JP5039781B2 - 溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置 - Google Patents

溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5039781B2
JP5039781B2 JP2009516407A JP2009516407A JP5039781B2 JP 5039781 B2 JP5039781 B2 JP 5039781B2 JP 2009516407 A JP2009516407 A JP 2009516407A JP 2009516407 A JP2009516407 A JP 2009516407A JP 5039781 B2 JP5039781 B2 JP 5039781B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
purge gas
mold
continuous casting
casting apparatus
molten
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009516407A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009541061A (ja
Inventor
チュン ウォック チョウ、
サン ピル リー、
ジャエ サク ホン、
スーン キュ リー、
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Posco Co Ltd
Original Assignee
Posco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Posco Co Ltd filed Critical Posco Co Ltd
Publication of JP2009541061A publication Critical patent/JP2009541061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5039781B2 publication Critical patent/JP5039781B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/10Supplying or treating molten metal
    • B22D11/108Feeding additives, powders, or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/16Controlling or regulating processes or operations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/005Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like with heating or cooling means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/14Closures
    • B22D41/22Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings
    • B22D41/42Features relating to gas injection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/50Pouring-nozzles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Description

本発明は溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置に関し、さらに詳しくは、連続鋳造用の鋳型の湯面に供給されるモールドフラックスを鋳型の外部において予め溶融させて液状状態で連続鋳造の全期間に亘って注入する溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置に関する。
一般に、連続鋳造工程により鋳片(スラブ、ビレット、ブルーム、ビームブランクなどを総称するもの)を製造するためには、先ず、レードルから液体状態の溶鋼が供給され、この供給された溶鋼は、この溶鋼を貯蔵するタンディッシュ、浸漬ノズル、及び鋳型をこの順に通過する。次いで、溶鋼は鋳型における冷却作用により固体状態の凝固シェルを形成する。また、このように溶鋼を冷却することにより形成された凝固シェルは、その下部に設けられたガイドロールにより案内されながら、スプレイノズルから噴射される2次冷却水により凝固が行われて完全な個体状態の鋳片が製造される。
かような鉄鋼の連続鋳造操業中に、溶鋼が鋳型内に供給されるとき、溶鋼に加えて副資材となるモールドフラックスも投入される。モールドフラックスは、一般に、粉末若しくは顆粒などの固体状態で投入されて、鋳型内に供給された溶鋼において発生した熱により溶融されて溶鋼と鋳型との間の熱伝達を制御して潤滑能を高める。
図1に示すように、鋳型内に粉末状若しくは顆粒状で投入されたモールドフラックスは溶鋼12の湯面上において溶融されて前記湯面から順番に液状層21、焼結層(半溶融層)23及びパウダー層25を形成する。前記液状層21はほとんど透明であるため、溶鋼からの500〜4000nmの波長の輻射波が通過しやすい。これに対し、焼結層23及びパウダー層25は光学的に不透明であるため、輻射波を遮断して湯面の温度が急激に低下することを防ぐ。
しかしながら、従来の粉末状若しくは顆粒状のモールドフラックスは、溶鋼からの熱により溶解された後、液状層21が鋳型10と凝固シェル11との隙間に流入して鋳型10の内側壁において凝固されて固相スラグフィルム27を形成し、溶鋼側においては液状スラグフィルムを形成して溶鋼と鋳型との間の熱伝達を制御することにより潤滑能を高める。
このとき、前記溶解されたスラグが固相スラグフィルム27と凝固シェル11との隙間に流入する個所において、鋳型に付着したモールドフラックスは鋳型の内側に向かって盛り上がるが、これがスラグベア29と呼ばれるものである。このスラグベア29は、溶解されたスラグがモールドフラックスフィルム27と凝固シェル11との隙間に流入することを阻害する。
このようなスラグベア29により鋳片の単位面積当たりのモールドフラックスの消耗量が制限されるが、一般に、鋳造速度が高速になるほどモールドフラックスの消耗量が減るため鋳片と鋳型との間の潤滑能が低下してしまい、その結果、ブレークアウトの発生が増大する。さらに、スラグベア29により液状のモールドフラックスの厚さがばらつくことに起因して、鋳型10内における凝固シェルの形状がばらつくため表面割れが発生するが、この問題も鋳造速度が高速になるほどなお一層深刻になる。
これに対し、大韓民国公開特許第1998−038065号公報または米国特許第5577545号公報には、グラファイトや微細なカーボンブラックを一緒に塗布してモールドフラックスの溶融速度を下げることにより前記スラグベアの成長を抑える方案が開示されている。しかしながら、この方法は、スラグベアを根本的に防止できないだけではなく、モールドフラックスの溶融速度が低いときには未溶融状態のモールドフラックスが凝固シェルと鋳型との隙間に流入して、むしろ凝固のばらつきを招き、且つ、ブレークアウト欠陥をなお一層深刻化させるという不都合がある。
かような不都合を解決するために、特開1989−202349号公報、特開1993−023802号公報、特開1993−146855号公報、特開1994−007907号公報、特開1994−007908号公報、特開1994−047511号公報、特開1994−079419号公報、特開1994−154977及び特開1994−226111号公報においては、モールドフラックスを鋳型の外部において溶解させてから湯面に注入するような方法が提案されている。しかしながら、これらの特許は、いずれも、鋳造工程の初期に限って溶融状態のモールドフラックスを使用し、鋳造が正常状態に達してからは粉末状のモールドを使用することを提案している。これは、上述したように、溶融状態のモールドフラックスが500〜4000nmの波長に対してほとんど透明であるため、溶鋼からの輻射波が容易に通過して輻射熱の伝達が増大してしまう結果、溶鋼の湯面を保温することができない。これにより、鋳造工程が進んで所定の時間が経過すると、溶鋼の湯面が凝固される問題が発生して円滑な連続鋳造工程を行うことができなくなる。
さらに、溶融状態のモールドフラックスを鋳型に供給するのに紙が使用されていたが、紙には、溶融状態のモールドフラックスを連続鋳造工程に亘って供給する上での制限がある。
大韓民国公開特許第1998−038065号公報 米国特許第5577545号公報 特開1989−202349号公報 特開1993−023802号公報 特開1993−146855号公報 特開1994−007907号公報 特開1994−007908号公報 特開1994−047511号公報 特開1994−079419号公報 特開1994−154977号公報 特開1994−226111号公報
本発明は、連続鋳造工程の全期間に亘って溶解された状態のモールドフラックスを鋳型内に注入可能な連続鋳造装置を提供する。
本発明による連続鋳造装置は、鋳型内にモールドフラックスを溶融状態で投入する連続鋳造装置であって、鋳型の上部を覆う湯面カバーと、前記湯面カバーの下部に設けられて前記鋳型の上部空間内のガスを吸入するためのガス吸入器及び/または前記湯面カバーの下部に設けられて前記鋳型の上部空間にパージガスを噴射するパージガス噴射器と、を備える。
好ましくは、前記パージガス噴射器においてパージガスを噴射する噴射ノズルと前記ガス吸入器においてガスを吸入するガス吸入口は、相対するように設けられている。
また、前記パージガス噴射器にはパージガス供給管を介してパージガスが供給されていてもよく、前記パージガス供給管の周縁にはパージガス予熱手段が設けられていてもよい。このとき、好ましくは、前記流量制御手段は前記鋳型の外部において鋳型に隣設されている。
さらに、好ましくは、前記パージガス噴射器にはパージガス供給管を介してパージガスが供給され、前記パージガス供給管にはパージガスの流量制御手段が設けられている。
さらに、好ましくは、前記パージガスは非反応ガスを含む。
さらに、好ましくは、前記パージガス噴射器においてパージガスを噴射する噴射ノズルは、少なくとも一列に配列された複数のニードル状噴射ノズルを備える。
さらに、好ましくは、前記パージガス噴射器においてパージガスを噴射する噴射ノズルは、一方向に延設されたスリット状噴射ノズルを備える。
さらに、好ましくは、前記パージガス噴射器またはこのパージガス噴射器に設けられてパージガスを噴射する噴射ノズルは、上下移動自在にまたは回動自在に設けられている。
さらに、好ましくは、前記パージガス噴射器において噴射されるパージガスは、前記湯面カバーの下にエアーカーテンを形成するように噴射される。
さらに、好ましくは、前記パージガスは、前記鋳型内に位置する浸漬ノズル及び湯面に向かって噴射されない。
さらに、好ましくは、前記ガス吸入器においてガスを吸入するガス吸入口は、一方向に延設されている。
本発明によれば、スラグベアが除去されることによりモールドフラックスの消耗量が既存の操業と比較して大幅に増大して、鋳型と凝固シェルとの間の摩擦が低減される。これにより、オシレーションマーク及びフークが低減して鋳片の溶削(スカーフィング)量が大幅に低減される。特に、既存の操業と比較してオシレーションストロークを低減させ、ネガティブストリップ比を減少させた条件下においてはオシレーションマークの深さの減少効果が卓越である。
さらに、溶融モールドフラックス内にプレカーボンが含まれていないことから、カーボンピックアップが発生しない。また、初期の凝固緩冷化が達成されて鋳片表面の縦割れ、横割れ、角割れなどの各種の割れ性欠陥の発生を防ぐことができる。これらに加えて、粉末状のモールドフラックスを使用しないことから、粉塵の発生が抑制されて鋳造環境が改善され、未溶融粉塵による連鋳冷却水の混濁化も防止可能である。
特に、湯面カバーの下部反射面の反射効率が一定に維持されることから、連続鋳造操業が継続的に行われるとしても鋳型内部の温度が一定に保たれる。このため、本発明による連続鋳造装置は、上述した効果を連続鋳造の全過程において持続的に得られる。
従来の方法による連続鋳造操業時における鋳型の断面図である。 本発明の一実施形態による連続鋳造装置を一側面からみた断面図である。 本発明の一実施形態による連続鋳造装置の湯面カバーを上から見た平面図である。 本発明の一実施形態による連続鋳造装置を他側面からみた断面図である。 本発明の一実施形態による連続鋳造装置の湯面カバーの内側面の反射率による鋳型内湯面の輻射熱流束を示すグラフである。 本発明の一実施形態による連続鋳造装置に設けられたノズルの他の例を示すために前記連続鋳造装置の鋳型を一側面からみた断面図である。
以下、添付図面に基づき、本発明の実施形態を詳述する。しかしながら、本発明は後述する実施例に何ら限定されるものではなく、相異なる形態で実現可能であり、単にこれらの実施形態は本発明の開示を完全たるものにし、この技術分野における通常の知識を持った者に本発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものである。なお、図中、同じ符号は同じ要素を指し示す。
図2は、本発明の一実施形態による連続鋳造装置を一側面からみた断面図であり、図3は、本発明の一実施形態による連続鋳造装置の湯面カバーを上から見た平面図であり、図4は、本発明の一実施形態による連続鋳造装置を他側面からみた断面図である。特に、図2及び図4は、図3におけるII−II線及びIV−IV線に沿って切り取った断面図である。
同図を参照すると、本発明による連続鋳造装置は、鋳型10と、前記鋳型10内に溶鋼を供給する浸漬ノズル30と、前記鋳型10の上部を覆う湯面カバー100と、前記鋳型内に供給されるモールドフラックスを溶融させるためのモールドフラックス溶解ユニット200と、前記モールドフラックス溶解ユニット200において溶解された溶融モールドフラックス20を鋳型10内に供給するためのモールドフラックス搬送ユニット300と、前記湯面カバー100の下部の一側に設けられたパージガス噴射器400と、前記湯面カバー100の下部の他側に設けられたガス吸入器500と、を備える。上述した構成要素のうち、鋳型10及び浸漬ノズル30は、従来の連続鋳造装置に適用される通常の構成要素であるため、これらについての説明は省略する。
前記湯面カバー100は、前記鋳型10の上面に湯面の全体を覆うように設けられて溶鋼12の湯面からの輻射波が外部に漏出することを防ぐ。図3に詳細に示すように、前記湯面カバー100は左右1対のカバーからなり、前記鋳型10の上部に並設された1対のガイドレール110にそれぞれが左右に滑走自在に設けられる。すなわち、前記1対の湯面カバー100は、それぞれの相対する2辺が密着するように滑走することにより前記鋳型10の上部を閉鎖し、互いに遠ざかるように滑走することにより前記鋳型10の上部を開放するように設けられる。このとき、前記湯面カバー100のそれぞれの相対する辺には半円状の切欠部が形成される。前記1対の湯面カバー100が鋳型10の上部を閉鎖すると、前記切欠部は浸漬ノズル30が通過可能な貫通孔を形成し、これにより前記浸漬ノズル30が湯面カバー100を貫通して鋳型10内に位置することになる。
また、前記湯面カバー100の内面、すなわち、溶鋼と向かい合う下部面はアルミニウム鏡やゴールドコーティング鏡など高反射率の素材から形成されて、溶鋼12の湯面からの輻射波を反射させて再び溶融モールドフラックス20若しくは溶鋼12の表面に輻射波を吸収させる。これにより、前記溶鋼12の表面温度が下がることが極力抑えられると共に、溶融モールドフラックス20が鋳型10の壁面において再凝固することが防がれる。
このように構成された連続鋳造装置において、鋳型10内に溶鋼と溶融モールドフラックスを注入すると、連続鋳造操業中に前記溶融モールドフラックス20が揮発または蒸発されて前記蒸発物質が前記湯面カバー100の内面、すなわち、下部反射面に付着してしまう。通常、溶融されたモールドフラックスは透光性を有するのに対し、このように蒸発されて前記湯面カバー100の下部反射面に付着した溶融モールドフラックスの蒸発物質は不透明であるため、前記湯面カバー100の下部反射面の反射効率を低下させる。
このために、本発明による連続鋳造装置において、前記湯面カバー100の下部に相対するように一側及び他側にそれぞれ設けられたパージガス噴射器400及びガス吸入器500は前記蒸発された溶融モールドフラックス20を除去して前記湯面カバー100の下部反射面の反射率を高めるような役割を果たす。すなわち、前記パージガス噴射器400のそれぞれは前記湯面カバー100の滑走方向に延設されて、前記湯面カバー100のそれぞれの一側においてその下部面に設けられる。前記パージガス噴射器400には、それぞれがニードル状を呈する複数のパージガス噴射ノズル420が一定の間隔をあけて前記湯面カバー100の滑走方向に一列(または複数列)に形成される。また、前記パージガス噴射器400の上部には、前記湯面カバー100を貫通して鋳型10の外部に延びたパージガス供給管440が接続される。前記パージガス供給管440は鋳型10の外部においてパージガス供給源(図示せず)と接続されて、パージガス480をパージガス噴射器400に供給して前記パージガス噴射ノズル420を介して前記湯面カバー100の下部の一側から他側に向かって噴射する。このようにして噴射されたパージガス480は、蒸発された溶融モールドフラックス20が湯面カバー100の下部反射面に付着できないように吹き飛ばすような役割を果たす。
前記パージガス480は、好ましくは、前記湯面カバー100の真下において下部反射面に平行に噴射されてエアーカーテンを形成するが、これに限定されるものではない。例えば、前記パージガス噴射器400またはこのパージガス噴射器400に設けられたパージガス噴射ノズル420は上下移動自在に及び/または回動自在に設けられて、上下移動及び回動により湯面カバー100の下部反射面の全体を満遍なく噴射することもできる。ただし、前記パージガス480は浸漬ノズル30または溶融モールドフラックス20の表面に向かって噴射されることは好ましくない。これは、噴射されるパージガス480の温度が前記鋳型10の上部空間、特に、浸漬ノズル30または溶融モールドフラックス20の表面よりも低いため、前記パージガス480が浸漬ノズル30内の溶鋼または溶融モールドフラックス20の特性を変えてしまう恐れがあるためである。このとき、パージガス480としては、鋳型10内の溶融モールドフラックス20と反応を起こさない不活性ガス(例えば、アルゴン)または窒素などの非反応ガスが使用可能である。
一方、このように鋳型10の上部空間内に噴射されるパージガス480と前記鋳型10の上部空間との間の温度差を低減するために、前記パージガス供給管440の周縁にはパージガス予熱手段としての熱線(図示せず)が設けられていてもよい。このとき、前記熱線は、湯面カバー100の真上に、湯面カバー100に隣設されることが好ましい。なお、前記鋳型10の上部空間内に溶融モールドフラックス20の蒸発物質の量に応じて前記パージガス480の噴射量が調節される必要があるため、前記パージガス供給管440に流量制御手段としての弁(図示せず)がさらに設けられていてもよい。
さらに、前記パージガス噴射器400と向かい合う個所に、すなわち、前記湯面カバー100のそれぞれの他側に設けられたガス吸入器500もまた前記パージガス噴射器400と同様にそれぞれが前記湯面カバー100の滑走方向に延設されて前記湯面カバー100のそれぞれの下部面に設けられる。前記ガス吸入器500にはガス吸入口520が前記パージガス噴射器400のパージガス噴射ノズル420と対面して開放形成される。それぞれのガス吸入器500において、1つのガス吸入口520が前記湯面カバー100の滑走方向に延設されることが好ましいが、これに限定されない。前記パージガス吸入器500の上部には前記湯面カバー100を貫通して鋳型10の外部に延びたガス吸入管540が接続され、前記ガス吸入管540は鋳型10の外部において真空ポンプ(図示せず)と接続されて、前記パージガス480と前記溶融モールドフラックス20の蒸発物質などのように前記鋳型10の上部空間に存在するガスを吸入する。
前記パージガス噴射器400は前記鋳型10の上部空間にパージガス480を噴射して前記溶融モールドフラックス20の蒸発物質が湯面カバー100の下部反射面に付着することを防ぐことにより前記湯面カバー100の下部反射面の反射効率を一定に維持し、前記ガス吸入器500は前記溶融モールドフラックス20の蒸発物質を吸入して除去することにより前記湯面カバー100の下部反射面の反射率を一定に維持する。このため、上述した実施例においては、前記湯面カバー100の対向する両側にパージガス噴射器400とガス吸入器500がそれぞれ別々に設けられているが、前記パージガス噴射器400とガス吸入器500のうちいずれか一方のみが一側にまたは両側に設けられていてもよい。このとき、前記パージガス噴射器400のみが設けられるとしても、前記湯面カバー100は鋳型10の上部を完全に密閉する程度に閉鎖してはいないため、前記噴射されたパージガス480は前記湯面カバー100と鋳型10との隙間及び前記湯面カバー100と浸漬ノズル30との隙間を介して前記溶融モールドフラックス20の蒸発物質と一緒に鋳型10の外部に抜け出ることができる。
前記モールドフラックス溶解ユニット200は、モールドフラックス供給源205と、モールドフラックス供給源205から供給される仮溶解された液状、顆粒状若しくは粉末状のモールドフラックス原料を収容する坩堝210と、前記坩堝210の周縁に設けられてモールドフラックスを溶融させるための熱線などのモールドフラックス加熱手段220と、前記坩堝210内において所望の状態で溶解された溶融モールドフラックスを排出する排出口230と、前記排出口230を開閉して排出される溶融モールドフラックスの量を制御するストッパー240と、を備える。前記ストッパー240は、排出口230の上部において上下に移動して前記排出口230の周縁とストッパー240の下端部との間の距離を調節することにより、排出される溶融モールドフラックスの量を制御する。このとき、前記ストッパー240の上下移動は、油圧または空圧シリンダー(図示せず)などにより精度よく制御される。
前記搬送ユニット300は、一端が前記モールドフラックス溶解ユニット200と接続され、他端に前記湯面カバー100を貫通して鋳型内に溶融モールドフラックス20を供給する注入用のノズル312が配備された注入管310と、前記モールドフラックス溶解ユニット200と前記湯面カバー100との間において前記注入管310の外部を取り囲んで前記注入管310を加熱する熱線などの注入管加熱手段320と、を備える。このとき、前記溶融モールドフラックス20を所定の温度に維持するために、前記注入管310と注入管加熱手段320の外部は断熱材により断熱処理されることが好ましい。
上述した構成要素のうち湯面カバー100は、溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造操業を全期間に亘って行うために必須的に要される構成要素である。溶融モールドフラックス20を鋳型内に注入する場合、溶鋼の輻射熱流束が約0.15Mw/m以上となると、既存の粉末状のモールドフラックスを使用する場合よりも湯面における熱損失がさらに増大することが分かる。これを基に、反射率による輻射熱流束の変化を示す図5を参照すると、溶鋼の赤外線、すなわち、輻射線に対する反射率が50%未満である場合に、既存の粉末モールドフラックスを用いる操業に比して湯面における熱損失がさらに増大することが分かる。このため、前記湯面カバー100は、内面、すなわち、溶鋼と向かい合う面をアルミニウム、銅、金などの溶鋼輻射線に対する反射率に優れた材質から形成すると共に、前記内面の反射率が50%以上になるようにその表面粗さを適正レベルの粗さにする。すなわち、前記湯面カバー100の内面は500〜4000nm領域の赤外線に対する平均反射率を50%以上に維持することにより鋳造中に湯面を保温できるようにして、鋳造の全期間に亘って溶融モールドフラックス操業を円滑に行う。
一方、前記坩堝210内に装入されるモールドフラックスは、グラファイトやカーボンブラックなどの炭素成分(以下、カーボネートタイプのカーボンと区別するために、グラファイトやカーボンブラックをプレカーボンと称する。)が1wt%以下に制限されるが、これは、本発明による鋳造操業時にプレカーボンが不要であるためである。従来の粉末状のモールドフラックスの操業時には、スラグベアの形成を防ぐために1wt%以上のプレカーボンを添加することが必須であったが、本発明においては溶融状態のモールドフラックスを注入することから、スラグベアが形成されない結果、プレカーボンを添加する必要がない。このため、プレカーボンは一切含有しないことが好ましいが、1wt%以下のプレカーボンが不純物として添加されるとしても、モールドフラックスの溶解過程において酸化されて気体状態で除去されるため、溶融モールドフラックス内にプレカーボンは存在しない。
前記モールドフラックス溶解ユニット200及び搬送ユニット300の全部または一部は、白金(Pt)若しくは白金−ロジウム(Pt−Rh)などの白金合金材質から形成される。モールドフラックスは、鋳造中に鋳型の湯面に浮上する非金属介在物を迅速に溶解することが必要であるため、粘度が低く、且つ、Alなどの酸化物を溶解する速度が高い。このため、既存のガラス工業において使用する耐火物材質の溶解炉は溶融モールドフラックス20による侵食が急速に進行するという不都合がある。特に、前記モールドフラックス溶解ユニット200から溶融モールドフラックス20が排出される排出口230及び前記ストッパー240の下端部と前記モールドフラックス搬送ユニット300の注入用のノズル312を有する注入管310においてこのような侵食が発生する場合、溶融モールドフラックスの精度よい流量制御が不可能になり、安定した連続鋳造操業を行うことができなくなる。これにより、本発明においては、少なくとも前記注入管310とそこに連接する個所、すなわち、溶融モールドフラックスが排出される排出口230及び前記ストッパー240と注入管310を白金若しくは白金合金材質から製作してモールドフラックスによる侵食を防ぐことが好ましい。白金または白金合金以外にも、溶融モールドフラックスによる侵食が起こらない材質としては、黒鉛若しくはニッケル系高耐熱合金が挙げられるが、1300以上の高温において長時間維持することが困難であるため、継続的な連続鋳造操業に適用するには不向きである。
さらに、上述した構成において、溶融モールドフラックスの流量は単位時間当たりに鋳型内に供給される溶鋼量に依存し、供給される溶鋼量が1〜5ton/minの範囲であるときに溶解されたモールドフラックスの供給量は0.5〜5kg/minの範囲である。このため、連続鋳造工程の全期間に亘って溶融モールドフラックス20を連続的に注入するためには、このように低い流量を精度よく制御する必要がある。すなわち、従来は傾動方式若しくは圧力差によるサイフォン方式により溶融モールドフラックスを注入していた。しかしながら、これらの方式は大量のモールドフラックスを湯面に注入することは容易であるが、本発明の目的を達成する目的で0.5〜5kg/minの範囲で溶融モールドフラックスの流量を精度よく制御するには不向きであり、特に、湯面を観察しながらリアルタイムにて湯面を塗布しているモールドフラックスの厚さを把握して瞬時に流量を調節することが困難である。このため、本発明における溶融モールドフラックスの注入は、図2に示すように、ストッパー240を上下に移動させて前記ストッパー240の下端部と排出口230の周縁部との間の空間を制御することにより、溶融モールドフラックス20の低い流量を精度よく調節することができる。一方、このような溶融モールドフラックス20の流量制御は、図2に示すストッパー240の代わりに、スライドゲートによっても実現可能である。
前記搬送ユニット300は、溶融モールドフラックス20を前記モールドフラックス溶解ユニット200から鋳型10の内部に供給するとき、溶融モールドフラックス20の温度を一定の状態に維持する必要がある。このために、搬送ユニット300の注入管310の周縁に熱線などの注入管加熱手段320を設けている。
これは、前記鋳型内に供給される溶解されたモールドフラックスの温度は、溶鋼の液相線温度よりも100〜300低い温度範囲を維持する必要があるためである。この温度範囲よりも低い場合、瞬時に溶鋼の温度を低下させて溶鋼表面が凝固する恐れがあり、この温度範囲よりも高い場合、鋳型の壁面における溶鋼の凝固が過度に遅延される恐れがある。炭素濃度が60ppmであり、且つ、液相線温度が1530である通常の極低炭素鋼の場合を例に取ると、溶解されたモールドフラックスの温度は1230以上、1430以下の範囲に存在することが必要である。
このため、前記注入管加熱手段320は、溶融モールドフラックス20が前記搬送ユニット300内において流動する間に、溶鋼の液相線温度よりも100〜300低い温度範囲を維持する。これは、溶融モールドフラックスが湯面に供給されたとき、溶鋼を冷却し過ぎたり鋳型の壁面における溶鋼の凝固を遅延しないためであり、さらに、溶融モールドフラックスの粘度を維持し、溶融モールドフラックスが冷却されたり部分的にも凝固されないようにして、連続鋳造時に0.5〜5kg/minの範囲の低い流量に精度よく制御して鋳型内に注入するためである。
以上、図面及び実施例を参照して説明したが、当該技術分野における通常の当業者は特許請求の範囲に記載の本発明の技術的な思想から逸脱しない範囲内において本発明を種々に修正及び変更させることができるということが理解できるであろう。
例えば、上述した実施例においては、前記パージガス噴射器400とガス吸入器500が前記湯面カバー100に設けられているが、これに限定されず、鋳型10の上部に設けられていてもよい。
また、図2及び図3に示す実施例においては、ニードル状のパージガス噴射ノズル420が複数設けられた前記パージガス噴射器400が採用されているが、図5に示すように、スリット状のパージガス噴射ノズル620付きパージガス噴射器600が採用されてもよい。図6における円中には、側面からみたパージガス噴射ノズル620の部分を示している。このパージガス噴射器600は、パージガス供給源と接続されたパージガス供給管640を介してパージガスを供給されて、前記パージガス噴射ノズル620を介して鋳型10の上部空間にパージガスを噴射する。
以上、図面及び実施例を参照して説明したが、当該技術分野における通常の当業者は特許請求の範囲に記載の本発明の技術的な思想から逸脱しない範囲内において本発明を種々に修正及び変更させることができるということが理解できるであろう。

Claims (14)

  1. 鋳型内にモールドフラックスを溶融状態で投入する連続鋳造装置において、
    前記鋳型の上部において滑走可能に構成され、前記鋳型の上部を覆い、下反射面を備える湯面カバーと、
    前記湯面カバーの滑走方向に延設され、前記湯面カバーの下部に設けられて前記鋳型の上部空間内からガスを吸入するためのガス吸入器と、
    を備えることを特徴とする連続鋳造装置。
  2. 鋳型内にモールドフラックスを溶融状態で投入する連続鋳造装置において、
    前記鋳型の上部において滑走可能に構成され、前記鋳型の上部を覆い、下反射面を備える湯面カバーと、
    前記湯面カバーの滑走方向に延設され、前記湯面カバーの下部に設けられて前記鋳型の上部空間にパージガスを噴射するパージガス噴射器と、
    を備えることを特徴とする連続鋳造装置。
  3. 前記湯面カバーの下部に設けられて前記鋳型の上部空間にパージガスを噴射するパージガス噴射器をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の連続鋳造装置。
  4. 前記パージガス噴射器においてパージガスを噴射する噴射ノズルと前記ガス吸入器においてガスを吸入するガス吸入口とは、相対するように設けられていることを特徴とする請求項3に記載の連続鋳造装置。
  5. 前記パージガス噴射器にはパージガス供給管を介してパージガスが供給され、前記パージガス供給管の周縁にはパージガス予熱手段が設けられていることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の連続鋳造装置。
  6. 前記流量制御手段は、前記鋳型の外部において鋳型に隣設されていることを特徴とする請求項5に記載の連続鋳造装置。
  7. 前記パージガス噴射器にはパージガス供給管を介してパージガスが供給され、前記パージガス供給管にはパージガスの流量制御手段が設けられていることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の連続鋳造装置。
  8. 前記パージガスは、非反応ガスを含むことを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の連続鋳造装置。
  9. 前記パージガス噴射器においてパージガスを噴射する噴射ノズルは、少なくとも一列に配列された複数のニードル状噴射ノズルを備えることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の連続鋳造装置。
  10. 前記パージガス噴射器においてパージガスを噴射する噴射ノズルは、一方向に延設されたスリット状噴射ノズルを備えることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の連続鋳造装置。
  11. 前記パージガス噴射器またはこのパージガス噴射器に設けられてパージガスを噴射する噴射ノズルは、上下動自在にまたは回動自在に設けられていることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の連続鋳造装置。
  12. 前記パージガス噴射器において噴射されるパージガスは、前記湯面カバーの下にエアーカーテンを形成するように噴射されることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の連続鋳造装置。
  13. 前記パージガスは、前記鋳型内に位置する浸漬ノズル及び湯面に向かって噴射されないことを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の連続鋳造装置。
  14. 前記ガス吸入器においてガスを吸入するガス吸入口は、一方向に延設されていることを特徴とする請求項1、請求項3及び請求項4のいずれかに記載の連続鋳造装置。
JP2009516407A 2006-06-23 2007-06-22 溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置 Expired - Fee Related JP5039781B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020060056665A KR100749026B1 (ko) 2006-06-23 2006-06-23 용융 몰드플럭스를 이용한 연속 주조 장치
KR10-2006-0056665 2006-06-23
PCT/KR2007/003034 WO2007148940A1 (en) 2006-06-23 2007-06-22 Continuous casting machine using molten mold flux

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009541061A JP2009541061A (ja) 2009-11-26
JP5039781B2 true JP5039781B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=38602783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009516407A Expired - Fee Related JP5039781B2 (ja) 2006-06-23 2007-06-22 溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8191607B2 (ja)
EP (1) EP2038079B1 (ja)
JP (1) JP5039781B2 (ja)
KR (1) KR100749026B1 (ja)
CN (1) CN101472694B (ja)
ES (1) ES2650723T3 (ja)
WO (1) WO2007148940A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100829907B1 (ko) 2006-10-23 2008-05-19 주식회사 포스코 연속주조시 초기응고 제어 방법 및 그 장치
KR100803731B1 (ko) 2006-11-15 2008-02-15 주식회사 포스코 용융 몰드 플럭스 공급장치 및 이를 이용한 연속주조방법
KR101076100B1 (ko) 2010-02-26 2011-10-21 현대제철 주식회사 몰드 슬래그 필름 샘플링 장치
KR101285819B1 (ko) * 2011-01-13 2013-07-12 (주)디에스리퀴드 알루미늄용 플럭스 분말 자동 주입장치 및 그 방법
KR101367301B1 (ko) * 2011-09-17 2014-02-28 주식회사 포스코 플럭스 공급장치 및 공급방법
KR101307155B1 (ko) * 2011-11-17 2013-09-10 주식회사 포스코 몰드플럭스 주입장치
KR101375747B1 (ko) * 2011-12-23 2014-03-19 주식회사 포스코 보온 커튼 방식의 몰드 플럭스 용해로와 이를 이용한 연속 주조 방법
UA110573C2 (ru) * 2012-03-28 2016-01-12 Arcelormittal Investigacion Y Desarrollo Sl Процес безперервного лиття металу
KR101546260B1 (ko) * 2013-02-27 2015-08-21 현대제철 주식회사 극저탄소강 슬라브의 표면 품질제어방법
US9057376B2 (en) 2013-06-13 2015-06-16 Bruno H. Thut Tube pump for transferring molten metal while preventing overflow
US9011117B2 (en) 2013-06-13 2015-04-21 Bruno H. Thut Pump for delivering flux to molten metal through a shaft sleeve
CN105750519A (zh) * 2014-12-19 2016-07-13 宝山钢铁股份有限公司 通过加入保护渣来改善连铸机铸坯表面质量的方法及装置
CN105081246A (zh) * 2015-08-31 2015-11-25 宝山钢铁股份有限公司 一种连铸结晶器用熔融保护渣的连续供给装置及方法
CN107116189B (zh) * 2017-06-26 2023-03-21 太原科技大学 一种镁合金铸轧供液系统及其合金液液位控制方法
KR20200049074A (ko) 2018-10-31 2020-05-08 주식회사 포스코 주형 첨가제 및 주조방법
CN114147193A (zh) * 2021-11-04 2022-03-08 盐城市联鑫钢铁有限公司 一种连铸结晶器保护渣均匀加入装置及其方法
CN114160780A (zh) * 2021-12-01 2022-03-11 中国重型机械研究院股份公司 一种提高钢液质量和中包内衬寿命的气幕控制装置

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49105727A (ja) 1973-02-14 1974-10-07
JPS611U (ja) 1984-06-06 1986-01-06 フジタ工業株式会社 埋め込み金物測定ゲ−ジ
JPS61154747A (ja) 1984-12-27 1986-07-14 Kawasaki Steel Corp 連続鋳造方法
JPH0222114Y2 (ja) * 1985-05-07 1990-06-14
JPS63220952A (ja) 1987-03-11 1988-09-14 Nkk Corp 連続鋳造方法
JPH01202349A (ja) 1988-02-05 1989-08-15 Nkk Corp 連続鋳造方法
JPH02299747A (ja) 1989-05-12 1990-12-12 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 双ロール式連続鋳造機
JPH0622738B2 (ja) 1989-08-04 1994-03-30 新日本製鐵株式会社 薄肉鋳片の連続鋳造方法
JPH0523802A (ja) 1991-07-19 1993-02-02 Kawasaki Steel Corp 鋼の連続鋳造方法
JPH05146855A (ja) 1991-11-28 1993-06-15 Kawasaki Steel Corp 極低炭素鋼の連続鋳造方法
JPH0679419A (ja) 1992-01-30 1994-03-22 Kawasaki Steel Corp 連鋳操業におけるパウダーの添加方法
JPH05337614A (ja) 1992-04-06 1993-12-21 Nippon Steel Corp 単ロール急冷凝固薄帯の製造方法
SE470091B (sv) 1992-04-09 1993-11-08 Sintercast Ltd Förfarande för bestämning av kolekvivalenten hos strukturmodifierade gjutjärnssmältor
JPH067908A (ja) 1992-06-24 1994-01-18 Kawasaki Steel Corp 連続鋳造装置への溶融パウダ添加装置
JPH067907A (ja) 1992-06-26 1994-01-18 Kawasaki Steel Corp 表面性状に優れた連鋳鋳片の製造方法
JPH0647511A (ja) 1992-07-29 1994-02-22 Kawasaki Steel Corp 連続鋳造装置への溶融パウダ添加方法
JPH06154977A (ja) 1992-11-27 1994-06-03 Kawasaki Steel Corp 極低炭素鋼の連続鋳造方法
JPH06179055A (ja) * 1992-12-09 1994-06-28 Sumitomo Metal Ind Ltd 加圧型連続鋳造方法
JP3084162B2 (ja) 1993-02-02 2000-09-04 昭和飛行機工業株式会社 触媒装置用メタル担体
JPH08187558A (ja) 1995-01-06 1996-07-23 Nippon Steel Corp 連続鋳造用鋳型への注湯方法およびその装置
JPH08309489A (ja) * 1995-05-17 1996-11-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 双ドラム式鋳造装置
JPH0985327A (ja) 1995-09-27 1997-03-31 Sumitomo Metal Ind Ltd H形鋼の冷却方法およびその装置
JPH09192803A (ja) * 1996-01-08 1997-07-29 Nkk Corp 鋼の連続鋳造方法
KR19980038065A (ko) 1996-11-23 1998-08-05 김종진 슬라브 연주기의 구속성 브랙아웃과 면세로 크랙을 저감하기 위한 몰드플럭스
KR20000013468A (ko) 1998-08-08 2000-03-06 윤종용 스태틱 랜덤 억세스 메모리 장치의 제조 방법
KR20000013468U (ko) * 1998-12-26 2000-07-15 이구택 산화 예방겸용 몰드 플럭스 비산방지장치
KR100661821B1 (ko) * 2000-12-26 2006-12-27 주식회사 포스코 연속주조용 몰드에서 슬래그 베어의 생성을 방지하는 장치및 그 방법
CN2470007Y (zh) * 2001-04-11 2002-01-09 周圈 气体喷嘴
JP2004009110A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Sumitomo Metal Ind Ltd マグネシウム合金の連続鋳造方法
JP2004306039A (ja) * 2003-04-01 2004-11-04 Sumitomo Metal Ind Ltd マグネシウム合金溶湯の連続鋳造方法
CN1272074C (zh) * 2003-12-26 2006-08-30 杜建中 超细活化复合吸附型室内空气净化剂

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007148940A1 (en) 2007-12-27
US20090277600A1 (en) 2009-11-12
KR100749026B1 (ko) 2007-08-13
JP2009541061A (ja) 2009-11-26
EP2038079A4 (en) 2010-05-19
ES2650723T3 (es) 2018-01-22
CN101472694B (zh) 2012-01-11
EP2038079B1 (en) 2017-09-06
CN101472694A (zh) 2009-07-01
EP2038079A1 (en) 2009-03-25
US8191607B2 (en) 2012-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5039781B2 (ja) 溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置
JP5039782B2 (ja) 溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置及び方法
KR100749024B1 (ko) 용융 몰드 플럭스를 이용한 연속 주조 방법
JP5037612B2 (ja) モールドフラックス及びこれを用いた連続鋳造方法
JP2008161875A (ja) 表面性状に優れる鋳造材を得るのに最適な鋳造用ノズル、およびそれを用いた鋳造材の製造方法とマグネシウム合金
JP7207069B2 (ja) 鋳造材の製造方法
KR100829907B1 (ko) 연속주조시 초기응고 제어 방법 및 그 장치
KR100749025B1 (ko) 몰드 플럭스 및 이를 이용한 연속 주조 방법
KR100822412B1 (ko) 연속 주조용 몰드 플럭스 투입장치
KR102277295B1 (ko) 침지노즐의 내화물 단변경 제어를 통한 강재의 연속주조방법
JP5708163B2 (ja) 鋼の連続鋳造方法
KR20110131356A (ko) 파우더 윤활재를 사용한 연속 주조 방법
JP3395749B2 (ja) 鋼の連続鋳造方法
KR101344898B1 (ko) 침지노즐
JPH06226403A (ja) 低アルミ鋼の連続鋳造方法
JPH06304713A (ja) 双ロール式連続鋳造方法
JPS62252649A (ja) 溶鋼連続鋳造鋳型内の偏流制御方法
JPS61232047A (ja) 連続鋳造用金属溶湯の温度制御方法
JP2000343187A (ja) 真空誘導溶解炉を使用した回転急冷鋳造装置
JPH04279258A (ja) 連続鋳造用溶湯供給ノズル
JPH09253807A (ja) 小断面アルミキルド鋼鋳片の連続鋳造方法
JPH04300050A (ja) 双ロール式薄板鋳造方法
JP2002331338A (ja) 溶融金属および合金の少量供給制御法および装置
JPH04319054A (ja) 鋼の連続鋳造方法
JPS6372455A (ja) 連続鋳造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120709

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees