JP2000094877A - リライトカードの印字消去方法 - Google Patents
リライトカードの印字消去方法Info
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- JP2000094877A JP2000094877A JP26791098A JP26791098A JP2000094877A JP 2000094877 A JP2000094877 A JP 2000094877A JP 26791098 A JP26791098 A JP 26791098A JP 26791098 A JP26791098 A JP 26791098A JP 2000094877 A JP2000094877 A JP 2000094877A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- thermal head
- rewritable card
- erasing
- printing
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/35—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
- B41J2/355—Control circuits for heating-element selection
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リライトカードの印字をサーマルヘッドによ
り短時間で確実に消去しようとする。 【解決手段】 リライトカードリーダライタに挿入され
たリライトカード19の印字領域中において印字消去範
囲18を指定し、サーマルヘッド11において前記印字
消去範囲に対応する桁範囲を、直下に達した前記リライ
トカードの印字領域部分が発色しない限度で比較的高温
に加熱する電気エネルギーから、より低下したレベルの
電気エネルギーへと順次切り換えて少なくとも2段階の
付勢を行い、前記各レベルにおけるサーマルヘッドへの
エネルギー付勢段階において、前記リライトカードの印
字消去範囲の一端に対応する行位置から他端に対応する
行位置まで、又は前記他端に対応する行位置から前記一
端に対応する行位置までが、そのサーマルヘッドの直下
を通過するように、前記リライトカードを順方向又は逆
方向に送り駆動するものである。
り短時間で確実に消去しようとする。 【解決手段】 リライトカードリーダライタに挿入され
たリライトカード19の印字領域中において印字消去範
囲18を指定し、サーマルヘッド11において前記印字
消去範囲に対応する桁範囲を、直下に達した前記リライ
トカードの印字領域部分が発色しない限度で比較的高温
に加熱する電気エネルギーから、より低下したレベルの
電気エネルギーへと順次切り換えて少なくとも2段階の
付勢を行い、前記各レベルにおけるサーマルヘッドへの
エネルギー付勢段階において、前記リライトカードの印
字消去範囲の一端に対応する行位置から他端に対応する
行位置まで、又は前記他端に対応する行位置から前記一
端に対応する行位置までが、そのサーマルヘッドの直下
を通過するように、前記リライトカードを順方向又は逆
方向に送り駆動するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリライトカードの印字消
去方法、特にサーマルヘッドを用いたリライトカードの
印字消去方法の改良に関するものである。
去方法、特にサーマルヘッドを用いたリライトカードの
印字消去方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サーマルヘッドにより行われたリライト
カードの印字表徴(印字されたもの)は、印字加熱の場
合より低い温度でその部分を加熱することにより消去さ
れる。従来、そのような印字消去専用の加熱手段として
は、熱印版、熱ローラ、サーマルバー等が用いられてき
たが、製造コストの低減及び小型化の見地から、これら
の専用装置ではなく、サーマルヘッドそのものを印字消
去に用いる方法が開発されつつあり、その一つはサーマ
ルヘッドを印字ステップとは別に消去専用ステップにお
いて付勢する方式であり、もう一つは消去と印字とを1
サイクルで行うオーバライト方式である。
カードの印字表徴(印字されたもの)は、印字加熱の場
合より低い温度でその部分を加熱することにより消去さ
れる。従来、そのような印字消去専用の加熱手段として
は、熱印版、熱ローラ、サーマルバー等が用いられてき
たが、製造コストの低減及び小型化の見地から、これら
の専用装置ではなく、サーマルヘッドそのものを印字消
去に用いる方法が開発されつつあり、その一つはサーマ
ルヘッドを印字ステップとは別に消去専用ステップにお
いて付勢する方式であり、もう一つは消去と印字とを1
サイクルで行うオーバライト方式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、サーマルヘッド
においては、上記のような消去専用の加熱手段に比して
微小の面積を局部加熱するものであるため、リライトカ
ードの印字消去範囲をそのヘッド下に、典型的には1回
だけ通常程度のカード送り速度で通過させたとしても、
加熱されたカード部を徐冷することが困難であって、環
境温度がリライトカードの消色特性に影響すること等に
より、消え残りが発生しやすいという問題があった。こ
のことはオーバライト方式においても同様である。
においては、上記のような消去専用の加熱手段に比して
微小の面積を局部加熱するものであるため、リライトカ
ードの印字消去範囲をそのヘッド下に、典型的には1回
だけ通常程度のカード送り速度で通過させたとしても、
加熱されたカード部を徐冷することが困難であって、環
境温度がリライトカードの消色特性に影響すること等に
より、消え残りが発生しやすいという問題があった。こ
のことはオーバライト方式においても同様である。
【0004】このようなサーマルヘッド通過後の徐冷効
果の悪さ、換言すれば急冷を防止するためにはリライト
カードの印字消去範囲をサーマルヘッド下に比較的遅い
速度で通過させることになるが、この場合は顧客がリラ
イトカードリーダライタ装置にカードを挿入してから排
出されるまでの全処理時間をきわめて長くするという欠
点がある。例えば、消去専用の加熱手段を用いた全処理
時間が7〜10秒であるのに対し、遅い速度で印字消去
するサーマルヘッド1回消去方式及びオーバライト方式
では10〜15秒もかかってしまう。
果の悪さ、換言すれば急冷を防止するためにはリライト
カードの印字消去範囲をサーマルヘッド下に比較的遅い
速度で通過させることになるが、この場合は顧客がリラ
イトカードリーダライタ装置にカードを挿入してから排
出されるまでの全処理時間をきわめて長くするという欠
点がある。例えば、消去専用の加熱手段を用いた全処理
時間が7〜10秒であるのに対し、遅い速度で印字消去
するサーマルヘッド1回消去方式及びオーバライト方式
では10〜15秒もかかってしまう。
【0005】本発明はサーマルヘッド消去型リライトカ
ードリーダライタ装置において、上記のような消え残り
の発生や、処理時間の長引きが生じないようにした印字
消去方法を提供しようとするものである。
ードリーダライタ装置において、上記のような消え残り
の発生や、処理時間の長引きが生じないようにした印字
消去方法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は挿入
口から挿入されたリライトカードを磁気記録データ読み
書き用の磁気ヘッド部、及び印字用サーマルヘッド部に
順次送り込み、且つ前記挿入口まで送り返すための搬送
機構を備えたリライトカードリーダライタの使用に際
し、 a)挿入されたリライトカードの印字領域中において、
印字消去範囲を指定し、 b)サーマルヘッドにおいて前記印字消去範囲に対応す
る桁範囲を、直下に達した前記リライトカードの印字領
域部分が発色しない限度で比較的高温に加熱するレベル
の電気エネルギーから、より低下したレベルの電気エネ
ルギーへと順次切り換えて少なくとも2段階の付勢を行
い、 c)前記各レベルにおけるサーマルヘッドへのエネルギ
ー付勢段階において、前記リライトカードの印字消去範
囲の一端に対応する行位置から他端に対応する行位置ま
で、又は前記他端に対応する行位置から前記一端に対応
する行位置までが、そのサーマルヘッドの直下を通過す
るように、前記リライトカードを順方向又は逆方向に送
り駆動することを特徴とするものである。
口から挿入されたリライトカードを磁気記録データ読み
書き用の磁気ヘッド部、及び印字用サーマルヘッド部に
順次送り込み、且つ前記挿入口まで送り返すための搬送
機構を備えたリライトカードリーダライタの使用に際
し、 a)挿入されたリライトカードの印字領域中において、
印字消去範囲を指定し、 b)サーマルヘッドにおいて前記印字消去範囲に対応す
る桁範囲を、直下に達した前記リライトカードの印字領
域部分が発色しない限度で比較的高温に加熱するレベル
の電気エネルギーから、より低下したレベルの電気エネ
ルギーへと順次切り換えて少なくとも2段階の付勢を行
い、 c)前記各レベルにおけるサーマルヘッドへのエネルギ
ー付勢段階において、前記リライトカードの印字消去範
囲の一端に対応する行位置から他端に対応する行位置ま
で、又は前記他端に対応する行位置から前記一端に対応
する行位置までが、そのサーマルヘッドの直下を通過す
るように、前記リライトカードを順方向又は逆方向に送
り駆動することを特徴とするものである。
【0007】上記の構成によれば、サーマルヘッドへの
電気的付勢は印字消去すべきリライトカード部分が発色
寸前となる比較的高温の段階から、順次低下した温度と
なる段階へと切り換えられ、リライトカードはこの各段
階において印字消去範囲の一端から他端までがヘッド直
下を通過するように片道(往路又は復路)駆動されるた
め、印字消去範囲の各部は初期加熱段階後好ましい徐冷
曲線に従った温度状態となる。また、1回目の通過時に
大きい消去エネルギーをヘッドに与え、カードの消去部
温度を周囲温度よりも高い温度に蓄熱するため、周囲温
度によるカードへの影響を軽減することができる。
電気的付勢は印字消去すべきリライトカード部分が発色
寸前となる比較的高温の段階から、順次低下した温度と
なる段階へと切り換えられ、リライトカードはこの各段
階において印字消去範囲の一端から他端までがヘッド直
下を通過するように片道(往路又は復路)駆動されるた
め、印字消去範囲の各部は初期加熱段階後好ましい徐冷
曲線に従った温度状態となる。また、1回目の通過時に
大きい消去エネルギーをヘッドに与え、カードの消去部
温度を周囲温度よりも高い温度に蓄熱するため、周囲温
度によるカードへの影響を軽減することができる。
【0008】この場合、エネルギー切替え回数、したが
ってカード送り回数(片道で1回)を3回とすれば、短
時間で比較的好ましい徐冷曲線が得られるが、この回数
はリライトカードの消色特性に応じて適当に選択するこ
とができる。
ってカード送り回数(片道で1回)を3回とすれば、短
時間で比較的好ましい徐冷曲線が得られるが、この回数
はリライトカードの消色特性に応じて適当に選択するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の方法を適用すべ
き一般的なリライトカードリーダライタの構造原理を示
す略図であり、リーダライタ本体1の図における左端よ
り、カード挿入口2、カード搬送用ローラ3a、3b、
押さえローラ4、搬送用ローラ5a、5b、押さえロー
ラ6、及び搬送用ローラ7a、7bが配置され、リライ
トカードは搬送ライン8に沿って駆動されるようになっ
ている。9はこれらの搬送用ローラを駆動する駆動モー
タである。押さえローラ4の下方には、ライン8を挟ん
で磁気データ読み書き用の磁気ヘッド10が配置され、
押さえローラ6の上方には、ライン8を挟んでリライト
印刷及び消去用のサーマルヘッド11が配置される。
き一般的なリライトカードリーダライタの構造原理を示
す略図であり、リーダライタ本体1の図における左端よ
り、カード挿入口2、カード搬送用ローラ3a、3b、
押さえローラ4、搬送用ローラ5a、5b、押さえロー
ラ6、及び搬送用ローラ7a、7bが配置され、リライ
トカードは搬送ライン8に沿って駆動されるようになっ
ている。9はこれらの搬送用ローラを駆動する駆動モー
タである。押さえローラ4の下方には、ライン8を挟ん
で磁気データ読み書き用の磁気ヘッド10が配置され、
押さえローラ6の上方には、ライン8を挟んでリライト
印刷及び消去用のサーマルヘッド11が配置される。
【0010】図ではリーダライタ本体1の下方に示され
た制御基板12は、上記のローラ駆動モータ9、磁気ヘ
ッド10及びサーマルヘッド11を制御して挿入された
リライトカードを更新するための回路ブロックを備えた
ものである。
た制御基板12は、上記のローラ駆動モータ9、磁気ヘ
ッド10及びサーマルヘッド11を制御して挿入された
リライトカードを更新するための回路ブロックを備えた
ものである。
【0011】図2は制御基板12の回路構成を示すブロ
ック線図であり、カードへの読み書き及び更新を制御す
るCPU、プログラム及び印字フォント格納用のRO
M、及びプログラムワークレジスタ機能と各種データ記
憶を行うRAMを備え、CPUにはカード送り用ステッ
ピングモータ9を駆動するために、ステッピングモータ
励磁相を発生するモータ駆動回路13、カードの位置決
め等を行うフォトセンサ14の入力回路15、サーマル
ヘッド11へのデータ出力と消去用印加パルスの出力、
及びサーマルヘッド11の温度計測を行うサーミスタ
(図示せず)のデータ入力に用いられるサーマルヘッド
駆動回路16、並びに磁気ヘッド10の変/復調を行
い、磁気上方を読み書きする磁気リードライト回路から
なっている。
ック線図であり、カードへの読み書き及び更新を制御す
るCPU、プログラム及び印字フォント格納用のRO
M、及びプログラムワークレジスタ機能と各種データ記
憶を行うRAMを備え、CPUにはカード送り用ステッ
ピングモータ9を駆動するために、ステッピングモータ
励磁相を発生するモータ駆動回路13、カードの位置決
め等を行うフォトセンサ14の入力回路15、サーマル
ヘッド11へのデータ出力と消去用印加パルスの出力、
及びサーマルヘッド11の温度計測を行うサーミスタ
(図示せず)のデータ入力に用いられるサーマルヘッド
駆動回路16、並びに磁気ヘッド10の変/復調を行
い、磁気上方を読み書きする磁気リードライト回路から
なっている。
【0012】図3は上記の回路構成の機能により、図1
に示したリーダライタ本体内でリライトカードの印字部
が消去操作される態様を示したもので、18はリライト
カード19の印字消去範囲であり、ここではリライト印
字可能領域の全域が今回の消去範囲として指定されたも
のとする。(但し、消去範囲はカード種類もしくは各回
単位で印字可能領域の任意の行範囲、及び任意の桁範囲
を指定できるものとする。) 図3Aは左方から挿入さ
れ、適当な処理を経たのち消去準備位置にもたらされた
カード19の消去範囲18の先端行18aがサーマルヘ
ッド11の直下に位置することを示している。このAの
位置からサーマルヘッド11下を、発色寸前温度となる
ように加熱されつつ、1回送りされたカード19は図3
Bに示すように、消去範囲18の後端行18bがサーマ
ルヘッド11の直下に位置することになる。そして、こ
の位置から少し低下した温度となるように加熱されつつ
2回目送りされたカード19は、再び図3Aに示すよう
に、消去範囲18の先端行18aがサーマルヘッド11
の直下に位置し、さらに低下した温度となるように3回
目送りされたカード19は、再び図3Bに示す位置に戻
り、この段階で完全な消去が行われたことになる。
に示したリーダライタ本体内でリライトカードの印字部
が消去操作される態様を示したもので、18はリライト
カード19の印字消去範囲であり、ここではリライト印
字可能領域の全域が今回の消去範囲として指定されたも
のとする。(但し、消去範囲はカード種類もしくは各回
単位で印字可能領域の任意の行範囲、及び任意の桁範囲
を指定できるものとする。) 図3Aは左方から挿入さ
れ、適当な処理を経たのち消去準備位置にもたらされた
カード19の消去範囲18の先端行18aがサーマルヘ
ッド11の直下に位置することを示している。このAの
位置からサーマルヘッド11下を、発色寸前温度となる
ように加熱されつつ、1回送りされたカード19は図3
Bに示すように、消去範囲18の後端行18bがサーマ
ルヘッド11の直下に位置することになる。そして、こ
の位置から少し低下した温度となるように加熱されつつ
2回目送りされたカード19は、再び図3Aに示すよう
に、消去範囲18の先端行18aがサーマルヘッド11
の直下に位置し、さらに低下した温度となるように3回
目送りされたカード19は、再び図3Bに示す位置に戻
り、この段階で完全な消去が行われたことになる。
【0013】図4は上記3回送り消去において、各回ご
とにサーマルヘッドに与えられる電気エネルギーの推移
を示すものである。本発明は電気エネルギーを初期基準
パルス幅T1 、初期基準オフ時間T2 で一定振幅のパル
スとして送るものであり、1回目ではデューティーファ
クタT1 /(T1 +T2 )、2回目では同ファクタが
0.7T1 /(0.7T1 +T2 )、3回目では0.3
T1 /(0.3T1 +T2)とし、このようなパルスを
1ドット周期1〜2(ms)内に数10〜数100個印
加するものとする。なお、時間T1 とT2 の比は周囲温
度に応じてT1 >T2 、T1 ≒T2 、T1 <T2 いずれ
の場合も存在する。
とにサーマルヘッドに与えられる電気エネルギーの推移
を示すものである。本発明は電気エネルギーを初期基準
パルス幅T1 、初期基準オフ時間T2 で一定振幅のパル
スとして送るものであり、1回目ではデューティーファ
クタT1 /(T1 +T2 )、2回目では同ファクタが
0.7T1 /(0.7T1 +T2 )、3回目では0.3
T1 /(0.3T1 +T2)とし、このようなパルスを
1ドット周期1〜2(ms)内に数10〜数100個印
加するものとする。なお、時間T1 とT2 の比は周囲温
度に応じてT1 >T2 、T1 ≒T2 、T1 <T2 いずれ
の場合も存在する。
【0014】図5は、上記のようなサーマルヘッド付勢
状態での各回のカード送りにより、カード上の消去指定
範囲がどのような温度になるかを表した曲線で、各回の
開始温度は第1回目がリライトカードの発色寸前温度、
第2回目が第1回目温度から30%低下、さらに第3回
目が第1回目温度から60%低下した温度となってい
る。但し、各曲線に付した記号は次の通りである。 Ts: 消去動作開始点 A1 : 1回目開始温度(周囲温度) A2 : 1回目飽和温度(リライトカード発色温度より
やや低い温度) B1 : 2回目開始温度(1回目飽和温度) B2 : 2回目飽和温度(リライトカード発色温度〜消
色ピーク温度の間) C1 : 3回目開始温度(2回目飽和温度) C2 : 3回目飽和温度(リライトカードの消色ピーク
温度)
状態での各回のカード送りにより、カード上の消去指定
範囲がどのような温度になるかを表した曲線で、各回の
開始温度は第1回目がリライトカードの発色寸前温度、
第2回目が第1回目温度から30%低下、さらに第3回
目が第1回目温度から60%低下した温度となってい
る。但し、各曲線に付した記号は次の通りである。 Ts: 消去動作開始点 A1 : 1回目開始温度(周囲温度) A2 : 1回目飽和温度(リライトカード発色温度より
やや低い温度) B1 : 2回目開始温度(1回目飽和温度) B2 : 2回目飽和温度(リライトカード発色温度〜消
色ピーク温度の間) C1 : 3回目開始温度(2回目飽和温度) C2 : 3回目飽和温度(リライトカードの消色ピーク
温度)
【0015】実施例のリーダライタにおいては、サーマ
ルヘッド下でのこのようなカード3回送りを全1秒以内
で終了し、リライトカードの印字を完全に消去すること
ができた。また、カード挿入後排出までの全処理時間を
3秒程度に短縮することができた。
ルヘッド下でのこのようなカード3回送りを全1秒以内
で終了し、リライトカードの印字を完全に消去すること
ができた。また、カード挿入後排出までの全処理時間を
3秒程度に短縮することができた。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のとおり、リライトカード
の印字をサーマルヘッドにより極短時間で消去する方法
を提供し、リライトカードリーダライタのコスト低下及
びカード処理時間の短縮に大きく寄与するものである。
の印字をサーマルヘッドにより極短時間で消去する方法
を提供し、リライトカードリーダライタのコスト低下及
びカード処理時間の短縮に大きく寄与するものである。
【図1】実施例の方法を適用するリライトカードリーダ
ライタの構造原理を示す断面略図である。
ライタの構造原理を示す断面略図である。
【図2】図1に示したリライトカードリーダを制御する
制御基板の回路構成を示すブロック線図である。
制御基板の回路構成を示すブロック線図である。
【図3】図1に示したリーダライタ本体内でリライトカ
ードの印字部が消去操作される場合の1回目送り開始時
(A)及び2回目送り開始時(B)のカード位置を示す
略図である。
ードの印字部が消去操作される場合の1回目送り開始時
(A)及び2回目送り開始時(B)のカード位置を示す
略図である。
【図4】実施例の3回送り消去において、各回ごとにサ
ーマルヘッドに与えられる電気エネルギーの推移を示す
電気エネルギー波形図である。
ーマルヘッドに与えられる電気エネルギーの推移を示す
電気エネルギー波形図である。
【図5】図4のようなサーマルヘッド付勢状態での各回
のカード送りにより、カード上の消去指定範囲がどのよ
うな温度になるかを示す曲線である。
のカード送りにより、カード上の消去指定範囲がどのよ
うな温度になるかを示す曲線である。
1 リライトカードリーダライタ本体 2 カード挿入口 3a、3b、5a、5b、7a、7b 送りローラ 4、6 押さえローラ 8 搬送ライン 9 駆動モータ 10 磁気ヘッド 11 サーマルヘッド 18 印字消去範囲 19 リライトカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鍋島 義弘 三重県松阪市中央町384番地の1 エフエ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2C005 JA02 JA17 JC02 KA15 LB04 LB08 2H026 AA09 FF25 5B058 KA05 KA12
Claims (2)
- 【請求項1】 挿入口から挿入されたリライトカードを
磁気記録データ読み書き用の磁気ヘッド部、及び印字用
サーマルヘッド部に順次送り込み、且つ前記挿入口まで
送り返すための搬送機構を備えたリライトカードリーダ
ライタの使用に際し、 a)挿入されたリライトカードの印字領域中において、
印字消去範囲を指定し、 b)サーマルヘッドにおいて前記印字消去範囲に対応す
る桁範囲を、直下に達した前記リライトカードの印字領
域部分が発色しない限度で比較的高温に加熱するレベル
の電気エネルギーから、より低下したレベルの電気エネ
ルギーへと順次切り換えて少なくとも2段階の付勢を行
い、 c)前記各レベルにおけるサーマルヘッドへのエネルギ
ー付勢段階において、前記リライトカードの印字消去範
囲の一端に対応する行位置から他端に対応する行位置ま
で、又は前記他端に対応する行位置から前記一端に対応
する行位置までが、そのサーマルヘッドの直下を通過す
るように、前記リライトカードを順方向又は逆方向に送
り駆動することを特徴とするリライトカードの印字消去
方法。 - 【請求項2】 前記サーマルヘッドへの段階的に低下す
るエネルギー付勢が3段階であり、各段階において前記
リライトカードが前記印字消去範囲の両端間の往路又は
復路を駆動されることを特徴とする請求項1記載のリラ
イトカードの印字消去方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26791098A JP2000094877A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | リライトカードの印字消去方法 |
US09/316,679 US6064413A (en) | 1998-09-22 | 1999-05-21 | Printed data erasing method for rewritable card and apparatus for carrying out the same |
EP99305626A EP0988981B1 (en) | 1998-09-22 | 1999-07-15 | A method and apparatus for erasing printed data from a rewritable card |
AT99305626T ATE372878T1 (de) | 1998-09-22 | 1999-07-15 | Verfahren und vorrichtung zum löschen von gedruckte daten einer wiederbeschreibbarer karte |
DE69937092T DE69937092T2 (de) | 1998-09-22 | 1999-07-15 | Verfahren und Vorrichtung zum Löschen von gedruckten Daten einer wiederbeschreibbarer Karte |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26791098A JP2000094877A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | リライトカードの印字消去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000094877A true JP2000094877A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17451327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26791098A Pending JP2000094877A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | リライトカードの印字消去方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6064413A (ja) |
EP (1) | EP0988981B1 (ja) |
JP (1) | JP2000094877A (ja) |
AT (1) | ATE372878T1 (ja) |
DE (1) | DE69937092T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002279363A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-27 | Nippon Signal Co Ltd:The | 表示機能付きカード処理装置およびそれを用いたシステム |
Families Citing this family (12)
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