JP2002127482A - カラーサーマルプリンタ - Google Patents

カラーサーマルプリンタ

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JP2002127482A
JP2002127482A JP2000320265A JP2000320265A JP2002127482A JP 2002127482 A JP2002127482 A JP 2002127482A JP 2000320265 A JP2000320265 A JP 2000320265A JP 2000320265 A JP2000320265 A JP 2000320265A JP 2002127482 A JP2002127482 A JP 2002127482A
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JP
Japan
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recording paper
color
thermal
roller
thermal head
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000320265A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidesuke Mogi
秀介 茂木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印画完了部分をニップして搬送することによ
り発生する搬送量の変化と、印画品質の低下とを防止す
る。 【解決手段】 搬送ローラ対10とサーマルヘッド12
との間の距離Lsをカラー感熱記録紙2の記録エリア2
aの長さ寸法Lpよりも長くする。これにより、サーマ
ルヘッド12による熱記録中に、熱記録済の記録エリア
2aが搬送ローラ対10によって挟み込まれることがな
いので、記録エリア部分の伸縮やカール、摩擦力の変化
による搬送量の変化は発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙を一対の搬
送ローラで搬送しながら印画するカラーサーマルプリン
タに関し、更に詳しくは、記録紙搬送量の変化による印
画濃度ムラやカラーレジストレーションずれを防止した
カラーサーマルプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラーサーマルプリンタの中には、余白
を少なくして無駄なく記録紙を使用するために、長尺の
記録紙をロール状に巻いた記録紙ロールを使用するもの
がある。また、記録紙ロールを使用するカラーサーマル
プリンタには、記録紙を記録紙ロールから引き出す方向
と巻き戻す方向との間で往復搬送する間に、1つのサー
マルヘッドで3色の画像を面順次に熱記録するものがあ
る。このタイプのカラーサーマルプリンタは、装置を小
型化することができ、記録紙の長手方向においては、プ
リントの大きさを自由に設定することができるという利
点がある。
【0003】上記カラーサーマルプリンタは、記録紙ロ
ールの外周に当接する給紙ローラによって、記録紙ロー
ルから記録紙を所定量引き出し、引き出された記録紙
は、キャプスタンローラとピンチローラとからなる搬送
ローラ対でニップされ、記録紙ロールから引き出す方向
と、記録紙ロールに巻き戻す方向とに往復搬送される。
そして、搬送ローラ対が巻き戻し方向に記録紙を搬送す
る際に、サーマルヘッドによって記録紙に特定の色の画
像が熱記録される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】記録紙は、サーマルヘ
ッドの熱によって記録エリアが伸縮したり、カールする
ことがある。また、記録エリア内に印画された印画内容
によっては、搬送ローラ対に対する摩擦力が変化するこ
ともある。そのため、記録紙の記録エリアが搬送ローラ
対に接触している間の搬送量の微小な変化により、印画
濃度ムラやカラーレジストレーションずれ(以下、レジ
ずれと省略する)等の印画品質の低下が発生することが
あった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためのも
ので、搬送量の変化による印画品質の低下を防止するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明のカラーサーマルプリンタは、搬送ローラ
とサーマルヘッドとの間の距離を記録エリアの搬送方向
の長さよりも長くし、サーマルヘッドによる印画中に、
記録紙の印画完了部分が一対の搬送ローラに接触しない
ようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1(A)は、本発明を実施した
カラー感熱プリンタの構成を示す概略図である。このカ
ラー感熱プリンタでは、長尺のカラー感熱記録紙2が用
いられる。カラー感熱記録紙2は、ロール状に巻かれた
記録紙ロール3としてカラー感熱プリンタにセットされ
る。記録紙ロール3の外周面には、パルスモータ6によ
って回転駆動される給紙ローラ4が当接されている。給
紙ローラ4が図中時計方向に回転すると、記録紙ロール
3は図中反時計方向に回転され、カラー感熱記録紙2が
記録紙ロール3から送り出される。逆に、給紙ローラ4
が図中反時計方向に回転されると、記録紙ロール3は図
中時計方向に回転され、カラー感熱記録紙2は記録紙ロ
ール3に巻き戻される。
【0008】なお、記録紙ロール3からカラー感熱記録
紙2が送り出されると、記録紙ロール3の外径は細くな
るが、給紙ローラ4は記録紙ロール3に当接する方向に
対して移動自在とされ、記録紙ロール3に確実に当接す
るようにバネ付勢されているため、記録紙ロール3の直
径に係わらずカラー感熱記録紙2を確実に送り出すこと
ができる。また、給紙ローラ4を移動させずに、記録紙
ロール3が給紙ローラ4に接近する方向に移動自在とな
るようにしてもよい。
【0009】カラー感熱記録紙2は、周知のように、支
持体上にシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエ
ロー感熱発色層が順次層設されている。最上層となるイ
エロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネル
ギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発
色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアン
に発色する。また、イエロー感熱発色層は、420nm
の近紫外線が照射されたときに、発色能力が消失する。
マゼンタ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシアン感
熱発色層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに発色
し、365nmの紫外線が照射されたときに発色能力が
消失する。カラー感熱記録紙2に、例えばブラック感熱
発色層を設けて4層構造にしてもよい。
【0010】図1(B)に示すように、カラー感熱記録
紙2の幅方向の寸法は、W(例えば130mm)とされ
ている。この幅Wに対して幅Wp(例えば127m
m),長さがLp(例えば89mm)に設定された記録
エリア2a内に熱記録が行なわれる。そして、長さL
(例えば92mm)でカラー感熱記録紙2がカットされ
ることにより、周囲に一定幅の余白が設けられたカラー
プリントが形成される。
【0011】給紙ローラ4によるカラー感熱記録紙2の
送り出し方向の下流側には、パルスモータ6で駆動され
るキャプスタンローラ8と、このキャプスタンローラ8
に圧接する位置と離れる位置との間で移動自在とされた
ピンチローラ9とからなる搬送ローラ対10が配置され
ている。ピンチローラ9は、バネに付勢されてキャプス
タンローラ8に常時圧接されている。そして、給紙時に
はカムやソレノイド等を用いたシフト機構により、バネ
の付勢に抗してキャプスタンローラ8から離れる位置に
移動される。
【0012】搬送ローラ対10は、給紙ローラ4によっ
て送り出されたカラー感熱記録紙2を挟み込み、キャプ
スタンローラ8の回転によって記録紙ロール3からカラ
ー感熱記録紙2を送り出す方向である給紙方向と、記録
紙ロール3にカラー感熱記録紙2を巻き戻す方向である
印画方向とにカラー感熱記録紙2を往復搬送する。カラ
ー感熱記録紙2の搬送量の計測は、ピンチローラ9の回
転数をエンコーダ等で検出することにより行われる。
【0013】搬送ローラ対10の給紙方向の下流側に
は、サーマルヘッド12が配置されている。サーマルヘ
ッド12は、多数の発熱素子をライン状に配列した発熱
素子アレイ12aを備えており、プリンタ内に固定され
ている。サーマルヘッド12に対面する位置には、カラ
ー感熱記録紙2を挟み込むようにプラテンローラ13が
配置されている。プラテンローラ13は、上下方向で移
動自在とされており、図示しないバネによって、サーマ
ルヘッド12に圧接する方向に付勢されている。
【0014】サーマルヘッド12は、カラー感熱記録紙
2が搬送ローラ対10によって印画方向に搬送される際
に、発熱素子アレイ12aを所定の温度に発熱させ、カ
ラー感熱記録紙2の記録エリア2a内の各感熱発色層を
発色させる。プラテンローラ13は、カラー感熱記録紙
2の搬送に応じて従動回転し、給紙時及び排紙時にはカ
ムやソレノイド等を用いたシフト機構によって下降さ
れ、サーマルヘッド12との間にカラー感熱記録紙2の
通過用の隙間を形成する。
【0015】搬送ローラ対10とサーマルヘッド12と
の間の距離Lsは、カラー感熱記録紙2の記録エリア2
aの長さLpよりも長く設定されており、例えばカラー
感熱記録紙2のカット長さLと同程度されている。その
ため、サーマルヘッド12が記録エリア2a内に熱記録
を行なっている際に、記録エリア2aが搬送ローラ対1
0に挟み込まれることはない。これにより、カラー感熱
記録紙2の伸縮やカール、記録エリア2a内の摩擦力の
変化による搬送量の変動が発生しないので、濃度ムラや
レジずれ等のプリント品質の低下は発生しない。
【0016】サーマルヘッド12の給紙方向の下流側に
は、カラー感熱記録紙2に対面して光定着器15が配置
されている。この光定着器15は、イエロー用紫外線ラ
ンプ16とマゼンタ用紫外線ランプ17と、リフレクタ
18とからなる。イエロー用紫外線ランプ15は、発光
ピークが420nmの近紫外線を放出し、マゼンタ用紫
外線ランプ16は発光ピークが365nmの紫外線を放
出する。そして、これらの紫外線ランプ15,16は、
カラー感熱記録紙2のイエロー感熱発色層及びマゼンタ
感熱発色層を加熱されても発色しないように定着する。
【0017】光定着器15の給紙方向の下流側には、プ
リントが完了したカラー感熱記録紙2を装置外に排出す
る排出口20が設けられている。カラー感熱記録紙2の
プリント完了部分は、搬送ローラ対10によって排出口
26から排出される。その直後に、排出口20の奥に配
置しているカッター21が、カラー感熱記録紙2を所定
の位置でカットする。これにより、ユーザーはシート状
のカラー感熱記録紙2を得ることができる。
【0018】次に、上記実施形態の作用について説明す
る。図1(A)に示すように、カラー感熱プリンタにお
いてプリント開始操作がなされると、パルスモータ6が
回転を開始する。このパルスモータ6の回転は、給紙ロ
ーラ4及び搬送ローラ対10に伝達される。プリント開
始時には、搬送ローラ対10のピンチローラ9はバネの
付勢に抗してキャプスタンローラ8から離れる位置に移
動されている。また、プラテンローラ13もサーマルヘ
ッド12から離れる位置に移動されており、カラー感熱
記録紙2の通路が開放された状態となっている。
【0019】給紙ローラ4は、図中時計方向に回転し
て、記録紙ロール3からカラー感熱記録紙2を送り出
す。記録紙ロール3から送り出されたカラー感熱記録紙
2は、給紙方向の下流側に配置されている搬送ローラ対
10のピンチローラ9とキャプスタンローラ8の間に送
り込まれる。図示しないセンサにより、カラー感熱記録
紙2が搬送ローラ対10のピンチローラ9とキャプスタ
ンローラ8との間を通過したことが検出されると、ピン
チローラ9をキャプスタンローラ8から離れる位置に移
動させていたシフト機構の駆動が停止され、ピンチロー
ラ9はバネの付勢によってキャプスタンローラ8との間
にカラー感熱記録紙2を挟み込む。
【0020】搬送ローラ対10は、キャプスタンローラ
8の回転によって、カラー感熱記録紙2をサーマルヘッ
ド12に向けて搬送する。ピンチローラ9は、カラー感
熱記録紙2の移動に従動して回転するが、このピンチロ
ーラ9の回転数はエンコーダによって検出され、カラー
感熱記録紙2の搬送量の計測に利用される。
【0021】カラー感熱記録紙2は、サーマルヘッド1
2とプラテンローラ13との間を通過して、更に給紙方
向に搬送される。搬送ローラ対10のピンチローラ9の
回転数からカラー感熱記録紙2が所定量だけ給紙方向に
搬送されたことが確認されると、パルスモータ6の回転
が停止し、プラテンローラ13を下降させていたカムや
ソレノイド等からなるシフト機構の駆動が停止される。
これにより、プラテンローラ13は図示しないバネの付
勢によって上昇し、サーマルヘッド12との間でカラー
感熱記録紙2を挟み込む。
【0022】次に、パルスモータ6が逆方向に回転し、
搬送ローラ対10と給紙ローラ4とを逆方向に回転させ
る。これにより、カラー感熱記録紙2は、図中左方の印
画方向に向けて搬送される。カラー感熱記録紙2の記録
エリア2aの先端がサーマルヘッド12に到達すると、
発熱素子アレイ12aが発熱され、記録エリア内を加熱
してイエロー感熱発色層にイエロー画像を1ラインずつ
熱記録する。
【0023】カラー感熱記録紙2の記録エリア2aの後
端までイエロー画像の熱記録が終了すると、パルスモー
タ6が停止する。記録エリア2aの長さ方向の寸法Lp
は、搬送ローラ対10とサーマルヘッド12との間の距
離Lsよりも短く設定されている。そのため、熱記録中
に記録エリア2aが搬送ローラ対10に挟み込まれるこ
とはなく、カラー感熱記録紙2の伸縮やカール、記録エ
リア2a内の摩擦力の変化による搬送量の変動が発生し
ないので、濃度ムラやレジずれ等のプリント品質の低下
は発生しない。
【0024】イエロー画像の熱記録完了後、プラテンロ
ーラ13は、シフト機構によってサーマルヘッド12か
ら離れる位置に下降される。次にパルスモータ6は、再
び順方向に回転して給紙ローラ4及び搬送ローラ対10
を回転させ、カラー感熱記録紙2を給紙方向に搬送す
る。また、この給紙方向への搬送と同時に、光定着器1
5のイエロー用紫外線ランプ16が点灯し、カラー感熱
記録紙2の記録エリア2a内のイエロー感熱発色層を定
着する。
【0025】カラー感熱記録紙2の記録エリア2a内の
イエロー感熱発色層の定着が終了すると、パルスモータ
6の回転が停止される。また、プラテンローラ13を下
降させていたシフト機構の駆動が停止され、プラテンロ
ーラ13とサーマルヘッド12との間でカラー感熱記録
紙2を挟み込む。また、パルスモータ6は逆方向に回転
し、搬送ローラ対10と給紙ローラ4とを逆方向に回転
させる。カラー感熱記録紙2は、印画方向に向けて搬送
され、記録エリア2aの先端がサーマルヘッド12に到
達すると、発熱素子アレイ12aが発熱を開始してマゼ
ンタ感熱発色層にマゼンタ画像を1ラインずつ熱記録す
る。
【0026】カラー感熱記録紙2の記録エリア2aの後
端までマゼンタ画像の熱記録が終了すると、パルスモー
タ6が停止する。プラテンローラ13は、シフト機構に
よってサーマルヘッド12から離れる位置に下降され
る。マゼンタ画像の熱記録中にも、記録エリア2aが搬
送ローラ対10に挟み込まれることはないので、濃度ム
ラやレジずれは発生しない。
【0027】パルスモータ6は再び順方向に回転し、給
紙ローラ4及び搬送ローラ対13を回転させ、カラー感
熱記録紙2を給紙方向に搬送する。また、この給紙方向
への搬送と同時に、光定着器15のマゼンタ用紫外線ラ
ンプ17が点灯し、カラー感熱記録紙2の記録エリア2
a内のマゼンタ感熱発色層を定着する。
【0028】カラー感熱記録紙2の記録エリア2a内の
マゼンタ感熱発色層の定着が終了すると、パルスモータ
6の回転が停止され、プラテンローラ13がサーマルヘ
ッド12との間でカラー感熱記録紙2を挟み込む。ま
た、パルスモータ6は逆方向に回転し、搬送ローラ対1
0,給紙ローラ4を逆方向に回転させる。カラー感熱記
録紙2は、印画方向に向けて搬送され、記録エリア2a
の先端がサーマルヘッド12に到達すると発熱素子アレ
イ12aが発熱を開始し、シアン感熱発色層にシアン画
像を1ラインずつ熱記録する。
【0029】カラー感熱記録紙2の記録エリアの後端ま
でシアン画像の熱記録が終了するとパルスモータ6が停
止し、プラテンローラ13は、サーマルヘッド12から
離れる位置に下降される。シアン画像の熱記録中にも、
記録エリア2aが搬送ローラ対10に挟み込まれること
はないので、濃度ムラやレジずれは発生しない。
【0030】次にパルスモータ6は、再び順方向に回転
してカラー感熱記録紙2を給紙方向に搬送する。シアン
感熱発色層は、通常の保存状態では発色しない発色特性
を有しているため、シアン感熱発色層の光定着は行わ
ず、そのまま排出口20からカラー感熱記録紙2を排出
する。
【0031】カラー感熱記録紙2のプリントされた部分
が装置外に排出されると、パルスモータ6が停止され
る。そして、カッター21が作動してカラー感熱記録紙
2をカットし、シート状のカラープリントとする。本実
施形態のカラー感熱プリンタにより得られるカラープリ
ントは、濃度ムラレジずれの発生がなく高品質なものと
なる。
【0032】継続してプリントを行わない場合には、カ
ラー感熱記録紙2は防湿のために記録紙ロール3に巻き
戻される。これにより、カラー感熱記録紙2の発色特性
が湿気のために変化することはなく、適性な色合いのカ
ラープリントを得ることができる。
【0033】なお、上記実施形態は、カラー感熱プリン
タについて説明したが、本発明は、イエロー,マゼン
タ,シアンのカラーインクシートを用いる昇華型,熱溶
融型の熱転写プリンタにも用いることができる。これら
の熱転写プリンタの場合には、光定着器は必要ない。
【0034】また、記録紙ロールは、直接プリンタ内に
セットするようにしたが、記録紙ロールが装填された記
録紙マガジン、あるいは給紙ローラが組み込まれ、記録
紙ロールが装填された記録紙マガジンをセットするプリ
ンタにも、本発明を適用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカラーサ
ーマルプリンタによれば、搬送ローラとサーマルヘッド
との間の距離を記録エリアの搬送方向の長さよりも長く
して、サーマルヘッドによる印画中に、記録紙の印画完
了部分が一対の搬送ローラに接触しないようにしたの
で、記録エリア部分の伸縮やカール、摩擦の変化による
搬送量の変動が発生しないので、濃度ムラやカラーレジ
ストレーションずれ等によるプリント品質の低下を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー感熱プリンタの構成を
示す概略図である。
【符号の説明】
2 カラー感熱記録紙 3 記録しロール 8 キャプスタンローラ 9 ピンチローラ 10 搬送ローラ対 12 サーマルヘッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状の記録紙を挟み込んで搬送する一
    対の搬送ローラと、この一対の搬送ローラによる搬送中
    に記録紙の記録エリア内に印画を行なうサーマルヘッド
    とを備えたカラーサーマルプリンタにおいて、 前記搬送ローラとサーマルヘッドとの間の距離を記録エ
    リアの搬送方向の長さよりも長くし、該サーマルヘッド
    による印画中に、記録紙の印画完了部分が一対の搬送ロ
    ーラに接触しないようにしたことを特徴とするカラーサ
    ーマルプリンタ。
JP2000320265A 2000-10-20 2000-10-20 カラーサーマルプリンタ Pending JP2002127482A (ja)

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