JP2002265113A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

Info

Publication number
JP2002265113A
JP2002265113A JP2001066118A JP2001066118A JP2002265113A JP 2002265113 A JP2002265113 A JP 2002265113A JP 2001066118 A JP2001066118 A JP 2001066118A JP 2001066118 A JP2001066118 A JP 2001066118A JP 2002265113 A JP2002265113 A JP 2002265113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
color
paper
roller
thermosensitive recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001066118A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidesuke Mogi
秀介 茂木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2001066118A priority Critical patent/JP2002265113A/ja
Publication of JP2002265113A publication Critical patent/JP2002265113A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録紙にテンションを付与しながら、整位時
や印画時に記録紙にねじれが生じるのを防止する。 【解決手段】 整位機構10は、リードスクリュー13
を回転させて各規制ローラ14,15をリードスクリュ
ー13の中央に向かって移動させる。その際に規制板1
4b,15bでカラー感熱記録紙2の両端縁を押圧し、
幅方向のズレを修正する。ガイドローラ17,18にカ
ラー感熱記録紙2がS字状に掛けられるガイドローラユ
ニット9は、整位時のカラー感熱記録紙2の幅方向での
移動に応じて支持部20を中心に回動する。そして、カ
ラー感熱記録紙20のねじれを吸収し、折れや皺、ジャ
ムの発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタに関し、
更に詳しくは、記録紙の整位を行う整位手段を備えたプ
リンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタや複写機には、搬送中の記録紙
が搬送経路に対して斜めに進むスキューと、搬送経路の
センタ位置に対して記録紙のセンタ位置がずれるセンタ
位置ずれとを修正する整位装置が設けられているものが
ある。特開平8−143183号公報に記載されている
整位装置は、記録紙の先端を搬送ローラ対に押しつけて
スキューの調節を行い、これと同時に記録紙の両側端縁
をガイド部材で押圧してセンタ位置の調節を行ってい
る。
【0003】また、特公昭62−13248号公報に記
載されている整位装置は、記録紙の搬送方向と直交する
幅方向で、記録紙の一方の側端縁に対面して固定ガイド
部材を配置し、記録紙の他方の側端縁を回動自在な可動
ガイド部材で押圧して固定ガイド部材に押し付けること
で、スキューの調整を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、長尺の記録紙を
ロール状に巻いた記録紙ロールを給紙部にセットし、こ
の記録紙ロールから引き出した記録紙に印画を行い、印
画後に所定の長さにカットして排出するプリンタがあ
る。このような記録紙ロールを使用するプリンタに上記
整位装置を組み込んだ場合、整位装置と記録紙ロールと
の間で記録紙にねじれが発生し、記録紙に折れや皺が発
生するという問題があった。
【0005】上記問題を解決するために、特願2000
−3244号記載の発明では、給紙部と整位手段との間
に記録紙のねじれを吸収するスペースを形成している。
しかしながら、搬送経路の全域において記録紙にテンシ
ョンを付与する必要のあるプリンタでは、採用すること
はできなかった。
【0006】本発明は、上記各種問題点を解決するため
のもので、記録紙にテンションを付与しつつ、整位時や
印画時に記録紙にねじれが生じるのを防止することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明のプリンタは、給紙部と整位手段との間
に、記録紙が掛けられるガイドローラと、このガイドロ
ーラを回転自在に保持し、記録紙の記録面に直交する方
向で回動自在にされたブラケットとからなるガイドロー
ラユニットを設けたものである。
【0008】また、ブラケットにガイドローラを2本設
け、これらのガイドローラに記録紙をS字状に掛けるこ
とで、記録紙へのテンションを付与しやすくしたもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施したカラー
感熱プリンタの構成を示す概略図である。このカラー感
熱プリンタでは、長尺のカラー感熱記録紙2が用いられ
る。カラー感熱記録紙2は、ロール状に巻かれた記録紙
ロール3として供給される。記録紙ロール3は、両端部
にペーパホルダ4が取り付けられてカラー感熱プリンタ
の給紙部に回転自在にセットされる。
【0010】給紙部にセットされた記録紙ロール3は、
パルスモータ6によってペーパホルダ4に駆動力が与え
られることにより、カラー感熱記録紙2を記録紙ロール
3に巻き戻す巻戻し方向に回転する。また、カラー感熱
記録紙2は、パルスモータ6によって回転されるフィー
ドローラ7によって、記録紙ロール3から引き出される
給紙方向に搬送される。
【0011】カラー感熱記録紙2は、周知のように、支
持体上にシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエ
ロー感熱発色層が順次層設されている。最上層となるイ
エロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネル
ギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発
色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアン
に発色する。また、イエロー感熱発色層は、420nm
の近紫外線が照射されたときに、発色能力が消失する。
マゼンタ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシアン感
熱発色層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに発色
し、365nmの紫外線が照射されたときに発色能力が
消失する。カラー感熱記録紙2に、例えばブラック感熱
発色層を設けて4層構造にしてもよい。
【0012】フィードローラ7の給紙方向の下流側に
は、ガイドローラユニット9と整位機構10とが配置さ
れている。図2に示すように、整位機構10は、パルス
モータ12によって回転されるリードスクリュー13
と、このリードスクリュー13に噛合される一対の規制
ローラ14,15とからなる。規制ローラ14,15
は、カラー感熱記録紙2の記録面の裏面を支持するロー
ラ部14a,15aと、カラー感熱記録紙2の側端縁に
当接して幅方向の整位を行なう円板形状の規制板14
b,15bとからなる。
【0013】リードスクリュー13は、中央部分でスク
リューの方向が反転されている。そのため、例えば、リ
ードスクリュー13が図中時計方向に回転すると、各規
制ローラ14,15は共にリードスクリュー13の中央
に向かって移動する。このときに、規制ローラ14,1
5のローラ部14a,15aにカラー感熱記録紙2が掛
けられていると、規制板14b,15bによってカラー
感熱記録紙2の両端縁が押圧され、幅方向のズレが修正
される。また、リードスクリュー13が反時計方向に回
転されると、各規制ローラ14,15は共にリードスク
リュー13の端部に向かって移動する。
【0014】ガイドローラユニット9は、カラー感熱記
録紙2がS字状に掛けられる2本のガイドローラ17、
18と、これらのガイドローラ17,18を回転自在に
支持するブラケット19と、このブラケット19を下面
中央部で回動自在に支持する支持部20とからなる。図
3に示すように、ガイドローラユニット9は、整位機構
10の幅方向の整位によって生じるカラー感熱記録紙2
のねじれに応じて支持部20で回転し、カラー感熱記録
紙2のねじれを吸収することで、カラー感熱記録紙2の
折れや曲がり、ジャムの発生を防止する。
【0015】整位機構10の給紙方向の下流側には、第
1テンションローラ対22,搬送ローラ対23,サーマ
ルヘッド24及びプラテンローラ25,第2搬送ローラ
対26が配置されている。
【0016】第1テンションローラ対22は、DCモー
タ27によって回転駆動されるキャプスタンローラ28
と、このキャプスタンローラ28に圧接してカラー感熱
記録紙2を挟み込むピンチローラ29とからなる。ピン
チローラ29は、カムやバネ,ソレノイド等を用いた図
示しないシフト機構によって、キャプスタンローラ28
に圧接する位置と、キャプスタンローラ28から離れる
位置との間で移動される。キャプスタンローラ28は、
ローラ本体と回転軸との間にトルクリミッタが組み込ま
れており、負荷が掛かると空転する。
【0017】なお、第2搬送ローラ対26は、キャプス
タンローラ28と同構成で、DCモータ31によって回
転されるキャプスタンローラ32とピンチローラ33と
を用いているため、詳しい説明は省略する。
【0018】搬送ローラ対23は、パルスモータ35に
よって回転されるキャプスタンローラ36と、このキャ
プスタンローラ36に圧接してカラー感熱記録紙2を挟
み込むピンチローラ47とからなる。ピンチローラ37
は、カムやバネ,ソレノイド等を用いた図示しないシフ
ト機構によって、キャプスタンローラ36に圧接する位
置と、キャプスタンローラ36から離れる位置との間で
移動される。搬送ローラ対23は、カラー感熱記録紙2
を一定速度で搬送する。
【0019】サーマルヘッド24は、多数の発熱素子を
ライン状に配列した発熱素子アレイ24aを備えてお
り、プリンタ内に固定されている。サーマルヘッド24
に対面する位置には、カラー感熱記録紙2を挟み込むよ
うにプラテンローラ25が配置されている。プラテンロ
ーラ25は、上下方向で移動自在とされており、カムや
バネ,ソレノイド等を用いた図示しないシフト機構によ
って、サーマルヘッド24に圧接する印画位置と、サー
マルヘッド24から離れる退避位置との間で移動され
る。
【0020】サーマルヘッド24は、カラー感熱記録紙
2が搬送される際に、発熱素子アレイ24aを所定の温
度に発熱させ、カラー感熱記録紙2の各感熱発色層を発
色させる。プラテンローラ25は、カラー感熱記録紙2
の搬送に応じて従動回転する。
【0021】搬送ローラ対23とサーマルヘッド24と
の間にはマゼンタ用紫外線ランプ39が、第2テンショ
ンローラ対26の給紙方向の下流側にはイエロー用紫外
線ランプ40が配置されている。イエロー用紫外線ラン
プ40は、発光ピークが420nmの近紫外線を放出
し、マゼンタ用紫外線ランプ39は発光ピークが365
nmの紫外線を放出する。そして、これらの紫外線ラン
プ40,39は、カラー感熱記録紙2のイエロー感熱発
色層及びマゼンタ感熱発色層を加熱されても発色しない
ように定着する。
【0022】イエロー用紫外線ランプ40の給紙方向の
下流側には、印画が完了したカラー感熱記録紙2を排紙
口42から排出する排紙ローラ対43と、カラー感熱記
録紙2を所定の位置でシート状にカットするカッター4
4とが配置されている。
【0023】次に、上記実施形態の作用について、図4
のフローチャートを参照して説明する。図2に示すよう
に、カラー感熱プリンタにおいてプリント開始操作がな
されると、パルスモータ6が回転を開始する。このパル
スモータ6の回転は、ペーパホルダ4及びフィードロー
ラ7に伝達され、カラー感熱記録紙2は給紙方向に向け
て搬送される。
【0024】プリント開始時には、第1テンションロー
ラ対22,搬送ローラ対23,第2テンションローラ対
26の各ピンチローラ29,47,33は、シフト機構
によってキャプスタンローラ28,46,32から離れ
る位置に移動されており、プラテンローラ25もサーマ
ルヘッド24から離れる退避位置に移動されている。ま
た、整位機構10では、各規制ローラ14,15がリー
ドスクリュー13の両端部に移動されており、各規制板
14b、15bの間がカラー感熱記録紙2の幅よりも広
くされている。これにより、カラー感熱プリンタ内のカ
ラー感熱記録紙2の搬送経路が開放された状態となって
いる。
【0025】カラー感熱記録紙2は、ガイドローラユニ
ット9のガイドローラ17,18の間をS字状に通過
し、整位機構10の規制ローラ14,15のローラ部1
4a,15aに掛けられる。カラー感熱記録紙2が第1
テンションローラ対22と搬送ローラ対23とを通過す
ると、図示しないセンサによってカラー感熱記録紙2の
先端が検出される。
【0026】カラー感熱記録紙2の先端が検出される
と、パルスモータ6によるカラー感熱記録紙2の搬送が
いったん停止され、整位機構10のパルスモータ12が
回転を開始する。図2及び図3に示すようにパルスモー
タ12は、リードスクリュー13を時計方向に回転さ
せ、各規制ローラ14,15をリードスクリュー13の
中央に向けて移動させる。規制ローラ14,15は、規
制板14b,15bの間の距離がカラー感熱記録紙2の
幅の規定寸法になるように移動される。この移動の際
に、規制板14b,15bがカラー感熱記録紙2の両側
端縁を押圧し、幅方向でのズレを修正する。
【0027】カラー感熱記録紙2の幅方向での移動によ
って生じるねじれは、ガイドローラユニット9のブラケ
ット19が支持部20を中心に回動することによって吸
収される。これにより、カラー感熱記録紙2のねじれに
よって、カラー感熱記録紙2の折れや曲がり、ジャムが
発生することはない。
【0028】カラー感熱記録紙2の幅方向の整位が完了
すると、パルスモータ12の回転が停止される。そし
て、第1テンションローラ対22と搬送ローラ対23の
シフト機構が作動し、ピンチローラ29,37をキャプ
スタンローラ28,36に圧接させてカラー感熱記録紙
2を挟み込む。これにより、カラー感熱記録紙2を幅方
向で位置ズレさせることなく、整位されたまま給紙方向
に搬送することができる。
【0029】パルスモータ35が作動してキャプスタン
ローラ36を回転させ、カラー感熱記録紙2を給紙方向
に向けて搬送する。その際に、第1テンションローラ対
22はトルクリミッタによって空転させ、カラー感熱記
録紙2に適度なテンションを付与する。これにより、カ
ラー感熱記録紙2の搬送ローラ対23への巻き付け力が
向上し、安定した搬送が可能となる。カラー感熱記録紙
2の搬送量は、ピンチローラ37の回転量から計測され
る。
【0030】カラー感熱記録紙2は、サーマルヘッド2
4とプラテンローラ25との間を通過し、第2テンショ
ンローラ対26の間に送り込まれる。搬送ローラ対23
のピンチローラ37の回転数から、カラー感熱記録紙2
の先端が第2テンションローラ対26を通過したことが
確認されると、パルスモータ35の回転が停止され、カ
ラー感熱記録紙2の搬送がいったん停止される。
【0031】搬送停止後、シフト機構が作動して第2テ
ンションローラ対26のピンチローラ33がキャプスタ
ンローラ32に圧接し、カラー感熱記録紙2を挟み込
む。また、これと同時に、プラテンローラ25のシフト
機構が作動し、プラテンローラ25が上昇してサーマル
ヘッド24との間でカラー感熱記録紙2を挟み込む。
【0032】次に、DCモータ31とパルスモータ35
とが回転して、第2テンションローラ対26と搬送ロー
ラ対23とでカラー感熱記録紙2を給紙方向に搬送す
る。この給紙方向へのカラー感熱記録紙2の搬送では、
搬送ローラ対23によってカラー感熱記録紙2の搬送速
度が規定される。そのため、第2テンションローラ対2
6による搬送速度が搬送ローラ対23の搬送速度を上回
ると、キャプスタンローラ32に組み込まれたトルクリ
ミッタがスリップし、搬送ローラ対23の搬送速度に合
致させる。
【0033】カラー感熱記録紙2の記録エリアの給紙方
向の先端がサーマルヘッド24に到達すると、発熱素子
アレイ24aが発熱され、記録エリア内を加熱してイエ
ロー感熱発色層にイエロー画像を1ラインずつ熱記録す
る。
【0034】カラー感熱記録紙2の記録エリアの給紙方
向の後端までイエロー画像の熱記録が終了し、記録エリ
アの給紙方向の後端がイエロー用紫外線ランプ40に対
面する位置まで達すると、パルスモータ35とDCモー
タ31とが停止する。
【0035】次にパルスモータ35とDCモータ27と
パルスモータ6とが逆方向に回転し、カラー感熱記録紙
2を巻戻し方向に向けて搬送する。この巻戻し方向への
カラー感熱記録紙2の搬送でも、搬送ローラ対23によ
ってカラー感熱記録紙2の搬送速度が規定される。第1
テンションローラ対22は、搬送ローラ対23との間の
カラー感熱記録紙2にテンションを付与し、キャプスタ
ンローラ36への巻き付け量を増加させてカラー感熱記
録紙2の搬送を安定化させる。第2テンションローラ対
26は、トルクリミッタをスリップさせてカラー感熱記
録紙2にテンションを付与し、レジズレを防止する。
【0036】カラー感熱記録紙2の巻戻し方向への搬送
と同時に、イエロー用紫外線ランプ40が点灯し、カラ
ー感熱記録紙2の記録エリア内のイエロー感熱発色層を
定着する。また、カラー感熱記録紙2の記録エリアの巻
戻し方向の先端がサーマルヘッド24に到達すると、発
熱素子アレイ24aが発熱され、記録エリア内を加熱し
てマゼンタ感熱発色層にマゼンタ画像を1ラインずつ熱
記録する。このように、給紙方向と巻戻し方向とのカラ
ー感熱記録紙2の搬送において、搬送速度は搬送ローラ
対23によって規定されるので、イエロー画像とマゼン
タ画層とでレジズレが発生することはない。
【0037】カラー感熱記録紙2の記録エリアの巻戻し
方向の後端までマゼンタ画像の熱記録が終了し、マゼン
タ用紫外線ランプ39に対面する位置まで達すると、パ
ルスモータ35とDCモータ27と、パルスモータ6と
が停止する。次にパルスモータ35とDCモータ31と
が回転する。第2テンションローラ対26は、トルクリ
ミッタをスリップさせて、搬送ローラ対23の搬送速度
に合わせてカラー感熱記録紙2を給紙方向に搬送する。
【0038】カラー感熱記録紙2の給紙方向への搬送と
同時に、マゼンタ用紫外線ランプ39が点灯し、カラー
感熱記録紙2の記録エリア内のマゼンタ感熱発色層を定
着する。また、カラー感熱記録紙2の記録エリアの給紙
方向の先端がサーマルヘッド24に到達すると、発熱素
子アレイ24aが発熱され、記録エリア内を加熱してシ
アン感熱発色層にシアン画像を1ラインずつ熱記録す
る。このシアン画像の記録時にも、カラー感熱記録紙2
の搬送速度は搬送ローラ対23によって規定されるので
レジズレが発生することはない。
【0039】カラー感熱記録紙2の記録エリアの給紙方
向の後端までシアン画像の熱記録が終了するとパルスモ
ータ35とDCモータ31とが停止し、プラテンローラ
25は退避位置に下降される。次にパルスモータ35と
DCモータ31とは、再び回転してカラー感熱記録紙2
を給紙方向に搬送する。シアン感熱発色層は、通常の保
存状態では発色しない発色特性を有しているため、シア
ン感熱発色層の光定着は行わず、そのまま排紙口42か
らカラー感熱記録紙2を排出する。
【0040】カラー感熱記録紙2のプリントされた部分
が装置外に排出されると、パルスモータ35とDCモー
タ31とが停止される。そして、カッター44が作動し
てカラー感熱記録紙2をカットし、シート状のカラープ
リントとする。本実施形態のカラー感熱プリンタにより
得られるカラープリントは、色ズレや白スジ,黒スジの
発生がなく高品質なものとなる。継続してプリントを行
わない場合には、カラー感熱記録紙2は防湿のために記
録紙ロール3に巻き戻される。
【0041】なお、上記実施形態では、カラー感熱プリ
ンタについて説明したが、本発明は、カラー感熱プリン
タ以外のサーマルプリンタや、サーマルプリンタ以外の
記録方式を使用するプリンタや複写機等にも適用するこ
とができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカラーサ
ーマルプリンタによれば、記録紙にテンションを付与し
たまま、整位時に生じるねじれを吸収することができる
ので、ねじれを原因とする記録紙の折れや皺、ジャムの
発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー感熱プリンタの構成を
示す概略図である。
【図2】ガイドローラユニット及び整位機構の構成を示
す外観斜視図である。
【図3】ガイドローラユニット及び整位機構の動作状態
を示す説明図である。
【図4】プリント動作の順序を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2 カラー感熱記録紙 3 記録紙ロール 9 ガイドローラユニット 10 整位機構 17,18 ガイドローラ 19 ブラケット 20 支持部 22 第1テンションローラ対 23 搬送ローラ対 24 サーマルヘッド 25 プラテンローラ 26 第2テンションローラ対

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙が供給される給紙部と、この給紙
    部から供給された記録紙を搬送する記録紙搬送手段と、
    搬送中の記録紙に印画を行うプリントヘッドと、給紙部
    からプリントヘッドまでの搬送経路内で、記録紙の搬送
    方向と直交する幅方向で記録紙の側端縁を押圧して整位
    を行う整位手段とを備えたプリンタにおいて、 前記給紙部と整位手段との間に、記録紙が掛けられるガ
    イドローラと、このガイドローラを回転自在に保持し、
    記録紙の記録面に直交する方向で回動自在にされたブラ
    ケットとからなるガイドローラユニットを設けたことを
    特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記ブラケットにガイドローラを2本設
    け、これらのガイドローラに記録紙をS字状に掛けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
JP2001066118A 2001-03-09 2001-03-09 プリンタ Pending JP2002265113A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001066118A JP2002265113A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001066118A JP2002265113A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002265113A true JP2002265113A (ja) 2002-09-18

Family

ID=18924663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001066118A Pending JP2002265113A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002265113A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100413068B1 (ko) * 2001-11-23 2003-12-31 장오기계 주식회사 전사인쇄장치
JP2004131149A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Nakasu Denki Kk 錠剤取出装置
CN113955563A (zh) * 2021-11-10 2022-01-21 莫洪茂 一种中高度调节导辊
CN115257195A (zh) * 2022-07-26 2022-11-01 湖南标拓电子科技有限公司 基于自动化校正纸张的可调式标签打印机

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100413068B1 (ko) * 2001-11-23 2003-12-31 장오기계 주식회사 전사인쇄장치
JP2004131149A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Nakasu Denki Kk 錠剤取出装置
CN113955563A (zh) * 2021-11-10 2022-01-21 莫洪茂 一种中高度调节导辊
CN113955563B (zh) * 2021-11-10 2024-02-13 渭南秦亚印刷包装机械有限责任公司 一种中高度调节导辊
CN115257195A (zh) * 2022-07-26 2022-11-01 湖南标拓电子科技有限公司 基于自动化校正纸张的可调式标签打印机
CN115257195B (zh) * 2022-07-26 2024-01-16 湖南标拓电子科技有限公司 基于自动化校正纸张的可调式标签打印机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3491790B2 (ja) 印字装置
US20050186008A1 (en) Printer with cutter and method for cutting recording paper
JP2005262877A (ja) プリンタ及び記録紙切断方法
JP3990085B2 (ja) プリンタ
JP2883452B2 (ja) 画像形成装置
TWI325372B (en) Image forming method and image forming apparatus
JP2003231313A (ja) プリンタの記録紙切断装置
JP2002265113A (ja) プリンタ
JP2004291369A (ja) カラーサーマルプリンタ
US20040189783A1 (en) Color printer and recording material feeding method
US6297840B1 (en) Thermosensitive color printing method and thermosensitive color printer
JP3840118B2 (ja) カラーサーマルプリンタ
JP3710216B2 (ja) カラーサーマルプリント方法及びプリンタ
JPH11320938A (ja) カラーサーマルプリンタ
JP2006321147A (ja) プリンタ及びプリンタの給紙方法
JP2002193525A (ja) カラー感熱プリンタ
JP2002331714A (ja) カラーサーマルプリンタ
JP5404153B2 (ja) 印刷装置
JP3781360B2 (ja) カラーサーマルプリンタ
JP2001261205A (ja) プリンタ
JP2004291449A (ja) サーマルプリンタ
JP2004299191A (ja) カラープリンタ
JP2001158555A (ja) サーマルプリンタにおける用紙搬送機構
JP2002127482A (ja) カラーサーマルプリンタ
JPH0653154U (ja) カラー熱転写記録装置