JP2003197779A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2003197779A
JP2003197779A JP2001390993A JP2001390993A JP2003197779A JP 2003197779 A JP2003197779 A JP 2003197779A JP 2001390993 A JP2001390993 A JP 2001390993A JP 2001390993 A JP2001390993 A JP 2001390993A JP 2003197779 A JP2003197779 A JP 2003197779A
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memory cell
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forming
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Kikuko Sugimae
紀久子 杉前
Yuji Takeuchi
祐司 竹内
Masayuki Ichige
正之 市毛
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高信頼性で高歩留まりの半導体装置及びその
製造方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板1上に形成されたメモリセル
ゲート電極2と、このメモリセルゲート電極の2つの側
面下の半導体基板中に形成された第1拡散層12と、こ
の第1拡散層及び半導体基板の上に設けられた第3拡散
層の上に側面が形成された選択ゲート電極3と、この選
択ゲートから離間し、半導体基板上に形成された周辺ゲ
ート電極4と、メモリセルゲート電極間を埋め込み、メ
モリセルゲート電極、選択ゲート電極及び周辺ゲート電
極上に形成され、窒素を主成分としない第1絶縁膜18
と、この第1絶縁膜上に形成された第2絶縁膜19と、
この第2絶縁膜上に形成され、この第2絶縁膜とは主成
分が異なる層間絶縁膜20と、第3拡散層に接続され、
第1絶縁膜、第2絶縁膜及び層間絶縁膜中に形成された
コンタクト電極15とを有する半導体装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】メモリセルゲート及び選択ゲ
ートを有するメモリセル部と周辺ゲートを有する周辺回
路部とを備えた半導体装置及びその製造方法に係り、特
に選択ゲート近傍にコンタクトが形成された半導体装置
及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体メモリとしては例えばデー
タの書き込み・消去を電気的に行う、EEPROM(El
ectrically Erasable Programmable Read-Only Memor
y)が知られている。このEEPROMでは、互いに交
差する行線と列線との交点にそれぞれメモリセルが配置
されて、メモリセルアレイが構成されている。メモリセ
ルには、通常、浮遊ゲートと制御ゲートとを積層してな
る積層ゲート構造のMOSトランジスタが用いられる。
【0003】EEPROMの中でも大容量のメモリに向
く方式として図22に示すようなNAND型EEPRO
Mが知られている。ここで、図20は図22の“I−
J”線上での断面と周辺回路部の断面を示す図であり、
図21は図22の“K−L”線上での断面と周辺回路部
の断面を示す図である。
【0004】図20に示されるようにNAND型EEP
ROMのメモリセルアレイでは複数のメモリセルトラン
ジスタが直列に接続され、その一方側にドレイン側選択
ゲートトランジスタ53、他方側にソース側選択ゲート
トランジスタ54が接続される。半導体基板50上の一
部にはウエル51が設けられ、その中にストライプ状の
素子領域55が形成されている。各素子領域55は素子
分離領域56により分離されている。素子領域55上
に、積層ゲート構造を有する複数のセルトランジスタが
マトリクス状に配置されている。選択ゲートトランジス
タの外側には周辺回路部があり、その領域には周辺ゲー
ト72が設けられている。
【0005】各メモリセルは、素子領域55上のゲート
絶縁膜57上に設けられたゲート電極部52を有してお
り、ゲート電極部52は、電荷蓄積層となる浮遊ゲート
電極58、ゲート間絶縁膜59、制御ゲート電極60、
ゲートマスク材70が積層されて構成されている。さら
に制御ゲート電極60は行線方向における他のゲート電
極との間でそれぞれ共有されて、ワード線61となって
いる。
【0006】各メモリセルのソースとドレインは素子領
域上に設けられた拡散層領域62を介して互いに直列に
接続されている。複数のメモリセルが直列に接続されて
1つのNANDセル(メモリセルユニット)が形成され
ている。
【0007】NANDセルの各ビット線方向の両端に
は、ドレイン側選択ゲートトランジスタ53およびソー
ス側選択ゲートトランジスタ54が接続されている。そ
れぞれの選択ゲートトランジスタはゲート絶縁膜57に
設けられたゲート電極を有し、NANDセルとは拡散層
領域62を介して接続されている。また選択ゲートトラ
ンジスタは浮遊ゲート電極に電位を供給できるようにな
っており、一般的なMOSFETと同様に機能し、その
積層ゲート構造はメモリセルトランジスタと同様であ
る。
【0008】またドレイン側選択ゲートトランジスタ
の、NANDセルとは反対側の素子領域55中にはビッ
ト線コンタクト拡散層62が設けられている。このビッ
ト線コンタクト拡散層62には、ビット線コンタクト6
3が接続されている。このビット線コンタクト63はビ
ット線64に接続されている。
【0009】各ゲート52、53、54表面上には、後
酸化膜65が形成されている。この後酸化膜65表面
上、拡散層62上、ドレインコンタクト拡散層62上、
及びソース側選択ゲート54のメモリセルと反対側のソ
ース拡散層66上には、シリコン窒化膜67が形成され
ている。このシリコン窒化膜67表面上には、層間絶縁
膜68が形成され、その上表面は平坦化されている。
【0010】ここで、ビット線コンタクト63は、ゲー
ト絶縁膜57、シリコン窒化膜67、及び層間絶縁膜6
8を貫いて形成されていて、ビット線64は層間絶縁膜
68上に形成されている。ビット線は、列方向に隣接す
るNANDセル間で分離されて設けられている。
【0011】またソース側選択ゲートトランジスタの、
NANDセルとは反対側に形成されたソース拡散層66
は、ソース線である。ソース線は、浮遊ゲートの一端が
引き伸ばされた部分にコンタクトが接続され、ゲート電
極よりも上層に設けられている。ソース線は、列方向に
隣接するNANDセル同士で接続されている。
【0012】周辺ゲート72は浮遊ゲート電極54に電
位を供給できるようになっており、一般的なMOSFE
Tと同様に機能し、その積層ゲート構造はメモリセルゲ
ート52と同様である。周辺ゲート下方端部下のウエル
51中には、ソース・ドレイン領域73が設けられてい
る。
【0013】次に、図21に示される断面では、半導体
基板50上のウエル51中に設けられた素子領域55の
上面を分断するように複数の素子分離領域56が形成さ
れている。この素子分離領域56で挟まれた素子領域5
5全面にビット線コンタクト63が接続されている。素
子分離領域56上には、シリコン窒化膜67が形成さ
れ、その上には、層間絶縁膜68が形成されている。こ
れら層間絶縁膜68、シリコン窒化膜67を貫いて、ビ
ット線コンタクト68が形成されている。このビット線
コンタクト68上にはビット線配線64が形成されてい
る。
【0014】次に、図20乃至図22に示された従来の
半導体装置の製造方法を図23乃至図25を用いて説明
する。
【0015】まず、図23に示されるように、シリコン
からなる半導体基板50上に素子分離領域(図示せず)
に囲まれた素子領域55を形成し、その上に、ゲート絶
縁膜57、浮遊ゲート電極材58、浮遊ゲート・制御ゲ
ート間絶縁膜59を形成し、その上に制御ゲート電極6
0、ゲートマスク材70を堆積する。続いてフォトリソ
グラフィー法によりゲートをパターニングし、エッチン
グして、メモリセルゲート52、選択ゲート53、54
及び周辺ゲート72を形成する。次に、後酸化を行っ
て、後酸化膜65を積層構造のゲート電極周囲に形成す
る。次に、ソース・ドレイン拡散層を形成するための不
純物をイオン注入により行う。
【0016】次に、図24に示されるように、例えば厚
さ40nm程度のシリコン窒化膜67を堆積する。この
ときシリコン窒化膜67はゲート電極側壁も覆うように
形成される。さらに層間絶縁膜68を堆積し、CMP
(Chemical Mechanical Polishing)法や、熱処理を加
えて層間絶縁膜68を流動させ、層間絶縁膜68を平坦
化し、またゲート電極間に層間絶縁膜68を埋め込む。
【0017】次に図25に示すように、ドレイン側選択
ゲート53に隣接したビット線コンタクト拡散層62に
コンタクトをとるためのコンタクトホール71を層間絶
縁膜68、シリコン窒化膜67、及びゲート酸化膜57
中に形成する。
【0018】次に、続いてコンタクトホール71に金属
あるいは低抵抗の半導体を埋め込んだ後に金属配線を形
成することによって、図20に示すような半導体装置が
完成する。
【0019】以上に示したとおり、従来の半導体装置で
はゲート電極形成後に、表面全体を覆うシリコン窒化膜
67を形成するようにしている。このシリコン窒化膜6
7が必要である理由を以下に述べる。
【0020】図21や図22に示したように、ビット線
コンタクト63は、素子領域55に対してほとんど余裕
がないように設計されている。すなわち、素子領域55
の幅一杯にビット線コンタクト63が設けられている。
なお、素子領域55の幅よりもビット線コンタクト63
の幅が大きい場合もある。これは、セルアレイの面積を
できるたけ縮小できるようにするためである。
【0021】このような半導体装置においては、コンタ
クトの形成位置がマスクの位置合わせずれなどの理由に
より、素子分離領域上にかかってしまうような場合でも
ビット線コンタクトが素子分離領域へ突き抜けないよう
にしなければならない。ビット線コンタクトが素子分離
領域を突き抜けてしまうと、その部分における接合リー
ク電流の原因になったり、素子分離耐圧の低下の原因に
なったりするためである。
【0022】このような現象を防止するために、従来の
半導体装置では先に説明した通り、シリコン窒化膜67
を用いる。これを用いて、微細化された半導体装置にお
いて、コンタクト開口時のエッチングにシリコン酸化膜
とシリコン窒化膜の選択性を持たせておくことによっ
て、位置合わせずれが生じていても、いったんエッチン
グをシリコン窒化膜67の上で止めることができる。
【0023】こうしてシリコン窒化膜67の上に達する
コンタクトホールを開口した後、エッチングの条件を切
り換えてシリコン窒化膜67をエッチングし、さらに条
件を切り換えて基板上のシリコン酸化膜をエッチングす
ることによって、ソース・ドレイン拡散層の上のコンタ
クトホール71を完全に開口する。
【0024】このようにして拡散層とのコンタクトをと
るためのビット線コンタクトホール71を開口すること
によって、素子分離領域56が大きくエッチングされる
のを防止できる。このようにシリコン窒化膜67がエッ
チングストッパーとして機能することによりコンタクト
ホール71が素子分離領域56を突き抜けてしまうこと
を防止している。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の半
導体装置では、以下の課題が生じる。
【0026】不揮発性半導体記憶装置などでは、メモリ
書き込み・消去の動作時には、制御ゲートとチャネルと
の間に強い電界を印加し、ゲート絶縁膜にトンネル電流
を流して、浮遊ゲートへ電荷を注入あるいは除去する動
作が行われる。このような動作では、ゲート絶縁膜近傍
にトンネル電流が流れると、電気的ストレスが加わるこ
とになる。
【0027】またシリコン窒化膜中にも電荷に対するト
ラップが多数存在することが一般に知られている。特に
ソース・ドレイン拡散層の表面を覆うシリコン窒化膜中
のトラップへ電荷が捕獲されると、基板表面付近の拡散
層が空乏化し、その結果ソース・ドレインの寄生抵抗が
大きくなり、トランジスタのオン電流の低下を招くこと
がある。またゲート絶縁膜近傍のシリコン窒化膜中に電
荷が捕獲されると、トランジスタのしきい値電圧の変
動、シリコン酸化膜耐圧の低下といった電気特性の劣化
の原因となる。すなわち、狭い間隔で配置されたメモリ
セルトランジスタのゲート間に誘電率の高い材料が存在
すると、電子がトラップされて、電圧が印加されたトラ
ンジスタに隣接するトランジスタまで電圧が上昇してし
まう問題がある。
【0028】特にNANDフラッシュメモリにおいて
は、メモリセルトランジスタが16個又は32個など多
数個、直列に接続され、近接して配置されている。その
ため、微細化が進展すると、特定メモリセルトランジス
タの電圧変化が隣接するメモリセルトランジスタへ影響
を及ぼし、誤動作や信頼性に問題が出る可能性がある。
【0029】ゲート絶縁膜近傍に水素含有量が多い膜が
あると、水素がシリコン酸化膜中に取り込まれてシリコ
ン基板との界面にSi−H結合などの構造欠陥が生じや
すくなる。
【0030】この構造欠陥が電気的ストレスなどにより
切断されると電荷に対するトラップとして作用し、特に
ゲート絶縁膜となっているシリコン酸化膜、あるいはゲ
ート絶縁膜近傍の後酸化膜などにこのトラップが発生す
ると、トランジスタの閾値電圧の変動、シリコン酸化膜
耐圧の低下といった電気特性の劣化の原因となる。
【0031】また、ソース・ドレイン拡散層の表面を覆
う後酸化膜のトラップへ電荷が捕獲されると、基板表面
付近の拡散層が空乏化し、その結果、ソース・ドレイン
の寄生抵抗が大きくなり、トランジスタのオン電流の低
下を招くことがある。
【0032】またシリコン窒化膜中にも電荷に対するト
ラップが多数存在することが一般に知られている。特に
ソース・ドレイン拡散層の表面を覆うシリコン窒化膜中
のトラップへ電荷が捕獲されると、基板表面付近の拡散
層が空乏化し、その結果、ソース・ドレインの寄生抵抗
が大きくなり、トランジスタのオン電流の低下を招くこ
とがある。またゲート絶縁膜近傍のシリコン窒化膜中に
電荷が捕獲されると、トランジスタのしきい値電圧の変
動、シリコン酸化膜耐圧の低下といった電気特性の劣化
の原因となる。
【0033】このような課題は、ゲート長が0.2μm
程度よりも小さくなる場合に特に顕著となる。すなわ
ち、ゲート全体に占めるゲート絶縁膜近傍のトラップの
発生しているシリコン酸化膜や後酸化膜、シリコン窒化
膜の割合が大きい場合に、顕著となる。
【0034】上記のようにコンタクトホールのエッチン
グのためにシリコン窒化膜が必要である一方、電気特性
に対してはシリコン窒化膜の悪影響が見られるため、半
導体装置の歩留まりと信頼性の向上を両立させることが
困難であった。
【0035】このような問題点に対して、先願である特
願2001−75511号では、ゲート加工後にコンタ
クトホール開口時にエッチングストッパとなる第2絶縁
膜の下に、別の第1絶縁膜が設けられており、この第1
絶縁膜はメモリセルトランジスタのゲート電極相互の間
を埋め込むように設けられている。これにより第2絶縁
膜中の水素や、第2絶縁膜中に捕獲された電荷が素子の
電気特性へ及ぼす影響を軽減することができる。特にメ
モリセル部ではゲート電極間が第1絶縁膜で埋められて
おり、第2絶縁膜はトランジスタのゲート絶縁膜近傍に
は存在しないようになっている。そのためメモリセルト
ランジスタの特性劣化を防止することができ、装置の信
頼性向上につながる。すなわち、メモリセルトランジス
タのゲート間にシリコン窒化膜を配置することで、ゲー
ト間で高誘電率の膜に電荷がトラップされることを防止
できる。
【0036】しかしこのような構造はメモリセル単体で
は形成可能であるが、同時に形成される周辺トランジス
タに関しても第1絶縁膜及び第2絶縁膜が形成されるこ
ととなる。周辺トランジスタはメモリセルとは異なり、
ホットエレクトロン対策としてのLDD構造あるいは不
純物の拡散によるショートチャネル効果の抑制などを行
う必要があり、メモリセルトランジスタ間を埋め込む程
度の過分に厚い絶縁膜は問題となる。すなわち、ゲート
側壁絶縁膜が厚いと、ソース・ドレイン拡散層がゲート
からオフセットされてしまい、周辺ゲートのトランジス
タ特性の悪化がもたらされてしまう。
【0037】本発明の目的は以上のような従来技術の課
題を解決することにある。
【0038】特に、本発明の目的は、高信頼性を有する
メモリセルと同時に効率よく周辺トランジスタを形成で
き、高信頼性で高歩留まりの半導体装置及びその製造方
法を提供することである。
【0039】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴は、半導体基板と、この半導体基板上
に形成された複数個のメモリセルゲート電極と、このメ
モリセルゲート電極の一方の側面下の前記半導体基板中
に形成された第1拡散層と、前記メモリセルゲート電極
の他方の側面下の前記半導体基板中に形成された第2拡
散層と、この第2拡散層及び前記半導体基板中に形成さ
れた第3拡散層の上に側面が形成された選択ゲート電極
と、この選択ゲートから離間し、前記半導体基板上に形
成された周辺ゲート電極と、前記メモリセルゲート電極
間を埋め込み、かつ、前記メモリセルゲート電極、前記
選択ゲート電極及び前記周辺ゲート電極上に形成され、
窒素を主成分として含まない第1絶縁膜と、この第1絶
縁膜上に形成された第2絶縁膜と、この第2絶縁膜上に
形成され、この第2絶縁膜とは主成分が異なる層間絶縁
膜と、前記第3拡散層に接続され、前記第1絶縁膜、第
2絶縁膜及び層間絶縁膜中に形成されたコンタクト電極
とを有する半導体装置である。
【0040】本発明の別の特徴は、半導体基板と、この
半導体基板上に複数個設けられ、メモリセルゲートをそ
れぞれ有するメモリセルトランジスタ、このメモリセル
トランジスタを挟んで前記半導体基板上に形成され、前
記半導体基板中に設けられた第1拡散層に接する選択ゲ
ートを有する選択トランジスタとを備えた第1メモリセ
ルアレイと、前記半導体基板上に複数個設けられ、メモ
リセルゲートをそれぞれ有するメモリセルトランジス
タ、このメモリセルトランジスタを挟んで前記半導体基
板上に形成され、前記半導体基板中に設けられた第2拡
散層に接する選択ゲートを有し、前記第1メモリセルア
レイに隣接する選択トランジスタを備えた第2メモリセ
ルアレイと、前記第1メモリセルアレイから離間して、
前記半導体基板上に形成され、前記半導体基板中に設け
られた第3拡散層に接する複数の周辺ゲートを有する周
辺回路部と、前記メモリセルトランジスタ間を埋め込
み、前記第1メモリセルアレイ、前記第2メモリセルア
レイ間及び周辺回路部の前記半導体基板上に形成され、
前記メモリセルゲート間での厚さが前記第1メモリセル
アレイ、前記第2メモリセルアレイ間での厚さよりも厚
く形成されていて、窒素を主成分として含まない第1絶
縁膜と、この第1絶縁膜上に設けられた第2絶縁膜と、
この第2絶縁膜上に形成され、この第2絶縁膜とは主成
分が異なる層間絶縁膜と、この層間絶縁膜、前記第2絶
縁膜、前記第1絶縁膜を貫いて前記第1メモリセルアレ
イ、前記第2セルアレイ間の前記拡散層に接続されたコ
ンタクト電極とを具備する半導体装置である。
【0041】本発明の別の特徴は、半導体基板上に第1
ゲート電極層を形成する工程と、この第1ゲート電極層
上に第1絶縁膜を形成する工程と、この第1絶縁膜上に
第2ゲート電極層を形成する工程と、この第2ゲート電
極層、前記第1絶縁膜及び前記第1ゲート電極層を露光
方法によって加工して、メモリセル部において、メモリ
セルゲートを形成し、周辺回路部に周辺回路ゲートを形
成する工程と、前記メモリセルゲート及び前記周辺ゲー
トをマスクとして、前記半導体基板上に拡散層を形成す
る工程と、前記メモリセル部の前記メモリセルゲート間
では、前記半導体基板上で、ゲート側壁同士が接し、か
つ、その上端が隙間無く閉じるように第2絶縁膜を形成
し、前記周辺回路部の周辺ゲートにおいては、隣接する
他のゲートとの間でゲート側壁同士が離間するように前
記第2絶縁膜を形成する工程とを有する半導体装置の製
造方法である。
【0042】本発明の別の特徴は、半導体基板上に第1
ゲート電極層を形成する工程と、この第1ゲート電極層
上に第1絶縁膜を形成する工程と、この第1絶縁層上に
第2ゲート電極層を形成する工程と、この第2ゲート電
極層、前記第1絶縁膜及び前記第1ゲート電極層を露光
方法によって加工して、メモリセル部において、メモリ
セルゲート及び選択ゲートを形成し、周辺回路部に周辺
回路ゲートを形成する工程と、前記メモリセル部の前記
メモリセルゲート間では、ゲート側壁同士が接し、か
つ、その上端が隙間無く閉じるように第2絶縁膜を形成
し、前記選択ゲートと前記メモリセルゲート間では、前
記半導体基板上で、ゲート側壁同士が離間し、かつ、前
記半導体基板上表面は被覆するように第2絶縁膜を形成
する工程と、前記選択トランジスタ-選択トランジスタ
間の前記第2絶縁膜を除去する工程と、前記メモリセル
部に、前記メモリセルゲートのゲート端から離間するよ
うに第3絶縁膜を形成し、前記周辺回路部の前記周辺ゲ
ート上の前記第2絶縁膜上に第3絶縁膜を形成する工程
とを有する半導体装置の製造方法である。
【0043】本発明の別の特徴は、半導体基板上に第1
ゲート電極層を形成する工程と、この第1ゲート電極層
上に第1絶縁膜を形成する工程と、この第1絶縁層上に
第2ゲート電極層を形成する工程と、この第2ゲート電
極層、前記第1絶縁膜及び前記第1ゲート電極層を露光
方法によって加工して、メモリセル部において、メモリ
セルゲートを形成し、周辺回路部に周辺回路ゲートを形
成する工程と、前記メモリセル部の前記メモリセルトラ
ンジスタ及び前記選択トランジスタのゲート材の上に第
2絶縁膜を形成し、前記メモリセルゲート間では、前記
半導体基板上で、ゲート側壁同士が接するように第2絶
縁膜を形成し、前記周辺回路部の周辺ゲートにおいて
は、隣接する他のゲートとの間でゲート側壁同士が離間
するように前記第2絶縁膜を形成する工程と、前記選択
トランジスタ-選択トランジスタ間の前記第2絶縁膜を
除去し、同時に周辺回路部における前記周辺トランジス
タ及び前記半導体基板上の前記第2絶縁膜を除去する工
程と、前記メモリセル部並びに前記周辺回路部に、メモ
リセルゲートのゲート端から離間するように第3の絶縁
膜を形成する工程とを有する半導体装置の製造方法であ
る。
【0044】本発明の別の特徴は、半導体基板上に、複
数個の第1メモリセルゲート群と、この第1メモリセル
ゲート群を挟んで前記半導体基板上に形成された第1選
択ゲート対と、前記半導体基板上に複数個の第2メモリ
セルゲート群と、この第2メモリセルゲート群を挟んで
前記半導体基板上に形成された第2選択ゲート対と、前
記第1メモリセルゲート群、前記第1選択ゲート対、前
記第2メモリセルゲート対、及び前記第2選択ゲート対
から離間して、複数個の周辺ゲート群とを形成する工程
と、前記第1メモリセルゲート群、第1選択ゲート対、
第2メモリセルゲート群、第2選択ゲート対及び周辺ゲ
ート群をマスクに前記半導体基板中に複数個の拡散層を
形成する工程と、前記半導体基板全面上に窒素を主成分
として含まない第1絶縁膜を形成して、第1メモリセル
ゲート群及び前記第2メモリセルゲート群のそれぞれの
ゲート間を埋め込み、かつ、前記第1選択ゲート対と前
記第2選択ゲート対が隣接する拡散層主要部上及び前記
周辺ゲート周辺の前記半導体基板上では、それぞれゲー
ト側壁同士が離間するように前記第1絶縁膜を形成する
工程と、前記選択ゲート間及び前記周辺ゲート周辺の前
記第1絶縁膜を除去する工程と、露出面上に窒素を主成
分として含む第2絶縁膜を形成する工程と、この第2絶
縁膜上に第2絶縁膜に対するエッチング選択比が大きい
層間絶縁膜を形成する工程と、この層間絶縁膜を前記第
1選択ゲート対と前記第2選択ゲート対が隣接する前記
拡散層主要部上でエッチングして、コンタクト開口を形
成する工程と、このコンタクト開口に導電材を埋め込
み、前記第1選択ゲート対と前記第2選択ゲート対が隣
接する前記拡散層と接続する工程とを有する半導体装置
の製造方法である。
【0045】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本実施の形
態を図1乃至図10を用いてNANDフラッシュメモリ
に適用して説明する。図1に断面構造が示されるよう
に、メモリセル部30において、半導体基板1上に図中
左右方向に複数本のメモリセルゲート2が配置されてい
る。このメモリセルゲート2を間に挟むように選択ゲー
ト3が形成されている。さらに、選択ゲート3から離間
して、半導体基板1上に周辺回路部31の周辺ゲート4
が形成されている。なお、半導体基板1の上部には、図
示されないがウエルが形成されていてもよい。
【0046】1つのメモリセルゲート2は、半導体基板
1上のゲート絶縁膜5上に設けられている。このゲート
絶縁膜5上に、電荷蓄積層となる浮遊ゲート電極6、浮
遊ゲート6上に形成されたゲート間絶縁膜7、ゲート間
絶縁膜7上に形成された多結晶シリコン層8とWSi層
9からなる制御ゲート電極10、この制御ゲート10上
に形成されたSiN層からなるゲートマスク材11をメ
モリセルゲート2は有している。各メモリセルのソース
・ドレイン領域12はメモリセルゲート2下方端部の半
導体基板1中に設けられている。同一メモリセル内で
は、メモリセルトランジスタは各々素子領域上に設けら
れたソース・ドレイン領域12を介して互いに直列に接
続されている。複数のメモリセルが直列に接続されて1
つのメモリセルアレイであるNANDセル(メモリセル
ユニット)が形成されている。また、ゲート絶縁膜5は
シリコン酸化膜又は酸化窒化膜であり、ゲート間絶縁膜
7はシリコン酸窒化膜である。
【0047】さらにメモリセルアレイの端には、選択ゲ
ート3がゲート絶縁膜5上に形成されている。この選択
ゲート3はメモリセルゲート2と同様の積層構造となっ
ているが、各層の幅がメモリセルゲートよりも大きく形
成されている。選択ゲートのメモリセルと反対側の半導
体基板中には、選択トランジスタのソース・ドレイン領
域13が形成されていて、ビット線コンタクト拡散層と
なっている。
【0048】さらにメモリセル部30の端に隣接して、
周辺回路部31が設けられていて、周辺トランジスタが
設けられている。周辺トランジスタは半導体基板上に設
けられたゲート絶縁膜14上に周辺ゲート4が設けられ
ている。この周辺ゲート4はメモリセルゲート2と同様
の積層構造となっているが、各層の幅がメモリセルゲー
ト2や選択ゲート3よりも大きく形成されている。
【0049】また、選択ゲート3及び周辺ゲート4は浮
遊ゲート電極6に電位を供給できるようになっており、
一般的なMOSFETと同様に機能する。この場合、図
2に示されるように選択ゲート3及び周辺ゲート4にお
いて、ゲート間絶縁膜7には開口25が設けられ、浮遊
ゲート電極6、多結晶シリコン層8、及びWSi層9が
電気的に接続される構造となっていてもよい。また、選
択トランジスタのソース・ドレイン領域13にはビット
線コンタクト電極15が設けられている。
【0050】ここで、メモリセルゲート2、選択ゲート
3、周辺ゲート4の側面は後酸化膜16で覆われてい
る。半導体基板1上には、シリコン酸化膜17が形成さ
れていて、このシリコン酸化膜17上には、後酸化膜1
6が形成されている。メモリセルトランジスタの側壁及
び上面上、並びに選択ゲートの一方側面及び周辺ゲート
の側面上には、第1絶縁膜18が設けられている。第1
絶縁膜18の厚さは例えば、約0.05μm程度以上で
あり、窒素を主成分として含有していない。第1絶縁膜
18はメモリセルトランジスタのメモリセルゲート2相
互の間を埋め込むように設けられている。第1絶縁膜1
8は水素含有量が少なく、電荷に対するトラップが少な
いものが適している。例えばシリコン酸化膜やオキシナ
イトライド膜や酸化したシリコン窒化膜、HTO(Hi
gh Temperature Oxide)膜、TE
OS膜、BSG膜、BPSG膜などが利用できる。
【0051】ここで、「埋め込む」とは、完全に埋め尽
くすことだけを意味するものではなく、内部にボイド、
巣などの空隙を含んでいてもその作用、効果に変わりは
無いので、空隙を含むことも意味する。すなわち、図3
に示されるように、メモリセルゲート2相互間の第1絶
縁膜18中に空隙(巣)26が設けられていてもよい。
この場合、空隙26の上端はすべて第1絶縁膜18で閉
じ込められていて、空隙26は第1絶縁膜18から露出
していないことが必要である。
【0052】ここで、ゲート電極同士の間隔は例えば、
約0.2μm程度、ゲート幅は約0.2μm程度、高さ
は約0.6μm程度である。ゲート電極相互の間隔は、
メモリセルゲート2同士では小さく、ビット線コンタク
ト15を挟んだ選択ゲート3同士では大きくなってい
る。メモリセルゲート2同士のゲート電極の間隔はメモ
リセルアレイ全体の面積に強くかかわるため、面積縮小
のために間隔を小さくしている。一方で、隣接するメモ
リセルアレイの選択ゲート間はビット線コンタクトが形
成されているため、間隔が広くとられている。
【0053】選択ゲート3の第1絶縁膜18が形成され
ていない側面及び周辺ゲート4の側面の第1絶縁膜上に
は、第2絶縁膜19が設けられている。第2絶縁膜19
の厚さは例えば、約0.02から0.06μm程度であ
り、第2絶縁膜19は窒化膜を主成分としていて、水素
供給元になるので、なるべく薄いことが望ましい。第2
絶縁膜19は、第1絶縁膜18よりも水素含有量が多
く、電荷に対するトラップが多い。
【0054】周辺回路部31において、この第2絶縁膜
19の上には、第1層間絶縁膜20が設けられている。
ここで、第1層間絶縁膜20の厚さは約0.1μm〜
0.3μm程度である。第1層間絶縁膜20は、TEO
S膜で形成できる。また、メモリセル部30において、
第1絶縁膜18の上及び周辺回路部の第1層間絶縁膜2
0及び周辺ゲート4上に第2層間絶縁膜21が形成され
ている。この第2層間絶縁膜21はBPSG(ホウ素を
含むシリコン酸化膜)で形成できる。
【0055】ここで、ビット線コンタクト15上には、
ビット線引出し配線22が設けられている。NANDセ
ルのトランジスタの個数は16個から32個まで任意の
数のメモリセルトランジスタが2つの制御ゲートに挟ま
れて形成されている。また、メモリセルゲート間距離
は、約0.2μm以下の場合に、本実施の形態の効果が
顕著である。
【0056】本実施の形態では隣り合う選択ゲート3間
のコンタクトホール開口時にエッチングストッパーとな
る第2絶縁膜19の下に、第1絶縁膜18が設けられて
おり、メモリセルゲート2同士の間の距離は比較的小さ
いため、第1絶縁膜18によってメモリセルゲート2同
士の間は、完全に埋め込まれている。また、選択ゲート
3同士の間の距離は、メモリセルゲート2同士の距離よ
りも大きく、第1絶縁膜18は設けられていない。
【0057】周辺ゲート4端部下の半導体基板1中には
低濃度ソース・ドレイン拡散層23が設けられ、その外
側の半導体基板1中には、高濃度ソース・ドレイン拡散
層24が設けられている。
【0058】本実施の形態の半導体装置では、第1絶縁
膜18を第2絶縁膜19の下層に設けることで第2絶縁
膜19中の水素や、第2絶縁膜19中に捕獲された電荷
がトランジスタ素子の電気特性へ及ぼす影響を軽減する
ことができる。すなわち、本実施の形態の半導体装置に
よれば、コンタクトホール開口のためのエッチングのプ
ロセスマージンを向上させつつ、トランジスタの閾値電
圧の変動やゲート絶縁膜における耐圧の低下といった電
気特性の劣化を防止することができるため、高信頼性で
高歩留まりの半導体装置及びその製造方法を提供するこ
とができる。特にメモリセルトランジスタ部ではゲート
電極間が第1絶縁膜18で埋められており、第2絶縁膜
19はメモリセルゲート2のゲート酸化膜5の近傍には
存在しないようになっている。そのためメモリセルトラ
ンジスタの特性劣化を防止することができ、半導体装置
の信頼性向上が得られる。
【0059】ここで、ワード線であるメモリセルゲート
間には、水素含有量の多い窒化膜がないので窒化膜中に
電子がトラップされてメモリセル特性が変動してしまう
ことを防止できる。さらに、選択ゲート3間にあるコン
タクト電極を形成する際のエッチング時には、第2絶縁
膜19の窒化膜がストッパとして機能するため、高信頼
性、高歩留まりが得られる。
【0060】次に、本実施の形態の半導体装置の製造方
法を図1、図4乃至図10を用いて説明する。まず、図
4に示されるように、半導体基板1上にシリコン酸化膜
17を設け、順次、浮遊ゲート6、ゲート間絶縁膜7、
多結晶シリコン層8、WSi層9、ゲートマスク材11
を積層し、所定形状に加工してメモリセルゲート2、選
択ゲート3及び周辺ゲート4を形成する。次に、ゲート
加工時のダメージを回復するための後酸化を行って、後
酸化膜16を積層構造の各ゲート電極周囲に形成する。
次に、ソース・ドレイン領域12、ビット線コンタクト
拡散層となるソース・ドレイン領域13及び周辺ゲート
4の低濃度拡散層23を形成するための不純物をイオン
注入により行う。この拡散層のイオン注入は、このよう
に後酸化の後に行ってもよいし、前に行っても良い。さ
らに、後の工程で行われる第1絶縁膜形成後などでも構
わない。
【0061】次に、図5に示されるように第1絶縁膜1
8を露出した部分に形成する。第1絶縁膜18は、メモ
リセルトランジスタのメモリセルゲート電極2同士の間
を完全に埋め込み、かつ、選択ゲート3同士の間は完全
には埋め込まない膜厚で形成する。この第1絶縁膜18
はメモリセルゲート電極2上及びその間の領域では、そ
の上表面を平坦化する。さらに、選択ゲート3上及び周
辺ゲート4上でも第1絶縁膜18の上表面を平坦化す
る。なお、別の方法として、図6に示されるようにメモ
リセルゲート2,選択ゲート3,及び周辺ゲート4上の
シリコン窒化膜からなるゲートマスク材11上表面を露
出するまで、第1絶縁膜18及び後酸化膜16をCMP
法でエッチングし、除去する方法も可能である。
【0062】ここで、メモリセルゲート2間を埋め込ん
でいる第1絶縁膜18中に空隙があっても、後の工程で
熱を加えて酸化することで、流動化させて、空隙を取り
除くこともできる。このように、周辺部のトランジスタ
の周辺ゲート4にスペーサ側壁を設け、メモリセル部の
メモリセルゲート2及び選択ゲート3にも同一材料でス
ペーサ側壁を設ける。こうして、メモリセルの信頼性を
向上し、LDD構造を可能とする。また、LDDの高濃
度拡散層の濃度を相当程度高濃度化することで、周辺ト
ランジスタを高速動作可能にできる。次に、図5に示さ
れた工程の後で、図7に示されるようにメモリセル部3
0にマスク材33を被覆して、周辺回路部31におい
て、周辺ゲート4の上層であるSiN層11の上端部の
第1絶縁膜18をエッチングし、周辺ゲート4上表面か
ら第1絶縁膜18を除去し、側壁上部では、テーパー部
34を形成し、マスク材33を除去する。次に、周辺ゲ
ート4周囲の第1絶縁膜18をマスクとして不純物を半
導体基板1中にイオン注入して、高濃度拡散層24を形
成する。さらに、高濃度拡散層24の形成と同時に、周
辺ゲート4周囲の第1絶縁膜18をマスクとして不純物
を半導体基板1中に斜めにイオン注入して、周辺ゲート
4下の低濃度拡散層23に接するように半導体基板1内
に部分的にチャネル不純物領域(図示せず)を形成して
もよい。このチャネル不純物領域を形成する際に注入す
る不純物濃度は高濃度拡散層24形成用不純物のイオン
濃度よりは低い濃度として、高濃度拡散層24を打ち消
さないようにする。次に、図8に示されるように、メモ
リセル部30の選択ゲート3−選択ゲート3間の第1絶
縁膜18を除去する。ここで、選択ゲート3上の第1絶
縁膜18はその大部分が除去され、メモリセルゲート2
に隣接する側の上面の一部にのみ残存する。
【0063】次に、図9に示すように、露出面上全体に
第2絶縁膜19を形成する。ここで、第2絶縁膜19と
しては、ビット線コンタクト15を開口する時の第1層
間絶縁膜20のエッチングに対してエッチング耐性を持
つ膜を用いる。例えば第1層間絶縁膜20としてシリコ
ン酸化膜を用いる場合には、第2絶縁膜19としてはシ
リコン窒化膜などを用いる。次に、図10に示すよう
に、例えば、BPSG膜、BSG膜、TEOS膜などか
らなる第1層間絶縁膜20を堆積し、CMP(Chem
ical Mechanical Polishing)
法や、熱処理を加えて第1層間絶縁膜20を流動させる
ことにより、第1層間絶縁膜20を平坦化して、選択ゲ
ート3間及び周辺ゲート4間に第1層間絶縁膜20を埋
め込む。このとき第2絶縁膜19に対して選択性のある
CMPを用いて第1層間絶縁膜20を研磨することによ
り平坦化を行っても良い。こうして第2絶縁膜19上で
研磨をストップさせる。ここで、メモリセル部30のメ
モリセルゲート2間に第1層間絶縁膜20は埋め込まれ
ておりそれぞれのゲート2の端では、第1層間絶縁膜2
0が存在することが必要である。ただし巣(空隙)が生
じていてもよく、また、ゲート2の高さより第1層間絶
縁膜20が低い位置まで落ちていても構わない。またメ
モリセル部30の選択ゲート3間はゲート絶縁膜5が消
失していても構わない。あるいはメモリセルゲート2間
の第1層間絶縁膜20に巣が入っていてもメモリセルゲ
ート2端の半導体基板1に巣が接しなければ問題はな
い。
【0064】次に、選択ゲート3間の第1層間絶縁膜2
0を除去し、ビット線コンタクト15中に金属あるいは
低抵抗の半導体などのコンタクト材料を埋め込んで形成
する。こうして第2絶縁膜19の上に達するビット線コ
ンタクト15を開口した後、エッチングの条件を切り換
えて第2絶縁膜19をエッチングし、さらに条件を切り
換えて第1絶縁膜18及びゲート酸化膜3をエッチング
することによって、ビット線コンタクト拡散層13の上
のビット線コンタクト15を完全に開口する。次に、露
出している第2絶縁膜19を除去し、図1に示されるよ
うに、例えば不純物がドープされた多結晶シリコンなど
からなる第2層間絶縁膜21を露出面上に堆積する。こ
の第2層間絶縁膜をCMP法などを用いて、平坦化す
る。次に、メモリセル部ならびに周辺部のソース・ドレ
イン拡散層にコンタクトをとるためのコンタクトホール
を形成し、コンタクトホールに金属あるいは低抵抗の半
導体などのコンタクト材料を埋め込み、ビット線コンタ
クト15に接続するようにビット線引出し配線22を第
2層間絶縁膜21上に形成し、金属配線を形成すること
によって、半導体装置が完成する。また、別の方法で
は、メモリセル部ならびに周辺部のソース・ドレイン拡
散層にコンタクトをとるためのコンタクトホールを形成
し、コンタクトホールあるいは配線として、金属あるい
は低抵抗の半導体などのコンタクト材料を埋め込み、ビ
ット線コンタクト15と、このビット線コンタクト15
に接続するようにビット線引出し配線22とを第2層間
絶縁膜21上に同時に形成し、金属配線を形成すること
によって、半導体装置が完成する。この製造方法によれ
ばCMPによる平坦化を第2絶縁膜でストップさせるこ
とにより、層間絶縁膜の膜厚の制御性を向上させること
ができる。あるいは各ゲート上のSiN層に対して選択
性を持たせた平坦化手法によっても同じように均一性の
とれた層間絶縁膜構造が可能になる。
【0065】このように、本実施の形態によれば、不揮
発性半導体記憶装置において、ワード線同士の間隔より
も選択ゲートと選択ゲートとの間隔が広くなっており、
メモリセルアレイ全体が酸化膜と窒化膜との積層膜によ
り覆われている。ワード線間は酸化膜のみで埋め込まれ
ており、選択ゲート間には酸化膜と窒化膜が入り込んで
いる。その際にメモリセルトランジスタの形成と同時に
周辺トランジスタにも絶縁膜、窒化膜等が形成される。
このように、本実施の形態ではメモリセルの高信頼性、
高歩留まりと同時に効率よく周辺トランジスタを形成す
ることが可能となる。なお、メモリセルゲート13間の
第1絶縁膜25中には空隙が生じていても良い。
【0066】本実施の形態では、第1層間絶縁膜20の
エッチングに対しての耐性を第2絶縁膜19が有するこ
とによって、コンタクトホール形成のためのエッチング
を第2絶縁膜19の上でいったん止めることができる。
【0067】また、第2絶縁膜19としてシリコン窒化
膜を用いる場合、第1層間絶縁膜20に含まれているホ
ウ素、リン、炭素などが半導体基板1へ拡散するのを防
止する役割も持たせることができる。このような不純物
が半導体基板1へ拡散してくると素子特性の変動やばら
つきの原因となるが、これらはシリコン窒化膜中におけ
る拡散係数がきわめて小さいため、シリコン窒化膜によ
って拡散をブロックすることができる。
【0068】本実施の形態の半導体装置の製造方法によ
れば、高集積度を持たせて、制御性良くビット線コンタ
クトを形成でき、トランジスタ特性への水素による悪影
響を防止することができる。
【0069】メモリセルトランジスタ間に窒化膜がない
ので窒化膜中に電子がトラップされてセル特性が変動し
てしまうのを防止でき、選択ゲートトランジスタ間にあ
るコンタクトのエッチング時には窒化膜がストッパとし
て機能するため、高信頼性、高歩留まりが得られる。ま
た、メモリセルトランジスタ間に酸化膜が入るため、ワ
ード線間の誘電率が低下し、セル干渉を低減することが
可能となる。
【0070】なお、ゲート電極は4層構造に限られるも
のではなく、3層構造やより多くの積層構造であっても
よい。少なくともゲート絶縁膜上に浮遊ゲートが形成さ
れ、その上にゲート間絶縁膜が形成され、その上に制御
ゲートが形成されていればよい。なお、メモリセルゲー
ト、選択ゲート、周辺ゲートでそれぞれのゲート絶縁膜
は異なる厚さに形成されてもよい。特に周辺ゲートのゲ
ート絶縁膜の厚さを他の部分のゲート絶縁膜よりも厚く
形成することで、高耐圧トランジスタとして形成でき
る。
【0071】(第2の実施の形態)本実施の形態の半導
体装置は、以下の点以外の構成では第1の実施の形態同
様の構成を有している。第1の実施の形態の半導体装置
の構造とは第1絶縁膜18の形状、及び選択ゲート3の
ビット線コンタクト15周囲のSiN層11の構造が異
なっている。すなわち、図11に本実施の形態の半導体
装置の断面図が示されるようにメモリセルゲート2間に
埋め込まれた第1絶縁膜18の上部は、テーパー状に外
側に向けて除去されている。この除去された窪み上に
は、第2絶縁膜19がV字状に形成されている。この第
2絶縁膜19の上には、第1層間絶縁膜20がその上部
が平坦化されて、形成されている。さらに、メモリセル
ゲート2及び選択ゲート3上には、第1絶縁膜18は設
けられておらず、これらのゲート上には直接、第2層間
絶縁膜21が形成されている。さらに、選択ゲート3は
ビット線コンタクト15に対向する面において、そのS
iN層11の上部がテーパー状に一部除去されている。
このため、ビット線コンタクト15は、ゲートマスク材
11と比較的大きな面積で接触している。このように形
成された半導体装置では、第1の実施の形態と同様な効
果を有する。
【0072】次に、本実施の形態の半導体装置の製造方
法を図11乃至図15を用いて説明する。第1の実施の
形態同様に、図4及び図5に示されるような製造工程を
経た後に、図12に示されるように周辺回路部31にお
いて、周辺ゲート4の上層であるSiN層11の上端部
の第1絶縁膜18をエッチングし、周辺ゲート4上表面
から第1絶縁膜18を除去し、側壁上部では、テーパー
部34を形成する。同時に、周辺回路部31の半導体基
板1上の第1絶縁膜18を除去する。この際、同時にメ
モリセル部30において、メモリセルゲート2の上層で
あるSiN層11の上端部の第1絶縁膜18をエッチン
グし、メモリセルゲート2の上表面から第1絶縁膜18
をエッチングし、側壁上部では、テーパー部34を形成
する。さらに同時にメモリセル部30において、選択ゲ
ート3の上層であるSiN層11の上端部の第1絶縁膜
18をエッチングし、選択ゲート3の上表面から第1絶
縁膜18をエッチングし、側壁上部では、テーパー部3
4を形成する。ここで、第1絶縁膜18は水素含有量が
少なく、電荷に対するトラップが少ないものが適してい
る。例えばシリコン酸化膜やオキシナイトライド膜や酸
化したシリコン窒化膜、HTO膜、TEOS膜、BSG
膜、BPSG膜などが利用できる。
【0073】次に、図13に示されるように、メモリセ
ル部30において、光露光によって隣接する選択ゲート
3間の第1絶縁膜18及び側壁の後酸化膜16を除去し
て、半導体基板1及び選択ゲート3の側面を選択ゲート
3間に露出させる。この際には、選択ゲート3の最上層
のゲートマスク材11上の後酸化膜16は、選択ゲート
間の露出される半導体基板側で大部分が除去される。
【0074】次に、図14に示されるように、露出面上
の全体に対して窒化膜を主成分とする第2絶縁膜19を
形成する。
【0075】次に、図15に示されるように、露出面に
BSG膜、BPSG膜、TEOS膜などを用いて、選択
ゲート3の間や周辺ゲート4の周囲を埋め込むように第
1層間絶縁膜20を形成する。次に、第2絶縁膜19を
マスクとしてCMP法などにより、第1層間絶縁膜20
の上表面を平坦化して、ゲート上の第2絶縁膜19の上
面位置と一致させる。次に、露出面の第2絶縁膜19を
除去する。次に、露出面上にBPSG膜やTEOS膜な
どからなる第2層間絶縁膜21を形成する。次に、この
第2層間絶縁膜21の上表面をCMP法などを用いて平
坦化する。
【0076】次に、図11に示されるように、選択ゲー
ト3間に開口を設け、導電膜を埋め込んで、ビット線コ
ンタクト15を形成し、このビット線コンタクト15に
接続するように第2層間絶縁膜上にビット線引出し配線
22を形成して、半導体装置を得る。本実施の形態で
は、メモリセル部に第1の実施の形態のようにマスクを
被覆して、周辺部をエッチングする工程がないので、第
1の実施の形態に比べて、製造工程数を少なくすること
ができる。
【0077】(第3の実施の形態)本実施の形態の半導
体装置の構造を図16を用いて説明する。以下の点以外
の構成では第1の実施の形態同様の構成を有している。
第1の実施の形態の半導体装置の構造とは周辺ゲート4
周囲に第1絶縁膜18が設けられていない点で、構造が
異なっている。すなわち、第2絶縁膜19が後酸化膜1
6を介して周辺ゲート4の側面に均一な厚さで設けられ
ている。このように形成された半導体装置では、第1の
実施の形態と同様な効果を有する。
【0078】次に、本実施の形態の半導体装置の製造方
法を図16乃至図19を用いて説明する。第1の実施の
形態同様に、図4及び図5に示されるような製造工程を
経た後に、図17に示されるように周辺回路部31にお
いて、周辺ゲート4周囲の第1絶縁膜18を全てエッチ
ングし、周辺ゲート4の表面から第1絶縁膜18をすべ
て除去する。同時に、周辺回路部31の半導体基板1上
の第1絶縁膜18を除去する。この際、同時にメモリセ
ル部30において、隣接する選択ゲート3間に対向する
側面からその対向する側面に近接する上面から第1絶縁
膜18をエッチングし、除去する。同時に、メモリセル
部30の互いに隣接する選択ゲート4の間の半導体基板
1上の第1絶縁膜18を除去する。ここで、第1絶縁膜
18は水素含有量が少なく、電荷に対するトラップが少
ないものが適している。例えばシリコン酸化膜やオキシ
ナイトライド膜や酸化したシリコン窒化膜などが利用で
きる。
【0079】次に、図18に示されるように、露出面上
の全体に対して窒化膜を主成分とする第2絶縁膜19を
形成する。
【0080】次に、図19に示されるように、露出面に
TEOS膜などを用いて、選択ゲート3の間や周辺ゲー
ト4の周囲を埋め込むように第1層間絶縁膜20を形成
する。次に、第2絶縁膜19をマスクとしてCMP法な
どにより、第1層間絶縁膜20の上表面を平坦化して、
ゲート上の第2絶縁膜19の上面位置と一致させる。次
に、露出面の第2絶縁膜19を除去する。次に、露出面
上にBPSG膜などからなる第2層間絶縁膜21を形成
する。次に、この第2層間絶縁膜21の上表面をCMP
法などを用いて平坦化する。
【0081】次に、図16に示されるように、選択ゲー
ト3間に開口を設け、導電膜を埋め込んで、ビット線コ
ンタクト15を形成し、このビット線コンタクト15に
接続するように第2層間絶縁膜上にビット線引出し配線
22を形成して、半導体装置を得る。本実施の形態で
は、メモリセル部に第1の実施の形態のようにマスクを
被覆して、周辺部をエッチングする工程がないので、第
1の実施の形態に比べて、製造工程数を少なくすること
ができる。
【0082】このような構成にしても第1の実施の形態
同様の効果を得ることができる。なお、本実施の形態で
は、周辺部のゲート端部にシリコン窒化膜があることで
特性の劣化が生じる場合があるが、使用年数を限って使
用するには差し支えない。
【0083】各実施の形態において、メモリセルゲート
電極2同士の間、メモリセルゲート2と選択ゲート電極
3との間を埋め込む第1絶縁膜18には空洞があっても
かまわない。空洞があっても、膜の上面が閉じていれ
ば、第2絶縁膜19はメモリセルトランジスタのゲート
電極間には埋め込まれないので、本発明の効果は変わら
ない。
【0084】また後酸化膜24は第1の実施の形態に示
したように熱酸化によるものでも構わないし、酸化膜な
どを堆積することで兼ねてもかまわない。また第3の実
施の形態のように後酸化膜がなくても構わない。
【0085】上記のように、各実施の形態によれば、メ
モリセルトランジスタのゲート間を厚い酸化膜で埋め込
み、周辺部とメモリ部を同時に製造することで、製造工
程数を減らすことができる。
【0086】各実施の形態は、上記した以外にも適宜、
組み合わせて実施することができる。すなわち、直列に
ゲートが複数個接続されて、ゲート間にコンタクトがな
い構造であれば各実施の形態は適用可能である。特に、
素子領域に対して余裕の無いコンタクトを有し、ゲート
酸化膜にトンネル電流を流すような強い電気的ストレス
が印加される不揮発性半導体記憶装置に対して、各実施
の形態は好適である。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、高信頼性を有するメモ
リセルと同時に効率よく周辺トランジスタを形成でき、
高信頼性で高歩留まりの半導体装置及びその製造方法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置
の構造を示す断面図。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置
の構造の第1変形例の構造を示す断面図。
【図3】 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置
の構造の第2変形例の構造を示す断面図。
【図4】 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置
の製造方法を示す一工程の断面図。
【図5】 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置
の製造方法を示す一工程の断面図。
【図6】 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置
の製造方法を示す一工程の断面図である図5の工程の変
形例を示す断面図。
【図7】 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置
の製造方法を示す一工程の断面図。
【図8】 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置
の製造方法を示す一工程の断面図。
【図9】 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置
の製造方法を示す一工程の断面図。
【図10】 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法を示す一工程の断面図。
【図11】 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装
置の構造を示す断面図。
【図12】 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法を示す一工程の断面図。
【図13】 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法を示す一工程の断面図。
【図14】 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法を示す一工程の断面図。
【図15】 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法を示す一工程の断面図。
【図16】 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装
置の構造を示す断面図。
【図17】 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法を示す一工程の断面図。
【図18】 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法を示す一工程の断面図。
【図19】 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法を示す一工程の断面図。
【図20】 従来の半導体装置を示す平面図である図2
2における“I−J”線上での断面図。
【図21】 従来の半導体装置を示す平面図である図2
2における“K−L”線上での断面図。
【図22】 従来の半導体装置を示す平面図。
【図23】 従来の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図。
【図24】 従来の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図。
【図25】 従来の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 メモリセルゲート 3 選択ゲート 4 周辺ゲート 5、14 ゲート絶縁膜 6 浮遊ゲート 7 ゲート間絶縁膜 8 多結晶シリコン層 9 WSi層 10 制御ゲート 11 ゲートマスク材 12,13 ソース・ドレイン領域 15 ビット線コンタクト 16 後酸化膜 17 シリコン酸化膜 18 第1絶縁膜 19 第2絶縁膜 20 第1層間絶縁膜 21 第2層間絶縁膜 22 ビット線引出し配線 23 低濃度拡散層 24 高濃度拡散層 25 開口 26 空隙(巣) 30 メモリセル部 31 周辺回路部 33 マスク材 34 テーパー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市毛 正之 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 5F083 EP02 EP23 EP33 EP76 ER03 ER14 GA21 JA35 JA39 JA56 MA02 MA20 PR40 ZA07 5F101 BA01 BB02 BC02 BD02 BD34 BF03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板と、 この半導体基板上に形成された複数個のメモリセルゲー
    ト電極と、 このメモリセルゲート電極の一方の側面下の前記半導体
    基板中に形成された第1拡散層と、 前記メモリセルゲート電極の他方の側面下の前記半導体
    基板中に形成された第2拡散層と、 この第2拡散層及び前記半導体基板中に形成された第3
    拡散層の上に側面が形成された選択ゲート電極と、 この選択ゲートから離間し、前記半導体基板上に形成さ
    れた周辺ゲート電極と、 前記メモリセルゲート電極間を埋め込み、かつ、前記メ
    モリセルゲート電極、前記選択ゲート電極及び前記周辺
    ゲート電極上に形成され、窒素を主成分として含まない
    第1絶縁膜と、 この第1絶縁膜上に形成された第2絶縁膜と、 この第2絶縁膜上に形成され、この第2絶縁膜とは主成
    分が異なる層間絶縁膜と、 前記第3拡散層に接続され、前記第1絶縁膜、第2絶縁
    膜及び層間絶縁膜中に形成されたコンタクト電極とを有
    することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】半導体基板と、 この半導体基板上に複数個設けられ、メモリセルゲート
    をそれぞれ有するメモリセルトランジスタ、このメモリ
    セルトランジスタを挟んで前記半導体基板上に形成さ
    れ、前記半導体基板中に設けられた第1拡散層に接する
    選択ゲートを有する選択トランジスタとを備えた第1メ
    モリセルアレイと、 前記半導体基板上に複数個設けられ、メモリセルゲート
    をそれぞれ有するメモリセルトランジスタ、このメモリ
    セルトランジスタを挟んで前記半導体基板上に形成さ
    れ、前記半導体基板中に設けられた第2拡散層に接する
    選択ゲートを有し、前記第1メモリセルアレイに隣接す
    る選択トランジスタを備えた第2メモリセルアレイと、 前記第1メモリセルアレイから離間して、前記半導体基
    板上に形成され、前記半導体基板中に設けられた第3拡
    散層に接する複数の周辺ゲートを有する周辺回路部と、 前記メモリセルトランジスタ間を埋め込み、前記第1メ
    モリセルアレイ、前記第2メモリセルアレイ間及び周辺
    回路部の前記半導体基板上に形成され、前記メモリセル
    ゲート間での厚さが前記第1メモリセルアレイ、前記第
    2メモリセルアレイ間での厚さよりも厚く形成されてい
    て、窒素を主成分として含まない第1絶縁膜と、 この第1絶縁膜上に設けられた第2絶縁膜と、 この第2絶縁膜上に形成され、この第2絶縁膜とは主成
    分が異なる層間絶縁膜と、 この層間絶縁膜、前記第2絶縁膜、前記第1絶縁膜を貫
    いて前記第1メモリセルアレイ、前記第2セルアレイ間
    の前記拡散層に接続されたコンタクト電極とを具備する
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】前記第1絶縁膜に含有される水素の密度
    は、前記第2絶縁膜に含有される水素の密度よりも小さ
    いことを特徴とする請求項1又は2いずれか1項記載の
    半導体装置。
  4. 【請求項4】前記第1絶縁膜に存在する電荷に対するト
    ラップの密度が前記第2絶縁膜に存在する電荷に対する
    トラップの密度よりも小さいことを特徴とする請求項1
    乃至3いずれか1項記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記第1絶縁膜は酸化シリコン膜、オキシ
    ナイトライド膜又は酸化シリコン窒化膜のいずれかから
    選ばれた材料であることを特徴とする請求項1乃至4い
    ずれか1項記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】前記第2絶縁膜は窒化シリコン膜であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の半導
    体装置。
  7. 【請求項7】半導体基板上に第1ゲート電極層を形成す
    る工程と、 この第1ゲート電極層上に第1絶縁膜を形成する工程
    と、 この第1絶縁膜上に第2ゲート電極層を形成する工程
    と、 この第2ゲート電極層、前記第1絶縁膜及び前記第1ゲ
    ート電極層を露光方法によって加工して、メモリセル部
    において、メモリセルゲートを形成し、周辺回路部に周
    辺回路ゲートを形成する工程と、 前記メモリセルゲート及び前記周辺ゲートをマスクとし
    て、前記半導体基板上に拡散層を形成する工程と、 前記メモリセル部の前記メモリセルゲート間では、前記
    半導体基板上で、ゲート側壁同士が接し、かつ、その上
    端が隙間無く閉じるように第2絶縁膜を形成し、前記周
    辺回路部の周辺ゲートにおいては、隣接する他のゲート
    との間でゲート側壁同士が離間するように前記第2絶縁
    膜を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記メモリセルゲートを形成する工程にお
    いて、前記第2ゲート電極層、前記第1絶縁膜及び前記
    第1ゲート電極層を露光方法によって加工して前記メモ
    リセルゲート内に選択ゲートを形成し、 前記第2絶縁膜を形成する工程において、前記メモリセ
    ル部の前記選択ゲート間では、前記半導体基板上で、ゲ
    ート側壁同士が離間し、かつ、前記半導体基板上表面は
    被覆するように第2絶縁膜を形成し、 さらに、前記選択トランジスタ-選択トランジスタ間の
    前記第2絶縁膜を除去する工程と、 前記メモリセル部に、前記メモリセルゲートのゲート端
    から離間するように第3絶縁膜を形成し、前記周辺回路
    部の前記周辺ゲート上の前記第2絶縁膜上に第3絶縁膜
    を形成する工程とをさらに有することを特徴とする請求
    項7記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】半導体基板上に第1ゲート電極層を形成す
    る工程と、 この第1ゲート電極層上に第1絶縁膜を形成する工程
    と、 この第1絶縁層上に第2ゲート電極層を形成する工程
    と、 この第2ゲート電極層、前記第1絶縁膜及び前記第1ゲ
    ート電極層を露光方法によって加工して、メモリセル部
    において、メモリセルゲート及び選択ゲートを形成し、
    周辺回路部に周辺回路ゲートを形成する工程と、 前記メモリセル部の前記メモリセルゲート間では、ゲー
    ト側壁同士が接し、かつ、その上端が隙間無く閉じるよ
    うに第2絶縁膜を形成し、前記選択ゲートと前記メモリ
    セルゲート間では、前記半導体基板上で、ゲート側壁同
    士が離間し、かつ、前記半導体基板上表面は被覆するよ
    うに第2絶縁膜を形成する工程と、 前記選択トランジスタ-選択トランジスタ間の前記第2
    絶縁膜を除去する工程と、 前記メモリセル部に、前記メモリセルゲートのゲート端
    から離間するように第3絶縁膜を形成し、前記周辺回路
    部の前記周辺ゲート上の前記第2絶縁膜上に第3絶縁膜
    を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  10. 【請求項10】半導体基板上に第1ゲート電極層を形成
    する工程と、 この第1ゲート電極層上に第1絶縁膜を形成する工程
    と、 この第1絶縁層上に第2ゲート電極層を形成する工程
    と、 この第2ゲート電極層、前記第1絶縁膜及び前記第1ゲ
    ート電極層を露光方法によって加工して、メモリセル部
    において、メモリセルゲートを形成し、周辺回路部に周
    辺回路ゲートを形成する工程と、 前記メモリセル部の前記メモリセルトランジスタ及び前
    記選択トランジスタのゲート材の上に第2絶縁膜を形成
    し、前記メモリセルゲート間では、前記半導体基板上
    で、ゲート側壁同士が接するように第2絶縁膜を形成
    し、前記周辺回路部の周辺ゲートにおいては、隣接する
    他のゲートとの間でゲート側壁同士が離間するように前
    記第2絶縁膜を形成する工程と、 前記選択トランジスタ-選択トランジスタ間の前記第2
    絶縁膜を除去し、同時に周辺回路部における前記周辺ト
    ランジスタ及び前記半導体基板上の前記第2絶縁膜を除
    去する工程と、 前記メモリセル部並びに前記周辺回路部に、メモリセル
    ゲートのゲート端から離間するように第3の絶縁膜を形
    成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  11. 【請求項11】半導体基板上に、複数個の第1メモリセ
    ルゲート群と、この第1メモリセルゲート群を挟んで前
    記半導体基板上に形成された第1選択ゲート対と、前記
    半導体基板上に複数個の第2メモリセルゲート群と、こ
    の第2メモリセルゲート群を挟んで前記半導体基板上に
    形成された第2選択ゲート対と、前記第1メモリセルゲ
    ート群、前記第1選択ゲート対、前記第2メモリセルゲ
    ート対、及び前記第2選択ゲート対から離間して、複数
    個の周辺ゲート群とを形成する工程と、 前記第1メモリセルゲート群、第1選択ゲート対、第2
    メモリセルゲート群、第2選択ゲート対、及び周辺ゲー
    ト群をマスクに前記半導体基板中に複数個の拡散層を形
    成する工程と、 前記半導体基板全面上に窒素を主成分として含まない第
    1絶縁膜を形成して、第1メモリセルゲート群及び前記
    第2メモリセルゲート群のそれぞれのゲート間を埋め込
    み、かつ、前記第1選択ゲート対と前記第2選択ゲート
    対とが隣接する拡散層主要部上及び前記周辺ゲート周辺
    の前記半導体基板上では、それぞれゲート側壁同士が離
    間するように前記第1絶縁膜を形成する工程と、 前記選択ゲート間及び前記周辺ゲート周辺の前記第1絶
    縁膜を除去する工程と、 露出面上に窒素を主成分として含む第2絶縁膜を形成す
    る工程と、 この第2絶縁膜上に第2絶縁膜に対するエッチング選択
    比が大きい層間絶縁膜を形成する工程と、 この層間絶縁膜を前記第1選択ゲート対と前記第2選択
    ゲート対が隣接する前記拡散層主要部上でエッチングし
    て、コンタクト開口を形成する工程と、 このコンタクト開口に導電材を埋め込み、前記第1選択
    ゲート対と前記第2選択ゲート対が隣接する前記拡散層
    と接続する工程とを有することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
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