JPH09226735A - ラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタ

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JPH09226735A
JPH09226735A JP6530996A JP6530996A JPH09226735A JP H09226735 A JPH09226735 A JP H09226735A JP 6530996 A JP6530996 A JP 6530996A JP 6530996 A JP6530996 A JP 6530996A JP H09226735 A JPH09226735 A JP H09226735A
Authority
JP
Japan
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label
roller
printing
sheet
roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP6530996A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Inoue
哲二 井上
Hiroshi Nishimura
弘 西村
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Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Publication date
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベル用紙をロール状態で収納した収納部か
ら印字部に供給して、所定の文字等を印字したラベルを
発行するラベルプリンタにおいて、上記ラベル用紙の幅
が異なっても、上記ロール収納部から印字部へ、該ラベ
ル用紙を常に良好に供給することを課題とする。 【解決手段】 左右の側板21,22間に架設された案
内ローラ24の軸24aに左右方向にスライド可能に可
動案内部材27を係合させ、この案内部材27と一方の
側板22との間で、上記軸24aに案内ローラ24を構
成する3個のローラ部材24b…24bを摺動可能に嵌
合すると共に、各隣接ローラ部材24b,24b間にそ
れぞれスプリング24c,24cを介設することによ
り、ラベル用紙Aの幅に応じて上記案内部材27をスラ
イドさせても、該用紙Aが常に両側部と中央部の3か所
で支持されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラベルプリンタに関
し、特にラベル用紙の印字部への供給動作用ラベルの発
行動作等を良好に行わせるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば実公平2−9983号公報に開示
されているように、各種の商品等に貼り付けるラベルを
印字して発行するラベルプリンタは、帯状のラベル用紙
をロール状態で収納したロール収納部から繰り出して印
字部に供給し、該印字部における印字ローラと印字ヘッ
ドとの間に送り込んで、該印字ヘッドにより所定の文字
や記号等を印字する構成とされている。
【0003】その場合に、上記のラベル用紙としては、
一連の帯状の台紙に、裏面に接着剤を塗布したラベルを
一定間隔で剥離可能に貼り付けた台紙付きラベル用紙
と、裏面に接着剤を塗布した一連の用紙自体でなる台紙
レスラベル用紙とがあり、前者の用紙を用いるプリンタ
は、印字後にラベルを台紙から剥離して発行するように
構成され、後者の用紙を用いるプリンタは、印字後に用
紙を切断して、その切断片をラベルとして発行するよう
に構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なラベルプリンタにおいては、ロール収納部から印字部
にラベル用紙を供給する経路に、該用紙を正しい姿勢で
印字部に供給するためのラベル案内機構が設けられる。
この案内機構としては、左右の側板間にローラを回転自
在に支持させて、これらのローラによりラベル用紙を下
方から支持しながら左右の側板で用紙の姿勢を所定姿勢
に規制するものが知られている。
【0005】しかし、このような構造の場合、次のよう
な不具合の発生が考えられる。つまり、ラベル用紙を幅
の異なるものに変更したときに、左右の側板間の間隔
は、この幅に応じて調整可能とすることはできても、ロ
ーラは左右の側板間に収まる範囲内の一定の幅に限定さ
れ、そのため、特に左右の側板の間隔を広げて幅の広い
ラベル用紙を使用する場合に、その側部が支持されない
ことになって、下方へ撓む等、姿勢や送り方向が乱れ易
くなるのである。
【0006】そして、特にこの問題は前述の台紙レスラ
ベル用紙を使用するものにおいて顕著となる。つまり、
このラベル用紙は下面に接着剤が塗布されているから、
一旦上記のようにして姿勢や送り方向が乱れると、ロー
ラとの間に作用する粘着力のために側板による姿勢の修
正が困難となり、そのため、該ラベルに用紙が乱れた姿
勢や方向で印字部に供給されて、印字不良のラベルが発
行され易くなるのである。
【0007】また、この台紙レスラベル用紙を使用する
プリンタの場合、印字部の前方にカッターを備えた切断
部が設けられ、該切断部で印字されたラベル用紙を切断
した上で、ラベルとして発行するように構成されるが、
このプリンタの場合、さらに次のような問題の発生が考
えらえる。
【0008】まず、印字部における印字ローラと印字ヘ
ッドとの間にラベル用紙を挟持して、該ヘッドにより表
面に文字等を印字した上で前方へ送り出す際に、裏面に
塗布されている接着剤により該用紙が印字ローラにくっ
ついて該ローラに巻き込まれることがある。
【0009】また、特に印字ヘッドが所謂サマールヘッ
ドの場合には、該ヘッドからの熱によりラベル用紙が上
方へ反るように捲れ上がることがあり、この場合、該印
字部から前方の切断部へ用紙が良好に送り込まれず、切
断ミスを生じることがある。
【0010】さらに、切断部は、一般に上下一対の切断
刃を備え、その下方の刃を上方へ移動させることにより
上方の刃との間でラベル用紙を切断するように構成され
るが、その場合、ラベル用紙の裏面(下面)に塗布され
ている接着剤のために切断されたラベルの後端部が下方
の刃にくっつき、その刃の下方への移動によってラベル
の後端部も下方へ引き込まれることがある。このとき、
ラベルの前端部、即ち、作業者が発行されたラベルを取
り出す際に掴む部分が上方へ浮き上がり、そのため、切
断部前方の受台上へ送り出されるラベルの姿勢が一定し
ないことになって、作業者によるラベルの取り出しの作
業性が悪化することになる。
【0011】本発明はラベルプリンタにおける上記のよ
うな不具合を解消し、この種のプリンタにおける印字不
良や切断不良等を防止すると共に、該プリンタを用いた
作業の作業性を向上させることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では次のような手段を用いる。
【0013】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という)は、帯状のラベル用紙をロール状態で
収納するロール収納部と、該収納部から繰り出されたラ
ベル用紙が供給されて所定の文字等を印字する印字部と
を有するラベルプリンタにおいて、上記ロール収納部と
印字部との間に、左右の側板と、これらの側板間に架設
された軸と、この軸に回転自在に嵌合支持されたローラ
とを有して、上記ラベル用紙を裏面側から支持して上記
印字部へ案内するラベル案内機構を配設し、この案内機
構に、上記軸に左右方向へスライド可能に取り付けられ
て、一方の側板との間の間隔がラベルの幅に応じて調整
可能とされた可動案内部材を設けると共に、上記ローラ
を、この案内部材と一方の側板との間で上記軸に摺動可
能に嵌合された幅の狭い複数のローラ部材で構成し、か
つ、少なくとも隣接ローラ部材間に、両側のローラ部材
を互いに離反させるように付勢するスプリングを介設し
たことを特徴とする。
【0014】また、請求項2に係る発明(以下、第2発
明という)は、上記第1発明において、ローラ部材を2
つ以上備えると共に、スプリングを、隣接ローラ部材間
と、可動案内部材と該案内部材側の端部に位置するロー
ラ部材との間と、一方の側板と該側板側の端部に位置す
るローラ部材との間に配置したことを特徴とする。
【0015】さらに、請求項3に係る発明(以下、第3
発明という)は、同じく第1発明において、ローラ部材
を3つ以上備えると共に、スプリングを、各隣接ローラ
部材間に配置したことを特徴とする。
【0016】また、請求項4に係る発明(以下、第4発
明という)は、上記第1発明から第3発明のいずれかに
おいて、ローラ部材を、軸に嵌合されたボス部材の外周
にゴム製リング部材を装着した構成としたことを特徴と
する。
【0017】そして、請求項5に係る発明(以下、第5
発明という)は、上記第1発明から第4発明のいずれか
において、帯状のラベル用紙として、一連の台紙に、裏
面に接着剤を塗布したラベルが剥離可能に貼り付けら
れ、印字後に上記台紙から剥離されて発行されるタイプ
のものを使用することを特徴とする。
【0018】また、請求項6に係る発明(以下、第6発
明という)は、同じく第1発明から第4発明のいずれか
において、帯状のラベル用紙として、裏面に接着剤を塗
布した一連の用紙でなり、印字後に切断されて発行され
るタイプのものを使用されることを特徴とする。
【0019】一方、請求項7に係る発明(以下、第7発
明という)は、裏面に接着剤を塗布した一連の用紙でな
り、印字後に切断されて発行される帯状のラベル用紙を
ロール状態で収納するロール収納部と、該収納部から繰
り出されたラベル用紙が供給されて所定の文字等を印字
する印字部と、該印字部から送り出されたラベル用紙を
切断して発行する切断部とを有するラベルプリンタにお
いて、上記印字部と切断部との間に、印字部における印
字ローラの直前位置に配置されてラベル用紙の印字ロー
ラへの巻き込みを阻止する巻き込み阻止部材と、その上
方に前下がりの傾斜姿勢で配置されて、印字部から送り
出されるラベル用紙の上方への捲り上がりを抑える捲り
上がり抑制部材とを設けたことを特徴とする。
【0020】そして、請求項8に係る発明(以下、第8
発明という)は、上記第7発明において、巻き込み阻止
部材の表面を非粘着処理したことを特徴とする。
【0021】さらに、請求項9に係る発明(以下、第9
発明という)は、上記第7発明と同様に、裏面に接着剤
を塗布した一連の用紙でなり、印字後に切断されて発行
される帯状のラベル用紙をロール状態で収納したロール
収納部と、該収納部から繰り出されたラベル用紙が供給
されて所定の文字等を印字する印字部と、該印字部から
送り出されたラベル用紙を切断して発行する切断部とを
有するラベルプリンタにおいて、上記切断部の前方に、
該切断部から送り出されるラベルを受ける受け部材と、
その上方に配置されて後端部が切断されたラベルの前部
の上方への跳ね上がりを防止する跳ね上がり防止部材と
を設けたことを特徴とする。
【0022】そして、請求項10に係る発明(以下、第
10発明という)は、上記第9発明において、受け部材
の表面を非粘着処理したことを特徴とする。
【0023】上記の手段を用いるにより、本願の各発明
によれば次のような作用が得られる。
【0024】まず、第1発明によれば、ラベルプリンタ
におけるロール状ラベル用紙の収納部と、該収納部から
繰り出されたラベル用紙が供給される印字部との間に設
けられるラベル案内機構が、左右の側板と、これらの側
板間に架設された軸と、この軸に回転自在に嵌合支持さ
れたローラとで構成されると共に、上記軸に左右方向へ
スライド可能に取り付けられて、一方の側板との間の間
隔が調整可能とされた可動案内部材が設けられるので、
この案内部材をスライドさせることにより、どのような
幅のラベル用紙に対しても、その姿勢や送り方向を正し
く規制して印字部へ案内することが可能となる。
【0025】そして、特に、上記ローラは案内部材と一
方の側板との間で上記軸に摺動可能に嵌合された幅の狭
い複数のローラ部材で構成され、かつ、少なくとも隣接
ローラ部材間に、両側のローラ部材を互いに離反させる
ように付勢するスプリングが介設されているので、案内
部材をスライドさせて一方の側板との間の間隔を調整し
たときに、各ローラ部材が該案内部材と側板との間で常
に過度な間隔で位置することになる。したがって、幅の
広いラベル用紙を用いる場合において、案内部材と側板
との間の間隔を広くしたときに、ラベル用紙の側部がロ
ーラに支持されなくなるという事態が回避されることに
なる。
【0026】そして、第2発明によれば、ローラ部材が
2つ以上備えられて、隣接ローラ部材間と、可動案内部
材と該案内部材側の端部に位置するローラ部材との間
と、一方の側板と該側板側の端部に位置するローラ部材
との間にそれぞれスプリングが配置されたものにおい
て、上記第1発明の作用が得られ、また、第3発明によ
れば、ローラ部材が3つ以上備えられて、各隣接ローラ
部材間にスプリングが配置されたものにおいて、同じく
第1発明の作用が得られる。
【0027】また、第4発明によれば、ローラ部材が、
軸に嵌合されたボス部材の外周にゴム製リング部材を装
着した構成とされるので、特に台紙レスラベル用紙を用
いる場合に、該用紙の接着剤が塗布された裏面が上記ゴ
ム製リング部材の外周に接することになって、接触面積
が少なくなると共に、該用紙がローラ部材にくっつきに
くくなり、したがって、上記可動案内部材と側板とによ
るラベル用紙に対する姿勢や送り方向の規制作用が効果
的に行われることになる。
【0028】さらに、第5発明によれば、上記のような
作用が、台紙付きラベル用紙を使用するものにおいて得
られ、第6発明によれば、台紙レスラベル用紙を使用す
るものにおいて得られることになる。
【0029】一方、第7発明によれば、台紙レスラベル
用紙を使用するプリンタにおいて、印字部とその前方に
配置される切断部との間に、印字ローラへのラベル用紙
の巻き込みを阻止する巻き込み阻止部材と、印字部から
送り出されるラベル用紙の上方への捲り上がりを抑える
捲り上がり抑制部材とが設けられるので、印字部で所定
の文字等が印字されたラベル用紙が、印字ローラに巻き
付いたり、上方へ捲れ上がったりすることなく、常に良
好に切断部へ送り込まれることになる。
【0030】そして、第8発明によれば、上記巻き込み
阻止部材の表面が非粘着処理されているので、ラベル用
紙が該阻止部材にくっついて切断部への良好な送りが妨
げられるといったことも防止される。
【0031】また、第9発明によれば、同じく台紙レス
ラベル用紙を使用するプリンタにおいて、切断部の前方
に、該切断部から送り出されたラベルを受ける受け部材
と、その上方に配置されて後端部が切断されたラベルの
前部の上方への跳ね上がりを防止する跳ね上がり防止部
材とが設けられるので、切断部で後端部を切断されたラ
ベルが、受け部材上へ常に所定の姿勢で送り出されるこ
とになる。
【0032】そして、第10発明によれば、上記受け部
材の表面が非粘着処理されているので、ラベル用紙が該
受け部材にくっついて作業者による取り出しを妨げたり
することが防止される。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、この実施の形態は台紙レスラベル用
紙を使用するラベルプリンタに関するものである。
【0034】図1に示すように、このラベルプリンタ1
の本体2には、その前面上部の一側部よりに各種のキー
3a…3aを配置してなる操作部3が、他側部よりにラ
ベル発行部4がそれぞれ設けられていると共に、該本体
2の上方には、印字内容等の各種の情報を表示する表示
部5が設けられている。なお、この表示部5は、当該プ
リンタ1が計量機(図示せず)に接続されて、計量した
商品の値付けラベルを発行する場合には、その商品の重
量や単価等の情報の表示にも用いられる。
【0035】また、上記本体2の一方の側面は、ラベル
用紙の装着作業等のために開放され、通常はカバー6に
よって閉じられるようになっている。
【0036】次に、図2により、このラベルプリンタ1
の内部構造を説明すると、本体2内の後部(図面上、右
側)には、帯状のラベル用紙Aをロール状態で収納した
ロール収納部10が設けられており、該収納部10から
繰り出されたラベル用紙Aが、案内部20を介して、本
体2内の前部(図面上、左側)に設けられた印字部30
に供給されるようになっている。
【0037】ここで、上記ラベル用紙Aは、裏面に接着
剤を塗布した一連の用紙でなり、印字後に切断されて発
行される台紙レスのラベル用紙である。
【0038】そして、上記印字部30で所定の文字や記
号等が印字されたラベル用紙Aはさらにその前方の切断
部40に送り込まれ、該切断部40で所定寸法に切断さ
れて図1に示す発行部4から外部に発行されるようにな
っている。
【0039】上記案内部20は、左右一対の側板21,
22と、これらの側板21,22間の後部に設けられた
複数個(図例では4個)の送りローラ23…23と、同
じく左右の側板21,22間の前部に設けられた2個の
案内ローラ24,24と、前側の案内ローラ24の上方
に配置されて該案内ローラ24に対接する押えローラ2
5と、上記送りローラ23…23の上方に配置された押
え部材26とを有する。
【0040】上記送りローラ23…23は、図3に拡大
して示すように、いずれも、左右の側板21,22に架
設された軸23aに、幅の狭いローラ部材23bを2個
もしくは3個づつ回転自在に嵌合すると共に隣接ローラ
部材23b,23b間等にスペーサ23c…23cを嵌
合させた構成で、各ローラ部材23bは、ボス部材23
b′の外周にゴム製リング部材23b″を装着した構成
とされている。
【0041】また、上記案内ローラ24,24は、図3
及び図4に拡大して示すように、いずれも、左右の側板
21,22に架設された軸24aに、幅の狭いローラ部
材24bを3個づつ回転自在に嵌合した構成であるが、
これらのローラ部材24b…24bは、一方の側板21
側において軸24a,24aに係合された可動案内部材
27と他方の側板22との間で、各軸24aにそれぞれ
3個づつ嵌合されていると共に、各隣接ローラ部材24
b,24b間には、これらのローラ部材24b,24b
を互いに離反させるように付勢するスプリング24cが
介設されている。また、上記側板22と該側板22側の
ローラ部材24bとの間にはスペーサ24dが介設され
ている。
【0042】上記可動案内部材27は、合成樹脂で形成
され、図5に拡大して示すように、基部27aとその後
端部から上方に延びる突出部27bとでL字状とされて
いると共に、基部27aには、前方の案内ローラ24の
軸24aに係合される凹部27cと、後方の案内ローラ
24の軸24aが嵌合される穴27dとが設けられて、
これらの軸24a,24aに支持されている。
【0043】その場合に、上記凹部27cは軸24aに
ゆるく係合し、また、穴27dにはスリット27eが設
けらて軸24aに弾力的に嵌合され、これにより、該案
内部材27は軸24a,24aに支持された状態で左右
方向にスライド可能とされ、かつ、そのスライド位置で
保持されるようになっている。
【0044】ここで、案内部材27と反対側の側板22
には、該案内部材27の突出部27bと対向させて上方
への突出部22aが設けられており、図4に示すよう
に、これらの突出部22a,27bによってラベル用紙
Aの姿勢や送り方向を規制するようになっている。
【0045】なお、案内ローラ24の各ローラ部材24
bも、ボス部材24b′の外周にゴム製リング部材24
b″を装着した構成とされている。
【0046】また、図2に示すように、上記押え部材2
6は、ブラケット28に保持されたスプリング29によ
り下方へ付勢され、送りローラ23…23との間でラベ
ル用紙Aを挟持するようになっている。
【0047】一方、上記印字部30は、図2に示すよう
に、左右の側板21,22の前部に回転自在に支持さ
れ、かつ、モータ31(図7参照)により伝動機構を介
して回転駆動される印字ローラ32と、該ローラ32の
周面にラベル用紙Aを挟んで対接する印字ヘッド33と
を有する。そして、該印字ヘッド33の取り付け部材3
4が、カバー35の下面に後端部を揺動自在に連結され
て、スプリング36により下方に付勢されていることに
より、印字ヘッド33は上記印字ローラ32に弾力的に
対接すると共に、カバー35の軸37を中心とする開放
動作により印字ローラ32から離反されるようになって
いる。
【0048】また、上記切断部40は、左右の側板2
1,22に取り付けられたカッターホルダー41と、該
ホルダー41に取り付けられたカッターユニット42と
を有する。
【0049】上記カッターホルダー41は、後方へ延び
る下部アーム部41a,41aが左右の側板21,22
に連結されていると共に、同じく後方へ延びる上部アー
ム部41b,41bが左右の側板21,22に止め部材
43,43を介して止着されており、これらの止め部材
43,43を取り外せば、下部アーム部41a,41a
の側板21,22への連結部を中心として、全体が前方
へ回動可能とされている。
【0050】また、上記カッターユニット42は、図6
に拡大して示すように、ケース42a内に、固定刃44
と、可動刃45と、この可動刃45を上下動させる駆動
機構(図示せず)とを収納したもので、上記固定刃44
はケース42aの上部内に固定され、可動刃45は、上
動時に先端部が固定刃44の先端部とオーバラップし
て、ケース42aの上部背面に設けられたラベル用紙挿
入口42bから両刃44,45間に供給されたラベル用
紙Aを切断するようになっている。
【0051】そして、上記ケース42aの上部背面にお
ける挿入口42bの下方には、後方へ延びるエッジ部4
6aが印字部30における印字ローラ32の前部周面に
近接して、該印字ローラ32と印字ヘッド33との間か
ら送り出されるラベル用紙Aの該ローラ32への巻き込
を阻止する巻き込み阻止部材46が固設されていると共
に、その上方における上記挿入口42bの上方には、前
下がりの傾斜部47aを有して、上記印字部30の印字
ローラ32と印字ヘッド33との間から送り出されたラ
ベル用紙Aの上方への捲り上がりを抑えて、上記挿入口
42bに導入させる捲り上がり抑制部材47が固設され
ている。
【0052】ここで、上記巻き込み阻止部材46のエッ
ジ部46aの上面には、ラベル用紙Aの裏面の接着剤に
対する非粘着処理が施されている。
【0053】さらに、上記カッターユニット42のケー
ス42aにおける上端部前面にはラベル送出口42cが
設けられていると共に、上記カッターホルダー41の上
部には、カッターユニット42の上部を前方から覆う安
全カバー部41cが突設され、該カバー部41cにもラ
ベル送出口41dが設けられている。
【0054】そして、上記カッターホルダー41の上部
前面にはラベル受け部材48が固設され、該ラベル受け
部材48の後方へ延びる受け面部48aは、上記カッタ
ーホルダー41における送出口41d及びカッターユニ
ット42における送出口42cからカッターユニット4
2のケース42a内へ突入され、該ケース42a内で切
断されて上記送出口42c,41dから送り出されるラ
ベルBを受けるようになっている。
【0055】ここで、上記受け部材48の受け面部48
aにも、ラベルBの裏面の接着剤に対する非粘着処理が
施されている。
【0056】また、カッターホルダー41における上記
安全カバー部41cには、上記送出口41dから送り出
されるラベルBの上方への跳ね上がりを阻止して、上記
受け部材48上に正しく位置させる跳ね上がり防止部材
49が取り付けられている。
【0057】以上の構成に加えて、このラベルプリンタ
1には、図7に示すように、コントローラ50が備えら
れ、作業者による操作部2におけるキー操作等による作
動開始、停止等の指令信号と、図2及び図3に示すよう
に、案内部20の一方の側板22に取り付けられたマー
クセンサ51からの信号と、図2及び図6に示すよう
に、切断部40における安全カバー部41cの送出口4
1dの上方に取り付けられたラベルセンサ52からの信
号とが該コントローラ50に入力され、これらの信号に
基づいて、該コントローラ50から表示部4、印字ヘッ
ド33及び印字ローラ駆動用モータ31等に制御信号が
出力されるようになっている。
【0058】ここで、上記マークセンサ51は、ラベル
用紙Aの裏面にラベル1枚分の寸法に相当する間隔で印
刷されたマークを検出するもので、該センサ51がマー
クを検出した時点からラベル用紙Aが所定量送られたと
きに、印字部20での印字が開始されるようになってい
る。
【0059】これは、ラベル用紙Aの印字面に予め図形
や文字等が印刷されている場合に、この印刷された図形
等と印字部30で印字される文字等の位置関係を一定に
保つためである。そして、このマークセンサ51による
マークの検出を確実に行わせるために、上記押え部材2
6によりラベル用紙Aが押えられて、該センサ51トラ
ベル用紙Aの裏面との距離が変化しないように図られて
いるのである。
【0060】また、ラベルセンサ52は、切断部40の
前方でラベルBの発行を検出するものであるが、このセ
ンサ52からの信号に基づいてコントローラ50は、ラ
ベルの発行動作を制御するようになっており、次にその
動作を図8に示すフローチャートに従って説明する。
【0061】まず、ラベルの発行動作を開始するとき
に、ステップS1で、切断部40の前方に配置されたラ
ベルセンサ52からの信号で、受け部材48上に発行さ
れたラベルBが存在するか否かを判定する。そして、前
回発行したラベルBが作業者により既に取り出されてい
るときは、次にステップS2で、印字部30の印字ロー
ラ32を一定量逆方向に回転させる。これは、切断部4
0まで送り出されたラベル用紙Aの次回印字部分を印字
部30における印字ローラ32と印字ヘッド33との間
の位値まで戻すためである。
【0062】その後、ステップS3で、印字ローラ32
を正方向に回転させてラベル用紙Aを送りながら、上記
印字ヘッド33により所定の文字や記号等を印字すると
共に、これらを印字すれば、ステップS4で印字動作を
終了する。
【0063】そして、ステップS5で、上記ラベルセン
サ52からの信号により、切断部40の送出口41dか
ら受け部材48上へ今回印字したラベル用紙Aの先頭部
分が送り出されてきたか否かを判定し、送り出されてき
たときには、ステップS6でさらに印字ローラ32を正
方向に所定量回転させ、ラベル用紙Aの今回印字部分の
後端部が切断部40における切断位置を通過させる。そ
して、ステップS7で印字ローラ32を停止させ、ステ
ップS8でカッターユニット42における可動刃45を
作動させて、上記ラベル用紙Aを切断する。
【0064】このようにして、ラベルBが切断部40の
前方の受け部材48上に発行され、作業者がこれを取れ
ば、再びステップS1からの動作が実行され、次のラベ
ルBが発行されることになる。
【0065】なお、上記ステップS5で、ラベルセンサ
52により切断部40からのラベル用紙Aの送り出しを
検出することができなかったときは、ラベル用紙Aの詰
まり等の異常が発生したものと考えられるので、ステッ
プS9で印字ローラ32を停止させ、作業を終了する。
【0066】ところで、このラベルプリンタ1には、上
記のようなラベル発行動作を、幅の異なるラベル用紙A
に対しても任意に行うことを可能とし、また、これを円
滑かつ良好に行うための構成が備えられており、次に、
それらの構成の作用を説明する。
【0067】まず、ロール収納部10から繰り出された
ラベル用紙Aを印字部30に供給する案内部20におい
ては、ラベル用紙Aを移送可能に支持する案内ローラ2
4,24の軸24a,24aに可動案内部材27が左右
方向にスライド可能に取り付けられて、該案内部材27
と一方の側板22との間の間隔が調整可能とされてい
る。したがって、この間隔をラベル用紙Aの幅に応じて
調整することにより、例えば図3に示す幅の広いラベル
用紙Aの場合も、図9に示す幅の狭いラベル用紙A′の
場合も、これらのラベル用紙A,A′を常に印字部20
に所定の姿勢ないし方向で供給することが可能となる。
【0068】そして、特に上記案内ローラ24,24は
可動案内部材27と一方の側板22との間で軸24a,
24aに摺動可能に嵌合された幅の狭い3つのローラ部
材24b…24bで構成されていると共に、これらのロ
ーラ部材24b…24bの隣接するもの同志の間にはス
プリング24c,24cが介設されて、これらを互いに
離反させるように付勢しているので、図3に示すよう
に、幅の広いラベル用紙Aを使用するために、案内部材
27と側板22との間を広げた場合も、図9に示すよう
に、幅の狭いラベル用紙A′を使用するために、案内部
材27と側板22との間の間隔を狭くした場合にも、こ
れらの間で、上記の3つのローラ部材24b…24b
が、常に左右両側部と中央部とに位置することになる。
したがって、ラベル用紙A,A′は、その幅に拘らず、
常にその全幅にわたって均等に支えられることになり、
上記案内部材27と側板22との間で、姿勢や送り方向
が正しく維持されることになる。
【0069】また、この案内ローラ24,24及びその
手前側に配置された送りローラ23…23を構成するロ
ーラ部材24b,23bは、いずれも、軸24a,23
aに嵌合されたボス部材24b′,23b′の外周にゴ
ム製リング部材24b″,23b″を装着した構成とさ
れているから、図4に示すように、ラベル用紙Aの裏面
が上記ゴム製リング部材24b″,23b″の外周に接
することになって、接触面積が少なくなると共に、該用
紙Aがローラ部材24b,23bにくっつきにくくな
る。したがって、上記可動案内部材27と側板22とに
よるラベル用紙Aに対する姿勢の規制作用が良好に維持
されることになる。
【0070】一方、印字部30とその前方に配置される
切断部40との間には、カッターユニット42のケース
42aの上部背面に固着されて、後方へ延びるエッジ部
46aが印字ローラ32の前部外周に近接する巻き込み
阻止部材46が設けられているので、印字部30で所定
の文字等が印字されたラベル用紙Aが、印字ローラ32
に巻きつくことが防止される。その場合に、この巻き込
み阻止部材46におけるエッジ部46aの表面には非粘
着処理が施されているから、ラベル用紙Aが該部材46
にくっついて前方への送りが妨げられることがなく、切
断部40へ円滑に送り込まれることになる。
【0071】また、この巻き込み阻止部材46の上方に
は、前下がりの傾斜部47aを有する捲り上がり阻止部
材47が設けられているので、図6に鎖線で示すよう
に、上記印字部30の印字ローラ32と印字ヘッド33
との間から送り出されたラベル用紙Aが上方へ反るよう
に捲り上ろうとしたときに、その捲り上がりが抑えられ
て、カッターユニット42のケース42aにおける挿入
口42bに円滑に導入されることになる。
【0072】さらに、切断部40の前方には、該切断部
40から送り出されるラベルBを受ける受け部材48が
配置されていると共に、その上方には、ラベルBの跳ね
上がりを防止する防止部材49が設けられており、図6
に鎖線で示すように、カッターユニット42内で切断さ
れたラベルBの後端部が裏面の接着剤により可動刃45
の先端にくっついて該可動刃45の下動に伴って下方へ
引き込まれ、そのため、該ラベルBの前部が上方へ跳ね
上がろうとしたときに、その跳ね上がりが上記防止部材
49に阻止されて、受け部材48上に所定の姿勢で載置
されることになる。したがって、受け部材48上には、
ラベルBが常に一定の姿勢で発行されることになり、作
業者がそのラベルBを取り出す際に容易に取り出すこと
ができるようになる。
【0073】ここで、上記受け部材48の受け面部48
aにも非粘着処理が施されているので、該受け部材48
上へのラベルの送り出しないし作業者による取り出しが
一層良好に行われることになる。
【0074】なお、案内ローラ24の構成としては図
3、図9に示すものに限らず、図10に示す構成等も可
能である。
【0075】つまり、図10に示す案内ローラ124
は、左右の側板121,122間に架設された軸124
aにおける可動案内部材127と一方の側板122との
間に、2つのローラ部材124b,124bを摺動可能
に嵌合させると共に、これらのローラ部材124b,1
24b間と、上記案内部材127と該部材127側のロ
ーラ部材124bの間と、上記側板122と該側板12
2側のローラ部材124bの間の合計3か所にスプリン
グ124c…124cをそれぞれ介設した構成とされて
いる。
【0076】この案内ローラ124によれば、可動案内
部材127をスライドさせて側板122との間の間隔を
変更しても、2つのローラ部材124b,124bが常
に上記間隔内に均等に配置されることになり、したがっ
て、図3、図9に示す案内ローラ24の場合と同様に、
ラベル用紙の全体が、その幅に拘わらず、常に良好に支
えられることになる。
【0077】なお、図3、図9に示す案内ローラ24に
おいてローラ部材24bを4個以上設けてもよく、ま
た、図10に示す案内ローラ124において、ローラ部
材124bを3個以上設けるようにしてもよい。
【0078】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、帯状のラ
ベル用紙をロール状態で収納したロール収納部から印字
部に供給して、所定の文字等を印字したラベルを発行す
るラベルプリンタにおいて、ラベル用紙の幅が異なって
も、上記ロール収納部から印字部へ該ラベル用紙を常に
良好に供給することが可能となる。
【0079】また、本発明によれば、印字部の前方に切
断部が設けられ、印字したラベル用紙を切断して発行す
るように構成された台紙レスラベル用紙を使用するプリ
ンタの場合に、該ラベル用紙の上記印字部への供給が良
好に行われると共に、印字部から切断部へのラベル用紙
の供給も円滑かつ良好に行われ、さらに切断部で切断さ
れたラベルが常に所定の姿勢で発行されることになっ
て、作業者によるラベルの取り出しが容易化される。
【0080】このように、本発明によれば、この種のラ
ベルプリンタにおける印字不良や切断ミス等のトラブル
の発生が解消されると共に、ラベル発行作業の作業性が
向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るラベルプリンタの
正面図である。
【図2】 同ラベルプリンタの内部構造を示す側面図で
ある。
【図3】 図2のア−ア線に沿う案内部の拡大平面図で
ある。
【図4】 図3のイ−イ線による断面図である。
【図5】 同じくウ−ウ線による断面図である。
【図6】 同ラベルプリンタの切断部の拡大断面図であ
る。
【図7】 同じく制御システムを示すブロック図であ
る。
【図8】 同じくラベル発行動作を示すフローチャート
である。
【図9】 図3に示すラベル案内部の他の状態を示す平
面図である。
【図10】 案内部の他の実施の形態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ラベルプリンタ 10 ロール収納部 20 ラベル案内機構(案内部) 21,22,121,122 側板 24,124 案内ローラ 24a,124a 軸 24b,124b ローラ部材 24b′ ボス部材 24b″ リング部材 24c,124c スプリング 27,127 可動案内部材 30 印字部 40 切断部 46 巻き込み阻止部材 47 捲り上り抑制部材 48 受け部材 49 跳ね上がり防止部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状のラベル用紙をロール状態で収納す
    るロール収納部と、該収納部から繰り出されたラベル用
    紙が供給されて所定の文字等を印字する印字部とを有す
    るラベルプリンタであって、上記ロール収納部と印字部
    との間に、左右の側板と、これらの側板間に架設された
    軸と、この軸に回転自在に嵌合支持されたローラとを有
    して、上記ラベル用紙を裏面側から支持して上記印字部
    へ案内するラベル案内機構が配設されており、この案内
    機構に、上記軸に左右方向へスライド可能に取り付けら
    れて、一方の側板との間の間隔がラベルの幅に応じて調
    整可能とされた可動案内部材が設けられていると共に、
    上記ローラは、この案内部材と一方の側板との間で上記
    軸に摺動可能に嵌合された幅の狭い複数のローラ部材で
    構成され、かつ、少なくとも隣接ローラ部材間に、両側
    のローラ部材を互いに離反させるように付勢するスプリ
    ングが介設されていることを特徴とするラベルプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 ローラ部材は2つ以上備えられ、スプリ
    ングは、隣接ローラ部材間と、可動案内部材と該案内部
    材側の端部に位置するローラ部材との間と、一方の側板
    と該側板側の端部に位置するローラ部材との間に配置さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のラベルプリ
    ンタ。
  3. 【請求項3】 ローラ部材は3つ以上備えられ、スプリ
    ングは、各隣接ローラ部材間に配置されていることを特
    徴とする請求項1に記載のラベルプリンタ。
  4. 【請求項4】 ローラ部材は、軸に嵌合されたボス部材
    の外周にゴム製リング部材を装着した構成とされている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記
    載のラベルプリンタ。
  5. 【請求項5】 帯状のラベル用紙として、一連の台紙
    に、裏面に接着剤を塗布したラベルが剥離可能に貼り付
    けられ、印字後に上記台紙から剥離されて発行されるタ
    イプのものが使用されることを特徴とする請求項1から
    請求項4のいずれかに記載のラベルプリンタ。
  6. 【請求項6】 帯状のラベル用紙として、裏面に接着剤
    を塗布した一連の用紙でなり、印字後に切断されて発行
    されるタイプのものが使用されることを特徴とする請求
    項1から請求項4のいずれかに記載のラベルプリンタ。
  7. 【請求項7】 裏面に接着剤を塗布した一連の用紙でな
    り、印字後に切断されて発行される帯状のラベル用紙を
    ロール状態で収納するロール収納部と、該収納部から繰
    り出されたラベル用紙が供給されて所定の文字等を印字
    する印字部と、該印字部から送り出されたラベル用紙を
    切断して発行する切断部とを有するラベルプリンタであ
    って、上記印字部と切断部との間に、印字部における印
    字ローラの直前位置に配置されてラベル用紙の印字ロー
    ラへの巻き込みを阻止する巻き込み阻止部材と、その上
    方に前下がりの傾斜姿勢で配置されて、印字部から送り
    出されるラベル用紙の上方への捲り上がりを抑える捲り
    上がり抑制部材とが設けられていることを特徴とするラ
    ベルプリンタ。
  8. 【請求項8】 巻き込み阻止部材は、表面が非粘着処理
    されていることを特徴とする請求項7に記載のラベルプ
    リンタ。
  9. 【請求項9】 裏面に接着剤を塗布した一連の用紙でな
    り、印字後に切断されて発行される帯状のラベル用紙を
    ロール状態で収納したロール収納部と、該収納部から繰
    り出されたラベル用紙が供給されて所定の文字等を印字
    する印字部と、該印字部から送り出されたラベル用紙を
    切断して発行する切断部とを有するラベルプリンタであ
    って、上記切断部の前方に、該切断部から送り出される
    ラベルを受ける受け部材と、その上方に配置されて後端
    部が切断されたラベルの前部の上方への跳ね上がりを防
    止する跳ね上がり防止部材とが設けられていることを特
    徴とするラベルプリンタ。
  10. 【請求項10】 受け部材は、表面が非粘着処理されて
    いることを特徴とする請求項9に記載のラベルプリン
    タ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004131149A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Nakasu Denki Kk 錠剤取出装置
JP2017177278A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社寺岡精工 ラベル切断装置、ラベル発行装置
JP2020168718A (ja) * 2020-06-17 2020-10-15 株式会社寺岡精工 ラベル切断装置、ラベル発行装置

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