JP4427683B2 - 錠剤取出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、錠剤の大きさや形状の如何を問わず、PTPシートより錠剤を確実に取り出すことのできる錠剤取出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
病院や所謂「老人ホーム」においては、病人や老人のために、看護人(看護婦(士))や介護人がPTPシートより錠剤を取り出す作業を行っている。特に、手(指や腕)の不自由な患者に対してPTPシートに入った状態のまま渡すことは酷であることはいうまでもないし、老人等においては、PTPシートに入った状態のまま飲み込んでしまう危険性もあるためである。一方、看護人等が一日に取り出す錠剤の個数は多いし、また、錠剤の取り出し作業以外にも重要な仕事は沢山あり、錠剤の取出し作業に要する時間は、なるべく短時間としたいのが実情である。ここで、PTPシートとは、錠剤(錠状のもののみならず、カプセル状のものも含む。本明細書中において同じ。)を保護するためのシートであって、「錠剤シート」とも呼ばれる。
【0003】
かかる実情を解決可能な錠剤取出装置としては、図13に示す錠剤取出装置900が市販されている。この錠剤取出装置900によれば、互いに向かい合う支持枠901間にPTPシートが差し込まれ、この差し込まれた状態で支持枠901の上方を押圧ローラ902が通過することにより、PTPシートの錠剤封入部内の錠剤が背面側に押し出されるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる錠剤取出装置900によれば、PTPシートの両側が単に支持枠901間に単に挟み込まれているだけであるため、押圧ローラ902がPTPシートの錠剤封入部上を通過した際に、押圧ローラ902の押圧力によりPTPシートの両側が浮いてしまう、即ち、錠剤封入部内の錠剤が背面側より押し出されないという問題点があった。これは、特に、錠剤の大きさが小さいときや、薄いときに顕著であった。
【0005】
そこで、案出されたのが本発明であって、本発明の目的は、錠剤の大きさ、形状、種類(錠状、カプセル状)の如何を問わず、PTPシートより錠剤を確実に取り出すことのできる錠剤取出装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために請求項1記載の錠剤取出装置は、PTPシートを上流側より下流側へ搬送するための駆動ローラと、前記駆動ローラに係合され、該駆動ローラの回動に伴って従動する従動ローラと、前記駆動ローラと同軸状に配設され、PTPシートの錠剤封入部を押圧する押圧ローラとを備えており、前記駆動ローラおよび従動ローラには、PTPシートの端部(錠剤封入部の両側部)を挟み込むための把持部が形成されている。
請求項2記載の錠剤取出装置は、請求項1記載の錠剤取出装置において、把持部には、駆動ローラの回転方向に平行な向きに沿って突起部が突起が形成されている。
請求項3記載の錠剤取出装置は、請求項1または2記載の錠剤取出装置において、駆動ローラ及び従動ローラには、把持部と同径に形成された平坦部が設けられている。
請求項4記載の錠剤取出装置は、請求項3記載の錠剤取出装置において、駆動ローラには、把持部の径よりも大径とされた円盤状凸部が形成される一方、従動ローラには、該円盤状凸部と係合し合う円盤状凹部が形成されており、該円盤状凸部および円盤状凹部は、把持部と平坦部との間に配設されている。
請求項5記載の錠剤取出装置は、請求項1から4の何れかに記載の錠剤取出装置において、押圧ローラには、該押圧ローラの回転方向と交差する向きに沿って突起が設けられている。
請求項6記載の錠剤取出装置は、請求項5記載の錠剤取出装置において、各突起の中央部に、間隙が設けられている。
請求項7記載の錠剤取出装置は、請求項1から6の何れかに記載の錠剤取出装置において、従動ローラを駆動ローラに当接する方向へ付勢する付勢部材を備えている。
請求項8記載の錠剤取出装置は、請求項1から7の何れかに記載の錠剤取出装置において、駆動ローラが複数設けられている場合に、該複数の駆動ローラ相互の間隔を変更する駆動ローラ間隔変更機構を備えており、該駆動ローラ間隔変更機構は、隣合う駆動ローラ間の中間部に押圧ローラが位置するように押圧ローラの位置をも変更するようにされている。
請求項9記載の錠剤取出装置は、駆動ローラによる搬送前のPTPシートを支持する支持板と、該支持板上に設けられ、駆動ローラによる搬送前のPTPシートの両側を規制する規制枠と、該規制枠の間隔をPTPシートの幅に合わせて変更する規制枠幅変更機構とを備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例について説明する。勿論、下記実施例は、本発明の好ましい実施例を説明したものに過ぎず、本発明の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
【0008】
図1は、本発明の一実施例である錠剤取出装置1の斜視図である。図1に示すように、錠剤取出装置1は、主として、本体部10と、ローラ部20と、搬送前支持部30と、搬送後支持部40と、間隔変更部50によって構成されている。
【0009】
ローラ部20は、PTPシート500の錠剤封入部501内に封入されている錠剤A(図4参照)を錠剤封入部501外へ取り出すためのものである。図2に示すように、このローラ部20は、主として、駆動ローラ210と、駆動ローラ支持軸220と、従動ローラ230と、従動ローラ支持軸240と、押圧ローラ250とによって構成されている。
【0010】
駆動ローラ210は、PTPシート500の錠剤封入部501内に封入されている錠剤Aを取り出すために、後述する従動ローラ230との間にPTPシート500を挟み込んで上流側より下流側へ搬送するためのものであり、駆動ローラ支持軸220は、駆動ローラ支持軸220により、本体部10に対して、回動(正逆両方に回転)可能に軸支されている。かかる駆動ローラ210は、中央駆動ローラ211と、この中央駆動ローラ211を挟んで両側に夫々配設される側方駆動ローラ212,212とによって構成されている。なお、駆動ローラ支持軸220には、ハンドル220aが連結されており、このハンドル220aを回動されることにより、駆動ローラ支持軸220、ひいては、駆動ローラ210が回動される。勿論、駆動ローラ支持軸220を電動モータ等により回動させても良いことはいうまでもない。
【0011】
側方駆動ローラ212,212は、PTPシート500の両側部を把持するためのローラであり、各側方駆動ローラ212には、突起部212aと、凸部212bと、平坦部212cとが形成されている。
【0012】
突起部212aは、各側方駆動ローラ212の回転方向に沿って複数設けられており、各突起部212aの頂上は鋭角状に形成されている。そして、図3に示すように、下流側へ搬送途中のPTPシート500に対しては、両側方駆動ローラ212,212に設けられた複数の突起部212a,…,212aが食い込むのである。従って、下流側へ搬送途中のPTPシート500の錠剤封入部501が後述する押圧ローラ250により押圧されている最中にも、下流側へ搬送途中のPTPシート500の両側部が強固に把持されるので、PTPシート500の撓み(反り)が防止され、後述する押圧ローラ250の押圧力が錠剤Aに確実に伝達される。ひいては、錠剤Aの形状、大きさの如何により、押圧処理したにも拘わらず、錠剤封入部501内に錠剤Aが残ってしまうことが防止される。
【0013】
凸部212bは、駆動ローラ210の回動を従動ローラ230(詳細には、側方従動ローラ232)に伝達するとともに、PTPシート500の搬送方向が側方駆動ローラ212の回転方向とズレてしまうことを防止するためのもの、換言すれば、PTPシート500の搬送経路が所定の搬送経路から所定量以上ズレてしまうことを防止するためのものである。この凸部212bの径は、突起部212aおよび平坦部212cの径よりも大きくされており、この凸部212bが従動ローラ230に設けられた凹部232bに嵌合されている。そして、このように構成されているが故に、簡素な機構であるにも拘わらず、搬送経路規制の機能を実現することができる。
【0014】
平坦部212cは、突起部212aが損傷してしまうことを防止するためのものであり、具体的な構成としては、この平坦部212cの形成位置における側方駆動ローラ212の直径は、突起部212aの形成位置における側方駆動ローラ212の直径と略同一とされているのである。これにより、簡素な機構であるにも拘わらず、PTPシート500の非搬送時における突起部212aの損傷が防止される。
【0015】
中央駆動ローラ211は、PTPシート500の中央部、詳細には、PTPシート500に対して二列に設けられた錠剤封入部501,501の間を把持するためのローラである。従って、側方駆動ローラ212と相俟って、下流側へ搬送途中のPTPシート500の錠剤封入部501が後述する押圧ローラ250により押圧されている最中にも、PTPシート500の撓み(反り)をより防止することができる。特に、複数列の錠剤封入部501,…,501を有するPTPシート500や、幅広のPTPシート500の場合に顕著な効果を奏する。なお、この中央駆動ローラ211には、全周に溝が形成されており、この溝によりPTPシート500との摩擦係数が高くされる。
【0016】
従動ローラ230は、駆動ローラ210とともに、PTPシート500を上流側より下流側へ搬送するためのローラであり、駆動ローラ210と同様に、中央従動ローラ231および其の中央従動ローラ231を挟んで両側に配設された二つの側方従動ローラ232,232によって構成されている。そして、
中央駆動ローラ211および側方駆動ローラ212と同様に、中央従動ローラ231には、全周に溝が形成される一方、各側方従動ローラ232には、突起部232aおよび平坦部232cが形成されており、夫々、側方駆動ローラ212に形成された突起部212aおよび平坦部232cと同様の効果を奏するものであり、詳細な説明は省略する。また、上述したが、側方従動ローラ232には、側方駆動ローラ212の凸部212bと嵌合する凹部232bが形成されている。そして、このように構成されているが故に、側方駆動ローラ212の凸部212bと側方従動ローラ232の凹部232bとが嵌合する構成とされているが故に、一の構成により、搬送経路規制の機能のみならず、駆動力伝達の機能をも実現することができるのである。
【0017】
また、従動ローラ230は、フリーローラによって構成されており、従動ローラ支持軸240を介して本体部10に対して回動可能に取着されている。ここで、従動ローラ支持軸240は、本体10に対して多少の遊びを持たせた状態で取着されるとともに、図5に示すように、スプリング270により上方へ(即ち、駆動ローラ210側へ)付勢されている。従って、PTPシート500の厚みに応じて駆動ローラ210と従動ローラ230との間隔が変更され、PTPシート500の厚みの如何によらず、PTPシート500の両面側に対して適宜の当接力を付与し、PTPシート500をスムースに下流側へ搬送することができる。
【0018】
押圧ローラ250は、隣合う駆動ローラ210間に配設されている。この押圧ローラ250の周面には、図2から図4に示すように、回転方向に対して垂直方向に複数の突起251が形成されている。このため、図4に示すように、この突起251がPTPシート500の錠剤封入部501を押圧することにより、錠剤封入部501内より錠剤Aが押し出されるのである。また、図2および図3に示すように、突起251の中央部には凹部251aが形成されているので、押圧ローラ210による錠剤封入部501の押圧時に、錠剤封入部501の内部の錠剤Aそのものを損傷させてしまうことが防止される。これは、特に、錠剤Aがカプセル状である場合に、顕著な効果を奏する。
【0019】
搬送前支持部30は、ローラ部20により搬送される前のPTPシート500を支持(載置)ための構成であり、支持板31と、その支持板31上に配設された規制枠32とによって構成されている。規制枠32は、図6および図7に示すように、後述する間隔変更部50により、間隔が変更可能とされている。従って、PTPシート500の幅の如何によらず、PTPシート500をローラ210,230,250の回転方向に対して真っ直ぐに送給することができる。
【0020】
搬送後支持部40は、ローラ部20により搬送されてきたPTPシート500を支持するための構成であり、ローラ部20の後方側に配設されている。ローラ部20の後方側に配設された搬送後支持部40は、中央駆動ローラ211と中央従動ローラ231の接触部付近より、上方に向かって円弧状に延設されている。従って、搬送後のPTPシート500を本錠剤取出装置1の上方側へ排出することができ、ひいては、PTPシート500からの錠剤Aの取出し具合を作業者に対して報知することができる。
【0021】
間隔変更部50は、隣合うローラ間(具体的には、中央駆動ローラ211と押圧ローラ250との間の間隔、および、押圧ローラ250と側方駆動ローラ212との間の間隔)、並びに、規制枠32,32の間隔を変更するものであり、図6および図7に示すように、螺旋軸51と、伝達バー係止具52と、伝達バー53と、支点用ステー54と、駆動ローラ軸着具55と、伝達スプリング56と、伝達ワイヤー57とを備えている。なお、発明の理解を容易とするために、図6および図7においては、模式的に図示している。
【0022】
螺旋軸51は、本体部10に対して回動可能に取着されており、図示しない回転レバーを介して回動可能とされている。この螺旋軸51には、中央駆動ローラ211の配設部を境にして左右異なる方向にネジ溝が形成されている。
【0023】
伝達バー係止具52は、略コ字状に形成されており、螺旋軸51の回転量に応じて左右反対側へ移動するように、中央駆動ローラ211の配設部を境にして螺旋軸51の左右に夫々螺合されている。
【0024】
伝達バー53は、側方駆動ローラ212の間隔を変更するためのものであり、中央駆動ローラ211の配設部を境にして左右対称となるように配設されている。この伝達バー53の一端部53aは伝達バー係止具52に係止され、他端部53bは側方駆動ローラ210に軸着され、中央部53cは、本体部10に取着された支点用ステー54に対して軸着されている。従って、螺旋軸51の回動に伴って伝達バー係止具52,52が移動(離れたり、近づいたり)すると、伝達バー53の一端部53aもまた、伝達バー係止具52と同様に移動するのである。そして、かかる伝達バー53の中央部53cは軸着されているので、この中央部53cを支点にして伝達バー53が回転し、他端部53bが伝達バー係止具52の移動方向と反対側に移動する。伝達バー53の他端部53bには、駆動ローラ軸着具55を介して側方駆動ローラ212が軸着されているので、伝達バー53の回動に伴い、側方駆動ローラ212もまた移動(伝達バー係止具52の移動方向とは反対側(即ち、両伝達バー係止具52,52が離れる場合には、両側方駆動ローラ212,212が近づく方向、両伝達バー係止具52,52が近づく場合には、両側方駆動ローラ212,212が離れる方向)へ移動する。
【0025】
側方駆動ローラ212と押圧ローラ250との間、押圧ローラ250と中央駆動ローラ211との間には、夫々同一のバネ定数、巻数、巻き方とされた伝達スプリング56が適宜の間隔毎に複数配設されている。(本実施例においては、120度毎の角度をあけて3つ。)。各伝達スプリング56は、駆動ローラ211,212および押圧ローラ250を貫通する補助軸58の外側に配設されており、この補助軸58により、各伝達スプリング56が保持されるとともに、かかるローラ211,212,250の回動位相を同じくすることができる。そして、中央駆動ローラ211は駆動ローラ支持軸220に対して固着されているので、伝達バー53により両側方駆動ローラ212,212間の間隔が変更された場合に、各隣合うローラ間の間隔が平等となるように、押圧ローラ250を移動させることができる。即ち、簡素な機構であるにも拘わらず、PTPシート500の幅に合わせて側方駆動ローラ212の間隔を変更した場合にも、押圧ローラ250を適宜の位置に変更することができる。
【0026】
また、伝達バー53の一端部53aには、円筒状に形成された係止棒531が固着されており、この係止棒531が略コ字状に形成された伝達バー係止具52に係止されている。従って、伝達バー53の一端部53aの移動軌跡が円弧状の軌跡を描くにも拘わらず、簡素な機構で、伝達バー53を伝達バー係止具52にさせることができるとともに、伝達バー53の回転を円滑とすることができる。
【0027】
伝達ワイヤー57は、規制枠32,32の間隔を変更するためのものであり、一端部56aは伝達バー係止具52に、他端部56bは、規制枠32,32に取着されている。このため、伝達バー係止具52の移動に伴って、自転車のブレーキと同一原理により、規制枠32,32の間隔が変更される。
【0028】
次に、図8から図11を参照して、上記のように構成された錠剤取出装置1の動作について説明する。図8に示すように、まず、搬送前支持部30の上にPTPシート500が載置される。この搬送前支持部30の上に載置されたPTPシート500は、図9に示すように、駆動ローラ支持軸220の回転、即ち、駆動ローラ210および従動ローラ230の回転に伴って内方に搬送される。この際、押圧ローラ250によりPTPシート500の各錠剤封入部501が押圧され、錠剤封入部501内に封入されている錠剤Aが外へ飛び出して、本体部10内を落下する。錠剤Aの取り出されたPTPシートは、図10に示されるように、搬送後支持部40の上を通って、本体枠10の上方へ送り出される。このように、PTPシート500を本体枠10の上方へ送り出し、錠剤Aは本体枠10の下方へ収集する構成とされているので、効率良く錠剤Aを収集することができることは勿論のこと、搬送後のPTPシート500の錠剤封入部501内に錠剤Aが残っていないか外側より目で確認することが、容易に視認することができるのである。図11に示すように、PTPシート500の全ての部位が搬送されると、錠剤A取り出し処理が終了する。
【0029】
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明の実施例は、上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の改良および変形が可能であることは容易に推察することができる。以下、改良例および変形例の一部を具体的に説明する。
【0030】
例えば、本実施例においては、平坦部212cが凸部212bと突起部212aとの間に形成されている。しかしながら、必ずしも、この配置に限られるものではなく、図12に示すように、凸部212bが突起部212aと平坦部212cとの間に形成されても良い。このように構成されれば、凸部212bにより、別途、規制枠32により搬送前段階からPTPシート500の搬送方向を規制しなくても、搬送中におけるPTPシート500の搬送方向を規制することができるのである。ひいては、規制枠32の構成を省略することができ、更なるコンパクト化、および低コスト化を実現することが可能となる。
【0031】
また、本実施例においては、従動ローラ230への回動力の伝達は、側方駆動ローラ212に形成された凸部212bおよび側方従動ローラ232に形成された凹部232bによって行われる。しかしながら、従動ローラ230(従動ローラ支持軸240)への回動力の伝達方式(伝達機構)は、かかる凸部212bおよび凹部232bによるものに限られるものではなく、例えば、駆動ローラ支持軸220および従動ローラ支持軸230の双方に対してかけられたベルト等により伝達する方式(機構)等、如何なる機構であっても良い。
【0032】
更に、本実施例においては、各ローラ210(211,212),250間に伝達スプリング56を配設し、両側方駆動ローラ212,212の間隔を変更することにより、各ローラ210(211,212),250間の間隔を変更するようにされているが、この変更方式は、如何なる方式であっても良い。例えば、個々のローラ210(211,212),250を別個に移動する方式であっても良い。
【0033】
【発明の効果】
請求項1記載の錠剤取出装置によれば、駆動ローラおよび従動ローラに設けられた把持部により、PTPシートの端部が挟み込まれ、この挟み込まれた状態で、PTPシートの錠剤封入部が押圧されるので、錠剤封入部の押圧時におけるPTPシートの撓みを防止することができるという効果を奏する。ひいては、錠剤の大きさおよび形状の如何によらず、PTPシートより錠剤を確実に取り出すことができるという効果を奏する。
請求項2記載の錠剤取出装置によれば、請求項1記載の錠剤取出装置の奏する効果に加え、更に、駆動ローラの回転方向に平行な向きに沿って突起が形成されているので、この突起により搬送中のPTPシートの搬送方向に直交する方向への移動を規制することができるという効果を奏する。ひいては、搬送中におけるPTPシートが搬送方向に直交する方向に撓むことを防止することができるという効果を奏する。
請求項3記載の錠剤取出装置によれば、請求項2記載の錠剤取出装置の奏する効果に加え、駆動ローラ及び従動ローラに把持部と同径に形成された平坦部が設けられているので、PTPシートを挟み込まない状態で回転された場合に、把持部に形成された突起が損傷してしまうことを防止することができるという効果を奏する。
請求項4記載の錠剤取出装置によれば、請求項3記載の錠剤取出装置の奏する効果に加え、駆動ローラに把持部の径よりも大径とされた円盤状凸部が形成されており、この円盤状凸部が把持部と平坦部との間に形成されているので、この円盤状凸部により、下流側へ搬送されるPTPシートの向きが駆動ローラの回転方向とずれてしまうことを、即ち、押圧ローラがPTPシートの錠剤封入部よりずれてしまうことを防止することができるという効果を奏する。
また、従動ローラに駆動ローラ側に設けられた円盤状凸部と係合し合う円盤状凹部が形成されているので、円盤状凸部および円盤状凹部という簡素な機構により、駆動ローラの回転を従動ローラに伝達することができるという効果を奏する。即ち、一の機構でPTPシートの搬送方向の規制と駆動の伝達の両機能を実現することができるという効果を奏する。
請求項5記載の錠剤取出装置によれば、請求項1から4の何れかに記載の錠剤取出装置の奏する効果に加え、更に、押圧ローラの周壁に該押圧ローラの回転方向と交差する向きに沿って突起が設けられているので、錠剤により押圧力を伝達することができるという効果を奏する。
請求項6記載の錠剤取出装置によれば、請求項5記載の錠剤取出装置の奏する効果に加え、更に、各突起の中央部に間隙が設けられているので、押圧ローラにより押圧される錠剤が損傷してしまうことを防止することができるという効果を奏する。
請求項7記載の錠剤取出装置によれば、請求項1から6の何れかに記載の錠剤取出装置の奏する効果に加え、更に、付勢部材により、従動ローラが駆動ローラに当接する方向へ付勢されるので、PTPシートの厚みの大きさの如何によらず、PTPシートを下流側へ搬送することができるという効果を奏する。
請求項8記載の錠剤取出装置によれば、請求項1から7の何れかに記載の錠剤取出装置の奏する効果に加え、更に、駆動ローラ間隔変更機構が設けられているので、PTPシートの幅の如何によらず、PTPシートの両端を把持することができるという効果を奏する。
請求項9記載の錠剤取出装置によれば、請求項1から8の何れかに記載の錠剤取出装置の奏する効果に加え、更に、規制枠により、駆動ローラによる搬送(取込み)前であって支持板上に支持されるPTPシートの両側が規制されるので、PTPシートの両側が駆動ローラの回転方向と平行となるように、駆動ローラへ送給することができる、ひいては、駆動ローラによる搬送前に、PTPシートが傾いてしまうことを防止することができるという効果を奏する。規制枠幅変更機構により、規制枠の間隔がPTPシートの幅に合わせて変更できるので、PTPシートの幅の如何によらず、PTPシートの両側を支持することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である錠剤取出装置の全体の斜視図である。
【図2】 上記錠剤取出装置を構成するローラ部の構成を模式的に示した図である。
【図3】 上記ローラ部によりPTPシートが把持された状態を示した図である。詳細には、両側駆動ローラおよび両側従動ローラ、並びに中央駆動ローラおよび中央従動ローラによりPTPシートが把持された状態を示した図である。
【図4】 上記ローラ部の一構成要素である押圧ローラによりPTPシートより錠剤が押し出される様子を示した図である。
【図5】 かかる錠剤取出装置の背面図である。
【図6】 間隔変更部の構成を模式的に示した図である。
【図7】 間隔変更部の構成を模式的に示した図である。
【図8】 PTPシートを搬送前支持台にセットした状態を示す図である。
【図9】 PTPシートが送り込まれる状態を示した図である。
【図10】 PTPシートが表側にでてくる状態を示した図である。
【図11】 PTPシートが出てきた後の状態を示した図である。
【図12】 ローラ部の構成の変形例を示した図である。
【図13】 従来技術の錠剤取出装置の正面図を示した図である。
【符号の説明】
1,2 錠剤取出装置
10 本体枠
20 ローラ部
30 搬送前支持部
40 搬送後支持部
50 間隔変更部(駆動ローラ間隔変更機構)
210 駆動ローラ
211 中央駆動ローラ
212 側方駆動ローラ
212a 突起部(把持部)
212b 凸部
212c 平坦部
220 駆動ローラ支持軸
230 従動ローラ
231 中央従動ローラ
232 側方従動ローラ
232a 突起部(把持部)
232b 凹部
232c 平坦部
240 従動ローラ支持軸
250 押圧ローラ
251 突起
251a 凹部
500 PTPシート
501 錠剤封入部
A 錠剤

Claims (3)

  1. PTPシートを上流側より下流側へ搬送するための複数の駆動ローラと、
    複数の前記駆動ローラ相互の間隔を変更する駆動ローラ間隔変更機構と、
    前記駆動ローラに係合され、該駆動ローラの回転に伴って従動し、該駆動ローラとの間に前記PTPシートを挟み込んで上流側より下流側へ搬送する従動ローラと、
    前記駆動ローラと同軸状に配設され、前記駆動ローラ及び前記従動ローラによる搬送の際に前記PTPシートの錠剤封入部を押圧する押圧ローラと、
    を備えており、
    前記駆動ローラ及び前記従動ローラには、前記PTPシートの端部を把持する把持部が設けられ、
    前記駆動ローラ間隔変更機構は、隣り合う前記駆動ローラ間の中間部に前記押圧ローラが位置するように該押圧ローラの位置をも変更する、
    錠剤取出装置。
  2. 請求項1に記載の錠剤取出装置であって、
    前記駆動ローラは、中央駆動ローラと該中央駆動ローラを挟んで両側に夫々配設される側方駆動ローラとによって構成され、
    記側方駆動ローラには、突起部と、凸部と、平坦部とが形成されており、
    前記凸部は、前記PTPシートの搬送方向が前記側方駆動ローラの回転方向とズレてしまうことを防止する、
    錠剤取出装置。
  3. 前記駆動ローラによる搬送前の前記PTPシートを支持する支持板と、
    前記支持板上に設けられ、前記駆動ローラによる搬送前の前記PTPシートの両側を規制する規制枠と、
    前記規制枠の間隔を前記PTPシートの幅に合わせて変更する規制枠幅変更機構と、
    を備え、
    前記駆動ローラ間隔変更手段と前記規制枠幅変更機構は、共通する機構である、
    請求項1又は2に記載の錠剤取出装置。
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