JP4235534B2 - 昇降キャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、キッチン等に設置され、キャビネット支持枠に対して上下方向に昇降自在に設けられた収納庫と、収納庫を昇降動作させるための電磁的駆動源とを有する電動式の昇降キャビネットに関する。
例えば、家庭のキッチン等において、キッチンの上部に取り付けたキャビネット支持枠に対して上下方向に昇降自在に収納庫が設けられ、モータ等の電磁的駆動源を作動させて収納庫を昇降動作させるようにした電動式の昇降キャビネットが提案されている。このような電動式の昇降キャビネットにあっては、収納庫の上昇途中に、収納庫とキャビネット支持枠との隙間に手を挟んだり、収納庫の下降途中に、収納庫がまな板等の障害物に当接したり、該障害物を破損したりする虞がある。
本発明の目的は、収納庫の昇降動作中、収納庫が障害物に当ったことを検知できる電動式の昇降キャビネットを提供することにある。
請求項1に係る昇降キャビネットは、キャビネット支持枠に対して上下方向に昇降自在に設けられた収納庫と、前記収納庫を昇降動作させるための電磁的駆動源とを有するものであって、上記課題を解決するために、ベース部を前記電磁的駆動源の作動により上下方向に移動自在に設け、前記ベース部に対する前記収納庫の位置を検出するセンサ手段を前記ベース部と前記収納庫との間に設け、前記収納庫の上昇開始時の上昇開始時から予め定めた時間が経過するまでの間は前記センサ手段の検出値を読まず、上昇開始時から予め定めた時間が経過した時点から逐次前記センサ手段の検出値を読み、上昇開始時に相当する前記センサ手段の検出値と、前記逐次検出される前記センサ手段の検出値との差が、予め定めた値以上となった場合に、前記収納庫の上昇動作を停止する制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の構成によれば、電磁的駆動源の作動によって上方向に移動させることで、収納庫を上昇動作させることができ、収納庫の上昇動作中に、収納庫が障害物に当った場合、収納庫の上昇動作を妨げる方向に力がかかり、ベース部が上昇することになる結果、ベース部に対する収納庫の位置を検出するセンサ手段の検出値が正規の値から大きく変化する。また、ベース部を電磁的駆動源の作動によって下方向に移動させることで、収納庫を下降動作させることができ、収納庫の下降動作中に、収納庫が障害物に当った場合には、収納庫の下降動作を妨げる方向に力がかかり、ベース部が下降することになる結果、センサ手段の検出値が正規の値から大きく変化する。したがって、収納庫の昇降動作中、収納庫が障害物に当ったことを検知することができる。
また、上昇開始時から予め定めた時間が経過するまでの間は、センサ手段の値を読まないので、上昇動作の開始時点での収納庫の慣性に影響されたセンサ手段の検出値を無視することができ、上昇開始時から予め定めた時間が経過した時点から逐次センサ手段の検出値を読み、上昇開始時に相当するセンサ手段の検出値と逐次検出されるセンサ手段の検出値との差が、予め定めた値以上となった場合に、収納庫の上昇動作を停止するので、センサ手段による障害物の検知精度を上げることができ、収納庫に障害物が当ったことを検知でき、収納庫に障害物が当った場合、障害物の破損を防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る電動式の昇降キャビネットの正面図である。昇降キャビネット1は、前方及び下方が開放された箱状の筐体のキャビネット支持枠2と、該キャビネット支持枠2の内側に配置された収納庫3とを備え、キャビネット支持枠2に対して収納庫3が上下方向に昇降自在に設けられている。即ち、キャビネット支持枠2の左右の側壁2a,2aの内側には、収納庫3を上下方向にガイドする昇降用のガイドレール4,4がそれぞれ取り付けられ、左右のガイドレール4,4に昇降用のスライダ5,5が上下方向に沿ってそれぞれ移動自在に設けられている。収納庫3は、その左右の上部が左右のスライダ5,5にそれぞれ固定されている。これにより、左右のガイドレール4,4に沿って左右の昇降用のスライダ5,5が上下方向にそれぞれ移動することで、収納庫3は上下に昇降移動する。
一方、キャビネット支持枠2の中央上部には、収納庫3を昇降動作させるための電磁的駆動源としてのモータ6が取り付けられ、キャビネット支持枠2の右側上部及び左側上部には、収納庫3を昇降動作させるための昇降機構部8,8が設けられている。モータ6の駆動軸(図示せず)には巻上げ用の綱車7が固着され、綱車7には左右の昇降機構部8,8を介して収納庫3を吊り下げている左右のワイヤロープ9,9の一端がそれぞれ巻き付けられている。
図2は、収納庫3を昇降動作させるための昇降機構部8の一部断面図である。なお、図2は、図1において右側に設けられた昇降機構部8のみを示しているが、左側に設けられた昇降機構部8も同様の構成である。キャビネット支持枠2の内側右側上部には定滑車10が取り付けられ、定滑車10に右側のワイヤロープ9が上側から巻き掛けられている。このワイヤロープ9の他端は、定滑車10の右方においてキャビネット支持枠2に支持されている。
一方、符号11は、収納庫3に対して間接的に取り付けられたベース部であって、ベース部11に立設したブラケット12及びブラケット12に設けた水平方向の軸13を介して滑車(動滑車)14が設けられ、定滑車10とキャビネット支持枠2に支持されたワイヤロープ9の他端との間において、前記滑車14を介してベース部11が該ワイヤロープ9で懸架されている(吊り下げられている)。これにより、収納庫3に対して間接的に取り付けたベース部11がモータ6の作動により上下方向に移動自在に設けられる。
また、ベース部11には上下方向に向けてガイドピン15が設けられ、ガイドピン15の基部にはバネ(コイルバネ)16が嵌挿されている。また、収納庫3が固定されている昇降用のスライダ5には吊り下げ部材17が固定され、該吊り下げ部材17には上下方向に挿通した挿通孔18が設けられ、ベース部11に設けたガイドピン15の上部が吊り下げ部材17の挿通孔18に挿通されている。これにより、吊り下げ部材17及びスライダ5と一体とされた収納庫3が、バネ16を介してベース部11(に設けたガイドピン15)に対して上下方向に移動可能に設けられている。なお、実施形態では、バネ16としてコイルバネを用いているが、コイルバネに限らず空気式或いは液体式のダンパを用いてもよい。
従って、収納庫3の荷重が増加すると、バネ16を押し縮めてベース部11に対する収納庫3(吊り下げ部材)の位置が下方に相対的に移動する(図3参照)。なお、図3は、収納庫3に積載する積載物の重量が比較的重い(図2の場合に比べて重い)場合を示している。逆に、収納庫3の荷重が軽減すると、バネ16の収縮量が減ってベース部11に対する収納庫3(吊り下げ部材)の位置が上方に相対的に移動する(図2参照)。なお、図2は、収納庫3に積載する積載物の重量が比較的軽い場合を示している。
さらに、ベース部11と収納庫3(吊り下げ部材7及びスライダ5と一体)との間には、ベース部11に対する収納庫3の位置を検出するセンサ手段19が取り付けられている。この実施形態では、センサ手段19は直動式のポテンショメータで構成されている。センサ手段19の検知片19aは上下方向に移動可能であって、該検知片19aが吊り下げ部材17に設けた穴20に嵌め込まれている。このため、吊り下げ部材17がベース部11のガイドピン15に対して上下方向に移動すると、センサ手段19の検知片19aも一緒に上下方向に移動し、検知片19aの位置が電気的信号に変換され、後述の制御手段に入力されてベース部11に対する収納庫3の位置として検出される。
以上のように構成された電動式の昇降キャビネット1における収納庫3の昇降動作について説明する。モータ6の駆動して綱車7を回転(正転)し、綱車7にワイヤロープ9を巻き取ると、滑車14を介してワイヤロープ9で吊り下げられたベース部11が上方に引き上げられる。ベース部11が上昇すると、ベース部11に設けたガイドピン15に挿通されている吊り下げ部材17を介してスライダ5がガイドレール4に沿って上方に引かれ、スライダ5と一体である収納庫3が上昇する。
また、モータ6の駆動して綱車7を回転(逆転)し、綱車7に巻き取られているワイヤロープ9を伸び出すと、滑車14を介してワイヤロープ9で吊り下げられたベース部11が下方に向けて下降する。ベース部11が下降すると、ベース部11のガイドピン15に挿通されている吊り下げ部材17、スライダ5及び収納庫3の荷重により、ベース部11の下降と共に、吊り下げ部材17を介してスライダ5がガイドレール4に沿って下方に移動し、スライダ5と一体である収納庫3が下降する。
図4は、昇降キャビネット1における収納庫3の昇降動作制御を行う制御部を含む電気系統のブロック図である。制御部21は、マイクロコンピュータを主要部として構成されており、センサ手段19の検出値の読み込みやモータ6による昇降動作制御を行うCPU、制御プログラムを格納したROM、データの一時記憶のためのRAM、入出力回路等を備えている。制御部21の入出力回路にはドライバ22を介してモータ6が接続されている。また、センサ手段19、スタートボタンスイッチ(押しボタン式)23、収納庫3の昇降動作の上限位置に設けられた上限位置検出センサ24、収納庫3の昇降動作の下限位置に設けられた下限位置検出センサ25が制御部21の入出力回路に接続されている。
図5乃至図6は、制御部21のCPUが実行する収納庫3の昇降動作処理のフローチャートである。使用者は、収納庫3を上昇動作又は下降動作させる場合には、スタートボタンスイッチ23を押圧操作する。なお、収納庫3の内部の棚には所定の積載物(但し、空の場合も含む)が存在するものとする。昇降動作処理を開始すると、CPUは、まずスタートボタンスイッチ23が操作されたか否かを判別する(ステップS01)。CPUは、スタートボタンスイッチ23が操作されていなければ、ステップS01を繰り返し、スタートボタンスイッチ23が操作されるまで待つ。
スタートボタンスイッチ23が操作されると、CPUはステップS02に進み、センサ手段19の検出値X0を読み込んで記憶する(ステップS02)。従って、昇降動作を開始する直前の時点のベース部11に対する収納庫3の位置が記憶される。次に、CPUは、昇降(上昇又は下降)動作の開始時点からの予め定めた検出待ち時間を計時するため、タイマに検出待ち時間に相当するタイマ値をセットし(ステップS03)、ステップS04に進む。
なお、上記検出待ち時間は、収納庫3の上昇動作開始時及び下降動作開始時は、慣性の働きによって、収納庫(一体とされた吊り下げ部材17、スライダ5、収納庫3)がベース部11の上昇又は下降動作に追従しないため、ベース部11に対して収納庫が相対移動し、上昇動作開始時点ではバネ16が押し縮められ、下降動作開始時点ではバネ16が伸び出すことになり、この変化は、正常な昇降動作であるので、センサ手段19で検出しないようにするために、検出待ち時間(例えば、0.2秒)の間はセンサ手段19の検出値は読み込まないようにする。
ステップS04に進むと、CPUは、現在の収納庫3の位置が、昇降動作の下限位置であるか否かを判別する(ステップS04)。即ち、CPUは、下限位置検出センサ25がオンしているか否かを判別し、下限位置検出センサ25がオンしていれば、収納庫3が昇降動作の下限位置にあると判別し、ステップS05に進む。一方、下限位置検出センサ25がオンしていなければ、収納庫3が昇降動作の下限位置にないと判別し、ステップS14に進み、現在の収納庫3の位置が、昇降動作の上限位置であるか否かを判別する(ステップS14)。即ち、CPUは、上限位置検出センサ24がオンしているか否かを判別し、上限位置検出センサ24がオンしていれば、収納庫3が昇降動作の上限位置にあると判別し、ステップS15に進む。
なお、ステップS14にて、上限位置検出センサ25がオンしていなければ、収納庫3が昇降動作の上限位置でなく、下限位置でもない中間位置に停止していると判別する。この場合、この実施形態では、最終的な収納庫の位置を昇降動作の上限位置に停止させるようにする。このため、CPUはステップS05に進む。なお、この実施形態では、収納庫3が昇降動作の中間位置に停止している場合、最終的な収納庫の位置を昇降動作の上限位置に停止させるようにしているが、最終的な収納庫の位置を昇降動作の下限位置に停止させるようにしてもかまわない。
ステップS05に進む場合、収納庫3を上昇動作させることになる。CPUは、モータ6を正転駆動することで収納庫3の上昇動作を開始し(ステップS05)、ステップS06にてタイマにセットした検出待ち時間に相当するタイマ値を減算し(ステップS06)、タイマにセットされているタイマ値が0になったか否かを判別する(ステップS07)。タイマにセットされているタイマ値が0になっていなければ、ステップS05に戻る。従って、収納庫3の上昇動作を開始した時点から検出待ち時間が経過するまでの間、CPUは、ステップS05、ステップS06、ステップS07を偽と判別する処理ループを繰り返す。従って、検出待ち時間が経過する間に、ベース部11の上昇動作に収納庫(一体とされた吊り下げ部材17、スライダ5、収納庫3)が追従し、収納庫が上昇動作する。
そして、検出待ち時間が経過すると、タイマのタイマ値が0となり、CPUは、ステップS07を真と判別してステップS08に進み、収納庫が上昇動作している間のセンサ手段19の検出値X1を読む(ステップS08)。次いで、CPUは、現在読んだセンサ手段19の検出値X1と、昇降動作を開始する直前の時点で記憶したセンサ手段の検出値X0との差Yを求め(ステップS09)、この差Yが予め定めた許容値以上であるか否かを判別する(ステップS10)。
この許容値は、バネ16のバネ定数[kg/mm]と、昇降動作を開始する直前の時点のベース部11に対する収納庫3の位置に対する現在のベース部11に対する収納庫3の位置の差、即ち、収納庫の移動量[mm]との積により、収納庫にどのくらいの負荷[kg]がかかっているかが分かることにより、大きい負荷がかかっていると判断できるように定めたものである。
CPUは、差Yが予め定めた許容値以上でない場合、正常に収納庫が上昇動作していると判別し、ステップS11に進み、収納庫の位置が昇降動作の上限位置に達しているか否かを判別する(ステップS11)。なお、この判別も、上限位置検出センサ25がオンしているか否かにより判別する。上限位置検出センサ25がオンしていなければ、収納庫3が昇降動作の上限位置に達していないことになり、CPUは、モータ6を正転駆動することで収納庫3の上昇動作を継続し(ステップS12)、ステップS08に戻る。
以下、正常に収納庫が上昇動作する場合には、CPUは、ステップS08、ステップS09、ステップS10を偽、ステップS11を偽、ステップS12の処理ループを繰り返し、ベース部に対する収納庫の位置の検出(検出値X1の読み)と、検出値X1と記憶した初期の検出値X0との差Yが許容値に達していないことの判別と、収納庫3の上昇動作とを継続し(例えば、0.1秒毎にセンサの値を読むようにする)、収納庫3が昇降動作の上限位置に達することで上限位置検出センサ25がオンすると、ステップS11を真と判別し、モータ6の駆動を停止することで収納庫3を昇降動作の上限位置で停止させ(ステップS13)、昇降動作処理を終了する。
一方、上昇動作中、収納庫が障害物に当った場合、収納庫の上昇動作を妨げる方向に力(負荷)がかかり、ベース部11のみが上昇することになる結果、収納庫がバネ16を押し縮めてガイドピン15に対して正規の位置(検出値X0で規定される位置)から下方向に相対移動することなり(ベース部に対して収納庫が相対移動することになり)、ベース部11に対する収納庫の位置を検出するセンサ手段19の検出値X1が正規の値から大きく変化する。従って、センサ手段19の検出値X1と、記憶した初期の(昇降動作を開始する直前の時点の)検出値X0との差Yが許容値以上になり、CPUは、ステップS10を真と判別し、ステップS13に進み、モータ6の駆動を停止することで収納庫3の上昇動作を停止し(ステップS13)、昇降動作処理を終了する。従って、収納庫の上昇動作中、収納庫が障害物に当ったことを検知することができ、収納庫に障害物が当った場合、障害物の破損を防止することができる。
ステップS15に進む場合、収納庫3を下降動作させることになる。CPUは、モータ6を逆転駆動することで収納庫3の下降動作を開始し(ステップS15)、ステップS16にてタイマにセットした検出待ち時間に相当するタイマ値を減算し(ステップS16)、タイマにセットされているタイマ値が0になったか否かを判別する(ステップS17)。タイマにセットされているタイマ値が0になっていなければ、ステップS15に戻る。従って、収納庫3の下降動作を開始した時点から検出待ち時間が経過するまでの間、CPUは、ステップS15、ステップS16、ステップS17を偽と判別する処理ループを繰り返す。従って、検出待ち時間が経過する間に、ベース部11の下降動作に収納庫(一体とされた吊り下げ部材17、スライダ5、収納庫3)が追従し、収納庫が下降動作する。
そして、検出待ち時間が経過すると、タイマのタイマ値が0となり、CPUは、ステップS17を真と判別してステップS18に進み、収納庫が下降動作している間のセンサ手段19の検出値X1を読む(ステップS18)。次いで、CPUは、現在読んだセンサ手段19の検出値X1と、昇降動作を開始する直前の時点で記憶したセンサ手段の検出値X0との差Yを求め(ステップS19)、この差Yが予め定めた許容値以上であるか否かを判別する(ステップS20)。
上述の許容値は、収納庫の上昇動作を説明した場合と同様の理由によるものである。CPUは、差Yが予め定めた許容値以上でない場合、正常に収納庫が下降動作していると判別し、ステップS21に進み、収納庫の位置が昇降動作の下限位置に達しているか否かを判別する(ステップS21)。なお、この判別も、下限位置検出センサ25がオンしているか否かにより判別する。下限位置検出センサ25がオンしていなければ、収納庫3が昇降動作の下限位置に達していないことになり、CPUは、モータ6を逆転駆動することで収納庫3の下降動作を継続し(ステップS22)、ステップS18に戻る。
以下、正常に収納庫が下降動作する場合には、CPUは、ステップS18、ステップS19、ステップS20を偽、ステップS21を偽、ステップS22の処理ループを繰り返し、ベース部に対する収納庫の位置の検出(検出値X1の読み)と、検出値X1と記憶した初期の検出値X0との差Yが許容値に達していないことの判別と、収納庫3の下降動作とを継続し(例えば、0.1秒毎にセンサの値を読むようにする)、収納庫3が昇降動作の下限位置に達することで下限位置検出センサ25がオンすると、ステップS21を真と判別し、モータ6の駆動を停止することで収納庫3を昇降動作の下限位置で停止させ(ステップS23)、昇降動作処理を終了する。
一方、下降動作中、収納庫が障害物に当った場合、収納庫の下降動作を妨げる方向に力(負荷)がかかり、ベース部11のみが下降することになり、収納庫の荷重が軽減される結果、バネ16の収縮量が減少して伸び出し、収納庫がガイドピン15に対して正規の位置(検出値X0で規定される位置)から上方向に相対移動することなり(ベース部に対して収納庫が相対移動することになり)、ベース部11に対する収納庫の位置を検出するセンサ手段19の検出値X1が正規の値から大きく変化する。従って、センサ手段19の検出値X1と、記憶した初期の(昇降動作を開始する直前の時点の)検出値X0との差Yが許容値以上になり、CPUは、ステップS20を真と判別し、ステップS23に進み、モータ6の駆動を停止することで収納庫3の下降動作を停止し(ステップS23)、昇降動作処理を終了する。従って、収納庫の下降動作中、収納庫が障害物に当ったことを検知することができ、収納庫に障害物が当った場合、障害物の破損を防止することができる。
上述の実施形態では、センサ手段19を直動式のポテンショメータで構成しているが、センサ手段19は、これに限らず、ロードセルで構成してもよい。この場合、ベース11とスライダ17(収納庫3)との間にロードセルを設け、昇降動作による収納庫3の荷重をロードセルで検出する。この構成によれば、ガイドピン15及びバネ16を不要とすることができる。
また、上述の実施形態では、上昇開始時或いは下降開始時に相当するセンサ手段の検出値を、昇降動作開始直前のセンサ手段の検出値としているが、これに代えて、昇降動作開始時点から検出待ち時間が経過した時点でのセンサ手段の検出値を、上昇開始時或いは下降開始時に相当するセンサ手段の検出値としてもよい。
本発明の実施形態に係る電動式の昇降キャビネットの正面図 収納庫を昇降動作させるための昇降機構部の一部断面図(積載物の重量が比較的軽い場合) 収納庫を昇降動作させるための昇降機構部の一部断面図(積載物の重量が比較的重い場合) 昇降キャビネットにおける収納庫の昇降動作制御を行う制御部を含む電気系統のブロック図 制御部のCPUが実行する収納庫3の昇降動作処理のフローチャート 図5のフローチャートのつづき
符号の説明
1 昇降キャビネット
2 キャビネット支持枠
2a 側壁
3 収納庫
4 ガイドレール
5 スライダ
6 モータ
7 綱車
8 昇降機構部
9 ワイヤロープ
10 定滑車
11 ベース部
12 ブラケット
13 軸
14 滑車
15 ガイドピン
16 バネ
17 吊り下げ部材
18 挿通孔
19 センサ手段
19a 検知片
20 穴
21 制御部
22 ドライバ
23 スタートボタンスイッチ
24 上限位置検出センサ
25 下限位置検出センサ

Claims (1)

  1. キャビネット支持枠に対して上下方向に昇降自在に設けられた収納庫と、前記収納庫を昇降動作させるための電磁的駆動源とを有する電動式の昇降キャビネットにおいて、ベース部を前記電磁的駆動源の作動により上下方向に移動自在に設け、前記ベース部に対する前記収納庫の位置を検出するセンサ手段を前記ベース部と前記収納庫との間に設け
    前記収納庫の上昇開始時から予め定めた時間が経過するまでの間は前記センサ手段の検出値を読まず、上昇開始時から予め定めた時間が経過した時点から逐次前記センサ手段の検出値を読み、上昇開始時に相当する前記センサ手段の検出値と、前記逐次検出される前記センサ手段の検出値との差が、予め定めた値以上となった場合に、前記収納庫の上昇動作を停止する制御手段を備えた、
    ことを特徴とする昇降キャビネット。
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