JPH05309862A - 階調記録装置 - Google Patents

階調記録装置

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JPH05309862A
JPH05309862A JP12025292A JP12025292A JPH05309862A JP H05309862 A JPH05309862 A JP H05309862A JP 12025292 A JP12025292 A JP 12025292A JP 12025292 A JP12025292 A JP 12025292A JP H05309862 A JPH05309862 A JP H05309862A
Authority
JP
Japan
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data
block
bit
bit position
gradation
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12025292A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Endo
隆 遠藤
Hideo Kano
英夫 加納
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OKI SHISUTETSUKU TOKAI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
OKI SHISUTETSUKU TOKAI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by OKI SHISUTETSUKU TOKAI KK, Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical OKI SHISUTETSUKU TOKAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】階調数を多くしても回路を高速化させる必要を
なくす。 【構成】m個の発熱体でブロックが形成され、n個のブ
ロックでサーマルヘッド16が構成される。そして、前
記各ブロックごとにラッチ回路18が設けられ、各ラッ
チ回路18に対応して、m個のビットデータから成るシ
フトレジスタ17が設けられる。各ブロックごとに設け
られた通電時間発生回路13で、パルス幅が変化するス
トローブ信号が発生させられ、それぞれのラッチ回路1
8に対して出力されて、発熱体19が通電される。各シ
フトレジスタ17のm個のビットデータのうち、第i
(i=1,2,…,m)番目のビット位置に対応するド
ットのみが記録され、第1番目のビット位置に対応する
ドットから第m番目のビット位置に対応するドットまで
が記録されると、1ラインの記録が終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階調記録装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、感熱記録装置を使用して階調記録
を行う場合、サーマルヘッドの通電時間を所定の階調数
の数倍に分割した中から選び出すための回路を設け、サ
ーマルヘッドに対して通電時間を分割した数と同じ回数
だけ階調データを送り込み、かつ、弱い発色を繰り返し
行わせ、滑らかで見た目に自然な階調記録を得るように
している。この場合、各ドットに着目すると、通電時間
を分割した数のうち所定の濃度に対応する数だけのビッ
トデータ「1」と、それ以外のビットデータ「0」が送
り込まれるようになっている。
【0003】一般に、ドット数の多いサーマルヘッドに
おいては、許容電流上の制約から同時に通電することが
可能なドット数に制限がある。そのため、サーマルヘッ
ドの全ドットを数個〜数十個のブロックごとに分割し、
各ブロックを駆動単位として各ドットを駆動するように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の階調記録装置においては、階調数を多くすると、通
電時間がより細かく分割され、分割の数と同じ回数だけ
階調データをサーマルヘッドに繰り返し送り込まなけれ
ばならず、その分回路を高速で動作させなければならな
い。そして、回路の動作速度を素子の特性上の制約から
高くすることができない場合には、階調記録装置全体の
動作を相対的に遅くしなければならず、記録時間が長く
なってしまう。
【0005】本発明は、前記従来の階調記録装置の問題
点を解決して、階調数を多くしても回路を高速化させる
必要がなく、記録時間が長くなることのない階調記録装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の階
調記録装置においては、2個以上のm個の発熱体でブロ
ックが形成され、2個以上のn個のブロックでサーマル
ヘッドが構成されるようになっている。そして、前記各
ブロックごとにラッチ回路が設けられ、各ラッチ回路に
対応して、m個のビットデータから成るシフトレジスタ
が設けられる。
【0007】また、受信した階調データを格納するため
にデータメモリが設けられ、各ブロックごとに設けられ
た通電時間発生回路が、前記データメモリに格納された
階調データに対応してパルス幅が変化するストローブ信
号を発生し、該ストローブ信号をそれぞれのラッチ回路
に対して出力する。各シフトレジスタのm個のビットデ
ータのうち、第i(i=1,2,…,m)番目のビット
位置のオン・オフ状態を他のビットデータと異ならせる
ことができるようになっていて、第i番目のビット位置
に対応する発熱体のみが前記ストローブ信号のパルス幅
だけ通電される。
【0008】そして、前記ビット位置のiの値は、順次
更新される。
【0009】
【作用】本発明によれば、前記のように2個以上のm個
の発熱体でブロックが形成され、2個以上のn個のブロ
ックでサーマルヘッドが構成されるようになっている。
各発熱体は、通電された時間に対応して発熱する。そし
て、前記各ブロックごとにラッチ回路が設けられ、各ラ
ッチ回路に対応して、m個のビットデータから成るシフ
トレジスタが設けられる。
【0010】また、受信した階調データを格納するため
にデータメモリが設けられ、各ブロックごとに設けられ
た通電時間発生回路が、前記データメモリに格納された
階調データに対応してパルス幅が変化するストローブ信
号を発生し、該ストローブ信号をそれぞれのラッチ回路
に対して出力する。該ラッチ回路は、シフトレジスタの
ビットデータとストローブ信号に基づいて、ストローブ
信号のパルス幅に対応する時間だけ発熱体を通電して発
熱させ、ストローブ信号のパルス幅に対応する濃度で記
録する。
【0011】この場合、各シフトレジスタのm個のビッ
トデータのうち、第i(i=1,2,…,m)番目のビ
ット位置のオン・オフ状態を他のビットデータと異なら
せることができるようになっていて、第i番目のビット
位置に対応する発熱体のみが通電される。そして、前記
ビット位置のiの値は、順次更新され、第1番目のビッ
ト位置に対応するドットから第m番目のビット位置に対
応するドットまでが記録されると、1ラインの記録が終
了する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す階
調記録装置のブロック図、図2は本発明の実施例を示す
階調記録装置のタイムチャートである。なお、本実施例
ではブロック数をn個、1ブロック内のドット数をm個
としている。
【0013】図において、11は受信した階調データを
一時的に格納するデータメモリ、12は該データメモリ
11に格納された階調データを、各ブロックに割り付け
るため、所定数ごとに飛ばして読み出し、対応する通電
時間発生回路13に送り込むデータ転送回路である。該
通電時間発生回路13は感熱紙が所定の濃度で発色する
ように、サーマルヘッド16に通電する時間を階調デー
タに応じて制御する。14は(m−1)個のビットデー
タ「0」と1個のビットデータ「1」を循環して発生さ
せる循環データ発生回路、15は例えばマイクロコンピ
ュータなどで構成され、感熱記録装置全体の動作を制御
するCPUである。また、16はサーマルヘッドであ
り、該サーマルヘッド16は全体がn個のブロックに分
割されており、各ブロックごとにm個のビットデータを
格納するシフトレジスタ17、該シフトレジスタ17に
格納されたビットデータを取り込むラッチ回路18及び
発熱体19を備えている。
【0014】次に、前記構成の感熱記録装置の動作につ
いて説明する。前記サーマルヘッド16の各ブロックに
対応するシフトレジスタ17に対して(m−1)個のビ
ットデータ「0」を出力する。これは、電源投入時に不
定となったシフトレジスタ17の内部をクリアするため
に行うものであって、一連の記録動作中で高々1回行え
ばよい(手順1)。
【0015】そして、データ転送回路12が各ブロック
の第1番目の階調データの内容をデータメモリ11から
読み出し、対応する通電時間発生回路13に転送する。
なお、図2において、符号「i−j」(i=1,2,
…,n,j=1,2,…,m)は第i番目のブロックの
第j番目のビットデータであることを示す(手順2)。
次に、ビットデータ「1」をサーマルヘッド16に対し
て出力する。これによって各ブロックのシフトレジスタ
17内では、第1ビット位置が「1」に設定される。こ
の時、第2〜第mビット位置は「0」に設定されている
(手順3)。
【0016】続いて、シフトレジスタ17のビットデー
タをラッチ回路18にロードし、次いで通電時間発生回
路13を動作させ、各ブロックの発熱体19を時間t
i-j だけ駆動する。これによって各ブロックのシフトレ
ジスタ17の第1ビット位置に対応するドットが所定の
濃度で記録される。この時、すべてのブロックが同時に
通電されるが、オンとなる発熱体19の数は高々n個で
あり、n≪mであるから、電流許容値を超えることはな
い(手順4)。
【0017】このようにして、各ブロックの第1番目の
ビットデータに対応するドットが、階調データに対応す
る濃度で記録される。この時、各ブロックの第2番目以
降のビットデータに対応するドットは記録されない。次
に、各ブロックの第1番目のビットデータに対応するド
ットを記録するため、データ転送回路12は各ブロック
の第2番目の階調データの内容をデータメモリ11から
読み出し、対応する通電時間発生回路13に転送する
(手順5)。
【0018】そして、サーマルヘッド16の各ブロック
のシフトレジスタ17に対して1個のビットデータ
「0」を出力する。これによってシフトレジスタ17内
における各ブロックの第2ビット位置が「1」に設定さ
れる(手順6)。続いて、シフトレジスタ17内のビッ
トデータをラッチ回路18にロードし、次いで、通電時
間発生回路13を動作させ、各ブロックの発熱体19を
駆動する。これによって各ブロックの第2ビット位置に
対応するドットが所定の濃度で記録される(手順7)。
【0019】以下、データメモリ11の読出しアドレス
を1ずつ更新しながら前記手順を繰り返し、第mビット
位置に対応するドットを記録すると、1ラインの記録が
終了する。なお、説明の便宜上制御手順を直線的に並べ
たが、実際には第kビット位置に対応するドットを記録
するための手順7と、第(k+1)ビット位置に対応す
るドットを記録するための手順5及び手順6を並行して
同時に行わせることができる。また、一般に感熱紙を発
色させるのに必要な時間は、n個の階調データについて
の転送時間(手順5)及び1個のビットデータについて
のシフト時間(手順6)に比べて十分に長い。したがっ
て、1ライン当たりの記録時間は手順7における記録時
間のm倍となる。
【0020】次に、感熱記録を行った場合の比較結果に
ついて説明する。図3は従来の階調記録装置と本発明の
階調記録装置の記録時間を示す図、図4は従来の階調記
録装置と本発明の階調記録装置の記録時間の関係図であ
る。この場合、サーマルヘッド16(図1)のブロック
数を8個、一つのブロックごとのドット数を256個、
最高動作速度を1〔MHz〕、従来の階調記録方法にお
ける時間分割数と階調数の比を2、最低黒時間(感熱紙
を全発色させるために必要な時間)を1〔ms〕として
いる。
【0021】図3に示すように、1ラインの記録を行う
ために、階調数が16個の場合、従来の階調記録装置に
おいては65.5〔ms〕を、本発明の階調記録装置に
おいては256〔ms〕を必要とする。また、階調数が
1024個の場合、従来の階調記録装置においては4.
2〔s〕を必要とするのに対して、本発明の階調記録装
置においては256〔ms〕を必要とし、階調数が増加
しても記録時間は長くならない。
【0022】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、2個以上のm個の発熱体でブロックが形成され、
2個以上のn個のブロックでサーマルヘッドが構成され
るようになっている。そして、前記各ブロックごとにラ
ッチ回路が設けられ、各ラッチ回路に対応して、m個の
ビットデータから成るシフトレジスタが設けられる。
【0024】また、各ブロックごとに設けられた通電時
間発生回路が、前記データメモリに格納された階調デー
タに対応してパルス幅が変化するストローブ信号を発生
し、該ストローブ信号をそれぞれのラッチ回路に対して
出力し、該ストローブ信号と前記シフトレジスタのビッ
トデータに基づいて発熱体が通電されるようになってい
る。したがって、ストローブ信号のパルス幅に対応する
濃度で記録することができる。
【0025】この場合、各シフトレジスタのm個のビッ
トデータのうち、第i(i=1,2,…,m)番目のビ
ット位置に対応するドットのみが記録され、第1番目の
ビット位置に対応するドットから第m番目のビット位置
に対応するドットまでが記録されると、1ラインの記録
が終了する。したがって、階調数が多くなっても、通電
時間発生回路が発生するストローブ信号のパルス幅が階
調数に対応して変化するだけであり、発熱体に通電する
回数を増加する必要はない。また、シフトレジスタのm
個のビットデータのオン・オフ状態を順次m回変更する
だけで記録が終了するため、記録時間を階調数に関係す
ることなく一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す階調記録装置のブロック
図である。
【図2】本発明の実施例を示す階調記録装置のタイムチ
ャートである。
【図3】従来の階調記録装置と本発明の階調記録装置の
記録時間を示す図である。
【図4】従来の階調記録装置と本発明の階調記録装置の
記録時間の関係図である。
【符号の説明】
11 データメモリ 12 データ転送回路 13 通電時間発生回路 14 循環データ発生回路 17 シフトレジスタ 18 ラッチ回路 19 発熱体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)それぞれ2個以上のm個の発熱体
    から成る2個以上のn個のブロックと、(b)該各ブロ
    ックごとに設けられるラッチ回路と、(c)各ラッチ回
    路に対応して設けられ、m個のビットデータから成るシ
    フトレジスタと、(d)受信した階調データを格納する
    データメモリと、(e)各ブロックごとに設けられ、前
    記データメモリに格納された階調データに対応してパル
    ス幅が変化するストローブ信号を発生し、該ストローブ
    信号をそれぞれのラッチ回路に対して出力する通電時間
    発生回路と、(f)各シフトレジスタのm個のビットデ
    ータのうち、第i(i=1,2,…,m)番目のビット
    位置のオン・オフ状態を他のビットデータと異ならせ、
    第i番目のビット位置に対応する発熱体のみを前記スト
    ローブ信号のパルス幅だけ通電する手段と、(g)前記
    ビット位置のiの値を順次更新する手段を有することを
    特徴とする階調記録装置。
JP12025292A 1992-05-13 1992-05-13 階調記録装置 Withdrawn JPH05309862A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12025292A JPH05309862A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 階調記録装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12025292A JPH05309862A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 階調記録装置

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JPH05309862A true JPH05309862A (ja) 1993-11-22

Family

ID=14781599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12025292A Withdrawn JPH05309862A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 階調記録装置

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JP (1) JPH05309862A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7286148B2 (en) 2004-02-10 2007-10-23 Seiko Epson Corporation Line head and image forming apparatus incorporating the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7286148B2 (en) 2004-02-10 2007-10-23 Seiko Epson Corporation Line head and image forming apparatus incorporating the same

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803