JP3628310B2 - 用紙束ダンパを備える給紙装置ローラアセンブリ - Google Patents

用紙束ダンパを備える給紙装置ローラアセンブリ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は包括的には、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ装置および複合機のような、単票用紙給紙装置を用いて、媒体の用紙束から、処理されることになる媒体の単票用紙を選別するドキュメント処理装置の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
そのような装置は、用紙移動用のローラ、ベルトあるいはホイールを備えており、特に、本発明が関連する用紙給紙装置は、予備給紙ローラおよび予備給紙ローラから下流に離隔して配置される分離ローラの両方を用いる。用紙束係止板が、そのローラ間の用紙の移動経路に出入するように配置される。そのような装置内の磨耗あるいはそれ以外の損傷を受けたローラは、時々取り替える必要があり、交換修理の依頼および付帯費用が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、工場において容易に組み立てることができ、かつ熟練のサービス技術者を必要とすることなく、ユーザが保守することができる容易に取替え可能なローラを有するモジュール式単票用紙給紙装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
それゆえ、本発明は、
a)フレームと、
b)第1の軸を中心に回転するために前記フレーム上に回転可能に支持される予備給紙ローラと、
c)第1の軸に平行な第2の軸を中心に回転するために旋回可能に取り付けられる用紙束ダンパとを備える単票用紙給紙装置ローラアセンブリを備え、用紙束ダンパは、媒体の用紙束の表面に平行な予備給紙ローラに近接した場所から延在する表面を有し、用紙束からの個々の用紙は、予備給紙ローラから用紙の移動方向において取り出されることになる。
【0005】
【発明の効果】
上記のように、本発明によれば、工場において容易に組み立てることができ、かつ熟練のサービス技術者を必要とすることなく、ユーザが保守することができる容易に取替え可能なローラを有するモジュール式の単票用紙給紙装置を実現することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1の斜視図に見られるモジュール式用紙給紙装置10は、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ装置または複写機、あるいは先に記載された任意の装置の複合機のようなドキュメント処理モジュール(図示せず)を含むドキュメント処理装置の個別のユニットである。用紙給紙装置モジュール10は、ドキュメント処理モジュール内の用紙移送機構に用紙束の上側から個々の用紙を給送するためのドキュメント処理モジュール(図示せず)に取り付けられる。
【0007】
用紙給紙装置モジュール10は給紙トレイ(図示せず)からなり、給紙トレイは、図1に示されるように用紙束支持表面22上に支持される用紙束の上側から個々の用紙を左から右に移動させるための用紙移送経路を画定する用紙束支持表面22と、直立壁の形をなす離隔して配置される側面24、26とを有する給紙フレーム20に取り付けられる。側壁24は、その目的は後に記載されるが、非円形のゲート28と、一体に形成されるばね取付用ポスト30とを有する軸取付用の台を含む。もう一方の側壁26は、側壁26への適当な留め具によって取り付けられるモータ支持板34内に配置されるブッシュ開口部32を設けられる。可逆電気ステップモータ35がモータ支持板34上に支持され、モータ支持板34は側壁26とともに、モータおよびモータ出力ギヤ(図示せず)のためのハウジングを画定する。
【0008】
従来のように成形プラスチックからなる場合がある給紙フレーム20は、上方に向かって角度をなし、用紙束支持表面22から離隔した用紙束抑制壁36を含み、抑制パッド38が単票用紙分離ローラ90の弧状の表面と係合するために配置され、好ましくはコルクからなるパッド40が用紙予備給紙ローラ80と係合する。本明細書で用いられる用語「ローラ」は、1つあるいは複数のローラ、離隔してあるいは隣接して同軸上に取り付けられるホイール、および離隔して配置されたローラの周囲に這わせた移動可能なベルトのような単票用紙の媒体を移動させるための等価物を含む。
【0009】
横材60によって連結される離隔して配置される側面部材あるいは板52、54から形成されるフレーム50を含む取替え可能なローラボギーは、予備給紙ローラ80と、その予備給紙ローラ80の下流に位置する単票用紙分離ローラ90とを支持する。側面板54は、予備給紙ローラ80および単票用紙分離ローラ90の回転の中心を結ぶ線に概ね平行に延在する、一体に形成されるテールあるいはレバーアーム56を有する。側面板52、54は、予備給紙ローラ支持軸のための軸受開口部62、64と、分離ローラ支持軸92のための軸受開口部66、68とを含む。ギヤ保持板70が、スペーサ用ポスト74と留め具76とによって、側面板54から離隔して取り付けられる。側面板54内の予備給紙ローラクラッチギヤ軸スロット58が、ギヤ保持板70内の予備給紙ローラクラッチギヤ軸取付用スロット72と位置合わせされる。
【0010】
用紙予備給紙ローラ80は軸81上に支持され、軸81の端部はそれぞれ、側面板52、54内の開口部62、64に収容される。従来通りに、予備給紙ローラは、用紙束から取り出されることになる単票用紙の上側表面と係合するのに適した弾性表面あるいは表面構造を有する。同様に、単票用紙分離ローラ90は軸92上に支持され、その軸の端部は側面板52、54の軸受開口部66、68に収容される。用紙移送位置において、分離ローラ90は、抑制パッド38の表面とともに用紙分離ニップを形成する。分離ローラ軸92は、後に記載される目的のためにその上に離隔して配置される支持軸受94、96を有し、分離ローラドライブギヤ98も、分離ローラ90を駆動するために軸92上に取り付けられる。回転中の分離ローラ90から動力を伝達し、分離ローラドライブギヤ89、あるいは中間ギヤのうちの1つと常に係合される、好ましくは弾性歯を有する予備給紙ローラクラッチギヤ110を介して予備給紙ローラ80を回転させるために、複数の中間ギヤ102、104が設けられる場合がある。クラッチギヤ110は軸上に支持され、その軸の端部は、弧状であり、クラッチギヤ110と絶えず係合されるドライブあるいは中間ギヤの回転軸の中央に配置されることが好ましいスロット58、72に収容される。
【0011】
用紙束ダンパ120は、予備給紙ローラ支持軸81上で自在に回動可能であり、支持表面22上の媒体用紙の束の表面に平行に、予備給紙ローラ80から用紙の移動方向の下流に延在する表面を有する。用紙束ダンパ120は、予備給紙ローラ80と分離ローラ90との間で薄い用紙にしわが生じるのを防ぐだけの十分な重さを有し、図6に示されるように横材60のようなフレーム上の係止表面と係合するまで、用紙との接触、特に大量の用紙との接触によって上方に自在に旋回する。こうして、ローラフレーム50は、予備給紙ローラ80と、単票用紙分離ローラ90と、ギヤと、設けられるなら用紙束ダンパ120とを支持し、それらはともに、後に記載されるモジュール式ローラ支持およびドライブアセンブリ200によって支持される取替え可能ボギーを構成する。
【0012】
モジュール式ローラ支持およびドライブアセンブリ200は、給紙トレイ20の離隔して配置される側壁24、26内の軸方向に位置合わせされた軸支持体内に収容される軸201から構成される。軸支持体のうちの1つはブッシュ開口部32を備え、その中には軸の一端が挿入され、一方、部分的に非円形の形状を有する軸の他端は、適当な位置まで回動し、非円形の軸取付スロット28を通って他の支持体内に収容される。また軸は、軸に回転しないように取り付けられる横方向に延在するばねアーム202を有し、アーム202は、そこから突出するばね保持体あるいはボス204を有する。付勢部材、好ましくは引張ばね206が、給紙トレイの側面上にあるばね保持体30と、ばねアーム202上にあるボス204との間に接続される。ばね206は、ばねが引っ張られる際に、軸201の中心軸上を横切る。
【0013】
取替え可能ボギーは、軸201に回転しないように取り付けられる、一対の離隔して配置されるボギー支持ロードアーム210、212間に支持される。またボギー支持アームは、用紙束係止リンク252を支持するための、離隔して軸方向に位置合わせされる支持ハブ214も備えることが好ましい。またロードアーム210、212は、その上に離隔して横方向に延在する用紙束係止ガイド216を有しており、分離ローラ軸92上に離隔して配置される軸受94、96が、モジュール式ローラ支持およびドライブアセンブリ200上に取外し可能ボギーを支持するために収容されるようにする、位置合わせされたボギー支持開口部あるいはスロット218、220を設けられることが好ましい。解放ボタン232および離隔して配置されるラッチフック234を有するボギー保持ラッチ230が、ボギー支持アーム210、212間に枢着され、ラッチは、ボギーラッチボタンと、ロードアーム210、212間に延在し、接続される横方向ブレースとの間に収容されるボギーラッチばね236によって、閉じた位置に付勢される。ラッチフック234は、分離ローラ軸92の軸受94、96上にラッチフックが固定されるのを避けるために、ラッチが閉じた位置にあるとき、ボギー支持アームと係合する。
【0014】
またボギーリフティングハンドル240が設けられることが好ましく、ハンドル240は支持軸201に回転しないように取り付けられる。リフティングハンドルは、ロードアーム210、212および取り付けられるボギーを持ち上げる前に、最初にハンドル240の上昇によってばね242が圧縮されるように、ロードアーム210上の受座と係合されるばね242によって、下方位置に付勢される。また圧縮ばね242は、ハンドル240の端部の接点を通して下方にボギーを付勢し、ボギーフレームの上側表面は媒体給紙位置にある予備給紙ローラ80に力を付与し、以下に記載される従動節260が上方位置までボギーを上昇させるときに、従動節260のカム表面に対して上方にフレームテールあるいはレバーアーム56を駆動する。リフティングハンドル240および引張ばね206は、ばね206が用紙を給送するためにボギーを下方に付勢し、ハンドルおよびボギーを上昇位置に保持し、紙詰まりを起こした用紙を取り除き、給紙経路を点検するのを容易にするように、オーバーセンター構造で設計されるであろう。
【0015】
用紙束係止ガイド216間に垂直に案内される概ね長方形の板を含む用紙束係止板250が、予備給紙ローラ80と単票用紙分離ローラ90との間の用紙束係止リンク252に枢着され、そこから下方に延在する。用紙束係止リンク252は、用紙束係止板250が、予備給紙ローラ80の下流、かつ単票用紙分離ローラ90の上流の媒体用紙の移動経路に出入できるように、離隔して配置されるロードアーム210、212に枢着され、その間に支持される。下方に延在する脚部256は、従動節260と係合し、用紙束係止板250を昇降するために、用紙束リンク上に一体に形成される。
【0016】
図16に最もわかりやすく示されるように、その中にピボット開口部262を有する従動節260は、開口部262に収容される従動節支持ポスト222上に枢着され、ポストは、支持軸の201の軸に平行な方向にロードアーム212から外側に延在する。従動節260は、点264と、従動節260がその支持ポスト上で旋回し、ボギーをある程度上昇させる際に、ボギーテールレバーアーム56と係合する円柱形の第1カム表面266(図16A)と、用紙束が用紙束係止板250に対して挿入されることになる際に、トレイ20内の用紙束支持表面22に対して第1カム表面上に支持される予備給紙ローラ80とを有する。また従動節260は、用紙停止位置の内外に用紙束係止板を昇降するために、用紙束係止リンク252上の脚部256と係合する第2カム表面268も有する。従動節260上の第3カム表面270(図16C)は、ボギーテールレバーアーム56と係合するために設けられ、単票用紙給紙装置モジュールがドキュメント処理モジュールに設置されていないときに、本明細書では関係のない検査の目的で用いられる。また従動節260は、後に記載される目的のために、ピン272の形をとる、軸方向に突出する部分も含む。
【0017】
またモジュール式ローラ支持およびドライブアセンブリ200は、離隔して配置されるスイングアーム支持体284、286によって軸201に対して回転させるために、軸201上に軸方向に支持されるスイングアーム280も備える。スリーブ292の両側に取り付けられる、軸方向に離隔して配置されるギヤ291を有する動力入力ギヤアセンブリ290が、支持軸201に取り付けられる。軸方向に離隔して配置されるギヤ291のうちの1つが、モータ35によって駆動される自動方向決定ギヤドライブ(図示せず)から供給される動力を受け取る。入力ギヤアセンブリ290上の軸方向に離隔して配置されるもう1つのギヤ291は、スイングアーム280上に支持されるクラッチギヤ294と絶えず係合される。クラッチギヤ294のための抗力ばね295も設けられる。スイングアーム280の側面にある図16(3)に示されるポケット296は、入力ギヤアセンブリ290がモータ35による回転の逆方向に回転する際に、軸201上のスイングアームの回転によって従動節260が上昇するように、従動節上のピン272を収容する。ここで、図16(3)とは、図16Aから図16Eまでの(3)の符号を付した図を示す。メインラッチギヤ294の歯と分離ローラドライブギヤ98の歯との間の過係合(over−engagement)を保護し、ボギーフレーム50の上昇を抑制するために、動き制限フック300も、分離ローラ軸92の突出する端部と係合するためにスイングアーム280上に一体に形成される。
【0018】
またロータリカムゼネバ310も入力ギヤアセンブリ290に取り付けられ、ギヤ291からスイングアーム280の遠い側面に、従動節260と位置合わせされて配置され、カム310が図16(1)に示されるように順方向あるいは反時計方向に回転する際に、従動節上の点264がカムの円柱形表面と係合し、カム310の円柱形表面内のスロットの形の開口部312に進入できるようにする。ここで、図16(1)とは、図16Aから図16Eまでの(1)の符号を付した図を示す。入力ギヤアセンブリ290が逆方向に回転することにより、カム310は、スロット開口部312から点264を持ち上げ、新しい媒体用紙束を挿入するために、ボギーを上昇させ、用紙束係止板250を降下させるようにする。
【0019】
カムゼネバ310を含む、スイングアーム280および入力ギヤアセンブリ290は全て軸201上に回動可能に支持されており、入力ギヤ291の一方をモータ出力ギヤ(図示せず)と位置合わせして軸方向に配置するために、軸に適当に取り付けられる保持体320によって軸上に保持され、他方のギヤ291は、スイングアーム280上に支持されるクラッチギヤ294と係合するために配置される。図10に示されるように、保持体320は、入力ギヤ291との係合位置および離脱位置にモータ出力ギヤ(図示せず)を移動させるモータ出力ギヤ支持体によって係合されるような位置において入力ギヤ291に隣接する弧状、好ましくは円柱形状の表面322を有し、それによりモータ出力ギヤおよび入力ギヤ291の過係合を防ぐ。保持体320は、軸201上の適当に軸方向に配置される外周溝に収容されるスナップばねによって、あるいは任意の他の適当な手段によって、軸201上の適所に保持されることができる。弾性プラスチックから形成されるスプリットスリーブ330が、ボギーリフティングハンドル240を適当に位置決めするために、ボギーリフティングハンドル240に隣接する軸201の他端に弾発係合される。
【0020】
(動作)
媒体用紙束は、予備給紙ローラ80の下方の用紙給紙装置内に挿入され、予備給紙ローラ80は最初に、用紙束の先端が用紙束係止板250と係合するまで用紙束が挿入されるようにするために、用紙束支持表面22上のある距離に配置される。その後、入力ギヤアセンブリ290に対して順方向に入力動力を加えることにより、ゼネバカム310および開口部312が、従動節位置決め機構264がカム開口部312内に入ることができる位置まで回動する。その後、モータが連続して順方向に回転することにより、用紙束係止板250が持ち上がり、ボギーおよびローラ80が用紙移送位置に入る。予備給紙ローラ80が分離ローラ90に対して減速駆動され、その後、分離ローラ90はドキュメント処理モジュール(図示せず)内の用紙移動ローラに対して減速駆動されて、用紙は給紙装置を通して引っ張られるようになる。さらに、予備給紙ローラ80および分離ローラ90はクラッチ駆動され、媒体用紙によって増速駆動されるようになる。予備給紙ローラ抗力ばね84が予備給紙ローラドライブギヤに抗力をかけ、予備給紙ローラ80内にドエルが確立されるようにする。予備給紙ローラ80は、媒体の用紙の前進中にドエルが累積されることができるように減速駆動され、その後、ドエルは、単票用紙の後縁が予備給紙ローラ80を離れた後に使い果たされる。その際、このドエルによって、最初の用紙の後縁が、分離ローラ90とトレイ20との間に画定されるニップを離れる直前まで、第2の用紙が静止した状態のままになるように、予備給紙ローラを静止した状態にしておくことができる。
【0021】
分離ローラ90は下流のドキュメント処理ローラ(図示せず)に対して減速駆動されなければならないため、用紙給紙装置モジュールからの異常に高い後方引張力、および下流のドキュメント処理モジュールローラによって引っ張られる単票用紙によって引き起こされるドライブ装置内の不要な寄生トルク損失を防ぐために、分離ローラ90は増速駆動状態にクラッチされる必要がある。それゆえ、分離ローラ90のためのクラッチギヤ294は、ボギーが下方位置にある際に、係合する必要がある。また、用紙束係止板250は、ローラ80、90が媒体の単票用紙を移送するために駆動される際には必ず、上方位置になければならない。逆に、ボギーが上方にあり、用紙束係止板が下方にあり、システムが休止している際には、分離ローラ90のためのクラッチギヤ294は離脱される。また、分離ローラクラッチギヤ294によって、分離ローラは、その用紙がドキュメント処理モジュールローラによって下流に引っ張られているときに、フリーホイール状態で動作できるようになる。
【0022】
従動節位置決め機構264は、従動節260のカム表面266上のボギーフレーム50上にあるテールレバーアーム56による付勢に起因して、ゼネバカム310の円柱形表面に対して常に押し付けられる。リフティングアームと係合する圧縮ばね242がこの付勢を与えるが、当業者であれば、種々の代替形態を容易に想定することができる。それゆえ、位置決め機構264の一端にある点は、開口部312が位置決め機構264を通過して順方向に回転して移動する際には必ず、開口部312に押し付けられるが、位置決め機構264が開口部312を出た後に、カム310が同じ方向に回転し続けるとき、その点が開口部に進入するのを防ぐために、カム310内の開口部は曲面をなす。これは、従動節の4つの安定した動作位置を与える。
【0023】
1.用紙束挿入あるいは上方−上方:予備給紙ローラ80が給紙トレイから離隔して配置され、従動節260および突出ピン272が上方位置にあり、点264が、図16A(1)に示されるように、スロットの通過を予測して、カム310の円柱形表面と係合する。従動節260はボギーテールレバーアーム56によって上方に付勢される。従動節とレバーアームが係合する表面間の摩擦係数は、レバーアームがカム310の表面に向けて従動節の点264を確実に押し付けるほど十分に小さくなければならない。またスイングアーム280も、図16A(2)、(3)に示されるように上方位置にあり、スイングアームポケット296の下側壁がピン272と係合される。
【0024】
2.上方−下方:従動節260が上方位置にあるが、点264が図16B(1)に示されるように開口部312内に移動しているため、予備給紙ローラ80は依然として給紙トレイから離隔して配置される。カムが逆方向(図16に示される反時計方向)に回転するときのみ、点264は開口部312に進入することに留意されたい。従動節上の第1カム表面266によって、従動節は、後続の位置のうちの1つに飛び越すことなく、安定した上方−下方状態を維持できるようになる。スイングアーム280が、図16B(2)、(3)に示されるように、下方に移動し始め、その時点で、ポケット296の上側壁がピン272に係合する。
【0025】
3.動作状態:この図16C(1)〜(3)に示される位置は、供給用紙束から単票用紙を予め給送し、それを分離ニップに与え、その後、その用紙を装置の走査領域に駆動するために用いられる。予備給紙ローラ80は、媒体の供給用紙束の上側に載置され、ハンドル240によって十分な用紙選別力で下方に付勢される。従動節および用紙束係止板は下方状態と同じ位置にあるが、従動節表面270とテールレバーアーム56との間には隙間がある。これにより、リフティングハンドル240からの全ての力が、供給用紙束に対して予備給紙ローラを載置できるようにする。スイングアームは下方にあり、係合され、ボギークラッチギヤが係合される。その後、回転動力入力がローラ80、90を順方向に回転させる。
【0026】
4、上方−下方:この位置は、モジュール式ローラ支持およびドライブアセンブリ200を検査する際に用いられる。カム310が逆方向に回転する際に、予備給紙ローラ80は下方位置にあり、従動節の点264は、テールレバーアーム56の係合に起因してカム310内の開口部312に進入しており、従動節の第1カム表面266が、図16D(1)に示されるように、その点を開口部312内に押し上げる。スイングアーム280は、入力が逆(時計)方向に回転する際に、図16D(2)、(3)に示されるように上方の離脱位置にある。入力動力が順方向(反時計方向)に加えられる場合には、ポケット296には、スイングアームが係合位置内に下方に回転できようになるだけの十分な空間が存在する。
【0027】
5.下方−下方:予備給紙ローラ80および従動節260が下方にあり、点264は、図16E(1)に示されるように、カムゼネバ内の開口部312に進入する準備ができている。またスイングアーム280は、図16E(2)、(3)に示されるように下方位置にある。
【0028】
従動節上の第2カム表面268は用紙束係止リンク252の脚部256と係合し、従動節が図16DおよびEに示される下方位置に回転する際に、用紙束係止板250を上昇させる。従動節260が上方位置まで回転する際に、用紙束係止リンクおよび用紙束係止板は、図16A、Bに示されるように降下する。
【0029】
スイングアームポケット296の壁による従動節ピン272の係合によって、従動節260が上方位置にあるときに、ボギーも上方位置にあり、用紙束係止板250が下方位置にあり、スイングアーム上のメインクラッチギヤ294が分離ローラドライブギヤ98と係合されないようになる。したがって、そのシステムは「ニュートラル」であり、入力ギヤアセンブリ290は、ローラ80、90のためのドライブ列と係合することなく、逆方向にいつまでも回転できるようになる。
【0030】
メインクラッチギヤ294のための抗力ばね295は、クラッチギヤに、順方向に回転する際に係合する性質を付与し、逆方向に回転する際に離脱する動作および起動力を付与する。この起動力は、スイングアーム上のポケット296の表面によって従動節上のピン272に伝達される。先に説明されたオーバランクラッチを果たすために、スイングアーム280のある程度のオーバトラベルが可能になるように、ポケット表面間には十分な間隔がある。ポケット296の表面が、点264がゼネバカム310と最大量で係合した状態で、旋回支持ポスト246を中心に従動節を回転させるように、その表面には角度が付けられる。
【0031】
ボギーフレーム50上の用紙束ダンパ120はプラスチックから形成され、予備給紙ローラ80と分離ローラ90との間の領域においてしわが生じるのを防ぐために、予備給紙ローラ80によって駆動される薄い媒体用紙を拘束するだけの十分な重みを有し、さらにその用紙が予備給紙ローラ80と用紙束ダンパ120との間でしわが生じるのを防ぐために十分に軽い。また用紙束ダンパ120は、予備給紙ローラ80によって付与される用紙移動中に、厚い媒体用紙にわずかな曲げを付与するために、その上方への移動時に係止される。用紙束ダンパ120は各用紙が通過した後に降下し、傾斜した抑制壁36を上っている場合がある後続の媒体の用紙を押さえつけ、ごくわずかの用紙より多くの用紙が、その後に壁36の上側を越えて駆動される傾向を低減する。用紙束ダンパ120は、上側の媒体用紙の表面上に重力によって載置される。用紙束ダンパ120の底面は、予備給紙ローラ80の外側ドライブ表面に対して接線をなすように接触し、用紙束ダンパの表面が、入力用紙束の高さに関係なく、常に供給用紙束の上側用紙と平坦に接触するようにする。こうして、非常に堅い用紙をわずかに曲げるための用紙束ダンパ120とその堅い用紙との物理的な係合により、その用紙が抑制壁36の頂部を越えて、供給用紙束から直線に移動するのを防ぎ、さらに別の用紙が抑制壁36の頂端部を越えて上るのを落とし、用紙の移動方向に直交する曲げを与えることにより、堅い用紙に適当な形状を付与する。これは、単票用紙分離を妨害するようになる用紙の移動方向に平行な軸内で生じる場合がある用紙のカールあるいは他の不連続部を排除する。
【0032】
モジュール式ローラ支持およびドライブアセンブリ200は、ばね206を取り外すことにより、トレイ20に対して容易に取付けおよび取外しすることができる。その後、支持軸201を適当な位置まで回動させ、支持軸が、トレイ20の側面内の支持体から取り外されるようにすることができる。ローラ支持およびドライブアセンブリ200全体を1つの支持軸201に取り付けることにより、その軸に取り付けられる種々の構造上の部品を正確に位置合わせし、載置し、位置決めできるようになる。
【0033】
予備給紙ローラクラッチギヤ110は、静かに動作させるために、弾性材料から形成されるか、あるいはその上に弾性歯を有することが好ましい。クラッチギヤ110は、スロット58、72内に収容される軸上に支持され、その底面サドルが、クラッチギヤと予備給紙ローラドライブギヤ82との過係合を防ぐ。予備給紙ローラ80が増速駆動される際に、クラッチギヤ110は、その歯が予備給紙ローラドライブギヤ82から離脱するまで、上方に移動する。スロットは、クラッチギヤが、それが係合される中間ドライブギヤから決して離脱しないように角度を付けられるか、あるいは弧状をなすことが好ましい。クラッチギヤ110に弾性歯を用いることにより、堅いプラスチック材料から形成されるクラッチギヤが駆動されるギヤと係合する際に生成される不快なクリック雑音が著しく低減されることがわかっている。
【0034】
本発明を、構造的と方法的特徴に関してある程度特定的な言葉で説明したが、本明細書に開示した手段は本発明を実施する好ましい形態を含むものであり、本発明はこれら図示し記載された特定の特徴に制限されないことを理解されたい。したがって、本発明は、均等の原則に従って適切に解釈される特許請求の範囲に記載された範囲内におけるいかなる形態または変更についても含むものである。
【0035】
本発明は、以下に要約される。
【0036】
1. 単票用紙給紙装置ローラアセンブリにおいて、
フレーム(50)と、
第1の軸を中心に回転するために前記フレーム上に回転可能に支持される予備給紙ローラ(80)と、
前記第1の軸に平行な第2の軸を中心に回転するために旋回可能に取り付けられる用紙束ダンパ(120)とを備え、
前記用紙束ダンパは、媒体の用紙束の表面に平行な前記予備給紙ローラに隣接した場所から延在する表面を有し、前記用紙束からの個々の用紙は、前記予備給紙ローラから用紙の移動方向において取り出されることを特徴とする単票用紙給紙装置ローラアセンブリ。
【0037】
2. 前記用紙束ダンパ(120)は、薄い媒体用紙にしわが生じるのを防ぐだけの十分な重さを有し、厚い媒体用紙による前記用紙束ダンパの上方への移動を制限するように前記フレームと係合し、前記予備給紙ローラによって付与される用紙移動中に、前記厚い媒体用紙にわずかな曲げを付与することを特徴とする第1項に記載のローラアセンブリ。
【0038】
3. 前記フレーム(50)は、一対の離隔して配置される側面板(54、56)と、該側面板に相互に接続する少なくとも1つの横材(60)とからなり、前記予備給紙ローラ(80)は前記側面板によって支持されることを特徴とする第2項に記載のローラアセンブリ。
【0039】
4. 前記予備給紙ローラ(80)および前記用紙束ダンパ(120)は、前記フレーム上に同軸に取り付けられることを特徴とする第3項に記載のローラアセンブリ。
【0040】
5. 前記第1の軸に平行な第3の軸を中心に回転するための、前記フレーム(50)上に支持される分離ローラ(90)と、前記フレーム上に回転可能に支持される前記ローラ(80、90)を駆動するための複数のギヤ(82、98、102、104、110)とをさらに備えることを特徴とする第4項に記載のローラアセンブリ。
【0041】
6. 前記フレーム上の軸方向に位置合わせされるフレーム支持軸受(94、96)をさらに備え、前記軸受は、単票用紙給紙装置(10)内の離隔して配置される支持体を収容するように構成されることを特徴とする第5項に記載のローラアセンブリ。
【0042】
7. 前記アセンブリは、単票用紙給紙装置モジュールのために構成され、ユーザが取替え可能なボギーモジュールを備えることを特徴とする第6項に記載のローラアセンブリ。
【0043】
(部品リスト)
ドキュメント処理装置
ドキュメント処理モジュール
用紙給紙装置モジュール10
給紙シャーシあるいはフレーム20
用紙束支持表面22
側面−離隔して配置された壁24、26
一側面内の軸取付スロット28
一側面上のばね保持体30
他の側面内の軸ブッシュ開口部32
他の側面上でモータ35を支持するモータ支持板34は、モータスイング(ギヤ支持)アーム(図示せず)を収容するドライブギヤハウジングを画定する。
【0044】
抑制壁36
紙送りTOF/BOFセンサ(図示せず)
分離ローラ抑制パッド38
コルクパッド40が予備給紙ローラと係合する。
【0045】
ボギーフレーム50
側面部材あるいは板52、54
一側面板54上のテールレバーアーム56
側面板54内の予備給紙ローラクラッチギヤ軸取付軸受スロット58
横材60
予備給紙ローラ支持軸のための軸受開口部62、64
分離ローラ支持軸のための軸受開口部66、68
ギヤ保持体70
ギヤ保持体内の予備給紙ローラクラッチギヤ軸取付スロット
スペーサ用ポスト74
ギヤ支持軸受開口部/軸
留め具76
予備給紙ローラ80および支持軸81
予備給紙ローラドライブギヤ82および抗力ばね84
分離ローラ90
軸92、離隔して配置される軸受94、96
分離ローラドライブギヤ98
中間ギヤ102、104
予備給紙ローラクラッチギヤ110(好ましくは弾性)
予備給紙ローラ支持軸上で回動可能な用紙束ダンパ120(オプション)は抑制壁を上る用紙を押し下げる。
モジュール式ローラ支持およびドライブアセンブリ200
軸201
ばねアーム202
ばね保持体204
付勢部材/引張ばね206
ボギー支持ロードアーム210、212
用紙束係止リンクのための支持ハブ214
用紙束係止ガイド216
位置合わせされた開口部あるいはボギー支持スロット(図示せず)
ボギーラッチ230(図示せず)
解放ボタン232
離隔して配置されたラッチフック234はロードアームスロット内にボギー分離ローラ支持軸を保持する。
【0046】
ボギーラッチばね236
ボギーリフティングハンドル240、ばね242はロードアーム210と係合する。
【0047】
従動節支持ポスト246(図面を必要とする)
用紙束係止板250
用紙束係止リンク252
ボギーラッチ解放ボタンのための安全器254
下方に延在する脚部256
従動節260
開口部262はロードアーム上の従動節支持ポストを収容する。
【0048】
位置決め機構264あるいはタングはロータリゼネバカム内のスロットと係合する。
【0049】
第1カム表面266(円柱形)はボギーテールレバーアームと嵌合する。
【0050】
第2カム表面268は用紙束係止板を昇降する。
【0051】
第3カム表面270は、単票用紙給紙装置がドキュメント処理装置に設置されていないときにのみ、ボギーテールレバーアームと係合する。
【0052】
従動節を逆に持ち上げるスイングアーム上のポケット内に収容される従動節上のピン272
スイングアーム280
離隔して配置されるスイングアーム支持体284、286
スリーブ292の両端上に軸方向に離隔して配置されるギヤ291を有する供給ギヤアセンブリ290を含む自動方向決定(ADF)ギヤドライブ、1つが、離隔して配置される支持体間で分離ローラドライブギヤと係合可能なクラッチギヤ294と係合される。
【0053】
クラッチドライブギヤのための抗力ばね295
ポケット296は従動節ピン272を収容する。
【0054】
動き制限フック300は分離ローラ軸92の突出する端部と係合する。
【0055】
軸上に回動可能に支持されるスロットの形の開口部312を有するゼネバカム310
保持体320は、モータ出力および入力ギヤ291の過係合を防ぐように配置するために、モータ支持板上のモータスイングアームが衝当する円柱形表面322を有する。
【0056】
スプリットスリーブ330
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、媒体給紙トレイ、モジュール式ローラ支持アセンブリ、および取外し可能ローラボギーを含む単票用紙給紙装置モジュールの斜視図である。
【図2】本発明による、用紙給紙装置モジュールの平面図である。
【図3】図2の線3−3に沿って見た断面図である。
【図4】本発明による、ボギーの組立分解斜視図である。
【図5】本発明による、ボギーの平面図である。
【図6】本発明による、ボギー上の用紙束ダンパを示す、図5の線6−6に沿って見たボギーの断面図である。
【図7】本発明による、ボギーの右側立面図である。
【図8】Aは一群のギヤおよび離脱した予備給紙ローラクラッチギヤを示す、図5の線8−8に沿って見たボギーの断面図である。Bは予備給紙ローラクラッチギヤの係合した部分を示す、ボギーの断面図である。
【図9】用紙給紙装置モジュールから取り外された、モジュール式ローラ支持アセンブリおよびボギーの平面図である。
【図10】本発明による、モジュール式ローラ支持アセンブリの斜視図である。
【図11】本発明による、ボギーリフティングハンドルを示す、図9の線11−11に沿って見たモジュール式ローラ支持アセンブリの断面図である。
【図12】本発明による、ボギー支持ロードアームを示す、図9の線12−12に沿って見た断面図である。
【図13】本発明による、ボギーラッチおよび用紙束係止板を示す、図9の線13−13に沿って見た断面図である。
【図14】分離ローラドライバギヤから離脱したメインクラッチギヤを示す、図9の線14−14に沿って見た断面図である。
【図15】本発明による、スイングアームとの従動節係合を示す、図9の線15−15に沿って見た断面図である。
【図16A】カムおよびスイングアームの動作を説明する図である。
【図16B】カムおよびスイングアームの動作を説明する図である。
【図16C】カムおよびスイングアームの動作を説明する図である。
【図16D】カムおよびスイングアームの動作を説明する図である。
【図16E】カムおよびスイングアームの動作を説明する図である。
【符号の説明】
50 フレーム
54、56 側面版
60 横材
80 予備給紙ローラ
82 予備給紙ローラドライブギヤ
90 分離ローラ
94,96 フレーム支持軸受
98 分離ローラドライブギヤ
102、104 中間ギヤ
110 予備給紙ローラクラッチギヤ
120 用紙束ダンパ

Claims (6)

  1. 媒体用紙給紙装置ローラアセンブリにおいて、フレーム(50)と、前記フレームに設けられた第1の軸を中心に回転するために前記フレーム上に回転可能に支持される予備給紙ローラ(80)と、前記第1の軸に平行な前記フレームに設けられた第2の軸を中心に回転し、上方に旋回可能に取り付けられる用紙束ダンパ(120)とを備え、前記用紙束ダンパは、薄い媒体用紙にしわが生じるのを防ぐだけの重さを有し、媒体用紙の用紙束の表面に平行な前記予備給紙ローラに隣接した場所から給紙方向下流側に延在する表面を有し、前記用紙束からの個々の媒体用紙は、前記予備給紙ローラから媒体用紙の移動方向に前記用紙束の最上面から取り出され、厚い媒体用紙による前記用紙束ダンパの上方への移動を制限するように、前記用紙束ダンパは前記フレームと係合して規制されるので、前記厚い媒体用紙が前記予備給紙ローラによって付与される用紙移動中に、前記予備給紙ローラ下流側で上方に向かって角度をなす抑制壁(36)との間で、前記厚い媒体用紙にわずかな曲げが付与されることを特徴とする媒体用紙給紙装置ローラアセンブリ。
  2. 前記フレーム(50)は、一対の離隔して配置される側面板(54、56)と、該側面板に相互に接続する少なくとも1つの横材(60)とからなり、前記予備給紙ローラ(80)は前記側面板によって支持されることを特徴とする請求項に記載のローラアセンブリ。
  3. 前記予備給紙ローラ(80)および前記用紙束ダンパ(120)は、前記フレーム上に同軸に取り付けられることを特徴とする請求項に記載のローラアセンブリ。
  4. 前記第1の軸に平行な前記フレームに設けられた第3の軸を中心に回転するための、前記フレーム(50)上に支持される分離ローラ(90)と、前記フレーム上に回転可能に支持される前記予備給紙ローラ(80、90)を駆動するための複数のギヤ(82、98、102、104、110)とをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のローラアセンブリ。
  5. 前記フレーム上の前記第3の軸に複数のフレーム支持軸受(94、96)をさらに備え、前記複数の軸受は、媒体用紙給紙装置(10)内に離隔して前記フレームを回転可能に支持するように配置されていることを特徴とする請求項4に記載のローラアセンブリ。
  6. 前記アセンブリは、媒体用紙給紙装置モジュールのために構成され、前記フレームに前記用紙ダンパと前記予備給紙ローラとが取り付けられた状態で、ユーザが取替え可能となっていることを特徴とする請求項5に記載のローラアセンブリ。
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