JP2003231313A - プリンタの記録紙切断装置 - Google Patents

プリンタの記録紙切断装置

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JP2003231313A
JP2003231313A JP2002028580A JP2002028580A JP2003231313A JP 2003231313 A JP2003231313 A JP 2003231313A JP 2002028580 A JP2002028580 A JP 2002028580A JP 2002028580 A JP2002028580 A JP 2002028580A JP 2003231313 A JP2003231313 A JP 2003231313A
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motor
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Hidesuke Mogi
秀介 茂木
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カット時に、減速ギヤのバックラッシュによ
って記録紙が動くのを防止する。 【解決手段】 カラー感熱記録紙2をカッタローラ対4
1と排紙ローラ対56とで挟み込み、ステッピングモー
タ45の正転によってカッター47に向けて搬送する。
カラー感熱記録紙2のカット位置がカッター47に到達
すると、ステッピングモータ45の回転を停止させる。
次に、排紙ローラ対56が回転しない程度の所定量だけ
ステッピングモータ45を逆転させ、減速ギヤ58のバ
ックラッシュを解消する。このステッピングモータ45
の逆転は、ワンウェイクラッチ42よってカッタローラ
対41には伝達されない。バックラッシュの解消後にス
テッピングモータ45を再度停止させ、カッター47を
作動させてカラー感熱記録紙2の余白をカットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタの記録紙
切断装置に関し、更に詳しくは、記録紙カット時に記録
紙のずれを防止したプリンタの記録紙切断装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】長尺の記録紙が巻かれた記録紙ロールか
ら記録紙を引き出して搬送し、その搬送方向に沿って設
けられた複数の記録エリアに連続して印画を行なうプリ
ンタが、特開2001−121763号公報に記載され
ている。このプリンタでは、印画が完了した記録紙を排
紙ローラによってカッターまで搬送し、排紙ローラを停
止させて記録紙を固定した後に、カッターで各記録エリ
アの間の余白部分をカットしている。
【0003】上述したプリンタでは、排紙ローラの駆動
にモータを使用し、記録紙の搬送速度の調節と駆動トル
クの向上とのために、モータと排紙ローラとの間に減速
ギヤを組み込んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記プリンタでは、記
録紙のカット時に排紙ローラを停止させて記録紙を固定
しているが、減速ギヤのバックラッシュによって排紙ロ
ーラがわずかに回転してしまい、カット時に記録紙が動
いて斜めにカットしてしまうことがあった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためのも
ので、記録紙カット時にバックラッシュによって記録紙
がずれて斜めにカットされるのを防止することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明のプリンタの記録紙切断装置は、記録紙を
停止させた後に、記録紙をカッターに向けて搬送する際
の回転方向と逆の方向で、前記減速ギヤのバックラッシ
ュを解消する所定量だけ前記モータを回転させ、カッタ
ーでカットする前にバックラッシュの悪影響を防止する
ようにしたものである。
【0007】また、モータと、このモータによって排紙
ローラ対とともに駆動され排紙ローラ対に向けて記録紙
を搬送する中継ローラ対との間に、モータの逆方向の回
転を該中継ローラ対に伝えないワンウェイクラッチを設
けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施したカラー
感熱プリンタの構成を示す概略図である。このプリンタ
では、長尺のカラー感熱記録紙2をロール状に巻いた記
録紙ロール3が記録媒体として使用される。記録紙ロー
ル3は、カラー感熱プリンタの給紙部にセットされ、外
周に給紙ローラ4が圧接する。給紙ローラ4は、ステッ
ピングモータ(STM)5によって回転駆動され、記録
紙ロール3を回転させてカラー感熱記録紙2を引き出
し、給紙部から排紙口へといたる搬送経路内に送り込
む。そして、プリント終了後には、カラー感熱記録紙2
を記録紙ロール3に巻き戻し、光や湿度の悪影響を防止
する。
【0009】カラー感熱記録紙2は、周知のように、支
持体上にシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエ
ロー感熱発色層が順次層設されている。最上層となるイ
エロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネル
ギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発
色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアン
に発色する。また、イエロー感熱発色層は、420nm
の近紫外線が照射されたときに、発色能力が消失する。
マゼンタ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシアン感
熱発色層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに発色
し、365nmの紫外線が照射されたときに発色能力が
消失する。カラー感熱記録紙2に、例えばブラック感熱
発色層を設けて4層構造にしてもよい。
【0010】記録紙ロール3から引き出されたカラー感
熱記録紙2は、バックテンションローラ対7のキャプス
タンローラ8とピンチローラ9との間を通過する。そし
て、バックテンションローラ対7の下流側に配置された
センサがカラー感熱記録紙2の先端を検出すると、図示
しないシフト機構が作動してピンチローラ9をキャプス
タンローラ8に圧接させ、カラー感熱記録紙2を挟み込
む。
【0011】キャプスタンローラ8は、図示しないDC
モータに駆動されて回転し、カラー感熱記録紙2を下流
の整列ローラ11に向けて搬送する。整列ローラ11
は、カラー感熱記録紙2の幅方向のズレを補正する。
【0012】整列ローラ11の下流側には、カラー感熱
記録紙2の搬送速度を規定する搬送ローラ対13が配置
されている。カラー感熱記録紙2が搬送ローラ対13の
キャプスタンローラ14とピンチローラ15との間を通
過し、その先端が搬送ローラ対13の下流側に配置され
たセンサに検出されると、図示しないシフト機構が作動
してピンチローラ15をキャプスタンローラ14に圧接
させる。キャプスタンローラ14は、ステッピングモー
タ5に駆動されて回転し、カラー感熱記録紙2を下流側
に向けて搬送する。
【0013】ステッピングモータ5は、ドライバ17に
制御されて回転する。またドライバ17は、コントロー
ラ18によって制御されている。コントローラ18は、
CPUや各種制御回路等からなり、プリンタの各部を制
御する。
【0014】搬送ローラ対13の下流側には、イエロー
印画部20が配置されている。イエロー印画部20は、
カラー感熱記録紙2に圧接してイエロー感熱発色層にイ
エロー画像を印画するイエロー用サーマルヘッド21
と、このサーマルヘッド21との間でカラー感熱記録紙
2を挟み込むプラテンローラ22と、カラー感熱記録紙
2を挟み込んで搬送するフロントテンションローラ対2
3とからなる。
【0015】搬送ローラ対13によって搬送されたカラ
ー感熱記録紙2は、サーマルヘッド21とプラテンロー
ラ22との間と、フロントテンションローラ対23のキ
ャプスタンローラ23aとピンチローラ23bとの間と
を通過する。そして、カラー感熱記録紙2の先端がフロ
ントテンションローラ対23の下流側に配置されたセン
サに検出されると、図示しないシフト機構が作動してピ
ンチローラ23bがキャプスタンローラ23aに圧接す
る。これと同時に、サーマルヘッド21がカラー感熱記
録紙2に圧接する。
【0016】キャプスタンローラ23aは、図示しない
DCモータによって回転し、カラー感熱記録紙2を給紙
方向の下流側に向けて搬送する。このフロントテンショ
ンローラ対23によるカラー感熱記録紙2の搬送速度
は、搬送ローラ対13の搬送速度よりも速く設定されて
いる。しかしながら、搬送ローラ対13によってフロン
トテンションローラ対23の搬送量が規制されるので、
搬送ローラ対13の下流側は、搬送ローラ対13の搬送
速度に保たれる。
【0017】また、バックテンションローラ対7は、フ
ロントテンションローラ対23が発生するフロントテン
ションと同等のバックテンションを発生するため、搬送
ローラ対13に掛かるテンションは小さくなる。そのた
め、搬送ローラ対13の搬送速度は常に安定する。
【0018】カラー感熱記録紙2の先頭の記録エリアの
先端縁がサーマルヘッド21に到達すると、サーマルヘ
ッド21が作動してカラー感熱記録紙2のイエロー感熱
発色層にイエロー画像を印画する。
【0019】フロントテンションローラ対23の下流側
には、イエロー用定着ランプ25が配置されている。イ
エロー用定着ランプ25は、発光ピークが420nmの
近紫外線を放出し、カラー感熱記録紙2のイエロー感熱
発色層を加熱されても発色しないように定着する。
【0020】イエロー用定着ランプ25でイエロー感熱
発色層が定着されたカラー感熱記録紙2は、マゼンタ印
画部27に搬送される。マゼンタ印画部27は、イエロ
ー印画部20と同様に、カラー感熱記録紙2に圧接して
マゼンタ感熱発色層にマゼンタ画像を印画するマゼンタ
用サーマルヘッド28と、このサーマルヘッド28との
間でカラー感熱記録紙2を挟み込むプラテンローラ29
と、カラー感熱記録紙2を挟み込んで搬送するフロント
テンションローラ対30とからなる。
【0021】マゼンタ印画部27でマゼンタ画像が印画
されたカラー感熱記録紙2は、下流に配置されたマゼン
タ用定着ランプ32によって、発光ピークが365nm
の紫外線を照射され、マゼンタ感熱発色層が定着され
る。
【0022】マゼンタ用定着ランプ32でマゼンタ感熱
発色層が定着されたカラー感熱記録紙2は、シアン印画
部34に搬送される。シアン印画部34は、イエロー印
画部30およびマゼンタ印画部27と同様に、シアン用
サーマルヘッド35と、プラテンローラ36と、フロン
トテンションローラ対37とからなる。このシアン印画
部34によって、カラー感熱記録紙2のシアン感熱発色
層にシアン画像が印画される。そして、イエロー,マゼ
ンタ,シアンの画像が一つの記録エリア内に重ねて印画
されることにより、フルカラー画像が完成する。
【0023】また、各印画部のフロントテンションロー
ラ対23,30,37が作動するごとに、搬送ローラ対
13の下流側のフロントテンションは増加する。しかし
ながら、バックテンションローラ対7の発生するバック
テンションは、各フロントテンションローラ対23,3
0,37の作動に合わせて増加するので、搬送ローラ対
13の搬送量は常に安定状態が維持される。
【0024】フロントテンションローラ対によってカラ
ー感熱記録紙2を搬送するため、図2に示すように、各
記録エリア2a,2bの先端縁には、フロントテンショ
ンローラ対とサーマルヘッドとの間隔と同じ長さの余白
39a,39bが形成される。この余白39a,39b
は、各記録エリア2a,2bの端縁でカットされる。
【0025】シアン印画部34の下流側には、中継ロー
ラ対であるカッタローラ対41が配置されている。カッ
タローラ対41は、キャプスタンローラ41aとピンチ
ローラ41bとからなる。キャプスタンローラ41aと
ステッピングモータ45との間には、ワンウェイクラッ
チ42と、トルクリミッタ43と、減速ギヤ44とが組
み込まれている。ステッピングモータ45は、ドライバ
46によって制御される。
【0026】カッタローラ対41の下流側には、カラー
感熱記録紙2を各記録エリアの端縁でカットするカッタ
ー47が配置されている。図3に示すように、カッター
47は、カラー感熱記録紙2の搬送方向に直交して配置
された板状の固定刃48と、この固定刃48に摺接し
て、カラー感熱記録紙2の搬送方向に直交する方向で回
転しながら移動する回転刃49とからなる。この回転刃
49は、ベルトとプーリー等からなるカッタ移動機構5
0によって移動され、このカッタ移動機構50の駆動
は、DCモータが用いられたカッタモータ51により行
われる。
【0027】カッタモータ51は、コントローラ18に
よって制御される。カッター47作動時の回転刃49の
位置は、反射型光電センサからなる二つのカッタセンサ
53,54によって検出され、コントローラ18に入力
される。
【0028】カッター47の下流側には、排紙ローラ対
56が配置されている。排紙ローラ対56は、キャプス
タンローラ56aとピンチローラ56bとからなる。キ
ャプスタンローラ56aとステッピングモータ45との
間には、トルクリミッタ57と減速ギヤ58とが組み込
まれている。排紙ローラ対56の下流側には、カットさ
れてシート状にされたカラー感熱記録紙2をプリンタの
外に排出する排紙口60が配置されている。
【0029】フルカラー画像が印画されたカラー感熱記
録紙2が、カッタローラ対41のキャプスタンローラ4
1aとピンチローラ41bとの間を通過する。カラー感
熱記録紙2の先端がセンサによって検出されると、ピン
チローラ41bは図示しないシフト機構によって移動さ
れ、キャプスタンローラ41aに圧接する。カッタロー
ラ対41は、ステッピングモータ45の駆動によってカ
ラー感熱記録紙2を下流のカッター47に向けて搬送す
る。
【0030】この時のカッタローラ対41の搬送速度
は、フロントテンションローラ対37よりも速くなるよ
うに設定されているため、カッタローラ対41とフロン
トテンションローラ対37との間でカラー感熱記録紙2
に弛みは発生しない。また、カッタローラ対41による
搬送速度が速すぎる場合には、トルクリミッタ43が作
動してステッピングモータ45を空転させるので、印画
中のカラー感熱記録紙2が引っ張られてカラーレジスト
レーションのずれが発生することはない。
【0031】図4のタイミングチャートに示すように、
カラー感熱記録紙2の先頭の記録エリア2aの先端縁が
カッター47のカット位置に到達すると、ステッピング
モータ45の回転が停止する。また、ステッピングモー
タ45の停止時にも、搬送ローラ対13によるカラー感
熱記録紙2の給紙方向への搬送と印画は継続される。そ
のため、フロントテンションローラ対37とカッタロー
ラ対41との間でカラー感熱記録紙2に弛みが発生す
る。カラー感熱記録紙2のカット時に生じる衝撃や振動
は、この弛み部分で吸収されるので印画中のカラー感熱
記録紙2には伝わらない。
【0032】コントローラ18は、カッタモータ51を
回転させる。カッタモータ51の回転方向は、回転刃4
9の位置に合わせて決定される。すなわち、カッタセン
サ53の出力がHレベルである際には、回転刃は図3中
において左側にあることになる。そのため、コントロー
ラ18はカッタモータ51を正転させ、回転刃39を図
3中の左方から右方へと移動させる。これにより、カラ
ー感熱記録紙2の先頭の記録エリア2aの先端縁がカッ
トされ、余白39aが取り除かれる。
【0033】回転刃49の移動開始とともにカッタセン
サ53の出力がLレベルとなり、回転刃49の移動完了
とともにカッタセンサ54の出力がHレベルとなる。コ
ントローラ18は、カッタセンサ54のHレベル出力に
応じてカッタモータ51の回転を停止させる。
【0034】余白のカット終了後、ステッピングモータ
45の正転が開始され、記録エリア2aの長さ分がカッ
ター47に向けて搬送される。カッタローラ対41の搬
送速度は、フロントテンションローラ対37の搬送速度
よりも速くされているので、カッタローラ対41とフロ
ントテンションローラ対37との間のカラー感熱記録紙
2の弛みは解消される。
【0035】カラー感熱記録紙2が排紙ローラ対56の
キャプスタンローラ56aとピンチローラ56bとの間
を通過し、その先端が図示しないセンサによって検出さ
れると、ピンチローラ56bはキャプスタンローラ56
aに圧接する。排紙ローラ対56は、ステッピングモー
タ45の駆動によってカラー感熱記録紙2を下流の排紙
口60に向けて搬送する。排紙ローラ対56の搬送速度
は、カッタローラ対41よりも速くなるように設定され
ているが、やはりトルクリミッタ57が作動してステッ
ピングモータ45を空転させるので、カラーレジストレ
ーションのずれを発生させることはない。
【0036】カラー感熱記録紙2の先頭の記録エリア2
aの後端縁がカッター47のカット位置に到達すると、
ステッピングモータ45の回転が停止する。そして、ス
テッピングモータ45は、キャプスタンローラ56aを
回転させない一定時間だけ逆回転され、減速ギヤ58の
バックラッシュが解消される。これにより、排紙ローラ
対56が挟持したカラー感熱記録紙2が給紙方向の上流
側に引っ張られても、カラー感熱記録紙2が動くことは
ない。
【0037】なお、カッタローラ対41は、挟持したカ
ラー感熱記録紙2が下流側に引っ張られてもしっかりと
固定することができるので、減速ギヤ44のバックラッ
シュを解消する必要はない。そのため、ステッピングモ
ータ45の逆回転は、ワンウェイクラッチ42によって
減速ギヤ44に伝達されないようになっている。
【0038】カラー感熱記録紙2がカッタローラ対41
と排紙ローラ対56との間でしっかりと固定されると、
コントローラ18はカッタモータ51を逆転させ、回転
刃49を図3中の右方から左方へと移動させる。これに
より、カラー感熱記録紙2の先頭の記録エリア2aの後
端縁がカットされる。
【0039】カッタセンサ54の出力がLレベルとな
り、カッタセンサ53の出力がHレベルになると、コン
トローラ18はカッタモータ51の回転を停止させる。
カッタモータ51の停止後、コントローラ18はステッ
ピングモータ45を正転させ、カラー感熱記録紙2の余
白39bの長さ分だけ搬送する。
【0040】余白39bの長さ分の搬送後にステッピン
グモータ45の回転が停止され、カッタモータ51が正
転される。回転刃49は、図3中において左方から右方
へと移動する。カラー感熱記録紙の2番目の記録エリア
2bの先端縁がカットされ、余白39bが取り除かれ
る。コントローラ18は、カッタセンサ54のHレベル
出力に応じてカッタモータ51の回転を停止させる。
【0041】余白39bのカット終了後、ステッピング
モータ45の正転が開始され、次の記録エリア2bがカ
ッター47に向けて搬送される。また、後端縁がカット
されてシート状にされた記録エリア2aは、排紙ローラ
対56に搬送されて排紙口60から排出される。
【0042】なお、上記実施形態では、各サーマルヘッ
ドの下流側にフロントテンションローラ対を配置した。
しかしながら、各サーマルヘッドに圧接するプラテンロ
ーラをDCモータで駆動してフロントテンションを発生
させてもよい。これによれば、記録エリアの先端縁に形
成される余白を小さくできるので、記録紙ロール3から
印画可能なプリント枚数を多くすることができる。更に
は、フロントテンションローラ対のキャプスタンローラ
に使用される高価なグリッドローラを省略することがで
きるので、コストダウンを図ることもできる。
【0043】また、上記実施形態は、複数のサーマルヘ
ッドを使用してカラー感熱記録紙を一方向へ搬送する1
パスタイプのカラー感熱プリンタを例に説明したが、一
つのサーマルヘッドに対してカラー感熱記録紙を往復搬
送する3パスタイプのカラー感熱プリンタにも用いるこ
とができる。
【0044】さらに、カラー感熱プリンタ以外に、イエ
ロー,マゼンタ,シアンのカラーインクシートを用いる
昇華型,熱溶融型の熱転写プリンタや、イエロー,マゼ
ンタ,シアンとともにオーバーコートを行なう昇華型,
熱溶融型の熱転写プリンタにも用いることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリンタ
の記録紙切断装置によれば、余白部分のカット時に、減
速ギヤのバックラッシュによって記録紙が動くことがな
いので、記録紙をまっすぐにカットすることができる。
【0046】また、バックラッシュ解消のためのモータ
の逆方向への回転は、ワンウェイクラッチによってほか
のローラに伝達させないようにしたので、カット位置が
ずれたり、印画に悪影響を及ぼすことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー感熱プリンタの構成を
示す概略図である。
【図2】カラー感熱記録紙の記録エリアと余白との配置
を示す説明図である。
【図3】カッターの構成を示す外観斜視図である。
【図4】ステッピングモータとカッターとのタイミング
チャートである。
【符号の説明】
2 カラー感熱記録紙 5,45 ステッピングモータ 7 バックテンションローラ対 13 搬送ローラ対 18 コントローラ 20 イエロー印画部 27 マゼンタ印画部 34 シアン印画部 41 カッタローラ対 42 ワンウェイクラッチ 43,57 トルクリミッタ 44,58 減速ギヤ 47 カッター 56 排紙ローラ対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C058 AB15 AC06 AC17 AD01 AE04 AE10 AF25 AF51 GA02 GE03 GE07 LA03 LA13 LB10 LB17 LB36 LC02 LC21 3F049 AA10 CA31 DA12 EA02 EA22 LA07 LB03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙の記録エリア外の余白部分を搬送
    方向に直交する方向でカットするカッターと、このカッ
    ターに向けて記録紙を搬送し、該記録紙のカット位置が
    カッターに合致する位置で記録紙を停止させる排紙ロー
    ラ対と、減速ギヤを介して排紙ローラ対を駆動するモー
    タとからなる記録紙切断装置を備えたプリンタにおい
    て、 前記記録紙のカット位置がカッターに合致する位置で搬
    送を停止させた後に、記録紙をカッターに向けて搬送す
    る際の回転方向と逆の方向で、前記減速ギヤのバックラ
    ッシュを解消する所定量だけ前記モータを回転させるこ
    とを特徴とするプリンタの記録紙切断装置。
  2. 【請求項2】 前記モータと、このモータによって排紙
    ローラ対とともに駆動され排紙ローラ対に向けて記録紙
    を搬送する中継ローラ対との間に、モータの逆方向の回
    転を該中継ローラ対に伝えないワンウェイクラッチを設
    けたことを特徴とする請求項1記載のプリンタの記録紙
    切断装置。
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