JP2004009610A - プリント方法及びプリンタ - Google Patents

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榎本 寿
Koichi Hirasawa
平澤 耕一
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Abstract

【課題】記録紙の幅方向のズレによるケラレのアンバランスを軽減して印画品質を向上させ、空発熱の防止を図る。
【解決手段】カラー感熱記録紙10の側端縁の主走査方向位置を側端縁検出センサ27,28で検出する。この検出結果から、カラー感熱記録紙10の主走査方向の中心線PCLを算出する。中心線PCLに対応する発熱素子アレイ23の発熱素子24nを特定する。印画する画像の主走査方向の中心が発熱素子24nによって印画されるように、発熱素子アレイ23を制御する。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント方法及びプリンタに関し、更に詳しくは、記録紙の主走査方向での搬送ズレによる印画品質の低下を防止したプリント方法及びプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタルスチルカメラの普及により、撮影した画像データをカラープリンタで印刷して、カラープリントを作成する需要が増えている。また、このカラープリントにおいて、記録面の全域に余白の無い印画が行なわれる縁無しプリントの作成が望まれている。
【0003】
フルカラー画像の印画が可能なプリンタの一つに、カラー感熱プリンタがある。このカラー感熱プリンタは、イエロー感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,シアン感熱発色層を備えたカラー感熱記録紙にサーマルヘッドの発熱素子アレイを圧接させ、3色の感熱発色層を面順次で発色させてフルカラー画像を形成する。
【0004】
カラー感熱プリンタで縁無しプリントを作成する場合、カラー感熱記録紙の幅よりも発熱素子アレイの幅を広くしなければならない。また、カラー感熱記録紙に接触していない発熱素子を発熱させると、いわゆる空発熱となり、発熱素子の寿命が短くなる。そのため、特開平9−272217号公報に記載されている発明では、整位手段によってカラー感熱記録紙の幅方向のズレを修正し、カラー感熱記録紙の側端縁の主走査方向位置をCCDラインセンサで検出して、カラー感熱記録紙に接触していない発熱素子に空発熱を行なわせないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記整位手段は、組み込みに要するスペースやコストの面から、採用することが難しい場合も多々ある。そのため、整位手段を備えていないカラー感熱プリンタでは、カラー感熱記録紙の幅方向でのズレが発生することがある。従来のカラー感熱プリンタでは、発熱素子アレイの中心位置と、プリントする画像の主走査方向の中心位置とが同じであったため、カラー感熱記録紙に幅方向でのズレが発生すると、余白の不均一や発熱素子の空発熱などが発生していた。また、図6に示すように、縁無しプリントの作成においてカラー感熱記録紙60の幅方向のズレが大きい場合、画像61もズレて印画されてしまい、印画されない画像のアンバランス、いわゆるケラレが目立ってしまう。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、記録紙の幅方向のズレによるケラレのアンバランスを軽減し、印画品質の向上と空発熱の防止とを図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明のプリント方法は、記録紙の搬送中に記録紙の側端縁の主走査方向位置を検出し、この検出結果に基づいて、記録紙の主走査方向の中心位置とプリント画像の主走査方向の中心とが一致するように印画を行なうようにしたものである。
【0008】
また、本発明のプリンタは、記録紙の搬送中に、記録紙の少なくとも一方の側端縁の主走査方向位置を検出する検出手段と、この検出結果に基づいて記録紙の主走査方向の中心位置を特定する手段と、この記録紙の主走査方向の中心位置にプリント画像の主走査方向の中心が一致するように印画素子を制御する手段とを設けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を実施したカラー感熱プリンタの構成を示す概略図である。このカラー感熱プリンタでは、記録媒体として長尺のカラー感熱記録紙10が用いられる。カラー感熱記録紙10は、ロール状に巻かれた記録紙ロール11の形態でカラー感熱プリンタにセットされる。記録紙ロール11は、外周に当接された給紙ローラ12によって回転され、カラー感熱記録紙10の送り出しと巻き戻しとが行なわれる。
【0010】
周知のように、カラー感熱記録紙10は、支持体上にシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感熱発色層が順次層設されている。最上層となるイエロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネルギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアンに発色する。また、イエロー感熱発色層は、420nmの近紫外線が照射されたときに、発色能力が消失する。マゼンタ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシアン感熱発色層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに発色し、365nmの紫外線が照射されたときに発色能力が消失する。
【0011】
記録紙ロール11の送出し方向の下流側には、カラー感熱記録紙10を挟み込んで搬送する搬送ローラ対15が配置されている。この搬送ローラ対15は、搬送モータ16によって回転駆動されるキャプスタンローラ17と、このキャプスタンローラ17に圧接するピンチローラ18とからなる。カラー感熱記録紙10は、搬送ローラ対15によって図中左方の送出し方向(給紙方向)と、図中右方の巻戻し方向(印画方向)とに往復搬送される。
【0012】
搬送ローラ対15の送出し方向の下流側には、サーマルヘッド20とプラテンローラ21とがカラー感熱記録紙10の搬送経路を挟むように配置されている。サーマルヘッド20は、熱伝導性のよい金属で形成されたヘッド基板22の下面に、多数の発熱素子24がカラー感熱記録紙10の搬送方向と直交する主走査方向に沿ってライン状に配列された発熱素子アレイ23が形成されている。この発熱素子アレイ23は、カラー感熱記録紙10の幅方向の全域に印画を行なうために、カラー感熱記録紙10の幅寸法より長く設けられている。
【0013】
プラテンローラ21は、発熱素子アレイ23に対面する位置で搬送経路の下方に配置されている。また、プラテンローラ21は、上下方向で移動自在とされており、図示しないバネによってサーマルヘッド20に圧接する方向に付勢されている。
【0014】
サーマルヘッド20は、搬送ローラ対15によって巻戻し方向に搬送されるカラー感熱記録紙10に圧接し、発熱素子アレイ23の各発熱素子24を発熱させて各感熱発色層を発色させる。プラテンローラ21は、カラー感熱記録紙10の搬送に応じて従動回転して、カラー感熱記録紙10と発熱素子アレイ23との摺接を補助する。
【0015】
搬送ローラ対15とプラテンローラ21との間には、給紙時にカラー感熱記録紙10の送出し方向先端を検出する先端検出センサ25が配置されている。この先端検出センサ25には、例えば、カラー感熱記録紙10の先端に検査光を照射する投光部と、カラー感熱記録紙10に反射した検査光を受光する受光部とを備えたフォトインタラプタが用いられている。
【0016】
搬送経路の平面図である図2に示すように、サーマルヘッド20の送出し方向の下流側でカラー感熱記録紙10の搬送経路の下方には、搬送経路の主走査方向中心線CLを挟んで、側端縁検出センサ27,28が対称に配置されている。側端縁検出センサ27は、カラー感熱記録紙10の側端縁に検査光を照射するライン状のLED29と、検査光に照明されたカラー感熱記録紙10の側端縁を撮像するCCDラインセンサ30とが一つの基板上に平行に設置されたもので、カラー感熱記録紙10の側端縁の主走査方向位置を検出する。
【0017】
CCDラインセンサ30は、主走査方向に配列された複数個の撮像素子30aからなる。また、CCDラインセンサ30の各撮像素子30aと発熱素子アレイ23の各発熱素子24とは、主走査方向における配列が同ピッチにされている。そのため、発熱素子単位でカラー感熱記録紙10の側端縁の主走査方向位置を検出することができる。なお、側端縁検出センサ28は、側端縁検出センサ27と同構成なので、詳しい説明は省略する。
【0018】
サーマルヘッド20の送出し方向の下流側には、光定着器を構成するイエロー用定着ランプ35と、マゼンタ用定着ランプ36とが配置されている。イエロー用定着ランプ35は、発光ピークが420nmの近紫外線を放射して、カラー感熱記録紙10のイエロー感熱発色層を定着する。マゼンタ用定着ランプ36は365nmの紫外線放出してマゼンタ感熱発色層を定着する。
【0019】
イエロー用定着ランプ35の送出し方向の下流側には、長尺のカラー感熱記録紙10を記録エリアごとにカットするカッター38が設けられている。カッター38の下流側には、カットされたシート状のカラー感熱記録紙10を排出する排紙口39が配置されている。
【0020】
図3は、カラー感熱プリンタの電気的構成を示すブロック図である。本実施形態のカラー感熱プリンタは、システムコントローラ41によって全体が制御されている。システムコントローラ41は、例えば、CPUと、プログラムROMと、ワークRAM等からなる。CPUは、プログラムROMに記憶されている制御プログラムに従ってプリンタの各部を制御し、その時々に生じる一時的なデータをワークRAMに記憶してプリンタの制御に利用する。
【0021】
システムコントローラ41には、メモリコントローラ43とインターフェースコントローラ44とが実装されたIC45が接続されている。メモリコントローラ43は、プリンタ外部に設けられたメモリカードスロットに装填されたメモリカード47と、画像メモリ48とを制御し、画像データの読み出し及び書き込みを行なう。インターフェースコントローラ44は、パーソナルコンピュータやデジタルカメラ等との接続に用いられるPCインターフェース49と、外部モニタ50への映像出力を行なう映像出力回路51等を制御する。
【0022】
例えば、メモリカードスロットに装填されたメモリカード47に記録されている画像データをモニタ50上に表示する場合には、メモリコントローラ43がメモリカード47から画像データを読み出し、インターフェースコントローラ44がこの画像データを映像出力回路51に入力する。映像出力回路51は、RGB形式の画像データをNTSC等のコンポジット信号に変換し、モニタ50に出力する。
【0023】
また、メモリカード47に記録されている画像データをプリントする場合には、メモリコントローラ43がメモリカード47から画像データを読み出し、画像メモリ48に記録する。画像メモリ48に記録された画像データは、メモリコントローラ43を介してプリントデータ形成部53に読み込まれる。
【0024】
プリントデータ形成部53は、読み込んだRGB形式の画像データをYMC形式のプリントデータに変換する。このプリントデータは、各色ごとに1ラインずつヘッドドライバ54に入力される。ヘッドドライバ54は、1ライン分のプリントデータを駆動信号に変換して、サーマルヘッド20の各発熱素子を駆動する。
【0025】
システムコントローラ41には、モータドライバ56とランプドライバ57とが接続されている。モータドライバ56は、システムコントローラ41からの制御信号により、ステッピングモータである搬送モータ16を駆動する駆動パルスを発生する。モータドライバ56で生成された駆動パルスは、システムコントローラ41にてカウントされ、カラー感熱記録紙10の搬送量の検出に用いられる。
【0026】
ランプドライバ57は、システムコントローラ41からの制御信号により、イエロー用定着ランプ35とマゼンタ用定着ランプ36とを点灯及び消灯させ、イエロー感熱発色層とマゼンタ感熱発色層とを定着する。
【0027】
前述の側端縁検出センサ27,28は、システムコントローラ41に接続されて制御されている。また、CCDラインセンサ30,33によるカラー感熱記録紙10の側端縁の主走査方向位置の検出結果は、システムコントローラ41に入力されてヘッドドライバ54の制御に利用される。
【0028】
次に、上記実施形態の作用について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。図3に示すように、メモリカード47に記録されている画像データは、メモリコントローラ43によって読み出され、映像出力回路51によってモニタ50に表示される。ユーザーは、モニタ50上に表示される画像を選択してプリント指示を行なう。
【0029】
プリント指示を受けたシステムコントローラ41は、モータドライバ52を制御して搬送モータ16の回転を開始させる。図1に示すように、搬送モータ16は、給紙ローラ12を図中反時計方向に回転させる。給紙ローラ12の外周に当接する記録紙ロール11は、図中時計方向に回転してカラー感熱記録紙10の先端を搬送経路に向けて給紙する。
【0030】
カラー感熱記録紙10の先端が搬送ローラ対15のキャプスタンローラ17とピンチローラ18との間に到達すると、先端検出センサ25が検出信号をシステムコントローラ41に入力する。先端検出センサ25の検出信号を受けたシステムコントローラ41は、モータドライバ56から搬送モータ16に入力されている駆動パルスのカウントを開始する。駆動パルスのカウント数によって、カラー感熱記録紙10の搬送量を特定するためである。
【0031】
駆動パルスのカウントにより、カラー感熱記録紙10の先頭の記録エリア10a(図2中のハッチング範囲)の第1ライン10bが側端縁検出センサ27,28の検出位置まで到達すると、システムコントローラ41は搬送モータ16の回転を停止し、カラー感熱記録紙10の給紙を終了する。
【0032】
カラー感熱記録紙10の搬送停止中に、ピンチローラ18は図示しないシフト機構によって移動し、キャプスタンローラ17との間でカラー感熱記録紙10を挟み込む。プラテンローラ21は、図示しないシフト機構によって移動し、発熱素子アレイ23との間でカラー感熱記録紙10を挟み込む。
【0033】
システムコントローラ41は、側端縁検出センサ27,28のLED29,32を点灯し、CCDラインセンサ30,33により撮像して、第1ライン10bの側端縁の主走査方向位置を検出する。この検出結果は、システムコントローラ41に入力される。
【0034】
システムコントローラ41は、側端縁検出センサ27,28から入力された両側端縁の主走査方向位置に基づいて、カラー感熱記録紙10の主走査方向の中心線PCLを算出し、この中心線PCLに対応する発熱素子24nを特定する。
【0035】
図2に示すように、カラー感熱記録紙10の搬送に幅方向でのズレが無い場合には、搬送経路の中心線CLとカラー感熱記録紙10の中心線PCLとが重なり、発熱素子アレイ23の中央の発熱素子が中心線PCLに対応する発熱素子24nとなる。また、図5に示すように、カラー感熱記録紙10が側端縁検出センサ28側にズレて搬送されている場合には、中心線PCLに対応する発熱素子24nも側端縁検出センサ28寄りとなる。
【0036】
システムコントローラ41は、カラー感熱記録紙10の主走査方向の中心線PCLに対応すると特定した発熱素子24nが、イエロー画像の主走査方向の中心位置を印画するようにヘッドドライバ54を制御する。
【0037】
システムコントローラ41は、メモリコントローラ43によって、メモリカード47からプリントする画像データを読み出して画像メモリ48にいったん記録し、プリントデータ形成部53に入力する。プリントデータ形成部53は、RGB形式の画像データをYMC形式のプリントデータに変換し、各色ごとに1ラインずつヘッドドライバ54に入力する。
【0038】
ヘッドドライバ54は、1ライン分のプリントデータを駆動信号に変換する。そして、カラー感熱記録紙10の中心線PCLにイエロー画像の主走査方向の中心が一致するように、各発熱素子24を駆動して1ラインのイエロー画像を印画する。1ラインのイエロー画像の印画が完了すると、カラー感熱記録紙10は巻戻し方向に1ライン分搬送される。
【0039】
上記1ラインの印画と搬送とが繰り返されて、カラー感熱記録紙10の記録エリア10aの全域に対するイエロー画像の印画が完了する。システムコントローラ41は、図示しないシフト機構によってプラテンローラ26を移動し、カラー感熱記録紙10の挟み込みを解除する。
【0040】
システムコントローラ41は、搬送モータ16を回転させてカラー感熱記録紙10を送出し方向に搬送する。この搬送開始と同時に、ランプドライバ57を制御してイエロー用定着ランプ35を点灯し、印画済みのイエロー感熱発色層を定着する。
【0041】
記録エリア10aの第1ライン10bまで紫外線が照射され、イエロー感熱発色層の定着が完了すると、システムコントローラ41はカラー感熱記録紙10の搬送を停止し、イエロー用定着ランプ35を消灯する。
【0042】
イエロー感熱発色層の定着が完了すると、システムコントローラ41はカラー感熱記録紙10を巻戻し方向に搬送する。そして、記録エリア10aの第1ライン10bがサーマルヘッド20の発熱素子アレイ23の印画位置に到達すると、カラー感熱記録紙10の巻戻し方向への搬送を停止する。
【0043】
カラー感熱記録紙10の搬送停止中に、プラテンローラ21はカラー感熱記録紙10に圧接する。そして、イエロー画像の印画時と同様に、カラー感熱記録紙10を巻戻し方向に搬送しながら、中心線PCLに画像の主走査方向中心が一致するように、マゼンタ画像の印画が行なわれる。
【0044】
記録エリア10aへのマゼンタ画像の印画が完了すると、カラー感熱記録紙10の巻戻し方向への搬送が停止される。また、プラテンローラ26によるカラー感熱記録紙10の挟み込みが解除される。次いで、カラー感熱記録紙10を送出し方向に搬送し、マゼンタ用定着ランプ36を点灯させて印画済みのマゼンタ感熱発色層を定着する。マゼンタ感熱発色層の定着が完了すると、カラー感熱記録紙10の搬送が停止され、マゼンタ用定着ランプ36が消灯される。
【0045】
カラー感熱記録紙10の搬送停止中に、プラテンローラ21はカラー感熱記録紙10に圧接する。また、イエロー画像及びマゼンタ画像の印画と同様に、カラー感熱記録紙10を巻戻し方向に搬送しながら、中心線PCLに画像の主走査方向中心が一致するようにシアン画像が印画される。
【0046】
シアン画像の印画が終了すると、カラー感熱記録紙10は送出し方向に搬送され、カッター38でシート状に切り離される。シート状のカラー感熱記録紙は、排紙口39からカラー感熱プリンタの外に排出される。
【0047】
なお、上記実施形態はカラー感熱プリンタを例に説明したが、その他の印画形式のラインプリンタ等にも利用することができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のプリント方法及びプリンタによれば、記録紙の搬送に主走査方向でのズレが発生した際に、記録紙の主走査方向中心に印画する画像の中心を一致させて印画することができるので、画像のケラレによるアンバランスや、余白幅の不一致等が発生せず、印画品質を向上させることができる。また、空発熱を防止することができるので、発熱素子の寿命が短くなることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー感熱プリンタの構成を示す概略図である。
【図2】搬送ズレの無いカラー感熱記録紙を搬送している際の搬送経路の平面図である。
【図3】カラー感熱プリンタの構成を示すブロック図である。
【図4】プリント動作の全体の流れを示すフローチャートである。
【図5】搬送ズレの発生しているカラー感熱記録紙を搬送している際の搬送経路の平面図である。
【図6】搬送ズレしたカラー感熱記録紙への印画状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 カラー感熱記録紙
15 搬送ローラ対
20 サーマルヘッド
23 発熱素子アレイ
25 先端検出センサ
27,28 側端縁検出センサ
29,32 LED
30,33 CCDラインセンサ
41 システムコントローラ

Claims (2)

  1. 副走査方向に搬送される記録紙の記録エリア内に、複数の印画素子を主走査方向にライン状に配列した印画ヘッドでプリント画像を印画するプリント方法において、
    前記記録紙の搬送中に記録紙の側端縁の主走査方向位置を検出し、この検出結果に基づいて、記録紙の主走査方向の中心位置とプリント画像の主走査方向の中心とが一致するように印画を行なうことを特徴とするプリント方法。
  2. 記録紙を副走査方向に搬送する搬送手段と、主走査方向にライン状に配列された複数の印画素子を有し、これらの印画素子で搬送中の記録紙の記録エリア内にプリント画像を印画する印画ヘッドとを備えたプリンタにおいて、
    前記記録紙の搬送中に、記録紙の少なくとも一方の側端縁の主走査方向位置を検出する検出手段と、この検出結果に基づいて記録紙の主走査方向の中心位置を特定する手段と、この記録紙の主走査方向の中心位置にプリント画像の主走査方向の中心が一致するように印画素子を制御する手段とを設けたことを特徴とするプリンタ。
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