JPH0717070A - 多階調記録装置 - Google Patents

多階調記録装置

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JPH0717070A
JPH0717070A JP5238687A JP23868793A JPH0717070A JP H0717070 A JPH0717070 A JP H0717070A JP 5238687 A JP5238687 A JP 5238687A JP 23868793 A JP23868793 A JP 23868793A JP H0717070 A JPH0717070 A JP H0717070A
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JP
Japan
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energization
data
thermal head
time
scale
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Application number
JP5238687A
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English (en)
Inventor
Hiroto Nagamine
洋人 長嶺
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多階調のプリントを行う場合の通電データの
転送回数を削減して、プリント時間を大幅に短縮する。 【構成】 通電量に応じた多階調の記録を行う記録手段
と、記録手段への通電時間を制御することで多階調記録
を行う階調記録制御回路とを具備し、階調記録制御回路
は、1/2単位の通電時間に継続して1単位の通電時間
を制御することで多階調記録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッド等の通
電量に応じた多階調の記録を行う記録手段を有する多階
調記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のライン型サーマルヘッドを用いた
画像記録装置、例えば階調を有する電気的画像信号から
ハードコピーを得るプリンタでは、ライン状に1列に並
んだ発熱抵抗体を持つライン型サーマルヘッドの上に熱
転写性記録材料を重ね、入力する画像信号に基づいて所
定の発熱抵抗体のみを選択的に通電発熱させ、この熱に
よって染料を記録材に転写して記録材上に1ライン分の
印字を行うようにしている。1ライン分の印字の後に、
サーマルヘッドまたは記録材を相対的に移動させること
により、各ラインの印字を順次行って2次元画像を形成
する。
【0003】また、例えば昇華性染料を用いた昇華型プ
リンタにおいては、記録画素ごとの印字濃度、すなわち
転写される染料の量を制御することにより多階調記録が
行われる。転写される染料の量の制御は、通常発熱抵抗
体を通電する時間を制御することで達成される。
【0004】以下、多階調記録をする場合の従来のサー
マルヘッド駆動方法を説明する。ここでは説明を明確に
するために、サーマルヘッド上に1列に並んだ発熱抵抗
体の数を4個とし、再現すべき階調数を全く印字しない
場合を含めて4段階とする。
【0005】図3にサーマルヘッドの構成例を示す。サ
ーマルヘッド1には発熱抵抗体D1〜D4が1列に設け
られており、これらの一方の端子はまとめて電源端子に
接続され、他方の端子はそれぞれ対応するNANDゲー
ト回路G1〜G4の出力端子に接続されている。
【0006】シフトレジスタ2は、データ入力とクロッ
ク入力を持つシリアル入力・パラレル出力の4段シフト
レジスタで、クロック信号の立ち上がりでデータを入力
する。ラッチ回路3は、4ピットのラッチでシフトレジ
スタ2の出力をラッチ信号の立ち上がりでラッチする。
ラッチ回路3のラッチ出力とストロープ入力が両方とも
「1」の時に、発熱抵抗体D1〜D4に通電され発熱抵
抗体D1〜D4が発熱する。
【0007】図4に、従来から知られている熱転写式プ
リンタの多階調記録装置の例をブロック結線図で示す。
【0008】図4において、サーマルヘッド1は図3に
示すサーマルヘッド1と同様に構成される。通電回数カ
ウンタ4はバイナリカウンタであり、現在の通電回数を
バイナリでコンパレータ7に出力する。RAM5はラン
ダムアクセスメモリであり、サーマルヘッド1の発熱抵
抗体D1〜D4の各々を何回通電するかを決定する通電
回数データをバイナリで格納する。アドレスカウンタ6
はバイナリカウンタであり、RAM5のアドレス信号を
バイナリで発生してRAM5に供給する。
【0009】コンパレータ7は、RAM5から供給され
る発熱抵抗体D1〜D4の通電回数データと通電回数カ
ウンタ4のカウント値とを比較し、通電回数データが通
電回数カウント値より大きければ「1」を出力し、それ
以外の時は「0」を通電データとしてサーマルヘッド1
に出力する。
【0010】ストロープ信号発生器8は、例えばリトリ
ガ禁止のワンショットパルス発生器等で構成され、ラッ
チ信号の立ち上がりエッヂをトリガとしてストロープ信
号を発生する。
【0011】以下、図4に示す多階調記録装置の動作に
ついて、図5と共に説明する。図5は、表1に示す通電
回数データがRAM5に格納されている場合の、通電デ
ータ、クロック信号、ラッチ信号、ストローブ信号、発
熱抵抗体D1〜D4の動作タイミングを示すタイミング
チャートである。
【0012】図4において、RAM5はサーマルヘッド
1の発熱抵抗体D1〜D4の通電回数データを0番地か
ら順に格納する。RAM5にデータを格納後、アドレス
カウンタ6と通電回数カウンタ4を「0」にリセットす
る。RAM5のアドレスは「0」となり、RAM5から
は発熱抵抗体D1の通電回数データが出力される。出力
された通電回数データはコンパレータ7で通電回数カウ
ンタ4のカウント値、すなわち「0」と比較され、通電
回数データが通電回数カウント値「0」より大きければ
発熱抵抗体D1を通電するために「1」が出力され、そ
れ以外の時は「0」がサーマルヘッド1のシフトレジス
タ2に出力される。すなわちコンパレータ7からは、発
熱抵抗体D1の1回目の通電データが出力され、クロッ
ク信号の立ち上がりでサーマルヘッド1(シフトレジス
タ2)へ入力される。
【0013】次に、アドレスカウンタ6を1カウントア
ップする。RAM5のアドレスは「1」となりRAM5
からは発熱抵抗体D2の通電回数データが出力される。
このとき、コンパレータ7からは発熱抵抗体D2の1回
目の通電データが出力され、クロック信号の立ち上がり
でサーマルヘッド1(シフトレジスタ2)へ入力され
る。同様な動作を発熱抵抗体の数、本例では4回繰り返
すことによりすべての発熱抵抗体D1〜D4に対する1
回目の通電データがサーマルヘッド1(シフトレジスタ
2)内に入力される。その後、ラッチ信号をサーマルヘ
ッド1に出力することにより、サーマルヘッド1内のシ
フトレジスタ2のデータをラッチ回路3でラッチし、同
時にストローブ信号発生器8からストローブ信号を出力
して、発熱抵抗体D1〜D4を通電させ、1回目の発熱
が開始される。ここで第1階調目の印字が始まる。
【0014】次に、通電回数カウンタ4を1カウントア
ップしてアドレスカウンタ6を「0」にリセットする。
RAM5のアドレスは「0」となり、RAM5からは発
熱抵抗体D1の通電回数データが出力され、コンパレー
タ7からは発熱抵抗体D1の2回目の通電データが出力
され、クロック信号の立ち上がりでサーマルヘッド1
(シフトレジスタ2)へ入力される。次に、アドレスカ
ウンタ6を1カウントアップする。RAM5のアドレス
は「1」となり、RAM5からは発熱抵抗体D2の通電
回数データが出力され、コンパレータ7からは発熱抵抗
体D2の2回目の通電データが出力され、クロック信号
の立ち上がりでサーマルヘッド1へ入力される。同様な
動作を本例では4回繰り返すことにより、すべての発熱
抵抗体D1〜D4に対する2回目の通電データがサーマ
ルヘッド1内に入力される。その後ラッチ信号を入力す
ることにより、サーマルヘッド1内のシフトレジスタ2
のデータをラッチ回路3でラッチし、発熱抵抗体D1〜
D4を通電させ2回目の通電をさせる。ここで第1階調
の印字が終わり、第2階調の印字が始まる。
【0015】同様な動作を(階調数−1)回、本例では
3回繰り返すことにより全ての発熱抵抗体D1〜D4に
は3回通電データが入力され通電され、結果として通電
回数データと等しい回数連続して通電する。すなわち各
発熱抵抗体D1〜D4は全く通電しない場合も含めると
4段階の通電時間制御が行われ、4階調の記録が得られ
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】高品質のプリント画像
を得るためには、階調数を多くする必要がある。例えば
写真並の階調を得るためには256階調程度必要であ
る。階調数の多いプリントを行うためには多段階の通電
時間制御を行う必通があり、通電回数が多くなり、サー
マルヘッドへの通電データの転送回数が多くなる。
【0017】上述した従来の多階調記録装置では、1ラ
イン印字期間中に通電データをサーマルヘッドへ(階調
数−1)回転送しなければならなず、多階調のプリント
を行う場合にプリント時間が長くなるという問題点があ
る。
【0018】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、多階調のプリントを行う場合の通電データの転
送回数を削減して、プリント時間を短くすることを目的
とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明による多階調記録装置は、通電量に応じた多
階調の記録を行う記録手段と、記録手段への通電時間を
制御することで多階調記録を行う階調記録制御回路とを
具備し、階調記録制御回路は、1/2単位の通電時間に
継続して1単位の通電時間を制御することで多階調記録
を行うように構成されている。
【0020】
【作用】上記構成の多階調記録装置においては、階調記
録制御回路が、1/2単位の通電時間に継続して1単位
の通電時間を制御するようにしたので、転送回数を従来
の約1/2に削減してプリント時間を短くすることが可
能となる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0022】図1は、本発明による多階調記録装置の一
実施例を示すブロック結線図である。ここでは説明を明
確にするために、サーマルヘッド上に1列に並んだ発熱
抵抗体の数を4個とし、再現すベき階調数を4段階とし
て説明する。
【0023】図1において、サーマルヘッド1は図3と
同様のサーマルヘッド1で構成される。通電回数カウン
タ4はバイナリカウンタであり、現在の通電回数をバイ
ナリで出力する。RAM5はランダムアクセスメモリで
あり、サーマルヘッド1の発熱抵抗体D1〜D4の各々
を何回通電するかを決定する通電回数データをバイナリ
で格納(書込み)する。アドレスカウンタ6はバイナリ
カウンタであり、RAM5のアドレスをバイナリで発生
する。
【0024】コンパレータ7は通電回数データの最下位
ビット(LSB)以外の上位ビットと通電回数カウント
値を比較し通電回数データの最下位ビット(LSB)以
外の上位ビットのデータが通電回数カウンタ4のカウン
ト値より大きければ「1」を出力し、それ以外の時は
「0」を出力する。ORゲート9は通電回数カウンタ4
のカウント値が「0」の場合に「0」を出力し、それ以
外の場合に「1」を出力する。
【0025】セレクタ10は、2入力1出力のセレクタ
であり、ORゲート9の出力をセレクト信号として、O
Rゲート9の出力が「1」の場合にコンパレータ7の出
力を選択してサーマルヘッド1に出力し、「0」の場合
に通電回数データの最下位ビット(LSB)を選択して
サーマルヘッド1の通電データAとして出力する。遅延
パルス発生器11は、例えばリトリガ禁止のワンショッ
トパルス発生器等で構成され、ラッチ信号Cの立ち上が
りエッヂをトリガとして、ラッチ信号Cの間隔TLの約
1/2のパルス幅の論理「0」のパルス信号を発生する
(図2参照)。
【0026】ストローブ信号発生器8は、例えばリトリ
ガ禁止のワンショットパルス発生器等で構成され、遅延
パルス発生器11の出力パルスDの立ち上がりエッヂを
トリガとしてストローブ信号Eを発生する。
【0027】以下、本発明による多階調記録装置の動作
について、図2と共に説明する。図2は、表1に示す通
電回数データがRAM5に格納されている場合の、通電
データA、クロック信号B、ラッチ信号C、ストローブ
信号E、発熱抵抗体D1〜D4の動作タイミングを示す
タイミングチャートである。
【0028】RAM5にデータを格納後、アドレスカウ
ンタ6と通電回数カウンタ4を「0」にリセットする。
RAM5のアドレスは「0」となり、RAM5からは発
熱抵抗体D1の通電回数データが出力(読出し)され
る。通電回数データの最下位ビット(LSB)以外の上
位ビットはコンパレータ7に入力され、最下位ビット
(LSB)はセレクタ10の片方の入力に入力される。
またセレクタ10のもう一方の入力には、発熱抵抗体D
1の通電回数データの最下位ビット(LSB)が入力さ
れる。ここで、通電回数カウンタ4のカウント値が
「0」なので、ORゲート9の出力が「0」になり、セ
レクタ10で発熱抵抗体D1の通電回数データの最下位
ビット(LSB)が選択されてサーマルヘッド1に出力
される。結果として発熱抵抗体D1の1回目の通電デー
タA(図2では「0」)として、通電回数データの最下
位ビット(LSB)が出力され、クロック信号Bの立ち
上がりでサーマルヘッド1へ入力される。
【0029】次に、アドレスカウンタ6を1カウントア
ップする。RAM5のアドレスは「1」となりRAM5
からは発熱抵抗体D2の通電回数データが出力され、セ
レクタ10からは発熱抵抗体D2の1回目の通電データ
A(図2では「1」)の最下位ビット(LSB)が出力
され、クロック信号Bの立ち上がりでサーマルヘッド1
−へ入力される。同様な動作を発熱抵抗体の数、本例で
は4回繰り返すことによりすべての発熱抵抗体D1〜D
4に対する1回目の通電データA(図2では「010
1」)がサーマルヘッド1内に入力される。その後、ラ
ッチ信号Cを入力することによりサーマルヘッド1内の
ラッチ回路3がシフトレジスタ2のデータをラッチす
る。
【0030】1回目の通電データAをラッチ後、2回目
の通電データAのサーマルヘッド1内のシフトレジスタ
2への転送を開始する。まず通電回数カウンタ4を1カ
ウントアップし、アドレスカウンタ6を「0」にリセッ
トする。RAM5のアドレスは「1」となり、RAM5
からは発熱抵抗体D1の通電回数データが出力される。
通電回数データの最下位ビット(LSB)以外の上位ビ
ットはコンパレータ7に入力され、最下位ビット(LS
B)はセレクタ10の片方の入力に入力される。通電回
数データの上位ビットはコンパレータ7で通電回数カウ
ンタ4のカウント値、すなわち「0」と比較される。
【0031】コンパレータ7では、通電回数データの上
位ビットが通電回数カウント値「1」より大きければ
「1」が出力され、それ以外の時は「0」が出力され
る。またセレクタ10のもう一方の入力には、発熱抵抗
体D1の通電回数データの最下位ビット(LSB)が入
力される。ここで、通電回数カウンタ4のカウント値が
「0」でないので、0Rゲート9の出力が「1」にな
り、セレクタ10でコンパレータ7の出力が選択されて
サーマルヘッド1に出力される。結果として発熱抵抗体
D1の2回目の通電データA(図2では「0」)とし
て、通電回数データの上位ビットと通電回数カウント値
との比較結果が出力され、クロック信号Bの立ち上がり
でサーマルヘッド1へ入力される。
【0032】次に、アドレスカウンタ6を1カウントア
ップする。RAM5のアドレスは「1」となり、RAM
5からは発熱抵抗体D2の通電回数データが出力され、
セレクタ10からは通電回数データの上位ビットと通電
回数カウンタ値との比較結果が出力され、クロック信号
Bの立ち上がりでサーマルヘッド1へ入力される。同様
な動作を発熱抵抗体の数、本例では4回繰り返すことに
よりすべての発熱抵抗体D1〜D4に対する2回目の通
電データA(図2では「0011」)がサーマルヘッド
1内に入力される。その後、ラッチ信号Cを入力するこ
とによりサーマルヘッド1内のラッチ回路3がシフトレ
ジスタ2のデータをラッチする。
【0033】一方、上述した通電データAの転送と同時
にストローブ信号Eによりサーマルヘッドの通電制御が
行われる。まず1回目の通電データA(図2では「01
01」)の出力後、論理「0」のパルス信号Dが、ラッ
チ信号Cの立ち上がりエッヂの入力により遅延パルス発
生器11からストローブ信号発生器8に出力され、ラッ
チ信号Cの間隔TLの1/2であるTL/2時間程度が
経過した後に、「0」から「1」に戻り、ストローブ信
号発生器8にパルス信号Dの立ち上がりエッヂが入力さ
れる。
【0034】ストローブ信号発生器8はストローブ信号
Eを「1」にし、最後の通電データA(図2では「00
11」)のラッチ後TL時間経過してから「0」に戻
す。したがって1回目の通電データA(図2では「01
01」)の通電時間は約TL/2時間となり、2回目以
降の通電データA(図2では「0011」)の通電時間
はTL時間となり、1回目の通電時間は2回目以降の通
電時間の約半分になる。
【0035】以上で説明したように、本発明による多階
調記録装置では、階調を従来の階調単位の1/2単位毎
に設定し、1/2単位の端数に相当する量(例えば4.
5のうちの0.5)を通電時間の最初に送った後に、継
続して残りの1単位毎の量(例えば4.5のうちの4.
0)を通電するように制御している。これは、階調数が
2倍になったにも拘らず、階調データの転送回数が従来
とほぼ同じ回数であることを意味する。これを従来例と
比較すると、以下のようになる。
【0036】即ち、本発明では、階調数と1ラインあた
りの印字期間中の通電データAの転送回数の関係は式1
のようになる。 通電データAの転送回数 = 階調数 / 2 ・・・(1)
【0037】一方、従来例では式2のようになる。 通電データAの転送回数 = 階調数 − 1 ・・・(2)
【0038】このため、例えば256階調の通電データ
Aの転送回数が、本発明では128回であるのに対し
て、従来の場合は255回である。即ち、転送回数を従
来の約1/2に削減してプリント時間を短くすることが
可能となる。
【0039】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明の技術的思想によれば、種々の変形が可能であ
る。例えば、上述した実施例においては、階調数を2ビ
ット4階調として説明したが、これを8ビット256階
調とすることも、勿論可能である。図1に(7)または
(8)で示した数は、この8ビット256階調とした場
合の回線数である。なお、実施例で説明した2ビット4
階調の場合は、ORゲート9の入力回線数は1になるの
で、ORゲート9を省略して通電回数カウンタ4の出力
をセレクト信号としてセレクタ10に直ちに供給するよ
うにできる。
【0040】また、実施例においては、サーマルヘッド
の発熱量を制御するサーマルプリンタを例として説明し
たが、レーザービームの照射量を制御するレーザープリ
ンタに本発明を適用することもできる。
【0041】
【表1】
【発明の効果】以上のように、本発明の多階調記録装置
によれば、階調記録制御回路が、1/2単位の通電時間
に継続して1単位の通電時間を制御するようにしたの
で、転送回数を従来の約1/2に削減してプリント時間
を大幅に短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多階調記録装置の一実施例を示す
ブロック結線図である。
【図2】本発明による多階調記録装置の動作を説明する
タイミングチャートである。
【図3】公知のサーマルヘッドを示すブロック結線図で
ある。
【図4】従来の多階調記録装置の一例を示すブロック結
線図である。
【図5】従来の多階調記録装置の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1 サーマルヘッド 2 シフトレジスタ 3 ラッチ回路 4 通電回数カウンタ 5 RAM 6 アドレスカウンタ 7 コンパレータ 8 ストローブ信号発生器 9 0Rゲート 10 セレクタ 11 遅延パルス発生器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通電量に応じた多階調の記録を行う記録手
    段と、 前記記録手段への通電時間を制御することで多階調記録
    を行う階調記録制御回路とを具備し、 前記階調記録制御回路は、1/2単位の前記通電時間に
    継続して1単位の前記通電時間を制御することで多階調
    記録を行うことを特徴とする多階調記録装置。
  2. 【請求項2】前記記録手段がサーマルヘッドであり、前
    記階調記録制御回路が前記サーマルヘッドの発熱量を制
    御するサーマルヘッド駆動制御回路であることを特徴と
    する請求項1に記載の多階調記録装置。
  3. 【請求項3】前記記録手段がレーザービームであり、前
    記階調記録制御回路が前記レーザービームの照射量を制
    御するレーザービーム駆動制御回路であることを特徴と
    する請求項1に記載の多階調記録装置。
JP5238687A 1993-07-02 1993-07-02 多階調記録装置 Pending JPH0717070A (ja)

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JP5238687A JPH0717070A (ja) 1993-07-02 1993-07-02 多階調記録装置

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JP (1) JPH0717070A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006255963A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Nidec Copal Corp 熱転写印刷装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006255963A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Nidec Copal Corp 熱転写印刷装置

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