JP4726313B2 - 表示機能付きカード処理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、書き換え可能な感熱式の表示部を備えた表示機能付きカードに対して、複数の階調を有する画像情報を表示する表示機能付きカード処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の情報を書き換え(リライト)可能に表示する従来の表示機能付きカードの1つとして、例えば、熱エネルギーに感応して可逆的に状態が変化する可逆性感熱材料を含む表示部を設けたカードが知られている。具体的には、一般にロイコ染料と呼ばれる無色の染料に顕減色材を混ぜ、塩化ビニールまたはポリエチレン・テレフタレート(PET)等からなるカード表面に塗布処理を施すことで、表示情報の書き換えが可能な表示機能付きカードが構成される。また、この表示機能付きカードにおけるリライト処理は、サーマルヘッド等により表示部を加熱急冷することで発色させて情報を表示し、一方、表示した情報の消去は、サーマルヘッドまたは発熱ローラ等により表示部を加熱徐冷することで実現される場合が一般的である。
【0003】
ところで、上記のような可逆性感熱材料を利用した表示機能付きカードについては、これまで文字や記号等の階調を持たない情報を鮮明に表示することに主眼が置かれてきたが、近年、例えば写真画像等のように中間階調を含んだ情報までを鮮明に表示することが求められるようになってきた。
このような要求に対して、従来の技術では、例えば、カードに表示させたい元の画像情報に対して予めディザ拡散処理等を施して擬似的に階調を持たせた2値画像を生成し、その2値画像のデータに従って、カードへの表示処理が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のカード処理技術では、上記のようにディザ拡散処理等により擬似的に階調を持たせた2値画像が利用されるため、カードに表示できる情報の品質(画質)が低下してしまい、複数の階調を有する画像情報を十分な品質を確保して表示することが難しいという問題点があった。
【0005】
また、ディザ拡散処理等の擬似的な処理を施すことなく、複数の階調を有する画像情報を表示機能付きカードに表示させることを考えた場合、そのような画像情報の表示を実現させるための表示データ(ビットマップデータ)は、従来の2値情報の表示を実現させるときに比べてデータ容量が数倍になってしまう。このため、例えば、複数の階調を有する画像情報に対応した各階調のビットマップデータを上位制御装置からカード処理装置に転送するようなシステムにおいては、表示データの転送に要する時間が長くなってしまうという問題点があった。
【0006】
本発明は上記のような問題点に着目してなされたもので、可逆性感熱材料を利用した書き換え可能な表示部を有する表示機能付きカードに対して、複数の階調を有する画像情報を鮮明に表示することが可能な表示機能付きカード処理装置を複数備え、上記複数の階調を有する画像情報に対応した各階調データを上位制御装置から各カード処理装置に短時間で転送することが可能な表示機能付きカード処理システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の表示機能付きカード処理システムは、熱エネルギーに感応して可逆的に状態が変化する可逆性感熱材料を含み、該可逆性感熱材料の状態に応じて情報を書き換え可能に表示する表示部を備えた表示機能付きカードに対して、複数の階調を有する画像情報を前記表示部に表示する、複数のカード処理装置と、前記複数の階調を有する画像情報を、通信手段を介して、前記複数のカード処理装置に与える上位制御装置と、を備える。この表示機能付きカード処理システムの前記上位制御装置は、前記複数の階調を有する画像情報を各階調ごとに2値化し、該2値化した各階調データを圧縮する情報圧縮手段と、前記情報圧縮手段で圧縮された情報を前記通信手段に送信する送信手段と、を有する。また、前記複数のカード処理装置は、それぞれ、前記上位制御装置から前記通信手段を介して送られる情報を受信する受信手段と、前記受信手段で受信された情報を解凍して、前記上位制御装置で2値化された各階調データを生成する情報解凍手段と、熱エネルギーを発生する発熱手段と、前記表示機能付きカードを搬送する搬送手段と、前記情報解凍手段で生成された各階調データを記憶する記憶手段と、前記表示部の表示情報を消去するための熱エネルギーを発生した後、前記記憶手段に記憶された各階調データに従って各階調に対応した熱エネルギーを順番に発生するように前記発熱手段の発熱状態を制御すると同時に、前記発熱手段で発生する熱エネルギーが前記表示部の所定の部位に与えられるように前記搬送手段のカード搬送動作を制御する制御手段と、を有する。
【0008】
かかる構成では、上位制御装置において複数の階調を有する画像情報が各階調ごとに2値化されて圧縮され、該画像情報が上位制御装置から複数のカード処理装置にそれぞれ送信される。各カード処理装置では、受信した画像情報を解凍して生成された各階調データが記憶手段に記憶されると共に、制御手段によってカード搬送動作の制御された搬送手段により搬送される表示機能付きカードの表示部に対して、まず、制御手段によって発熱状態が制御された発熱手段で発生する消去用の熱エネルギーが表示部の所定の部位に与えられることで、可逆性感熱材料の状態が変化して表示情報が一旦消去される。次に、記憶手段に記憶された各階調データに従って発熱手段から発生する表示用の熱エネルギーが表示部の所定の部位に与えられることで、可逆性感熱材料が画像情報の各階調に対応した濃度で発色する。これにより、上位制御装置からカード処理装置への画像情報の転送が短時間に行われるようになると共に、複数の階調を有する画像情報を表示機能付きカードの表示部に鮮明に表示することが可能になる。
【0009】
また、上記の表示機能付きカード処理システムについて、前記発熱手段は、第1方向に沿って配置された複数の発熱体を有し、前記搬送手段は、前記第1方向とは異なる第2方向に前記表示機能付きカードを搬送し、前記制御手段は、前記表示部の表示情報を消去するための熱エネルギーを発生するように前記発熱手段の発熱状態を制御し、該発熱手段で発生した消去用の熱エネルギーが前記表示部のうちの情報の書き換えを行う対象領域に与えられるように前記搬送手段のカード搬送動作を制御する機能と、前記記憶手段に記憶された各階調データの前記第1方向に対応したデータ列ごとに、各階調に対応した熱エネルギーを順番に発生するように前記発熱手段の発熱状態を制御し、該発熱手段で発生した各階調の熱エネルギーが前記対象領域内の前記第1方向に沿った所定の部位に与えられるように前記搬送手段のカード搬送動作を制御する機能と、を備えるようにしてもよい。
【0010】
かかる構成では、第1方向に沿って配置された複数の発熱体から発生する熱エネルギーが、第1方向とは異なる第2方向に搬送される表示機能付きカードの表示部の書き換え対象領域に与えられて、複数の階調を有する画像情報の消去処理および表示処理が順に行われるようになる。
さらに、上記の表示機能付きカード処理システムの具体的な構成として、前記制御手段は、所定の周期のクロック信号と、該クロック信号に対応したラッチ信号と、各階調に対応した熱エネルギーを前記各発熱体に発生させるためのストローブ信号とを前記発熱手段に出力すると共に、前記ラッチ信号に応じてカード搬送動作を制御する搬送制御信号を前記搬送手段に出力し、前記発熱手段は、前記制御手段からのクロック信号に従って、前記記憶手段に記憶された各階調データの前記第1方向に対応したデータ列を順番に取り込むシフトレジスタ回路と、前記制御手段からのラッチ信号に従って、前記シフトレジスタ回路に取り込まれたデータをラッチするデータラッチ回路と、該データラッチ回路にラッチされたデータに従って、前記制御手段からのストローブ信号を前記各発熱体にそれぞれ与えるスイッチ回路と、を有し、前記搬送手段は、前記制御手段からの搬送制御信号に従ってカード搬送動作が制御されるようにしてもよい。加えて、前記表示機能付きカードの表示部が、ロイコ色素系の可逆性感熱材料を含むようにすることも可能である。
【0013】
さらに、上記表示機能付きカード処理システムの具体的な構成として、前記情報圧縮手段は、前記2値化した各階調データについて、所定の組み合わせのビット列に対応した1バイトデータが一定の方向に連続するとき、該連続する1バイトデータを、連続データ種別および連続個数で表すことにより圧縮し、前記情報解凍手段は、前記受信手段で受信された情報について、前記連続データ種別および連続個数で表された圧縮データがあるとき、該圧縮データを、前記連続データ種別に対応した1バイトデータを前記連続個数分だけ一定の方向に並べて表すことにより解凍するようにしてもよい。加えて、前記情報圧縮手段および前記情報解凍手段は、すべてのビット値が同一になる組み合わせのビット列に対応した1バイトデータについて圧縮および解凍を行うようにしても構わない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明にかかる表示機能付きカード処理システムの実施形態の全体構成を示すブロック図である。
図1において、本表示機能付きカード処理システムは、表示機能付きカードとしてのリライトカード1に対して複数の階調を有する画像情報を表示するカード処理装置2と、リライトカード1に表示させる画像情報を通信回線4を介してカード処理装置2に与える上位制御装置3と、を備えて構成される。
【0015】
リライトカード1は、熱エネルギーに感応して可逆的に状態が変化する可逆性感熱材料を含み、該可逆性感熱材料の状態に応じて情報を書き換え可能に表示する表示部10をカード本体に設けたものである。カード本体としては、例えば、磁気カードや接触式または非接触式のICカードなどの周知の各種カードを用いることが可能である。このリライトカード1の表示部10に含まれる可逆性感熱材料としては、例えば、社団法人色材協会から平成8年5月20日に発行された『色材協会誌(色材と界面制御)』(Vol.69,No.5,May 1996)の「繰り返し記録/消去可能なリライタブル記録材料」に記載されているリライタブル記録材料等を用いることが可能である。
【0016】
上記の文献で公知のリライタブル記録材料は、少なくとも2つのエネルギー的に安定な状態を持ち、外部刺激(熱エネルギー)によって双方向に状態を変化させるものであり、その表示方式の違いによって、発色型と光散乱型の2種類に大別される。発色型の代表例としては、ロイコ色素系のリライタブル記録材料を挙げることができる。その物性については、加熱/急冷では発色のままに固定され、徐冷では消色となり、また、発色濃度は、加熱/急冷過程で与えられる熱エネルギー量に応じて変化することが知られている。なお、発色型のリライタブル記録材料は、ロイコ色素系以外にも、フォトクロミック材料系やコレステリック液晶系なども知られている。
【0017】
カード処理装置2は、例えば、リライトカード1の表示部10に熱エネルギーを与える発熱手段としてのサーマルヘッド20と、リライトカード1を搬送する搬送手段としてのカード搬送部21と、上位制御装置3から通信回線4を介して送られる画像情報を受信する受信手段としての受信部22と、受信部22で受信された情報を解凍する情報解凍手段としての解凍部23と、解凍部23で解凍された画像情報等を記憶することが可能な記憶手段としての記憶部24と、記憶部24の記憶情報に基づいて各部の動作を制御する制御部25と、を有する。
【0018】
サーマルヘッド20は、例えば図2に示すように、複数の発熱体R1,R2,…と、制御部25から出力されるクロック信号、ラッチ信号およびストローブ信号に従って、各発熱体R1,R2,…の発熱状態を調整するシフトレジスタ回路20A、データラッチ回路20Bおよびスイッチ回路20Cと、を有する。各発熱体R1,R2,…は、例えば、リライトカード1の表示部10の横方向の幅または縦方向の幅に対応させて一直線上(第1方向)に配置され、個々の発熱体が表示部10の1つのライン上に並ぶ複数の画素にそれぞれ対応するような構成とされる。ここでは、具体的に、表示部10の横方向の1つのライン上に並ぶ320個の画素にそれぞれ対応させて、320個の発熱体R1〜R320を一直線上に配置した場合を考えることにする。なお、発熱体は上記の個数に限定されるものではない。シフトレジスタ回路20Aは、制御部25から出力される所定の周期のクロック信号に従って、記憶部24の記憶データを制御部25を介して順番に取り込む回路である。このシフトレジスタ回路20Aは、図示しないが、ここでは発熱体の個数に対応した320個のフリップフロップを有し、クロック信号に従って入力されるデータを順にシフトさせながら各フリップフロップに格納してゆく。データラッチ回路20Bは、制御部25から出力されるラッチ信号に従って、シフトレジスタ回路20Aに取り込まれたデータをラッチするための回路である。スイッチ回路20Cは、データラッチ回路20Bにラッチされたデータに従って、制御部25から出力されるストローブ信号を各発熱体R1〜R320にそれぞれ与えるための回路である。なお、上記のラッチ信号は、シフトレジスタ回路20Aのすべてのフリップフロップにデータが格納される(または格納されたデータが更新される)までに要する時間に対応した周期でパルスを発生する信号である。また、ストローブ信号は、各階調に対応した熱エネルギーを各発熱体R1〜R320に発生させるための信号である。ラッチ信号およびストローブ信号の具体的な波形については後述する。
【0019】
カード搬送部21は、カード処理装置2の図示しないカード挿入口に挿入されたリライトカード1をサーマルヘッド20まで搬送し、制御部25からの搬送制御信号に従って、リライトカード1の表示部10が発熱体R1〜R320に対して所要の位置となるようにリライトカード1の搬送位置を調整する。リライトカード1の搬送方向(第2方向)は、発熱体R1〜R320の配置方向(第1方向)とは異なる方向に設定される。ここではリライトカード1の搬送方向が、例えば、発熱体R1〜R320の配置方向(リライトカード1の表示部10の横方向)に直交する表示部10の縦方向に設定される場合を具体的に考えることにする。なお、発熱体の配置方向およびカードの搬送方向は上記に限定されるものではない。
【0020】
受信部22は、通信回線4に接続するためのインターフェースを備え、上位制御装置3から通信回線4を介して所要のプロトコルでシリアル通信される情報を受信し、その受信情報を解凍部23に出力するものである。解凍部23は、受信部22で受信された上位制御装置3からの情報を解凍処理して制御部25に出力する。解凍部23で解凍された画像情報は、制御部25を介して記憶部24に送られて記憶される。なお、解凍部23で行われる解凍処理の具体例については後述する。
【0021】
制御部25は、記憶部24に記憶されたデータをサーマルヘッド20にシリアル転送すると共に、前述したクロック信号、ラッチ信号およびストローブ信号をサーマルヘッド20に送り各発熱体R1〜R320の発熱状態を制御する。また、これと同時に、搬送制御信号をカード搬送部21に送りリライトカード1の搬送動作を制御する。
【0022】
上位制御装置3は、例えば、カード処理装置2に送る画像情報を圧縮する情報圧縮手段としての圧縮部30と、圧縮部30で圧縮された情報を通信回線4に送信する送信手段としての送信部31と、を有する。圧縮部30は、リライトカード1に表示させる複数の階調を有する画像情報を各階調ごとに2値化し、それらの2値化した各階調データについて圧縮処理を施して送信部30に出力する。送信部31は、通信回線4に接続するためのインターフェースを備え、圧縮部30からの情報を所要のプロトコルで通信回線4に送信するものである。なお、ここでは上位制御装置3が1つのカード処理装置1に画像情報を送信する一例を示したが、本発明はこれに限らず、上位制御装置3が複数のカード処理装置1に画像情報を送信する構成としてもよい。
【0023】
次に、上記のような構成を有する表示機能付きカード処理システムの動作について説明する。
図3は、表示機能付きカード処理システム全体の動作を示すフローチャートである。
図3において、本システムでは、まず、ステップ10(図中S10で示し、以下同様とする)において、リライトカード1に表示させる画像情報の圧縮処理が上位制御装置3の圧縮部30で行われる。
【0024】
ここで、リライトカード1に表示させる画像情報について、図4に示す具体例を参照しながら詳しく説明する。
図4の上段は、人物写真および名前を含んだ5階調の画像情報の一例を示したものである。この5階調の画像情報は、余白部分に相当する領域A0と、背景部分に相当する階調1の領域A1と、人物の顔部分に相当する階調2の領域A2と、人物の身体部分に相当する階調3の領域A3と、人物の頭髪部分および文字部分に相当する階調4の領域A4と、から構成されている。上記のような画像情報は、図4の下段に示すように、各階調1〜4に対応させてそれぞれ2値化した4つの階調データに分解して表すことができる。なお、ここでは各階調の領域に対応する部分を「1」として黒色で示し、それ以外の部分を「0」として白色で示してある。
【0025】
上記のような5階調の画像情報をリライトカード1に表示させるためには、各階調1〜4に対応した各々の階調データをカード処理装置2に転送することが必要になるが、従来のディザ拡散処理等を施した2値化情報を表示させる場合に比べて単純計算で4倍にデータ容量が増大してしまうため、データの転送時間が長くなってしまう。
【0026】
上記図4の下段に示したような各階調データ(2値化されたビットマップデータ)は、「0」で表される白色部分が大半を占め、「1」で表される黒色部分が比較的集中しているという特徴を持っている。したがって、このようなビットマップデータを8ピクセルを1組(1バイト)とするビット列として、例えば図5に示すように左上から順に各ラインの1バイトデータを並べるようにすると、8ピクセルのビット列がすべて「0」になる組み合わせが連続する部分、または、8ピクセルのビット列がすべて「1」になる組み合わせが連続する部分が多くなる。そこで、上記のような1バイトデータの特徴に着目して、上位制御装置3の圧縮部30で各階調データに圧縮処理を施すことでデータ容量の減少を図ることが可能になる。
【0027】
図6は、圧縮部30で行われる圧縮処理の一例を示すフローチャートである。
図6の圧縮処理では、まず、ステップ110において、以前に行った圧縮処理時に記憶された圧縮後のデータが消去される。次に、ステップ120では、圧縮前の階調データが、前述の図5に示した順番に従って1バイト分だけ読み出され、読み出された1バイトデータが、ステップ130で、8ピクセルのビット列がすべて「0」になる組み合わせに対応した値(16進数で表したときの「00H」)であるか、または、8ピクセルのビット列がすべて「1」になる組み合わせに対応した値(16進数で表したときの「FFH」)であるかの判定が行われる。1バイトデータが00HおよびFFH以外であると判定された場合には、ステップ140に進み、圧縮後のデータの末尾(ただし、圧縮後のデータが作成されていない場合にはデータの先頭)に、読み出した1バイトデータがそのまま付加され、そのデータが一旦記憶されてステップ250に移る。一方、1バイトデータが00Hであると判定された場合には、ステップ150に移り00Hの個数が1個に設定され、FFHであると判定された場合には、ステップ200に移りFFHの個数が1個に設定される。
【0028】
ステップ150で00Hの個数が1個とされると、ステップ160に進んで次の1バイトデータが読み出され、ステップ170で、その1バイトデータが00Hであるか否かが判定される。00Hであると判定された場合には、ステップ180に進んで、00Hの個数が加算(+1)されてステップ160に戻り、次の1バイトデータが読み出される。一方、ステップ170で00Hではないと判定された場合には、ステップ190に進み、圧縮後のデータの末尾(ただし、圧縮後のデータが作成されていない場合にはデータの先頭)に、連続データ種別を示す「00H」および連続個数を示す「00Hの個数」が付加され、その圧縮後のデータが一旦記憶されてステップ250に移る。
【0029】
また、ステップ200でFFHの個数が1個とされると、ステップ210に進んで次の1バイトデータが読み出され、ステップ220で、その1バイトデータがFFHであるか否かが判定される。FFHであると判定された場合には、ステップ230に進んで、FFHの個数が加算(+1)されてステップ210に戻り、次の1バイトデータが読み出される。一方、ステップ220でFFHではないと判定された場合には、ステップ240に進み、圧縮後のデータの末尾(ただし、圧縮後のデータが作成されていない場合にはデータの先頭)に、連続データ種別を示す「FFH」および連続個数を示す「FFHの個数」が付加され、その圧縮後のデータが一旦記憶されてステップ250に移る。
【0030】
ステップ250では、圧縮前の階調データについて、すべての1バイトデータが読み出された否かの判定が行われ、すべての1バイトデータが読み出されていない場合には、ステップ110に戻って前述した場合と同様の処理が繰り返される。一方、すべての1バイトデータが読み出されたと判定された場合には、その階調データに対する圧縮処理を終了する。
【0031】
上記のようにして圧縮処理が施された各階調データは、上位制御装置3の圧縮部30から送信部31に送られて、図3のステップ20に示すように、圧縮された画像情報が、送信部31から通信回線4を介してカード処理装置2に送信される。
カード処理装置2では、ステップ30で、上位制御装置3からの画像情報が受信部22で受信され、その受信情報が解凍部23に送られる。そして、解凍部23では、上位制御装置3で圧縮された画像情報の解凍処理が行われ、解凍された画像情報が各階調データに分けられて記憶部24に記憶される。
【0032】
図7は、解凍部23で行われる解凍処理の一例を示すフローチャートである。
図7の解凍処理では、まず、ステップ310において、以前に行った解凍処理時に記憶された解凍後のデータが消去される。次に、ステップ320では、解凍前の階調データが1バイト分だけ読み出され、読み出された1バイトデータが、ステップ330で、00HまたはFFHであるかの判定が行われる。1バイトデータが00HおよびFFH以外であると判定された場合には、ステップ340に進み、解凍後のデータの末尾(ただし、解凍後のデータが作成されていない場合にはデータの先頭)に、読み出した1バイトデータがそのまま付加され、そのデータが一旦記憶されてステップ410に移る。
【0033】
一方、1バイトデータが00Hであると判定された場合には、ステップ350に移り、00Hに続く連続個数のデータが読み出され、ステップ360で00Hの個数が識別されてステップ370に進む。ステップ370では、解凍後のデータの末尾(ただし、解凍後のデータが作成されていない場合にはデータの先頭)に、「00H」が連続個数分だけ付加され、その解凍後のデータが一旦記憶されてステップ410に移る。
【0034】
また、ステップ330で1バイトデータがFFHであると判定された場合には、ステップ380に移り、FFHに続く連続個数のデータが読み出され、ステップ390でFFHの個数が識別されてステップ400に進む。ステップ400では、解凍後のデータの末尾(ただし、解凍後のデータが作成されていない場合にはデータの先頭)に、「FFH」が連続個数分だけ付加され、その解凍後のデータが一旦記憶されてステップ410に移る。
【0035】
ステップ410では、解凍前の階調データについて、すべての1バイトデータが読み出された否かの判定が行われ、すべての1バイトデータが読み出されていない場合には、ステップ310に戻って前述した場合と同様の処理が繰り返される。一方、すべての1バイトデータが読み出されたと判定された場合には、その階調データに対する解凍処理を終了する。
【0036】
上記のようにして解凍処理が施された各階調データが記憶部24に記憶されると、図3のステップ50に示すように、リライトカード1がカード処理装置2に取り込まれて、カード搬送部21によりサーマルヘッド20まで搬送されて画像情報の書き換え表示処理が行われる。
リライトカード1の表示部10に対する画像情報の書き換え表示処理では、まず、ステップ60で、表示部10のうちで書き換え対象となる領域に表示されている情報が一旦消去される。なお、書き換え対象領域は、表示部10の全体であっても、一部の領域であっても構わない。
【0037】
この書き換え対象領域の消去処理は、例えば図8のタイミングチャートの左側に示すように、書き換え対象領域内のすべての画素に対応したビット値を「1」に設定したデータ(消去データ)が、制御部25からサーマルヘッド20のシフトレジスタ回路20Aに送られる。この消去データは、制御部25からのクロック信号に同期してシフトレジスタ回路20Aに順次格納され、制御部25からのラッチ信号に同期してデータラッチ回路20Bにラッチされる。データラッチ回路20Bにラッチされたデータはすべて「1」になるため、スイッチ回路20Cの各発熱体R1〜R320に対応したすべてのスイッチがオンになり、制御部25からのストローブ信号がすべての発熱体R1〜R320に与えられるようになる。このときのストローブ信号は、書き換え対象領域を加熱徐冷して可逆性感熱材料を消色させる熱エネルギーが各発熱体R1〜R320から発生するように予め設定されている。具体的には、図8の左側中段に示すように、比較的幅の狭いパルスが断続的に継続するようにストローブ信号を設定することで、対象領域の加熱徐冷が可能な熱エネルギーが各発熱体R1〜R320から発生するようになる。
【0038】
このようにして各発熱体R1〜R320で発生した消去用の熱エネルギーは、制御部25からの搬送制御信号に従って制御されたカード搬送部21によりリライトカード1の位置が調整されることで、書き換え対象領域内の各ラインに順次与えられる。これにより、書き換え対象領域のすべての表示情報が消去される。
書き換え対象領域の消去処理が完了すると、図3のステップ70に示すように、書き換え対象領域に対する画像情報の表示処理が1ラインごとに行われる。
【0039】
図9は、画像情報の表示処理の一例を示すフローチャートである。
図9の表示処理では、まず、ステップ510において、記憶部24に記憶された画像情報のうちの階調1に対応したデータについて、書き換え対象領域内の第1ラインの表示データが制御部25に取り込まれる。そして、ステップ520では、制御部25に取り込まれた階調1の第1ラインの表示データが、前述の図8の中央上段に示すように、クロック信号に同期してサーマルヘッド20のシフトレジスタ回路20Aに転送される。シフトレジスタ回路20Aに転送された表示データは、ステップ530において、制御部25からのラッチ信号に同期してデータラッチ回路20Bにラッチされる。このとき、データラッチ回路20Bにラッチされる表示データは、第1ライン上の階調1で表示する画素に対応したビット値が「1」になり、それ以外の画素に対応したビット値が「0」になる。
【0040】
これにより、ステップ540では、スイッチ回路20Cの各発熱体R1〜R320に対応したスイッチのうちで階調1で表示する画素に対応したスイッチがオンになり、制御部25からのストローブ信号が該当する発熱体に与えられるようになる。具体的に、図8の中央下段に示した一例では、発熱体R1,R2に対してストローブ信号が与えられるようになる。このときのストローブ信号は、階調1で表示する画素を加熱急冷して可逆性感熱材料を階調1に対応した濃度で発色させる熱エネルギーが発熱体から発生するように予め設定されている。具体的には、図8の中央中段に示すように、幅t1の単一パルスが発生するようにストローブ信号を設定することで、階調1に対応した発色濃度を実現する加熱急冷が可能な熱エネルギーが各発熱体R1,R2から発生できるようになる。
【0041】
次に、ステップ550では、上記の第1ラインについて、すべての階調の表示処理が行われた否かが判別され、他の階調2〜4についての表示処理が完了するまで、前述したステップ510〜ステップ540の各処理が順番に繰り返される。具体的に、図8の中央下段に示した一例では、階調2のデータについて、発熱体R100にパルス幅t2(>t1)のストローブ信号が与えられ、発熱体R100から発生する熱エネルギーを与えられた画素が階調2に対応した濃度で発色する。また、階調3のデータについては、発熱体R200にパルス幅t3(>t2)のストローブ信号が与えられ、発熱体R200から発生する熱エネルギーを与えられた画素が階調3に対応した濃度で発色する。さらに、階調4のデータについては、発熱体R320にパルス幅t4(>t3)のストローブ信号が与えられ、発熱体R320から発生する熱エネルギーを与えられた画素が階調4に対応した濃度で発色する。
【0042】
第1ライン上のすべての階調についての表示処理が終了すると、ステップ560に進んで、書き換え対象領域について、すべてのラインの表示処理が行われた否かが判別され、第1ライン以降の各ラインについての表示処理が完了するまで、前述したステップ510〜ステップ550の各処理が順番に繰り返される。
上記のようにして5階調を有する画像情報の書き換え表示処理が終ると、図3のステップ80に進み、サーマルヘッド20付近に位置していたリライトカード1がカード搬送部21によってカード挿入口まで搬送されて返却される。
【0043】
上述したように、本実施形態の表示機能付きカード処理システムによれば、可逆性感熱材料に与える熱エネルギー量に応じて発色濃度が変化するという物性を利用して、リライトカード1の表示部10への情報の書き換え表示処理を行うようにしたことで、5階調を有する画像情報をリライトカード1に鮮明に表示させることが可能になる。また、上位制御装置3とカード処理装置2の間で転送される画像情報について、階調ごとに2値化したデータの特徴に着目し、カード処理装置2で行われる情報の表示処理に適した簡易な圧縮・解凍処理を施すようにしたことで、上位制御装置3からカード処理装置2への画像情報の転送時間の高速化を図ることが可能である。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の表示機能付きカード処理システムによれば、表示機能付きカードの表示部に対して複数の階調を有する画像情報を鮮明に表示することができると共に、上位制御装置がカードへの情報の表示処理に適した簡易な形式で画像情報を圧縮して送るようにしたことで、上位制御装置から複数のカード処理装置に短時間で画像情報を転送することができ、かつ、各カード処理装置の構成の簡略化によるシステム全体の低コスト化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる表示機能付きカード処理システムの実施形態の全体構成を示すブロック図である。
【図2】同上実施形態で用いるサーマルヘッドの構成例を示す図である。
【図3】同上実施形態におけるシステム全体の動作を説明するフローチャートである。
【図4】同上実施形態で用いる画像情報の一例を示す図である。
【図5】同上実施形態について2値化した階調データの具体例を示す図である。
【図6】同上実施形態における圧縮処理を説明するフローチャートである。
【図7】同上実施形態における解凍処理を説明するフローチャートである。
【図8】同上実施形態における書き換え表示処理を説明するタイミングチャートである。
【図9】同上実施形態における画像情報の表示処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 リライトカード
2 カード処理装置
3 上位制御装置
4 通信回線
10 表示部
20 サーマルヘッド
20A シフトレジスタ回路
20B データラッチ回路
20C スイッチ回路
21 カード搬送部
22 受信部
23 解凍部
24 記憶部
25 制御部
30 圧縮部
31 送信部
R1〜R320 発熱体
Claims (6)
- 熱エネルギーに感応して可逆的に状態が変化する可逆性感熱材料を含み、該可逆性感熱材料の状態に応じて情報を書き換え可能に表示する表示部を備えた表示機能付きカードに対して、複数の階調を有する画像情報を前記表示部に表示する、複数のカード処理装置と、
前記複数の階調を有する画像情報を、通信手段を介して、前記複数のカード処理装置に与える上位制御装置と、を備えたシステムであって、
前記上位制御装置は、
前記複数の階調を有する画像情報を各階調ごとに2値化し、該2値化した各階調データを圧縮する情報圧縮手段と、
前記情報圧縮手段で圧縮された情報を前記通信手段に送信する送信手段と、を有し、
前記複数のカード処理装置は、それぞれ、
前記上位制御装置から前記通信手段を介して送られる情報を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信された情報を解凍して、前記上位制御装置で2値化された各階調データを生成する情報解凍手段と、
熱エネルギーを発生する発熱手段と、
前記表示機能付きカードを搬送する搬送手段と、
前記情報解凍手段で生成された各階調データを記憶する記憶手段と、
前記表示部の表示情報を消去するための熱エネルギーを発生した後、前記記憶手段に記憶された各階調データに従って各階調に対応した熱エネルギーを順番に発生するように前記発熱手段の発熱状態を制御すると同時に、前記発熱手段で発生する熱エネルギーが前記表示部の所定の部位に与えられるように前記搬送手段のカード搬送動作を制御する制御手段と、を有する、ことを特徴とする表示機能付きカード処理システム。 - 前記発熱手段は、第1方向に沿って配置された複数の発熱体を有し、
前記搬送手段は、前記第1方向とは異なる第2方向に前記表示機能付きカードを搬送し、
前記制御手段は、前記表示部の表示情報を消去するための熱エネルギーを発生するように前記発熱手段の発熱状態を制御し、該発熱手段で発生した消去用の熱エネルギーが前記表示部のうちの情報の書き換えを行う対象領域に与えられるように前記搬送手段のカード搬送動作を制御する機能と、前記記憶手段に記憶された各階調データの前記第1方向に対応したデータ列ごとに、各階調に対応した熱エネルギーを順番に発生するように前記発熱手段の発熱状態を制御し、該発熱手段で発生した各階調の熱エネルギーが前記対象領域内の前記第1方向に沿った所定の部位に与えられるように前記搬送手段のカード搬送動作を制御する機能と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の表示機能付きカード処理システム。 - 前記制御手段は、所定の周期のクロック信号と、該クロック信号に対応したラッチ信号と、各階調に対応した熱エネルギーを前記各発熱体に発生させるためのストローブ信号とを前記発熱手段に出力すると共に、前記ラッチ信号に応じてカード搬送動作を制御する搬送制御信号を前記搬送手段に出力し、
前記発熱手段は、前記制御手段からのクロック信号に従って、前記記憶手段に記憶された各階調データの前記第1方向に対応したデータ列を順番に取り込むシフトレジスタ回路と、前記制御手段からのラッチ信号に従って、前記シフトレジスタ回路に取り込まれたデータをラッチするデータラッチ回路と、該データラッチ回路にラッチされたデータに従って、前記制御手段からのストローブ信号を前記各発熱体にそれぞれ与えるスイッチ回路と、を有し、
前記搬送手段は、前記制御手段からの搬送制御信号に従ってカード搬送動作が制御されることを特徴とする請求項2に記載の表示機能付きカード処理システム。 - 前記表示機能付きカードの表示部が、ロイコ色素系の可逆性感熱材料を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の表示機能付きカード処理システム。
- 前記情報圧縮手段は、前記2値化した各階調データについて、所定の組み合わせのビット列に対応した1バイトデータが一定の方向に連続するとき、該連続する1バイトデータを、連続データ種別および連続個数で表すことにより圧縮し、
前記情報解凍手段は、前記受信手段で受信された情報について、前記連続データ種別および連続個数で表された圧縮データがあるとき、該圧縮データを、前記連続データ種別に対応した1バイトデータを前記連続個数分だけ一定の方向に並べて表すことにより解凍することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の表示機能付きカード処理システム。 - 前記情報圧縮手段および前記情報解凍手段は、すべてのビット値が同一になる組み合わせのビット列に対応した1バイトデータについて圧縮および解凍を行うことを特徴とする請求項5に記載の表示機能付きカード処理システム。
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