JP4601902B2 - 酸素浸透経路を備える強誘電体集積回路素子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は集積回路素子に係り、特に特性が改善された強誘電体キャパシタ(ferroelectric capacitor)を含む強誘電体メモリ素子のような強誘電体集積回路素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、強誘電体膜を用いた強誘電体メモリ素子が次世代メモリとして注目されている。強誘電体メモリ素子は強誘電体キャパシタまたは強誘電体FETを具備する素子に区分され、強誘電体膜の分極反転(polarization inversion)特性及びその残留分極(remnant polarization)を用いたもので、高速で読出及び書込動作の可能な長所を有しているとして知られている。
【0003】
強誘電体膜の分極反転は双極子の回転によるものなので、強誘電体メモリ素子は他の不揮発性メモリ素子、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)素子またはフラッシュメモリ素子と比較して動作速度が10ないし10倍早いということが知られている。また、微細化及び最適設計概念を導入することによって書込速度を数百ないし数十ナノ秒(nsec)の範囲にすることができて、DRAM(Dynamic Random Access Memory)に匹敵する高速動作が可能であるということが知られている。そして、強誘電体メモリ素子では分極反転に必要な電圧が2Vないし5Vであって、書込動作に18Vないし22Vほどの高電圧が求められるEEPROMまたはフラッシュメモリ素子に比べて低電圧単一電源で動作可能であるということが知られている。
【0004】
強誘電体キャパシタを含む強誘電体メモリ素子は強誘電体キャパシタの特性に大きく影響を受けることが知られている。ところで、強誘電体キャパシタの特性は強誘電体キャパシタ形成工程以降に行われる後続集積工程(backend integration process)によって激しく劣化することが知られている。キャパシタ形成後の後続集積工程はILD(Inter Layer Dielectric)工程、IMD(Inter Metal Dielctric)工程及びパッシベーション工程などを含む。このような工程はキャリアガスとして水素または水素を含有したシラン(SiH)ガスなどを使用する化学気相蒸着法(Chemical Vapour Deposition:CVD)またはプラズマ化学気相蒸着法(Plasma Enhanced CVD)などによって行われる。この際使用されるキャリアガスは還元ガスとして作用して強誘電体物質に不均一な電荷分布を引き起こす。そして、キャリアガスが上部/下部電極間の界面に捕獲されれば、これらの間のエネルギー障壁が低くなって強誘電体キャパシタの漏れ電流特性が低下する。またキャリアガスは強誘電体物質内の酸素と反応して強誘電体膜内に酸素空孔(oxygen vacancy,酸素欠損)を誘発する。したがって、後続集積工程前には満足すべき特性を示していた素子が後続集積工程を経た後は誤動作を引き起こす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前述した問題点を解決するために案出されたもので、その目的は後続集積工程時キャリアガスによる強誘電体キャパシタの特性劣化を防止し酸素空孔を効果的に回復させることで特性が向上した強誘電体集積回路素子を提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した技術的な課題を達成するための本発明の一実施形態による強誘電体集積回路素子は、集積回路基板、前記集積回路基板上の強誘電体キャパシタ、前記強誘電体キャパシタに酸素が流入することを遮断する障壁を提供する少なくとも一つの膜を含み、前記強誘電体キャパシタ上の少なくとも一部に形成された追加構造及び前記強誘電体キャパシタと前記追加構造との間に配置され前記強誘電体キャパシタと接触する酸素浸透経路を含む。
【0007】
望ましくは、前記酸素が流入すること遮断する障壁を提供する少なくとも一つの膜はカプセル化障壁膜を含む。前記強誘電体キャパシタは複数個であり、前記集積回路基板上に行方向及び列方向に沿って2次元的に配列され、前記強誘電体集積回路素子は隣接した少なくとも二つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタと電気的に接続される複数個のプレートラインを含む。前記カプセル化障壁膜は前記強誘電体キャパシタが形成された後の後続集積工程時、前記強誘電体キャパシタにキャリアガスが浸透することを制限するよう構造化される。前記酸素浸透経路は前記強誘電体キャパシタが形成された後の回復アニーリング工程時、前記強誘電体キャパシタの強誘電体膜に酸素が流入しうるよう構造化される。
【0008】
前記複数個の強誘電体キャパシタはそれぞれ順番に積層された下部電極、強誘電体膜パターン及び上部電極を含む。前記下部電極は前記強誘電体膜の下部に位置して前記下部電極と強誘電体膜との界面における酸素空孔を補償するための金属酸化膜を含む。前記下部電極は前記金属酸化膜と前記強誘電体膜との間に前記強誘電体膜との界面で格子整合を誘導するための金属膜を含む。前記金属酸化膜は貴金属酸化膜であり、前記強誘電体膜はPZT膜または白金を含む金属膜であることが望ましい。前記上部電極は前記強誘電体膜上に置かれて前記上部電極と前記強誘電体膜との界面内の酸素空孔を補償するための金属酸化膜を含むのが望ましい。
【0009】
前記酸素浸透経路は前記強誘電体キャパシタを包む酸素浸透経路膜であり、チタン酸化物またはシリコン酸化物よりなる。前記カプセル化障壁膜はアルミニウム酸化膜、チタン酸化膜、ジルコニウム酸化膜、タンタル酸化膜及びセリウム酸化膜よりなる群から選択された金属酸化膜である。前記カプセル化障壁膜は熱処理された金属酸化膜とその上に形成された熱処理されていない金属酸化膜との二重膜である。
【0010】
前記強誘電体キャパシタはそれぞれ順番に積層された下部電極、強誘電体膜パターン及び上部電極を含み、前記プレートラインは前記隣り合う少なくとも二つの行上に配列された前記上部電極と直接に接触する。前記酸素浸透経路は前記強誘電体キャパシタを包む酸素浸透経路膜を含み、前記プレートラインは前記追加構造及び酸素浸透経路膜を貫通するスリット型共通ビアホールを介して隣り合う少なくとも二つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタと直接に接触することが望ましい。
【0011】
望ましくは、前記素子は前記強誘電体キャパシタと前記集積回路基板との間に下部層間絶縁膜をさらに含むメモリ素子である。そして、前記下部層間絶縁膜内には前記集積回路基板上に行方向及び列方向に沿って2次元的に配列された複数個のセルトランジスタ、前記セルトランジスタのドレイン領域と電気的に接続された複数本のビットライン及び前記セルトランジスタのソース領域と電気的に接続された複数個のコンタクトプラグをさらに備え、前記強誘電体キャパシタは前記コンタクトプラグを通して前記ソース領域と電気的に接続される。前記追加構造は順番に積層された第1及び第2上部層間絶縁膜を含み、前記第1及び第2上部層間絶縁膜の間に前記行方向と平行に配置された主ワードラインをさらに含むことが望ましい。
【0012】
前述した技術的課題を達成するための本発明の他の実施形態による強誘電体メモリ素子は酸素浸透経路を介してカプセル化障壁膜によって間接的に包まれた強誘電体キャパシタを含む。強誘電体キャパシタは半導体基板上の下部層間絶縁膜上に行方向及び列方向に沿って2次元的に配列される。そして、前記列方向と平行な複数本のプレートラインが配置される。プレートラインそれぞれは行方向と平行に配置され隣接した少なくとも二つの行上に配列された強誘電体キャパシタと電気的に接続される。
【0013】
プレートラインは酸素浸透経路を構成する酸素浸透経路膜によって覆われるローカルプレートライン及び/またはキャパシタの上部に形成された酸素浸透経路膜、カプセル化障壁膜及び上部層間絶縁膜を貫通するスリット型共通ビアホールを介してキャパシタと電気的に接続される共通プレートラインでありうる。
【0014】
一方、強誘電体キャパシタのそれぞれは順番に積層された下部電極、強誘電体膜パターン及び上部電極で構成される。隣り合う少なくとも二つの行上に配列された強誘電体キャパシタの上部電極と直接に接触するローカルプレートラインを具備する場合は強誘電体キャパシタ間のギャップ領域は酸素浸透経路膜パターン、または酸素浸透経路膜パターン、カプセル化障壁膜パターン及び絶縁膜パターンの積層パターンで充填され、ローカルプレートラインを覆う酸素浸透経路膜は酸素浸透経路膜パターンと連結される。ローカルプレートラインなしで共通プレートラインだけを具備する場合は強誘電体キャパシタの全面を酸素浸透経路膜だけを覆うこともできる。
【0015】
また、強誘電体キャパシタが順番に積層された下部電極、強誘電体膜パターン及び共通上部電極で構成されうる。この際共通上部電極は隣接する少なくとも二つの行上に配列された強誘電体膜パターンを覆う。前記共通上部電極と直接に接触するローカルプレートラインを備える場合は下部電極及び強誘電体膜パターン間のギャップ領域は第1酸素浸透経路膜パターン、または第1酸素浸透経路膜パターン、カプセル化障壁膜パターン及び絶縁膜パターンの積層パターンで充填される。そして共通上部電極を露出させる第2酸素浸透経路膜パターンを具備しローカルプレートラインを覆う酸素浸透経路膜は前記第2酸素浸透経路膜パターンと連結される。共通プレートラインだけを具備する場合は共通上部電極の全面を酸素浸透経路膜が覆い、この酸素浸透経路膜は前記第1酸素浸透経路膜パターンと連結される。
【0016】
そして、前記強誘電体キャパシタのそれぞれは順番に積層された下部電極、共通強誘電体膜パターン及びその上に重畳された共通上部電極で構成することができ、共通強誘電体膜パターンは隣り合う少なくとも二つの行上に配列された前記下部電極を覆う。共通上部電極と直接に接触するローカルプレートラインを具備する場合は共通強誘電体膜パターン及び共通上部電極間のギャップ領域は第1酸素浸透経路膜パターン、または第1酸素浸透経路膜パターン、カプセル化障壁膜パターン及び絶縁膜パターンの積層パターンで充填される。そして共通上部電極を露出させる第2酸素浸透経路膜パターンを備える。ローカルプレートラインは第2酸素浸透経路膜パターンを通して上部電極と接触し、ローカルプレートラインを覆う酸素浸透経路膜は前記第2酸素浸透経路膜パターンと連結される。共通プレートラインだけを具備する場合は共通強誘電体膜パターン及び共通上部電極を酸素浸透経路膜が覆う。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に基づき本発明の望ましい実施形態を詳述する。しかし、本発明は後述する実施形態に限らず他の形態に具体化することもできる。かえって、後述する実施形態は開示された内容が徹底で完璧になれるよう、それから当業者にとって本発明の思想が十分伝達できるようにするため提供されるものである。図面において、層及び領域の厚さは明確性を期するために誇張されている。また、層が他の層または基板“上”にあると言及される場合、それは他の層または基板上に直接に形成されうるかあるいはそれらの間に第3の層が介在されうる。明細書全般に亘って同一の参照番号は同一の構成要素を示す。
【0018】
図1は本発明に係る強誘電体メモリ素子のセルアレイ領域の一部分を示す平面図であり、図2ないし図10はそれぞれ本発明の第1ないし第3実施形態及びこれらの変形例による強誘電体メモリ素子を説明するための斜視図である。
【0019】
図2は本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の斜視図である。図1及び図2を参照すれば、半導体基板51の所定領域に形成された素子分離膜53によって複数個の活性領域53aが2次元的に画定される。活性領域53a及び素子分離膜53を横切って複数個の絶縁されたゲート電極57、すなわち複数個のワードライン57が配置される。ワードライン57は行方向(y軸)と平行である。一つの活性領域53aは一対のゲート電極57と交差する。一対のゲート電極57間の活性領域53aに共通ドレイン領域61dが形成され、共通ドレイン領域61dの両側の活性領域53aにソース領域61sが形成される。したがって、ゲート電極57及び活性領域53aが交差する地点にセルトランジスタが形成される。結局、セルトランジスタは列方向(x軸)及び行方向(y軸)に沿って2次元的に配列される。
【0020】
セルトランジスタを有する半導体基板の全面は下部層間絶縁膜74によって覆われる。下部層間絶縁膜74内にワードライン57の上部を横切る複数本のビットライン71が配置される。ビットライン71のそれぞれはビットラインコンタクトホール71aを通して共通ドレイン領域61dと電気的に接続される。ソース領域61sは下部層間絶縁膜74を貫通するストレージノードコンタクトホール75aによって露出される。ストレージノードコンタクトホール75aはそれぞれコンタクトプラグ75によって充填される。
【0021】
コンタクトプラグ75を有する半導体基板の全面に列方向(x軸)及び行方向(y軸)に沿って2次元的に配列された複数個の強誘電体キャパシタ82が配置される。強誘電体キャパシタ82のそれぞれは順番に積層された下部電極77、強誘電体膜パターン79及び上部電極81を含む。下部電極77はそれぞれコンタクトプラグ75上に位置する。結局、下部電極77はコンタクトプラグ75を通してソース領域61sと電気的に接続される。下部電極77は接着膜77a、下部拡散防止膜77b、下部金属酸化膜77c及び下部金属膜77dの多重膜で構成されることが望ましい。強誘電体膜79はSBT系またはPZT系の強誘電体で形成される。例えば、SrTiO、BaTiO、(Ba,Sr)TiO、Pb(Zr,Ti)O、SrBiTa、(Pb,La)(Zr,Ti)O、BiTi12またはこれらを組合せた膜が使用可能である。上部電極81は上部金属酸化膜81a及び上部拡散防止膜81bの二重膜で構成されることが望ましい。強誘電体キャパシタ82間のギャップ領域は酸素浸透経路膜パターン83aで充填される。酸素浸透経路膜パターン83aは下部電極77の側壁及び強誘電体膜パターン79の側壁を包み、場合によっては上部電極81の側壁の一部を囲繞することもできる。酸素浸透経路膜パターン83aは酸素浸透が可能な膜で形成される。例えば、シリコン酸化膜(SiO)またはチタン酸化膜(TiO)が酸素浸透経路膜パターン83aを構成する物質として使用される。
【0022】
強誘電体キャパシタ82及び酸素浸透経路膜パターン83a上に複数個のローカルプレートライン(local plate lines)85が配置される。ローカルプレートライン85は行方向(y軸)と平行に配置される。また、ローカルプレートライン85のそれぞれは隣接する少なくとも二つの行上に配列された強誘電体キャパシタ82を覆う。結局、ローカルプレートライン85は隣接する少なくとも二つの行上に配列されたキャパシタ82の上部電極81と直接に接触する。また、ローカルプレートライン85は後続のスリット型共通ビアホール97を形成するためのエッチング工程時エッチング阻止膜として働く。ローカルプレートライン85は上部電極81と同様に金属酸化膜85a及び拡散防止膜85bの二重膜で構成されている。
【0023】
ローカルプレートライン85を有する半導体基板の全面は再び酸素浸透経路膜87によって覆われる。したがって、酸素浸透経路膜87から下部の酸素浸透経路膜パターン83aを経て強誘電体膜パターン79に連結される酸素浸透経路88が完成する。このような酸素浸透経路88はスリット型共通ビアホール97の形成直後、強誘電体膜79の酸素空孔を回復するために行われる回復アニーリング(recovery annealing)工程時、酸素が強誘電体膜パターン79によく供給されうるようにする。したがって、強誘電体膜パターン79に発生した酸素空孔を効果的に回復できるようにする。
【0024】
これに加えて、酸素浸透経路膜87の上部にカプセル化障壁膜(encapsulated barrier layer)89をさらに備える。カプセル化障壁膜89はアルミニウム酸化膜、チタン酸化膜、ジルコニウム酸化膜、タンタル酸化膜及びセリウム酸化膜よりなる群から選択された金属酸化膜を単一膜で形成して具現することができる。または金属酸化膜を形成してから熱処理し、熱処理された金属酸化膜上に金属酸化膜を再び積層して形成した二重膜で構成して、障壁膜としての機能をさらに強化することもできる。カプセル化障壁膜89は強誘電体膜パターン79の内部にキャリアガス、例えば水素原子が浸透することを防止することができる。強誘電体膜パターン79内に水素原子が注入されれば、強誘電体膜パターン79の信頼性が低下する。強誘電体膜パターン79内に水素原子が注入されれば、強誘電体膜パターン79内の酸素原子と水素原子とが反応して酸素空孔が生成される。このような酸素空孔は強誘電体の分極特性を低下させる。その結果、強誘電体メモリ素子の誤動作を誘発させる。
【0025】
また、水素原子が強誘電体膜パターン79と上部/下部電極(top/bottom electrodes)77、81との間の界面に捕獲されれば、これらの間のエネルギー障壁が低くなる。したがって、強誘電体キャパシタの漏れ電流特性が低下する。結局、カプセル化障壁膜89は強誘電体キャパシタ82の特性及び信頼性を向上させる。
【0026】
カプセル化障壁膜89を備える半導体基板51の全面は上部層間絶縁膜によって覆われる。上部層間絶縁膜は順番に積層された第1及び第2上部層間絶縁膜91、95を含む。第1及び第2上部層間絶縁膜91、95間には複数本の主ワードライン93が介在されうる。主ワードライン93のそれぞれは一般にデコーダを通して4本のワードライン57を制御する。共通プレートライン99は上部層間絶縁膜95、91、カプセル化障壁膜89及び酸素浸透経路膜87を貫通するスリット型共通ビアホール97を通してローカルプレートライン85と電気的に接続される。スリット型共通ビアホール97は行方向(y軸)と並行である。図1に示した通り、スリット型共通ビアホール97の幅は行方向(y軸)に隣接したキャパシタの上部電極を同時に露出させるよう形成されるため直径が大きい。従って、従来の一つの行方向へだけ隣接したキャパシタの上部電極を露出させるよう形成された従来のビアホールより直径が大きいので写真蝕刻工程時工程マージンが増加するという長所がある。
【0027】
図3は図2に示されている本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の変形例を説明するための斜視図である。図3に示されている強誘電体メモリ素子はプレートラインが共通プレートライン99だけで構成されるという点において図2に示されている第1実施形態の強誘電体メモリ素子と違いがある。セルトランジスタ、下部層間絶縁膜、コンタクトプラグ及びキャパシタは第1実施形態と同一なのでその説明を省略する。
【0028】
図1及び図3を参照すれば、行方向(y方向)及び列方向(x方向)に沿って2次元的に配列された複数個の強誘電体キャパシタ82の全面を酸素浸透経路膜87及びカプセル化障壁膜89の積層膜が覆っている。酸素浸透経路膜87に沿って矢印で表示された酸素浸透経路88が提供されスリット型共通ビアホール97の形成直後に行われる回復アニーリング工程時、強誘電体膜パターン79に酸素が良く供給される。また上部層間絶縁膜95、91、カプセル化障壁膜89及び酸素浸透経路膜87を貫通するスリット型の共通ビアホール97を介して共通プレートライン99が隣接した少なくとも二つの行上に配列された強誘電体キャパシタ82の上部電極81と共通に接触する。残り構成要素は第1実施形態と同様なのでこれに対する説明は省略する。
【0029】
図4は本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の他の変形例を説明するための斜視図である。図4に示されている強誘電体メモリ素子はカプセル化障壁膜パターン84aをさらに具備するという点において図2に示されている第1実施形態の強誘電体メモリ素子と違いがある。セルトランジスタ、下部層間絶縁膜、コンタクトプラグ及びキャパシタは第1実施形態と同一なのでその説明を省略する。
【0030】
図1及び図4を参照すれば、行方向(y方向)及び列方向(x方向)に沿って2次元的に配列された複数個の強誘電体キャパシタ82間のギャップ領域は酸素浸透経路膜パターン83a、カプセル化障壁膜パターン84a及び絶縁膜パターン183aで充填される。カプセル化障壁膜パターン84aはローカルプレートライン85を覆う酸素浸透経路膜87から酸素浸透経路膜パターン83aへ矢印で表示された酸素浸透経路88が形成されうるよう酸素浸透経路膜パターン83a上に形成される。絶縁膜パターン183aは酸素浸透経路膜パターン83aと同一物質で形成されることが好ましい。ローカルプレートライン85、酸素浸透経路膜87、カプセル化障壁膜89、第1及び第2上部層間絶縁膜91、95、主ワードライン93及び共通プレートライン99は第1実施形態と同一の構造を有する。
【0031】
図5は本発明の第2実施形態による強誘電体メモリ素子を説明するための斜視図である。本発明の第2実施形態はキャパシタ別に独立した上部電極を備えることではなく共通上部電極81′を具備するという点において第1実施形態と違いがある。セルトランジスタ、下部層間絶縁膜、コンタクトプラグは第1実施形態と同一なのでその説明を省略する。
【0032】
図1及び図5を参照すれば、下部層間絶縁膜74上にコンタクトプラグ75を覆う複数個の強誘電体キャパシタが配置される。従って、強誘電体キャパシタは行方向(y方向)及び列方向(x方向)に沿って2次元的に配列される。強誘電体キャパシタのそれぞれは順番に積層された下部電極77、強誘電体膜パターン79及び共通上部電極81′で構成される。共通上部電極81′は延びて隣り合う少なくとも二つの行上に配列された強誘電体膜パターン79を覆う。従って、共通上部電極81′は図1のローカルプレートライン85のように行方向(y方向)と平行に配置される。強誘電体膜パターン79間のギャップ領域及び下部電極77間のギャップ領域は第1酸素浸透経路膜パターン83aで充填される。
【0033】
共通上部電極81′を有する半導体基板の全面は共通上部電極81′を露出させる第2酸素浸透経路膜パターン83bによって覆われている。第2酸素浸透経路膜パターン83bは共通上部電極81′を露出させるスリット型コンタクトホールを有する。スリット型コンタクトホールは行方向(y軸)と平行でありローカルプレートライン85によって覆われる。結局、ローカルプレートライン85はスリット型コンタクトホールを通して共通上部電極81′と直接的に接触する。ローカルプレートライン85を有する半導体基板の全面は酸素浸透経路膜87及びカプセル化障壁膜89の積層構造によって覆われる。従って、酸素浸透経路膜87、第2酸素浸透経路膜パターン83b及び第1酸素浸透経路膜パターン83aよりなる酸素浸透経路88が強誘電体膜パターン79に連結される。第1及び第2上部層間絶縁膜91、95、主ワードライン93及び共通プレートライン99は第1実施形態と同一の構造を有する。
【0034】
図6は本発明の第2実施形態による強誘電体メモリ素子の変形例を説明するための斜視図である。図6に示されているFRMA素子はプレートラインが共通プレートライン99だけで構成されるという点において図5に示されている第2実施形態の強誘電体メモリ素子と違いがある。従って、第2実施形態と同一の構成要素については説明を省く。
【0035】
図1及び図6を参照すれば、行方向(y方向)及び列方向(x方向)に沿って2次元的に配列された強誘電体キャパシタのそれぞれは順番に積層された下部電極77、強誘電体膜パターン79及び共通上部電極81′で構成される。強誘電体膜パターン79間のギャップ領域及び下部電極77間のギャップ領域は第1酸素浸透経路膜パターン83aで充填される。
【0036】
共通上部電極81′を有する半導体基板の全面は酸素浸透経路膜87及びカプセル化障壁膜89の積層膜によって覆われる。従って、酸素浸透経路膜87及び酸素浸透経路膜パターン83aよりなる酸素浸透経路88が強誘電体膜パターン79に連結される。共通プレートライン99は第1及び第2上部層間絶縁膜91、95、カプセル化障壁膜89及び酸素浸透経路膜87を貫通するスリット型共通ビアホール97を介して共通上部電極81′と接触する。
【0037】
図7は本発明の第2実施形態による強誘電体メモリ素子の他の変形例を説明するための斜視図である。図7に示されている強誘電体メモリ素子はカプセル化障壁膜パターン84aをさらに具備するという点において図5に示されている第2実施形態の強誘電体メモリ素子と違いがある。従って、第2実施形態と同様な構成要素については説明を省く。
【0038】
強誘電体膜パターン79間及び下部電極77間のギャップ領域は第1酸素浸透経路膜パターン83a、カプセル化障壁膜パターン84a及び絶縁膜パターン183aで充填される。カプセル化障壁膜パターン84aはローカルプレートライン85を覆う酸素浸透経路膜87、第2酸素浸透経路膜パターン83b及び酸素浸透経路膜パターン83aに沿って酸素浸透経路88が形成できるよう第1酸素浸透経路膜パターン83a上に形成される。絶縁膜パターン183aは第1酸素浸透経路膜パターン83aと同一物質で形成されることが好ましい。共通プレートライン99は第1及び第2上部層間絶縁膜95、91、カプセル化障壁膜89及び酸素浸透経路膜87を貫通するスリット型共通ビアホール97を介してローカルプレートライン85と接続される。
【0039】
図8は本発明の第3実施形態による強誘電体メモリ素子を説明するための斜視図である。本発明の第3実施形態はキャパシタ別に独立した強誘電体膜パターン及び上部電極を具備することではなく、共通強誘電体膜パターン79′及び共通上部電極81′を備える点において第1実施形態と違いがある。セルトランジスタ、下部層間絶縁膜、コンタクトプラグは第1実施形態と同一なのでその説明を省略する。
【0040】
図1及び図8を参照すれば、下部層間絶縁膜74上にコンタクトプラグ75を覆う複数個の強誘電体キャパシタ82が配される。従って、強誘電体キャパシタ82は行方向(y軸)及び列方向(x軸)に沿って2次元的に配列される。強誘電体キャパシタ82のそれぞれは順番に積層された下部電極77、共通強誘電体膜パターン79′及び共通上部電極81′で構成される。共通強誘電体膜パターン79′は延びて隣接する少なくとも二つの行上に配列された下部電極77を覆う。また、共通上部電極81′は共通強誘電体膜パターン79′上に積層される。
【0041】
下部電極77間のギャップ領域は絶縁膜パターン83a′で充填される。また、共通強誘電体膜パターン79′間のギャップ領域及び共通上部電極81′間のギャップ領域は酸素浸透経路膜パターン83bで充填される。
【0042】
共通上部電極81′上にローカルプレートライン85が配される。従って、共通強誘電体膜パターン79′、共通上部電極81′及びローカルプレートライン85は全て行方向(y軸)と平行に配置される。ローカルプレートライン85を有する半導体基板の全面は酸素浸透経路膜87及びカプセル化障壁膜89の積層膜によって覆われる。従って、酸素浸透経路膜87及び酸素浸透経路膜パターン83bよりなる酸素浸透経路88が共通強誘電体膜パターン79′に連結される。下部電極77間のギャップ領域を充填する絶縁膜パターン83a′も酸素浸透経路膜パターンであることにより後続回復アニーリング工程時さらに好ましい酸素浸透経路を提供することができる。第1及び第2上部層間絶縁膜91、95、主ワードライン93及び共通プレートライン99は第1実施形態と同一の構造を有する。
【0043】
図9は本発明の第3実施形態による強誘電体メモリ素子の変形例を説明するための斜視図である。図9に示されている強誘電体メモリ素子はプレートラインが共通プレートライン99だけで構成されるという点において図8に示されている第3実施形態の強誘電体メモリ素子と違いがある。従って、第3実施形態と同様の構成要素については説明を省く。
【0044】
図1及び図9を参照すれば、下部電極77間のギャップ領域は絶縁膜パターン83a′で充填される。一方、共通強誘電体膜パターン79′と共通上部電極81′を有する半導体基板の全面は酸素浸透経路膜87及びカプセル化障壁膜89の積層膜によって覆われる。従って、酸素浸透経路膜87だけよりなる酸素浸透経路88が共通強誘電体膜パターン79′に連結される。共通プレートライン99は第1及び第2上部層間絶縁膜91、95、カプセル化障壁膜89及び酸素浸透経路膜87を貫通するスリット型共通ビアホール97を介してキャパシタ82の共通上部電極81′と電気的に接続される。
【0045】
図10は本発明の第3実施形態による強誘電体メモリ素子の他の変形例を説明するための斜視図である。図10に示されている強誘電体メモリ素子はカプセル化障壁膜パターン84aをさらに具備するという点においても図8に示されている第3実施形態の強誘電体メモリ素子と違いがある。従って、第3実施形態と同様の構成要素については説明を省く。
【0046】
下部電極77間のギャップ領域は絶縁膜パターン83a′で充填される。そして、共通強誘電体膜パターン79′及び共通上部電極81′間のギャップ領域は酸素浸透経路膜パターン83b、カプセル化障壁膜パターン84a及び絶縁膜パターン183aで充填される。カプセル化障壁膜パターン84aはローカルプレートライン85を覆う酸素浸透経路膜87から酸素浸透経路膜パターン83bに酸素浸透経路88が形成されうるよう形成される。絶縁膜パターン183aは酸素浸透経路膜パターン83bと同一物質で形成されることが望ましい。共通プレートライン99は第1及び第2上部層間絶縁膜95、91、カプセル化障壁膜89及び酸素浸透経路膜87を貫通するスリット型共通ビアホール97を介してローカルプレートライン85と接続される。
【0047】
以下、本発明に係る強誘電体メモリ素子の製造方法を説明する。図11ないし図24は図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【0048】
図11を参照すれば、半導体基板51の所定領域に素子分離膜53を形成して複数個の活性領域(図1の53a)を画定する。活性領域53aを有する半導体基板の全面にゲート絶縁膜、ゲート導電膜及びキャッピング絶縁膜を順番に形成する。キャッピング絶縁膜、ゲート導電膜及びゲート絶縁膜を連続的にパターニングして活性領域53a及び素子分離膜53の上部を横切る複数個の平行なゲートパターン60を形成する。ゲートパターン60のそれぞれは順番に積層されたゲート絶縁膜パターン55、ゲート電極57及びキャッピング絶縁膜パターン59で構成される。ここで、活性領域53aのそれぞれは一対のゲート電極57と交差する。ゲート電極57はワードラインに該当する。
【0049】
ゲートパターン60及び素子分離膜53をイオン注入マスクとして使用して活性領域53aに不純物イオンを注入する。その結果、各活性領域に三つの不純物領域が形成される。これら三つの不純物領域のうち中央の不純物領域は共通ドレイン領域61dに該当し、残り不純物領域はソース領域61sに該当する。これにより、各活性領域53aに一対のセルトランジスタが形成される。結局、セルトランジスタは半導体基板51に行方向及び列方向に沿って2次元的に配列される。次いで、ゲートパターン60の側壁に通常の方法を使用してスぺーサ63を形成する。
【0050】
図12を参照すれば、スぺーサ63を有する半導体基板の全面に第1下部層間絶縁膜65を形成する。第1下部層間絶縁膜65をパターニングしてソース/ドレイン領域61s、61dを露出させるパッドコンタクトホールを形成する。パッドコンタクトホール内に通常の方法を使用してストレージノードパッド67s及びビットラインパッド67dを形成する。ストレージノードパッド67sはソース領域61sと接続され、ビットラインパッド67dは共通ドレイン領域61dと接続される。パッド67s、67dを有する半導体基板の全面に第2下部層間絶縁膜69を形成する。第2下部層間絶縁膜69をパターニングしてビットラインパッド67dを露出させるビットラインコンタクトホール71aを形成する。ビットラインコンタクトホール71aを覆う複数個の平行なビットライン71を形成する。ビットライン71はワードライン57の上部を横切る。
【0051】
図13を参照すれば、ビットライン71を有する半導体基板の全面に第3下部層間絶縁膜73を形成する。第1ないし第3下部層間絶縁膜65、69、73は下部層間絶縁膜74を構成する。次いで、第2及び第3下部層間絶縁膜69、73をパターニングしてストレージノードパッド67sを露出させるストレージノードコンタクトホール75aを形成する。ストレージノードコンタクトホール75a内にコンタクトプラグ75を形成する。
【0052】
図14を参照すれば、コンタクトプラグ75及び下部層間絶縁膜74上に下部電極膜77a、77b、77c、77dを形成する。コンタクトプラグ75及び下部層間絶縁膜74の全面に接着膜77aを形成する。接着膜77aは下部電極がコンタクトプラグ75とのオーミックコンタクト(ohmic contact)を具現するために形成する。接着膜77aとしてはチタン(Ti)膜を用い、チタン膜はスパッタリングによって蒸着できる。必要によっては接着膜の形成工程を省略することもできる。
【0053】
次いで、接着膜77aの上部に下部拡散防止膜77bを形成する。下部拡散防止膜77bはコンタクトプラグ75に酸素が拡散することを防止する役割を果たす。また、接着膜77aの形成が省略された場合はコンタクトプラグ75とオ─ミックコンタクトを形成する。拡散防止膜77bは耐久金属を使用して直流マグネトロンスパッタリング(DC magnetron sputtering)を用いて形成する。耐久金属としてはイリジウム(Ir)、レニウム(Re)、ルテニウム(Ru)またはロジウム(Rh)などが使用可能である。しかし、コンタクトプラグ75への酸素拡散防止膜としての役割を考慮する際、イリジウムを使用するのが最も望ましい。ルテニウムまたはロジウムに比べてイリジウムが相対的に低い酸素透過度特性を示すため、拡散障壁特性に優れる。
【0054】
引き続き、拡散防止膜77b上に下部金属酸化膜77cを形成する。下部金属酸化膜77cは伝導性を有する金属酸化膜で形成する。伝導性を有する金属酸化膜としてはイリジウム酸化膜(IrO),レニウム酸化膜(ReO)、ルテニウム酸化膜(RuO)またはロジウム酸化膜(RhO)などのような貴金属酸化膜が使用可能である。下部金属酸化膜77cは直流マグネトロンスパッタリング方法で蒸着できる。蒸着後は下部金属酸化膜77cの安定化のために酸素雰囲気における熱処理を行うことが望ましい。例えば、RTA(Rapid Thermal Anneal)工程を約550℃程の温度で進める。下部金属酸化膜77cは下部電極上に形成される強誘電体膜との界面で酸素の空孔が発生する際、このような酸素空孔を補償する役割を果たす。すなわち、イリジウム酸化膜などのような下部金属酸化膜77cを形成して酸素空孔を補償することによって強誘電体メモリ素子の読出/書込耐久特性を効果的に改善できる。酸素空孔補償側面から見れば、相対的に不安定な状態を有するイリジウム酸化膜が下部金属酸化膜77cとして望ましい。
【0055】
次いで、下部金属酸化膜77c上に下部金属膜77dを形成する。下部金属膜77dは次の工程で形成される強誘電体膜の結晶成長の安定性を確保するために形成する。下部金属膜77dは強誘電体膜の下地膜依存性を用いて界面整合を誘導するよう働く。下部金属膜77dとその上に形成される強誘電体膜との間の界面に界面整合不一致が深刻に発生すれば、界面に界面準位が多量発生する場合がある。このような界面準位は界面の不安定性に起因し、下地膜をなす物質と強誘電体物質との仕事関数差及び界面の不安定な原子間欠陥に起因するトラップ準位形態よりなる。このような界面準位は空間電荷を発生させる要因として働き、発生した空間電荷は双極子による不揮発性残留分極を相殺し記憶保有特性を低下させる要因として働く。このような界面における空間電荷の発生を防止するために下部金属膜77dとしては強誘電体膜と界面整合を円滑になしうる物質を使用する。例えば、強誘電体膜としてPZT膜を形成する場合は下部金属膜77dとして白金(Pt)膜を形成することが界面整合に望ましい。白金は強誘電体物質、特にPZTと類似した格子変数を有し、結晶格子構造がfcc(face center cubic)であってPZTと類似した構造を有するので白金膜上にPZT膜を形成すれば優れた界面整合を有する状態で形成できて界面準位の発生を抑えられる。また、白金は相対的に高い仕事関数値(約5.4〜5.7eV)を有していて強誘電体物質との仕事関数の差を最小化できて、界面準位の発生を最小化することができる。
【0056】
図15を参照すれば、下部電極膜77上に強誘電体膜79を形成する。ゾル−ゲル(sol-gel)、スパッタリングまたは化学気相蒸着(CVD:Chemical Vapor Deposition)などで強誘電体物質、例えばSBT系の強誘電体物質またはPZT系の強誘電体物質を蒸着して強誘電体膜79を形成する。
【0057】
SBT系の強誘電体物質に比べてPZT系の強誘電体物質の残留分極値は約30μC/cmより大きく、成膜温度も600〜700℃程度なので下部のセルトランジスタ特性にさらに微々たる影響を与えるためPZT系の強誘電体物質が強誘電体膜79として好ましい。強誘電体膜79を形成した後、強誘電体膜600の結晶化工程を行う。例えば、RTA装備または炉(furnace)装備で約700℃、酸素ガス雰囲気下で熱処理して強誘電体膜79を結晶化させる。
【0058】
図16を参照すれば、強誘電体膜79上に上部金属酸化膜81a及び上部拡散防止膜81bを順番に形成する。上部金属酸化膜81aは下部金属酸化膜77cのように読出/書込/耐久特性改善のために形成する。すなわち、強誘電体膜79との界面において酸素の空孔などが発生する際、このような酸素空孔を補償する役割を果たす。従って、下部金属酸化膜77cと同様に酸化レニウム、酸化ルテニウムまたは酸化ロジウム、酸化イリジウムなどのような貴金属酸化物で形成でき、このうち酸化イリジウムが上部金属酸化膜81aとして好ましい。その後、上部金属酸化膜の安定化のために酸素雰囲気で熱処理してアニーリングする。
【0059】
上部拡散防止膜81bは下部拡散防止膜77bと同様に、イリジウム、レニウム、ロジウムまたはルテニウムのような貴金属物質で形成でき、イリジウムで形成されることが望ましい。
【0060】
図示されていないが、場合によっては上部金属酸化膜81aを形成する前に強誘電体膜79との界面における界面整合を誘導するための上部金属膜をさらに形成することもできる。界面整合を誘導することによって界面準位の発生を抑制でき、空間電位発生による記憶保有特性劣化が防げる。
【0061】
図17を参照すれば、上部電極膜81、強誘電体膜79及び下部電極膜77を連続的にパターニングして行方向及び列方向に沿って2次元的に配列された複数個の強誘電体キャパシタ82を形成する。強誘電体キャパシタ82の下部電極77がコンタクトプラグ75と接触して結果的に強誘電体キャパシタ82がそれぞれソース領域61sと電気的に接続される。次いで、強誘電体キャパシタ82が形成された結果物の全面に酸素浸透経路膜83を形成する。酸素浸透経路膜83は酸素浸透が可能な物質で形成する。例えば、シリコン酸化膜(SiO)またはチタン酸化膜(TiO)を使用して酸素浸透経路膜を形成する。
【0062】
図18を参照すれば、次いで酸素浸透経路膜83をエッチバックによって平坦化して上部電極81を露出させる。その結果、キャパシタ82間のギャップ領域に酸素浸透経路膜パターン83aが充填される。
【0063】
図19を参照すれば、酸素浸透経路膜パターン83aを含む半導体基板の全面に上部金属膜81と同様に金属酸化膜85a及び拡散防止膜85bを順番に積層した後、これをパターニングしてワードライン57と平行な複数本のローカルプレートライン85を形成する。複数本のローカルプレートライン85は行方向(図1のy軸)と平行である。ローカルプレートライン85のそれぞれは隣接する二つの行に沿って配列された複数個の上部電極81と直接に接触する。
【0064】
図20を参照すれば、ローカルプレートライン85を有する半導体基板の全面に酸素浸透経路膜87を形成する。酸素浸透経路膜87は酸素浸透経路膜パターン83aと同一の物質で形成する。酸素浸透経路膜87の厚さは後続回復アニーリング工程時に酸素が十分に浸透できる厚さとなるよう原子層蒸着法、プラズマ化学気相蒸着法、常圧または低圧化学気相蒸着法などを使用して形成する。
【0065】
引き続き、酸素浸透経路膜87上にカプセル化障壁膜89を形成する。カプセル化障壁膜89は金属酸化膜、例えばアルミニウム酸化膜(Al)、チタン酸化膜(TiO)、ジルコニウム酸化膜(ZrO)またはセリウム酸化膜(CeO;酸化セリウムの膜)などを使用して原子層蒸着法、プラズマ化学気相蒸着法、常圧または低圧化学気相蒸着法などで形成する。選択的に、カプセル化障壁膜89はターゲットとするカプセル化障壁膜89の厚さの一部の厚さまで前記金属酸化膜を形成した後これを熱処理し、引き続き残りの厚さの金属酸化膜を積層して二重膜形態で形成して障壁特性を強化することもできる。カプセル化障壁膜89は基板の全面に形成され酸素浸透経路膜87及び酸素浸透経路膜パターン83aよりなる酸素浸透経路を介して強誘電体キャパシタ82を間接的に覆っている。従って、キャパシタ形成以後の後続集積工程(例:ILD、IMDまたはパッシベーション膜形成工程)時、使用されるキャリアガス、例えば水素ガスが下部強誘電体キャパシタ82に浸透することを遮断できる。前記強誘電体膜パターン79内に水素原子が注入されれば、分極特性及び漏れ電流特性と同じく強誘電体キャパシタ82の特性が低下する。結局、前記カプセル化障壁膜87は強誘電体キャパシタ82の特性を向上させる。従って、カプセル化障壁膜89はキャリアガスの拡散を十分に遮断できる厚さで形成する。望ましくは50Åないし200Åの厚さで、さらに望ましくは100Åの厚さで形成する。次いで、カプセル化障壁膜89上に第1上部層間絶縁膜91を形成する。
【0066】
図21を参照すれば、第1上部層間絶縁膜91上に複数本の平行な主ワードライン93を形成する。通常、1本の主ワードライン93はデコーダを通して4本のワードライン57を制御する。主ワードライン93が形成されている基板の全面に第2上部層間絶縁膜95を形成する。第2上部層間絶縁膜95は流動性に優れた絶縁膜、例えばBPSG及びPSGのようなシリケートガラス膜を使用して形成する。
【0067】
図22を参照すれば、第1及び第2上部層間絶縁膜95、91を写真エッチングしてローカルプレートライン85を露出させるスリット型共通ビアホール97を形成する。写真エッチング工程時ローカルプレートライン85はエッチング阻止膜(etch stopping layer)として働く。スリット型共通ビアホール97は主ワードライン93間に形成され主ワードライン93と平行である。スリット型共通ビアホール97は隣接する少なくとも二つの行上に配列されたキャパシタ82の上面に形成されたローカルプレートライン85を露出させうるよう形成されるため、その幅は広く、隣接した主ワードライン93との間隔Dも広く維持することができて写真蝕刻工程のマージンが大きくなる。結局、主ワードライン93の露出なしで、前記スリット型共通ビアホール97の縦横比を著しく減少させうることは勿論、ローカルプレートライン85の露出面積を極大化させうる。
【0068】
図23を参照すれば、強誘電体キャパシタ形成工程または後続集積工程時に強誘電体キャパシタ膜に発生した酸素空孔を回復させるための回復アニーリング工程を施す。回復アニーリング工程はRTA装備または炉(furnace)装備で約450℃ないし550℃、酸素ガス雰囲気下で1分間ないし60分間熱処理して強誘電体膜79内に発生した酸素空孔を回復させる。このような回復アニーリング工程時、スリット型共通ビアホール97内に供給された酸素が酸素浸透経路膜87及び酸素浸透経路膜パターン83aで形成された酸素浸透経路88に沿ってキャパシタ82の強誘電体膜79に供給される。その結果、強誘電体膜79に生成された酸素空孔が効果的に回復する。
【0069】
図24を参照すれば、スリット型共通ビアホール97が形成された結果物の全面に共通プレートライン形成用金属膜を形成する。この際、スリット型共通ビアホール97の縦横比が著しく低いため、金属膜は優れた段差塗布性(step coverage)を示す。この金属膜をパターニングしてスリット型共通ビアホール97を覆う共通プレートライン99を完成させる。
【0070】
図25ないし図26は図3で説明した本発明の第1実施形態の変形例の製造方法を説明するための断面図である。この変形例は第1実施形態においてローカルプレートライン85を形成する工程を省略した場合に該当する。図25を参照すれば、強誘電体キャパシタ82の形成工程までは第1実施形態と同様に形成する。次いで、強誘電体キャパシタ82を備える半導体基板の全面に酸素浸透経路膜87、カプセル化障壁膜89、第1上部層間絶縁膜91を順番に積層する。複数本の平行な主ワードライン93を第1上部層間絶縁膜91上に形成した後、第2上部層間絶縁膜95を形成する。各膜の形成方法は第1実施形態と同様に進行させる。
【0071】
図26を参照すれば、第2、第1上部層間絶縁膜95、91、カプセル化障壁膜89及び酸素浸透経路膜87を順番にパターニングして隣接する少なくとも二つの行上に配列されたキャパシタ82の上部電極81を同時に露出させるスリット型共通ビアホール97を形成する。スリット型共通ビアホール97形成時、エッチング終了点は上部電極81の上面に設定する。次いで、回復アニーリング工程を第1実施形態と同一の工程条件下で施す。この際、スリット型共通ビアホール97の側壁を構成する酸素浸透経路膜87内の酸素浸透経路88に沿って酸素が強誘電体膜パターン79に供給され強誘電体膜パターン79内の酸素空孔が容易に回復する。共通プレートライン99の形成工程は第1実施形態と同様に施す。
【0072】
図27及び図28は図4で説明した本発明の第1実施形態の他の変形例の製造方法を説明するための断面図である。この他の変形例はカプセル化障壁膜パターン84aをさらに形成した場合に該当する。図27を参照すれば、強誘電体キャパシタ82の形成工程までは第1実施形態と同様に形成する。次いで、強誘電体キャパシタ82を備える半導体基板の全面に酸素浸透経路膜83、カプセル化障壁膜84及び絶縁膜183を順番に形成する。酸素浸透経路膜83の厚さは最終的に形成された強誘電体メモリ素子において図4に示されているような酸素浸透経路88が形成されうる厚さに形成する。絶縁膜183は通常の絶縁膜を使用して形成することもできるが、後続エッチバック工程の単純化などのために酸素浸透経路膜83と同一の物質で形成することが望ましい。
【0073】
図28を参照すれば、結果物全面について平坦化工程を施す。平坦化工程としてはエッチバックを使用する。その結果キャパシタ82間のギャップ領域は酸素浸透経路膜パターン83a、カプセル化障壁膜パターン84a及び絶縁膜パターン183aで充填され、キャパシタ82の上部電極81の表面が露出される。以降の工程は第1実施形態と同様に施して、図4に示されている強誘電体メモリ素子を完成させる。
【0074】
図29ないし図32は図1のI−I′に沿って本発明の第2実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。本発明の第2実施形態において、セルトランジスタ、下部層間絶縁膜及びコンタクトプラグは第1実施形態と同様の方法を使用して形成する。従って、これらに対する説明は省く。
【0075】
図29を参照すれば、下部層間絶縁膜74及びコンタクトプラグ75上に接着膜77s、拡散防止膜77b、下部金属酸化膜77c、下部金属膜77d及び強誘電体膜79を順番に第1実施形態で説明した方法によって積層した後、これらを連続的にパターニングしてコンタクトプラグ75を覆う複数個の下部電極77及び下部電極77上に積層された複数個の強誘電体膜パターン79を形成する。強誘電体膜パターン79を有する半導体基板の全面に第1実施形態で説明したのと同一の物質を使用して同様の方式で酸素浸透経路膜83を形成する。
【0076】
図30を参照すれば、酸素浸透経路膜83を平坦化させ強誘電体膜パターン79を露出させる。従って、強誘電体膜パターン79及び下部電極77間のギャップ領域内に第1酸素浸透経路膜パターン83aが形成される。第1酸素浸透経路膜パターン83aが形成された結果物の全面に上部金属酸化膜及び上部拡散防止膜を順番に積層して上部電極膜を形成する。上部電極膜をパターニングしてワードライン57と平行な複数個の上部金属酸化膜パターン81a′及び上部拡散防止膜パターン81b′で構成された共通上部電極81′を形成する。共通上部電極81′のそれぞれは隣接する少なくとも二つの行上に配列された前記強誘電体膜パターン79を覆う。共通上部電極81′を含む半導体基板の全面に再び酸素浸透経路膜を積層した後、パターニングして共通上部電極81′を露出させるスリット型コンタクトホールを具備する第2酸素浸透経路膜パターン83bを形成する。
【0077】
図31を参照すれば、半導体基板の全面に金属酸化膜85a及び拡散防止膜85bを順番に積層した後パターニングしてスリット型コンタクトホールを覆うローカルプレートライン85を形成する。ローカルプレートライン85を含む半導体基板の全面に酸素浸透経路膜87、カプセル化障壁膜89を形成する。引き続きカプセル化障壁膜89が形成された半導体基板について後続集積工程を施す。すなわち、第1及び第2上部層間絶縁膜91、95を順番に形成する。さらに、前記第1及び第2上部層間絶縁膜91、95の間に複数本の平行な主ワードライン93を形成することができる。これは本発明の第1実施形態と同様の方法を使用して形成する。このような後続集積工程時カプセル化障壁膜89が後続集積工程時に使用されるキャリアガス、例えば水素ガスに対する障壁膜として働いて下部のキャパシタ82の特性が劣化することを防止する。
【0078】
図32を参照すれば、第2及び第1上部層間絶縁膜95、91、カプセル化障壁膜89及び酸素浸透経路膜87を貫通するスリット型共通ビアホール97を形成する。次いで、回復アニーリング工程を第1実施形態と同様の方法で実施する。回復アニーリング工程時、酸素浸透経路膜87、第2酸素浸透経路膜パターン83b及び第1酸素浸透経路膜パターン83aよりなる酸素浸透経路88が酸素を強誘電体膜パターン79に提供する。その結果、強誘電体膜パターン79の酸素空孔が効果的に回復する。回復アニーリング工程後共通プレートライン99を形成する工程は第1実施形態と同様にして図5に示されている第2実施形態の強誘電体メモリ素子を完成させる。
【0079】
図33は図6に示されている第2実施形態の変形例の製図方法を説明するための断面図である。この変形例は第2実施形態でローカルプレートライン85を形成する工程を省略した場合に該当する。共通上部電極81′の形成工程までは第2実施形態と同様に進行させる。その後、共通上部電極81′上にローカルプレートラインを形成せず酸素浸透経路膜87及びカプセル化障壁膜89を形成する。引き続き複数本の平行な主ワードライン93が介在した第1及び第2上部層間絶縁膜91、95を積層する。第2及び第1上部層間絶縁膜95、91、カプセル化障壁膜89及び酸素浸透経路膜87を順番にパターニングする。パターニング時、エッチング終了点は共通上部電極81′の上面になる。その後、回復アニーリング工程を施して強誘電体膜パターン79に発生した欠陥を回復させる。この際、酸素浸透経路膜87及び酸素浸透経路膜パターン83aよりなる酸素浸透経路88に沿って強誘電体膜パターン79に酸素が供給される。その後、共通プレート電極99を前述した実施形態と同様に形成して図6に示されているような強誘電体メモリ素子を完成させる。
【0080】
図34ないし図35は図7で説明された本発明の第2実施形態の他の変形例の製造方法を説明するための断面図である。この他の変形例はカプセル化障壁膜パターン84aをさらに形成した場合に該当する。図34を参照すれば、下部電極77及び強誘電体膜パターン79の形成工程までは第2実施形態と同様に進める。次いで、強誘電体膜パターン79及び下部電極77を備える半導体基板の全面に第1酸素浸透経路膜83、カプセル化障壁膜84及び絶縁膜183を順番に形成する。酸素浸透経路膜83の厚さは最終的に形成された強誘電体メモリ素子において図7に示されているような酸素浸透経路88が形成できる厚さに形成する。絶縁膜183は通常の絶縁膜を使用して形成することもできるが、後続エッチバック工程の単純化などのために酸素浸透経路膜83と同一の物質で形成することが望ましい。
【0081】
図35を参照すれば、結果物全面について平坦化工程を施す。平坦化工程としてはエッチバックを使用する。その結果、強誘電体膜パターン79と下部電極77とのギャップ領域は第1酸素浸透経路膜パターン83a、カプセル化障壁膜パターン84a及び絶縁膜パターン183aで充填され強誘電体膜パターン79の上部表面が露出される。その後、共通上部電極81′、第2酸素浸透経路膜パターン83b、ローカルプレートライン85、酸素浸透経路膜87、カプセル化障壁膜89、主ワードライン93が介在した第1及び第2上部層間絶縁膜91、95を積層しローカルプレートライン85の上面を露出させるスリット型共通ビアホール97を形成する工程は第2実施形態と同様に進行させる。その後、回復アニーリング工程を進めて強誘電体膜パターン79内に発生した損傷を回復させる。回復アニーリング工程時、酸素浸透経路膜87、第2酸素浸透経路膜パターン83b及び第1酸素浸透経路膜パターン83aよりなる酸素浸透経路88に沿って酸素が強誘電体膜パターン79に供給される。その後共通プレートライン99の形成工程を第2実施形態と同様に進行させて図7に示されている強誘電体メモリ素子を完成させる。
【0082】
図36ないし図38は図1のI−I′に沿って本発明の第3実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。本発明の第3実施形態において、セルトランジスタ、下部層間絶縁膜及びコンタクトプラグは第1実施形態と同様の方法を使用して形成する。
【0083】
図36を参照すれば、下部層間絶縁膜74及びコンタクトプラグ75上に接着膜77a、拡散防止膜77b、下部金属酸化膜77c及び下部金属膜77dを順番に積層した後、パターニングしてコンタクトプラグ75を覆う複数個の下部電極77を形成する。下部電極77を含む半導体基板の全面に絶縁膜83′を形成する。
【0084】
図37を参照すれば、絶縁膜83′を平坦化して下部電極77の上部面を露出させる。これにより、前記下部電極77間のギャップ領域に絶縁膜パターン83a′が形成される。絶縁膜パターン83a′が形成された結果物の全面に強誘電体膜及び上部金属酸化膜及び上部拡散防止膜を順番に形成した後、連続的にパターニングしてワードライン57と平行な複数個の共通強誘電体膜パターン79′及び共通強誘電体膜パターン79′上に積層された複数個の共通上部電極81′を形成する。共通強誘電体膜パターン79′のそれぞれは隣接する少なくとも2つの行上に配列された下部電極77を覆う。結果物の全面に酸素浸透経路膜を形成した後平坦化させ共通強誘電体膜パターン79′及び共通上部電極81′間のギャップ領域を充填する酸素浸透経路膜パターン83bを形成する。
【0085】
図38を参照すれば、酸素浸透経路膜パターン83bを有する半導体基板の全面に金属酸化膜85a、拡散防止膜85bを順番に積層した後、パターニングして共通上部電極81′を覆うローカルプレートライン85を形成する。ローカルプレートライン85が形成された結果物の全面に酸素浸透経路膜87、カプセル化障壁膜89を形成する。引き続きカプセル化障壁膜89が形成された半導体基板について後続集積工程を施す。カプセル化障壁膜89は後続集積工程時使用されるキャリアガスによるキャパシタの特性劣化を効果的に防止する。第1実施形態と同様に、第1上部層間絶縁膜91、複数本の主ワードライン93及び第2上部層間絶膜膜95を形成した後、ローカルプレートライン85の上面を露出させるスリット型共通ビアホール97を形成した後、回復アニーリング工程を施す。回復アニーリング工程時、酸素浸透経路膜87及び酸素浸透経路膜パターン83bよりなる酸素浸透経路88に沿って酸素がキャパシタ82の強誘電体膜パターン79に供給され強誘電体膜パターン79に発生した欠陥を回復させる。強誘電体膜パターン79の界面への酸素供給を考慮する際、下部電極77間のギャップ領域を充填する絶縁膜パターン83a′も酸素浸透経路膜パターンであることが望ましい。その後、共通プレート電極の形成工程は第1実施形態と同様に進めて図8に示されている本発明の第3実施形態による強誘電体メモリ素子を完成させる。
【0086】
図39は図9に示されている第3実施形態の変形例の製造方法を説明するための断面図である。この変形例は第3実施形態でローカルプレートライン85を形成する工程を省略した場合に該当する。共通強誘電体膜パターン79′及び共通上部電極81′の形成工程までは第3実施形態と同様に進める。その後、共通強誘電体膜パターン79′及び共通上部電極81′上にローカルプレートラインを形成せず酸素浸透経路膜87及びカプセル化障壁膜89を形成する。引き続き複数個の平行な主ワードライン93が介在した第1及び第2上部層間絶縁膜91、95を積層する。第2及び第1上部層間絶縁膜95、91、カプセル化障壁膜89及び酸素浸透経路膜87を順番にパターニングする。パターニング時エッチング終了点は共通上部電極81′の上面になる。その後、回復アニーリング工程を施して共通強誘電体膜パターン79′に発生した欠陥を回復させる。この際、酸素浸透経路膜87だけでなされる酸素浸透経路88に沿って共通強誘電体膜パターン79′に酸素が供給される。その後、共通プレート電極99を前述した実施形態と同様に形成して図9に示したような強誘電体メモリ素子を仕上げる。
【0087】
図40ないし図41は図10で説明された本発明の第3実施形態の他の変形例の製造方法を説明するための断面図である。この他の変形例はカプセル化障壁膜パターン84aをさらに形成した場合に該当する。図40を参照すれば、下部電極77を形成し、下部電極77間のギャップ領域を絶縁膜パターン83a′で充填し、共通強誘電体膜パターン79′及び共通上部電極81′を形成する工程までは第3実施形態の製造方法と同様に進める。次いで、共通強誘電体膜パターン79′及び共通上部電極81′を具備する半導体基板の全面に酸素浸透経路膜83、カプセル化障壁膜84及び絶縁膜183を順番に形成する。酸素浸透経路膜83の厚さは最終的に形成された強誘電体メモリ素子で図10に示したような酸素浸透経路88が形成されうる厚さに形成する。絶縁膜183は通常の絶縁膜を使用して形成することもできるが、後続エッチバック工程の単純化などのために酸素浸透経路膜83と同一の物質で形成することが望ましい。
【0088】
図41を参照すれば、結果物全面について平坦化工程を施す。平坦化工程にはエッチバックを使用する。その結果共通強誘電体膜パターン79′及び共通上部電極81′間のギャップ領域は酸素浸透経路膜パターン83b、カプセル化障壁膜パターン84a及び絶縁膜パターン183aで充填され共通上部電極81′の上部表面が露出される。それからローカルプレートライン85、酸素浸透経路膜87、カプセル化障壁膜89、主ワードライン93が介在した第1及び第2上部層間絶縁膜91、95を積層しローカルプレートライン85の上面を露出させるスリット型共通ビアホール97を形成する工程は第3実施形態の製造方法と同様に進める。その後、回復アニーリング工程を進行させて共通強誘電体膜パターン79′内に発生した損傷を回復させる。回復アニーリング工程時、酸素浸透経路膜87及び酸素浸透経路膜パターン83bよりなる酸素浸透経路88に沿って酸素が共通強誘電体膜パターン79′に供給される。その後共通プレートライン99の形成工程は第3実施形態の製造方法と同様に進めて図10に示されている強誘電体メモリ素子を完成させる。
【0089】
前述したような本発明の実施形態による強誘電体メモリ素子の向上した特性は次の図42A及び図42Bのヒステリシス(hysterisis)曲線と図43の残留分極値グラフで示した結果によって確認できる。
【0090】
上部電極(Ir/IrO)/強誘電体膜パターン(PZT)/下部電極(Pt/IrO/Ir)で構成され厚さが約400nmでありサイズ0.44μmであるキャパシタを備え、ローカルプレートラインはIr/IrO積層膜で構成され、酸素浸透経路膜はTiO膜より、カプセル化障壁膜は100Åの厚さのAl膜よりなる、図2に示されている本発明の第1実施形態及び図4に示されている本発明の第1実施形態の変形例による強誘電体メモリ素子を使用してヒステリシス曲線及び残留分極値を測定した。
【0091】
図42Aは図2に示されている本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子のヒステリシス曲線であり、図42Bは図4に示されている本発明の第1実施形態の他の変形例による強誘電体メモリ素子のヒステリシス曲線である。各横軸は外部電圧を示し縦軸は分極値を示す。−■−で表示されたヒステリシス曲線はローカルプレートライン形成直後に測定したものであり、−O−で表示されたヒステリシス曲線はスリット型共通ビアホール形成直後に測定したものであり、−▲−で示されたヒステリシス曲線は回復アニーリング工程後に測定したものである。図42A及び図42Bから分かるように、ローカルプレートライン形成後のヒステリシス曲線は後続集積工程及びスリット型共通ビアホール形成工程を経た後には劣化するが回復アニーリング工程を経れば殆んど正常状態に回復することが分かる。
【0092】
図43は残留分極値を示すグラフである。−O−で表示されたグラフは本発明の第1実施例による強誘電体メモリ素子の製造工程中に測定した残留分極値であり、−▲−で表示されたグラフは本発明の第1実施形態の他の変形例による強誘電体メモリ素子の製造工程中に測定した残留分極値である。スリット型共通ビアホール形成後の残留分極値がローカルプレートライン形成後の残留分極値より小さくなるが、回復アニーリング工程後にはプレートライン形成後の残留分極値に再び回復することが分かる。
【0093】
本発明は前述した実施形態に限らず、当業者のレベルで変形及び改良が可能である。例えば、前記プレートラインのそれぞれは隣接する三つ以上の行上に配列された強誘電体キャパシタを覆う場合がある。
【0094】
【発明の効果】
以上述べた通り、本発明によれば強誘電体キャパシタは酸素浸透経路を介してカプセル化障壁膜によって囲繞される。従って強誘電体キャパシタの形成後、強誘電体メモリ素子を仕上げるための後続集積工程時に使用される還元ガスによって強誘電体キャパシタが損傷しない。また回復アニーリングによって強誘電体膜パターン内に発生した酸素空孔を効率よく回復できる酸素浸透経路を含んでいる。結局、特性が向上した強誘電体キャパシタを具備するので動作特性が向上した強誘電体メモリ素子を具現することができる。
【0095】
一方、一本のプレートラインがセルアレイ領域内に隣接した少なくとも二つの行上に配列された強誘電体キャパシタの上部電極と直接に接触する。このようなプレートラインを備えることによって強誘電体キャパシタとの電気的な接続は少なくとも二つの行上に配列された強誘電体キャパシタの上面を露出させうるスリット型共通ビアホールを通してなされるため強誘電体メモリ素子の集積度を著しく増加させることができ、かつ強誘電体メモリ素子の信頼性を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る強誘電体メモリ素子のセルアレイ領域を示す平面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子を説明するための斜視図である。
【図3】 本発明の第1実施形態の変形例による強誘電体メモリ素子を説明するための斜視図である。
【図4】 本発明の第1実施形態の他の変形例による強誘電体メモリ素子を説明するための斜視図である。
【図5】 本発明の第2実施形態による強誘電体メモリ素子を説明するための斜視図である。
【図6】 本発明の第2実施形態の変形例による強誘電体メモリ素子を説明するための斜視図である。
【図7】 本発明の第2実施形態の他の変形例による強誘電体メモリ素子を説明するための斜視図である。
【図8】 本発明の第3実施形態による強誘電体メモリ素子を説明するための斜視図である。
【図9】 本発明の第3実施形態の変形例による強誘電体メモリ素子を説明するための斜視図である。
【図10】 本発明の第3実施形態の他の変形例による強誘電体メモリ素子を説明するための斜視図である。
【図11】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図12】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図13】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図14】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図15】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図16】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図17】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図18】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図19】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図20】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図21】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図22】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図23】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図24】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図25】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態の変形例による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図26】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態の変形例による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図27】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態の他の変形例による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図28】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第1実施形態の他の変形例による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図29】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第2実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図30】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第2実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図31】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第2実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図32】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第2実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図33】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第2実施形態の変形例による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図34】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第2実施形態の他の変形例による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図35】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第2実施形態の他の変形例による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図36】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第3実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図37】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第3実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図38】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第3実施形態による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図39】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第3実施形態の変形例による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図40】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第3実施形態の他の変形例による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図41】 図1のI−I′に沿って切った断面図であって、本発明の第3実施形態の他の変形例による強誘電体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図42A】 本発明の第1実施形態による強誘電体メモリ素子のヒステリシス曲線である。
【図42B】 本発明の第1実施形態の他の変形例による強誘電体メモリ素子のヒステリシス曲線である。
【図43】 本発明の第1実施形態及び第1実施形態の他の変形例による強誘電体メモリ素子の製造工程中に測定した残留分極値を示すグラフである。
【符号の説明】
51 基板
61d ドレイン領域
61s ソース領域
65,69 下部層間絶縁膜
65 第1下部層間絶縁膜
69 第2下部層間絶縁膜
71 ビットライン
73 第3下部層間絶縁膜
74 下部層間絶縁膜
75 コンタクトプラグ
77 下部電極
79 強誘電体膜パターン
79′ 共通強誘電体膜パターン
81 上部電極
81′ 共通上部電極
82 強誘電体キャパシタ
83a,83b 酸素浸透経路膜パターン
83a 第1酸素浸透経路膜パターン
83a′,183a 絶縁膜パターン
83b 第2酸素浸透経路膜パターン
84a カプセル化障壁膜パターン
85 プレートライン(ローカルプレートライン)
87 酸素浸透経路膜
88 酸素浸透経路
89 カプセル化障壁膜
91 上部層間絶縁膜(第1上部層間絶縁膜)
93 主ワードライン
95 上部層間絶縁膜(第2上部層間絶縁膜)
97 スリット型共通ビアホール
99 共通プレートライン

Claims (38)

  1. 集積回路基板と、前記集積回路基板上の強誘電体キャパシタと、前記強誘電体キャパシタに水素が浸透することを遮断する障壁を提供する少なくとも一つの膜を含み、前記強誘電体キャパシタ上の少なくとも一部に形成された追加構造と、前記強誘電体キャパシタと前記追加構造との間に配置され前記強誘電体キャパシタと接触する酸素浸透経路と、を含むとともに、
    前記強誘電体キャパシタに水素が浸透することを遮断する障壁を提供する少なくとも一つの膜は、強誘電体キャパシタの内部に後続集積工程時に使用される水素ガスが浸透することを防止して下部の強誘電体キャパシタの特性が劣化することを防止し、
    前記強誘電体キャパシタは複数個であり、前記集積回路基板上に行方向及び列方向に沿って2次元的に配列され、前記強誘電体集積回路素子は隣り合う少なくとも二つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタと電気的に接続される複数個のプレートラインを含む
    ことを特徴とする強誘電体集積回路素子。
  2. 前記強誘電体キャパシタに水素が浸透することを遮断する障壁を提供する少なくとも一つの膜はカプセル化障壁膜を含むことを特徴とする請求項1に記載の強誘電体集積回路素子。
  3. 前記強誘電体キャパシタに水素が浸透することを遮断する障壁を提供する少なくとも一つの膜は、前記強誘電体キャパシタが形成された後の後続集積工程時、前記強誘電体キャパシタにキャリアガスが浸透することを制限するよう構造化される
    ことを特徴とする請求項1に記載の強誘電体集積回路素子。
  4. 前記酸素浸透経路は、前記強誘電体キャパシタが形成された後の回復アニーリング工程時、前記強誘電体キャパシタの強誘電体膜に酸素が流入しうるよう構造化される
    ことを特徴とする請求項3に記載の強誘電体集積回路素子。
  5. 前記複数個の強誘電体キャパシタは、それぞれ順番に積層された下部電極、強誘電体膜パターン及び上部電極を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載の強誘電体集積回路素子。
  6. 前記下部電極は、前記強誘電体膜の下部に位置して前記下部電極と強誘電体膜との界面での酸素空孔を補償するための金属酸化膜を含む
    ことを特徴とする請求項5に記載の強誘電体集積回路素子。
  7. 前記下部電極は、前記金属酸化膜と前記強誘電体膜との間に前記強誘電体膜との界面で格子整合を誘導するための金属膜を含む
    ことを特徴とする請求項6に記載の強誘電体集積回路素子。
  8. 前記金属酸化膜は貴金属酸化膜であり、前記強誘電体膜はPZT膜または白金を含む金属膜である
    ことを特徴とする請求項7に記載の強誘電体集積回路素子。
  9. 前記上部電極は、前記強誘電体膜上に置かれて前記上部電極と前記強誘電体膜との界面内の酸素空孔を補償するための金属酸化膜を含む
    ことを特徴とする請求項5に記載の強誘電体集積回路素子。
  10. 前記酸素浸透経路は、前記強誘電体キャパシタを包む酸素浸透経路膜であり、チタン酸化物またはシリコン酸化物よりなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の強誘電体集積回路素子。
  11. 前記強誘電体キャパシタに水素が浸透することを遮断する障壁を提供する少なくとも一つの膜は、アルミニウム酸化膜、チタン酸化膜、ジルコニウム酸化膜、タンタル酸化膜及びセリウム酸化膜よりなる群から選択された金属酸化膜である
    ことを特徴とする請求項1に記載の強誘電体集積回路素子。
  12. 前記強誘電体キャパシタに水素が浸透することを遮断する障壁を提供する少なくとも一つの膜は、熱処理された金属酸化膜とその上に形成された金属酸化膜との二重膜である
    ことを特徴とする請求項11に記載の強誘電体集積回路素子。
  13. 前記強誘電体キャパシタはそれぞれ順番に積層された下部電極、強誘電体膜パターン及び上部電極を含み、前記プレートラインは前記隣り合う少なくとも二つの行上に配列された前記上部電極と直接に接触する
    ことを特徴とする請求項1に記載の強誘電体集積回路素子。
  14. 前記酸素浸透経路は、前記強誘電体キャパシタを包む酸素浸透経路膜を含み、前記プレートラインは前記追加構造及び酸素浸透経路膜を貫通するスリット型共通ビアホールを介して隣り合う少なくとも二つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタと直接に接触する
    ことを特徴とする請求項13に記載の強誘電体集積回路素子。
  15. 前記素子は、前記強誘電体キャパシタと前記集積回路基板との間に下部層間絶縁膜をさらに含むメモリ素子である
    ことを特徴とする請求項1に記載の強誘電体集積回路素子。
  16. 前記下部層間絶縁膜内に、前記集積回路基板上に行方向及び列方向に沿って2次元的に配列された複数個のセルトランジスタと、前記セルトランジスタのドレイン領域と電気的に接続された複数本のビットラインと、前記セルトランジスタのソース領域と電気的に接続された複数個のコンタクトプラグと、をさらに含み、前記強誘電体キャパシタは前記コンタクトプラグを通して前記ソース領域と電気的に接続される
    ことを特徴とする請求項15に記載の強誘電体集積回路素子。
  17. 前記追加構造は、順番に積層された第1及び第2上部層間絶縁膜を含み、前記第1及び第2上部層間絶縁膜の間に前記行方向と平行に配置された主ワードラインをさらに含む
    ことを特徴とする請求項16に記載の強誘電体集積回路素子。
  18. 半導体基板上に形成された下部層間絶縁膜と、前記下部層間絶縁膜上に行方向及び列方向に沿って2次元的に配列された複数個の強誘電体キャパシタと、酸素浸透経路を介して前記複数個の強誘電体キャパシタを間接的に包むカプセル化障壁膜と、前記カプセル化障壁膜上に形成された上部層間絶縁膜と、前記行方向と平行に配置され隣り合う少なくとも二つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタと電気的に接続される複数本のプレートラインと、を含むとともに、
    前記カプセル化障壁膜は、強誘電体キャパシタの内部に後続集積工程時に使用される水素ガスが浸透することを防止して下部の強誘電体キャパシタの特性が劣化することを防止する
    ことを特徴とする強誘電体メモリ素子。
  19. 前記酸素浸透経路は、チタン酸化物またはシリコン酸化物よりなり前記強誘電体キャパシタを包む酸素浸透経路膜及び/または酸素浸透経路膜パターンを含む
    ことを特徴とする請求項18に記載の強誘電体メモリ素子。
  20. 前記カプセル化障壁膜は、アルミニウム酸化膜、チタン酸化膜、ジルコニウム酸化膜、タンタル酸化膜及びセリウム酸化膜よりなる群から選択された金属酸化膜である
    ことを特徴とする請求項18に記載の強誘電体メモリ素子。
  21. 前記カプセル化障壁膜は、熱処理された前記金属酸化膜とその上に形成された前記金属酸化膜との二重膜である
    ことを特徴とする請求項20に記載の強誘電体メモリ素子。
  22. 前記強誘電体キャパシタは、それぞれ順番に積層された下部電極、強誘電体膜パターン及び上部電極を含み、前記プレートラインは隣り合う二つの行上に配列された前記上部電極と直接に接触する
    ことを特徴とする請求項18に記載の強誘電体メモリ素子。
  23. 前記酸素浸透経路は前記強誘電体キャパシタを包む酸素浸透経路膜であり、前記プレートラインは前記上部層間絶縁膜、前記カプセル化障壁膜及び前記酸素浸透経路膜を貫通するスリット型共通ビアホールを通して隣り合う少なくとも二つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタと直接に接触する共通プレートラインである
    ことを特徴とする請求項22に記載の強誘電体メモリ素子。
  24. 前記プレートラインは隣り合う少なくとも二つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタの上部電極と直接に接触するローカルプレートラインを含み、前記強誘電体キャパシタ間のギャップ領域は酸素浸透経路膜パターンで充填され、前記酸素浸透経路は前記酸素浸透経路膜パターンと該酸素浸透経路膜パターン上部及び前記ローカルプレートラインを覆う酸素浸透経路膜とを含む
    ことを特徴とする請求項22に記載の強誘電体メモリ素子。
  25. 前記プレートラインは、隣り合う少なくとも二つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタと直接に接触するローカルプレートラインを含み、前記強誘電体キャパシタ間のギャップ領域は該強誘電体キャパシタと接触する酸素浸透経路膜パターン、該酸素浸透経路膜パターンと接触するカプセル化障壁膜パターン及び該カプセル化障壁膜パターンと接触する絶縁膜パターンで充填され、前記酸素浸透経路は前記酸素浸透経路膜パターンと該酸素浸透経路膜パターン上部及び前記ローカルプレートラインを覆う酸素浸透経路膜とを含む
    ことを特徴とする請求項22に記載の強誘電体メモリ素子。
  26. 前記プレートラインは前記上部層間絶縁膜、前記カプセル化障壁膜及び前記酸素浸透経路膜を貫通するスリット型共通ビアホールを介して前記ローカルプレートラインの上部面と直接に接触する共通プレートラインをさらに備える
    ことを特徴とする請求項24または25に記載の強誘電体メモリ素子。
  27. 前記強誘電体キャパシタは、順番に積層された下部電極、強誘電体膜パターン及び共通上部電極を含み、該共通上部電極は隣り合う少なくとも二つの行上に配列された前記強誘電体膜パターンを覆い、前記共通上部電極の上面は前記プレートラインと直接に接触する
    ことを特徴とする請求項18に記載の強誘電体メモリ素子。
  28. 前記下部電極及び前記強誘電体膜パターン間のギャップ領域は酸素浸透経路膜パターンによって充填され、前記酸素浸透経路は前記酸素浸透経路膜パターンと該酸素浸透経路膜パターン上部及び前記共通上部電極を覆う酸素浸透経路膜とを含み、前記プレートラインは前記上部層間絶縁膜、前記カプセル化障壁膜及び前記酸素浸透経路膜を貫通するスリット型共通ビアホールを介して前記共通上部電極の上面と直接に接触する共通プレートラインである
    ことを特徴とする請求項27に記載の強誘電体メモリ素子。
  29. 前記プレートラインは隣り合う少なくとも二つの行上に配列された前記共通上部電極と直接に接触するローカルプレートラインを含み、前記下部電極及び前記強誘電体膜パターン間のギャップ領域は第1酸素浸透経路膜パターンによって充填され、前記共通上部電極間のギャップ領域は第2酸素浸透経路膜パターンによって充填され、前記酸素浸透経路は前記第1及び第2酸素浸透経路膜パターンと前記第2酸素浸透経路膜パターン上部及び前記ローカルプレートラインを覆う酸素浸透経路膜とを含む
    ことを特徴とする請求項27に記載の強誘電体メモリ素子。
  30. 前記プレートラインは、隣り合う少なくとも二つの行上に配列された前記共通上部電極と直接に接触するローカルプレートラインを含み、前記下部電極及び強誘電体膜パターン間のギャップ領域は前記下部電極及び強誘電体膜パターンと接触する第1酸素浸透経路膜パターン、該酸素浸透経路膜パターンと接触するカプセル化障壁膜パターン及び該カプセル化障壁膜パターンと接触する絶縁膜パターンで充填され、前記共通上部電極間のギャップ領域は第2酸素浸透経路膜パターンで充填され、前記酸素浸透経路は前記第1及び第2酸素浸透経路膜パターンと、前記第2酸素浸透経路膜パターン上部及び前記ローカルプレートラインを覆う酸素浸透経路膜と、を含む
    ことを特徴とする請求項27に記載の強誘電体メモリ素子。
  31. 前記プレートラインは、前記上部層間絶縁膜、前記カプセル化障壁膜及び前記酸素浸透経路膜を貫通するスリット型共通ビアホールを介して前記ローカルプレートラインの上部面と直接に接触する共通プレートラインをさらに含む
    ことを特徴とする請求項29または30に記載の強誘電体メモリ素子。
  32. 前記強誘電体キャパシタは、順番に積層された下部電極、共通強誘電体膜パターン及び共通上部電極を含み、前記共通強誘電体膜パターンは隣り合う少なくとも二つの行上に配列された前記下部電極を覆い、前記共通上部電極は前記共通強誘電体膜パターン上に形成され、前記共通上部電極の上面は前記プレートラインと直接に接触する
    ことを特徴とする請求項18に記載の強誘電体メモリ素子。
  33. 前記酸素浸透経路は前記共通強誘電体膜パターン及び前記共通上部電極の積層構造を包む酸素浸透経路膜を含み、前記プレートラインは前記上部層間絶縁膜、前記カプセル化障壁膜及び前記酸素浸透経路膜を貫通するスリット型共通ビアホールを介して前記共通上部電極の上面と直接に接触する共通プレートラインである
    ことを特徴とする請求項32に記載の強誘電体メモリ素子。
  34. 前記プレートラインは、隣り合う少なくとも二つの行上に配列された前記共通上部電極と直接に接触するローカルプレートラインを含み、前記共通強誘電体膜パターン及び前記共通上部電極間のギャップ領域は酸素浸透経路膜パターンによって充填され、前記酸素浸透経路は前記酸素浸透経路膜パターンと該酸素浸透経路膜パターン上部及び前記ローカルプレートラインを覆う酸素浸透経路膜とを含む
    ことを特徴とする請求項32に記載の強誘電体メモリ素子。
  35. 前記プレートラインは隣り合う少なくとも二つの行上に配列された前記強誘電体キャパシタと電気的に接続されるローカルプレートラインを含み、前記共通強誘電体膜パターン及び前記共通上部電極間のギャップ領域は前記共通強誘電体パターン及び前記共通上部電極と接触する酸素浸透経路膜パターン、前記酸素浸透経路膜パターンと接触するカプセル化障壁膜パターン及び該カプセル化障壁膜パターンと接触する絶縁膜パターンで充填され、前記酸素浸透経路は前記酸素浸透経路膜パターンと、該酸素浸透経路膜パターン上部及び前記ローカルプレートラインを覆う酸素浸透経路膜とを含む
    ことを特徴とする請求項32に記載の強誘電体メモリ素子。
  36. 前記プレートラインは、前記上部層間絶縁膜、前記カプセル化障壁膜及び前記酸素浸透経路膜を貫通するスリット型共通ビアホールを介して前記ローカルプレートラインの上部面と直接に接触する共通プレートラインをさらに備える
    ことを特徴とする請求項34または35に記載の強誘電体メモリ素子。
  37. 前記下部層間絶縁膜内には前記半導体基板上に前記行方向及び列方向に沿って2次元的に配列された複数個のセルトランジスタと、前記セルトランジスタのドレイン領域と電気的に連結される複数本のビットラインと、前記セルトランジスタのソース領域と電気的に連結される複数個のコンタクトプラグと、を含み、前記複数個の強誘電体キャパシタは前記コンタクトプラグを介して前記ソース領域と電気的に接続される
    ことを特徴とする請求項18に記載の強誘電体メモリ素子。
  38. 前記上部層間絶縁膜は順番に積層された第1及び第2上部層間絶縁膜を含み、前記第1及び第2上部層間絶縁膜の間に前記スリット型共通ビアホールの両側に前記行方向と平行に配された主ワードラインをさらに備える
    ことを特徴とする請求項18に記載の強誘電体メモリ素子。
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