JPH0822603B2 - 感熱記録装置 - Google Patents

感熱記録装置

Info

Publication number
JPH0822603B2
JPH0822603B2 JP27550789A JP27550789A JPH0822603B2 JP H0822603 B2 JPH0822603 B2 JP H0822603B2 JP 27550789 A JP27550789 A JP 27550789A JP 27550789 A JP27550789 A JP 27550789A JP H0822603 B2 JPH0822603 B2 JP H0822603B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
recording
heat storage
storage temperature
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27550789A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03136876A (ja
Inventor
悦郎 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP27550789A priority Critical patent/JPH0822603B2/ja
Publication of JPH03136876A publication Critical patent/JPH03136876A/ja
Publication of JPH0822603B2 publication Critical patent/JPH0822603B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、感熱記録装置に関するものであり、詳しく
は、サーマルヘッドの発熱素子の過熱による焼損防止に
関するものである。
<従来の技術> プリンタやレコーダとして、サーマルヘッドを構成す
る複数の発熱素子を選択的に駆動して発熱させ、その発
熱に基づいて感熱記録紙を発色させたり、記録紙にイン
クリボンのインクを転写させて記録を行う感熱記録装置
が用いられている。
ところで、発熱素子の温度は、駆動状態に応じて変化
する。
第9図は、発熱素子の温度遷移状態の一例を示す説明
図である。
すなわち、発熱素子の温度がTOの状態でパルス幅がt
ONで振幅がVの駆動パルスを印加することにより、発熱
素子の温度は記録動作が可能な温度TPに上昇する。その
後に破線Aで示すように十分な通電休止期間t′OFF
あれば発熱素子の温度はTOに降下することになり、再度
駆動パルスを印加しても最高温度が温度TPを越えること
はない。
これに対し、実線Bで示すように駆動周期を速くする
と、温度がTOに下がる前に再び温度上昇が始まることに
なり、次第に温度が高くなって最高温度は温度TPを越え
てしまう。
この結果、感熱記録紙の場合、発色領域が増大し、
「尾引き」や「つぶれ」といった記録品質の低下現象を
生じることになる。そして、最悪の場合には発熱素子を
焼損してしまう。
このような不都合を解決するために、駆動パルス周期
を速くして記録を行うのにあたって、一定の記録品質を
維持するために、過去に発熱素子に入力されたエネルギ
に基づいて通電時間tONを短くしたり、振幅Vを低くす
る「熱履歴制御」が行われている。
従来のこのような熱履歴制御の具体例として、第10図
に示すように、連続駆動時に記録に十分な発熱が得られ
るパルス幅を有する主駆動パルスと、主駆動パルスより
も狭いパルス幅を有する予備駆動パルスを用意してお
き、発熱素子が休止状態から記録を開始する場合にのみ
予備駆動パルスを選択的に主駆動パルスとともに発熱素
子に印加し、連続駆動時には主駆動パルスだけを印加す
ることが行われている。
<発明が解決しようとする課題> しかし、このような構成における制御は、基本的には
発熱素子の駆動回数履歴に基づくものであり、高精度の
制御は行えない。
本発明は、このような点に着目したものであり、その
目的は、高精度の熱履歴制御が行える感熱記録装置を提
供することにある。
<課題を解決するための手段> 本発明の感熱記録装置は、 サーマルヘッドを構成する複数の発熱素子を記録デー
タ(di)に基づいて選択的に駆動して発熱させてその発
熱に基づいて記録対象に記録を行う感熱記録装置におい
て、先の記録データ(di)を記録ライン毎に一時的に格
納して原データ(dk)として出力するラインバッフア手
段(1)と、先のサーマルヘッドの現在の蓄熱温度デー
タ(Ri-1)と記録の有無を制御する出力データ(Oi)と
をアドレスとして先の発熱素子の記録動作に関連した次
回の蓄熱温度データ(Ri)が予め予測されて格納された
第1メモリ(4)と、この第1メモリから読み出される
次回の蓄熱温度データ(Ri)を一時的に格納し次回には
現在の先の蓄熱温度データとして出力する第2メモリ
(2)と、現在の先の蓄熱温度データ(Ri-1)と予め設
定された設定温度(SD)とを比較してこれらの大小を判
定して比較データを出力する比較手段(6)と、この比
較データと先の原データ(dk)とから先の出力データ
(Oi)を演算する演算手段(7)と、先の第1・第2メ
モリに格納された蓄熱温度データ(Ri-1、Ri)を先の記
録データ(di)の1更新周期を複数ステップに分割して
複数回更新しこれに対応して先の発熱素子の記録動作を
制御(EN′)するタイミング制御手段(8)とを具備
し、先の出力データ(Oi)の1ライン分(D2〜D5)を単
位として先の記録データ(di)に対応する記録を行うこ
とを特徴とする。
<作用> 先ず、比較手段(6)により現在の蓄熱温度データ
(Ri-1)と予め設定された設定温度(SD)とを比較して
これらの大小を判定して比較データを出力し、この比較
データと原データ(dk)とから演算手段(7)により記
録の有無を制御する出力データ(Oi)を演算します。
次に、第1メモリ(4)には、現在の蓄熱温度データ
(Ri-1)とこの出力データ(Oi)とをアドレスとして次
回の蓄熱温度データ(Ri)を予測する予測データが予め
格納されており、これを用いて次回の蓄熱温度データ
(Ri)が出力される。
さらに、次回の蓄熱温度データ(Ri)は、第2メモリ
(2)に一時的に格納され、次回には現在の蓄熱温度デ
ータとして使用され、蓄熱データの蓄熱履歴が管理され
る。
一方、タイミング制御手段(8)は、記録データ
(di)の1更新周期を複数ステップに分割して蓄熱温度
データ(Ri-1、Ri)を複数回更新し、これに対応して発
熱素子の記録動作を制御(EN′)し、出力データ(Oi
の1ライン分(D2〜D5)を単位として記録データ(di
に対応する記録を行なう。
<実施例> 以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。図において、記録すべき記録データdiはラインバッ
ファ1に一時格納されてスイッチ要素として用いるアン
ドゲート7の一方の入力端子に読み出される。第1のメ
モリ4にはサーマルヘッド9を構成する複数の発熱素子
の記録動作に関連した蓄熱温度データが予め格納されて
いる。この第1のメモリ4に格納された蓄熱温度データ
は、サーミスタなどの温度センサ10で測定されるサーマ
ルヘッド9の周囲の温度に応じて、所定の現在の蓄熱温
度データRi-1および記録の有無に関連したアンドゲート
7の出力データをアドレスにして、次回の蓄熱温度デー
タRiとして読み出される。この第1のメモリ4から読み
出される蓄熱温度データRiはラッチ5を介して第2のメ
モリ2に一時格納される。そして、この第2のメモリ2
に一時格納された蓄熱温度データRiは前述した現在の蓄
熱温度データRi-1として読み出され、ラッチ3を介して
第1のメモリ4にアドレスとして加えられるとともに比
較器6の一方の入力端子に加えられる。比較器6の他方
の入力端子には予め設定された設定温度データSDが加え
られる。この比較器6の出力信号はアンドゲート7の他
方の入力端子に加えられる。このアンドゲート7の出力
データOiは前述のように第1のメモリ4にアドレスとし
て加えられるとともに、サーマルヘッド9の発熱素子に
は1ライン分の駆動データDiとして加えられる。11はサ
ーマルヘッド9を構成する複数の発熱素子の発熱による
発色記録が行われる感熱形の記録紙であり、モータ12に
より所定の速度で送られる。8は各部の動作を制御する
ための制御信号を出力するタイミング制御回路である。
なお、第1図では、太線で蓄熱温度データの流れを示
し、細線でその他のデータの流れを示し、破線で各種の
制御信号の流れを示している。
第2図はサーマルヘッド9の駆動回路の一例を示すブ
ロック図であり、第3図は第2図の回路で熱履歴制御を
行わない場合の動作の一例を示すタイミングチャートで
ある。シフトレジスタ13には、アンドゲート7から出力
される(a)に示す1ライン分mドットのデータが
(b)に示すm個のクロックCLKに従って逐次格納され
る。シフトレジスタ13に1ライン分のデータが格納され
た時点で(c)に示すラッチパルスLATによりラッチ14
にラッチされる。これらラッチ14の出力データは各ナン
ドゲート15の一方の入力端子に加えられる。これらナン
ドゲート15の他方の入力端子には(d)に示すイネーブ
ル信号EN-がインバータ16を介して共通に加えられてい
る。なお、ダッシュ「′」は負論理で動作することを示
している。ナンドゲート15の出力端子は発熱素子17の一
端に接続され、発熱素子17の他端には直流電源18のプラ
ス端子が共通に接続されている。
このような構成において、イネーブル信号EN-がLレ
ベルになっているtOの間、直流電源18から発熱素子17に
駆動電流が流れて1ラインの記録データに基づく記録が
行われる。
ところが、第3図の駆動方法では1ライン当たりの駆
動データDiの印加時間はtOのみであり、熱履歴制御は行
えない。
そこで、本発明では、例えば第4図のタイミングチャ
ートに示すように、mドットのデータDATAを4回サーマ
ルヘッド9に転送し、4回イネーブル信号EN-を加える
ことによって1ラインの記録を行う。ここで、各駆動デ
ータDATAの1回の送りは第3図と同様であるが、イネー
ブル信号EN′のパルス幅tO′は第3図のパルス幅tOのほ
ぼ1/4とする。4回の駆動データDATAおよびイネーブル
信号EN-の送りで1ラインの記録が行われるので、記録
紙11の送りもこのシーケンスと同期させて4回のデータ
転送の最初の1ステップで第3図の1ステップと同量の
紙送り量でステップ送りする。
このように4回のデータ転送で1ラインの記録を行う
ことにより、各回の駆動データDi(D1〜D4)の取り方に
よって発熱素子17に加える駆動パルスのパターンは第5
図に示すように15通り(24−1=15)のいずれかにな
る。すなわち、発熱素子17は、蓄熱温度に応じて駆動制
御されることにより、結果としてこれら15通りのパター
ンのいずれかに従って駆動されることになる。
なお、第4図では4回のデータDATAおよびイネーブル
信号EN-の送りで1ラインの記録を行うものとして説明
しているが、4回に限るものではなく、n回(nは2以
上の整数)であればよい。n回の場合の駆動パターンは
2n−1通りになる。
このような蓄熱制御の詳細を説明する。
ラインバッファ1のアドレスAxに格納されている記録
データは第6図に示すように記録すべき主走査方向上の
m−x番目のドットに対応し、このデータが“1"の時に
m−x番目のドットを記録する。
タイミング制御回路8は、第7図のタイミングチャー
トの(a)に示す内部クロックCLKのk番目のクロック
で蓄熱温度データを一時記憶している第2のメモリ2に
アドレスAkを送る。これにより、第2のメモリ2は第7
図の(b)に示すようにm−k番目の発熱素子に対応す
る蓄熱温度データRi-1,kを出力する。
内部クロックCLKのk+1のサイクルにおいて、クロ
ックCLKの立ち上がりによりラッチ3は第7図の(c)
に示すように蓄熱温度データRi-1,kをラッチする。ラッ
チ3にラッチされた蓄熱温度データRi-1,kは比較器6に
加えられて初期設定されている温度データSDと比較され
る。なお、これら蓄熱温度データRi-1,kおよび温度デー
タSDは、複数sビットに量子化されている。比較器6は
例えば温度データSDが200℃に設定されていて蓄熱温度
データRi-1,kが100℃であったとすると“1"をアンドゲ
ート7に出力し、温度データSDが200℃に設定されてい
て蓄熱温度データRi-1,kが250℃であったとすると“0"
をアンドゲート7に出力する。
このk+1のクロックサイクルではラインバッファ1
からk番目のドットに対応する原データdkがアンドゲー
ト7に読み出されて、(f)に示すような比較器6の出
力データとの論理積がとられる。このアンドゲート7の
出力データOkが実際に記録すべきデータしてサーマルヘ
ッド9の発熱素子17に加えられる。すなわち、サーマル
ヘッド9の発熱素子17が記録状態になるのは、原データ
dkが“1"で蓄熱温度データRi-1,kが温度データSDよりも
低い場合だけである。
k+1のサイクルでは、前述のプロセスと同時に以下
の制御も行う。すなわち、蓄熱温度データRi-1,kおよび
アンドゲート7の出力データOkを第1のメモリ4にアド
レスとして入力する。ここで、比較器6およびアンドゲ
ート7は高速ゲート素子で構成できるので、アンドゲー
ト7の出力データOkのセトリングは数10ns程度となり、
クロックサイクルを数100nsとすれば1クロック内で第
1のメモリ4からデータの読み出しを完了できる。
第1のメモリ4は、アドレスRi-1,kおよびOkに従って
(d)に示すように次の蓄熱温度データRi,kを出力す
る。例えば、蓄熱温度データRi-1,kが100℃のとき、Ok
が1であれば蓄熱温度データRi,kとして180℃のビット
データを出力し、Okが0であれば蓄熱温度データRi,k
して50℃のビットデータを出力する。
k+2サイクルでは、ラッチ5は(e)に示すように
k+2サイクルのクロックCLKの立ち上がりでメモリ4
から出力される蓄熱温度データRi,kをラッチする。ま
た、ラッチ5にラッチされたデータはメモリ2のもう一
方のポートに加えられてアドレスAkに書き込まれる。
これら〜の動作はパイプライン的に並列処理さ
れ、k+1のクロックサイクルではメモリ2から蓄熱温
度データRi-1,k+1が読み出される。
これら〜の動作をm回実行することによりサーマ
ルヘッド9は1ラインを構成するm個の駆動データDi
受け取る。タイミング制御回路8は、m個のデータ転送
の後、前述第4図(c)に示すようにラッチパルスLAT
をアクティブにし、(d)に示すようにイネーブル信号
EN-を時間t-だけ1回アクティブにして発熱素子17に駆
動電流を流す。これらm個のデータ転送,ラッチパルス
LATおよびイネーブル信号EN′の送出を複数回繰り返
す。第4図では4回繰り返す例を示している。なお、こ
れら複数回の繰り返し動作の間ラインバッファ1の記録
データdiは更新されず、複数回の繰り返し駆動動作を1
周期としてこの周期に同期して更新される。このような
ラインバッファ1のデータ更新にあたっては、デュアル
ポートメモリを用いたり、2ライン分のバッファを設け
ておいて周期ごとに切り換えるようにしてもよい。
次に、メモリ4の蓄熱温度データ設定について説明す
る。
サーマルヘッド9の発熱素子17の温度変化は、初期温
度TOを基準にして駆動パルスの振幅およびパルス幅によ
りシミュレーションできる。すなわち、サーマルヘッド
9の構造は既知であり、各部分の物性定数も既知であ
る。これらから、サーマルヘッド9の熱応答を熱伝導方
程式を用いてモデル化して記述できる。この熱伝導方程
式に初期条件として初期温度を与え、系への入力エネル
ギーとして駆動パルスの振幅およびパルス幅を与えるこ
とにより、数値計算で各時間におけるサーマルヘッド9
の発熱素子17の温度をシミュレーションできる。なお、
熱伝導方程式は非線形であることから、1次元の有限要
素法を用いてコンピュータによる数値演算を行い、デー
タ転送後の温度状態をシミュレーション予測しておき、
メモリ4にテーブル化しておく。
前述第1図の構成では、サーマルヘッド9へのmドッ
トのデータの転送周期およびイネーブル信号EN′のパル
ス幅は一定であるので、初期温度TOがわかればデータ転
送後の温度はシミュレーションにより予測できる。第8
図はこのようなシミュレーション状態の説明図であり、
(a)は駆動パルスを時間t-加えた場合の温度変化状態
を示し、(b)は駆動パルスを加えない場合の温度変化
状態を示している。
メモリ4には、初期温度TOをパラメータとして、出力
データOiを加えた場合と加えない場合の転送周期後の温
度T-を予めデータとしてテーブル化しておく。すなわ
ち、蓄熱温度データRi-1,kを初期温度TOとし、アンドゲ
ート7の出力データOkを駆動データのオン,オフ信号と
してメモリ4のアドレスに入力することにより、メモリ
4は転送周期後の温度T-をビットデータRi,kとして出力
することになる。
メモリ4にこのようなデータを格納しておくことによ
り、蓄熱温度は逐次演算される。そして、比較器6で蓄
熱温度データと設定温度が逐一比較されて、結果的には
第5図の複数のパルス列の中から過去の蓄熱温度データ
に見合ったパルス列が選択されることになり、精度の高
い熱履歴制御が行われる。
なお、これまでの説明では、温度制御はオープンルー
プになっている。また、周囲温度によってはシミュレー
ションデータに誤差が生じる。そこで、温度センサ10で
サーマルヘッド9の放熱板の温度を測定してこの測定デ
ータTDをメモリ4にアドレスとして加え、メモリ4のデ
ータを切り変えていく。また、サーマルヘッド9の放熱
板の温度が上がりすぎた場合には、駆動パルスをカット
してそれ以上に温度が上昇しないように制御する。
<発明の効果> 以上、説明したように、本発明によれば、予めシュミ
レートされて第1メモリに格納された指定アドレスに対
応する温度データを用いて、予め設定された設定温度デ
ータに対して記録データの1ラインのドット単位で各ド
ットの蓄熱量が予測されて同一記録データの複数回駆動
の駆動パターンの推定・更新をして、この駆動パターン
に基づいて1ライン単位で発熱素子を複数回駆動する構
成としたので、基本的には、複雑な演算をしないでも、
記録データの1ラインの周期を複数回に分割して第1メ
モリのアドレスを選択するだけの簡単な構成により、サ
ーマルヘッドの駆動データの駆動パターンを細かく選択
しながら速やかな熱履歴制御が可能となり、記録品質を
容易に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
サーマルヘッドの駆動回路の一例を示すブロック図、第
3図は第2図の回路で熱履歴制御を行わない場合の動作
の一例を示すタイミングチャート、第4図および第7図
は第1図の動作を説明するタイミングチャート、第5図
は第4図のタイミングチャートによる駆動パルスのパタ
ーン例図、第6図は第1図の要部の斜視図、第8図は本
発明で用いるシミュレーションデータの説明図、第9図
は熱履歴制御を行わない場合の発熱素子の温度遷移説明
図、第10図は従来の熱履歴制御による駆動例の説明図で
ある。 1……ラインバッファ、2……第2のメモリ(ランダム
アクセスメモリ)、3,5,14……ラッチ、6……比較器、
7……アンドゲート、8……タイミング制御回路、9…
…サーマルヘッド、10……温度センサ、11……記録紙、
12……モータ、13……シフトレジスタ、15……ナンドゲ
ート、16……インバータ、17……発熱素子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーマルヘッドを構成する複数の発熱素子
    を記録データ(di)に基づいて選択的に駆動して発熱さ
    せてその発熱に基づいて記録対象に記録を行う感熱記録
    装置において、 前記記録データ(di)を記録ライン毎に一時的に格納し
    て原データ(dk)として出力するラインバッフア手段
    (1)と、 前記サーマルヘッドの現在の蓄熱温度データ(Ri-1)と
    記録の有無を制御する出力データ(Oi)とをアドレスと
    して前記発熱素子の記録動作に関連した次回の蓄熱温度
    データ(Ri)が予め予測されて格納された第1メモリ
    (4)と、 この第1メモリから読み出される次回の蓄熱温度データ
    (Ri)を一時的に格納し次回には現在の前記蓄熱温度デ
    ータとして出力する第2メモリ(2)と、 現在の前記蓄熱温度データ(Ri-1)と予め設定された設
    定温度(SD)とを比較してこれらの大小を判定して比較
    データを出力する比較手段(6)と、 この比較データと前記原データ(dk)とから前記出力デ
    ータ(Oi)を演算する演算手段(7)と、 前記第1・第2メモリに格納された蓄熱温度データ(R
    i-1、Ri)を前記記録データ(di)の1更新周期を複数
    ステップに分割して複数回更新しこれに対応して前記発
    熱素子の記録動作を制御(EN′)するタイミング制御手
    段(8)とを具備し、 前記出力データ(Oi)の1ライン分(D2〜D5)を単位と
    して前記記録データ(di)に対応する記録を行うことを
    特徴とする感熱記録装置。
JP27550789A 1989-10-23 1989-10-23 感熱記録装置 Expired - Fee Related JPH0822603B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27550789A JPH0822603B2 (ja) 1989-10-23 1989-10-23 感熱記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27550789A JPH0822603B2 (ja) 1989-10-23 1989-10-23 感熱記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03136876A JPH03136876A (ja) 1991-06-11
JPH0822603B2 true JPH0822603B2 (ja) 1996-03-06

Family

ID=17556445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27550789A Expired - Fee Related JPH0822603B2 (ja) 1989-10-23 1989-10-23 感熱記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0822603B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3625333B2 (ja) * 1996-02-13 2005-03-02 富士写真フイルム株式会社 感熱画像記録装置および記録方法
US20120124716A1 (en) * 2010-08-20 2012-05-24 Ikuo Toratani Clothing such as shorts

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63209956A (ja) * 1987-02-27 1988-08-31 Fujitsu Ltd サ−マルヘツド蓄熱予測演算装置
JPH01208158A (ja) * 1988-02-16 1989-08-22 Fujitsu Ltd サーマルヘッド蓄熱予測装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03136876A (ja) 1991-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0785937B2 (ja) ドライバic及び記録ヘッド
US5132703A (en) Thermal history control in a recorder using a line thermal head
US4590484A (en) Thermal recording head driving control system
EP1070593A2 (en) Thermal printer and method of controlling it
JPH0822603B2 (ja) 感熱記録装置
JPS62164568A (ja) サ−マルヘツドの温度補正方式
JPS6258914B2 (ja)
JP2575728B2 (ja) 感熱記録制御装置
JP2871062B2 (ja) 感熱記録装置
EP0552719B1 (en) Thermal head driving circuit
JPS609271A (ja) 感熱記録装置の中間調記録方法
JP2503589B2 (ja) 画像記録装置
EP0391689A2 (en) Thermal line printer
JPS6067178A (ja) サ−マルヘッド駆動装置
JP2932668B2 (ja) 感熱記録装置
JP3357972B2 (ja) 熱転写ラインプリンタ用データdma転送回路
JPH07251523A (ja) 感熱記録装置
JP3028671B2 (ja) 感熱記録装置
JPH089238B2 (ja) 感熱記録装置
JP2563014B2 (ja) サーマルヘッド
JP3095048B2 (ja) 感熱記録装置
JP2833900B2 (ja) サーマルヘッド装置
JP2629806B2 (ja) 感熱記録装置
JP2730473B2 (ja) サーマルヘッドの駆動装置
JPH06286193A (ja) 感熱記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees