JPH04118256A - サーマルヘッドの駆動装置 - Google Patents
サーマルヘッドの駆動装置Info
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- JPH04118256A JPH04118256A JP2238429A JP23842990A JPH04118256A JP H04118256 A JPH04118256 A JP H04118256A JP 2238429 A JP2238429 A JP 2238429A JP 23842990 A JP23842990 A JP 23842990A JP H04118256 A JPH04118256 A JP H04118256A
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- Facsimile Heads (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ワードプロセッサやタイプライタなどの印字
装置に用いられ、またファクシミリ通信装置における感
熱印画装置に用いられるサーマルヘッドを駆動するため
の装置に間する。
装置に用いられ、またファクシミリ通信装置における感
熱印画装置に用いられるサーマルヘッドを駆動するため
の装置に間する。
[従来の技術]
このようなサーマルヘッドは、隣接して配置された複数
の発熱抵抗体を時間順次的に各発熱抵抗体毎に与えられ
る印画データに基づいて選択的に発熱駆動して、主走査
方向に沿う1ライン毎に感熱印画を行う。このとき、た
とえば1.8ms/ラインなどの高速度で印画を行う場
合、同一の発熱抵抗体を複数ラインに亘って連続して発
熱駆動すると、当該発熱抵抗体の蓄熱作用および1ライ
ン前や2ライン前の感熱印画画素からの熱量の影響によ
り、時間的に後の画素になるほど大きな熱量が供給され
ることになり、画素の面積が増大していわゆる滲み現象
となり、印画品質が低下してしまう。
の発熱抵抗体を時間順次的に各発熱抵抗体毎に与えられ
る印画データに基づいて選択的に発熱駆動して、主走査
方向に沿う1ライン毎に感熱印画を行う。このとき、た
とえば1.8ms/ラインなどの高速度で印画を行う場
合、同一の発熱抵抗体を複数ラインに亘って連続して発
熱駆動すると、当該発熱抵抗体の蓄熱作用および1ライ
ン前や2ライン前の感熱印画画素からの熱量の影響によ
り、時間的に後の画素になるほど大きな熱量が供給され
ることになり、画素の面積が増大していわゆる滲み現象
となり、印画品質が低下してしまう。
この問題を解決する先行技術は特開昭59−15076
8に開示されている。この先行技術では、過去の所定数
ライン前までの印画データを各発熱抵抗体毎に記憶して
おき、過去において発熱抵抗体に通電を行って印画を行
ったときには、その後の発熱抵抗体の駆動時間を短くす
るようにしている。
8に開示されている。この先行技術では、過去の所定数
ライン前までの印画データを各発熱抵抗体毎に記憶して
おき、過去において発熱抵抗体に通電を行って印画を行
ったときには、その後の発熱抵抗体の駆動時間を短くす
るようにしている。
このような先行技術では、各発熱抵抗体の過去の印画デ
ータに基づいて印画画素の滲みが小さくなるように駆動
時間を制御しているけれども、印画品質が比較的低いと
いう問題点を有している。
ータに基づいて印画画素の滲みが小さくなるように駆動
時間を制御しているけれども、印画品質が比較的低いと
いう問題点を有している。
このような問題点を解決するために第7図に示されるよ
うに、たとえば感熱記録紙Pにおいて、現在の感熱記録
を行おうとする画素Aiに関して、主走査方向Xに関し
て、その前後の画素A(il)、A (i+1)と着目
画素Aiの1ライン前および2ライン前の対応する画素
Bi、Ciの印画データを参照し、これらの組合わせに
よって着目画素Aiを感熱印画するに必要な発熱抵抗体
の駆動時間を、予め設定される複数の駆動時間のうちか
ら選択する構成が考えられる。
うに、たとえば感熱記録紙Pにおいて、現在の感熱記録
を行おうとする画素Aiに関して、主走査方向Xに関し
て、その前後の画素A(il)、A (i+1)と着目
画素Aiの1ライン前および2ライン前の対応する画素
Bi、Ciの印画データを参照し、これらの組合わせに
よって着目画素Aiを感熱印画するに必要な発熱抵抗体
の駆動時間を、予め設定される複数の駆動時間のうちか
ら選択する構成が考えられる。
このような構成では、着目画素Aiに近い画素で印画が
行われるほど、また印画が行われる画素が多いほど駆動
時間は短く選ばれ、逆の場合には長く選ばれる。すなわ
ち第8図(1)〜同図(16)に示す参照画素の印画の
有無に対応して、制御信号CNTl〜CNT5のいずれ
がが選ばれる。
行われるほど、また印画が行われる画素が多いほど駆動
時間は短く選ばれ、逆の場合には長く選ばれる。すなわ
ち第8図(1)〜同図(16)に示す参照画素の印画の
有無に対応して、制御信号CNTl〜CNT5のいずれ
がが選ばれる。
ここで制御信号CNTlから制御信号CNT5になる程
、短い駆動時間を設定する。
、短い駆動時間を設定する。
[発明が解決しようとする課題]
このような構成では、たとえば第6図示のように画素毎
に千鳥状のパターンを印画する場合、現在印画される着
目画素Aiに関して、実際に1ライン前に印画された画
素B(i−1)、B(i+1)の影響が考慮されないた
め、2ライン前の対応する画素Ciのみに関する制御信
号CNTlで着目画素Aiを印画する駆動時間が選択さ
れる。
に千鳥状のパターンを印画する場合、現在印画される着
目画素Aiに関して、実際に1ライン前に印画された画
素B(i−1)、B(i+1)の影響が考慮されないた
め、2ライン前の対応する画素Ciのみに関する制御信
号CNTlで着目画素Aiを印画する駆動時間が選択さ
れる。
したがってこの駆動時間は、第8図(1)の場合と同一
の比較的長い駆動時間となり、着目画素Ajに関して蓄
熱が大きくなり、飽和してN調表現が不可能になり、ま
たいわゆる画素が滲む現象をもたらし、印画品質を低下
してしまうことになる。
の比較的長い駆動時間となり、着目画素Ajに関して蓄
熱が大きくなり、飽和してN調表現が不可能になり、ま
たいわゆる画素が滲む現象をもたらし、印画品質を低下
してしまうことになる。
本発明の目的は、上述の技術的課題を解消し、階調性が
良好で印画品質を向上することができるサーマルヘッド
の駆動装置を提供することである。
良好で印画品質を向上することができるサーマルヘッド
の駆動装置を提供することである。
[課題を解決するための手段]
本発明は、隣接して配置された複数の発熱抵抗体を、時
間順次的に各発熱抵抗体毎に与えられる印画データに基
づいて選択的に駆動して、主走査方向の1ライン毎に印
画を行うサーマルヘッドの駆動装置において、 これから印画しようとするラインの1ライン前の印画デ
ータをラッチする第1ラッチ手段と、これから印画しよ
うとするラインの2ライン前の印画データをラッチする
第2ラッチ手段と、これから印画しようとする印画デー
タをラッチする第3ラッチ手段と、 第3ラッチ手段のこれから印画しようとする印画データ
と、第1ラッチ手段のすでに印画した印画データおよび
その主走査方向両側の印画データと、第2ラッチ手段の
すでに印画した印画データとの組合わせに基づいて、発
熱抵抗体の駆動時間および/または駆動電力を、予め設
定された相互に異なる複数の駆動時間または駆動電圧の
うちから選択して発熱抵抗体を駆動する駆動手段とを含
むことを特徴とするサーマルヘッドの駆動装置である。
間順次的に各発熱抵抗体毎に与えられる印画データに基
づいて選択的に駆動して、主走査方向の1ライン毎に印
画を行うサーマルヘッドの駆動装置において、 これから印画しようとするラインの1ライン前の印画デ
ータをラッチする第1ラッチ手段と、これから印画しよ
うとするラインの2ライン前の印画データをラッチする
第2ラッチ手段と、これから印画しようとする印画デー
タをラッチする第3ラッチ手段と、 第3ラッチ手段のこれから印画しようとする印画データ
と、第1ラッチ手段のすでに印画した印画データおよび
その主走査方向両側の印画データと、第2ラッチ手段の
すでに印画した印画データとの組合わせに基づいて、発
熱抵抗体の駆動時間および/または駆動電力を、予め設
定された相互に異なる複数の駆動時間または駆動電圧の
うちから選択して発熱抵抗体を駆動する駆動手段とを含
むことを特徴とするサーマルヘッドの駆動装置である。
[作 用]
本発明に従えば、各発熱抵抗体のこれから印画しようと
するラインの1ライン前の印画データを第1ラッチ手段
にラッチし、これから印画しようとするラインの2ライ
ン前の印画データを第2ラッチ手段にラッチする。また
これから印画しようとする印画データは、第3ラッチ手
段にラッチされる。これらの第1、第2および第3ラッ
チ手段のラッチ出力に応答して、駆動手段では第3ラッ
千手段のこれから印画しようとする印画データと、第1
ラッチ手段のすでに印画した印画データおよびその主走
査方向両側の印画データと、第2ラッチ手段のすでに印
画した印画データとの組合わせに基づいて、これから感
熱印画を行う発熱抵抗体の駆動時間および7/または駆
動電力を予め設定された相互に異なる複数の駆動時間お
よび/または駆動電力のうちから選択して発熱抵抗体を
駆動する。
するラインの1ライン前の印画データを第1ラッチ手段
にラッチし、これから印画しようとするラインの2ライ
ン前の印画データを第2ラッチ手段にラッチする。また
これから印画しようとする印画データは、第3ラッチ手
段にラッチされる。これらの第1、第2および第3ラッ
チ手段のラッチ出力に応答して、駆動手段では第3ラッ
千手段のこれから印画しようとする印画データと、第1
ラッチ手段のすでに印画した印画データおよびその主走
査方向両側の印画データと、第2ラッチ手段のすでに印
画した印画データとの組合わせに基づいて、これから感
熱印画を行う発熱抵抗体の駆動時間および7/または駆
動電力を予め設定された相互に異なる複数の駆動時間お
よび/または駆動電力のうちから選択して発熱抵抗体を
駆動する。
これから印画を行おうとする発熱抵抗体による感熱印画
状態に対する影響は、これから印画しようとする発熱抵
抗体に隣接する発熱抵抗体における印画データに基づく
影響の程度よりも、1ライン前のすでに印画された印画
データの主走査方向両側の印画データに基づく影響の程
度が大きい。
状態に対する影響は、これから印画しようとする発熱抵
抗体に隣接する発熱抵抗体における印画データに基づく
影響の程度よりも、1ライン前のすでに印画された印画
データの主走査方向両側の印画データに基づく影響の程
度が大きい。
すなわち本発明では、これから感熱印画を行う発熱抵抗
体の駆動時間および/または駆動電力を複数の相互に異
なる駆動時間および/または駆動電力のいずれかひとつ
を選択するにあたり、これから印画される箇所に比較的
大きな影響を及ぼす周辺のすでに印画された印画箇所の
印画データに基づいて行うようにしている。したがって
発熱抵抗体の温度が過度に上昇し、また熱の飽和により
階調表現が困難になる事態が防がれ、印画の滲みが生じ
る事態を防止することができ、印画品質の向上を図るこ
とができる。
体の駆動時間および/または駆動電力を複数の相互に異
なる駆動時間および/または駆動電力のいずれかひとつ
を選択するにあたり、これから印画される箇所に比較的
大きな影響を及ぼす周辺のすでに印画された印画箇所の
印画データに基づいて行うようにしている。したがって
発熱抵抗体の温度が過度に上昇し、また熱の飽和により
階調表現が困難になる事態が防がれ、印画の滲みが生じ
る事態を防止することができ、印画品質の向上を図るこ
とができる。
[実施例〕
第1図は、本発明の一実施例に従うサーマルヘッド1の
ブロック図である。サーマルヘッド1は、共通する一端
が電源電位■0に並列に接続された複数の発熱抵抗体R
1〜Rnと、各発熱抵抗体R1〜Rnを選択的に発熱駆
動して、感熱印画動作を行う駆動装置2とを備える。駆
動装置2は、たとえばマイクロプロセッサなどを含んで
構成され、各発熱抵抗体R1〜Rnを選択的に発熱駆動
するための印画データD+後述する各種制御信号を出力
する制御回路3と、制御回路3がらの印画データDや制
御信号に基づいて発熱紙−抗体R1〜Rnの共通する他
端部を選択的に接地電位とハイインピーダンス状態との
間で切り替えて、印画動作を行う駆動回路4とを含んで
構成される。
ブロック図である。サーマルヘッド1は、共通する一端
が電源電位■0に並列に接続された複数の発熱抵抗体R
1〜Rnと、各発熱抵抗体R1〜Rnを選択的に発熱駆
動して、感熱印画動作を行う駆動装置2とを備える。駆
動装置2は、たとえばマイクロプロセッサなどを含んで
構成され、各発熱抵抗体R1〜Rnを選択的に発熱駆動
するための印画データD+後述する各種制御信号を出力
する制御回路3と、制御回路3がらの印画データDや制
御信号に基づいて発熱紙−抗体R1〜Rnの共通する他
端部を選択的に接地電位とハイインピーダンス状態との
間で切り替えて、印画動作を行う駆動回路4とを含んで
構成される。
駆動回路4は、制御回路3がらシリアルデータとして入
力される印画データDが、制御回路3がらのシフトクロ
ック信号SCKに基づいて順次シフトされて入力される
nビットのシフトレジスタ5と、シフトレジスタ5がら
のnビットの印画データを制御回路3がらのラッチ信号
LTに基づいて順次的にラッチする3段のラッチ回路6
78と、これらのラッチ回路6〜8がらの各ビット毎の
印画データと、制御回路3がらの後述するような制御信
号CNTl〜CNT5およびストローブ信号SBとに基
づいて後述するような演算を行い、発熱抵抗体R1〜R
nを発熱駆動する駆動期間を選択する演算回路9とを含
んで構成される。
力される印画データDが、制御回路3がらのシフトクロ
ック信号SCKに基づいて順次シフトされて入力される
nビットのシフトレジスタ5と、シフトレジスタ5がら
のnビットの印画データを制御回路3がらのラッチ信号
LTに基づいて順次的にラッチする3段のラッチ回路6
78と、これらのラッチ回路6〜8がらの各ビット毎の
印画データと、制御回路3がらの後述するような制御信
号CNTl〜CNT5およびストローブ信号SBとに基
づいて後述するような演算を行い、発熱抵抗体R1〜R
nを発熱駆動する駆動期間を選択する演算回路9とを含
んで構成される。
すなわち発熱抵抗体R1〜Rnで、感熱印画が行われる
1ラインに関する印画データAIA (i−1)、 A
i、A (i+1)、−、Anは、ラッチ回路6に記憶
され、1ライン前の印画データBl、・・・、Bi、・
・、Bnおよび2ライン前の印画データC1,・、cl
、・ 、Cnはそれぞれラッチ回路7.8に記憶される
。
1ラインに関する印画データAIA (i−1)、 A
i、A (i+1)、−、Anは、ラッチ回路6に記憶
され、1ライン前の印画データBl、・・・、Bi、・
・、Bnおよび2ライン前の印画データC1,・、cl
、・ 、Cnはそれぞれラッチ回路7.8に記憶される
。
前記演算回路9には、各ラッチ回路6〜8がらの印画デ
ータAi、Bi、Ci (i=1〜n)が入力される演
算手段10が設けられる。演算手段10は、たとえばR
OM (リードオンリメモリ)などから形成され、後述
するようなデータ変換動作を行うためのデータが格納さ
れる。演算手段10は、演算結果に基づいて選択スイッ
チング手段11に制御回路3がら入力される前記制御信
号CTLI〜CTL5のいずれが一つを選択して、たと
えば負論理に関するAND回路などとして実現されるゲ
ート回路12に前記ストローブ信号SBと共に入力する
。ゲート回路12がらの出力は、発熱抵抗体R1〜Rn
に供給される。
ータAi、Bi、Ci (i=1〜n)が入力される演
算手段10が設けられる。演算手段10は、たとえばR
OM (リードオンリメモリ)などから形成され、後述
するようなデータ変換動作を行うためのデータが格納さ
れる。演算手段10は、演算結果に基づいて選択スイッ
チング手段11に制御回路3がら入力される前記制御信
号CTLI〜CTL5のいずれが一つを選択して、たと
えば負論理に関するAND回路などとして実現されるゲ
ート回路12に前記ストローブ信号SBと共に入力する
。ゲート回路12がらの出力は、発熱抵抗体R1〜Rn
に供給される。
第2図は、前記演算手段1oの作用を説明する図である
。本実施例では、たとえば1.8ms/ラインの高速度
で現在感熱印画を行っているラインクと、1ライン前お
よび2ライン前のライン11.12との各画素を識別す
る符号として前記ラッチ回路6〜8におけるデータの符
号Ai BiCiを用いる。すなわち現在印画を行っ
ているラインlのなかで印画を行おうとする着目画素A
iの付勢電力、すなわち着目画素Aiに対応する第1図
に示す発熱抵抗体Riの駆動期間を定めるにあたり、1
ライン前のライン11における前記着目画素Aiと対応
する画素B1および主走査方向の前後に隣接する画素B
(i 1)、B(i+1)と、2ライン前のライン1
2ラインにおける対応する画素Ciとの4つの画素に着
目し、これらの参照画素の印画データに基づいて着目画
素Aiにおける前記駆動期間を定める。
。本実施例では、たとえば1.8ms/ラインの高速度
で現在感熱印画を行っているラインクと、1ライン前お
よび2ライン前のライン11.12との各画素を識別す
る符号として前記ラッチ回路6〜8におけるデータの符
号Ai BiCiを用いる。すなわち現在印画を行っ
ているラインlのなかで印画を行おうとする着目画素A
iの付勢電力、すなわち着目画素Aiに対応する第1図
に示す発熱抵抗体Riの駆動期間を定めるにあたり、1
ライン前のライン11における前記着目画素Aiと対応
する画素B1および主走査方向の前後に隣接する画素B
(i 1)、B(i+1)と、2ライン前のライン1
2ラインにおける対応する画素Ciとの4つの画素に着
目し、これらの参照画素の印画データに基づいて着目画
素Aiにおける前記駆動期間を定める。
第3図は、本件発明の詳細な説明する図である。本件発
明者の実験によれば、現在印画しようとする着目画素A
iの周辺の画素の印画を行わず、着目画素Aiを単独で
感熱印画を行った際の画素の面積を100とした場合、
同一ライン11における隣接する画素A(i−1)が印
画されていたときに、着目画素Atを印画したときの画
素Aiの面積は、第3図の画素A(i−1)に記された
数字のように113になることが確認された。
明者の実験によれば、現在印画しようとする着目画素A
iの周辺の画素の印画を行わず、着目画素Aiを単独で
感熱印画を行った際の画素の面積を100とした場合、
同一ライン11における隣接する画素A(i−1)が印
画されていたときに、着目画素Atを印画したときの画
素Aiの面積は、第3図の画素A(i−1)に記された
数字のように113になることが確認された。
他の画素A(i+l)や画素B(i−1)、Bi。
B(i+1>および画素Ciに付されている数字は、同
様な面積比を表す。
様な面積比を表す。
したがって着目画素Aiの画素濃度、すなわち画素の面
積に最も影響を及ぼすのは、画素B(i−1)、B(i
+1)、Biであり、これに続いて画素Ci、A(i−
1>、A(i+1)の順であることが確コ2された。し
たがって本実施例では、第2図に示されるように着目画
素A1の付勢電力、したがって駆動期間を定めるにあた
り、第2図に示される隣接画素B (i−1)、Bi、
B (i+1)、Ciにおける印画データを参照する。
積に最も影響を及ぼすのは、画素B(i−1)、B(i
+1)、Biであり、これに続いて画素Ci、A(i−
1>、A(i+1)の順であることが確コ2された。し
たがって本実施例では、第2図に示されるように着目画
素A1の付勢電力、したがって駆動期間を定めるにあた
り、第2図に示される隣接画素B (i−1)、Bi、
B (i+1)、Ciにおける印画データを参照する。
第4図は、第2図に示される参照画素B(il>、Bi
、B (i+1>、Ciにおける印画データの有無に関
する16種類のパターンと、各パターン毎に選択される
制御信号CNTl〜CNT5との対応例を示す図であり
、第5図は本実施例の動作を説明するタイムチャートで
ある。本実施例では、各制御信号CNTl〜CNT5の
発熱抵抗体Riの駆動期間を定める信号期間T1〜T5
は、第5図(4)〜同図(8)に示される。
、B (i+1>、Ciにおける印画データの有無に関
する16種類のパターンと、各パターン毎に選択される
制御信号CNTl〜CNT5との対応例を示す図であり
、第5図は本実施例の動作を説明するタイムチャートで
ある。本実施例では、各制御信号CNTl〜CNT5の
発熱抵抗体Riの駆動期間を定める信号期間T1〜T5
は、第5図(4)〜同図(8)に示される。
ここで本実施例のサーマルヘッド1によって、第6図示
のような画素毎の千鳥状の面積階調パターンを印画した
場合、第6図示の着目画素Aiに関する参照画素B (
i−1)、Bi、B(i+1)。
のような画素毎の千鳥状の面積階調パターンを印画した
場合、第6図示の着目画素Aiに関する参照画素B (
i−1)、Bi、B(i+1)。
Ciにおける印画データの有無の状態は第4図(12)
に相当し、したがって制御信号CNT4が選択スイッチ
ング手段11で選ばれ、この選択信号CNT4と第5図
(9)のストローブ信号SBとがゲート回路12で負理
論で論理積演算される。
に相当し、したがって制御信号CNT4が選択スイッチ
ング手段11で選ばれ、この選択信号CNT4と第5図
(9)のストローブ信号SBとがゲート回路12で負理
論で論理積演算される。
したがって対応する発熱抵抗体Riは、第5図(10)
に示す駆動期間T4で発熱駆動される。
に示す駆動期間T4で発熱駆動される。
ここで、着目画素Aiに関する駆動期間を選択する際の
参照画素の設定が第7図示の場合であって、駆動期間を
決定する制御信号CNTl〜CNT5との対応関係が第
8図示の場合であれば、最も長い駆動期間T1を定める
制御信号CNTlが選ばれることになる。このとき着目
画素の面積は、前述したような実験データによれば、着
目画素Ai単独の印画の際の面積100に対し216と
なることか確認された。すなわちこの場合、蓄熱作用が
過度に大きく飽和して階調表現が劣化し、またいわゆる
滲みが発生して印画品質を格段に劣化させる。
参照画素の設定が第7図示の場合であって、駆動期間を
決定する制御信号CNTl〜CNT5との対応関係が第
8図示の場合であれば、最も長い駆動期間T1を定める
制御信号CNTlが選ばれることになる。このとき着目
画素の面積は、前述したような実験データによれば、着
目画素Ai単独の印画の際の面積100に対し216と
なることか確認された。すなわちこの場合、蓄熱作用が
過度に大きく飽和して階調表現が劣化し、またいわゆる
滲みが発生して印画品質を格段に劣化させる。
本実施例では、たとえば1.8ms/ライン以上の高速
度で印画する場合であっても、このような不具合が解消
され階調性が良好で印画品質を格段に向上することがで
きる。
度で印画する場合であっても、このような不具合が解消
され階調性が良好で印画品質を格段に向上することがで
きる。
本発明において画素濃度を定めるには、前記実施例にお
ける駆動期間に代えて、駆動電圧を制御してもよく、ま
た駆動期間を駆動電圧とを併せて制御するようにしても
よい。
ける駆動期間に代えて、駆動電圧を制御してもよく、ま
た駆動期間を駆動電圧とを併せて制御するようにしても
よい。
[発明の効果コ
以上のように本発明に従えば、これから感熱印画を行う
発熱抵抗体の駆動時間および/または駆動電力として、
複数の相互に異なる駆動時間および/または駆動電力の
いずれがひとつを選択するにあたり、これから印画され
る箇所に比較的太きな影響を及ぼす周辺のすでに印画さ
れた印画箇所の印画データに基づいて行うようにしてい
る。したがって発熱抵抗体の温度が過度に上昇して、飽
和し、階調表現が困難になる事態や、印画の滲みが生じ
る事態を防止することができ、印画品質の向上を図るこ
とができる。
発熱抵抗体の駆動時間および/または駆動電力として、
複数の相互に異なる駆動時間および/または駆動電力の
いずれがひとつを選択するにあたり、これから印画され
る箇所に比較的太きな影響を及ぼす周辺のすでに印画さ
れた印画箇所の印画データに基づいて行うようにしてい
る。したがって発熱抵抗体の温度が過度に上昇して、飽
和し、階調表現が困難になる事態や、印画の滲みが生じ
る事態を防止することができ、印画品質の向上を図るこ
とができる。
第1図は本発明の一実施例のサーマルへ・/ド1の構成
を示すブロック図の、第2図は本実施例に基づく着目画
素Aiと参照画素との関係を示す図、第3図は本実施例
の作用を裏付ける実験例を説明する図、第4図は演算手
段10の作用を説明する図、第5図は本実施例の動作を
説明するタイムチャート、第6図は印画動作例を示す図
、第7図は本発明の基礎となる技術における着目画素A
iと参照画素との関係を示す図、第8図は前記基礎とな
る技術における参照画素と制御信号との対応関係を示す
図である。 1・・・サーマルヘッド、2・・・駆動装置、6,78
・・ラッチ回路、10・・・演算手段、CNTl〜CN
T5 制御信号、Ri・・発熱抵抗体代理人 弁理
士 画数 圭一部 久コ′】1P爵(内容に変更なし) 第 図 第 因 第 図 i−1 i Ci◆1 第 図 第 図 第 図 第 因 特願平2−238429 2、発明の名称 サーマルヘッドの駆動装置 3、補正をする者 事件との関係 出願人 住所 名称 (663)京セラ株式会社! 代表者 4、代理人 住 所 大阪市西区西本町1丁目13番38号 新興産
ビルロコ際 置EX 0525−5985
TNTAPT■際FAX (06)538−0247(
代表)6、補正の対1 図面および委任状 7、補正の内容 (1)図面の浄書(内容に変更なし)。 (2)別紙のとおり委任状を補充する。
を示すブロック図の、第2図は本実施例に基づく着目画
素Aiと参照画素との関係を示す図、第3図は本実施例
の作用を裏付ける実験例を説明する図、第4図は演算手
段10の作用を説明する図、第5図は本実施例の動作を
説明するタイムチャート、第6図は印画動作例を示す図
、第7図は本発明の基礎となる技術における着目画素A
iと参照画素との関係を示す図、第8図は前記基礎とな
る技術における参照画素と制御信号との対応関係を示す
図である。 1・・・サーマルヘッド、2・・・駆動装置、6,78
・・ラッチ回路、10・・・演算手段、CNTl〜CN
T5 制御信号、Ri・・発熱抵抗体代理人 弁理
士 画数 圭一部 久コ′】1P爵(内容に変更なし) 第 図 第 因 第 図 i−1 i Ci◆1 第 図 第 図 第 図 第 因 特願平2−238429 2、発明の名称 サーマルヘッドの駆動装置 3、補正をする者 事件との関係 出願人 住所 名称 (663)京セラ株式会社! 代表者 4、代理人 住 所 大阪市西区西本町1丁目13番38号 新興産
ビルロコ際 置EX 0525−5985
TNTAPT■際FAX (06)538−0247(
代表)6、補正の対1 図面および委任状 7、補正の内容 (1)図面の浄書(内容に変更なし)。 (2)別紙のとおり委任状を補充する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 隣接して配置された複数の発熱抵抗体を、時間順次的に
各発熱抵抗体毎に与えられる印画データに基づいて選択
的に駆動して、主走査方向の1ライン毎に印画を行うサ
ーマルヘッドの駆動装置において、 これから印画しようとするラインの1ライン前の印画デ
ータをラッチする第1ラッチ手段と、これから印画しよ
うとするラインの2ライン前の印画データをラッチする
第2ラッチ手段と、これから印画しようとする印画デー
タをラッチする第3ラッチ手段と、 第3ラッチ手段のこれから印画しようとする印画データ
と、第1ラッチ手段のすでに印画した印画データおよび
その主走査方向両側の印画データと、第2ラッチ手段の
すでに印画した印画データとの組合わせに基づいて、発
熱抵抗体の駆動時間および/または駆動電力を、予め設
定された相互に異なる複数の駆動時間または駆動電圧の
うちから選択して発熱抵抗体を駆動する駆動手段とを含
むことを特徴とするサーマルヘッドの駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2238429A JPH04118256A (ja) | 1990-09-08 | 1990-09-08 | サーマルヘッドの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2238429A JPH04118256A (ja) | 1990-09-08 | 1990-09-08 | サーマルヘッドの駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118256A true JPH04118256A (ja) | 1992-04-20 |
Family
ID=17030078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2238429A Pending JPH04118256A (ja) | 1990-09-08 | 1990-09-08 | サーマルヘッドの駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04118256A (ja) |
-
1990
- 1990-09-08 JP JP2238429A patent/JPH04118256A/ja active Pending
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