JP2001239686A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JP2001239686A
JP2001239686A JP2000049954A JP2000049954A JP2001239686A JP 2001239686 A JP2001239686 A JP 2001239686A JP 2000049954 A JP2000049954 A JP 2000049954A JP 2000049954 A JP2000049954 A JP 2000049954A JP 2001239686 A JP2001239686 A JP 2001239686A
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Hiroyuki Matsukawa
浩之 松川
Nobuo Katsuma
伸雄 勝間
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録紙の搬送速度の変動による印画ムラの発
生を抑制する。 【解決手段】 速度検出ローラ25は、カラー感熱記録
紙10の搬送とともに従動回転する。速度検出ローラ2
5に連結したロータリーエンコーダ25aは、一定量回
転する毎にパルス信号を発生し、プリントコントローラ
23へ送る。プリントコントローラ23では、パルス信
号からカラー感熱記録紙10の搬送速度を求め、次のラ
インを記録すべきタイミングを算出する。各ラインのピ
ッチが一定となり、濃度ムラ及び色ムラの発生が抑制さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙の搬送速度
の変化による印画ムラの発生を抑制するようにしたサー
マルプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、カラー感熱プリンタでは、支持
体上にイエロー感熱発色層、マゼンタ感熱発色層、シア
ン感熱発色層が順次層設されたカラー感熱記録紙を用
い、このカラー感熱記録紙とサーマルヘッドとを相対移
動させて、3色面順次によってフルカラー画像を発色記
録している。
【0003】サーマルヘッドには、多数の発熱素子を主
走査方向にライン状に並べた発熱素子アレイが形成され
ており、一色の画像を1ラインずつ熱記録する。熱記録
を行う際、各発熱素子は発色すべき感熱発色層の特性曲
線に基づき、所望の濃度(階調値)に発色させるための
熱エネルギーをカラー感熱記録紙に与えて階調加熱を行
う。この熱エネルギーは、階調値を表す画像データに応
じて変化する。
【0004】発熱素子とカラー感熱記録紙との摩擦係数
は、発熱素子の温度に関係しており、温度が高いほど摩
擦係数が小さくなるから、摩擦力(負荷)も小さくな
る。発熱素子アレイとカラー感熱記録紙との間の摩擦力
は、各発熱素子の摩擦力を積分したものであるが、これ
は各発熱素子の平均温度における摩擦力とほぼ同じであ
る。このため、隣り合うラインの平均的な記録濃度が異
なる場合には、摩擦力が変化して負荷変動が生じること
となり、カラー感熱記録紙の搬送速度が変化する。搬送
速度が変化すると、各発熱素子からカラー感熱記録紙が
受ける熱エネルギーが変わるため、印画濃度が変化す
る。負荷変動が小さい場合には問題はないが、負荷変動
が大きな場合には、かなり目立つスジ状の濃度ムラが発
生する。さらに、カラープリンタの場合には、記録濃度
が各色ごとに異なるため、色の再現性が劣化したり、あ
るいは各色の熱記録される位置がずれるために色ずれが
発生する。
【0005】サーマルヘッドと記録紙との摩擦係数(摩
擦力)を一定にして印画品質の向上を図るために、特開
平8−258296号公報には、サーマルヘッドに圧電
素子を取り付け、感熱記録紙と平行・垂直な方向に振動
を与える機構を備えたサーマルプリンタが開示されてい
る。また、特許第2580597号公報には、記録シー
トの搬送量をモニターし、搬送量が理想移動特性から外
れた場合には、記録シートの搬送を行う駆動系の出力を
調節する記録シート搬送装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−258296号公報に開示されたサーマルプリンタ
では、圧電素子の振動により摩擦力の変動量は低減する
が、しかし完全に除去することはできず、一定の摩擦力
の変動分は残存している。この残存摩擦力によってカラ
ー感熱記録紙の搬送速度が減少するため、濃度ムラ及び
色ムラの発生を防ぐことができない。
【0007】また、特許第2580597号公報に開示
された記録シート搬送装置では、摩擦係数の変化により
生じる速度変動量は、記録シートの搬送速度に対して小
さい場合が多く、駆動系を構成するモータの回転数を微
調整して速度変動に対応することは困難である。また、
負荷変動に基づいて、モータに接続されたギヤの歪みに
よって速度変動が生じた場合では、モータの回転数を変
化させて速度調整を行うと、ギヤに生じていた歪みの量
が変動することになるため、記録シートの搬送速度の変
動を修正することができない。
【0008】本発明は上記問題点を考慮してなされたも
のであり、記録紙の搬送速度の変動による影響を除去し
て、印画ムラの発生を抑制するサーマルプリンタを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のサーマルプリンタは、記録紙の搬送速度を
検出する速度検出手段と、搬送速度の変化に応じてサー
マルヘッドの発熱タイミングを変化する制御手段とを備
えたものである。
【0010】また、速度検出手段は、感熱記録紙の搬送
とともに従動回転するローラ対と、このローラついに連
結され、記録紙の搬送速度を検出するロータリーエンコ
ーダとで構成したものである。
【0011】また、速度検出手段は、記録紙の周辺部に
等間隔で設けられたタイミングマークと、このタイミン
グマークを検出するセンサであって、隣接したタイミン
グマークを検出する時間間隔から記録紙の搬送速度を検
出するようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を実施したカラー感熱プリ
ンタの概略を示す図1において、カラー感熱記録紙10
を、ロール状に巻き取った記録紙ロール11がプリンタ
本体にセットされている。カラー感熱記録紙10は、周
知のように、シアン感熱発色層、マゼンタ感熱発色層、
イエロー感熱発色層の3色の発色層と、透明な保護層と
が支持体上に順次層設されている。
【0013】カラー感熱記録紙10を構成する発色層の
うち、最上層のイエロー感熱発色層が最も熱感度が高
く、最下層のシアン感熱発色層が最も熱感度が低くなっ
ている。このため、イエロー感熱発色層の発色熱エネル
ギーが最も小さく、シアン感熱発色層の発色熱エネルギ
ーが最も大きい。また、マゼンタ感熱発色層は、365
nmの紫外線に光定着性を有しており、イエロー感熱発
色層は420nmの紫外線(近紫外線)に光定着性を有
している。
【0014】記録紙ロールの11の外周面には、記録紙
ロール11からカラー感熱記録紙10を取り出すための
給紙ローラ12が当接している。この給紙ローラ12
は、給紙用モータ13によって駆動され、正逆両方向に
回転する。給紙ローラ12が正方向(図中時計方向)に
回転すると、記録紙ロール11は反時計方向に回転し
て、カラー感熱記録紙10が送り出される。一方、給紙
ローラ12が逆方向(図中反時計方向)に回転すると、
カラー感熱記録紙10は記録紙ロール11に巻き取られ
る。
【0015】給紙ローラ12の下流側には、キャプスタ
ンローラ14とニップローラ15とからなる搬送ローラ
対16が配置されている。キャプスタンローラ14は、
給紙用モータ13によって正逆両方向に回転し、カラー
感熱記録紙10を往復搬送する。ニップローラ15は、
キャプスタンローラ14との間でカラー感熱記録紙10
をニップしたニップ位置と、カラー感熱記録紙10から
離れたニップ解除位置との間で可動であり、カラー感熱
記録紙10の搬送に伴って従動回転する。
【0016】搬送ローラ対16の下流側には、熱記録時
にカラー感熱記録紙10を支持及び搬送するプラテンロ
ーラ17と、その上部に配置されるサーマルヘッド18
とが設けられている。プラテンローラ17には搬送用モ
ータ20が接続され、この搬送用モータ20からの駆動
力によってプラテンローラ17が正逆回転し、カラー感
熱記録紙10が往復搬送する。また、搬送用モータ20
に接続されたメカコントローラ21は、搬送用モータ2
0を正逆回転させるための駆動パルスを発生すると同時
に、搬送用モータ20に与えた駆動パルス数からカラー
感熱記録紙10の搬送量を求める。
【0017】サーマルヘッド18は、複数の発熱素子を
ライン状に配列した発熱素子アレイ22を先端に有して
おり、この発熱素子アレイ22がカラー感熱記録紙10
を圧接する記録位置と、カラー感熱記録紙10の搬送路
から退避する非記録位置との間で図中上下方向に可動で
ある。なお、サーマルヘッド18を固定し、その代わり
にプラテンローラ17を上下動させても良い。
【0018】サーマルヘッド18はプリントコントロー
ラ23に接続されており、このプリントコントローラ2
3により熱記録の制御が行われる。熱記録時には、プリ
ントコントローラ23からのラインプリント信号によっ
て、サーマルヘッド18による1ライン分の記録が開始
される。そして、各発熱素子が発熱し、カラー感熱記録
紙10に発色熱エネルギーを与えて1ライン分のドット
を熱記録する。この発色熱エネルギーは、各感熱発色層
毎に一定の値であるバイアス熱エネルギーと、階調値す
なわち記録すべき画素の発色濃度に応じて変化する階調
熱エネルギーとから構成される。この階調熱エネルギー
は、各感熱発色層の特性曲線に基づいて定められる。
【0019】サーマルヘッド18の下流側には、従動ロ
ーラ24と速度検出ローラ25とが、カラー感熱記録紙
10を挟むように配置されている。速度検出ローラ25
はカラー感熱記録紙10と当接しており、カラー感熱記
録紙10の搬送によって、従動ローラ25とともに回転
する。また、速度検出ローラ25の回転軸にはロータリ
ーエンコーダ25aが設けられており、速度検出ローラ
25が一定量回転する毎にパルスを発生してプリントコ
ントローラ30に送る。
【0020】サーマルヘッド18の下流側には、カラー
感熱記録紙10の搬送路上部に配置された固定刃26
と、カラー感熱記録紙10の搬送路下部に配置された可
動刃27とで構成されるカッタが設けられている。可動
刃27は、熱記録終了後に上方へ移動して、記録済みの
カラー感熱記録紙10を記録紙ロール11から切り離
す。
【0021】カッタの下流側には、イエロー用紫外線ラ
ンプ30、マゼンタ用紫外線ランプ31、リフレクタ3
2からなる光定着器33が配されている。イエロー用紫
外線ランプ30は、波長420nmに発光ピークを有す
る紫外光(近紫外光)を放出し、マゼンタ用紫外線ラン
プ31は、波長365nmに発光ピークを有する紫外光
を放出する。また、リフレクタ32の内面には反射膜が
設けられており、後方に放射された紫外光をカラー感熱
記録紙10へ向けて反射する。
【0022】光定着器33の下流側には、排紙用モータ
34によって駆動されるキャプスタンローラ35と、こ
れに圧接されるピンチローラ36とで構成される排紙ロ
ーラ対37が配置されている。カッタで切断されたシー
ト状のカラー感熱記録紙10は、排紙ローラ対37にニ
ップされて、排出口38からプリンタ外部へと送り出さ
れる。
【0023】次に、図2及び図3を用いて、プリントコ
ントローラ23による熱記録の制御方法について説明す
る。ロータリーエンコーダ25aで発生するパルス信号
はプリントコントローラ23に送られる。プリントコン
トローラ23では、パルス信号の発生間隔からカラー感
熱記録紙10の搬送速度Vを求める。ここで、記録すべ
きライン間隔をLとしたとき、次のラインを記録するま
での時間TがL/Vで求められる。そして、時間Tが経
過したときにラインプリント開始信号を発生し、これに
基づいて各発熱素子の発熱を開始して各ドットを発色記
録する。
【0024】図3は、感熱記録紙の搬送速度、感熱記録
紙の搬送量及びラインプリント開始信号のタイミングチ
ャートを表したものである。同図では、時間T1からT
2までの間に、カラー感熱記録紙10の搬送速度が減少
した場合について示されている。プリントコントローラ
23では、カラー感熱記録紙10の搬送速度が減少した
ことを検出して、ラインプリント開始信号を発生すべき
時間を遅らせる。これにより、カラー感熱記録紙10が
一定量δxだけ搬送される毎にラインプリント開始信号
が発せられる。
【0025】以下、上記構成による作用について説明す
る。プリント開始操作がなされると、給紙ローラ12が
回転して記録紙ロール11からカラー感熱記録紙10を
送り出す。送り出されたカラー感熱記録紙10が搬送ロ
ーラ対16にニップされると、給紙用モータ13によっ
てキャプスタンローラ15が正方向に回転され、カラー
感熱記録紙10をサーマルヘッド18に向けて搬送す
る。また、図示しないセンサにより、カラー感熱記録紙
10の先端がプラテンローラ17の上部を通過したこと
が検出されると、メカコントローラ21は搬送用モータ
20を作動すると同時に、搬送用モータ20に与えた駆
動パルス数のカウントを開始し、このカウント値からカ
ラー感熱記録紙10の搬送量を算出する。
【0026】カラー感熱記録紙10は、プラテンローラ
17とサーマルヘッド18との間を通過して、さらに送
り出される。カラー感熱記録紙10の搬送量が一定値に
達した時点で搬送用モータ20が停止し、サーマルヘッ
ド18は記録位置へ移動する。その後、プラテンローラ
17は逆方向へと回転し、カラー感熱記録紙10を巻き
戻し方向に搬送する。カラー感熱記録紙10の記録領域
の後端がプラテンローラ16の上部に到達すると、発熱
素子アレイ22が所定の温度に発熱し、イエロー感熱発
色層にイエロー画像を1ラインずつ熱記録する。
【0027】イエロー画像の熱記録中、ロータリーエン
コーダ25aは速度検出ローラ25を介してカラー感熱
記録紙10の搬送速度をモニターしている。プリントコ
ントローラ23では、ロータリーエンコーダ25aから
伝達された搬送速度情報から、カラー感熱記録紙10の
記録ライン間隔が一定に保たれるようにラインプリント
開始信号を発生する。これにより、各ラインのピッチが
一定となり、搬送速度の変動による濃度ムラ、色ズレの
発生が抑制される。
【0028】イエロー画像の熱記録が終了すると、搬送
用モータ20は停止し、サーマルヘッド18は非記録位
置へと移動する。その後、プラテンローラ17は正方向
に回転し、カラー感熱記録紙10を送り出す。また、送
り出し方向への搬送と同時にイエロー用紫外線ランプ3
0が点灯する。カラー感熱記録紙10が光定着器33の
下を通過する間、記録エリアに紫外線(近紫外線)が照
射され、イエロー画像が光定着される。
【0029】カラー感熱記録紙10の記録エリア後端が
光定着器の下部を通過すると、搬送用モータ20が停止
し、イエロー用紫外線ランプ30が消灯する。そして、
サーマルヘッド18が記録位置に移動してカラー感熱記
録紙10を挟み込む。プラテンローラ17は逆方向に回
転を始め、カラー感熱記録紙10を再び巻き戻す。カラ
ー感熱記録紙10の記録エリア後端がサーマルヘッド1
8に到達すると、各発熱素子が発熱し、イエロー画像と
同じ向きでマゼンタ画像が1ラインずつ熱記録される。
マゼンタ画像の熱記録中においても、速度検出ローラ2
5を介してカラー感熱記録紙10の搬送速度のモニター
を行っており、搬送速度の変化に応じて発熱タイミング
を変化させ、記録ラインのピッチを一定にする。
【0030】マゼンタ画像の熱記録が終了すると、サー
マルヘッド18の非記録位置への移動と、カラー感熱記
録紙10の送り出しとが開始される。それと同時に、マ
ゼンタ用紫外線ランプ31が点灯し、カラー感熱記録紙
10のマゼンタ感熱発色層が光定着される。光定着終了
後、マゼンタ用紫外線ランプ31が消灯し、前述と同様
の手順でカラー感熱記録紙10の3回目の巻き戻しを行
う。カラー感熱記録紙10の記録エリアの後端がサーマ
ルヘッド18に到達すると、各発熱素子が発熱して、シ
アン感熱発色層にシアン画像を1ラインずつ熱記録す
る。イエロー画像、マゼンタ画像の熱記録中と同様に、
カラー感熱記録紙10の搬送速度の変化に応じて発熱タ
イミングを変化させる。
【0031】シアン画像の熱記録が終了すると、カラー
感熱記録紙10の送り出しが再開される。なお、シアン
感熱発色層は熱感度が非常に低く、通常の保存状態では
発色しないため、シアン感熱発色層には光定着性が与え
られていない。
【0032】カラー感熱記録紙10が一定量送り出され
ると搬送用モータ20が停止し、排紙ローラ対37がカ
ラー感熱記録紙10をニップする。そして、可動刃27
が移動してカラー感熱記録紙10をカットする。その
後、排紙用モータ34が作動し、カラー感熱記録紙10
を排出口38から排出する。
【0033】上記実施形態では、ロータリーエンコーダ
25aを用いてカラー感熱記録紙10の搬送速度を測定
しているが、図3に示すように、カラー感熱記録紙10
の上部に配された光センサ41によって、カラー感熱記
録紙10の搬送速度を検出するようにしても良い。光セ
ンサ41の内部には発光素子と受光素子とが備えられ、
カラー感熱記録紙10に対して光照射して、その反射光
を検出する。また、カラー感熱記録紙10の記録領域外
の一部分には、タイミングマーク41が等間隔に設けら
れている。このタイミングマーク41が光センサ40の
下部を通過すると、光センサ40で検出される信号がプ
リントコントローラ23に送られる。光センサ41はカ
ラー感熱記録紙10から離れた位置に配されているた
め、カラー感熱記録紙10との摩擦による記録位置ずれ
が発生することがない。
【0034】また、磁気塗料でタイミングマークを記録
し、これを磁気ヘッドで検出しても良い。更に本発明
は、記録紙が直接に発色する感熱記録の他に、インクフ
イルムを使用した熱転写型のサーマルプリンタにも利用
することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のサーマル
プリンタでは、記録紙の搬送速度に応じて各ラインの熱
記録を行うタイミングを調節するようにしたから、記録
紙の搬送速度の変化による濃度ムラ及び色ズレの発生を
防止できる。また、記録紙のタイミングマークをセンサ
で検出することで記録紙の搬送速度を検出するから、記
録紙の搬送速度を検出する際に摩擦力が発生せず、安定
した動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー感熱プリンタの構造を示す概略図であ
る。
【図2】熱記録の制御を行う方法を示すフローチャート
である。
【図3】感熱記録紙の搬送速度、感熱記録紙の搬送量及
びラインプリント開始信号のタイミングチャートであ
る。
【図4】光センサを設けて搬送速度を検出するようにし
たカラー感熱プリンタの要部概略図である。
【符号の説明】
10 カラー感熱記録紙 17 プラテンローラ 18 サーマルヘッド 23 プリントコントローラ 25 速度検出ローラ 25a ロータリーエンコーダ 40 光センサ 41 タイミングマーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙を搬送させながら、サーマルヘッ
    ドで1ラインずつ熱記録を行うサーマルプリンタにおい
    て、 前記記録紙の搬送速度を検出する速度検出手段と、 前記搬送速度の変化に応じて前記サーマルヘッドへの発
    熱タイミングを変化する制御手段とを備えたことを特徴
    とするサーマルプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記速度検出手段は、前記記録紙の搬送
    とともに従動回転するローラ対と、このローラ対に連結
    され、記録紙の搬送速度を検出するロータリーエンコー
    ダからなることを特徴とする請求項1記載のサーマルプ
    リンタ。
  3. 【請求項3】 前記速度検出手段は、前記記録紙の周辺
    部に等間隔で設けられたタイミングマークと、このタイ
    ミングマークを検出するセンサであって、隣接したタイ
    ミングマークを検出する時間間隔から記録紙の搬送速度
    を検出することを特徴とする請求項1記載のサーマルプ
    リンタ。
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