化シリコン膜とする場合には、酸化シリコン膜11
上面の直接窒化法等によって形成してもよい。
このように、水分の拡散が遅い膜からなる水分浸入防止
膜12によって第1ゲート絶縁膜6、第2ゲート絶縁膜
8及び熱酸化膜10中への水分の浸入を防止して、それ
らゲート絶縁膜6.8及び熱酸化膜10にステートがで
きないようにしている。
ここで、水分浸入防止膜12を多結晶シリコン膜または
多結晶シリコン膜とその表面を酸化して形成した酸化シ
リコン膜とで構成した場合のメモリセルの断面図を第2
図に示す。すなわち、第2図に示すように、接続孔14
の内壁における水分浸入防止膜12の端部とデータ線1
5の間に酸化シリコン膜からなる絶縁膜13が介在する
ようにする。これは、接続孔14の形成時に露出した水
分浸入防止膜12の端部を酸化することによって形成す
ることができる。
第1図及び第2図に示すように、水分浸入防止膜12上
の全面に例えばリンシリケートガラス(PSG)からな
る絶縁膜13を設けている。第1層目のアルミニウム層
からなるデータ線15が、絶縁膜13、水分浸入防止膜
12、酸化シリコン層11、第1ゲート絶縁膜6のそれ
ぞれを選択的−11= に除去してなる接続孔14を通してドレイン領域である
♂型半導体領域4に接続している。データ線15の上に
、例えばPSG膜と窒化シリコン膜を積層して構成した
保護膜16が設けである。
以上、説明したように以下の効果を得ることができる。
(1)酸化シリコン膜11でフローティングゲート電極
7及びコントロールゲート電極9を覆い、さらに酸化シ
リコン膜11の上に水分浸入防止膜12を設けたことに
よって、保護膜16、絶縁膜13中に含まれている水分
が第1ゲート絶縁膜6、第2ゲート絶縁膜8、熱酸化膜
10に浸入することがなくステートが形成されることが
ないので、フローティングゲート電極7に注入される電
荷の保持特性を向上することができる。
(2)デポジットによる酸化シリコン膜11を設けるこ
とにより、水分浸入防止膜12をドレイン領域4のチャ
ネル領域側の端部から遠ざけるために熱酸化膜lOを厚
く形成しなくともよいので、その厚い熱酸化膜11を形
成することに伴うフロー12= 一ティングゲー1〜電極7及びコントロールゲート電極
9の形状の悪化がなくなり、メモリセルの電気的特性の
向上を図れる。
(3)酸化シリコン膜11によって水分浸入防止膜12
をドレイン領域4のチャネル領域側の端部から遠ざけた
ことによって、ホットキャリアが水分浸入防止膜12と
酸化シリコン膜11の界面にトラップされなくなるので
、メモリセルの電気的特性の向上を図れる。
(4)水分浸入防止膜12の多結晶シリコン膜を用いた
場合において、その水分浸入防止膜12を酸化シリコン
膜11によってフローティングゲート電極7及びコント
ロールゲート電極9が遠ざけたことによって、その水分
浸入防止膜12があることによるフローティングゲート
電極7の容量結合の変動を小さくして、書込み特性に影
響を与えないようにしている。
(5)前記(1)乃至(4)により、EPROMの電気
的特性の向上が図れる。
〔実施例■〕
第3図はLDD(Lightly  DopedDra
in)構造のMISFETからなるメモリセルの断面図
である。
実施例■は、酸化シリコン膜11をサイドウオールスペ
ーサに形成し、これをi型半導体領域4A及びn−型半
導体領域5Aを形成するためのイオン打込みのマスクと
して用いるものである。
第3図に示すように、酸化シリコン膜11はサイドウオ
ールスペーサ状をしており、フローティングゲート電極
7及びコントロールゲート電極9の側部にのみ設けられ
、コントロールゲート電極9の上には設けられていない
。サイドウオールスペーサ状の酸化シリコン膜11は、
フローティングゲート電極7及びコントロールゲート電
極一方向に延在している。酸化シリコン膜11は、少く
ともメモリセル領域においてはフローティングゲート電
極7及びコントロールグー1〜電極9の側部の熱酸化膜
11に被着し、また酸化シリコン膜11の下面は第1ゲ
ート絶縁膜6に被着している。コン1−ロールゲート電
極9の上の熱酸化v10は、サイドウオールスペーサ状
の酸化シリコン膜11から露出している。
ドレイン領域はチャネル領域側のn−型半導体領域4A
とn1型半導体領域4Bからなっている。ソース領域は
チャネル領域側のi型半導体領域5Aとぎ型半導体領域
5Bからなっている。n−型半導体領域4A及び5Aの
チャネル長方向における長さは、サイドウオールスペー
サ状の酸化シリコン膜11によって規定されている。
なお、サイドウオールスペーサ状の酸化シリコン膜11
は、実施例■において説明した方法によって半導体基板
1上の全面に酸化シリコン膜11を形成した後、反応性
イオンエツチング(RI E)によってその上面からエ
ツチングすることによって形成すればよい。このエツチ
ング時にコントロールゲート電極9上面の熱酸化膜lO
及び酸化シリコン膜11から露出している第1ゲート絶
縁膜6がエツチングされてコン1−ロールグー1〜電極
9の上面及び半導体基板lの上面が露出する。そこで、
酸化シリコン膜11をサイドウオールスペー=15− サ状に形成した後に、前記エツチングによって露出した
コントロールゲート電極9の上面及び半導体基板lの上
面を酸化してそれら露出している上面部に再度熱酸化膜
10または第1ゲート絶縁膜6を形成するようにする。
この後、サイドウオールスペーサ状の酸化シリコン膜1
1をイオン打込みのマスクとし、n型不純物、例えばヒ
素(As)を半導体基板1の表面に導入してぎ型半導体
領域4B及び5Bを形成する。次に、酸化シリコン膜1
1の表面及びこれから露出している第1ゲート絶縁膜6
の上面、コントロールゲート電極9上の熱酸化膜10に
水分浸入防止膜12を被着させて形成する。
このように、酸化シリコン膜11をサイドウオールスペ
ーサ状に形成することにより、第1ゲート絶縁膜6、第
2ゲート絶縁膜8.熱酸化膜lOの水分の浸入によるス
テートの形成を防止することができるとともに、メモリ
セルをセルファラインでLDD構造に形成することがで
きる。
なお、コントロールゲート電極9上の水分浸入防止膜1
2は、第4図に示したように選択的に除去してもよい。
なお、第4図はコントロールゲート電極9上の水分浸入
防止膜12を選択的に除去した場合のメモリセルの断面
図である。前記のように、コントロールゲート電極9上
の熱酸化膜10が水分浸入防止膜12から露出していて
も、そこから浸入した水分がフローティングゲート電極
7あるいはフローティングゲート電極7に被着している
第1ゲート絶縁膜6.第2ゲート絶縁膜8゜熱酸化膜1
0に達するまでの経路が長い。このため、コントロール
ゲート電極9の水分浸入防止膜12から露出している部
分から浸入した水分によってメモリセルの情報保持特性
が劣化するようなことがない。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例にもとす
き具体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種
々変形可能であることはいうまでもない。
例えば、第5図に示したように、コントロールゲート電
極9とフローティングゲート電極7とが半導体基板l上
の第1ゲート絶縁膜6に被着して平行に配置された構造
のメモリセルに適用してもよい。コントロールゲート電
極9の下面は第1ゲート絶縁膜6の上面に被着している
。フローティングゲート電極7は、コントロールゲート
電極9の両側部に設けてあり、第1ゲート絶縁膜6に被
着している。つまり、1つのコントロールゲート電極9
と2つのフローティングゲート電極7を有している。第
2ゲート絶縁膜8は、コントロールゲート電極9とこれ
の両側部のそれぞれのフローティングゲート電極7の間
に介在し、コントロールゲート電極9及びフローティン
グゲート電極7の側面に被着している。熱酸化膜10は
、1つのメモリセルにおいて、2つのフローティングゲ
ート電極7及びそれらの間のコントロールゲート電極9
を覆うようにそれらの露出している表面に被着している
。ドレイン領域であるn4型半導体領域4は、一方のフ
ローティングゲート電極7の下に廻込んでいる。また、
ソースであるn0型半導体領域5は、他方のフローティ
ングゲート電極7の下に廻込んでいる。その他の構成は
実施例Iのメモリセルと同様である。
また、本発明は、E E F ROM (E 1ect
rically E rasable and P r
ograw+mable ROM )におけるFLOT
OX (Float、ing  Gate  Tunn
al  0 xide)型のメモリセルに適用すること
もできる。
また、メモリセルに限らず、例えば周辺回路等を構成す
るMISFETに適用しても有効である。
このMISFETのゲート絶縁膜に水分の浸入によるし
きい値が形成されるとしきい値が変動するからである。
〔発明の効果〕
本願によって開示される発明のうち代表的なももの効果
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、ゲート絶縁膜、ゲート電極を覆う熱酸化膜へ
の水分の浸入を防止してステートが形成されないように
したので、フローティングゲート電極に注入された情報
の保持特性を向上することができる。したがって、電気
的特性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はEPROMのメモリセルの断面図、第2図は水
分浸入防止膜に多結晶シリコン膜を用いた場合のメモリ
セルの断面図、 第3図、第4図はゲート電極側部にサイドウオールスペ
ーサを設けたメモリセルの断面図、第5図は、第1図乃
至第4図に示したメモリセルと異る構造のメモリセルの
断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電荷をゲート電極に蓄積することによって不揮発性
    情報を記憶する電界効果トランジスタの前記ゲート電極
    の少くとも側面に絶縁膜を被着して設け、前記絶縁膜の
    表面に前記絶縁膜よりも水分の拡散が遅い水分浸入防止
    膜を設けたことを特徴とする半導体集積回路装置。 2、前記ゲート電極は、フローティングゲート電極であ
    り、この上に絶縁膜を介してコントロールゲート電極が
    設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の半導体集積回路装置。 3、前記水分浸入防止膜は、窒化シリコン膜、多結晶シ
    リコン膜、多結晶シリコン膜とその表面の酸化シリコン
    膜とで構成した2層膜のいずれからなることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回路装置。 4、前記絶縁膜は堆積してなる酸化シリコン膜あるいは
    前記ゲート電極の熱酸化膜と堆積してなる酸化シリコン
    膜のいずれかからなることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の半導体集積回路装置。
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