JP4310157B2 - 感熱画像記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、感熱記録点を配列してなるグレーズを画像データに応じて加熱することで、感熱記録材料に画像を記録する感熱画像記録装置に関する。
近年、超音波診断画像の記録には感熱記録材料を用いた感熱画像記録が利用されている。この感熱画像記録は、湿式の現像処理が不要であるとともに、取り扱いが簡単であり、画像処理に好適である等の利点を有することから、近年では、超音波診断のような小型の画像記録のみならず、MRI診断やX線診断等の大版でかつ高画質な画像が要求される用途において、医療診断のための画像記録への利用も検討されている。
周知のように、感熱画像記録は、感熱記録材料(感熱フィルム)の感熱記録層を加熱して画像を記録する加熱記録点(記録ドット)が一方向に配列されてなるグレーズを有するサーマルヘッドを用い、グレーズを感熱フィルム感熱記録層に若干押圧した状態で、両者を記録ドットの配列方向と直交する方向に相対的に移動しつつ、グレーズの各記録ドットを記録画像に応じて加熱することにより、感熱フィルムの感熱記録層を加熱して画像記録を行う。
一方、感熱フィルムは、透明フィルムを支持体として、その一面に感熱記録層を形成してなるものであるが、支持体としての透明フィルムには、ポリエチレンテレフタレート(PET)(ガラス転移温度Tg=69℃)等が用いられ、感熱記録層としては、少なくとも塩基性染料前駆体を含有するマイクロカプセルと顕色剤とを水に難溶または不溶の有機溶剤に溶解させた後、乳化分散した乳化物を含有する塗布液を塗布して形成した感熱層等が用いられている。
ところが、感熱画像記録では、PET等の有機樹脂製透明フィルムを支持体とする感熱フィルムの表面、一般には感熱記録層がサーマルヘッドのグレーズによって加圧加熱され、同時にその裏面はプラテンローラによって搬送される。このため、支持体にPET系の有機樹脂フィルムを用いる感熱フィルムでは、高温となった、例えば、支持体を構成するPETフィルムのガラス転移温度(Tg)を超えた感熱フィルムの表面側には、グレーズによって加圧されて収縮する方向の力が働くのに対し、その裏面側にはプラテンローラによって引っ張られ、伸張する方向の力が働くため感熱フィルムの支持体は、加圧加熱側、すなわちサーマルヘッド側にカールするという問題があった。また、このカールは、グレーズの加熱によって感熱記録層の乳剤から水分が奪われ、その状態で冷却されると、不足した水分だけ感熱記録層側で収縮が発生し、その結果、熱の加えられた記録面側が凹状になることによっても発生した。
特に近年では、上述のようにMRI診断やX線診断等の用途において、大判化かつ高画質な画像が要求されるようになってきたことから、従来の小型の感熱フィルムでは特に問題にならなかったカールが、感熱フィルムの大判化に伴い大きなカールとなって現れることで、感熱記録後の感熱フィルムの取り扱いに不便を生じていた。また、一般的に感熱フィルムは、光ボックスの前で垂直に吊されながら視認されるため、カールは特に取り扱い性や視認性を低下させる要因となった。
そこで、感熱フィルムのカールを少なくするための種々の改良技術が提案されている。例えば図7に示す装置を用いた熱印刷方法では、印刷された像が得られたら、印刷ドラム5をクランプ3を用いて停止させる。それによりドラム5に固定されていない印刷シート7の走行端部は重力及びシートの固有剛性の影響下で下方に移動し、それにより下方の案内板9の突出端部と接触する。
次に、ドラム5は矢印11の方向と反対方向に回転し、それによりシート7がローラ13に供給され、次いで適当な案内板を通して、印刷ドラム5と同じ移送速度となるように回転するローラ15に供給される。これと同時にクランプ3は開かれるため、シート7は加熱されたローラ17に向かって運ばれる。
ローラ17は、印刷ヘッド19の記録面(表面)の加熱による影響を大部分相殺するようにシート7の裏面の加熱するものである。最後に、シート7はローラ21によりカバーのスロット状開口部23を通って収集容器25の中に供給される。なお、図中、27a、27b、27cは、スプリングでバイアスがかけられている圧力ローラである。
これにより、印刷シート7の裏面(記録面とは反対側)を均一に加熱し、印刷ヘッド19の加熱により生ずるシート7のカーリングを減少させることができた。
特開平7−299921号公報
しかしながら、上記した装置を用いる熱印刷方法では、比較的大径の加熱ローラや、感熱フィルムの表裏を反転させるための機構部を設ける必要があり、これらデカールのための設置面積、消費電力、製造コスト及び騒音が増大した。また、加熱ドラムの外周面に感熱フィルムを巻きつけて矯正を行うため、矯正のための曲率が加熱ドラムの直径に依存し、一律の曲げ量でしか矯正が行えなかった。また、仮に加熱温度を上昇させたり、搬送速度を遅くして受熱量を増大させれば、感熱フィルムの現像開始温度を超えて記録画像が黒ずむ、所謂濃度かぶりの発生する虞があった。更に、感熱フィルムに印加される熱量は、記録画像によって異なり、曲率が一定である加熱ドラムを用いた場合には、記録画像に対応させて矯正のための曲率を最適に設定することが不可能であった。その結果、記録画像に応じた最適なデカールが行えず、カールが残存したり、デカール処理により記録画質を低下させたりする虞もあった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、デカールを行う機構部の設置面積、消費電力、製造コスト及び騒音を抑止することができる感熱画像記録装置を得ることにある。また、その第2の目的は、画質を低下させることなく、記録画像に応じたデカールが可能となる感熱画像記録装置を得ることにある。
上記目的を達成するための本発明に係る請求項1記載の感熱画像記録装置は、感熱記録点を一方向に配列してなるグレーズを有し、該グレーズに当接する感熱記録材料を感熱記録すると共に、該感熱記録材料を前記感熱記録点の配列方向とは直交する方向に搬送するサーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドの搬送方向下流側に、前記感熱記録材料の裏面に当接するプレートヒータと、該プレートヒータと共に前記感熱記録材料を挟持しつつ搬送する押圧ローラとが配設され、感熱記録材料の記録面とは反対側の裏面を再加熱する加熱手段と、
前記加熱手段の搬送方向下流側で搬送路を挟んで複数の冷却ローラを有し、該冷却ローラのそれぞれが上下方向に移動自在に支持されて、再加熱された前記感熱記録材料を裏面が凹状となるように曲げて冷却する矯正冷却手段と
記録する画像データの平均濃度に応じて判断される感熱記録材料への印加熱量の大小に応じて、前記感熱記録材料の冷却時に曲げる傾斜角を前記冷却ローラの上下方向位置により設定する傾斜角設定手段と、
を備えたことを特徴とする。
この感熱画像記録装置では、ガラス転移点近傍で軟化した感熱記録材料が、カールする方向と反対側に曲げられて冷却され、加熱と、外力を加えることによる物理的な矯正と、矯正後の状態を保持させる冷却とが、通常の搬送状態のままで感熱記録材料に順次作用する。これにより、大径の加熱ローラや、感熱記録材料の表裏を反転させるための機構を設ける必要がなくなる。また、感熱記録材料が、カールする方向とは反対方向に曲げられながら冷却されてデカール処理されるので、必要以上の加熱を行わずに済む。
また、加熱手段がプレートヒータによって構成されるので、ヒータ等を内蔵して回動自在に構成しなければならない加熱ローラに比べ、感熱画像記録装置内での設置スペースを小さくすることが可能となる。
さらに、搬送路を挟んで設けられた矯正冷却ローラが下方に移動することで、搬送路が湾曲して形成されることになり、感熱記録材料は、この湾曲搬送路を通過することで、裏面が凹状となるように曲げられる。
そして、この感熱画像記録装置では、画像データによる印加熱量に応じて感熱記録材料の曲げによる傾斜角を設定し、この設定された傾斜角になるように感熱記録材料を曲げてデカール処理を行う。これにより、感熱記録材料の冷却時の曲げが画像データに応じた適正角度にされ、デカール処理を確実に行わせることが可能になる。
本発明に係る感熱画像記録装置によれば、サーマルヘッドの搬送方向下流側に、感熱記録材料の裏面を再加熱する加熱手段を設け、更に、再加熱された感熱記録材料を裏面が凹状となるように曲げて冷却する矯正冷却手段を設けたので、ガラス転移点近傍で軟化した感熱記録材料を、カールする方向とは反対側に曲げて冷却し、加熱と、外力を加えることによる物理的な矯正と、矯正後の状態を保持させる冷却とを、感熱記録材料の通常の搬送状態のままで順次作用させることができる。このため、大径の加熱ローラや、感熱記録材料の表裏を反転させるための機構を設ける必要がなく、設置面積、消費電力、製造コスト及び騒音を抑えることができる。
また、画像記録のために感熱記録材料へ与える熱量に応じて、カールする方向とは反対方向に曲げながら冷却するデカール処理の曲げ度合いを調整するので、画像データに応じて適正なデカール処理を行うことができる。
以下、本発明に係る感熱画像記録装置の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る感熱画像記録装置の第1の実施の形態を表す全体構成図、図2は図1に示した感熱画像記録装置の加熱手段及び矯正冷却手段の要部構成図である。
感熱画像記録装置100(以下、記録装置100とも称す)は、例えばB4サイズ等の所定サイズのカットシートである感熱記録材料(以下、感熱フィルムとする)Aに感熱画像記録を行うものであり、感熱フィルムAが収容されたマガジン31が装填される装填部33、供給搬送部35、サーマルヘッド37によって感熱フィルムAに感熱画像記録を行う記録部39、及び排出部41を有して構成される。
感熱フィルムAは、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の透明フィルムを支持体として、その一面に少なくとも塩基性染料前駆体を含有するマイクロカプセルと顕色剤とを水に難溶または不溶の有機溶剤に溶解させた後、乳化分散した乳化物を含有する塗布液を塗布して形成した感熱記録層を有するものである。このような感熱フィルムAは、通常、100枚等の所定単位の束とされて袋体や帯等で包装されており、図示例においては、所定単位の束のまま感熱記録層を下面として記録装置100のマガジン31に収納され、一枚づつマガジン31から取り出されて感熱画像記録に供される。
マガジン31は、開閉自在な蓋体43を有する筐体であり、感熱フィルムAを収納して記録装置100の装填部33に装填される。装填部33は、記録装置100のハウジング45に形成された挿入口47、案内板49及び案内ロール51,51、停止部材53を有しており、マガジン31は、蓋体43側を先にして挿入口47から記録装置100内に挿入され、案内板49及び案内ロール51に案内されつつ、停止部材53に当接する位置まで押し込まれる。これにより、マガジン31が記録装置100の所定の位置に装填される。
供給搬送部35は、装填部33に装填されたマガジン31から感熱フィルムAを取り出して、記録部39に搬送するものであり、吸引によって感熱フィルムAを吸着する吸盤55を用いる枚葉機構、搬送手段57、搬送ガイド59、及び搬送ガイド59の出口に位置する規制ローラ対61を有する。搬送手段57は、搬送ローラ63と、搬送ローラ63と同軸のプーリ65a、回転駆動源と接続されるプーリ65bならびにテンションプーリ65cと、この3つのプーリ65a、65b及び65cに張架されるエンドレスベルト67と、搬送ローラ63に押圧されるニップローラ69とを有して構成され、吸盤55によって枚葉された感熱フィルムAの先端を搬送ローラ63とニップローラ69によって挟持して、感熱フィルムAを搬送する。
供給搬送部35の作用としては、記録装置100において記録開始の指示が出されると、図示しない開閉機構によって蓋体43が開放され、吸盤55を用いた枚葉機構がマガジン31から感熱フィルムAを一枚取り出し、感熱フィルムAの先端を搬送手段57(ローラ63とニップローラ69)に供給する。搬送ローラ63とニップローラ69とによって感熱フィルムAが挟持された時点で、吸盤55による吸引は開放され、供給された感熱フィルムAは、搬送ガイド59によって案内されつつ搬送手段57によって規制ローラ対61に搬送される。なお、記録に供される感熱フィルムAがマガジン31から完全に排出された時点で、前記開閉手段によって蓋体43が閉塞される。
搬送ガイド59によって規定される搬送手段57から規制ローラ対61に至るまでの距離は、感熱フィルムAの搬送方向の長さより若干短く設定されており、搬送手段57による搬送で感熱フィルムAの先端が規制ローラ対61に至るが、規制ローラ対61は最初は停止しており、感熱フィルムAの先端はここで停止する。この感熱フィルムAの先端が規制ローラ対61に至った時点で、サーマルヘッド37の温度が確認され、サーマルヘッド37の温度が所定温度であれば、規制ローラ対61による感熱フィルムAの搬送が開始され、感熱フィルムAは、記録部39に搬送される。
記録部39は、サーマルヘッド37、プラテンローラ71、搬送ローラ対73、ガイド75、及び本発明の特徴的な構成であるカール矯正部78を有する。サーマルヘッド37は、例えば、最大B4サイズまでの画像記録が可能な、約300dpiの記録(画素)密度の感熱画像記録を行うものであって、感熱フィルムAへの感熱記録を行う記録ドットが一方向(図中紙面と垂直方向)に配列されるグレーズG(図2参照)が形成されたサーマルヘッド本体37aと、サーマルヘッド本体37aに固定された放冷用の図示しないヒートシンクとを有する。サーマルヘッド37は、支点77aを中心に矢印a方向及び逆方向に回動自在な支持部材77に支持されている。プラテンローラ71は、感熱フィルムAを所定位置に保持しつつ所定の画像記録速度で回転し、グレーズGの延在方向と直交する方向に感熱フィルムAを搬送する。
感熱フィルムAが搬送される前は、支持部材77は上方(矢印a方向と逆の方向)に回動しており、サーマルヘッド37とプラテンローラ71とは接触していない。前述の規制ローラ対61による搬送が開始されると、感熱フィルムAは搬送ローラ対73に挟持され、さらに、ガイド75によって案内されつつ搬送される。感熱フィルムAの先端が記録開始位置(グレーズに対応する位置)に搬送されると、支持部材77が矢印a方向に回動して、感熱フィルムAがサーマルヘッド37のグレーズGとプラテンローラ71とで挟持されて、感熱記録層にグレーズGが押圧された状態となる。そして、感熱フィルムAはプラテンローラ71によって所定位置に保持されつつ、プラテンローラ71(及び規制ローラ対61と搬送ローラ対63)によって搬送される。この搬送に伴い、記録画像に応じてグレーズGの各記録ドットを加熱することにより、感熱フィルムAに感熱画像記録が行われる。
カール矯正部78には、加熱手段と矯正冷却手段とが設けられている。加熱手段は、感熱フィルムAの裏面に当接するプレートヒータ81と、このプレートヒータ81と共に感熱フィルムAを挟持しつつ搬送する押圧ローラ83とからなる。プレートヒータ81は、感熱フィルムAをガラス転移点(70℃近辺)までの加熱を行う。これにより、カールの生じた感熱フィルムAの所謂腰をなくすことができる。すなわち、矯正を容易にする。このプレートヒータ81によれば、ヒータ等を内蔵して回動自在に構成しなければならない加熱ローラに比べ、感熱画像記録装置内での設置スペースを小さくすることが可能となる。プレートヒータ81及び押圧ローラ83は、プラテンローラ71の搬送方向下流側に配設され、感熱フィルムAの記録面と反対側の裏面を再加熱するようになっている。押圧ローラ83としては、金属ローラに比べ軸線方向の温度分布が均一となるゴムローラを好適に用いることができる。
矯正冷却手段は、図2に詳細に示すように、プレートヒータ81及び押圧ローラ83の搬送方向下流側で、搬送路85を挟んで千鳥状に並設された複数(図示の例では4つ)の矯正冷却ローラ87からなる。矯正冷却ローラ87は、所定の熱容量を有することで、接触した感熱フィルムAからの熱を吸収し、感熱フィルムAを冷却する。つまり、再加熱された感熱フィルムAは、矯正冷却手段により放冷されると共に、矯正冷却ローラ87に接触することによってガラス転移点以下に冷却される。
この矯正冷却ローラ87は、それぞれが感熱フィルムAの面に垂直な方向に移動自在に支持される。搬送路85を挟んで千鳥状に並設された矯正冷却ローラ87は、搬送方向下流側のものほど、例えば図2の下方側へ大きく移動されることで、搬送路85が大局的に角度θに傾斜し湾曲して形成されることになる。従って、感熱フィルムAは、この湾曲搬送路85を通過することで、裏面が凹状となるように曲げられる。この矯正冷却ローラ87としては、ゴムローラ、フェルトローラ或いは植毛ローラ等を好適に用いることができる。なお、図示は省略するが、並設される矯正冷却ローラ87同士の間の搬送路85には、例えばガイドローラやガイド板を設けてもよく、湾曲された感熱フィルムAが順次下流側の矯正冷却ローラ87へと導入されるようになっている。
なお、傾斜角θは、記録する画像データによって異なるが、概ね30゜±10゜程度に設定される。
上記の各矯正冷却ローラ87は、上下方向の移動を可能にする傾斜角設定手段91に接続されている。傾斜角設定手段91は、例えば矯正冷却ローラ87の回転軸を回動自在に支持する軸受と、この軸受を上下方向に移動自在に支持するリニアガイドと、傾斜角度設定信号の入力によって軸受をリニアガイドに沿って所定量上又は下へ駆動する電動モータを備えたラック・ピニオン機構とによって構成することができる。これにより、傾斜角設定手段91は、傾斜角度設定信号に基づいて、感熱フィルムAの曲げ角となる傾斜角を可変にしている。
傾斜角設定手段91は、制御部であるシステムコントローラ93と電気信号線によって接続される。システムコントローラ93は、画像データ95に応じた傾斜角設定信号を傾斜角設定手段91へ送出するようになっている。従って、傾斜角設定手段91は、傾斜角設定信号に基づき、各矯正冷却ローラ87の位置を変更し、これにより、感熱フィルムAの曲げ角が画像データに応じて変更できるようになっている。すなわち、感熱画像記録される感熱フィルムAは、黒が多い記録画像か、黒が少ない記録画像か(つまり、印加される熱量が大きいか少ないか)によってカール量が変化する。システムコントローラ93は、記録される画像の平均濃度等を画像データ95から判断し、それに応じて感熱フィルムAの曲げ角を変更する。例えば画像の平均濃度が大きく(加熱量が大きく)、カール量が大きくなると予想される場合には、矯正冷却ローラ87の移動量を大きくし、搬送路85の傾斜角θを増やして、感熱フィルムAの曲げ角を増大させる。カール量が小さくなると予想される場合には、これとは逆に曲げ角を減少させる。
また、デカール処理が必要ない程度の画像であれば、感熱フィルムAの温度をガラス転移点未満の温度にだけ加熱しておく構成としてもよい。その場合には無駄な加熱がなくなり、ガラス転移点以上に加熱したことにより不意にカールが付くことを未然に防止できる。
なお、システムコントローラ93は、この他、モータドライバ97を介して駆動モータ99を制御して、プラテンローラ71を駆動制御する。また、ヘッドドライバ101を介してグレーズGにおける感熱記録点の発熱制御も行う。
このように、感熱画像記録が終了し、平面状に矯正された感熱フィルムAは、図1に示すように、プラテンローラ71、押圧ローラ83、矯正冷却ローラ87に搬送されて排出部41のトレイ105に排出される。トレイ105は、ハウジング45に形成された排出口107を経て記録装置100の外部に突出しており、画像が記録された感熱フィルムAは、この排出口107を経て外部に排出され、取り出される。
従って、この感熱画像記録装置100によれば、ガラス転移点近傍で軟化した感熱フィルムAが、カールする方向とは反対側に曲げられて冷却され、加熱と、外力を加えることによる物理的な矯正と、矯正後の状態を保持させる冷却とが、通常の搬送状態のままで感熱フィルムAに順次作用する。これにより、従来装置のように大径の加熱ローラや、感熱フィルムAの表裏を反転させるための機構を設ける必要がなくなる。
また、画像記録のために感熱記録材料へ与える熱量に応じて、カールする方向とは反対方向に曲げながら冷却するデカール処理の曲げ度合いを調整するので、画像データに応じて適正なデカール処理を行うことができる。
そして、このデカール処理により、感熱記録装置外に感熱フィルムAが排出される際、感熱フィルムAの温度を低下させる効果が高いため、ユーザが不快に感じない程度の温度で感熱フィルムAを排出することができる。さらに、温度かぶりが発生する80℃未満の温度でデカール処理できるため、意図した画質を維持することが可能となる。
次に、本発明に係る感熱画像記録装置の第2の実施の形態を説明する。
図3は加熱手段にヒートローラが用いられた第2の実施の形態を表す要部構成図である。なお、以下の各実施の形態において、図1、図2に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。
この感熱画像記録装置は、加熱手段が、感熱フィルムAの裏面に当接するヒートローラ111と、このヒートローラ111と共に感熱フィルムAを挟持しつつ搬送する押圧ローラ83とからなる。ヒートローラ111は、例えばハロゲンヒータ111a等の加熱源を内蔵して構成される。
この感熱画像記録装置によれば、加熱手段がヒートローラ111によって構成されるので、感熱フィルムAの搬送に伴ってヒートローラ111、押圧ローラ83を同期回転させることによって、感熱フィルムAと加熱手段との相対的な擦れをなくすことができ、感熱フィルムAの感熱記録層に損傷を与えることがなくなる。
次に、本発明に係る感熱画像記録装置の第3の実施の形態を説明する。
図4は可撓ガイド板を備えた第3の実施の形態を表す要部構成図である。
この感熱画像記録装置は、加熱手段が、ヒートローラ111と、押圧ローラ83とからなり、矯正冷却手段が、これら加熱手段の搬送方向下流側で搬送方向に沿うように延在し、搬送方向先端部121aのみが感熱フィルムAの面に垂直な方向に移動される可撓ガイド板121とからなる。可撓ガイド板121としては、例えばステンレス鋼からなる金属板を好適に用いることができる。
可撓ガイド板121は、基端が固定ブロック123に固定され、自由端となった搬送方向先端部121aが傾斜角設定手段91(図2参照)に接続されている。この場合の傾斜角設定手段91は、例えば、可撓ガイド板121の搬送方向先端部121aに固定されるナット部材125と、このナット部材125に螺合されるロッドネジ127と、このロッドネジ127を回転駆動する駆動モータ129とにより構成することができる。駆動モータ129は、上記のシステムコントローラ93によって駆動制御される。
これにより、可撓ガイド板121の搬送方向先端部121aが画像データ95に応じて移動されることで、可撓ガイド板121の全体が湾曲され、搬送された感熱フィルムAの先端が、この湾曲した可撓ガイド板121に沿って搬送されることで、感熱フィルムAは、裏面が凹状となるように画像データ95に応じた角度で曲げられることになる。この感熱画像記録装置によれば、可撓ガイド板121によって連続した搬送路85が形成され、感熱フィルムAの搬送をスムースにすることができる。
次に、本発明に係る感熱画像記録装置の第4の実施の形態を説明する。
図5は矯正ローラ、押圧傾斜ローラ及び冷却ファンを備えた第4の実施の形態を表す要部構成図である。
この感熱画像記録装置は、矯正冷却手段が、矯正ローラ131と、押圧傾斜ローラ135と、冷却ファン137とからなる。矯正ローラ131は、加熱手段であるプレートヒータ81及び押圧ローラ83の搬送方向下流側に配設され、感熱フィルムAの裏面に当接する。押圧傾斜ローラ135は、回転中心をこの矯正ローラ131の中心軸133に対して搬送方向下流側にずらすことで、所定の角度θで傾斜して、矯正ローラ131に当接する。これにより、押圧傾斜ローラ135は、感熱フィルムAを、裏面が凹状となるように矯正ローラ131の外周面に沿わして曲げながら挟持しつつ搬送する。冷却ファン137は、矯正ローラ131及び押圧傾斜ローラ135の搬送方向下流側に配設され、感熱フィルムAに冷却用空気を送風する。
従って、この感熱画像記録装置によれば、加熱手段であるプレートヒータ81及び押圧ローラ83から搬送されてきた感熱フィルムAが、矯正ローラ131と押圧傾斜ローラ135とに挟持されつつ搬送されることで、矯正ローラ131の外周面に沿って曲げられる。また、この曲げによる物理的な外力が作用した状態で、冷却ファン137からの冷却用空気が感熱フィルムAに当てられ、感熱フィルムAがデカールされた状態で形状保持される。そして、冷却ファン137による送風によって冷却効率が向上するので、冷却部の搬送距離が短くて済み、装置のコンパクト化に寄与することができる。
次に、本発明に係る感熱画像記録装置の第5の実施の形態を説明する。
図6は押圧傾斜ローラが移動自在となった第5の実施の形態を表す要部構成図である。
この感熱画像記録装置は、図6(a)に示すように、押圧傾斜ローラ135が、ずれのない状態から、図6(b)に示すように任意なずれ角αとなるように移動自在に支持され、矯正ローラ131の外周面上を所定の範囲で転動配置可能に設けられている。押圧傾斜ローラ135は、上記の傾斜角設定手段91によって、システムコントローラ93から送られる画像データ95に応じた傾斜角設定信号によって傾斜角αが制御される。
従って、この感熱画像記録装置によれば、押圧傾斜ローラ135が任意なずれ角となるように移動自在となることで、感熱フィルムAの曲げ角度θを、簡易な構造で、しかも、少ない構成部品点数で画像データ95に応じて可変可能にすることができる。
本発明に係る感熱画像記録装置の第1の実施の形態を表す全体構成図である。 図1に示した感熱画像記録装置の加熱手段及び矯正冷却手段の要部構成図である。 加熱手段にヒートローラが用いられた第1の実施の形態を表す要部構成図である。 可撓ガイド板を備えた第3の実施の形態を表す要部構成図である。 矯正ローラ、押圧傾斜ローラ及び冷却ファンを備えた第4の実施の形態を表す要部構成図である。 押圧傾斜ローラが移動自在となった第5の実施の形態を表す要部構成図である。 従来の感熱画像記録装置の概略の構成図である。
符号の説明
37 サーマルヘッド
71 プラテンローラ
81 プレートヒータ(加熱手段)
83 押圧ローラ
85 搬送路
87 矯正冷却ローラ(矯正冷却手段)
91 傾斜角設定手段
93 システムコントローラ(制御部)
100 感熱画像記録装置
111 ヒートローラ(加熱手段)
121 可撓ガイド板(矯正冷却手段)
121a 搬送方向先端部
131 矯正ローラ(矯正冷却手段)
133 矯正ローラの中心軸
135 押圧傾斜ローラ(矯正冷却手段)
137 冷却ファン(矯正冷却手段)
A 感熱フィルム(感熱記録材料)
G グレーズ

Claims (3)

  1. 感熱記録点を一方向に配列してなるグレーズを有し、該グレーズに当接する感熱記録材料を感熱記録すると共に、該感熱記録材料を前記感熱記録点の配列方向とは直交する方向に搬送するサーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドの搬送方向下流側に、前記感熱記録材料の裏面に当接するプレートヒータと、該プレートヒータと共に前記感熱記録材料を挟持しつつ搬送する押圧ローラとが配設され、感熱記録材料の記録面とは反対側の裏面を再加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段の搬送方向下流側で搬送路を挟んで複数の冷却ローラを有し、該冷却ローラのそれぞれが上下方向に移動自在に支持されて、再加熱された前記感熱記録材料を裏面が凹状となるように曲げて冷却する矯正冷却手段と
    記録する画像データの平均濃度に応じて判断される感熱記録材料への印加熱量の大小に応じて、前記感熱記録材料の冷却時に曲げる傾斜角を前記冷却ローラの上下方向位置により設定する傾斜角設定手段と、
    を備えたことを特徴とする感熱画像記録装置。
  2. 前記冷却ローラが、前記搬送路を挟んで千鳥状に並設されたことを特徴とする請求項1記載の感熱画像記録装置。
  3. 前記傾斜角設定手段が、前記冷却ローラを搬送方向下流のものほど下方側に移動させることを特徴とする請求項2記載の感熱画像記録装置。
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