JP5039782B2 - 溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置及び方法 - Google Patents

溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5039782B2
JP5039782B2 JP2009516408A JP2009516408A JP5039782B2 JP 5039782 B2 JP5039782 B2 JP 5039782B2 JP 2009516408 A JP2009516408 A JP 2009516408A JP 2009516408 A JP2009516408 A JP 2009516408A JP 5039782 B2 JP5039782 B2 JP 5039782B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
mold flux
continuous casting
flux
molten
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009516408A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009541062A (ja
Inventor
チュン ウォック チョウ、
ヒュン ソク チェオン、
チョン ミン パク、
ゴー ファ キム、
オー ダック クウォン、
チョーン キル パク、
スーン キュ リー、
サン ホ リー、
キ ヒョン ムーン、
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Posco Co Ltd
Original Assignee
Posco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Posco Co Ltd filed Critical Posco Co Ltd
Publication of JP2009541062A publication Critical patent/JP2009541062A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5039782B2 publication Critical patent/JP5039782B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/10Supplying or treating molten metal
    • B22D11/108Feeding additives, powders, or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/10Supplying or treating molten metal
    • B22D11/11Treating the molten metal
    • B22D11/111Treating the molten metal by using protecting powders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/16Controlling or regulating processes or operations
    • B22D11/165Controlling or regulating processes or operations for the supply of casting powder
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/005Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like with heating or cooling means
    • B22D41/01Heating means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/14Closures
    • B22D41/22Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/50Pouring-nozzles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C5/00Alloys based on noble metals
    • C22C5/04Alloys based on a platinum group metal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Description

本発明は溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置及び方法に関し、さらに詳しくは、連続鋳造用の鋳型の湯面に供給されるモールドフラックスを鋳型の外部において予め溶融させて液状状態で連続鋳造の全体の期間に亘って注入する溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置及び方法に関する。
一般に、連続鋳造工程により鋳片(スラブ、ビレット、ブルーム、ビームブランクなどを総称するもの)を製造するためには、先ず、レードルから液体状態の溶鋼が供給され、この供給された溶鋼は、この溶鋼を貯蔵するタンディッシュ及び鋳型をこの順に通過する。次いで、溶鋼は鋳型における冷却作用により固体状態の凝固シェルを形成する。また、このように溶鋼を冷却することにより形成された凝固シェルは、その下部に設けられたガイドロールにより案内されながら、スプレイノズルから噴射される2次冷却水により凝固が行われて完全な個体状態の鋳片が製造される。
かような鉄鋼の連続鋳造操業中に、溶鋼が鋳型内に供給されるとき、溶鋼に加えて副資材となるモールドフラックスも投入される。モールドフラックスは、一般に、粉末若しくは顆粒などの固体状態で投入されて、鋳型内に供給された溶鋼において発生した熱により溶融されて溶鋼と鋳型との間の熱伝達を制御して潤滑能を高める。
図1に示すように、鋳型内に粉末状若しくは顆粒状で投入されたモールドフラックスは溶鋼12の湯面上において溶融されて前記湯面から順番に液状層21、焼結層(半溶融層)23及びパウダー層25を形成する。前記液状層21はほとんど透明であるため、溶鋼からの500〜4000nmの波長の輻射波が液状層21を通過しやすい。これに対し、焼結層23及びパウダー層25は光学的に不透明であるため、輻射波を遮断して湯面の温度が急激に低下することを防ぐ。
しかしながら、従来の粉末状若しくは顆粒状のモールドフラックスは、溶鋼からの熱により溶解された後、液状層21が鋳型10と凝固層11との隙間に流入して鋳型10の内側壁において凝固されて固相スラグフィルム27を形成し、溶鋼側においては液状スラグフィルムを形成して溶鋼と鋳型との間の熱伝達を制御することにより潤滑能を高める。
このとき、前記溶解されたスラグが固相スラグフィルム27と凝固シェル11との隙間に流入する個所において、鋳型に付着したモールドフラックスは鋳型の内側に向かって盛り上がるが、これがスラグベア29と呼ばれるものである。このスラグベア29は、溶解されたスラグがモールドフラックスフィルム27と凝固シェル11との隙間に流入することを阻害する。
このようなスラグベア29により鋳片の単位面積当たりのモールドフラックスの消耗量が制限されるが、一般に、鋳造速度が高速になるほどモールドフラックスの消耗量が減るため鋳片と鋳型との間の潤滑能が低下してしまい、その結果、ブレークアウトの発生が増大する。さらに、スラグベア29により液状のモールドフラックスの層の厚さがばらつくことに起因して、鋳型10内における凝固シェル11の形状がばらつくため表面割れが発生するが、この問題も鋳造速度が高速になるほどなお一層深刻になる。
これに対し、大韓民国公開特許第1998−038065号公報または米国特許第5577545号公報には、グラファイトや微細なカーボンブラックを一緒に塗布してモールドフラックスの溶融速度を下げることにより前記スラグベアの成長を抑える方案が開示されている。しかしながら、この方法は、スラグベアを根本的に防止できないだけではなく、モールドフラックスの溶融速度が低いときには未溶融状態のモールドフラックスが凝固シェルと鋳型との隙間に流入して、むしろ凝固のばらつきを招き、且つ、ブレークアウト欠陥をなお一層深刻化させるという不都合がある。
かような不都合を解決するために、特開1989−202349号公報、特開1993−023802号公報、特開1993−146855号公報、特開1994−007907号公報、特開1994−007908号公報、特開1994−047511号公報、特開1994−079419号公報、特開1994−154977及び特開1994−226111号公報においては、モールドフラックスを鋳型の外部において溶解させてから湯面に注入するような方法が提案されている。しかしながら、これらの特許は、いずれも、鋳造工程の初期に限って溶融状態のモールドフラックスを使用し、鋳造が正常状態に達してからは粉末状のモールドを使用することを提案している。これは、上述したように、溶融状態のモールドフラックスが500〜4000nmの波長に対してほとんど透明であるため、溶鋼からの輻射波が容易に通過して輻射熱の伝達が増大してしまう結果、溶鋼の湯面を保温することができない。これにより、鋳造工程が進んで所定の時間が経過すると、溶鋼の湯面が凝固される問題が発生して円滑な連続鋳造工程を行うことができなくなる。
さらに、溶融状態のモールドフラックスを鋳型に供給するのに紙が使用されていたが、紙には、溶融状態のモールドフラックスを連続鋳造工程に亘って供給する上での制限がある。
大韓民国公開特許第1998−038065号公報 米国特許第5577545号公報 特開1989−202349号公報 特開1993−023802号公報 特開1993−146855号公報 特開1994−007907号公報 特開1994−007908号公報 特開1994−047511号公報 特開1994−079419号公報 特開1994−154977号公報 特開1994−226111号公報
そこで、本発明は上述した従来の技術における問題点を解消するためになされたものであり、その目的は、連続鋳造工程の全体の期間に亘って溶解された状態のモールドフラックスを鋳型内に注入可能な連続鋳造装置及び方法を提供するところにある。
本発明による連続鋳造装置は、鋳型の上部を覆う鋳型カバーと、前記鋳型内に供給されるモールドフラックスを溶融させるためのモールドフラックス溶解ユニットと、前記モールドフラックス溶解ユニットにおいて溶解された溶融モールドフラックスを鋳型内に供給するためのモールドフラックス搬送ユニットと、を備え、前記搬送ユニットは、一端が前記モールドフラックス溶解ユニットと接続され、他端が前記鋳型カバーを貫通して鋳型内に配設される注入管と、前記注入管を加熱する注入管加熱手段と、を備える。
好ましくは、前記注入管加熱手段は、前記注入管の周縁に配置された熱線を備える。
また、好ましくは、前記搬送ユニットの注入管が接続されて溶融モールドフラックスが排出される前記溶解ユニットの排出口には、前記排出口に向かって移動自在なストッパーが設けられて、前記ストッパーの移動に応じてストッパーの一端と前記排出口との間の間隔が調節される。ここで、前記ストッパーの代わりにスライドゲートを用いて注入量を制御しても構わない。
すなわち、連続鋳造装置は、流入貫通孔が穿設された上部プレートと、流出貫通孔が穿設された下部プレートと、前記上部プレート及び下部プレートの間において滑走自在であり、且つ、接続貫通孔が穿設された開閉プレートと、を有するスライドゲートをさらに備え、前記スライドゲートは前記注入管に設けられていてもよい。このとき、好ましくは、前記スライドゲートは、鋳型カバーに隣設されている。
さらに、好ましくは、少なくとも前記注入管及びこの注入管に連接される個所は、白金若しくは白金合金を含む。
さらに、好ましくは、前記鋳型カバーの内面の赤外線に対する反射率は、50%以上である。
本発明による連続鋳造方法は、鋳型の外部においてモールドフラックスを溶解するステップと、前記溶解されたモールドフラックスの流量を制御して連続鋳造の全工程に亘って前記溶解されたモールドフラックスを鋳型内に投入するステップと、溶鋼からの輻射熱を遮断するステップと、を含み、前記モールドフラックスを溶解してから鋳型内に投入するまで前記溶解されたモールドフラックスを加熱して温度を一定に維持する。
好ましくは、前記モールドフラックスを溶解するステップにおける使用原料には、フリーカーボンが1wt%以下に含有されている。
また、好ましくは、供給される溶鋼量が1〜5ton/minの範囲であるときに、前記溶解されたモールドフラックスの流量は0.5〜5kg/minの範囲に制御される。
さらに、好ましくは、前記溶解されたモールドフラックスは、溶鋼の液相線温度よりも100℃〜300℃低い温度の範囲に維持される。
上述のように、本発明は、スラグベアが除去されることによりモールドフラックスの消耗量が従来の操業と比較して大幅に増大して、鋳型と凝固シェルとの間の摩擦が低減される。これにより、オシレーションマーク及びフークが低減して鋳片の溶削(スカーフィング)量も低減される。特に、従来の操業と比較してオシレーションストロークを低減させ、ネガティブストリップ比を減少させた条件下においてはオシレーションマークの深さの減少効果が卓越である。
さらに、溶融モールドフラックス内にフリーカーボンが含まれていないことから、カーボンピックアップが発生しない。また、初期の凝固緩冷化が達成されて鋳片表面の縦割れ、横割れ、角割れなどの各種の割れ性欠陥の発生を防ぐことができる。これらに加えて、粉末状のモールドフラックスを使用しないことから、粉塵の発生が抑制されて鋳造環境が改善され、未溶融粉塵による連鋳冷却水の混濁化も防止可能である。
従来の方法による連続鋳造操業時の鋳型の断面図である。 本発明による溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置の概略図である。 本発明による連続鋳造装置の鋳型カバーの内側面の反射率による鋳型内湯面の輻射熱流束を示すグラフである。 本発明による連続鋳造装置に適用されるスライドゲートの分解斜視図である。 本発明に適用されるスライドゲートの作動を説明する断面図である。 本発明に適用されるスライドゲートの作動を説明する断面図である。
以下、添付図面に基づき、本発明の実施形態を詳述する。しかしながら、本発明は後述する実施例に何ら限定されるものではなく、相異なる形態で実現可能であり、単にこれらの実施形態は本発明の開示を完全たるものにし、この技術分野における通常の知識を持った者に本発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものである。なお、図中、同じ符号は同じ要素を指し示す。
図2は、本発明による溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置の概略図である。本発明による連続鋳造装置は、鋳型10と、前記鋳型10内に溶鋼を供給する浸漬ノズル30と、前記鋳型10の上部を覆う鋳型カバー100と、前記鋳型内に供給されるモールドフラックスを溶融させるためのモールドフラックス溶解ユニット200と、前記モールドフラックス溶解ユニット200において溶解された溶融モールドフラックス20を鋳型10内に供給するためのモールドフラックス搬送ユニット300と、を備える。
上述した構成要素のうち、鋳型10及び浸漬ノズル30は、従来の連続鋳造装置に適用される通常の構成要素であるため、これらについての説明は省略する。
前記鋳型カバー100は、前記鋳型10の上面に湯面の全体を覆うように設けられて溶鋼12の湯面からの輻射波が外部に漏出することを防ぐ。このために、前記鋳型カバー100の内面、すなわち、溶鋼と向かい合う面はアルミニウム鏡やゴールドコーティング鏡など高反射率の素材から形成されて、溶鋼12の湯面からの輻射波を反射させて再び溶融モールドフラックス20若しくは溶鋼12の表面に輻射波を吸収させる。これにより、前記溶鋼12の表面温度が下がることが極力抑えられると共に、溶融モールドフラックス20が鋳型10の壁面において再凝固することが防がれる。
前記モールドフラックス溶解ユニット200は、モールドフラックス供給源205と、モールドフラックス供給源205から供給される仮溶解された液状、顆粒状若しくは粉末状のモールドフラックス原料を収容する坩堝210と、前記坩堝210の周縁に設けられてモールドフラックスを溶融させるための熱線などのモールドフラックス加熱手段220と、前記坩堝210内において所望の状態で溶解された溶融モールドフラックスを排出する排出口230と、前記排出口230を開閉して排出される溶融モールドフラックスの量を制御するストッパー240と、を備える。前記ストッパー240は、排出口230の上部において上下に移動して前記排出口230の周縁とストッパー240の下端部との間の距離を調節することにより、排出される溶融モールドフラックスの量を制御する。このとき、前記ストッパー240の上下移動は、油圧または空圧シリンダー(図示せず)などにより精度よく制御される。
前記搬送ユニット300は、一端が前記モールドフラックス溶解ユニット200と接続され、他端に前記鋳型カバー100を貫通して鋳型内に溶融モールドフラックス20を供給する注入用のノズル312が配備された注入管310と、前記モールドフラックス溶解ユニット200と前記鋳型カバー100との間において前記注入管310の外部を取り囲んで前記注入管310を加熱する熱線などの注入管加熱手段320と、を備える。このとき、前記溶融モールドフラックス20を所定の温度に維持するために、前記注入管310と注入管加熱手段320の外部は断熱材により断熱処理されることが好ましい。
上述した構成要素のうち鋳型カバー100は、溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造操業を全期間に亘って行うために必須的に要される構成要素である。溶融モールドフラックス20を鋳型内に注入する場合、溶鋼の輻射熱流束が略0.15Mw/m以上となると、従来の粉末状のモールドフラックスを使用する場合よりも湯面における熱損失がさらに増大することが分かる。これを基に、反射率による輻射熱流束の変化を示す図3を参照すると、溶鋼の赤外線、すなわち、輻射線に対する反射率が50%未満である場合に、従来の粉末モールドフラックスを用いる操業に比して湯面における熱損失がさらに増大することが分かる。このため、前記鋳型カバー100は、内面、すなわち、溶鋼と向かい合う面をアルミニウム、銅、金などの溶鋼輻射線に対する反射効率に優れた材質から形成すると共に、前記内面の反射率が50%以上になるようにその表面粗さを適正レベルの粗さにする。すなわち、前記鋳型カバー100の内面は500〜4000nm領域の赤外線に対する平均反射率を50%以上に維持することにより鋳造中に湯面を保温できるようにして、鋳造の全期間に亘って溶融モールドフラックス操業を円滑に行う。
一方、前記坩堝210内に装入されるモールドフラックスは、グラファイトやカーボンブラックなどの炭素成分(以下、カーボネートタイプのカーボンと区別するために、グラファイトやカーボンブラックをフリーカーボンと称する。)が1wt%以下に制限されるが、これは、本発明による鋳造操業時にフリーカーボンが不要であるためである。従来の粉末状のモールドフラックスの操業時には、スラグベアの形成を防ぐために1wt%以上のフリーカーボンを添加することが必須であったが、本発明においては溶融状態のモールドフラックスを注入することから、スラグベアが形成されない結果、フリーカーボンを添加する必要がない。このため、フリーカーボンは一切含有しないことが好ましいが、1wt%以下のフリーカーボンが不純物として添加されるとしても、モールドフラックスの溶解過程において酸化されて気体状態で除去されるため、溶融モールドフラックス内にフリーカーボンは存在しない。
前記モールドフラックス溶解ユニット200及び搬送ユニット300の全部または一部は、白金(Pt)若しくは白金−ロジウム(Pt−Rh)などの白金合金材質から形成される。モールドフラックスは、鋳造中に鋳型の湯面に浮上する非金属介在物を迅速に溶解することが必要であるため、粘度が低く、且つ、Alなどの酸化物を溶解する速度が高い。このため、従来のガラス工業において使用する耐火物材質の溶解炉は溶融モールドフラックス20による侵食が急速に進行するという不都合がある。特に、前記モールドフラックス溶解ユニット200から溶融モールドフラックス20が排出される排出口230及び前記ストッパー240の下端部と前記モールドフラックス搬送ユニット300の注入用のノズル312を有する注入管310においてこのような侵食が発生する場合、溶融モールドフラックスの精度よい流量制御が不可能になり、安定した連続鋳造操業を行うことができなくなる。これにより、本発明においては、少なくとも前記注入管310とそこに連接する個所、すなわち、溶融モールドフラックスが排出される排出口230及び前記ストッパー240と注入管310を白金若しくは白金合金材質から製作してモールドフラックスによる侵食を防ぐことが好ましい。白金または白金合金材質の以外にも、溶融モールドフラックスによる侵食が起こらない材質としては、黒鉛若しくはニッケル系高耐熱合金が挙げられるが、1300℃以上の高温において長時間維持することが困難であるため、継続的な連続鋳造操業に適用するには不向きである。
さらに、上述した構成において、溶融モールドフラックスの流量は単位時間当たりに鋳型内に供給される溶鋼量に依存し、供給される溶鋼量が1〜5ton/minの範囲であるときに溶解されたモールドフラックスの供給量は0.5〜5kg/minの範囲であるため、連続鋳造工程の全期間に亘って溶融モールドフラックス20を連続的に注入するためには、このように低い流量を精度よく制御する必要があるためである。すなわち、従来には傾動方式若しくは圧力差によるサイフォン方式により溶融モールドフラックスを注入していた。これらの方式は大量のモールドフラックスを湯面に注入することは容易であるが、本発明の目的を達成する目的で0.5〜5kg/minの範囲で溶融モールドフラックスの流量を精度よく制御するには不向きであり、特に、湯面を観察しながらリアルタイムにて湯面を塗布しているモールドフラックスの厚さを把握して瞬時に流量を調節することが困難である。このため、本発明における溶融モールドフラックスの注入は、図2に示すように、ストッパー240を上下に移動させて前記ストッパー240の下端部と排出口230の周縁部との間の空間を制御することにより、溶融モールドフラックス20の低い流量を精度よく調節することができる。
一方、このような溶融モールドフラックス20の流量制御は、図2に示すストッパー240の代わりに、図4、図及び図に示すスライドゲートによっても実現可能である。図4、図及び図を参照すると、前記モールドフラックス溶解ユニット200から供給される溶融モールドフラックス20の流量を制御するためのスライドゲート340は、前記モールドフラックス溶解ユニット200の排出口230に結合され、これと連通する流入貫通孔342aが穿設された上部プレート342と、前記搬送ユニット300の一端に結合され、前記搬送ユニット300の注入管310と連通する流出貫通孔344aが穿設された下部プレート344と、前記上部プレート342と下部プレート344との間を滑走自在に設けられ、連結貫通孔346aが穿設された開閉プレート346と、前記開閉プレート346を左右に移動させる油圧または空圧シリンダー(図示せず)と、を備える。このように構成されたスライドゲート340において、前記開閉プレート346は、図に示す閉鎖位置と図に示す開放位置との間を移動しながら、開閉プレート346の連結貫通孔346aが流入貫通孔342aと流出貫通孔344aとの間の開口径を調節することにより、これらを通過する溶融モールドフラックス20の流量を制御する。このとき、前記スライドゲート340も、上述した理由から、溶融フラックスが直接的に接触する個所は白金若しくは白金合金の材質から製作することが好ましい。
上述したスライドゲート340は、前記モールドフラックス溶解ユニット200と前記搬送ユニット300の注入管310との間に設けられているが、前記注入管310途中の任意の個所、または、鋳型カバー100寄りの個所、すなわち、鋳型カバー100の真上に設けられていてもよい。この場合、溶融モールドフラックス20が鋳型10内に流入する直前にその流量が制御されることから、溶融モールドフラックス20を所望の量だけ鋳型10内により正確に供給することができる。これは、たとえ前記搬送ユニット300において溶融モールドフラックス20の温度を維持するとしても、搬送ユニット300が長尺状であり、且つ、高温の溶融モールドフラックス20が搬送ユニット300内において流動する間に溶融モールドフラックス20の状態変化により実際に鋳型10内に供給される流量に変化が発生する恐れがあるためである。
前記搬送ユニット300は、溶融モールドフラックス20を前記モールドフラックス溶解ユニット200から鋳型10の内部に供給するとき、溶融モールドフラックス20の温度を一定の状態に維持する必要がある。このために、搬送ユニット300の注入管310の周縁に熱線などの注入管加熱手段320を設けている。
これは、前記鋳型内に供給される溶解されたモールドフラックスの温度は、溶鋼の液相線温度よりも100℃〜300℃低い温度範囲を維持する必要があるためである。この温度範囲よりも低い場合、瞬時に溶鋼の温度を低下させて溶鋼表面が凝固する恐れがあり、この温度範囲よりも高い場合、鋳型の壁面における溶鋼の凝固が過度に遅延される恐れがある。炭素濃度が60ppmであり、且つ、液相線温度が1530℃である通常の極低炭素鋼の場合を例に取ると、溶解されたモールドフラックスの温度は1230℃以上、1430℃以下の範囲に存在することが必要である。
このため、前記注入管加熱手段320は、溶融モールドフラックス20が前記搬送ユニット300内において流動する間に、溶鋼の液相線温度よりも100℃〜300℃低い温度範囲を維持する。これは、上述したように、溶融モールドフラックスが湯面に供給されたとき、溶鋼を冷却し過ぎたり鋳型の壁面における溶鋼の凝固を遅延しないためであり、さらに、溶融モールドフラックスの粘度を維持し、溶融モールドフラックスが冷却されたり部分的にも凝固されないようにして、連続鋳造時に0.5〜5kg/minの範囲の低い流量に精度よく制御して鋳型内に注入するためである。
以下、従来技術による比較例を用いて本発明の具体例をさらに詳細に説明する。
本発明による実施例
溶融モールドフラックスを用いた本発明による連続鋳造装置を用いて、下端幅1012mm、厚さ100mmの鋳型によりスラブ鋳造を行った。このとき、鋼種は炭素濃度60ppmの極低炭素鋼であった。使用したモールドフラックスは極低炭素鋼の鋳造に商用される製品であり、溶融状態におけるフリーカーボンは分析誤差の範囲内において検出されなかった。鋳型の外部においてモールドフラックスを完全に溶解した後、ストッパー240タイプの流量制御ユニットを用いて溶融モールドフラックス20を鋳型10の内部に注入した。なお、注入時における溶融モールドフラックス20の温度は1300℃であった。鋳造開始前に溶鋼が鋳型10に充填された時点において溶融プールの厚さが目的値に達した後、鋳造開始と同時に鋳型カバー100を鋳型10に設けた。この後、鋳造が進むに伴い、溶融モールドフラックス20の消耗量を連続的に補充した。鋳型カバー100はアルミニウム材質のものであり、表面をごく美麗に研磨し、溶鋼輻射線領域である500〜4000nm領域の赤外線に対する平均反射率を85%にした。
従来の技術による比較例
実施例と同様に、下端幅1012mm、厚さ100mmの鋳型を用いてスラブ鋳造を行った。このとき、鋼種は炭素濃度60ppmの極低炭素鋼であった。使用したモールドフラックスは1.5wt%のフリーカーボン入り粉末状のモールドフラックスであり、溶融状態、すなわち、フリーカーボンの除去された状態においては、実施例において使用したモールドフラックスと全ての成分が同様であった。粉末モールドフラックスを用いる通常の操業と同様に、鋳造開始前に溶鋼が鋳型に充填された時点において粉末モールドフラックスを投入して鋳造を開始し、鋳造中に随時粉末モールドフラックスを投入して補充した。
前記実施例と比較例の操業条件及び操業結果を下記表1に示す。
Figure 0005039782
表1に示すように、本発明による溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造操業を行う場合、従来の粉末モールドフラックスを用いた連続鋳造操業に比して下記の如き効果が確認された。
すなわち、スラグベアが除去されることにより、モールドフラックスの消耗量が従来の操業と比較して大幅に増大して鋳型と凝固シェルとの間の摩擦が低減される。また、溶融モールドフラックス内にフリーカーボンが含まれていないことから、カーボンピックアップが発生しない。さらに、鋳型カバーによる保温効果が極大化されてオシレーションマークの深さが大幅に減少する。特に、従来の操業と比較してオシレーションストロークを低減させ、ネガティブストリップを減少させた条件下においてはオシレーションマークの深さの減少効果が卓越である。
さらに、前記実施例と比較例の一部に対しては、鋳造中に鋳型内に熱電対を挿入して鋳型各部位における伝熱量を測定することにより最大値と平均値を求めた後、これらの比率を求めた。熱電対の挿入位置については、幅方向には長辺の内側及び外側の中央部であり、鋳造方向にはメニスカスからそれぞれ3.3、23.9、44.6、65.2、106.5、230.4、354.3、457.6、581.5、705.4mmとなる個所であった。各個所に、2つの熱電対を、それぞれ溶鋼または凝固シェルと接触する鋳型銅板のホットフェースからの距離がそれぞれ5mm、20mmとなるように挿入した。鋳造中にそれぞれの熱電対において測定した温度差から各個所における伝熱量を測定して合計の伝熱量を求め、この合計の伝熱量を用いて平均伝熱量を計算した。表1から明らかなように、本発明による溶融モールドフラックスを用いた操業を行う場合、粉末モールドフラックスを投入する従来の操業と比較して最大伝熱量/平均伝熱量の比が低くなり、初期緩冷化が達成される。本発明による初期緩冷化の主たる原因としては、メニスカスの真下における最大伝熱量が低くなることが挙げられる。平均伝熱量に対するピーク伝熱量の比は、粉末モールドフラックスを投入する従来の操業において2.0〜2.5であるのに対し、本発明による溶融モールドフラックスを投入する本発明の操業において1.2〜1.5であり、その比が急激に下がることが分かる。
以上、図面及び実施例を参照して説明したが、当該技術分野における通常の当業者は特許請求の範囲に記載の本発明の技術的な思想から逸脱しない範囲内において本発明を種々に修正及び変更させることができるということが理解できるであろう。

Claims (8)

  1. 鋳型の上部を覆う鋳型カバーと、
    前記鋳型内に供給されるモールドフラックスを溶融させるためのモールドフラックス溶解ユニットと、
    前記モールドフラックス溶解ユニットにおいて溶解された溶融モールドフラックスを前記鋳型内に供給するためのモールドフラックス搬送ユニットと、
    を備える連続鋳造装置において、
    前記搬送ユニットは、
    一端が前記モールドフラックス溶解ユニットと接続され、他端が前記鋳型カバーを貫通して鋳型内に配設される注入管と、
    前記注入管を加熱する注入管加熱手段と、
    を備え
    前記注入管または前記溶解ユニットにおける前記注入管に連接される個所は、白金若しくは白金合金を含み、
    前記鋳型カバーの内面の赤外線に対する反射率は、50%以上であることを特徴とする連続鋳造装置。
  2. 前記注入管加熱手段は、前記注入管の周縁に配置された熱線を備えることを特徴とする請求項1に記載の連続鋳造装置。
  3. 前記搬送ユニットの注入管が接続されて溶融モールドフラックスが排出される前記溶解ユニットの排出口には、前記排出口に向かって移動自在なストッパーが設けられて、前記ストッパーの移動に応じてストッパーの一端と前記排出口との間の間隔が調節されることを特徴とする請求項1に記載の連続鋳造装置。
  4. 流入貫通孔が穿設された上部プレートと、
    流出貫通孔が穿設された下部プレートと、
    前記上部プレート及び下部プレートの間において滑走自在であり、且つ、接続貫通孔が穿設された開閉プレートと、
    を有するスライドゲートをさらに備え、
    前記スライドゲートは前記注入管に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の連続鋳造装置。
  5. 前記スライドゲートは、鋳型カバーに隣設されていることを特徴とする請求項4に記載の連続鋳造装置。
  6. 鋳型の外部においてモールドフラックスを溶解するステップと、
    前記溶解されたモールドフラックスの流量を制御して連続鋳造の全工程に亘って前記溶解されたモールドフラックスを前記鋳型内に投入するステップと、
    溶鋼からの輻射熱を遮断するステップと、
    を含む連続鋳造方法において、
    前記モールドフラックスを溶解してから前記鋳型内に投入するまで前記溶解されたモールドフラックスを加熱して温度を溶鋼の液相線温度よりも100℃〜300℃低い温度の範囲に維持することを特徴とする連続鋳造方法。
  7. 前記モールドフラックスを溶解するステップにおける使用原料には、フリーカーボンが1wt%以下に含有されていることを特徴とする請求項に記載の連続鋳造方法。
  8. 供給される溶鋼量が1〜5ton/minの範囲であるときに、前記溶解されたモールドフラックスの流量は0.5〜5kg/minの範囲に制御されることを特徴とする請求項またはに記載の連続鋳造方法。
JP2009516408A 2006-06-23 2007-06-22 溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置及び方法 Expired - Fee Related JP5039782B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2006-0056666 2006-06-23
KR1020060056666A KR100749027B1 (ko) 2006-06-23 2006-06-23 용융 몰드플럭스를 이용한 연속 주조 장치 및 방법
PCT/KR2007/003035 WO2007148941A1 (en) 2006-06-23 2007-06-22 Continuous casting machine and method using molten mold flux

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009541062A JP2009541062A (ja) 2009-11-26
JP5039782B2 true JP5039782B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=38602784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009516408A Expired - Fee Related JP5039782B2 (ja) 2006-06-23 2007-06-22 溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置及び方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8210238B2 (ja)
EP (2) EP2038080B1 (ja)
JP (1) JP5039782B2 (ja)
KR (1) KR100749027B1 (ja)
CN (1) CN101479061A (ja)
WO (1) WO2007148941A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100822412B1 (ko) 2006-10-26 2008-04-16 주식회사 포스코 연속 주조용 몰드 플럭스 투입장치
KR100810735B1 (ko) 2006-11-08 2008-03-07 주식회사 포스코 몰드 플럭스 용해로
DE102008022784A1 (de) * 2008-05-08 2009-11-12 Avancis Gmbh & Co. Kg Vorrichtung und Verfahren zum Tempern von Gegenständen in einer Behandlungskammer
KR101185290B1 (ko) * 2009-10-29 2012-09-21 현대제철 주식회사 단조용 강괴 제조 방법 및 단조용 강괴 제조 장치
BE1019269A3 (nl) * 2010-04-02 2012-05-08 Belgoprocess N V Kantelbare oven.
CN102883837B (zh) * 2010-05-20 2015-03-18 新日铁住金株式会社 熔剂投入装置、连续铸造设备、熔剂投入方法和连续铸造方法
KR101301391B1 (ko) * 2011-07-15 2013-08-28 주식회사 포스코 주조장치
EP2656945A1 (de) * 2012-04-26 2013-10-30 SMS Concast AG Feuerfestes Giessrohr für eine Kokille zum Stranggiessen von Metallschmelze
KR101373113B1 (ko) 2012-07-11 2014-03-11 주식회사 포스코 원료 용해 장치 및 이를 이용한 원료 용해 방법
KR101443587B1 (ko) 2012-09-27 2014-09-25 현대제철 주식회사 극저탄소강 연속주조 방법
CN103743539A (zh) * 2013-12-20 2014-04-23 鞍钢股份有限公司 一种测量结晶器内流场方向和强度的方法及流场强度指示仪
CN105750519A (zh) * 2014-12-19 2016-07-13 宝山钢铁股份有限公司 通过加入保护渣来改善连铸机铸坯表面质量的方法及装置
KR20160139636A (ko) 2015-05-28 2016-12-07 포항공과대학교 산학협력단 몰드 플럭스 및 이를 이용한 연속 주조방법
KR20160141124A (ko) 2015-05-28 2016-12-08 포항공과대학교 산학협력단 몰드 플럭스 및 이를 이용한 연속 주조방법
KR102300854B1 (ko) 2015-05-28 2021-09-10 포항공과대학교 산학협력단 몰드 플럭스 및 이를 이용한 연속 주조방법
KR20160141125A (ko) 2015-05-28 2016-12-08 포항공과대학교 산학협력단 몰드 플럭스 및 이를 이용한 연속 주조방법
CN105081246A (zh) * 2015-08-31 2015-11-25 宝山钢铁股份有限公司 一种连铸结晶器用熔融保护渣的连续供给装置及方法
KR101790001B1 (ko) * 2016-03-02 2017-11-20 주식회사 포스코 용융물 주입 장치, 이를 이용한 주조설비 및 주조방법
CN110548840B (zh) * 2019-10-09 2024-04-02 辽宁科技大学 在连铸过程中向结晶器加入加热固态保护渣的装置及方法
CN113426972B (zh) * 2021-06-04 2023-03-21 北京首钢股份有限公司 一种结晶器保护渣的控制方法、装置、设备及存储介质

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49105727A (ja) 1973-02-14 1974-10-07
HUT37365A (en) 1983-10-28 1985-12-28 Werner Schatz Method for producing metal billet, shaped body or shaped profile products with embedding of hard material grains and apparatus for carrying out the method
JPS6281252A (ja) 1985-10-07 1987-04-14 Kawasaki Steel Corp 連続鋳造方法
JPH01202349A (ja) 1988-02-05 1989-08-15 Nkk Corp 連続鋳造方法
JPH04105757A (ja) 1990-08-24 1992-04-07 Sumitomo Metal Ind Ltd 極低炭素鋼用発熱性スタートパウダー
JPH0523802A (ja) 1991-07-19 1993-02-02 Kawasaki Steel Corp 鋼の連続鋳造方法
DE4133980A1 (de) * 1991-10-14 1993-04-15 Siemens Ag Automatische steuerung fuer eine kraftwerksanlage
JPH05146855A (ja) 1991-11-28 1993-06-15 Kawasaki Steel Corp 極低炭素鋼の連続鋳造方法
JPH0679419A (ja) 1992-01-30 1994-03-22 Kawasaki Steel Corp 連鋳操業におけるパウダーの添加方法
SE470091B (sv) 1992-04-09 1993-11-08 Sintercast Ltd Förfarande för bestämning av kolekvivalenten hos strukturmodifierade gjutjärnssmältor
JPH067908A (ja) 1992-06-24 1994-01-18 Kawasaki Steel Corp 連続鋳造装置への溶融パウダ添加装置
JPH067907A (ja) 1992-06-26 1994-01-18 Kawasaki Steel Corp 表面性状に優れた連鋳鋳片の製造方法
JPH0647511A (ja) 1992-07-29 1994-02-22 Kawasaki Steel Corp 連続鋳造装置への溶融パウダ添加方法
JPH06154977A (ja) 1992-11-27 1994-06-03 Kawasaki Steel Corp 極低炭素鋼の連続鋳造方法
JP3084162B2 (ja) 1993-02-02 2000-09-04 昭和飛行機工業株式会社 触媒装置用メタル担体
BR9407797A (pt) 1993-10-15 1997-05-06 Shingagawa Refractories Co Ltd Material de acondicionamento para refratário
KR0156698B1 (ko) 1994-06-30 1998-10-15 김광호 음식쓰레기 처리기
JPH0866752A (ja) 1994-08-30 1996-03-12 Nkk Corp 鋼の連続鋳造方法
JPH08187558A (ja) 1995-01-06 1996-07-23 Nippon Steel Corp 連続鋳造用鋳型への注湯方法およびその装置
KR19980038065A (ko) 1996-11-23 1998-08-05 김종진 슬라브 연주기의 구속성 브랙아웃과 면세로 크랙을 저감하기 위한 몰드플럭스
KR19980038065U (ko) 1996-12-18 1998-09-15 오상수 프레스 가공물의 리스트라이킹 가공장치
JPH10202349A (ja) 1997-01-21 1998-08-04 Akechi Ceramics Kk 連続鋳造用ノズル
JPH11254126A (ja) 1998-03-13 1999-09-21 Sumitomo Jukikai Chutan Kk スライドゲートの面圧負荷装置
JP4205811B2 (ja) 1999-03-03 2009-01-07 新日本製鐵株式会社 鋼の連続鋳造方法および連続鋳造鋳片
KR100354314B1 (ko) 1999-12-30 2002-09-28 스톨베르그 앤드 삼일 주식회사 연속주조용 용제의 결정질율 측정방법
JP4152573B2 (ja) 2000-07-28 2008-09-17 本田技研工業株式会社 蓄電装置の残容量検出装置
KR20020051470A (ko) * 2000-12-22 2002-06-29 이구택 연속주조기용 용융금속 공급장치
KR100661821B1 (ko) * 2000-12-26 2006-12-27 주식회사 포스코 연속주조용 몰드에서 슬래그 베어의 생성을 방지하는 장치및 그 방법
JP2002239692A (ja) 2001-02-15 2002-08-27 Nkk Corp 小断面アルミキルド鋼鋳片の連続鋳造方法
KR100779673B1 (ko) 2001-11-30 2007-11-26 주식회사 포스코 연속주조공정의 플럭스 공급제어 장치
JP3988538B2 (ja) 2002-06-04 2007-10-10 Jfeスチール株式会社 連続鋳造鋳片の製造方法
JP3752208B2 (ja) 2002-08-28 2006-03-08 三菱重工業株式会社 連続鋳造装置
JP4161680B2 (ja) 2002-10-24 2008-10-08 Jfeスチール株式会社 中炭素鋼連続鋳造鋳片の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007148941A1 (en) 2007-12-27
EP2038080A4 (en) 2009-11-11
CN101479061A (zh) 2009-07-08
US8210238B2 (en) 2012-07-03
EP2038080B1 (en) 2014-12-10
EP2446982A1 (en) 2012-05-02
US20090165987A1 (en) 2009-07-02
KR100749027B1 (ko) 2007-08-13
JP2009541062A (ja) 2009-11-26
EP2038080A1 (en) 2009-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5039782B2 (ja) 溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置及び方法
JP5039781B2 (ja) 溶融モールドフラックスを用いた連続鋳造装置
KR100749024B1 (ko) 용융 몰드 플럭스를 이용한 연속 주조 방법
JP5037612B2 (ja) モールドフラックス及びこれを用いた連続鋳造方法
JP5742992B1 (ja) スラブ連続鋳造用装置
JP2008161875A (ja) 表面性状に優れる鋳造材を得るのに最適な鋳造用ノズル、およびそれを用いた鋳造材の製造方法とマグネシウム合金
JP4102352B2 (ja) 熱間再使用タンディッシュを用いたステンレス溶鋼の連続鋳造方法
JP4725244B2 (ja) 連続鋳造用取鍋及び鋳片の製造方法
AU2004295039B2 (en) Sequential casting method for the production of a high-purity cast metal billet
KR100829907B1 (ko) 연속주조시 초기응고 제어 방법 및 그 장치
KR100822412B1 (ko) 연속 주조용 몰드 플럭스 투입장치
KR100749025B1 (ko) 몰드 플럭스 및 이를 이용한 연속 주조 방법
JPH0371971A (ja) 溶融金属用容器における介在物滞留装置
JPS5942161A (ja) 非晶質合金薄帯の製造方法
KR102277295B1 (ko) 침지노즐의 내화물 단변경 제어를 통한 강재의 연속주조방법
JP5076693B2 (ja) 連続鋳造用タンディッシュ及び鋼の連続鋳造方法
JPS61232047A (ja) 連続鋳造用金属溶湯の温度制御方法
JPH1058105A (ja) 凝固過程での収縮量の大きい鋼の連続鋳造方法
JPH09276996A (ja) タンディッシュ再使用スタート時におけるデッケル防止方法
JPS626746A (ja) 連続鋳造時の拘束性ブレ−クアウト防止方法
JPH0259152A (ja) 薄帯連続鋳造装置への溶融金属供給方法
JP2001219253A (ja) 鋼の連続鋳造方法
JPH08300109A (ja) 金属ストリップ鋳造方法及び金属ストリップ鋳造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120709

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees