JP3840118B2 - カラーサーマルプリンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラーサーマルプリンタに関し、更に詳しくは、搬送ローラ対に掛かるテンションを小さくして記録紙の安定搬送を行なうカラーサーマルプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カラーサーマルプリンタには、カラー感熱記録紙の記録面にサーマルヘッドの発熱素子を押し当て、カラー感熱記録紙のイエロー,マゼンタ,シアンの各感熱発色層を発色させて画像を記録するカラー感熱プリンタがある。また、このカラー感熱プリンタのなかには、1個のサーマルヘッドに対してカラー感熱記録紙を3回通過させて熱記録を行う3パス方式や、複数個のサーマルヘッドに対して記録紙を1回通過させて熱記録を行なう1パス方式等がある。この1パス方式は、3パス方式に比べてプリント時間が短いため、多数枚を連続してプリントする業務用のカラー感熱プリンタ等に用いられる。
【0003】
1パス方式のカラーサーマルプリンタでは、記録紙の搬送に合わせて複数個のサーマルヘッドが順次に記録紙に圧接する。そのため、記録紙と搬送ローラ対とに掛かるテンションが逐次変動し、記録紙の搬送量が不安定になることがあった。これを解決するために、特開2000−263864号公報記載の発明では、各サーマルヘッドの近傍に、記録紙を搬送するとともに搬送ローラ対にテンションを付与するテンションローラを設け、記録紙が次のサーマルヘッドに到達するたびに、テンションローラが付与するテンションを切り替えることで、搬送ローラ対に掛かるテンションを一定にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図7に示すように、記録紙の搬送量を安定させるには、搬送ローラ対に掛かるテンションを安定域内に維持することが必要である。この安定域は、実験等によって±1kgf程度と非常に狭い範囲であることが分かっている。しかしながら、一般的にローラによる記録紙の搬送力は大きいため、滑りにくいグリッドローラを搬送ローラ対に使用しても、テンションローラによるフロントテンションはすぐに安定域を越えてしまう。
【0005】
また、カラーサーマルプリンタに使用されるカラー感熱記録紙は、印画濃度や温度及び湿度によって摩擦係数が変化する。これら、フロントテンションの増加や摩擦係数の変化によって負荷変動が発生し、記録紙の搬送量が変化してカラーレジストレーションのずれ等が発生してしまう。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、搬送ローラ対に掛かるテンションを安定域内に維持して、記録紙の搬送量を安定化することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明のカラーサーマルプリンタは、各サーマルヘッドに対応して複数のフロントテンションローラ対を配置し、搬送ローラ対の上流側にバックテンションローラ対を配置し、これらのローラ対のトルクをトルクコントロール手段でコントロールして、フロントテンションとバックテンションとを制御できるようにしたものである。
【0008】
また、バックテンションローラ対には、動作中のフロントテンションローラ対のフロントテンションの総和と等しいバックテンションを発生させるようにしたものである。これにより、搬送ローラ対に掛かるテンションがゼロに近くなり、記録紙の安定搬送が行なえるようなる。また、テンションローラ対の代わりに、記録紙をサーマルヘッドに押し付けるプラテンローラを使用してもよい。
【0009】
更に、サーマルヘッドと記録紙との間の摩擦係数は、サーマルヘッドの印画エネルギに応じて変化するので、このサーマルヘッドの印画エネルギに応じて、フロントテンション及びバックテンションを変化させるとよい。
【0010】
また、サーマルヘッドと記録紙との間の摩擦係数は、記録紙の温度及び湿度によっても変化するので、記録紙の温度及び湿度に応じてフロントテンション及びバックテンションを変化させるとよい。更に、トルクコントロール手段として、ローラ対を駆動するモータを使用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を実施したカラー感熱プリンタの構成を示す概略図である。このプリンタでは、長尺のカラー感熱記録紙2をロール状に巻いた記録紙ロール3が記録媒体として使用される。記録紙ロール3は、カラー感熱プリンタの給紙部にセットされ、外周に給紙ローラ4が圧接する。給紙ローラ4は、ステッピングモータ(STM)5によって回転駆動され、記録紙ロール3を回転させてカラー感熱記録紙2を引き出し、給紙部から排紙口へといたる搬送経路内に送り込む。そして、プリント終了後には、カラー感熱記録紙2を記録紙ロール3に巻き戻し、光や湿度の影響を防止する。
【0012】
カラー感熱記録紙2は、周知のように、支持体上にシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感熱発色層が順次層設されている。最上層となるイエロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネルギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアンに発色する。また、イエロー感熱発色層は、420nmの近紫外線が照射されたときに、発色能力が消失する。マゼンタ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシアン感熱発色層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに発色し、365nmの紫外線が照射されたときに発色能力が消失する。カラー感熱記録紙2に、例えばブラック感熱発色層を設けて4層構造にしてもよい。
【0013】
また、図2に示すように、カラー感熱記録紙は、表面に印加される熱エネルギと、温度及び湿度によって摩擦係数が変化する。例えば、サーマルヘッドによってカラー感熱記録紙2に付与される負荷が8kgfである際に、サーマルヘッドによって印加される熱エネルギと温度及び湿度によって摩擦係数が0.2から0.5に変化すると、サーマルヘッドによる負荷は2.4kgf増加してしまう。搬送負荷の変動は、カラー感熱記録紙2の搬送量を不安定にし、カラーレジストレーションのずれ等の原因となる。
【0014】
搬送経路内には、カラー感熱記録紙2を挟み込んで搬送する搬送ローラ対7が配置されている。この搬送ローラ対7は、ステッピングモータ5によって回転駆動されるキャプスタンローラ8と、このキャプスタンローラ8に圧接してカラー感熱記録紙2を挟み込むピンチローラ9とからなる。ピンチローラ9は、カムやソレノイド等からなる図示しないシフト機構によって、キャプスタンローラ8に圧接する位置と、キャプスタンローラ8から離れる位置との間で移動される。
【0015】
給紙方向における搬送ローラ対7の上流側には、カラー感熱記録紙2の幅方向のズレを補正する整列ローラ11が配置されている。この整列ローラ11の上流には、給紙方向に搬送されるカラー感熱記録紙2にバックテンションを付与するバックテンションローラ対(以下、BTRPと省略する)12が配置されている。このBTRP12は、DCモータ(DCM)13によって回転駆動されるキャプスタンローラ14と、このキャプスタンローラ14に圧接してカラー感熱記録紙2を挟み込むピンチローラ15とからなる。ピンチローラ15は、図示しないシフト機構によって、キャプスタンローラ14に圧接する位置と、キャプスタンローラ14から離れる位置との間で移動される。
【0016】
搬送ローラ対7の給紙方向の下流側には、3個のプラテンローラ17,18,19が配置されている。各プラテンローラ17〜19に対面するように、イエロー用サーマルヘッド21,マゼンタ用サーマルヘッド22,シアン用サーマルヘッド23が配置されている。サーマルヘッド21〜23は、多数の発熱素子をライン状に配列した発熱素子アレイをそれぞれ備えており、これらの発熱素子アレイをカラー感熱記録紙2に圧接させて発熱させることで、カラー感熱記録紙2のイエロー感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,シアン感熱発色層をそれぞれ発色させる。
【0017】
サーマルヘッド21〜23は、カラー感熱記録紙2に発熱素子アレイを圧接させて印画を行う記録位置と、カラー感熱記録紙2から離れてプラテンローラ17〜19との間に隙間を形成する退避位置との間で移動自在とされている。この記録位置と退避位置との間の移動は、カムやソレノイド等を用いた図示しないヘッド移動機構によって行われる。
【0018】
各サーマルヘッド21〜23の上流側には、フロントテンションローラ対(以下、FTRP省略する)25,26,27がそれぞれ配置されている。FTRP25は、DCモータ28によって回転駆動されるキャプスタンローラ25aと、このキャプスタンローラ25aに圧接してカラー感熱記録紙2を挟み込むピンチローラ25bとからなる。ピンチローラ25bは、図示しないシフト機構によって、キャプスタンローラ25aに圧接する位置と、キャプスタンローラ25aから離れる位置との間で移動される。他のFTRP26、27も同様に、キャプスタンローラ26a,27aとピンチローラ26b,27bとからなり、別のDCモータ29,30によって回転駆動される。
【0019】
イエロー用サーマルヘッド21とマゼンタ用サーマルヘッド22の間には、イエロー用定着ランプ32が配置されている。また、マゼンタ用サーマルヘッド22とシアン用サーマルヘッド23の間には、マゼンタ用定着ランプ33が配置されている。イエロー用定着ランプ32は、発光ピークが420nmの近紫外線を放出し、カラー感熱記録紙2のイエロー感熱発色層を加熱されても発色しないように定着する。マゼンタ定着ランプ33は、発光ピークが365nmの紫外線を放出してマゼンタ感熱発色層を定着する。
【0020】
搬送経路の給紙方向の最下流には、印画済みのカラー感熱記録紙2が排出される排紙口35が設けられている。この排紙口35の奥には、長尺のカラー感熱記録紙2を所定の位置でカットしてシート状にするカッター36が配置されている。このカッター36を挟むように、カラー感熱記録紙2を排紙口35から排出する排紙ローラ対37と、カラー感熱記録紙2をカッター36に向けて搬送するカッタローラ対38とが配置されている。これら、排紙ローラ対37とカッタローラ対38とは、ステッピングモータ40によって駆動される。
【0021】
記録紙ロール3がセットされる給紙部には、カラー感熱記録紙2の温度と湿度とを測定する温湿度センサ(THS)43が配置されている。この温湿度センサ43で測定されたカラー感熱記録紙2の温度及び湿度は、後述するカラー感熱プリンタの各部を制御するコントローラに入力される。
【0022】
図3は、カラー感熱プリンタの電気的構成を示すブロック図である。カラー感熱記プリンタは、CPU等からなるコントローラによって各部が制御される。コントローラ48には、画像メモリ49が接続されている。この画像メモリ49には、コンピュータやデジタルカメラ等から画像データが入力される。コントローラ48は、入力された画像データをRGBの各色の画像データに分解し、このRGBの画像データからプリントデータを作成する。プリントデータは、各サーマルヘッド21〜23を駆動するヘッド用ドライバ50に入力される。
【0023】
コントローラ48には、ステッピングモータ5,40を制御するSTM用ドライバ52と、DCモータ13,28,29,30を制御するDCM用ドライバ53とが接続されている。また、コントローラ48には、温湿度センサ43が接続されており、カラー感熱記録紙2の温度及び湿度のデータが入力される。コントローラ48は、温湿度センサ43から入力されるカラー感熱記録紙2の温度及び湿度と、プリントデータから算出されるカラー感熱記録紙2への印加エネルギとに応じてDCM用ドライバ53をコントロールし、各DCモータ13,28〜30のトルクを制御する。
【0024】
次に、上記実施形態の作用について説明する。図1中において記載されている符合Fy,Fm,Fcは、各FTRP25,26,27によってカラー感熱記録紙2に掛けられるテンションを示している。符合Ffは、搬送ローラ対7の下流側に掛けられるフロントテンションを示し、このフロントテンションFfは、Fy,Fm,Fcの総和に等しくなる。また、符合Fbは、BTRP12によってカラー感熱記録紙2に掛けられるバックテンションを示している。
【0025】
プリント開始操作がなされると、図2に示すコントローラ48がSTM用ドライバ52を介してステッピングモータ5を作動させる。ステッピングモータ5は、図1に示す給紙ローラ4を給紙方向に回転させ、記録紙ロール3からカラー感熱記録紙2を引き出し、給紙方向の下流側に向けて搬送する。このときに、温湿度センサ43がカラー感熱記録紙2の温度及び湿度を測定し、その検出結果をコントローラ48に入力する。
【0026】
この時点では、BTRP12,搬送ローラ対7,各FTRP25〜27の各ピンチローラ15,9,25b,26b,27bは、対応する各キャプスタンローラ14,8,25a,26a,27aから離れる位置に移動されている。また、サーマルヘッド21〜23は、プラテンローラ17〜19から離れる位置に移動されている。そのため、カラー感熱記録紙2の通路が確保されている。
【0027】
カラー感熱記録紙2の先端がBTRP12の下流側に配置された図示しないセンサに検出されると、コントローラ48はBTRP12用のシフト機構を作動させて、ピンチローラ15をキャプスタンローラ14に圧接させる。また、コントローラ48は、DCM用ドライバ53を介してDCモータ13を作動させる。DCモータ13は、キャプスタンローラ14を給紙方向に回転させてカラー感熱記録紙2を給紙方向の下流側に搬送する。
【0028】
整列ローラ11に掛けられ、搬送ローラ対7の間を通過したカラー感熱記録紙2の先端が搬送ローラ対7の下流側に配置された図示しないセンサに検出されると、コントローラ48は搬送ローラ対7のシフト機構を作動させて、ピンチローラ9をキャプスタンローラ8に圧接させる。搬送ローラ対7は、キャプスタンローラ8を給紙方向に回転させてカラー感熱記録紙2を給紙方向の下流側に搬送する。
【0029】
カラー感熱記録紙2は、サーマルヘッド21とプラテンローラ17との間と、FTRP25の間とを通過する。カラー感熱記録紙2の先端が、FTRP25の下流側に配置された図示しないセンサに検出されると、コントローラ48はヘッド移動機構を作動させてサーマルヘッド21をプラテンローラ17に圧接させ、ピンチローラ25bをキャプスタンローラ25aに圧接させる。
【0030】
また、コントローラ48は、DCM用ドライバ53を介してDCモータ28を作動させる。DCモータ28は、キャプスタンローラ25aを給紙方向に回転させてカラー感熱記録紙2を給紙方向の下流側に搬送する。カラー感熱記録紙2の先頭の記録エリアの先端縁がサーマルヘッド21に到達すると、コントローラ48はヘッドドライバ50を介してサーマルヘッド21を作動させ、カラー感熱記録紙2のイエロー感熱発色層にイエロー画像を印画する。
【0031】
図4の表に示すように、イエロー画像の印画時には、DCモータ28に駆動されるFTRP25よって、カラー感熱記録紙2にテンションFyが付加される。このテンションFyは、サーマルヘッド21とカラー感熱記録紙2との間の摩擦力よりも大きく、搬送ローラ対7の搬送量よりも大きな搬送量を発生する。しかし、搬送ローラ対7によってFTRP25の搬送量が規制されるので、搬送ローラ対7の下流側は、搬送ローラ対7の搬送速度に保たれる。
【0032】
イエロー画像の印画時の搬送ローラ対7のフロントテンションFfは、Ff=Fyとなる。また、コントローラ48は、フロントテンションFfに対して均衡を保つために、DCモータ13のトルクを制御して、BTRP12に、フロントテンションFfと同等のバックテンションFbを発生させる。
【0033】
しかしながら、サーマルヘッド21によってカラー感熱記録紙2に印加される印画エネルギと、カラー感熱記録紙2の温度及び湿度とによって、サーマルヘッド21とカラー感熱記録紙2との間の摩擦係数が変化する。そのため、フロントテンションFfは、実際にはテンションFyに摩擦係数を考慮した補正値αが付加された値となる。これにより、バックテンションFbは、Fb=Ff・α=Fy・αとなり、搬送ローラ対7に掛かるテンションは実質ゼロに近くなって、図7のグラフに示すように、安定域内に維持される。
【0034】
イエロー画像の印画と同時に、イエロー用定着ランプ32が点灯される。イエロー感熱発色層は、発光ピークが420nmの近紫外線が照射されて、再度発色しないように定着される。
【0035】
カラー感熱記録紙2の先端が、FTRP26の下流側に配置された図示しないセンサに検出されると、コントローラ48はサーマルヘッド22をプラテンローラ18に圧接させ、ピンチローラ26bをキャプスタンローラ26aに圧接させる。また、DCモータ29が動作を開始し、キャプスタンローラ26aを給紙方向に回転させてカラー感熱記録紙2を給紙方向の下流側に搬送する。
【0036】
カラー感熱記録紙2の先頭の記録エリアの先端縁がサーマルヘッド22に到達すると、サーマルヘッド22はカラー感熱記録紙2のマゼンタ感熱発色層にマゼンタ画像を印画する。このマゼンタ画像の印画開始と同時に、カラー感熱記録紙2の2番目の記録エリアがサーマルヘッド21に到達する。サーマルヘッド21は、2番目の記録エリアのイエロー感熱発色層にイエロー画像を印画する。
【0037】
マゼンタ画像の印画時には、DCモータ29に駆動されるFTRP26よって、カラー感熱記録紙2にテンションFmが付加される。このテンションFmは、サーマルヘッド22とカラー感熱記録紙2との摩擦力が、イエロー用のサーマルヘッド21とカラー感熱記録紙2との摩擦力と同等であるため、Fm=Fyに設定されている。
【0038】
イエロー画像とマゼンタ画像との印画が同時に行なわれる際の搬送ローラ対7のフロントテンションFfは、FTRP25とFTRP26とのテンションを加算した値となり、Ff=Fy+Fmとなる。コントローラ48は、カラー感熱記録紙2の摩擦係数を考慮して、BTRP12のバックテンションがFb=Ff・α=(Fy+Fm)αとなるようにDCモータ13を制御する。これにより、フロントテンションが増加しても、搬送ローラ対7に掛かるテンションは、安定域内に維持される。
【0039】
マゼンタ画像の印画と同時に、マゼンタ用定着ランプ33が点灯される。先頭の記録エリアのマゼンタ感熱発色層は、発光ピークが365nmの紫外線が照射されて、再度発色しないように定着される。なお、これと同時に、2番目の記録エリアのイエロー感熱発色層も、イエロー用定着ランプ32によって定着される。
【0040】
カラー感熱記録紙2の先端が、FTRP27の下流側に配置された図示しないセンサに検出されると、サーマルヘッド23とピンチローラ26bとがカラー感熱記録紙2に圧接する。また、DCモータ30が動作を開始し、キャプスタンローラ27aを給紙方向に回転させてカラー感熱記録紙2を給紙方向の下流側に搬送する。
【0041】
サーマルヘッド23は、カラー感熱記録紙2の先頭の記録エリアのシアン感熱発色層にシアン画像を印画する。このシアン画像の印画開始と同時に、カラー感熱記録紙2の2番目の記録エリアのマゼンタ感熱発色層にマゼンタ画像が印画され、3番目の記録エリアのイエロー感熱発色層にイエロー画像が印画される。
【0042】
シアン画像の印画時には、DCモータ30に駆動されるFTRP27により、カラー感熱記録紙2にテンションFcが付加される。このテンションFcには、テンションFy及びテンションFmと同じ値が用いられ、Fc=Fy=Fmとなる。
【0043】
イエロー画像とマゼンタ画像とシアン画像とが同時に行なわれる際の搬送ローラ対7のフロントテンションFfは、Ff=Fy+Fm+Fcとなる。BTRP12によって発生されるバックテンションFbは、Fb=Ff・α=(Fy+Fm+Fc)αとなる。これにより、搬送ローラ対7に掛かるテンションは安定域内に維持されるので、搬送負荷の変動によって搬送量が変化することはなく、カラーレジストレーションのずれも発生しない。なお、3番目の以降の記録エリアの印画時には、すでにイエロー,マゼンタ,シアン用の各サーマルヘッド21〜23がカラー感熱記録紙2に圧接しているので、大きな負荷変動は発生しない。
【0044】
イエロー,マゼンタ,シアン画像が印画された、カラー感熱記録紙2の先端の記録エリアは、ステッピングモータ40によって駆動されるカッタローラ対38によってカッター36に送り込まれる。そして、記録エリアの後端縁がカッター36によってカットされて、1枚のシート状のカラープリントとなる。シート状のカラープリントは、排紙ローラ対37によって排紙口35からプリンタの外に排出される。
【0045】
なお、上記実施形態では、各フロントテンションローラ対が発生するテンションFy,Fm,Fcを同じ値としたが、カラー感熱記録紙2の搬送をスムースに行なうために、下流側のテンションが高めになるように設定してもよい。
【0046】
具体的には、図5の表に示すように、イエロー画像の印画時には、FTRP25によって発生するテンションをFy+Frとする。テンションFrは、最下流のフロントテンションローラ対が、上流側のフロントテンションローラ対よりも大きな搬送量を発生するための一定値である。
【0047】
次に、マゼンタ画像の印画時には、FTRP26のテンションをFm+Frとし、FTRP25のテンションをFyとし、フロントテンションFfをFf=Fy+Fm+Frとする。同様に、シアン画像の印画時には、シアン用のFTRP27にFc+Frのテンションを発生させ、フロントテンションFf=Fy+Fm+Fc+Frとする。そして、この場合でもBTRP12には、フロントテンションFfにカラー感熱記録紙2の摩擦係数分の補正値αを付加したFb=Ff・αのバックテンションFbを発生させればよい。
【0048】
また、上記実施形態では、各サーマルヘッド21〜23の下流側にFTRP25〜27を配置した。しかしながら、図6に示すように、各サーマルヘッド21〜23に圧接するプラテンローラ17〜19をDCモータで駆動させてフロントテンションを発生させてもよい。
【0049】
上記プラテンローラ17〜19でフロントテンションを発生させる実施形態によれば、カラーレジストレーションのずれの防止とともに、テンションローラ対とサーマルヘッドとの間の距離によって生じる余白部分を小さくできるので、記録紙ロール3から印画可能なプリント枚数を多くすることができる。更には、フロントテンションローラ対のキャプスタンローラに使用される高価なグリッドローラを省略することができるので、コストダウンを図ることもできる。
【0050】
また、カラー感熱記録紙の温度及び湿度は、給紙部のみで測定したが、各サーマルヘッドの近傍に温湿度センサを設置して、各センサで測定された温度及び湿度から、サーマルヘッドとカラー感熱記録紙との摩擦係数の変位を特定することもできる。
【0051】
また、上記実施形態は、カラー感熱プリンタを例に説明したが、イエロー,マゼンタ,シアンのカラーインクシートを用いる昇華型,熱溶融型の熱転写プリンタや、イエロー,マゼンタ,シアンとともにオーバーコートを行なう昇華型,熱溶融型の熱転写プリンタにも用いることができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のカラーサーマルプリンタによれば、搬送ローラ対のフロントテンションとバックテンションとを制御することができるので、搬送ローラ対に掛かるテンションを安定域内に維持することができ、記録紙の搬送量に変動が生じることはなく、カラーレジストレーションのずれを防止することができる。更には、搬送ローラ対に掛かるテンションをゼロ近くにすることもできるので、高価なグリッドローラの代わりに安価なコーティングローラを使用しても安定した記録紙の搬送を行なうことができる。
【0053】
また、フロントテンションの発生には、フロントテンションローラ対の代わりにプラテンローラを使用することもできるので、余白を小さくして印画枚数を増やすとともに、使用するグリッドローラの本数を減らしてコストダウンを図ることができる。
【0054】
更に、印画エネルギや、温度または湿度に応じて、フロントテンションとバックテンションとのいずれか一方、あるいは両方を変化させるようにしたので、摩擦係数の変化によって負荷変動が発生しても、搬送ローラ対に掛かるテンションを安定域内に維持することができる。
【0055】
また、トルクコントロール手段として、ローラ対を駆動するモータのトルク制御を使用するようにしたので、制御が容易であり、コストダウン及び動作の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー感熱プリンタの構成を示す概略図である。
【図2】印画エネルギと温度及び湿度に対するカラー感熱記録紙の摩擦係数の変化を示すグラフである。
【図3】カラー感熱プリンタの電気的構成の一部を示すブロック図である。
【図4】各色の印画時のフロントテンションとバックテンションとを示す表である。
【図5】別の実施形態の各色の印画時のフロントテンションとバックテンションとを示す表である。
【図6】フロントテンションの発生にプラテンローラを用いたカラー感熱プリンタの構成を示す概略図である。
【図7】搬送ローラ対の記録紙搬送の安定域を示す図表である。
【符号の説明】
2 カラー感熱記録紙
5,40 ステッピングモータ
7 搬送ローラ対
12 バックテンションローラ対
13,28,29,30 DCモータ
17〜19 プラテンローラ
21〜23 サーマルヘッド
25〜27 フロントテンションローラ対
48 コントローラ
Claims (6)
- 記録紙の搬送経路内に配置され、該記録紙を挟み込んで搬送する搬送ローラ対と、
搬送ローラ対の下流側に位置し、搬送中の記録紙を加熱して複数の色の一つをそれぞれ熱記録する複数のサーマルヘッドと、
各サーマルヘッドの下流側にそれぞれ位置し、搬送ローラ対にフロントテンションを付与しながら記録紙を搬送する複数のフロントテンションローラ対と、
搬送ローラ対の上流側に位置し、搬送ローラ対にバックテンションを付与しながら記録紙を搬送するバックテンションローラ対と、
各フロントテンションローラ対及びバックテンションローラ対のトルクをそれぞれコントロールして、フロントテンションとバックテンションとを制御するフロント用及びバック用のトルクコントロール手段とからなることを特徴とするカラーサーマルプリンタ。 - 記録紙の搬送経路内に配置され、該記録紙を挟み込んで搬送する搬送ローラ対と、
搬送ローラ対の下流側に位置し、搬送中の記録紙を加熱して複数の色の一つをそれぞれ熱記録する複数のサーマルヘッドと、
記録紙をサーマルヘッドに圧接させるとともに、搬送ローラ対にフロントテンションを付与しながら記録紙を搬送する複数のプラテンローラと、
搬送ローラ対の上流側に位置し、搬送ローラ対にバックテンションを付与しながら記録紙を搬送するバックテンションローラ対と、
各プラテンローラ及びバックテンションローラ対のトルクをそれぞれコントロールして、フロントテンションとバックテンションとを制御するプラテン用及びバック用のトルクコントロール手段とからなることを特徴とするカラーサーマルプリンタ。 - 前記各フロントテンションローラ対の動作に応じてバック用トルクコントロール手段を制御し、フロントテンションの総和と等しいバックテンションをバックテンションローラ対で発生させることを特徴とする請求項1または2記載のカラーサーマルプリンタ。
- 前記サーマルヘッドの印画エネルギに応じて各トルクコントロール手段を制御し、前記フロントテンションとバックテンションとのいずれか一方、あるいは両方を変化させることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載のカラーサーマルプリンタ。
- 前記記録紙の温度と湿度とのいずれか一方、あるいは両方に応じて各トルクコントロール手段を制御し、前記フロントテンションとバックテンションとのいずれか一方、あるいは両方を変化させることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載のカラーサーマルプリンタ。
- 前記トルクコントロール手段は、ローラ対を駆動するモータからなることを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載のカラーサーマルプリンタ。
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