JP4522088B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、強誘電体メモリに好適な半導体装置の製造方法に関する。
強誘電体メモリ等に使用される強誘電体キャパシタの形成に当たっては、強誘電体膜の損傷を回復させるためのアニールが必要とされている。
図16は、従来の強誘電体キャパシタを備えた半導体装置の製造方法の第1例(第1の従来例)を工程順に示す断面図である。この第1の従来例では、図16(a)に示すように、層間絶縁膜101上に、下部電極103、PZT膜104及び上部電極105からなる強誘電体キャパシタをパターニング等により形成する。
その後、酸素雰囲気中でキャパシタ回復アニールを行う。この際、図16(b)に示すように、PZT膜104の露出している部分(側面)から酸素が供給されてPZT膜104中の酸素欠損が補われるため、キャパシタの特性が回復される。しかし、これと同時に、PZT膜104中のPbが外部に拡散して蒸発してしまい、キャパシタの特性が劣化する。
続いて、図16(c)に示すように、後の配線工程(配線を形成する工程)での水素及び/水分の侵入に伴う劣化を防止するためのアルミナ保護膜106を形成し、更に層間絶縁膜102及び配線(図示せず)等を形成する。
このようにして製造された半導体装置においては、PZT膜104のPbが減少して特性が劣化した部分はそのまま残る。このため、十分な特性が得られない。
そこで、強誘電体キャパシタを形成した後に比較的薄いキャパシタ保護膜を形成する方法もとられている。図17は、従来の強誘電体キャパシタを備えた半導体装置の製造方法の第2例(第2の従来例)を工程順に示す断面図である。この第2の従来例では、図17(a)に示すように、層間絶縁膜101上に、下部電極103、PZT膜104及び上部電極105からなる強誘電体キャパシタをパターニング等により形成した後、比較的薄いアルミナ保護膜106を形成する。
その後、酸素雰囲気中でキャパシタ回復アニールを行う。この際、図17(b)に示すように、PZT膜104の露出している部分(側面)から酸素が供給されてPZT膜104中の酸素欠損が補われるため、キャパシタの特性が回復される。このとき、第1の従来例とは異なり、Pbの外部への拡散は生じない。
続いて、図17(c)に示すように、層間絶縁膜102を形成し、更に、配線(図示せず)等を形成する。しかし、第2の従来例では、層間絶縁膜102の形成時やその後の他の層間絶縁膜の形成時等に、アルミナ保護膜106を透過して水素及び/水分がPZT膜104中に侵入し、十分な特性が得られない。これは、アルミナ保護膜106の厚さが不十分だからである。
また、強誘電体キャパシタを形成した後に厚いキャパシタ保護膜を形成する方法も考えられる。図18は、従来の強誘電体キャパシタを備えた半導体装置の製造方法の第3例(第3の従来例)を工程順に示す断面図である。この第3の従来例では、図18(a)に示すように、層間絶縁膜101上に、下部電極103、PZT膜104及び上部電極105からなる強誘電体キャパシタをパターニング等により形成した後、キャパシタの保護に関し十分に厚いアルミナ保護膜106を形成する。
その後、酸素雰囲気中でキャパシタ回復アニールを行う。この際、図18(b)に示すように、第1の従来例とは異なり、Pbの外部への拡散は生じない。しかし、PZT膜104の露出している部分(側面)からの酸素の供給も遮断されてしまい、酸素欠損が補われない。
続いて、図17(c)に示すように、層間絶縁膜102を形成し、更に、配線(図示せず)等を形成する。
このようにして製造された半導体装置においては、PZT膜104の酸素欠損はそのまま残ったままである。このため、十分な特性が得られない。
強誘電体キャパシタを覆うアルミナ膜等の保護膜は、成膜による強誘電体膜の劣化が少ないプロセスで成膜される。強誘電体膜の劣化は、成膜雰囲気中に水素及び/又は水分が強誘電体膜を還元することにより引き起こされる。特に、ウェハに熱がかかることが多いCVD法では強誘電体膜の劣化は顕著である。
強誘電体膜を劣化させずに保護膜としてアルミナ膜を成膜する方法として、Arガス雰囲気中でのアルミナのターゲットを使用したスパッタ法、及び酸素を含んだ雰囲気中でのアルミニウムのターゲットを使用した反応性スパッタ法が挙げられる。これらの方法では、還元性の雰囲気が存在しないので、強誘電体膜を劣化させずに保護膜の成膜が行われる。
しかし、微細化がすすむにつれてキャパシタの側壁形状が急峻となり、スパッタ法では保護膜の十分なカバレッジが得られない場合がある。十分なカバレッジを得ようとする場合には、CVD法を採用する必要がある。しかし、CVD法を採用する場合、上述のように、強誘電体膜が劣化しやすい。
そこで、特許文献1(特開2002−100742号公報)に、ALD(Atomic layer deposition)法を採用してアルミナ膜を成膜する方法が記載されている。この方法では、保護膜として主に原子層気相成長(Atomic layer deposition)アルミナが用いられる。一般的に、原子層気相成長アルミナの形成時には、成膜雰囲気中に多量の水分が存在するため、成膜中に水分が強誘電体膜中に吸収されやすい。このため、この水分は、その後の熱処理等により強誘電体膜を劣化させる。つまり、ALD法では、材料のTMA(トリメチルアルミニウム:tri-methyl-aluminum)の酸化剤として水が用いられていることが多く、この水分が成膜中又は後工程中で水素発生源となり、強誘電体膜が劣化するためである。そこで、特許文献1に記載された方法では、極めて薄い第1の保護膜(1nm〜1.5nm)を成膜した後、第1の保護膜の形成時に強誘電体膜中に吸収された水分を除去するためにアニールを行っている。そして、その後の配線工程での劣化要因に対する第2の保護膜を比較的厚く形成している。
しかし、特許文献1に記載された方法では、第1の保護膜が極めて薄い為、熱処理によるPZTへの酸素補てんを行うことは可能であるが、PZT中のPbの蒸発を十分に抑制することができない。
更に、従来、強誘電体キャパシタを形成した後でSi系の層間絶縁膜102を形成した後には、バルクコンタクトとしてWプラグを形成し、更に、Wプラグの酸化を防止するために窒素の混入した絶縁膜を形成し、その後、上部電極まで到達するコンタクトホール及び下部電極まで到達するコンタクトホールを形成している。そして、500℃以上の高温で熱処理を行うことにより、コンタクトホールから酸素を供給して、キャパシタが受けたダメージ(工程劣化)を回復させている。
しかしながら、従来の方法では、このアニールによる回復の効率も十分とはいえない。
また、アルミナ保護膜を形成した後には、層間絶縁膜及び配線等を形成するが、層間絶縁膜を形成する際にも強誘電体膜に損傷が生じやすい。図19乃至図22は、従来の強誘電体キャパシタを備えた半導体装置の製造方法のうち、主に層間絶縁膜の形成に関する部分を工程順に示す断面図である。
先ず、電界効果トランジスタを半導体基板上に形成した後に、図19(a)に示すように、層間絶縁膜101を形成する。
次に、図19(b)に示すように、層間絶縁膜101上に下部電極膜103及びPZT膜104を順次形成する。次いで、PZT膜104の結晶化アニールを行う。その後、PZT膜104上に上部電極膜105を形成する。
続いて、図19(c)に示すように、エッチングを用いた上部電極膜105のパターニングを行うことにより、上部電極を形成する。次に、エッチングを用いたパターニングによる損傷を回復させるための酸素アニールを行う。更に、PZT膜104のパターニングを行うことにより、容量絶縁膜を形成する。保護膜としてAl23膜151をスパッタ法にて全面に形成する。次に、Al23膜151及び下部電極膜103のパターニングを行うことにより、下部電極を形成する。その後、保護膜としてAl23膜152をスパッタ法にて全面に形成する。
次に、図20(a)に示すように、層間絶縁膜154を全面に形成し、CMP(化学機械的研磨)法により、層間絶縁膜154の平坦化を行う。層間絶縁膜154の厚さは1.5μm程度である。
次いで、図20(b)に示すように、トランジスタの高濃度拡散層(図示せず)まで到達する孔を層間絶縁膜154等に形成する。その後、スパッタ法により、Ti膜及びTiN膜を連続して孔内に形成することにより、バリアメタル膜(図示せず)を形成する。続いて、更に、孔内に、CVD(化学気相成長)法にてW膜を埋め込み、CMP法によりW膜の平坦化を行うことにより、Wプラグ155を形成する。
次に、図20(c)に示すように、Wプラグ155の酸化防止膜としてSiON膜156を形成する。
次いで、図21(a)に示すように、上部電極膜105まで到達する孔及び下部電極膜103まで到達する孔を、SiON膜156等に形成する。
その後、図21(b)に示すように、損傷を回復させるために、酸素アニールを行う。この酸素アニールの際には、酸素が上部電極膜105を介してPZT膜104まで到達すると共に、層間絶縁膜154並びにAl23膜152及び151を介して、上部電極膜105とPZT膜104との界面近傍からPZT膜104まで到達する。
続いて、図22(a)に示すように、SiON膜156をエッチバックにより全面にわたって除去することにより、Wプラグ155の表面を露出させる。
次に、図22(b)に示すように、上部電極膜105の表面の一部、下部電極膜103の表面の一部、及びWプラグ155の表面が露出した状態で、Al膜を形成し、このAl膜のパターニングを行うことにより、Al配線157を形成する。
その後、更に、層間絶縁膜の形成、コンタクトプラグの形成及び下から第2層目以降の配線の形成等を行う。そして、例えばTEOS酸化膜及びSiN膜からなるカバー膜を形成して強誘電体キャパシタを有する強誘電体メモリを完成させる。
しかし、この方法で半導体装置を製造した場合には、層間絶縁膜154の形成時に水素及び/又は水分がPZT膜104まで到達しやすく、特性が劣化してしまう。
特開2002−100742号公報
本発明は、強誘電体膜の劣化を高い効率で回復することができる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本願発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
本発明に係る半導体装置の製造方法では、下部電極膜、強誘電体膜及び上部電極膜を形成した後、前記上部電極膜及び前記強誘電体膜を夫々パターニングし、強誘電体パターンと、前記強誘電体パターンの端部よりも後退した端部を有する上部電極パターンとを形成する。また、前記下部電極をパターニングし、下部電極パターンを形成する。次に、前記上部電極パターン前記強誘電体パターン及び前記下部電極パターンを覆う第の保護膜を形成する。次いで、前記第の保護膜上に、第1の層間絶縁膜を形成する。その後、酸素を含有する雰囲気中でアニールを行うことにより、前記第の保護膜を介して前記強誘電体パターンに酸素を供給する。そして、前記第1の層間絶縁膜上に、第2の層間絶縁膜を形成する。前記上部電極パターンの側壁における前記第1の保護膜の厚さは、前記上部電極パターンの上部における前記第1の保護膜の厚さよりも薄い。
本発明によれば、製造工程中に強誘電体膜に生じた損傷をより高い効率で補うことができる。つまり、第1の製造方法では、第1及び第2の保護膜の厚さを適切に規定しているため、不要な拡散を抑制しながら、酸素を十分に供給することができる。また、第2の製造方法では、強誘電体膜に損傷が生じやすい層間絶縁膜の形成に関して適切なアニールを行っているので、層間絶縁膜の形成の際に生じる損傷を回復することができる。
以下、参考例及び本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1乃至図2は、参考例の強誘電体キャパシタを備えた強誘電体メモリ(半導体装置)の製造方法を示す断面図である。また、図3(a)及び(b)は、強誘電体メモリのメモリセルの構造を示す断面図である。図4は、電極間の関係を示すレイアウト図であり、図3(a)及び(b)は、夫々図4中のI−I線、II−II線に沿った断面を示す断面図に相当する。
参考例では、メモリセルとして、1T1C(1トランジスタ−1キャパシタ)型プレーナ型強誘電体メモリセルがアレイ状に配置された強誘電体メモリを製造する。また、以下の説明では、メモリセルアレイ中のワード線が延びる方向を行方向といい、これに直交する方向を列方向という。
先ず、各メモリセルのスイッチング素子として、電界効果トランジスタ41(図7B参照)を半導体基板40(図3(a)及び(b)参照)の表面に形成する。次に、各トランジスタ41を覆う層間絶縁膜(下地膜)1を形成する。
次いで、図1(a)に示すように、層間絶縁膜1の上に、下部電極膜3、PZT(Pb(Zr,Ti)O3)膜4(強誘電体膜)及び上部電極膜5を順次形成する。Pt膜3、PZT膜4及びIrO2膜5の厚さは、夫々例えば150nm、200nm、250nmである。その後、図1(b)に示すように、上部電極膜5を上部電極の平面形状にパターニングにより加工する。更に、図1(c)に示すように、PZT膜4及び下部電極膜3を、夫々容量絶縁膜及び下部電極の平面形状にパターニングにより順次加工する。
このようにして、IrO2膜等の上部電極膜5からなる上部電極、PZT膜4からなる容量絶縁膜、Pt膜等の下部電極膜3からなる下部電極を備えた強誘電体キャパシタが作製される。下部電極は、後述のように、プレート線としても機能する。
その後、図2(a)に示すように、強誘電体キャパシタを覆うAl23膜6を保護膜としてスパッタプロセスにより形成する。Al23膜6の厚さは、強誘電体キャパシタに要求される残留分極量及び疲労耐性に応じて最適化することが好ましく、例えば、10nm乃至100nmとする。Al23膜6は、例えば成膜ガスとしてTMA(トリメチルアルミニウム:tri-methyl-aluminum)を用い、酸化剤としてオゾン又はNO等の水素を含まないガスを用いたALD法により成膜されるCVDアルミナ膜、又は、成膜ガスとしてアルミニウム・トリ・セカンダリ・ブトキシド(Al(O−sec−C493)又はアルミニウム・トリ・イソ・プロキシド(Al(O−i−C373)を用い、酸化剤として酸素を含有するものを用いたプラズマCVD法により成膜されるCVDアルミナ膜であるが、他のアルミナ膜であってもよい。つまり、PZT膜4を劣化させない条件下でAl23膜6を形成することが好ましい。
続いて、酸素雰囲気にて熱処理を行うことにより、Al23膜6を介して酸素をPZT膜4に供給する。この結果、PZT膜4中の酸素欠損が補てんされる。このときの温度は、例えば550℃乃至750℃、より好ましくは600℃乃至750℃とする。この際、PZT膜4中のPbの蒸発は、図2(b)に示すように、Al23膜6により抑制され、Pb量減少に敏感な疲労耐性の劣化が抑えられる。
次に、図2(c)に示すように、後工程での劣化要因に対する保護膜としてAl23膜7をスパッタプロセスにより形成する。Al23膜7の厚さは、その後の配線工程における劣化要因から強誘電体キャパシタを十分保護できる厚さとすることが好ましく、例えば20nm以上とする。Al23膜7は、例えば成膜ガスとしてTMAを用い、酸化剤としてオゾン又はNO等の水素を含まないガスを用いたALD法により成膜されるCVDアルミナ膜、又は、ガスとしてアルミニウム・トリ・セカンダリ・ブトキシド(Al(O−sec−C493)又はアルミニウム・トリ・イソ・プロキシド(Al(O−i−C373)を用い、酸化剤として酸素を用いたプラズマCVD法により成膜されるCVDアルミナ膜であるが、他のアルミナ膜であってもよい。つまり、PZT膜4を劣化させない条件下でAl23膜7を形成することが好ましい。
次いで、図3(a)及び(b)に示すように、全面に層間絶縁膜2を形成する
その後、層間絶縁膜2、Al23膜6及び7並びに層間絶縁膜1に、トランジスタ41の高濃度ソース・ドレイン拡散層35まで到達するコンタクトホールを形成する。そして、このコンタクトホール内にコンタクトプラグ8を埋め込む。また、層間絶縁膜2並びにAl23膜6及び7に、上部電極膜5まで到達する配線用のコンタクトホールを形成する。そして、このコンタクトホールを介して上部電極膜5に接続されると共に、コンタクトプラグ8に接続される配線9並びにビット配線10を形成する。
更に、図4に示すように、層間絶縁膜2等に下部電極膜3まで到達するプレート線用コンタクトホールを形成し、このコンタクトホール内にコンタクトプラグ15を埋め込み、その上層に、プレート線(下部電極膜3)に一定電圧を供給する定電圧源に接続された配線を形成し、この配線とコンタクトプラグ15とを接続する。
そして、保護膜等を形成して強誘電体メモリを完成させる。
なお、半導体基板40の表面に形成した電界効果トランジスタ41には、図3(a)及び(b)に示すように、ゲート絶縁膜31、ゲート電極32、キャップ膜33、サイドウォール絶縁膜34、高濃度ソース・ドレイン拡散層35及び低濃度ソース・ドレイン拡散層36が設けられている。また、電界効果トランジスタが形成された素子活性領域は、素子分離絶縁膜37により区画されている。
図5は、上述のようにして製造した強誘電体メモリの構成を示す等価回路図である。図5中の強誘電体キャパシタ21は、下部電極膜3、PZT膜4及び上部電極膜5を備えた強誘電体キャパシタに相当する。MOSトランジスタ22は、電界効果トランジスタ41に相当する。ビット線23は、ビット配線10に相当する。ワード線24は、ゲート電極32に相当する。プレート線25は、下部電極膜3に相当する。
このように構成された強誘電体メモリのメモリセルアレイでは、強誘電体キャパシタ21に設けられた強誘電体膜(PZT膜4)の分極状態に応じて、データが記憶される。
このような参考例によれば、Al236の厚さが、後の酸素雰囲気での熱処理により酸素が十分に透過してPZT膜4の酸素欠損を補てんでき、かつPZT膜4中のPbの蒸発が十分に抑えられる程度に設定されている。このため、高い残留分極量を確保しながら、疲労劣化を抑制することができる。
ここで、実際に、参考例に関して本願発明者が行った残留分極量及び疲労特性に関する実験結果について説明する。先ず、Ptからなる下部電極、PZTからなる容量絶縁膜及びIrO2からなる上部電極を備えた強誘電体キャパシタを作製した。次に、スパッタプロセスにより、種々の膜厚(20nm、50nm、100nm)のAl23膜(アルミナ膜)を成膜した。次いで、酸素雰囲気中で650℃のアニール(キャパシタ回復アニール)を1時間行うことにより、PZTの酸素欠損を補てんした。その後、上部電極まで到達する開口部及び下部電極まで到達する開口部を形成した。そして、各試料につき、残留分極量2Pr及び分極劣化量の測定を行った。
図6は、Al23膜(アルミナ膜)の厚さと残留分極量2Prとの関係を示すグラフである。図6に示すように、保護膜として形成されているAl23膜の厚さが20nm又は50nmであれば、残留分極量2Prは高く維持されているが、厚さが100nmとなると、残留分極量2Prが低下した。これは、100nmでは、Al23膜が厚すぎるため、キャパシタ回復アニール時の酸素の透過性が低下し、PZTに十分な酸素が供給されず、PZT中の酸素欠損の補てんが不足するためであると考えられる。
図7は、Al23膜(アルミナ膜)の厚さと疲労による分極劣化量との関係を示すグラフである。分極劣化量は、疲労パルス印加前の分極量を基準として疲労パルス(7V、1μ秒幅矩形パルス、2×109サイクル)印加後の分極量が劣化した程度(%)を示す。PZTを容量絶縁膜とする強誘電体キャパシタには、PZT中のPb量が減少すると疲労劣化が顕著になる傾向がある。つまり、図7に示すグラフは、PZT中のPbがアルミナ保護膜(Al23膜)越しに蒸発したことによる影響がアルミナ保護膜の厚さによりどのように変化するかを示している。そして、図7に示すように、アルミナ保護膜が厚いほど、分極劣化量(疲労)が減少し、アルミナ保護膜がPZT中のPbの蒸発を抑制していることが判る。
以上のように、酸素透過性とPb蒸発ブロック性とは互いにトレードオフの関係にあり、最適なアルミナ保護膜の厚さは使用する強誘電体材料、回復アニール温度及びデバイス構造に依存する。また、必要とされる残留分極量及び疲労劣化耐性によっても最適化が必要である。しかし、これらのデータに示される通り、アルミナ保護膜の厚さは10nm乃至100nmであることが好ましい。
また、参考例では、Al237の厚さが、その後の配線工程(配線を形成する工程)における劣化要因、例えば水素及び/又は水分の拡散からキャパシタを十分に保護できる程度に設定されている。このため、Al23膜6だけでは不足する強誘電体キャパシタの劣化を防止することができる。Al23膜7の厚さは、20nm以上とすることが好ましい。
次に、本発明の第の実施形態に係る強誘電体キャパシタを備えた強誘電体メモリ(半導体装置)の製造方法について説明する。図8乃至図11は、本発明の第の実施形態に係る強誘電体メモリ(半導体装置)の製造方法を工程順に示す断面図である。
本実施形態においては、先ず、図8(a)に示すように、参考例と同様に、電界効果トランジスタの作製から層間絶縁膜1の形成までの工程を行う。
次に、図8(b)に示すように、層間絶縁膜1上に下部電極膜3及びPZT膜4を順次形成する。次いで、PZT膜4の結晶化アニールを行う。その後、PZT膜4上に上部電極膜5を形成する。
続いて、図8(c)に示すように、エッチングを用いた上部電極膜5のパターニングを行うことにより、上部電極を形成する。次に、エッチングを用いたパターニングによる損傷を回復させるための酸素アニールを行う。更に、PZT膜4のパターニングを行うことにより、容量絶縁膜を形成する。次いで、剥がれ防止用の酸素アニールを行う。その後、保護膜としてAl23膜51をスパッタ法にて全面に形成する。続いて、スパッタリングによる損傷を緩和するために、酸素アニールを行う。次に、Al23膜51及び下部電極膜3のパターニングを行うことにより、下部電極を形成する。次いで、剥がれ防止用の酸素アニールを行う。その後、保護膜としてAl23膜52をスパッタ法にて全面に形成する。続いて、キャパシタリークを低減させるために、酸素アニールを行う。本実施形態では、Al23膜51が第2の保護膜に相当し、Al 2 3 膜52が第の保護膜に相当する。
次に、図9(a)に示すように、層間絶縁膜(第1の層間絶縁膜)53を全面に形成する。層間絶縁膜53は、例えばSi系絶縁膜であり、その厚さは、例えば10nm乃至200nm程度である。また、層間絶縁膜53は、例えば常圧CVD法又は減圧CVD法等により、形成することができる。
次いで、図9(b)に示すように、例えば350℃以上で酸素アニールを行うことにより、層間絶縁膜53の形成時にPZT膜4に生じた損傷を回復させる。このとき、Al23膜51及び52の膜厚は、カバレッジの影響により、上部電極の上の部分よりも上部電極の側方の部分の方が薄くなり、また、上部電極と容量絶縁膜との界面近傍及び容量絶縁膜と下部電極との界面近傍で、他の部位よりも薄くなっている。このため、層間絶縁膜53中を拡散してきた酸素は、上部電極と容量絶縁膜との界面近傍から容易にPZT膜4(容量絶縁膜)まで拡散する。なお、この酸素アニールは、プラズマを用いずに行うことが好ましい。
その後、図9(c)に示すように、層間絶縁膜(第2の層間絶縁膜)54を全面に形成し、CMP(化学機械的研磨)法により、層間絶縁膜54の平坦化を行う。層間絶縁膜54は、例えばSi系絶縁膜であり、その厚さは、例えば1300nm乃至1500nm程度である。また、層間絶縁膜54は、例えば常圧CVD法又は減圧CVD法等により、形成することができる。
続いて、図10(a)に示すように、トランジスタの高濃度拡散層(図示せず)まで到達する孔を、層間絶縁膜54及び53、Al23膜52、並びに層間絶縁膜1に形成する。その後、スパッタ法により、Ti膜及びTiN膜を連続して孔内に形成することにより、バリアメタル膜(図示せず)を形成する。続いて、更に、孔内に、CVD(化学気相成長)法にてW膜を埋め込み、CMP法によりW膜の平坦化を行うことにより、Wプラグ55を形成する。
次に、図10(b)に示すように、Wプラグ55の酸化防止膜としてSiON膜56を、例えばプラズマ増速CVD法により形成する。
次いで、図10(c)に示すように、上部電極膜5まで到達する孔及び下部電極膜3まで到達する孔を、SiON膜56、層間絶縁膜54及び53、並びにAl23膜52及び51に形成する。
その後、図11(a)に示すように、損傷を回復させるために、酸素アニールを行う。この酸素アニールの際には、酸素が上部電極膜5を介してPZT膜4まで到達すると共に、層間絶縁膜54及び53並びにAl23膜52及び51を介して、上部電極膜5とPZT膜4との界面近傍からPZT膜4まで到達する。
続いて、図11(b)に示すように、SiON膜56をエッチバックにより全面にわたって除去することにより、Wプラグ55の表面を露出させる。
次に、図11(c)に示すように、上部電極膜5の表面の一部、下部電極膜3の表面の一部、及びWプラグ55の表面が露出した状態で、Al膜を形成し、このAl膜のパターニングを行うことにより、Al配線57を形成する。このとき、例えば、Wプラグ55と上部電極膜5又は下部電極膜3とをAl配線57で互いに接続する。
その後、更に、層間絶縁膜の形成、コンタクトプラグの形成及び下から第2層目以降の配線の形成等を行う。そして、例えばTEOS酸化膜及びSiN膜からなるカバー膜を形成して強誘電体キャパシタを有する強誘電体メモリを完成させる。
このような第の実施形態では、層間絶縁膜53の形成時には多大な損傷がPZT膜4に生じるが、厚い層間絶縁膜54の形成前に、酸素アニールにより、上部電極膜5とPZT膜4との界面近傍を介して酸素をPZT膜4中に供給しているため、容易に、かつ確実にPZT膜4の酸素欠損等の損傷を回復させることができる。
つまり、第の実施形態では、比較的薄い層間絶縁膜53を形成した後で、厚い層間絶縁膜54を形成する前に、酸素アニールを行っているので、PZT膜4の損傷をより高い効率で回復させることができる。また、本実施形態では、上部電極と容量絶縁膜との界面近傍で、アルミナ膜の厚さが他の部位よりも薄くなっているという点からも、酸素欠損がより補われやすい。これは、上部電極を介した酸素の供給よりも、上記の薄くなっている部分からの酸素の供給の方が、PZT膜4までの酸素の拡散が容易であり効率が高いからである。
次に、本発明の第の実施形態に係る強誘電体キャパシタを備えた強誘電体メモリ(半導体装置)の製造方法について説明する。図12乃至図14は、本発明の第の実施形態に係る強誘電体メモリ(半導体装置)の製造方法を工程順に示す断面図である。
本実施形態においては、先ず、第の実施形態と同様に、電界効果トランジスタの作製から層間絶縁膜53の形成までの工程を行い、その後、図12(a)に示すように、酸素アニールを行うことにより、層間絶縁膜53の形成時にPZT膜4に生じた損傷を回復させる。
次に、図12(b)に示すように、層間絶縁膜53上にAl23膜61を保護膜として形成する。
その後、図12(c)に示すように、層間絶縁膜54を全面に形成し、CMP(化学機械的研磨)法により、層間絶縁膜54の平坦化を行う。
続いて、図13(a)に示すように、第の実施形態と同様にして、トランジスタの高濃度拡散層(図示せず)まで到達する孔を形成した後、Wプラグ55を形成する。
次に、図13(b)に示すように、Wプラグ55の酸化防止膜としてSiON膜56を、例えばプラズマ増速CVD法により形成する。
次いで、図13(c)に示すように、上部電極膜5まで到達する孔及び下部電極膜3まで到達する孔を形成する。
その後、図14(a)に示すように、損傷を回復させるために、酸素アニールを行う。この酸素アニールの際には、酸素が上部電極膜5を介してPZT膜4まで到達するが、第の実施形態とは異なり、上部電極膜5とPZT膜4との界面近傍からの供給はほとんど生じない。
続いて、図14(b)に示すように、SiON膜56をエッチバックにより全面にわたって除去することにより、Wプラグ55の表面を露出させる。
次に、図14(c)に示すように、上部電極膜5の表面の一部、下部電極膜3の表面の一部、及びWプラグ55の表面が露出した状態で、Al膜を形成し、このAl膜のパターニングを行うことにより、Al配線57を形成する。このとき、例えば、Wプラグ55と上部電極膜5又は下部電極膜3とをAl配線57で互いに接続する。
その後、更に、層間絶縁膜の形成、コンタクトプラグの形成及び下から第2層目以降の配線の形成等を行う。そして、例えばTEOS酸化膜及びSiN膜からなるカバー膜を形成して強誘電体キャパシタを有する強誘電体メモリを完成させる。
このような第の実施形態では、層間絶縁膜54を形成する前にAl23膜61を形成しているため、層間絶縁膜54の形成時に水素及び/又は水分の強誘電体キャパシタへの拡散がより一層抑制される。このため、インプリント特性等のキャパシタ特性に関し、高い値が得られる。
ここで、実際に、第及び第の実施形態に関して本願発明者が行ったインプリント特性に関する実験結果について説明する。図15は、第及び第の実施形態のインプリント特性を従来技術のインプリント特性と比較して示すグラフである。図15中の左側の縦軸(Q3(88)@3V:棒グラフ)は、3Vでデータを書き込んでから88時間経過した時の分極量を示し、右側の縦軸(Q3rate:折線グラフ)は、3Vでデータを書き込んでから88時間経過するまでの分極量の変化を示している。分極量(左縦軸)は、その値が高いほどインプリントしにくいことを意味し、分極量の変化(右縦軸)は、その値が0に近いほどインプリント特性が変化しにくいことを意味すると共に、その値が負で且つその絶対値が高いほどインプリント特性が劣化していることを意味する。
図15に示すように、第及び第の実施形態によれば、従来技術よりも良好なインプリント特性が得られた。また、第の実施形態では、層間絶縁膜53と層間絶縁膜54との間にAl23膜61を形成しているため、PZT膜4の劣化がより一層抑制され、第の実施形態よりも良好な結果が得られた。
なお、上述の実施形態では、プレーナ型の強誘電体キャパシタを作製しているが、本発明をスタック型の強誘電体キャパシタに適用してもよい。この場合、MOSFET等のトランジスタに接続されたWプラグ等のコンタクトプラグは、強誘電体キャパシタの下部電極に接続される。
また、参考例と第又は第の実施形態とを組み合わせてもよい。
以下、本発明の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
下部電極膜、強誘電体膜及び上部電極膜を形成する工程と、
前記上部電極膜、強誘電体膜及び下部電極膜を夫々パターニングする工程と、
前記上部電極膜、強誘電体膜及び下部電極膜を覆う第1の保護膜を形成する工程と、
酸素を含有する雰囲気中でアニールを行うことにより、前記第1の保護膜を介して前記強誘電体膜に酸素を供給する工程と、
前記第1の保護膜を覆う第2の保護膜を形成する工程と、
を有し、
前記第1の保護膜の厚さは、前記強誘電体膜の構成元素が実質的に透過せず、酸素が透過する厚さとし、
前記第2の保護膜の厚さは、水素及び水分が実質的に透過しない厚さとすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記2)
前記強誘電体膜はPbを含有することを特徴とする付記1に記載の半導体装置の製造方法。
(付記3)
前記第1及び第2の保護膜を、前記強誘電体膜を劣化させない条件下で形成することを特徴とする付記1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
(付記4)
前記第1及び第2の保護膜をスパッタ法により形成することを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記5)
前記第1及び第2の保護膜として、アルミナ膜を形成することを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記6)
前記アルミナ膜を、トリメチルアルミニウムを含有する成膜ガスと、水素を含有しない酸化剤と、を用いた原子層気相成長法により形成することを特徴とする付記5に記載の半導体装置の製造方法。
(付記7)
前記アルミナ膜を、アルミニウム・トリ・セカンダリ・ブトキシド又はアルミニウム・トリ・イソ・プロキシドを含有する成膜ガスと、酸素を含有する酸化剤と、を用いたプラズマCVD法により形成することを特徴とする付記5に記載の半導体装置の製造方法。
(付記8)
前記第1の保護膜の厚さを10nm乃至100nmとすることを特徴とする付記1乃至7のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記9)
前記酸素を含有する雰囲気中でのアニールを、600℃乃至750℃の温度範囲で行うことを特徴とする付記1乃至8のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記10)
前記第2の保護膜を形成した後に、
前記第2の保護膜上に、第1の層間絶縁膜を形成する工程と、
酸素を含有する雰囲気中でアニールを行うことにより、前記第1及び第2の保護膜を介して前記強誘電体膜に酸素を供給する工程と、
前記第1の層間絶縁膜上に、第2の層間絶縁膜を形成する工程と、
を有することを特徴とする付記1乃至9のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記11)
下部電極膜、強誘電体膜及び上部電極膜を形成する工程と、
前記上部電極膜、強誘電体膜及び下部電極膜を夫々パターニングする工程と、
前記上部電極膜、強誘電体膜及び下部電極膜を覆う第3の保護膜を形成する工程と、
前記第3の保護膜上に、第1の層間絶縁膜を形成する工程と、
酸素を含有する雰囲気中でアニールを行うことにより、前記第3の保護膜を介して前記強誘電体膜に酸素を供給する工程と、
前記第1の層間絶縁膜上に、第2の層間絶縁膜を形成する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記12)
前記第3の保護膜の厚さに関し、前記上部電極膜の上の部分よりも前記上部電極膜の側方の部分を薄くすることを特徴とする付記11に記載の半導体装置の製造方法。
(付記13)
前記酸素を含有する雰囲気中でアニールを行う工程と前記第2の層間絶縁膜を形成する工程との間に、第4の保護膜を形成する工程を有することを特徴とする付記10乃至12のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記14)
前記第1の層間絶縁膜の厚さを、10nm乃至200nmとすることを特徴とする付記10乃至13のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記15)
前記第1及び第2の層間絶縁膜として、Si系絶縁膜を形成することを特徴とする付記10乃至14のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記16)
前記第1及び第2の層間絶縁膜を、水素を含有する原料を用いて、常圧CVD法又は減圧CVD法により形成することを特徴とする付記10乃至15のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記17)
前記第3の保護膜を形成する工程と前記第1の層間絶縁膜を形成する工程との間に、
酸素を含有する雰囲気中で350℃以上のアニールを行うことにより、前記第3の保護膜を介して前記強誘電体膜に酸素を供給する工程を有することを特徴とする付記11乃至16のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記18)
前記350℃以上のアニールを、プラズマを用いずに行うことを特徴とする付記17に記載の半導体装置の製造方法。
本発明の第1の実施形態に係る強誘電体キャパシタを備えた強誘電体メモリの製造方法を示す断面図である。 図1に引き続き、第1の実施形態に係る強誘電体メモリの製造方法を示す断面図である。 強誘電体メモリのメモリセルの構造を示す断面図である。 電極間の関係を示すレイアウト図である。 強誘電体メモリの構成を示す等価回路図である。 Al23膜の厚さと残留分極量2Prとの関係を示すグラフである。 Al23膜の厚さと疲労による分極劣化量との関係を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態に係る強誘電体メモリの製造方法を工程順に示す断面図である。 図8に引き続き、第2の実施形態に係る強誘電体メモリの製造方法を工程順に示す断面図である。 図9に引き続き、第2の実施形態に係る強誘電体メモリの製造方法を工程順に示す断面図である。 図10に引き続き、第2の実施形態に係る強誘電体メモリの製造方法を工程順に示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る強誘電体メモリの製造方法を工程順に示す断面図である。 図12に引き続き、第3の実施形態に係る強誘電体メモリの製造方法を工程順に示す断面図である。 図13に引き続き、第3の実施形態に係る強誘電体メモリの製造方法を工程順に示す断面図である。 第2及び第3の実施形態のインプリント特性を従来技術のインプリント特性と比較して示すグラフである。 従来の強誘電体キャパシタを備えた半導体装置の製造方法の第1例(第1の従来例)を工程順に示す断面図である。 従来の強誘電体キャパシタを備えた半導体装置の製造方法の第2例(第2の従来例)を工程順に示す断面図である。 従来の強誘電体キャパシタを備えた半導体装置の製造方法の第3例(第3の従来例)を工程順に示す断面図である。 従来の強誘電体キャパシタを備えた半導体装置の製造方法のうち、主に層間絶縁膜の形成に関する部分を工程順に示す断面図である。 図19に引き続き、従来の製造方法を工程順に示す断面図である。 図20に引き続き、従来の製造方法を工程順に示す断面図である。 図21に引き続き、従来の製造方法を工程順に示す断面図である。
符号の説明
1、2、53、54、61:層間絶縁膜
3:下部電極膜
4:PZT膜
5:強誘電体膜
6、7、51、52:Al23
8、55:コンタクトプラグ(Wプラグ)
9:配線
10:ビット配線
56:SiON膜
57:Al配線

Claims (6)

  1. 下部電極膜、強誘電体膜及び上部電極膜を形成する工程と、
    前記上部電極膜及び前記強誘電体膜を夫々パターニングし、強誘電体パターンと、前記強誘電体パターンの端部よりも後退した端部を有する上部電極パターンとを形成する工程と、
    前記下部電極をパターニングし、下部電極パターンを形成する工程と、
    前記上部電極パターン前記強誘電体パターン及び前記下部電極パターンを覆う第の保護膜を形成する工程と、
    前記第の保護膜上に、第1の層間絶縁膜を形成する工程と、
    酸素を含有する雰囲気中でアニールを行うことにより、前記第の保護膜を介して前記強誘電体パターンに酸素を供給する工程と、
    前記第1の層間絶縁膜上に、第2の層間絶縁膜を形成する工程と、
    を有し、
    前記上部電極パターンの側壁における前記第1の保護膜の厚さは、前記上部電極パターンの上部における前記第1の保護膜の厚さよりも薄いことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記強誘電体膜をパターニングする工程と前記下部電極膜をパターニングする工程との間に、第の保護膜を形成する工程を有することを特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1の層間絶縁膜の厚さを、10nm乃至200nmとすることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第の保護膜を形成する工程と前記第1の層間絶縁膜を形成する工程との間に、
    酸素を含有する雰囲気中でアニールを行うことにより、前記第の保護膜を介して前記強誘電体膜に酸素を供給する工程を有することを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記強誘電体膜はPbを含有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1及び第2の保護膜として、アルミナ膜を形成することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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