JP5016803B2 - 画像加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録材上の画像を加熱する画像加熱装置に関する。
この画像加熱装置としては、例えば、記録材上の未定着画像を定着する定着装置や、記録材に定着された画像を加熱することにより画像の光沢を増大させる光沢増大化装置等を挙げることができる。
電子写真装置、静電記録装置などの画像形成装置においては、記録材(シート)上にトナー画像を形成し、これを加熱、加圧して定着させることにより画像を形成している。定着装置としては、内部にヒータを有する定着ローラに加圧ローラを圧接して定着ニップを形成し、定着を行うローラ定着方式が従来より採用されている。
ところで、画像の高光沢化や画像形成の高速化を図るためには、記録材の定着ニップ通過時間を長くし、トナーを充分に溶融するのが好ましい。ローラ定着方式の場合、これを達成するためにはローラ径を大きくしなければならず、定着装置が大型化してしまう。
そこで、ローラ定着方式に比して、装置の小型化、高速化対応を達成しつつ、充分なニップ幅(シート搬送方向の長さ)を得ることができるベルト定着方式が提案されている(特許文献1)。この提案においては、互いに対向する定着ベルトと加圧ベルトを設け、これら両ベルト間でシートを挟持搬送しながら定着を行う構成とされている。これにより、従来に比して充分なニップ幅を得ている。
ベルト定着方式においては、定着ニップ部で充分な圧力を得るために圧力付与部材が必要となる。装置を大型化することなく幅の広い定着ニップを得ようとする場合には、パッド状の圧力付与部材が効果的である。
また、ベルト内周面とパッドの間に低摩擦シートを介在させ、低摩擦シートにエンボス状の凹凸を設け、低摩擦シートと無端ベルトとの接触面積を小さくして磨耗を防ぐと共に、摺動抵抗を低減させるようにしたものが提案されている(特許文献2)。
特開2004−341346号公報 特開2002−148970号公報
しかしながら、上記従来技術の場合には次のような問題点を有している。即ち、上下ベルト方式において摺動抵抗を減らすためにベルト内周面とパッドの間にエンボス状の凹凸をつけた低摩擦シートを介在させた定着装置においては、低摩擦シートのエンボス状の凹凸によるニップ内の圧力の差が、画像上に光沢スジとして現れてしまう。特に、画像面に対向する低摩擦シートにエンボス状の凹凸をつけた場合や、ベルトの厚さを薄くした場合にこの現象は顕著である。
更には、金属等の剛体で形成されたパッドとベルトの間に、大きな凹凸が形成された摺動シートを介在させた場合は、凹凸によるニップ内の圧力の差が非常に大きくなりやすい。そのために、画像上にスジが現れるやすくなるだけでなく、摺動シートの凸部に大きな圧がかかることから、長時間使用した場合には凸部が削れたり、押しつぶされたりすることで、凹凸が小さくなる。また、摺動シートの表面に表面離型層がある場合、そのコート層が剥がれてしまい、摺動抵抗が大きくなり、画ズレ、ギア破損、駆動モータの消費電力アップ等の問題が発生する場合があった。また、ゴム等の弾性体で形成されたパッドとベルトの間に、小さな凹凸又は平坦なの摺動シートを介在させた場合には、ベルトと摺動シートの密着性が良くなるために、摺動シートがベルトに張り付く。これにより、特に起動時の摺動抵抗が大きくなり、ギア破損、駆動モータの消費電力アップ等の問題が発生する場合があった。
そこで、本発明の目的は、画像加熱ニップを長くする構成とした場合であっても、光沢スジなどの画像不良の発生を防止することができる画像加熱装置を提供することである。
本発明の他の目的は、摺動抵抗が小さい画像加熱装置を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明に係る画像加熱装置の代表的な構成は、記録材上に形成された未定着のトナー画像と接して、ニップ部にて加熱する第1のエンドレスベルトと、前記第1のベルトとの間でニップ部を形成する第2のエンドレスベルトと、前記第1のベルトの内面側に設けられる第1の加圧パッドと、前記第2のベルトの内面側に設けられる第2の加圧パッドと、前記第1のベルトの内面と接触し、前記第1のベルトを駆動するための駆動ローラと、前記駆動ローラに対向し前記第2のベルトの内面と接触する対向ローラと、を有する画像加熱装置において、前記第1の加圧パッドはパッド基体と前記第1のベルトの内面に接触する低摩擦の第1の摺動シートを有し、前記第2の加圧パッドはパッド基体と前記第2のベルトの内面に接触する低摩擦の第2の摺動シートを有し、前記第1のベルトの回転方向において前記第1の加圧パッドと前記第2の加圧パッドとの間の圧部よりも下流側で前記駆動ローラは前記第1のベルトと前記第2のベルトを介して前記対向ローラを圧し、前記第1の摺動シートのベルト接触面の表面粗さRzを20μm以下、前記第2の摺動シートのベルト接触面の表面粗さRzを50μm以上300μm以下に設定したことを特徴とする。
第1の加圧パッドのベルト接触面または摺動シートのベルト接触面の表面粗さRzが20μmをこえると、ニップ部内に圧力の差が大きくなり画像上に光沢スジとして現れてしまう。Rzが小さい場合は凹凸の間隔の影響はほとんど受けない。
第2の加圧パッドのベルト接触面または摺動シートのベルト接触面の表面粗さRzを50μm以上50μm以上300μm以下にすることで加圧状態での接触面積が小さくなり、摺動抵抗が低減され、良好なベルト走行性が得られる。Rzが50μm以下であると凹凸の高低差が足りず、接触面積が大きくなってしまう。Rzが300μmをこえるとニップ部内に圧力の差が大きくなり画像上に光沢スジとして現れてしまう。
また、第2の加圧パッドのベルト接触面または摺動シートのベルト接触面の凹凸の平均山間隔Smを250μm以上3000μm以下とするとよい。Smが250μm未満であると山頂部の間隔が狭くなり、表面が平滑となってしまう。Smが3000μmをこえると山頂部と別の山頂部との間隔が広くなり、山頂部付近の接触する面積が大きくなることで、接触面積は大きくなってしまう。
上記において、表面粗さの測定には、接触式表面粗さ計((株)小坂研究所製:サーフコーダーSE−3400)を用い表面の十点平均粗さRz及び凹凸の平均間隔Smを測定した。測定条件はカットオフ値が0.8mm、測定長さが8mm、送りスピードが0.1mm/秒である。ここで、RzはJIS B 0601による十点平均粗さで、定性的には凸凹の山と谷の高低差を表す。SmはJIS B 0601による凹凸の平均間隔であ
る。
かくして、画像加熱ニップを長くする構成とした場合であっても、画像への影響の少ない第2の加圧パッドのベルトの内周面と接する部分に大きな凹凸が形成されることで、第2の加圧パッドとベルトの接触面積を小さくし、摺動抵抗を低減できる。そして、記録材の画像面と対向する第1の加圧パッドのベルトの内周面と接する部分が小さな凹凸が形成されるか又は平坦に形成する。これにより、固定部材の凹凸によるニップ内の圧力の差が、画像上に光沢スジとして現れてしまうことを防止する。
以下に、実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。なお、これら実施例は、本発明を適用できる実施形態の一例ではあるものの、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではなく本発明の思想の範囲内において種々の変形が可能である。
(参考例)
(1)画像形成部
図4は、本発明に従う画像加熱装置を定着装置Aとして搭載した画像形成装置の一例の概略構成を示す断面模式図である。
この画像形成装置1は電子写真方式レーザープリンタであり、潜像を担持する像担持体として感光体ドラム2を備えている。感光体ドラム2は矢印の時計方向に所定の速度で回転駆動され、その外面が帯電器3によって所定の極性・電位に一様に帯電される。その一様帯電面に対してレーザースキャナ(光学装置)4により画像情報のレーザー走査露光5がなされる。これにより、感光体ドラム2の面には走査露光した画像情報の静電潜像が形成される。その静電潜像が現像器6によってトナー画像として現像される。そのトナー画像が、感光体ドラム2と転写ローラ7との当接部である転写部において、該転写部に導入された記録材(シート)Sに対して順次に転写される。
記録材Sは装置下部の給紙カセット9内に積載収納されている。所定の給紙タイミングで給紙ローラ10が駆動されると、給紙カセット9内の記録材が1枚分離給紙されて、搬送路10aを通ってレジストローラ対11に至る。レジストローラ対11は記録材Sの先端部を受け止めて記録材の斜行修正をする。また、感光体ドラム上のトナー画像の先端部が転写部に到達したときに記録材の先端部も転写部に丁度到達するタイミングとなるように、感光体ドラム上のトナー画像と同期をとって、記録材Sを転写部に給送する。
転写部を通った記録材Sは感光体ドラム2の面から分離されて、定着装置Aへと搬送される。この定着装置Aにより記録材S上の未定着トナー画像が加熱・加圧により固着画像として記録材面に定着される。そして、その記録材が搬送路10bを通って排出ローラ対12によって装置上部の排出トレイ13へと排出、積載される。
また、記録材分離後の感光体ドラム2の面はクリーニング装置8によって転写残トナー等の残留付着物が除去されて清掃され、繰り返して作像に供される。
(2)定着装置A
図1は本参考例に係わる定着装置Aの要部の断面模式図である。ここで、定着装置Aまたはこれを構成している部材について長手または長手方向とは記録材搬送路面内において、記録材搬送方向に直交する方向に並行な方向である。定着装置について正面とは記録材導入側の面である。左右とは装置を正面から見て左または右である。ベルトの幅とは記録材搬送方向に直交する方向のベルト寸法(=ベルト長手方向の寸法)である。また記録材の幅とは記録材面において記録材搬送方向に直交する方向の記録材寸法である。また上流または下流とは記録材の搬送方向に関して上流または下流である。
この定着装置Aは、第1のエンドレスベルト(第1のベルト)としての定着ベルト(定着手段)20と、第2のエンドレスベルト(第2のベルト)としての加圧ベルト(加圧手段)21とを備えている。
定着ベルト20は、内径が40mmで、厚みが75μmのポリイミドを基層とし、基層の外周には弾性層が750μmの厚みで設けられている。弾性層の材料としては、公知の弾性材料を使用することができ、例えば、シリコーンゴム、フッ素ゴム等を用いることができる。本参考例では、シリコーンゴムを用い、硬度はJIS−A20度、熱伝導率は0.8W/mKである。弾性層の厚さは、画像を印刷する場合に記録材の凹凸或いはトナー層の凹凸に加熱面が追従できないとによる光沢ムラを予防するために、100μm以上が好ましい。弾性層の厚さが100μm未満では、弾性部材としての機能が発揮されず、定着時の圧力分布が不均一となることによって、特にフルカラー画像定着時に二次色の未定着トナーを十分に加熱定着することができずに定着画像のグロスにおいてムラを生じる。また、溶融不十分なことによってトナーの混色性が悪化し、高精細なフルカラー画像が得られず好ましくない。
この弾性層の変形によって、定着ベルト20へのシートの巻きつきを防止し、ベルトからの良好な分離性能を得ることができる。更に弾性層の外周には、表面離型層としてフッ素樹脂層(例えばPFAやPTFE)が30μmの厚みで設けられている。
加圧ベルト21は、内径が40mmで、厚みが75μmのポリイミドを基層とし、表面は離型層としてフッ素樹脂であるPFAチューブを30μmの厚みで設けられている。
定着ベルト20は、ベルト懸架部材としての加熱ローラ22並びに定着ローラ23によって張架されている。加熱ローラ22と定着ローラ23はそれぞれ装置の不図示の左右の側板間に回転自由に軸受させて支持させてある。
加熱ローラ22は、外径が20mmで、内径が18mmである厚さ1mmの鉄製の中空ローラであり、内部に加熱手段としてのハロゲンヒータ22aを配置している。また、加熱ローラ22は定着ベルト20に張りを与えるテンションローラとしての機能も有している。
定着ローラ23は、外径が20mmで、径が18mmである鉄合金製の芯金に、弾性層としてのシリコーンゴム層が設けられた高摺動性の弾性ローラである。この定着ローラ23は駆動ローラとして駆動源(モータ)Mから不図示の駆動ギア列を介して駆動力が入力されて、矢印の時計方向に所定の速度で回転駆動される。この定着ローラ13に上記のように弾性層を設けることで、定着ローラ13に入力された駆動力を定着ベルト20へ良好に伝達することができるとともに、定着ベルト20からの記録材の分離性を確保するための定着ニップを形成できる。シリコーンゴムの硬度はJIS−A15度、熱伝導率は0.8W/mKである。シリコーンゴム層によって、内部への熱伝導も少なくなるためウォーミングアップタイムの短縮にも効果がある。
定着ベルト20は、定着ローラ23が回転駆動されると、定着ローラ23のシリコーンゴム表面と定着ベルト20の内面ポリイミド層との摩擦によって定着ローラ23と共に回転する。
加圧ベルト21は、ベルト懸架部材としてのテンションローラ25と加圧ローラ26によって張架されている。テンションローラ25と加圧ローラ26はそれぞれ装置の不図示の左右の側板間に回転自由に軸受させて支持させてある。
テンションローラ25は、外径が20mmで、径が16mmである鉄合金製の芯金に、熱伝導率を小さくして加圧ベルト21からの熱伝導を少なくするためにシリコーンスポンジ層を設けてある。
加圧ローラ26は、定着ローラ23に対向する対向ローラとして、外径が20mmで、内径が16mmである厚さ2mmの鉄合金製とされた低摺動性の剛性ローラである。
ここで、定着ベルト20と加圧ベルト21との間に画像加熱ニップとしての定着ニップNを形成するために、加圧ローラ26は、回転軸の左右両端側が不図示の加圧機構により矢印Fの方向に所定の加圧力にて定着ローラ23に向けて加圧されている。
また、装置を大型化することなく幅広い定着ニップNを得るために、加圧パッドを採用している。すなわち、定着ベルト20を加圧ベルト21に向けて加圧する第1の加圧パッドとしての定着パッド24と、加圧ベルト21を定着ベルト20に向けて加圧する第2の加圧パッドとしての加圧パッド27である。定着パッド24及び加圧パッド27は装置の不図示の左右の側板間に支持させて配設してある。加圧パッド27は、不図示に加圧機構により矢印Gの方向に所定の加圧力にて定着パッド24に向けて加圧されている。
制御回路部100は、少なくとも画像形成実行時にはモータMを駆動する。これにより駆動ローラである定着ローラ23が回転駆動され、定着ベルト20が同じ方向に回転駆動される。定着ベルト20の周速度は、記録材にループを形成するため画像形成部側から搬送されてくるシートSの搬送速度に比して僅かに遅い周速とされている。
加圧ベルト21は、定着ベルト20に従動して回転する。ここで、定着ニップ最下流の部分をローラ対23・26により定着ベルト20と加圧ベルト21を挟んで搬送する構成としたことで、ベルトのスリップを防止することができる。定着ニップ最下流の部分は定着ニップでの圧分布(記録材搬送方向)が最大となる部分である。
本参考例の場合、定着ベルト20の周速は300mm/secとされ、A4サイズのフルカラー画像を1分間に70枚定着することが可能である。
また、制御回路部100は、電源回路101からハロゲンヒータ22aへ電力を供給する。これにより加熱ローラ22が加熱される。そして、この加熱ローラ22によって、回動する定着ベルト20が加熱される。定着ベルト20の表面温度がサーミスタ等の温度検知素子THにより検知される。この温度検知素子THで検知される定着ベルト20の温度に関する信号が制御回路部100に入力する。制御回路部100は温度検知素子THから入力する温度情報が所定の定着温度に維持されるように、電源回路101からハロゲンヒータ22aに対する供給電力を制御して、定着ベルト20の温度を所定の定着温度に温調する。
定着ベルト20が所定の定着温度に立ち上がって温調された状態において、定着ベルト20と加圧ベルト21間の定着ニップNに、未定着トナー画像Tを有する記録材Sが搬送される。記録材Sは、未定着トナー画像Tを担持した面を、定着ベルト20側に向けて導入される。そして、記録材Sの未定着トナー画像Tが定着ベルト20の外周面に密着したまま挟持搬送されていくことにより、定着ベルト20から熱が付与され、また加圧力を受けて記録材Sの表面に定着される。
また、定着ベルト20内の定着ローラ23がゴム層を有する弾性ローラであり、加圧ベルト21内の加圧ローラ26は鉄合金製の剛性ローラであるため、定着ベルト20と加圧ベルト21との定着ニップ出口では定着ローラ23の変形が大きくなっている。その結果、定着ベルト20も大きく変形し、トナー画像を担持した記録材Sは定着ベルト20から自らのこしにより曲率分離される。
本参考例において、第1の加圧パッドである定着パッド24は樹脂製、具体的にはPPS製(ポリフェニレンサルファイド樹脂)である。この定着パット24の定着ベルト内面との接触面24aの表面粗さRzを20μm以下に設定する。本参考例では平滑に形成されている。これは、定着パット24と定着ベルト内面の接触面に凹凸があると、定着ニップ内に圧力の差ができてしまい、これが大きいと画像上に光沢スジとして現れてしまうという問題があるためである。
また、第2の加圧パッドである加圧パッド27も樹脂製、具体的にはPPS製(ポリフェニレンサルファイド樹脂)である。この加圧パッド27の加圧ベルト内面との接触面27aの表面粗さRzを50μm以上300μm以下に設定する。本参考例では表面粗さRz100μmの凹凸が形成されている。
回転体ではないパッドでニップを形成すると、ベルトの内周面はパッドに摺擦され、ベルト内周面とパッドとの摩擦係数が大きいと、摺動抵抗が大きくなる。その結果として、画ズレ、ギア破損、駆動モータの消費電力アップ等の問題が発生する場合があった。特に上下ベルト方式において、パッド同士で定着ニップNを形成すると、この問題は顕著である。
本参考例においては、加圧パッド27の加圧ベルト内面との接触面27aには表面粗さRz100μmの凹凸が形成されているため、加圧ベルト内面と加圧パッド27の接触面積を小さくなり、摺動抵抗が低減している。加圧パッド27に大きな凹凸をつけると、ニップ内に圧力の差ができてしまうが、画像面とは記録材を介しているため、画像にその影響は出にくい。
加圧パッド27のベルト接触面の凹凸の平均山間隔Smは250μm以上3000μm以下にするとよい。
以上説明したように、画像への影響の大きい定着パッド面は画像性を重視して平滑に形成する。そして、画像への影響の少ない加圧パット面は摺動性を重視して大きな凹凸を形成することで、幅広の定着ニップNを形成しながらも摺動抵抗を低減させつつ、画像上に光沢スジが現れてしまうことを防止できる。
(第1実施例)
図2は本実施例に係わる定着装置Aの要部の断面模式図である。本実施例においては、定着ベルト20の加熱手段として、エネルギー効率の高い電磁誘導加熱方式の加熱源(誘導加熱部材、励磁コイル)を採用している。誘導加熱部材28は、誘導コイル28aと、励磁コア28bと、それらを保持するコイルホルダー28cと、から構成される。誘導コイル28aは、長円状に扁平巻きされたリッツ線を用い、誘導コイルの中心と両脇に突起した横E型の励磁コア28bの中に配置されている。励磁コア28bはフェライト、パーマロイといった高透磁率で残留磁速密度の低いものを用いるので、誘導コイル28aや励磁コア28bでの損失を抑えられ、効率的に定着ベルト20を加熱する事ができる。
また本実施例の定着ベルト20の基層は前記誘導加熱部材28によって加熱させるために、SUS合金、ニッケル、鉄、磁性ステンレス、コバルト−ニッケル合金等の金属層で形成されている。本実施例においては、内径が40mmのニッケルの厚さ250μmの薄いフィルム状体の基層となる金属層を含んでいる。その厚みは好ましくは1〜300μmがよい。基層の厚みが1μmよりも小さいと剛性が低く、多数枚耐久に耐えることが困難となる。また、基層が300μmを超えると剛性が高くなりすぎ、また屈曲性が悪くなり回転体として使用するには現実的ではない。基層の外周にはシリコーンゴムの弾性層が750μmの厚みで設けられている。弾性層の外周には、表面離型層としてフッ素樹脂層(例えばPFAやPTFE)が30μmの厚みで設けられている。
励磁回路102から誘導加熱部材28の誘導コイル28aに高周波電流が流されると、定着ベルト20の金属層が誘導発熱して定着ベルト20が加熱される。定着ベルト20の表面温度がサーミスタ等の温度検知素子THにより検知される。この温度検知素子THで検知される定着ベルト20の温度に関する信号が制御回路部100に入力する。制御回路部100は温度検知素子THから入力する温度情報が所定の定着温度に維持されるように、励磁回路102から誘導コイル28aに対する供給電力を制御して、定着ベルト20の温度を所定の定着温度に温調する。
また本実施例においては、加圧ベルト21は前記定着ベルト20とまったく同じ構成のものを使用した。これは耐磨耗性に優れる金属層の基層により、加圧ベルトの耐久性向上を達成するためである。
本実施例の加熱ローラ22、定着ローラ23、テンションローラ25、加圧ローラ26の構成は第1実施例と同じである。
本実施例においては、第1の加圧パッドである定着パッド24はパッド基体とベルトに接する摺動シート(低摩擦シート)29を有する。第2の加圧パッドである加圧パッド27もパッド基体とベルトに接する摺動シート(低摩擦シート)30を有する。
これはベルト基層を金属層にした場合には、パッドのベルト内周面と摺擦する部分の削れが大きくなるという問題があるためである。ベルトとパッド基体の間に、摺動シート29と30を介在させることで、パッドの削れを防止し、摺動抵抗も低減できるので、良好なベルト走行性、ベルト耐久性を確保できる。
具体的には、定着パッド24の摺動シート29は厚みが50μmのポリイミドを基層に表面離型層としてフッ素樹脂層(例えばPFAやPTFE)が25μmの厚みで設けられている。基層の材料としては耐熱性、耐磨耗性を有する物であれば良く、例えばポリイミド・ポリエーテルイミド・PES・PFA(4フッ化エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)等を用いることができる。また、この摺動シート29のベルト接触面の表面粗さRzを20μm以下に設定する。本実施例では平滑に形成されている。これは、摺動シート29とベルトの接触面に凹凸があると、ニップ内に圧力の差ができてしまい、これが大きいと画像上に光沢スジとして現れてしまうという問題があるためである。
加圧パッド27の摺動シート30は厚みが50μmのポリイミドを基層に表面離型層としてフッ素樹脂層(例えばPFAやPTFE)が25μmの厚みで設けられている。この摺動シート30のベルト接触面の表面粗さRzを50μm以上300μm以下に設定する。本実施例では表面粗さRz150μm程度のエンボス加工がなされている。これにより加圧ベルト21と加圧パッド27の接触面積を小さくなり、摺動抵抗を低減できる。摺動シート30に大きな凹凸をつけると、ニップ内に圧力の差ができてしまうが、画像面とは記録材を介しているため、画像にその影響は出にくい。
摺動シート30のベルト接触面の凹凸の平均山間隔Smは250μm以上3000μm以下にするとよい。
以上説明したように、ベルト20・21の基層を金属層にした場合でも、第1の加圧パッドである定着パッド24はパッド基体とベルトに接する摺動シート(低摩擦シート)29を有する構成にする。また、第2の加圧パッドである加圧パッド27もパッド基体とベルトに接する摺動シート30を有する構成にする。これにより、ベルトの摺擦によるパッド削れを防止し、摺動抵抗も低減できるので、良好なベルト走行性、ベルト耐久性が得られる。更には画像への影響の大きい摺動シート29は画像性を重視して平滑に形成する。そして、画像への影響の少ない加圧パット面は摺動性を重視して大きな凹凸を形成することで、幅広の定着ニップを形成しながらも摺動抵抗を低減させつつ、画像上に光沢スジが現れてしまうことを防止できる。
(第2実施例)
本実施例においては定着ベルト20の弾性層を300μmの厚さで形成している。それ以外の構成は第2実施例と同じである。
定着ベルト20の弾性層が厚くなると、定着時の熱伝導性が阻害され、定着面での熱追従性が悪化することにより、クイックスタート性が犠牲になるだけでなく、定着ムラが生じやすくなる。特に定着ベルト20は記録材の画像と対向していることから、定着ベルト20の弾性層の厚さは、クイックスタート性、定着ムラへの寄与が大きいため、500μm以下にすることが望ましい。しかしながら、定着ベルト20の弾性層の厚みを薄くすると、圧のばらつきを吸収しづらくなるため、ベルト内周面が接しているパッド等の表面性の影響が出やすくなってしまう。例えば定着摺動シート29にエンボス加工をした場合に、ニップ内に圧力の差ができやすくなってしまい、画像上に光沢スジとして現れやすくなってしまう。しかしながら、本実施例においては、加圧摺動シート30のベルト内周面との接触面に大きな凹凸をつけることで、摺動抵抗を低減している。そして、定着摺動シート30はベルト内周面との接触面は平滑に形成されているため、定着ベルト20の弾性層の厚さを薄くしても光沢スジは発生しない。
したがって、画像上に光沢スジが現れてしまうことを防止しながら、良好なベルト走行性、ベルト耐久性が得られるだけでなく、定着ベルト20の弾性層を薄くすることが可能になるため、定着ムラを防止し、クイックスタート性を得ることができる。
(第3実施例)
本実施例は、第1実施例または第2実施例において、定着ベルトの金属層を50μm、弾性層を300μmの厚さで形成している。また加熱ローラ22は、外径が10mmで、内径が8mmである厚さ1mmの鉄製の中空ローラとしている。また、定着ローラ23は、外径が10mmで、径が8mmである鉄合金製の芯金に、弾性層としてのシリコーンゴム層が設けられた高摺動性の弾性ローラとなっている。
加熱ローラ22、定着ローラ23を小径化しているのは、更なるクイックスタート性を得るために、定着装置の熱容量を小さくするためである。特に加熱される定着ベルト20と接する部材の低熱容量化が効果的である。また、加熱ローラ22、定着ローラ23の小径化を行うには、定着ベルト20の屈曲性を上げる必要があり、そのためには定着ベルト20の基層である金属層を薄くすることが効果的であり、200μm以下にすることが望ましい。しかしながら、定着ベルト20の金属層の厚みを薄くすると、ベルトの剛性が小さくなるため、ベルト内周面が接しているパッド等の表面性の影響が出やすくなってしまう。例えば定着摺動シート29にエンボス加工をした場合に、ニップ内に圧力の差ができやすくなってしまい、画像上に光沢スジとして現れやすくなってしまう。
しかしながら、本実施例においては、加圧摺動シート30のベルト内周面との接触面に大きな凹凸をつけることで、摺動抵抗を低減している。そして、定着摺動シート29はベルト内周面との接触面は平滑に形成されているため、定着ベルトの金属層の厚さを薄くしても光沢スジは発生しない。
したがって、画像上に光沢スジが現れてしまうことを防止しながら、良好なベルト走行性、ベルト耐久性が得られるだけでなく、定着装置の低熱容量化が可能となるため、定着ムラを防止し、更なるクイックスタート性を得ることができる。
(第4実施例)
図3は本実施例に係わる定着装置Aの要部の断面模式図である。本実施例においては定着パッド32の基体は鉄合金製の剛体で形成されている。また加圧パッド33の基体は、厚さ3mm、幅12mmの弾性体としての耐熱性シリコーンゴムから構成されている。その他の構成は第2実施例と同じである
パッド同士でニップを形成する場合、一方を変形のない剛体にすることで、ニップ面を確定させ、もう一方を弾性体にし他方の形状に追従させることで、画像加熱ニップ内の圧力分布を適正化させることができる。したがって光沢ムラ等の画像加熱ニップ内の圧力分布不良で発生する画像不良を防止することができる。しかしながら、基層が金属層のベルトの内摺面と剛体のパッドの間に大きな凹凸が形成された摺動シートを介在させた場合は、凹凸によるニップ内の圧力の差が非常に大きくなりやすい。そのため、画像上にスジが現れるやすくなるだけでなく、摺動シートの凸部に大きな圧がかかる。このことから、長時間使用した場合には凸部が削れたり、押しつぶされたりすることで、凹凸が小さくなる。また、摺動シートの表面に表面離型層がある場合、そのコート層が剥がれてしまい、摺動抵抗が大きくなり、画ズレ、ギア破損、駆動モータの消費電力アップ等の問題が発生する場合があった。また、ゴム等の弾性体で形成されたパッドとベルトの間に、小さな凹凸又は平坦なの摺動シートを介在させた場合には、ベルトと摺動シートの密着性が良くなるために、摺動シートがベルトに張り付く。これにより、特に起動時の摺動抵抗が大きくなり、ギア破損、駆動モータの消費電力アップ等の問題が発生する場合があった。
そこで、本実施例においては、画像への影響の大きさから摺動シートが平坦に形成された定着摺動シート29と接する定着パッド32の基体を剛体で形成する。そして、画像への影響の小さいことで大きな凹凸を形成できる加圧摺動シート30と接する加圧パッド33の基対を弾性体で形成している。
これにより、光沢スジ、光沢ムラ等の画像不良が防止できるだけでなく、起動時や長時間の使用による衝動抵抗が大きくなることで発生する画ズレ、ギア破損、駆動モータの消費電力アップ等の問題を防止できる。
参考例に係わる定着装置の要部の断面模式図である。 第1実施例に係わる定着装置の要部の断面模式図である。 第4実施例に係わる定着装置の要部の断面模式図である。 画像形成装置例の概略図である。
A・・定着装置、S・・記録材(シート)、1・・画像形成装置、2・・感光体ドラム
、3・・帯電器、4・・光学装置、5・・光、6・・現像器、7・・転写ローラ、8・・
クリーニング装置、9・・給送カセット、10・・給送ローラ、11・・レジストローラ
対、12・・排出ローラ対、13・・排出トレイ、20・・定着ベルト、21・・加圧ベ
ルト、22・・加熱ローラ、22a・・ハロゲンヒータ、23・・定着ローラ、24・・
定着パッド、25・・テンションローラ、26・・加圧ローラ、27・・加圧パッド、2
8・・誘導加熱部材、29・・定着摺動シート、30加圧摺動シート

Claims (3)

  1. 記録材上に形成された未定着のトナー画像と接して、ニップ部にて加熱する第1のエンドレスベルトと、前記第1のベルトとの間でニップ部を形成する第2のエンドレスベルトと、前記第1のベルトの内面側に設けられる第1の加圧パッドと、前記第2のベルトの内面側に設けられる第2の加圧パッドと、前記第1のベルトの内面と接触し、前記第1のベルトを駆動するための駆動ローラと、前記駆動ローラに対向し前記第2のベルトの内面と接触する対向ローラと、を有する画像加熱装置において、
    前記第1の加圧パッドはパッド基体と前記第1のベルトの内面に接触する低摩擦の第1の摺動シートを有し、前記第2の加圧パッドはパッド基体と前記第2のベルトの内面に接触する低摩擦の第2の摺動シートを有し、
    前記第1のベルトの回転方向において前記第1の加圧パッドと前記第2の加圧パッドとの間の圧部よりも下流側で前記駆動ローラは前記第1のベルトと前記第2のベルトを介して前記対向ローラを圧し、前記第1の摺動シートのベルト接触面の表面粗さRzを20μm以下、前記第2の摺動シートのベルト接触面の表面粗さRzを50μm以上300μm以下に設定したことを特徴とする画像加熱装置。
  2. 前記第2の加圧パッドのベルト接触面の凹凸の平均山間隔Smを250μm以上3000μm以下としたことを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
  3. 前記第1の加圧パッドのパッド基体は剛体を有し、前記第2の加圧パッドのパッド基体は弾性体を有することを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
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