JPH10105354A - 情報処理装置および印刷装置および情報処理装置のデータ処理方法および印刷装置のデータ処理方法 - Google Patents

情報処理装置および印刷装置および情報処理装置のデータ処理方法および印刷装置のデータ処理方法

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JPH10105354A
JPH10105354A JP8261588A JP26158896A JPH10105354A JP H10105354 A JPH10105354 A JP H10105354A JP 8261588 A JP8261588 A JP 8261588A JP 26158896 A JP26158896 A JP 26158896A JP H10105354 A JPH10105354 A JP H10105354A
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printing
data
bitmap
band
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JP8261588A
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Masaki Kashiwazaki
昌己 柏崎
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面印刷機能に最適に編成された印刷データ
を情報処理装置側と印刷装置側とで共働して生成しなが
ら効率よく、かつ安価に正常な両面印刷結果を得ること
である。 【解決手段】 プリンタ1000に対して両面印刷モー
ドを選択して、プリンタドライバ102により印刷すべ
き出力情報の展開方向が後端から先端であると指示され
た場合に、複数のバンドメモリ領域に正順にビットマッ
プ展開された最終バンドメモリ領域のビットマップデー
タから順次先頭バンドメモリ領域のビットマップデータ
まで逆順に通信ドライバ105がプリンタ1000に転
送する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して両面印刷機能を備える印刷装置と通信可能な情報
処理装置および印刷装置および情報処理装置のデータ処
理方法および印刷装置のデータ処理方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図10は、この種の印刷システムの構成
を説明するブロック図であり、該印刷システムがホスト
コンピュータとプリンタとから構成される場合に対応す
る。
【0003】図において、ホストコンピュータ3000
とプリンタ1000はプリンタケーブル21で接続され
ている。アプリケーションプログラム101とプリンタ
ドライバ102は、ホストコンピュータ3000で動作
するプログラムである。
【0004】プリンタ1000は、プリンタコントロー
ラ1001と印刷部30とから構成されており、プリン
タコントローラ1001は、入力部26,解析部20
1,展開部202,フレームメモリ203,印刷部I/
F28で構成されている。
【0005】また、ホストコンピュータ3000とプリ
ンタ1000の利用者は、アプリケーションプログラム
101を操作して印刷操作を実行する。アプリケーショ
ンプログラム101から出力された印刷データは、プリ
ンタドライバ102においてプリンタ1000が解釈可
能なページ記述言語(例えば、PostScript,LIPS,
PCL等:以下PDLと略す)に変換され、プリンタケ
ーブル21を介してプリンタ1000に転送する。
【0006】ホストコンピュータ3000からプリンタ
1000に転送されたPDLデータは、一旦入力部26
に格納された後、解析部201に送られる。解析部20
1ではPDLデータを解析処理し、展開部202でビッ
トマップ展開するのに好適なデータ形式を持つ中間コー
ドが作成される。そして、解析部201で作成された中
間コードは展開部202でビットマップ展開され、フレ
ームメモリ203に格納される。印刷部I/F28は、
フレームメモリ203の内容に従って、印刷部30に対
して例えばレーザビームのオン/オフ制御を行うことに
より、用紙等の記録媒体に印刷結果を記録する。
【0007】しかしながら、上記従来技術においては以
下の問題点があった。
【0008】(1)ホストコンピュータ3000から転
送されたPDLデータをプリンタコントローラ1001
で解析し、一旦中間コードに変換した後、ビットマップ
展開するため、プリンタ1000側で行う処理の負荷が
多くなる。そのため、印刷速度を上げるにはプリンタコ
ントローラ1001に高速なCPUを搭載する必要があ
り、プリンタ1000のコストアップの原因となってい
た。
【0009】(2)フォントデータをプリンタコントロ
ーラ1001内に持つ必要があり、プリンタ1000の
コストアップの原因となっていた。
【0010】(3)完全な印字を保証するためには、プ
リンタコントローラ1001内にフレームメモリとして
大量のRAMが必要であり(例えば600dpi、A4
用紙なら4MB)、プリンタ1000のコストアップの
原因となっていた。
【0011】(4)近年ホストコンピュータの処理速度
の向上には目覚ましいものがあるが、ユーザが印刷開始
処理を実行してから実際に印刷物を手にするまでの時間
の短縮については、ホストコンピュータ3000とプリ
ンタ1000間のデータ転送時間及びプリンタ1000
内の処理時間がネックとなり、ホストコンピュータ30
00の処理速度向上の割には著しい向上が見られず、ホ
ストコンピュータ3000も含めた新しいプリンタ制御
システムを安価に構築し、総合的な印刷時間を向上させ
ることが望まれていた。
【0012】このような問題点を解決するため、図11
に示すプリンタ制御システムも提案されている。
【0013】図11,図12は、この種の印刷システム
の他の構成を説明するブロック図であり、該印刷システ
ムがホストコンピュータ3000とプリンタ1000と
から構成される場合に対応し、図10と同一のものには
同一の符号を付してある。なお、図11と図12との相
違は、バンドビットマップメモリ103と通信ドライバ
105との間に圧縮部104を備える点と、バッファメ
モリ27と印刷部インタフェース28との間に伸長部2
9を備える点である。
【0014】ホストコンピュータ3000は、アプリケ
ーションプログラム101,プリンタドライバ102,
圧縮部104,通信ドライバ105,ホストコンピュー
タ3000で動作するプログラムで構成される。また、
バンドビットマップメモリ103はRAMで構成された
バッファで構成される。
【0015】一方、プリンタ1000は、プリンタコン
トローラ1001と印刷部30とから構成されており、
さらに、プリンタコントローラ1001は、入力部2
6,バッファメモリ27,伸長部29,印刷部I/F2
8で構成されている。
【0016】ホストコンピュータ3000とプリンタ1
000の利用者は、アプリケーションプログラム101
を操作して印刷操作を行う。アプリケーションプログラ
ム101から出力された印刷データは、プリンタドライ
バ102においてビットマップ展開され、バンドビット
マップメモリ103に格納される。圧縮部104は用紙
の上端部分の方からバンドビットマップデータを受け取
り、圧縮処理を実行する。圧縮部104で圧縮されたビ
ットマップデータは一旦、後述する図3に示す転送バッ
ファメモリ110に格納された後、通信ドライバ105
に送られる。
【0017】通信ドライバ105はプリンタケーブル2
1を介してバンド単位に圧縮されたバンドビットマップ
データをプリンタ1000に転送する。ホストコンピュ
ータ3000からプリンタ1000に転送された圧縮ビ
ットマップデータは、入力部26を介してバッファメモ
リ27に格納される。バッファメモリ27に格納された
圧縮ビットマップデータは、伸長部29で伸長された
後、印刷部I/F28に送られる。印刷部I/F28
は、受け取ったビットマップデータに適切な変換処理を
施しビデオデータとした後、印刷部30に対して例えば
レーザビームのオン/オフ制御を行うことにより、用紙
等の記録媒体に印刷結果を記録する。
【0018】これにより以下の改善を図ることができ
た。
【0019】(1)プリンタコントローラ1001は、
PDLデータではなく既にビットマップ展開されたデー
タを受け取るので負荷が軽減され、その結果としてプリ
ンタコントローラ1001に高速なCPUを搭載する必
要がなくなるばかりか、CPUを搭載しないようにする
ことも可能となり、プリンタ1000のコストダウンが
図れる。
【0020】(2)フォントデータをプリンタコントロ
ーラ1001内に持つ必要がなくなり、プリンタ100
0のコストダウンが図れる。
【0021】(3)ホストコンピュータ3000からプ
リンタ1000への転送速度が十分に速ければ、プリン
タコントローラ1001内に搭載するRAMサイズ(バ
ッファメモリ27)を大幅に減らすことが可能となり、
プリンタ1000のコストダウンが図れる。
【0022】(4)時間のかかるPDL変換、PDL解
析処理をなくし、高速な処理が必要なビットマップ展開
を比較的高速なCPUを持つホストコンピュータ300
0で行うことにより、トータル印刷時間の短縮が図れ
る。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記プ
リンタ制御システムにおいては、以下の新たな問題があ
った。
【0024】すなわち、プリンタ1000の印刷部30
には、両面印刷機能を持っているものがあるが、両面印
刷機能を実現するためには、表面と裏面の印刷を上下逆
に行わなければならない場合がある。つまり、用紙の後
端から印刷するためには、ホストコンピュータ3000
からプリンタコントローラ1001に転送する圧縮ビッ
トマップデータを通常とは逆に用紙の下から上の順番に
送る必要があり、この新しいプリンタ制御システムで実
現することは非常に難しかった。
【0025】また、印刷部30が両面印刷機能を持って
いなくても、例えば1回目の印刷を表面の奇数ページの
み行い、印刷された用紙を再度印刷部30に補給し、2
回目の印刷を裏面に偶数ページのみ行うというような方
法で実現することも可能ではあるが、印刷部30の特性
によって、裏面印刷時の用紙挿入方向が表面と逆でなけ
ればならない場合が多く、この場合は同様に裏面印刷を
上下逆に行う必要があり、新しいプリンタ制御システム
で実現することは非常に難しかった。
【0026】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第10の発
明の目的は、両面印刷機能に最適に編成された印刷デー
タを情報処理装置側と印刷装置側とで共働して生成しな
がら効率よく、かつ安価に正常な両面印刷結果を得るこ
とができる情報処理装置および印刷装置および情報処理
装置のデータ処理方法および印刷装置のデータ処理方法
を提供するものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体を介して両面印刷機能を備える印刷
装置と通信可能な情報処理装置において、プリンタドラ
イバが生成した出力情報をメモリ上に確保される複数の
バンドメモリ領域に正順にビットマップ展開する展開手
段と、前記印刷装置に対して両面印刷モードを選択した
場合に、印刷すべき出力情報の展開方向を先端から後端
または後端から先端のいずれかを切り替え指示する指示
手段と、前記指示手段が前記印刷装置が要求する記録媒
体に対する印刷方向が後端から先端であると指示した場
合に、前記複数のバンドメモリ領域に正順にビットマッ
プ展開された最終バンドメモリ領域のビットマップデー
タから順次先頭バンドメモリ領域のビットマップデータ
まで逆順に前記印刷装置に転送する制御手段とを設けた
ものである。
【0028】本発明に係る第2の発明は、前記複数のバ
ンドメモリ領域に正順にビットマップ展開された最終バ
ンドメモリ領域のビットマップデータから逆順に圧縮す
る圧縮手段を有し、前記制御手段が前記圧縮手段により
圧縮された圧縮データを前記印刷装置に転送するもので
ある。
【0029】本発明に係る第3の発明は、所定の通信媒
体を介して情報処理装置と通信可能な両面印刷機能を備
える印刷装置において、前記情報処理装置より転送され
るビットマップデータを所定長の印刷データに伸長する
伸長手段と、前記伸長手段により伸長された前記印刷デ
ータの並びを逆順となるように切り換えて印刷部に転送
する制御手段とを有するものである。
【0030】本発明に係る第4の発明は、所定の通信媒
体を介して両面印刷機能を備える印刷装置と通信可能な
情報処理装置において、プリンタドライバが生成した出
力情報をメモリ上に確保される複数のバンドメモリ領域
に正順にビットマップ展開する展開手段と、前記印刷装
置に対して両面印刷モードを選択した場合に、印刷すべ
き出力情報の展開方向を先端から後端または後端から先
端のいずれかを切り替え指示する指示手段と、前記指示
手段が前記印刷装置が要求する記録媒体に対する印刷方
向が後端から先端であると指示した場合に、前記メモリ
上の各バンドメモリ領域に正順にビットマップ展開され
たビットマップデータの並びをそれぞれバンド末尾から
バンド先頭に順次配列されるように並び替えるソート手
段と、前記ソート手段によりソートされた後、前記複数
のバンドメモリ領域にビットマップ展開された最終バン
ドメモリ領域のビットマップデータから順次先頭バンド
メモリ領域のビットマップデータまで逆順に前記印刷装
置に転送する制御手段とを設けたものである。
【0031】本発明に係る第5の発明は、所定の通信媒
体を介して情報処理装置と通信可能な印刷装置におい
て、前記情報処理装置より転送されるビットマップデー
タの並びを逆順となるように切り換えて印刷部に転送す
る制御手段とを有するものである。
【0032】本発明に係る第6の発明は、前記制御手段
は、前記情報処理装置からの指示に基づいて前記印刷デ
ータの並びを逆順となるように切り換えるものである。
【0033】本発明に係る第7の発明は、所定の通信媒
体を介して印刷装置と通信可能な情報処理装置のデータ
処理方法において、プリンタドライバが生成した出力情
報をメモリ上に確保される複数のバンドメモリ領域に正
順にビットマップ展開する展開工程と、前記印刷装置に
対して両面印刷モードを選択した場合に、印刷すべき出
力情報の展開方向を先端から後端または後端から先端の
いずれかを切り替え指示する指示工程と、前記印刷装置
が要求する記録媒体に対する印刷方向を後端から先端で
あると指示した場合に、前記複数のバンドメモリ領域に
正順にビットマップ展開された最終バンドメモリ領域の
ビットマップデータから順次先頭バンドメモリ領域のビ
ットマップデータまで逆順に前記印刷装置に転送する転
送工程とを有するものである。
【0034】本発明に係る第8の発明は、所定の通信媒
体を介して情報処理装置と通信可能な印刷装置のデータ
処理方法において、前記情報処理装置より転送されるビ
ットマップデータを所定長の印刷データに伸長する伸長
工程と、該伸長された前記印刷データの並びを逆順とな
るように切り換えて印刷部に転送する転送工程とを有す
るものである。
【0035】本発明に係る第9の発明は、所定の通信媒
体を介して両面印刷機能を備える印刷装置と通信可能な
情報処理装置のデータ処理方法において、プリンタドラ
イバが生成した出力情報をメモリ上に確保される複数の
バンドメモリ領域に正順にビットマップ展開する展開工
程と、前記印刷装置に対して両面印刷モードを選択した
場合に、印刷すべき出力情報の展開方向を先端から後端
または後端から先端のいずれかを切り替え指示する指示
工程と、前記印刷装置が要求する記録媒体に対する印刷
方向が後端から先端であると指示した場合に、前記メモ
リ上の各バンドメモリ領域に正順にビットマップ展開さ
れたビットマップデータの並びをそれぞれバンド末尾か
らバンド先頭に順次配列されるように並び替えるソート
工程と、該ソートされた後、前記複数のバンドメモリ領
域にビットマップ展開された最終バンドメモリ領域のビ
ットマップデータから順次先頭バンドメモリ領域のビッ
トマップデータまで逆順に前記印刷装置に転送する転送
工程とを有するものである。
【0036】本発明に係る第10の発明は、所定の通信
媒体を介して情報処理装置と通信可能な両面印刷機能を
備えた印刷装置のデータ処理方法において、前記情報処
理装置より転送されるビットマップデータの並びを逆順
となるように切り換えて印刷部に転送する転送工程とを
有するものである。
【0037】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕以下、添付図面を参照して本発明の好
適な実施形態を詳細に説明する。
【0038】先ず、図1を参照して、本実施形態を適用
するに好適なレーザビームプリンタの構成について説明
する。なお、本実施形態を適用するプリンタは、レーザ
ビームプリンタに限られるものではなく、他のプリント
方式のプリンタでも良いことは言うまでもない。
【0039】図1は、本発明を適用可能なプリンタの構
成を示す断面図であり、例えばレーザビームプリンタ
(LBP)の場合を示す。
【0040】図において、1000はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータ3000
から供給される圧縮ビットマップデータを入力してバッ
ファメモリ27に記憶し、ビデオデータに変換して、記
録媒体である記録紙上に像を形成する。
【0041】1001はプリンタコントローラで、ホス
トコンピュータ3000から供給される圧縮ビットマッ
プデータを処理する。このプリンタコントローラ100
1は、入力した圧縮ビットマップデータを伸長し対応す
るパターンのビデオ信号に変換してレーザドライバ10
02に出力するとともに、LBP1000の各種ステー
タスをホストコンピュータ3000に通知している。
【0042】レーザドライバ1002は半導体レーザ1
003を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1003から発射されるレー
ザ光1004をオン・オフ切り換えする。レーザ光10
04は回転多面鏡1005で左右方向に振られて静電ド
ラム1006上を走査露光する。
【0043】これにより、静電ドラム1006上には文
字パターンや図形パターンの静電潜像が形成されること
になる。この潜像は、静電ドラム1006周囲に配設さ
れた現像ユニット1007により現像された後、記録紙
に転写される。この記録紙にはカットシートを用い、カ
ットシート記録紙はLBP1000に装着した用紙カセ
ット1008に収納され、給紙ローラ1009及び搬送
ローラ1010と1011とにより、装置内に取り込ま
れて、静電ドラム1006に供給される。
【0044】図2は、本発明の第1実施形態を示す印刷
制御システムの構成の一例を示すブロック図である。
【0045】ここでは、上述した図1に示すレーザビー
ムプリンタを例として説明を行う。なお、本発明の機能
が実行されるのであれば、単体の機器であっても、複数
の機器からなるシステムであっても、LAN等のネット
ワークを介して処理が行われるシステムであっても本発
明を適用できることは言うまでもない。
【0046】図において、3000はホストコンピュー
タで、制御部2000,キーボード(KB)9,CRT
ディスプレイ(CRT)10,外部メモリ11等で構成
される。制御部2000において、1はCPUであり、
ROM3のプログラムROMに記憶されている文書処理
プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表(表
計算等を含む)等が混在した文書処理を実行し、システ
ムバス4に接続される各デバイスを総括的に制御する。
ROM3において、プログラムROMにはCPU1の制
御プログラム等を記憶し、フォントROMには上記文書
処理の際に使用するフォントデータ等を記憶し、データ
ROMは上記文書処理等を行う際に使用する各種データ
を記憶する。2はRAMであり、CPU1の主メモリ,
ワークエリア等として機能する。
【0047】5はキーボードコントローラ(KBC)で
あり、キーボード(KB)9や不図示のポインティング
デバイスからのキー入力を制御する。6はCRTコント
ローラ(CRTC)であり、CRTディスプレイ(CR
T)10の表示を制御する。7はメモリコントローラ
(MC)であり、ブートプログラムや種々のアプリケー
ション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイ
ル等を記憶するハードディスク(HD),フロッピーデ
ィスク(FD)等からなる外部メモリ11とのアクセス
を制御する。8はプリンタコントローラ(PRTC)で
あり、所定の双方向性インタフェース(プリンタケーブ
ル)21を介してプリンタ1000に接続されて、プリ
ンタ1000との通信制御処理を実行する。
【0048】なお、CPU1は、例えばRAM2上に設
定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展
開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上での所
謂WYSIWYGを可能としている。また、CPU1
は、CRT10上の不図示のマウスカーソル等で指示さ
れたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウを
開き、種々のデータ処理を実行する。
【0049】プリンタ1000において、22はプリン
タCPUであり、ROM24に記憶された制御プログラ
ムに基づいて、システムバス25に接続されるデバイス
とのアクセスを総括的に制御し、印刷部インタフェース
28を介して接続される印刷部(プリンタエンジン)3
0に出力情報としての画像信号(ビデオデータ)を出力
する。CPU22は入力部26を介してホストコンピュ
ータ3000との通信処理が可能となっており、プリン
タ1000内の情報等をホストコンピュータ3000に
通知可能に構成されている。
【0050】23はRAMで、入力部26で受信した圧
縮ビットマップデータを格納するバッファメモリ27と
して機能する。29は伸長部であり、バッファメモリ2
7から読み出した圧縮ビットマップデータを伸長する。
28は印刷部インタフェースであり、伸長部29で伸長
されたビットマップデータを受け取り、ビデオデータに
変換して印刷部30に送る。
【0051】図3は、図2に示した印刷制御システムに
おける通常印刷処理の流れを説明するブロック図であ
り、図11と同一のものには同一の符号を付してある。
【0052】図において、アプリケーション101から
出力された印刷データは、プリンタドライバ102にお
いて1ページを処理し易い均等な大きさのバンドに分割
したかたちで、ビットマップに展開されて、バンドビッ
トマップメモリ103に格納される。ここでは、バンド
1が用紙の先頭のバンドに相当する。
【0053】用紙1ページ分のバンドビットマップデー
タがバンドビットマップメモリ103に格納されると、
プリンタドライバ102はプリンタコントローラ100
1に対して、印刷開始の指示を行う。その際同時に、プ
リンタコントローラ1001内のバッファメモリ27か
らのビットマップデータの読み出し方法としてBig Endi
an(後述する)を使用し、印刷部I/F28で行う1バ
イトビットマップデータのパラレル/シリアル変換の方
法としてMSB first (後述する)を使用するように
指示を行う。
【0054】その後、圧縮部104はバンドビットマッ
プメモリ103のビットマップデータをバンド1から順
番に読み出し、各バンドビットマップメモリの先頭部分
から圧縮処理を行い、転送バッファメモリ110に圧縮
バンドビットマップデータを格納する。なお、このとき
の圧縮には、Packbits圧縮やRun Length圧縮のようなバ
イト単位で行う圧縮方式を使用している。
【0055】通信ドライバ105は、転送バッファメモ
リ110の圧縮バンドビットマップデータを、プリンタ
ケーブル21を介してプリンタコントローラ1001に
転送する。
【0056】ホストコンピュータ3000からプリンタ
コントローラ1001に転送された圧縮ビットマップデ
ータは、入力部26を介してバッファメモリ27に格納
される。入力部26はホストコンピュータ3000との
通信制御や、バッファメモリ格納処理等を行う。バッフ
ァメモリ27に格納された圧縮ビットマップデータは、
最初に格納されたデータから順番に読み出され、伸長部
29に送られる。その際、読み出される4バイト単位内
の並びの順番は、MSByte(Most Significant Byt
e )からLSByte(Least Significant Byte)の順
になる(Big Endian)。
【0057】伸長部29は、バッファメモリ27から受
け取った圧縮ビットマップデータを非圧縮ビットマップ
データに伸長して印刷部I/F28に送る。印刷部I/
F28は、印刷部30に対して例えばレーザビームのオ
ン/オフ制御を行うことにより、用紙等の記録媒体に印
刷結果を記録する。
【0058】その際、印刷部I/F28で行う1バイト
ビットマップデータのパラレル/シリアル変換の順番
は、MSB(Most Significant Bit)からLSB(Leas
t Significant Bit)となる(MSB first )。
【0059】図4は、図2に示した印刷制御システムに
おける両面印刷処理の流れを説明するブロック図であ
り、両面印刷で用紙の後端から印刷するときの処理の流
れに対応する。なお、図11と同一のものには同一の符
号を付してある。
【0060】図において、アプリケーション101から
出力された印刷データは、プリンタドライバ102にお
いて1ページを処理し易い均等な大きさのバンドに分割
したかたちで、通常ページと同じようにビットマップ展
開されて、バンドビットマップメモリ103に格納され
る。ただし、通常印刷の場合とは逆にバンドnが用紙の
先端のバンドに相当する。用紙1ページ分のバンドビッ
トマップデータが格納されると、プリンタドライバ10
2はプリンタコントローラ1001に対して、印刷開始
の指示を行う。
【0061】その際、同時に、プリンタコントローラ1
001内のバッファメモリ27からのビットマップデー
タの読み出し方法としてBig Endianを使用し、印刷部I
/F28で行う1バイトビットマップデータのパラレル
/シリアル変換の方法としてLSB first を使用する
ように指示を行う。その後、圧縮部104はバンドビッ
トマップメモリ103のビットマップデータを通常ペー
ジのときとは逆にバンドnから順番に読み出し、通常ペ
ージの時とは逆に各バンドビットマップメモリの最後の
部分から圧縮処理を行い、転送バッファメモリ110に
圧縮バンドビットマップデータを格納する。なお、この
時の圧縮には、Packbits圧縮やRun Length圧縮のような
バイト単位で行う圧縮方式を使用している。
【0062】通信ドライバ105は、転送バッファメモ
リ110の圧縮バンドビットマップデータを、プリンタ
ケーブル21を介してプリンタコントローラ1001に
転送する。
【0063】ホストコンピュータ3000からプリンタ
コントローラ1001に転送された圧縮ビットマップデ
ータは、入力部26を介してバッファメモリ27に格納
される。入力部26はホストコンピュータ3000との
通信制御や、バッファメモリ格納処理等を行う。バッフ
ァメモリ27に格納された圧縮ビットマップデータは、
最初に格納されたデータから順番に読み出され、伸長部
29に送られる。
【0064】その際、読み出される4バイト単位内の並
びの順番は、MSByteからLSByteの順になる
(Big Endian)。伸長部29は、バッファメモリ27か
ら受け取った圧縮ビットマップデータを非圧縮ビットマ
ップデータに伸長して印刷部I/F28に送る。印刷部
I/F28は、印刷部30に対して例えばレーザビーム
のオン/オフ制御を行うことにより、用紙等の記録媒体
に印刷結果を記録する。
【0065】その際、印刷部I/F28で行う1バイト
ビットマップデータのパラレル/シリアル変換の順番
は、LSBからMSBとなる(LSB first )。
【0066】なお、本実施形態では、バッファメモリ2
7からのビットマップデータの読み出し処理や、印刷部
I/F28での1バイトビットマップデータのシリアル
/パラレル変換処理は、ハードウェアが行い、速度的な
問題が発生しないようにしている。
【0067】なお、図2に示したプリンタコントローラ
1001において、CPU22やROM24を使用せず
必要な機能をASICで置き換えることにより、さらに
コストダウンを図ることも可能である。
【0068】以下、本実施形態と第1〜第3,第6の発
明の各手段との対応及びその作用について図4等を参照
して説明する。
【0069】第1の発明は、所定の通信媒体(ネットワ
ーク,インタフェース)を介して両面印刷機能を備える
印刷装置(プリンタ1000)と通信可能な情報処理装
置(ホストコンピュータ3000)において、プリンタ
ドライバ102が生成した出力情報をメモリ上に確保さ
れる複数のバンドメモリ領域に正順にビットマップ展開
する展開手段と、前記印刷装置に対して両面印刷モード
を選択した場合に、印刷すべき出力情報の展開方向を先
端から後端または後端から先端のいずれかを切り替え指
示する指示手段(プリンタドライバ102)と、前記指
示手段が前記印刷装置が要求する記録媒体に対する印刷
方向が後端から先端であると指示した場合に、前記複数
のバンドメモリ領域(バンドビットマップメモリ10
3)に正順にビットマップ展開された最終バンドメモリ
領域のビットマップデータから順次先頭バンドメモリ領
域のビットマップデータまで逆順に前記印刷装置に転送
する制御手段(通信ドライバ105)とを設け、プリン
タ1000に対して両面印刷モードを選択して、プリン
タドライバ102により印刷すべき出力情報の展開方向
が後端から先端であると指示された場合に、前記複数の
バンドメモリ領域に正順にビットマップ展開された最終
バンドメモリ領域のビットマップデータから順次先頭バ
ンドメモリ領域のビットマップデータまで逆順に通信ド
ライバ105がプリンタ1000に転送するので、両面
印刷時に記録媒体の裏面に対して正常な裏面印刷結果を
得る最良のビットマップデータを効率よく印刷装置に転
送できる。
【0070】第2の発明は、前記複数のバンドメモリ領
域に正順にビットマップ展開された最終バンドメモリ領
域のビットマップデータから逆順に圧縮する圧縮手段
(圧縮部104)を有し、前記制御手段(通信ドライバ
105)が前記圧縮手段により圧縮された圧縮データを
前記印刷装置に転送するので、両面印刷時に記録媒体の
裏面に対して正常な裏面印刷結果を得る最良のビットマ
ップデータを効率よく印刷装置に短時間に転送すること
ができる。
【0071】第3の発明は、所定の通信媒体(インタフ
ェース,ネットワーク)を介して情報処理装置(ホスト
コンピュータ3000)と通信可能な両面印刷機能を備
える印刷装置(プリンタ1000)において、前記情報
処理装置より転送されるビットマップデータを所定長の
印刷データに伸長する伸長手段(伸長部29)と、前記
伸長手段により伸長された前記印刷データの並びを逆順
となるように切り換えて印刷部30に転送する制御手段
(印刷部インタフェース部28)とを有するので、ホス
トコンピュータ3000より転送されるビットマップデ
ータを所定長の印刷データに伸長する伸長部29により
伸長された前記印刷データの並びを印刷部インタフェー
ス28が逆順となるように切り換えて印刷部30に転送
するので、裏面印刷結果を得るためのデータ生成処理が
軽い最適な裏面印刷データを取得しながら効率よく両面
印刷を行うことができる。
【0072】第6の発明は、前記制御手段(印刷部イン
タフェース28)は、ホストコンピュータ3000から
の指示に基づいて前記印刷データの並びを逆順となるよ
うに切り換えるので、両面印刷と片面印刷とで異なるデ
ータ処理を適切なタイミングで切り替えることができ
る。
【0073】以下、本実施形態と第7,第8の発明の各
工程との対応及びその作用について説明する。
【0074】第7の発明は、所定の通信媒体(インタフ
ェース,ネットワーク)を介して印刷装置(プリンタ1
000)と通信可能な情報処理装置(ホストコンピュー
タ3000)のデータ処理方法において、プリンタドラ
イバ102が生成した出力情報をメモリ上に確保される
複数のバンドメモリ領域に正順にビットマップ展開する
展開工程(図示しない)と、前記印刷装置に対して両面
印刷モードを選択した場合に、印刷すべき出力情報の展
開方向を先端から後端または後端から先端のいずれかを
切り替え指示する指示工程(図示しない)と、前記印刷
装置が要求する記録媒体に対する印刷方向を後端から先
端であると指示した場合に、前記複数のバンドメモリ領
域に正順にビットマップ展開された最終バンドメモリ領
域のビットマップデータから順次先頭バンドメモリ領域
のビットマップデータまで逆順に前記印刷装置に転送す
る転送工程(図示しない)とをメモリ資源、例えばRO
M3等に記憶された制御プログラムをCPU1が実行し
て、両面印刷時に記録媒体の裏面に対して正常な裏面印
刷結果を得る最良のビットマップデータを効率よく印刷
装置に転送できる。
【0075】第8の発明は、所定の通信媒体(インタフ
ェース,ネットワーク)を介して情報処理装置(ホスト
コンピュータ3000)と通信可能な印刷装置(プリン
タ1000)のデータ処理方法において、前記情報処理
装置より転送されるビットマップデータを所定長の印刷
データに伸長する伸長工程(図示しない)と、該伸長さ
れた前記印刷データの並びを逆順となるように切り換え
て印刷部30に転送する転送工程(図示しない)とをメ
モリ資源、例えばROM24等に記憶された制御プログ
ラムをCPU22が実行して、両面印刷時に記録媒体の
裏面に対して正常な裏面印刷結果を得る最良のビットマ
ップデータを効率よく印刷装置に短時間に転送すること
ができる。
【0076】〔第2実施形態〕図5は、本発明の第2実
施形態を示す印刷制御システムの構成の一例を示すブロ
ック図であり、図2と同一のものには同一の符号を付し
てある。
【0077】プリンタ1000において、22はプリン
タCPUであり、ROM24に記憶された制御プログラ
ムに基づいて、システムバス25に接続されるデバイス
とのアクセスを総括的に制御し、印刷部インタフェース
28を介して接続される印刷部(プリンタエンジン)3
0に出力情報としての画像信号(ビデオデータ)を出力
する。CPU22は入力部26を介してホストコンピュ
ータ3000との通信処理が可能となっており、プリン
タ1000内の情報等をホストコンピュータ3000に
通知可能に構成されている。
【0078】23はRAMで、入力部26で受信した圧
縮ビットマップデータを格納するバッファメモリ27と
して機能するRAMである。28は印刷部インタフェー
スであり、RAM23に格納されたビットマップデータ
を受け取り、ビデオデータに変換して印刷部30に送
る。
【0079】なお、図2のシステムとの構成の差異は、
伸長部29の存在有無如何による。
【0080】図6は、図5に示した印刷制御システムに
おける通常印刷処理の流れを説明するブロック図であ
り、図12と同一のものには同一の符号を付してある。
【0081】図において、アプリケーション101から
出力された印刷データは、プリンタドライバ102にお
いて1ページを処理し易い均等な大きさのバンドに分割
したかたちで、ビットマップに展開されて、バンドビッ
トマップメモリ103に格納される。ここではバンド1
が用紙の先頭のバンドに相当する。用紙1ページ分のバ
ンドビットマップデータが格納されると、プリンタドラ
イバ102はプリンタコントローラ1001に対して、
印刷開始の指示を行う。その際、同時にプリンタコント
ローラ1001内のバッファメモリ27からのビットマ
ップデータの読み出し方法としてBig Endianを使用し、
印刷部I/F28で行う1バイトビットマップデータの
パラレル/シリアル変換の方法としてMSB first を
使用するように指示を行う。
【0082】ホストコンピュータ3000からプリンタ
コントローラ1001に転送されたビットマップデータ
は、入力部26を介してバッファメモリ27に格納され
る。入力部26はホストコンピュータ3000との通信
制御や、バッファメモリ格納処理等を行う。バッファメ
モリ27に格納されたビットマップデータは、最初に格
納されたデータから順番に4バイト単位で読み出され、
印刷部I/F28に送られる。その際、読み出される4
バイト単位内の並びの順番は、MSByteからLSB
yteの順になる(Big Endian)。
【0083】印刷部I/F28は、バッファメモリ27
から受け取ったビットマップデータを使用して、印刷部
30に対して、例えばレーザビームのオン/オフ制御を
行うことにより、用紙等の記録媒体に印刷結果を記録す
る。その際、印刷部I/F28で行う1バイトビットマ
ップデータのパラレル/シリアル変換の順番は、MSB
からLSBとなる(MSB first )。
【0084】図7は、図5に示した印刷制御システムに
おける両面印刷処理の流れを説明するブロック図であ
り、両面印刷で用紙の後端から印刷するときの処理の流
れに対応する。なお、図12と同一のものには同一の符
号を付してある。
【0085】図において、アプリケーション101から
出力された印刷データは、プリンタドライバ102にお
いて1ページを処理し易い均等な大きさのバンドに分割
したかたちで、通常ページと同じようにビットマップ展
開されて、バンドビットマップメモリ103に格納され
る。ただし、通常印刷の場合とは逆にバンドnが用紙の
先端のバンドに相当する。ここで、両面印刷で用紙の後
端から印刷する場合には、使用する全てのバンドについ
て、各バンドビットマップメモリ内のビットマップを4
バイト単位で前後並べ替えを行う。なお、4バイト単位
であるのは、プリンタコントローラ1001でバッファ
メモリ27からのビットマップデータを読み出す際に並
び替えを行える単位と一致させるためであり、またホス
トコンピュータ3000のCPU1が並び替えの処理を
高速に行えるようにするためである。なお、バントビッ
トマップメモリ103内のビットマップの並び替え処理
について後述する。
【0086】バンドビットマップメモリ103の全ての
バンドにおける並び替え処理が終了すると、プリンタド
ライバ102はプリンタコントローラ1001に対し
て、印刷開始の指示を行う。その際、同時にプリンタコ
ントローラ1001内のバッファメモリ27からのビッ
トマップデータの読み出し方法としてLittle Endian
(後述する)を使用し、印刷部I/F28で行う1バイ
トビットマップデータのパラレル/シリアル変換の方法
としてLSB first を使用するように指示を行う。そ
の後通信ドライバ105は、バンドビットマップメモリ
103のビットマップデータを通常印刷の時とは逆にバ
ンドnから順番に読み出し、プリンタケーブル21を介
してプリンタコントローラ1001に転送する。
【0087】ホストコンピュータ3000からプリンタ
コントローラ1001に転送されたビットマップデータ
は、入力部26を介してバッファメモリ27に格納され
る。入力部26はホストコンピュータ3000との通信
制御や、バッファメモリ格納処理等を行う。バッファメ
モリ27に格納されたビットマップデータは、最初に格
納されたデータから順番に4バイト単位で読み出され、
印刷部I/F28に送られる。その際、読み出される4
バイト単位内の並びの順番は、LSByteからMSB
yteの順になる(Little Endian )。印刷部I/F2
8は、バッファメモリ27から受け取ったビットマップ
データを使用して、印刷部30に対して、例えばレーザ
ビームのオン/オフ制御を行うことにより、用紙等の記
録媒体に印刷結果を記録する。その際印刷部I/F28
で行う1バイトビットマップデータのパラレル/シリア
ル変換の順番は、LSBからMSBとなる(LSB fi
rst )。
【0088】なお、本実施形態では、バッファメモリ2
7からのビットマップデータの読み出し処理や、印刷部
I/F28での1バイトビットマップデータのシリアル
/パラレル変換処理は、ハードウェアが行い、速度的な
問題が発生しないようにしている。
【0089】以下、本実施形態と第4〜第6の発明の各
手段との対応及びその作用について図7等を参照して説
明する。
【0090】第4の発明は、所定の通信媒体(ネットワ
ーク,インタフェース)を介して両面印刷機能を備える
印刷装置(プリンタ1000)と通信可能な情報処理装
置(ホストコンピュータ3000)において、プリンタ
ドライバ102が生成した出力情報をメモリ上に確保さ
れる複数のバンドメモリ領域に正順にビットマップ展開
する展開手段(CPU1がROM3等に記憶された制御
プログラムを実行してバンドビットマップメモリ103
上に展開する)と、前記印刷装置に対して両面印刷モー
ドを選択した場合に、印刷すべき出力情報の展開方向を
先端から後端または後端から先端のいずれかを切り替え
指示する指示手段(プリンタドライバ102)と、前記
指示手段が前記印刷装置が要求する記録媒体に対する印
刷方向が後端から先端であると指示した場合に、前記メ
モリ上の各バンドメモリ領域に正順にビットマップ展開
されたビットマップデータの並びをそれぞれバンド末尾
からバンド先頭に順次配列されるように並び替えるソー
ト手段(CPU1がROM3等に記憶された制御プログ
ラムを実行してバンドビットマップメモリ103上に展
開したビットマップデータを図8(後述する)に示す手
順に従って入れ替え処理する)と、前記ソート手段によ
りソートされた後、前記複数のバンドメモリ領域にビッ
トマップ展開された最終バンドメモリ領域のビットマッ
プデータから順次先頭バンドメモリ領域のビットマップ
データまで逆順に前記印刷装置に転送する制御手段(通
信ドライバ105)とを設け、前記印刷装置に対して両
面印刷モードを選択して、指示手段により印刷すべき出
力情報の展開方向が前記印刷装置が要求する記録媒体に
対する印刷方向が後端から先端であると指示された場合
に、CPU1がバンドビットマップメモリ103上の各
バンドメモリ領域に正順にビットマップ展開されたビッ
トマップデータの並びをそれぞれバンド末尾からバンド
先頭に順次配列されるように並び替え、該並び替えされ
た後、通信ドライバ105が複数のバンドメモリ領域に
ビットマップ展開された最終バンドメモリ領域のビット
マップデータから順次先頭バンドメモリ領域のビットマ
ップデータまで逆順に前記印刷装置に転送するので、両
面印刷時に記録媒体の裏面に対して正常な裏面印刷結果
を得る最良のビットマップデータを効率よく印刷装置に
転送できる。
【0091】第5の発明は、所定の通信媒体(ネットワ
ーク,インタフェース)を介して情報処理装置(ホスト
コンピュータ3000)と通信可能な印刷装置(プリン
タ1000)において、前記情報処理装置より転送され
るビットマップデータの並びを逆順となるように切り換
えて印刷部30に転送する制御手段(印刷部インタフェ
ース28)とを有し、前記情報処理装置より転送される
ビットマップデータの並びを逆順となるように制御手段
が切り換えて印刷部30に転送するので、裏面印刷結果
を得るためのデータ生成処理が軽い最適な裏面印刷デー
タを取得しながら効率よく両面印刷を行うことができ
る。
【0092】第6の発明は、前記制御手段(印刷部イン
タフェース28)は、前記情報処理装置からの指示に基
づいて前記印刷データの並びを逆順となるように切り換
え、両面印刷と片面印刷とで異なるデータ処理を適切な
タイミングで切り替えることができる。
【0093】以下、本実施形態と第9,第10の発明の
各工程との対応及びその作用について説明する。
【0094】第9の発明は、所定の通信媒体を介して両
面印刷機能を備える印刷装置と通信可能な情報処理装置
のデータ処理方法において、プリンタドライバ102が
生成した出力情報をメモリ上に確保される複数のバンド
メモリ領域に正順にビットマップ展開する展開工程と
(図示しない)、前記印刷装置に対して両面印刷モード
を選択した場合に、印刷すべき出力情報の展開方向を先
端から後端または後端から先端のいずれかを切り替え指
示する指示工程(図示しない)と、前記印刷装置が要求
する記録媒体に対する印刷方向が後端から先端であると
指示した場合に、前記メモリ上の各バンドメモリ領域に
正順にビットマップ展開されたビットマップデータの並
びをそれぞれバンド末尾からバンド先頭に順次配列され
るように並び替えるソート工程(後述する図8のステッ
プ(1)〜(13))と、該ソートされた後、前記複数
のバンドメモリ領域にビットマップ展開された最終バン
ドメモリ領域のビットマップデータから順次先頭バンド
メモリ領域のビットマップデータまで逆順に前記印刷装
置に転送する転送工程(図示しない)とをCPU1がR
OM3または外部メモリ11あるいは図示しないメモリ
資源に記憶された制御プログラムを実行して、両面印刷
時に記録媒体の裏面に対して正常な裏面印刷結果を得る
最良のビットマップデータを効率よく印刷装置に転送で
きる。
【0095】第10の発明は、所定の通信媒体を介して
情報処理装置と通信可能な両面印刷機能を備えた印刷装
置のデータ処理方法において、前記情報処理装置より転
送されるビットマップデータの並びを逆順となるように
切り換えて印刷部30に転送する転送工程(図示しな
い)とをCPU22がROM24あるいは図示しないメ
モリ資源に記憶された制御プログラムを実行して、裏面
印刷結果を得るためのデータ生成処理が軽い最適な裏面
印刷データを取得しながら効率よく両面印刷を行うこと
ができる。
【0096】図8は、図7に示したバンドビットマップ
メモリ103におけるビットマップの並び替えの処理手
順の一例を示すフローチャートである。なお、(1)〜
(13)は各ステップを示す。
【0097】ステップ(1)において必要なレジスタの
退避を行う。ステップ(2)で並び替えを行うバンドビ
ットマップメモリ103の開始アドレスを獲得し、ステ
ップ(3)でバンドサイズを獲得する。
【0098】次に、ステップ(4)ではステップ(3)
で獲得したバンドサイズが8バイトバウンダリになるよ
うに調整し、ステップ(5)ではバンドビットマップメ
モリ開始アドレスとバンドサイズからバンド終了アドレ
ス−3のアドレスを計算する。
【0099】次いで、ステップ(6)ではバンドサイズ
からループカウンタを計算し、前処理を終了し、ステッ
プ(7)のループに進み、バンドビットマップメモリ1
03内の先頭4バイトをレジスタにロードする。
【0100】ステップ(8)ではレジスタにロードした
先頭4バイトデータと終了4バイトデータを入れ替え
る。ステップ(9)ではレジスタに入った終了4バイト
を先頭のメモリにストアし、先頭4バイトと終了4バイ
トの並び替えが完了する。ステップ(10)では先頭ア
ドレスに4を加算して、ステップ(11)では終了アド
レスから「4」を減算して、次の並び替えの準備が完了
する。
【0101】次に、ステップ(12)では、ループカウ
ンタから「1」を減算してループ終了かどうか判定し、
ループ終了でなかったと判定された場合には、ステップ
(7)に戻り、次の並び替えを行う。
【0102】一方、ステップ(12)でループ終了であ
った場合にはバンド内の並び替えが終了したので、ステ
ップ(13)に進み、ステップ(1)で退避したレジス
タを復帰して、処理を終了する。
【0103】なお、図5に示したプリンタコントローラ
1001において、CPU22を使用せず必要な機能を
ASICで置き換えることにより、さらにコストダウン
を図ることも可能である。
【0104】以下、図9に示すメモリマップを参照して
本発明に係る印刷システムで読み出し可能なデータ処理
プログラムの構成について説明する。
【0105】図9は、本発明に係る印刷システムで読み
出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒
体のメモリマップを説明する図である。
【0106】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0107】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0108】本実施形態における図8に示す機能が外部
からインストールされるプログラムによって、ホストコ
ンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その
場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶
媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶
媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給さ
れる場合でも本発明は適用されるものである。
【0109】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0110】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0111】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0112】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0113】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、前記印刷装置に対して両面印刷モード
を選択して、指示手段により印刷すべき出力情報の展開
方向が後端から先端であると指示された場合に、前記複
数のバンドメモリ領域に展開手段により正順にビットマ
ップ展開された最終バンドメモリ領域のビットマップデ
ータから順次先頭バンドメモリ領域のビットマップデー
タまで逆順に制御手段が前記印刷装置に転送するので、
両面印刷時に記録媒体の裏面に対して正常な裏面印刷結
果を得る最良のビットマップデータを効率よく印刷装置
に転送できる。
【0115】第2の発明によれば、圧縮手段が前記複数
のバンドメモリ領域に正順にビットマップ展開された最
終バンドメモリ領域のビットマップデータから逆順に圧
縮し、該圧縮された圧縮データを前記制御手段が前記印
刷装置に転送するので、両面印刷時に記録媒体の裏面に
対して正常な裏面印刷結果を得る最良のビットマップデ
ータを効率よく印刷装置に短時間に転送することができ
る。
【0116】第3の発明によれば、前記情報処理装置よ
り転送されるビットマップデータを所定長の印刷データ
に伸長する伸長手段により伸長された前記印刷データの
並びを制御手段が逆順となるように切り換えて印刷部に
転送するので、裏面印刷結果を得るためのデータ生成処
理が軽い最適な裏面印刷データを取得しながら効率よく
両面印刷を行うことができる。
【0117】第4の発明によれば、前記印刷装置に対し
て両面印刷モードを選択して、指示手段により印刷すべ
き出力情報の展開方向が前記印刷装置が要求する記録媒
体に対する印刷方向が後端から先端であると指示された
場合に、ソート手段がビットマップ展開手段により前記
メモリ上の各バンドメモリ領域に正順にビットマップ展
開されたビットマップデータの並びをそれぞれバンド末
尾からバンド先頭に順次配列されるように並び替え、該
並び替えされた後、前記制御手段が複数のバンドメモリ
領域にビットマップ展開された最終バンドメモリ領域の
ビットマップデータから順次先頭バンドメモリ領域のビ
ットマップデータまで逆順に前記印刷装置に転送するの
で、両面印刷時に記録媒体の裏面に対して正常な裏面印
刷結果を得る最良のビットマップデータを効率よく印刷
装置に転送できる。
【0118】第5の発明によれば、前記情報処理装置よ
り転送されるビットマップデータの並びを逆順となるよ
うに制御手段が切り換えて印刷部に転送するので、裏面
印刷結果を得るためのデータ生成処理が軽い最適な裏面
印刷データを取得しながら効率よく両面印刷を行うこと
ができる。
【0119】第6の発明によれば、前記制御手段は、前
記情報処理装置からの指示に基づいて前記印刷データの
並びを逆順となるように切り換えるので、両面印刷と片
面印刷とで異なるデータ処理を適切なタイミングで切り
替えることができる。
【0120】第7の発明によれば、プリンタドライバが
生成した出力情報をメモリ上に確保される複数のバンド
メモリ領域に正順にビットマップ展開し、前記印刷装置
に対して両面印刷モードを選択して、印刷すべき出力情
報の展開方向を先端から後端または後端から先端のいず
れかを切り替え指示し、前記印刷装置が要求する記録媒
体に対する印刷方向を後端から先端であると指示した場
合に、前記複数のバンドメモリ領域に正順にビットマッ
プ展開された最終バンドメモリ領域のビットマップデー
タから順次先頭バンドメモリ領域のビットマップデータ
まで逆順に前記印刷装置に転送するので、両面印刷時に
記録媒体の裏面に対して正常な裏面印刷結果を得る最良
のビットマップデータを効率よく印刷装置に転送でき
る。
【0121】第8の発明によれば、前記情報処理装置よ
り転送されるビットマップデータを所定長の印刷データ
に伸長し、該伸長された前記印刷データの並びを逆順と
なるように切り換えて印刷部に転送するので、両面印刷
時に記録媒体の裏面に対して正常な裏面印刷結果を得る
最良のビットマップデータを効率よく印刷装置に短時間
に転送することができる。
【0122】第9の発明によれば、プリンタドライバが
生成した出力情報をメモリ上に確保される複数のバンド
メモリ領域に正順にビットマップ展開し、前記印刷装置
に対して両面印刷モードを選択して、印刷すべき出力情
報の展開方向を先端から後端または後端から先端のいず
れかを切り替え指示し、前記印刷装置が要求する記録媒
体に対する印刷方向が後端から先端であると指示した場
合に、前記メモリ上の各バンドメモリ領域に正順にビッ
トマップ展開されたビットマップデータの並びをそれぞ
れバンド末尾からバンド先頭に順次配列されるように並
び替え、該並び替えされた後、前記複数のバンドメモリ
領域にビットマップ展開された最終バンドメモリ領域の
ビットマップデータから順次先頭バンドメモリ領域のビ
ットマップデータまで逆順に前記印刷装置に転送するの
で、両面印刷時に記録媒体の裏面に対して正常な裏面印
刷結果を得る最良のビットマップデータを効率よく印刷
装置に転送できる。
【0123】第10の発明によれば、情報処理装置より
転送されるビットマップデータの並びを逆順となるよう
に切り換えて印刷部に転送するので、裏面印刷結果を得
るためのデータ生成処理が軽い最適な裏面印刷データを
取得しながら効率よく両面印刷を行うことができる。
【0124】従って、両面印刷機能に最適に編成された
印刷データを情報処理装置側と印刷装置側とで共働して
生成しながら効率よく、かつ安価に正常な両面印刷結果
を得ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なプリンタの構成を示す断面
図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す印刷制御システム
の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】図2に示した印刷制御システムにおける通常印
刷処理の流れを説明するブロック図である。
【図4】図2に示した印刷制御システムにおける両面印
刷処理の流れを説明するブロック図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示す印刷制御システム
の構成の一例を示すブロック図である。
【図6】図5に示した印刷制御システムにおける通常印
刷処理の流れを説明するブロック図である。
【図7】図5に示した印刷制御システムにおける両面印
刷処理の流れを説明するブロック図である。
【図8】図7に示したバンドビットマップメモリにおけ
るビットマップの並び替えの処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図9】本発明に係る印刷システムで読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
【図10】この種の印刷システムの構成を説明するブロ
ック図である。
【図11】この種の印刷システムの他の構成を説明する
ブロック図である。
【図12】この種の印刷システムの他の構成を説明する
ブロック図である。
【符号の説明】
26 入力部 27 バッファメモリ 28 印刷部インタフェース 29 伸長部 30 印刷部 101 アプリケーション 102 プリンタドライバ 103 バンドビットマップメモリ 104 圧縮部 105 通信ドライバ 110 転送バッファメモリ 1000 プリンタ 3000 ホストコンピュータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して両面印刷機能を
    備える印刷装置と通信可能な情報処理装置において、 プリンタドライバが生成した出力情報をメモリ上に確保
    される複数のバンドメモリ領域に正順にビットマップ展
    開する展開手段と、 前記印刷装置に対して両面印刷モードを選択した場合
    に、印刷すべき出力情報の展開方向を先端から後端また
    は後端から先端のいずれかを切り替え指示する指示手段
    と、 前記指示手段が前記印刷装置が要求する記録媒体に対す
    る印刷方向が後端から先端であると指示した場合に、前
    記複数のバンドメモリ領域に正順にビットマップ展開さ
    れた最終バンドメモリ領域のビットマップデータから順
    次先頭バンドメモリ領域のビットマップデータまで逆順
    に前記印刷装置に転送する制御手段と、を具備したこと
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のバンドメモリ領域に正順にビ
    ットマップ展開された最終バンドメモリ領域のビットマ
    ップデータから逆順に圧縮する圧縮手段を有し、前記制
    御手段が前記圧縮手段により圧縮された圧縮データを前
    記印刷装置に転送することを特徴とする請求項1記載の
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】 所定の通信媒体を介して情報処理装置と
    通信可能な両面印刷機能を備える印刷装置において、 前記情報処理装置より転送されるビットマップデータを
    所定長の印刷データに伸長する伸長手段と、 前記伸長手段により伸長された前記印刷データの並びを
    逆順となるように切り換えて印刷部に転送する制御手段
    と、を有することを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】 所定の通信媒体を介して両面印刷機能を
    備える印刷装置と通信可能な情報処理装置において、 プリンタドライバが生成した出力情報をメモリ上に確保
    される複数のバンドメモリ領域に正順にビットマップ展
    開する展開手段と、 前記印刷装置に対して両面印刷モードを選択した場合
    に、印刷すべき出力情報の展開方向を先端から後端また
    は後端から先端のいずれかを切り替え指示する指示手段
    と、 前記指示手段が前記印刷装置が要求する記録媒体に対す
    る印刷方向が後端から先端であると指示した場合に、 前記メモリ上の各バンドメモリ領域に正順にビットマッ
    プ展開されたビットマップデータの並びをそれぞれバン
    ド末尾からバンド先頭に順次配列されるように並び替え
    るソート手段と、 前記ソート手段によりソートされた後、前記複数のバン
    ドメモリ領域にビットマップ展開された最終バンドメモ
    リ領域のビットマップデータから順次先頭バンドメモリ
    領域のビットマップデータまで逆順に前記印刷装置に転
    送する制御手段と、を具備したことを特徴とする情報処
    理装置。
  5. 【請求項5】 所定の通信媒体を介して情報処理装置と
    通信可能な印刷装置において、 前記情報処理装置より転送されるビットマップデータの
    並びを逆順となるように切り換えて印刷部に転送する制
    御手段と、を有することを特徴とする印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記情報処理装置から
    の指示に基づいて前記印刷データの並びを逆順となるよ
    うに切り換えることを特徴とする請求項3または5記載
    の印刷装置。
  7. 【請求項7】 所定の通信媒体を介して印刷装置と通信
    可能な情報処理装置のデータ処理方法において、 プリンタドライバが生成した出力情報をメモリ上に確保
    される複数のバンドメモリ領域に正順にビットマップ展
    開する展開工程と、 前記印刷装置に対して両面印刷モードを選択した場合
    に、印刷すべき出力情報の展開方向を先端から後端また
    は後端から先端のいずれかを切り替え指示する指示工程
    と、 前記印刷装置が要求する記録媒体に対する印刷方向を後
    端から先端であると指示した場合に、前記複数のバンド
    メモリ領域に正順にビットマップ展開された最終バンド
    メモリ領域のビットマップデータから順次先頭バンドメ
    モリ領域のビットマップデータまで逆順に前記印刷装置
    に転送する転送工程とを有することを特徴とする情報処
    理装置のデータ処理方法。
  8. 【請求項8】 所定の通信媒体を介して情報処理装置と
    通信可能な印刷装置のデータ処理方法において、 前記情報処理装置より転送されるビットマップデータを
    所定長の印刷データに伸長する伸長工程と、 該伸長された前記印刷データの並びを逆順となるように
    切り換えて印刷部に転送する転送工程と、を有すること
    を特徴とする印刷装置のデータ処理方法。
  9. 【請求項9】 所定の通信媒体を介して両面印刷機能を
    備える印刷装置と通信可能な情報処理装置のデータ処理
    方法において、 プリンタドライバが生成した出力情報をメモリ上に確保
    される複数のバンドメモリ領域に正順にビットマップ展
    開する展開工程と、 前記印刷装置に対して両面印刷モードを選択した場合
    に、印刷すべき出力情報の展開方向を先端から後端また
    は後端から先端のいずれかを切り替え指示する指示工程
    と、 前記印刷装置が要求する記録媒体に対する印刷方向が後
    端から先端であると指示した場合に、 前記メモリ上の各バンドメモリ領域に正順にビットマッ
    プ展開されたビットマップデータの並びをそれぞれバン
    ド末尾からバンド先頭に順次配列されるように並び替え
    るソート工程と、 該ソートされた後、前記複数のバンドメモリ領域にビッ
    トマップ展開された最終バンドメモリ領域のビットマッ
    プデータから順次先頭バンドメモリ領域のビットマップ
    データまで逆順に前記印刷装置に転送する転送工程と、
    を有することを特徴とする情報処理装置のデータ処理方
    法。
  10. 【請求項10】 所定の通信媒体を介して情報処理装置
    と通信可能な両面印刷機能を備えた印刷装置のデータ処
    理方法において、 前記情報処理装置より転送されるビットマップデータの
    並びを逆順となるように切り換えて印刷部に転送する転
    送工程と、を有することを特徴とする印刷装置のデータ
    処理方法。
JP8261588A 1996-10-02 1996-10-02 情報処理装置および印刷装置および情報処理装置のデータ処理方法および印刷装置のデータ処理方法 Pending JPH10105354A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002279363A (ja) * 2001-03-21 2002-09-27 Nippon Signal Co Ltd:The 表示機能付きカード処理装置およびそれを用いたシステム

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