JP2002101970A - 昇降棚装置 - Google Patents

昇降棚装置

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JP2002101970A
JP2002101970A JP2001019212A JP2001019212A JP2002101970A JP 2002101970 A JP2002101970 A JP 2002101970A JP 2001019212 A JP2001019212 A JP 2001019212A JP 2001019212 A JP2001019212 A JP 2001019212A JP 2002101970 A JP2002101970 A JP 2002101970A
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Masashi Yamada
昌司 山田
Katsuyuki Okumura
勝之 奥村
Yoshiro Matsushita
芳朗 松下
Kenji Adachi
研治 安達
Kosaku Inoue
高策 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡素な構成で棚部の昇降位置を正確に
検知して、上限停止及び下限停止を正確に、かつ、位置
の検知結果に基づいて昇降索のたるみ、過積載等を検知
して安全化を図り、昇降棚装置の商品価値を高める。 【解決手段】 下方が開放された外部ケース1側の昇降
索3を棚部2に連結して棚部2を外部ケース1内に格納
する格納位置に上昇及び物品取出し・収納位置に下降自
在に設けた昇降棚装置である。外部ケース1の棚部2の
昇降経路の全長にわたって凹部6と凸部7を所定の幅W
で交互に形成した凹凸バー8を設ける。棚部2側に凹部
6及び凸部7を検知する凹凸検知手段9を設ける。凹凸
検知手段9による検知結果に基づいて棚部2の位置を検
知する位置検知手段4を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部ケース側から
の昇降索に係着した棚部を昇降させる昇降棚装置に関
し、詳しくは、比較的簡素な構成で棚部の昇降位置を正
確に検知して、上限停止及び下限停止を正確に、かつ、
位置の検知結果に基づいて昇降索のたるみ、過積載等を
検知して安全化を図り、昇降棚装置の商品価値を高めよ
うとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、下方が開放された外部ケース側の
昇降索を棚部に連結して棚部を外部ケース内に格納する
格納位置に上昇及び物品取出し・収納位置に下降自在に
設けた昇降棚装置においては、昇降する棚部側にリミッ
トドッグを、外部ケース側にリミットスイッチ又は封止
スイッチ等を上限及び下限位置に設けて、上限停止及び
下限停止をおこなうものである。又、ベルトのような昇
降索を巻き取る巻き取りドラムにリミットスイッチ等を
設けて昇降索のたるみを検知するようにしている。更
に、過積載等における過負荷検知はモータの電流値に基
づいておこなうものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の昇
降棚装置においては、上限位置検知、下限位置検知、た
るみ検知、過負荷検知等は個々におこなわれ、部品点数
及び組み立て工数が増し、検知精度も高め難い等という
問題があった。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、比較的簡素な構成で棚部の昇降位置を正確
に検知して、上限停止及び下限停止を正確に、かつ、位
置の検知結果に基づいて昇降索のたるみ、過積載等を検
知して安全化を図り、昇降棚装置の商品価値を高めるこ
とができる昇降棚装置を提供することを課題とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、下
方が開放された外部ケース1側の昇降索3を棚部2に連
結して棚部2を外部ケース1内に格納する格納位置に上
昇及び物品取出し・収納位置に下降自在に設けた昇降棚
装置であって、外部ケース1の棚部2の昇降経路の全長
にわたって凹部6と凸部7を所定の幅Wで交互に形成し
た凹凸バー8を設け、棚部2側に凹部6及び凸部7を検
知する凹凸検知手段9を設け、凹凸検知手段9による検
知結果に基づいて棚部2の位置を検知する位置検知手段
4を備えていることを特徴とするものである。このよう
な構成によれば、外部ケース1側に設けた凹凸バー8の
凹部6及び凸部7を棚部2側に設けた凹凸検知手段9に
よって検知し、このような検知結果に基づいて位置検知
手段4によって棚部2の位置を検知することができ、例
えば、上限位置、下限位置及び中間位置の位置検知のた
めの構成を一体化でき、構成を簡素化し、部品点数及び
組み立て工数を低減することができ、取付け誤差を少な
くして位置の検知精度を高めやすい。
【0006】請求項2においては、凹凸バー8は同じも
のを同一レベルに対向して一対を外部ケース1に取付
け、棚部2の両側に凹凸検知手段9を高さを異ならせて
一方の凹凸検知手段9aは凹部6又は凸部7を、他方の
凹凸検知手段9bは凸部7又は凹部6を互い違いに検知
するように設けていることを特徴とするものである。こ
のような構成によれば、棚部2の両側の凹凸検知手段9
a、9bの高さを異ならせて両方の凹凸検知手段9a、
9bにおいて凹部6及び凸部7を互い違いに検知するこ
とができ、このように凹凸部の互い違いの検知をおこな
う際に、凹部6と凸部7の位相が異なる二つの凹凸バー
を製作する必要がなく、同一の凹凸バー8、8を使用し
て同レベルに取付けることができ、部品点数を低減し、
取付けも容易かつ正確におこないやすい。
【0007】この場合、両方の凹凸検知手段9a、9b
における凹凸部6、7の互い違いの検知信号によって、
棚部2が中間位置にあることが位置検知手段4によって
検知されるものである。
【0008】ところで、凹凸バー8の中間域には凹部6
及び凸部7が交互に形成されるのであるが、例えば、上
端部には凹部6及び凸部7の幅Wよりも大きい幅の上凸
部7Xが形成され、又、下端部には凹部6及び凸部7の
幅Wよりも大きい下凹部6Xが形成されて、両方の凹凸
検知手段9a、9bがともに凸部信号H、Hを検知する
場合には、棚部2が上限位置にあることが位置検知手段
4によって検知され、又、両方の凹凸検知手段9a、9
bがともに凹部信号L、Lを検知する場合には、棚部2
が下限位置にあることが位置検知手段4によって検知さ
れるものである。
【0009】請求項3においては、凹凸バー8を棚部2
の昇降用のガイドレール14と一体化していることを特
徴とするものである。このような構成によれば、棚部2
を昇降させる際に必要なガイドレール14を有効に利用
して凹凸バー8を設けることができ、凹凸バー8を設け
ながら部品点数が増すことを防止し、凹凸バー8の取付
けのための工数を省くことができる。
【0010】請求項4においては、凹凸検知手段9によ
る凹部6及び凸部7の通過時間の検知結果に基づいて昇
降索3のたるみや過積載を検知可能に構成してあること
を特徴とするものである。このような構成によれば、所
定の幅Wで交互に形成されている凹部6及び凸部7の通
過時間の検知結果によって棚部2の昇降速度を検知で
き、例えば、凹部6及び凸部7の通過時間が設定時間を
大きく超える場合には、下降モードの棚部2が障害物に
当たって停止して、昇降索3が繰り出されて昇降索3の
たるみが生じているとみなしてたるみ検知を、或いは、
上昇モードの棚部2に過積載がおこなわれている過積載
を検知することができるのであり、たるみ検知や過積載
の検知を凹凸バー8を使っておこなうことができ、たる
み検知や過積載の検知の構成を従来に比べて簡素化する
ことができる。
【0011】請求項5においては、凹凸バー8は、中間
域において幅Wが等しい凹部6と凸部7を交互に形成
し、上端域においては上記幅Wに比べて狭い上端凹部6
a又は上端凸部を形成し、下端域においては上記幅Wに
比べて狭い下端凸部7b又は下端凹部を形成しているこ
とを特徴とするものである。このような構成によれば、
凹凸バー8の上端域においては、中間域の凹部6と凸部
7の幅Wに比べて狭い上端凹部6a又は上端凸部が形成
され、凹凸バー8の下端域においては、凹部6と凸部7
の幅Wに比べて狭い下端凸部7b又は下端凸部が形成さ
れていて、上端及び下端の検知を正確におこなうことが
できる。
【0012】請求項6においては、一対の凹凸バー8、
8の検知信号が同じである場合に、棚部2を上下させて
棚部2の位置を再検知する再位置検知部を備えているこ
とを特徴とするものである。このような構成によれば、
通常運転においては、例えば、凸部信号H、Hで上限位
置を検知し、凹部信号L、Lで下限位置を検知し、異な
る信号H、Lで中間位置の検知をおこなうのであるが、
停電や電源オフ等により、位置検知手段4からの制御信
号が入力される制御部のマイコンがリセットされるリセ
ット解除の立ち上がり時に、左右の凹凸バー8、8から
の検知信号だけでは、正確な現在の位置が判断できず、
そこで、意図的に棚部2を昇降させることで、どの位置
にあるかを検知することができ、電源投入時に誤って上
限、下限を超えて動作させることを防ぐことができる。
【0013】請求項7においては、凹凸検知手段9によ
る凹部6及び凸部7の通過時間の検知結果に基づいて昇
降索3のたるみや過積載を検知した結果、棚部2の位置
を再検知することを特徴とするものである。このような
構成によれば、一層、安全性を高めることができる。
【0014】請求項8においては、凹凸バー8に形成し
た凹部6及び凸部7を覆って凹凸バー8の実質的な上下
長さを変更して棚部2の昇降ストロークを変更する凹凸
覆い10を凹凸バー8に着脱自在に設けてあることを特
徴とするものである。このような構成によれば、凹凸バ
ー8に凹凸覆い10を装着することで凹凸バー8の凹部
6及び凸部7の位置を変更することができ、例えば、施
工現場の状況に応じて凹凸バー8の実質的な長さを変更
して棚部2の昇降ストロークを容易に変更することがで
きる。
【0015】請求項9においては、昇降索3のたるみの
検知結果に基づいて昇降索3を巻き戻すことを特徴とす
るものである。このような構成によれば、たるみの検知
結果に基づいて昇降索3を巻き戻すことができ、たるみ
を解消することができ、したがって、たるみを検知して
駆動モータ12を停止させるがたるみを解消しないで棚
部2の下の障害物を取り除いた場合に、たるみの分、棚
部2が落下したり傾いたりすることがなく、安全性を高
めることができる。
【0016】請求項10においては、駆動モータ12の
駆動を停止させて棚部2の昇降を停止するオフ信号の発
信の後、棚部2が慣性にて移動した移動時間を検知する
慣性移動時間検知手段40を設け、慣性移動時間検知手
段40の検知結果に基づいて凹凸バー8からの凹又は凸
部信号L、H等の位置信号を検知する慣性位置信号検知
手段44を設けていることを特徴とするものである。こ
のような構成によれば、中間域で所定の幅Wで交互に形
成した凹部6と凸部7、所定の幅Wよりも狭くした上端
凹部6a及び下端凸部6bを形成した凹凸バー8におい
て通常運転時に位置検知手段4によって棚部2の位置を
検知できながら、駆動モータ12を停止させて棚部2が
慣性力によって多少移動がおこなわれても、その慣性移
動量を慣性移動時間検知手段40及び慣性位置信号検知
手段44によって実際の位置信号を検知することがで
き、例えば、上限位置及び下限位置等の位置検知を誤る
ことを防止することができる。
【0017】この場合、慣性位置信号検知手段44は、
請求項11のように、棚部2の昇降を停止するオフ信号
が発信された後、棚部2が慣性で移動して停止するまで
の間において凹又は凸部信号L、Hが一度変化する条件
下において、オフ信号が発信されたときまでの直前の凸
又は凹部信号H、Lの出力時間Aとオフ信号の発信後か
ら棚部2が慣性にて移動して凹又は凸部信号H、Lが終
了する慣性移動時間Bに基づいて演算するものであるこ
とが好ましい。
【0018】又、慣性位置信号検知手段44は、請求項
12のように、棚部2の昇降を停止するオフ信号が発信
された後、棚部2が慣性で移動して停止するまでの間に
おいて凹又は凸部信号L、Hが二度変化する条件下にお
いて、オフ信号の発信後から棚部2が慣性にて移動して
凹又は凸部信号H、Lが終了して次の凸又は凹部信号
H、Lが出力される次信号出力時間Cに基づいて演算す
るものであることが好ましい。
【0019】又、慣性移動時間検知手段40は、請求項
13のように、棚部2の昇降を停止するオフ信号が発信
された後、棚部2が慣性で移動して停止するまでの間に
おいて凹又は凸部信号L、Hが変化しない条件下におい
て、オフ信号が発信されたときまでの直前の凸又は凹部
信号H、Lの出力時間Aと棚部2の停止後から再起動さ
せて凸又は凹部信号H、Lが終了するまでの出力終了時
間Dに基づいて演算するものであることが好ましいもの
である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は概略正面図である。図2は全体概略正面図
である。図3は概略側断面図である。図4は概略側断面
図である。図5は概略横断面図である。
【0021】昇降棚装置Aは、食器乾燥装置であり、天
袋の一部を構成するもので、例えば、調理部と食堂とを
仕切る天袋の一部として設置され、その下方にはカウン
ター(図示せず)が配設されている。以下、詳述する。
【0022】外部ケース1は下方が開放された箱型に形
成され、開くことができない擬似扉25を備え、このよ
うな外部ケース1の内部上部にはファン17とヒータ1
8を備えた温風供給部19が設置され、更に、滑車20
と巻き取りドラム11と駆動モータ12を備えた昇降機
構部13が設置され、カバーにて囲繞されて湿気等入ら
ないように気密が保たれている。カバーには温風吹出し
口を形成している。
【0023】昇降機構部13からの一対の昇降索3であ
るベルト27,27に棚部2を係着していて、駆動モー
タ12によって棚部2を昇降することができるようにし
ている。
【0024】棚部2は天板と水受け26との間に、例え
ば、カラー塗装して錆び止めを図った金属線材15を複
数本架設して、略かご状にしたものであり、金属線材1
5,15間に皿を挿入して保持したり、又、ちゃわんの
ような容器状の食器を内部に収容できるようにしてい
る。
【0025】棚部2の棚側板29に沿って吸気ダクト2
2が形成され、吸気口23が吸気ダクト22及び棚部2
の下端に形成されている。吸気口23にはフィルターが
着脱自在に取付けられている。
【0026】棚部2の水受け26はパン状に形成され、
ビスにて止められ、ビスを外すことで棚部2から取外す
ことができるようにしている。水受け26には水勾配が
形成され、水勾配の最も低い部分に排水口31を形成し
ている。又、排出口28を設けて排気するようにしてい
る。
【0027】外部ケース1の対向する側板21には平面
視において略H形となるガイドレール14を取付けてい
る。棚部2にはブラケット5を取付けてあり、ブラケッ
ト5にはベルト27の先端部を係着している。又、ブラ
ケット5にはガイドレール14に対向してガイドローラ
16を取付けてあり、対向するガイドレール14をガイ
ドとして棚部2を円滑に昇降させることができるように
している。
【0028】昇降棚装置Aにおいて、棚部2の昇降位置
を正確に検知して、上限停止及び下限停止を正確に、か
つ、位置の検知結果に基づいて昇降索3のたるみ、過積
載等を検知して安全化を図り、昇降棚装置の商品価値を
高めている。以下、詳述する。
【0029】図12は凹凸バー8の説明図であり、図1
1は検知信号を示している。外部ケース1の棚部2の昇
降経路の全長にわたって凹凸バー8を設けている。凹凸
バー8には、中間域において幅Wが等しい凹部6と凸部
7を交互に多数形成している。凹凸バー8の上端部には
凹部6及び凸部7の幅Wよりも大きい幅の上凸部7Xが
形成されている。又、下端部には凹部6及び凸部7の幅
Wよりも大きい下凹部6Xが形成されている。
【0030】このような凹凸バー8はガイドレール14
と一体化している。しかして、凹凸バー8は同じものを
同一レベルに対向して一対を外部ケース1に取付けられ
ている。
【0031】棚部2の両側に凹凸検知手段9を高さを異
ならせて設けてあり、一方(右)の凹凸検知手段9aは
凹部6又は凸部7を、他方(左)の凹凸検知手段9bは
凸部7又は凹部6を互い違いに検知するように設けてい
る(図12参照)。このような凹凸検知手段9は、例え
ば、フォトインタラプタである。図12において、両方
の凹凸検知手段9a、9bの間隔をYとすると、Y<W
である。
【0032】しかして、凹凸検知手段9a、9bにおい
て、凹凸バー8の凹部6を検知することで、凹部信号L
を位置検知手段4に入力し、又、凹凸バー8凸部7を検
知することで、凸部信号Hを位置検知手段4に入力する
ようにしている。図11に信号波形を示している。
【0033】位置検知手段4においては、凹凸検知手段
9a、9bがともに凸部信号H、Hを検知する場合に
は、棚部2が上限位置にあることが判断され、又、凹凸
検知手段9a、9bがともに凹部信号L、Lを検知する
場合には、棚部2が下限位置にあることが位置検知手段
4によって検知され、更に、凹凸検知手段9a、9bに
おいて凹凸部6、7の互い違いの検知信号L、H;H、
Lによって、棚部2が中間位置にあることが位置検知手
段4によって検知されるのである。図9において、符号
34は信号電源、35はフォトインタラプタ電源であ
る。
【0034】このように、外部ケース1側に設けた凹凸
バー8、8の凹部6及び凸部7を棚部2側に設けた凹凸
検知手段9a、9bによって検知し、このような検知結
果に基づいて位置検知手段4によって棚部2の位置を検
知することができるのであり、棚部2の上限位置、下限
位置及び中間位置の位置検知のための構成を一体化で
き、構成を簡素化し、部品点数及び組み立て工数を低減
することができ、取付け誤差を少なくして位置の検知精
度を高めやすいものである。
【0035】この場合、凹凸バー8は同じものを同一レ
ベルに対向して一対を外部ケース1に取付け、棚部2の
両側に凹凸検知手段9a、9bを高さを異ならせて一方
の凹凸検知手段9aは凹部6又は凸部7を、他方の凹凸
検知手段9bは凸部7又は凹部6を互い違いに検知する
ように設けていることから、棚部2の両側の凹凸検知手
段9a、9bの高さを異ならせて両方の凹凸検知手段9
a、9bにおいて凹部6及び凸部7を互い違いに検知す
ることができ、このように凹凸部の互い違いの検知をお
こなう際に、凹部6と凸部7の位相が異なる二つの凹凸
バーを製作する必要がなく、同一の凹凸バー8、8を使
用して同レベルに取付けることができ、部品点数を低減
し、取付けも容易かつ正確におこないやすいものであ
る。
【0036】更に、凹凸バー8を棚部2の昇降用のガイ
ドレール14と一体化していることから、棚部2を昇降
させる際に必要なガイドレール14を有効に利用して凹
凸バー8を設けることができ、凹凸バー8を設けながら
部品点数が増すことを防止し、凹凸バー8の取付けのた
めの工数を省くことができるものである。
【0037】ところで、上記位置検知手段4が構成され
る制御回路部24においては、図13に示すように、凹
凸検知手段9a、9bによる凹部6及び凸部7の通過時
間が検知されているのであり、通過時間の検知結果に基
づいて昇降索3のたるみや過積載を検知可能に構成して
ある。以下、詳述する。
【0038】一般に、棚部2への積載荷重が一定範囲内
であれば駆動モータ12による棚部2の昇降速度は略一
定となることから、凹凸検知手段9a、9bが凹部6及
び凸部7を通過する時間は略一定となるものである。
【0039】ところで、下降中の棚部2の下に障害物が
あると、棚部2の下降が制限されるが、昇降索3は繰り
出されてたるみが生じるのであり、たるみが生じた場合
には、以降の巻き取りが所定通りにおこなうことが難し
くなるのである。棚部2の下の障害物を除去するのと同
時にたるみ分だけ棚部2が落下して食器等を破損させる
おそれがあるものである。
【0040】しかして、凹部6及び凸部7の通過時間が
設定時間、つまり、或しきい値を超える場合には、昇降
索3のたるみが生じているとみなしてたるみ検知をおこ
なうのであり、この検知結果に基づいて昇降索3の巻き
取りをおこなう制御をしてたるみを解消するのである。
又、上昇モードの棚部2に過積載がおこなわれている場
合においても、同様に棚部2の上昇速度が大きく低下す
るのであり、このような場合に過積載とみなして過積載
を検知するのであり、それ以降の棚部2の上昇を停止す
るのである。
【0041】このように、たるみ検知や過積載の検知を
凹凸バー8を使っておこなうことができ、たるみ検知や
過積載の検知の構成を従来に比べて簡素化することがで
きるのである。
【0042】図14は他の実施の形態を示し、但し、本
実施の形態の基本構成は上記実施の形態と共通であり、
共通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。
【0043】本実施の形態においては、凹凸バー8は、
中間域において幅Wが等しい凹部6と凸部7を交互に形
成し、上端域においては上記幅Wに比べて狭い上端凹部
6a(上端凸部でもよい)を形成し、下端域においては
上記幅Wに比べて狭い下端凸部7b(下端凹部でもよ
い)を形成している。
【0044】本実施の形態においては、凹凸バー8の上
端域においては、中間域の凹部6と凸部7の幅Wに比べ
て狭い上端凹部6aが形成され、凹凸バー8の下端域に
おいては、凹部6と凸部7の幅Wに比べて狭い下端凸部
7bが形成されていて、下降時の信号波形は図14
(b)に示すようになるものである。
【0045】しかして、例えば、凹凸バー8の左に短時
間の凸部信号H(短パルス)が現れた時点で下限と判断
する。又、凹凸バー8の右に短時間の凹部信号L(短パ
ルス)が現れた時点で上限と判断する。このように、中
間域の凹部6と凸部7の幅Wに比べて狭い上端凹部6a
を形成し、凹凸バー8の下端域においては、凹部6と凸
部7の幅Wに比べて狭い下端凸部7bを形成すること
で、上端及び下端の検知を正確におこなうことができる
ものである。
【0046】しかも、下限時の凹凸バー8の右の短時間
の凸部信号Hはその後の凹部信号Lが長くなっても、通
過時間が長くなったと判断してたるみ検知や過積載検知
をおこなわないように区別するのに使用する。又、上限
時の凹凸バー8の左の短時間の凹部信号Lも同様にその
後の凸部信号Hが長くなっても、たるみ、過積載検知と
区別するのに使用するものである。
【0047】ところで、実施の形態においては、凸部信
号H、Hが同じとなることで上限位置の検知、凹部信号
L、Lが同じとなることで下限位置の検知、及び、凸部
信号H、凹部信号Lが異なることで中間位置の検知をお
こなうようにしているが、凹凸バー8、8の上下方向の
取付け位置の誤差、位置検知手段4、4の取付け位置の
誤差等によって、上記信号H、Lが変化することがあ
り、誤った制御がおこなわれることがあるものである。
本実施の形態においては、このような問題も解消するも
のである。
【0048】ところで、制御回路部24においては、一
対の凹凸バー8、8の検知信号が同じである場合に、棚
部2を上下させて棚部2の位置を再検知する再位置検知
部(請求項6)を備えている。しかして、通常運転にお
いては、例えば、凸部信号H、Hで上限位置を検知し、
凹部信号L、Lで下限位置を検知し、異なる信号H、L
で中間位置の検知をおこなうのであるが、停電や電源オ
フ等により、位置検知手段4からの制御信号が入力され
る制御部のマイコンがリセットされるリセット解除の立
ち上がり時に、左右の凹凸バー8、8からの検知信号だ
けでは、正確な現在の位置が判断できず、そこで、意図
的に棚部2を昇降させることで、どの位置にあるかを検
知することができ、電源投入時に、誤って上限、下限を
超えて動作させることを防ぐことができるものである。
更に、制御回路部24の再位置検知部においては、凹凸
検知手段9による凹部6及び凸部7の通過時間の検知結
果に基づいて昇降索3のたるみや過積載を検知した結
果、棚部2の位置を再検知するものであり、一層、安全
性を高めることができるものである。
【0049】又、本発明の昇降棚装置Aにおいては、電
源投入時や停電の復帰時など、位置メモリが消えてしま
った場合に、位置を確認する位置確認モードを備えてい
て、上昇、下降スイッチ32、33の操作によって位置
確認モードに移行するものである。図16(a)(b)
は説明図である。以下、確認動作例を詳述する。位置確
認モード中は、LEDの点滅出力がなされる。
【0050】1)位置メモリが消えた後の電源投入時に
おいて、棚部2が上限位置aに存在している場合に、上
昇スイッチ32を押し続ける操作をすると、凹凸検知手
段(フォトインタラプタPI)9、9の出力が開始され
る。20ms後、凹凸検知手段9の入力スキャンを開始
する。左右の凹凸バー8、8の上限部の検知によって、
凸部信号H、Hが位置検知手段4に入力される。上昇ス
イッチ32の入力確定より25ms後、凹凸検知手段9
の入力により下降開始。上昇スイッチ32の入力確定よ
り26ms後、タイマー右、タイマー左スタート。右の
凹凸検知手段9に立ち下がりタイマー右がリスタート。
右の凹凸検知手段9により短時間の凹部信号Lを確認す
る。下降出力が停止され、途中位置であることが位置メ
モリに記憶される。この時も上昇スイッチ32が押し続
けられているために棚部2は上昇モードに移行する。2
0ms後、上昇出力開始。右の凹凸検知手段9に立ち下
がり、タイマー右リスタート。右の凹凸検知手段9に立
ち上がり、短時間の凸部信号Hを確認。10ms後、上
昇出力停止、上限位置が位置メモリされる。停止モード
に移行する。
【0051】2)棚部2が上限位置より僅かに下降して
いる位置bにある時に上昇スイッチ32を操作した場
合、図17に示すように、上昇スイッチ32を操作して
入力が確定され、凹凸検知手段(フォトインタラプタP
I)9の出力が開始される。20ms後、凹凸検知手段
9の入力スキャンが開始される。凹凸検知手段9、9に
おいて凹部信号L、凸部信号Hが検知される。上昇スイ
ッチ32の入力確定より25ms後、凹凸検知手段9の
入力より下降開始。上昇スイッチ32の入力より26m
s後、タイマー右、タイマー左スタート。左右の凹凸検
知手段9、9に立ち下がり、立ち上がりタイマー右、左
リスタート。タイマー右が80ms経過後、下降出力停
止。20ms後に上昇出力開始。タイマー右、左リスタ
ート。左右の凹凸検知手段9、9に立ち下がり、立ち上
がりタイマー右、タイマー左リスタート。左の凹凸検知
手段9に短時間の凹部信号Lを確認、右の凹凸検知手段
9に短時間の凹部信号Lが確定するまで上昇継続。右の
凹凸検知手段9の短時間の凹部信号Lが確定、10ms
後にメモリに上限位置を記憶し停止モードへ移行。
【0052】3)棚部2が中間位置にある場合は、上昇
又は下降において連続する凸部信号H及び凹部信号Lに
より中間位置を検知してメモリする。
【0053】尚、棚部2が下限位置又はその近傍に位置
している場合に、下限スイッチ33を操作すると、図1
6及び図17とは裏返しのタイムチャートによって位置
を検知してメモリされるものである。
【0054】図15は更に他の実施の形態を示し、但
し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と共通で
あり、共通する部分には同一の符号を付して説明は省略
する。
【0055】本実施の形態においては、凹凸バー8に形
成した凹部6及び凸部7を覆って凹凸バー8の実質的な
上下長さを変更して棚部2の昇降ストロークを変更する
凹凸覆い10を凹凸バー8に着脱自在に設けたものであ
る。
【0056】具体的には、同図(b)に示すように、凹
凸覆い10は合成樹脂の押出成形品製や樹脂プレートの
貼り付けにて略筒状に形成したものであり、凹凸バー8
の下端部に凹凸覆い10を差込み固定することで、凹凸
バー8の凹部6及び凸部7を必要に応じて覆い、凹凸バ
ー8の実質的な長さを変更して棚部2の昇降ストローク
を変更することができるようにしたものである。図中3
6は取付け孔を示す。
【0057】しかして、凹凸バー8に凹凸覆い10を装
着することで凹凸バー8の凹部6及び凸部7の位置を変
更することができ、例えば、施工現場の状況に応じて凹
凸バー8の実質的な長さを変更して棚部2の昇降ストロ
ークを容易に変更することができるものである。
【0058】一般に、昇降棚装置Aの取付け位置は、主
に、システムキッチンの吊戸棚(ウォールユニット)に
なり、棚部2をこの位置から降ろしてくると下に水栓カ
ラン等があり、棚部2の下限位置に達する前に当たる場
合がある。水栓カランには種々のものがあり、その他、
食器洗浄機等の設置位置等によっては設置に際しての障
害物が考えられる。
【0059】この場合、高さの高い障害物に下限位置を
設定すると、昇降棚装置Aの昇降ストロークが小さくな
って昇降棚装置Aのメリットが低減するのである。しか
して、フルストロークでは充分な昇降ストロークを確保
しながら、設置現場での他の機器の状況に応じて、本実
施の形態の凹凸覆い10を凹凸バー8の下限位置に設置
することで、昇降ストロークを容易に変更できるもので
ある。
【0060】ところで、棚部2を駆動モータ12を使っ
て昇降させて駆動モータ12を停止させた場合において
も棚部2が慣性力によって多少昇降移動するものであ
る。このことは、例えば、図18(a)に示す上端凹部
6a或いは下端凸部6b等の位置で駆動モータ12の制
御信号をオフとした場合、棚部2が慣性で移動して上端
凹部6a或いは下端凸部6b等を通過してしまうことが
あり、棚部2の上限及び下限位置等の検知を誤ることに
なるおそれがあるものである。
【0061】以下の実施の形態においては、駆動モータ
12のオフ信号の後に棚部2が慣性で移動したことにか
かわらず、凹凸バー8よりの実際の凹又は凸部信号L、
H及び上端信号、下端信号等を正確に検知できるように
したものである。以下、詳述する。
【0062】図18(a)は凹凸バーの説明図、同図
(b)はタイムチャート、同図(c)は棚部を途中で停
止した場合のタイムチャートである。図19は駆動モー
タの出力波形と光センサー(フォトインタラプタ)入力
波形を示すタイムチャートの一例である。
【0063】本実施の形態においては、駆動モータ12
の駆動を停止させて棚部2の昇降を停止するオフ信号の
発信の後、棚部2が慣性にて移動した移動時間を検知す
る慣性移動時間検知手段40と、慣性移動時間検知手段
40の検知結果に基づいて凹凸バー8からの凹又は凸部
信号L、H等の位置信号を検知する慣性位置信号検知手
段44を制御回路部24に設け、結果として、棚部2の
実際の停止位置を検知可能に構成したものである。
【0064】慣性移動時間検知手段40は、具体例とし
て、棚部2の昇降を停止するオフ信号が発信された後、
棚部2が慣性で移動して停止するまでの間において凸部
信号Hが一度、凹部信号Lに変化する条件下(図19の
例)において、駆動モータ12が停止されてオフ信号が
発信されたときまでの直前の凸部信号Hの出力時間Aと
オフ信号の発信後から棚部2が慣性にて移動して凸部信
号Hが終了する慣性移動時間Bに基づいて演算するもの
である。
【0065】更に述べると、オフ信号が発信されたとき
までの直前の凸部信号Hの出力時間Aを制御回路部24
における慣性移動時間検知手段40において記憶してお
き、次に、オフ信号の発信後から棚部2が慣性にて移動
して凸部信号Hが終了する慣性移動時間Bを制御回路部
24における慣性移動時間検知手段40において検知
し、この慣性移動時間Bに例えば、係数0.5を掛けた
0.5Bを加えて(A+0.5B)時間を求め、一方、
駆動モータ12によって棚部2を標準速度で駆動昇降さ
せる場合の凹部6及び凸部7を通過する標準通過時間R
及び上端凹部6a及び下端凸部6bを通過する標準端部
通過時間Sとを比較演算して中間位置か端部位置かを判
定して棚部2の位置を検知するようにしている。ところ
で、係数0.5は通常の昇降速度の場合を係数1として
約1/2の速度で慣性移動するとした経験則によるもの
であり、このようなしきい値は他に変更することがきる
ものである。
【0066】図20は他の条件下における駆動モータ1
2の出力波形と光センサー(フォトインタラプタ)入力
波形を示すタイムチャートである。
【0067】慣性移動時間検知手段40は、具体例とし
て、棚部2の昇降を停止するオフ信号が発信された後、
棚部2が慣性で移動して停止するまでの間において凹又
は凸部信号L、Hが二度変化する条件下において、オフ
信号の発信後から棚部2が慣性にて移動して凸部信号H
が終了して次の凹部信号Lが出力され完了されるまでの
次信号出力時間Cに基づいて演算するものである。
【0068】具体的には、次信号出力時間Cに係数0.
5を掛けて0.5Cを求め、上記凹部6及び凸部7を通
過する標準通過時間R及び上端凹部6a及び下端凸部6
bを通過する標準端部通過時間Sとを比較演算して中間
位置か端部位置かを判定して棚部2の位置を検知するよ
うにしている。
【0069】ところで、この場合も、上述のように、オ
フ信号が発信されたときまでの直前の凸部信号Hの出力
時間Aに、オフ信号の発信後から棚部2が慣性にて移動
して凸部信号Hが終了する慣性移動時間Bに係数0.5
を掛けた0.5Bを加えて(A+0.5B)時間を求
め、標準通過時間R及び標準端部通過時間Sとを比較演
算して最初のパルスに起因する棚部2の位置を判定して
いる。
【0070】図21は更に他の条件下におけるタイムチ
ャートである。
【0071】慣性移動時間検知手段40は、具体例とし
て、棚部2の昇降を停止するオフ信号が発信された後、
棚部2が慣性で移動して停止するまでの間において凹又
は凸部信号L、Hが変化しない条件下において、オフ信
号が発信されたときまでの直前の凸部信号Hの出力時間
Aと棚部2の停止後から再起動させて凸部信号Hが終了
するまでの出力終了時間Dに基づいて演算するものであ
る。この場合、領域Fが慣性移動領域である。
【0072】具体的には、オフ信号が発信されたときま
での直前の凸部信号Hの出力時間Aに棚部2の停止後か
ら再起動させて凸部信号Hが終了するまでの出力終了時
間Dを加えた(A+D)時間を求め、この求めた(A+
D)時間と他に経験則から求めているしきい値と比較し
て、上限、下限あるいは中間位置かを判断するものであ
る。このような位置の判断は、凹部6、上端凹部6a及
び下端凸部6bにおいてもおこなわれることはいうまで
もない。
【0073】このように、駆動モータ12の駆動を停止
させて棚部2の昇降を停止するオフ信号の発信の後、棚
部2が慣性にて移動した移動時間を検知する慣性移動時
間検知手段40を設け、慣性移動時間検知手段40の検
知結果に基づいて凹凸バー8からの凹又は凸部信号L、
H等の位置信号を検知する慣性位置信号検知手段44を
設けていることから、中間域で所定の幅Wで交互に形成
した凹部6と凸部7、所定の幅Wよりも狭くした上端凹
部6a及び下端凸部6bを形成した凹凸バー8において
通常運転時に位置検知手段4によって棚部2の位置を検
知できながら、駆動モータ12を停止させて棚部2が慣
性力によって多少移動がおこなわれても、その慣性移動
量を慣性移動時間検知手段40及び慣性位置信号検知手
段44によって実際の位置信号を検知することができ、
例えば、上限位置及び下限位置等の位置検知を誤ること
を防止することができるのである。
【0074】ところで、再起動時に反対方向に動いたと
すれば、今の位置が上限又は下限の短パルス上であった
としても逆方向に動くため、問題ないので、前回の記憶
は捨てて、今回の入力波形の変化した時からの時間幅を
測定するのである。
【0075】図22に示すように、フォトインタラプタ
を使用する凹凸検知手段9は、棚部2の上端部に取付け
たブラケット41に形成した目盛42を目安にして正確
な位置に取付けられるものである。即ち、昇降棚装置を
組み上げた後、昇降作動をさせ上限位置で停止させて棚
部2の下面と外部ケース1の下面の高さを測定しその値
と規格値の差及びずれている方向(上すぎるか下すぎる
か)をみて、フォトインタラプタの光センサー基板を目
盛42を見ながら差の分の方向に移動させて調整をおこ
なうものである。これによって、組み立て後に簡単に棚
部2の上限位置の調整がおこなえる。
【0076】図23は更に他の実施の形態を示し、但
し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と共通で
あり、共通する部分には同一の符号を付して説明は省略
する。
【0077】本実施の形態においては、凹凸バー8に形
成した凹部6及び凸部7を凹凸覆い10によって覆って
凹凸バー8の実質的な上下長さを変更して棚部2の昇降
ストロークを変更するものであり、更に、凹凸覆い10
に折り返し部43を形成して凹凸バー8の端部を挿入す
ることで、凹凸バー8の端部のエッジにおいてけがをす
るのを防止するようにしたものである。
【0078】尚、実施の形態においては、凹凸バー8、
8の一対を対向して設けたが、一本の凹凸バーを設け
て、棚部2の中間位置、棚部2の下端位置及び上端位置
を検知するようにしてもよいものである。
【0079】
【発明の効果】請求項1においては、下方が開放された
外部ケース側の昇降索を棚部に連結して棚部を外部ケー
ス内に格納する格納位置に上昇及び物品取出し・収納位
置に下降自在に設けた昇降棚装置であって、外部ケース
の棚部の昇降経路の全長にわたって凹部と凸部を所定の
幅で交互に形成した凹凸バーを設け、棚部側に凹部及び
凸部を検知する凹凸検知手段を設け、凹凸検知手段によ
る検知結果に基づいて棚部の位置を検知する位置検知手
段を備えているから、外部ケース側に設けた凹凸バーの
凹部及び凸部を棚部側に設けた凹凸検知手段によって検
知し、このような検知結果に基づいて位置検知手段によ
って棚部の位置を検知することができ、例えば、上限位
置、下限位置及び中間位置の位置検知のための構成を一
体化でき、構成を簡素化し、部品点数及び組み立て工数
を低減することができ、取付け誤差を少なくして位置の
検知精度を高めやすいという利点がある。
【0080】請求項2においては、請求項1の構成に加
えて、凹凸バーは同じものを同一レベルに対向して一対
を外部ケースに取付け、棚部の両側に凹凸検知手段を高
さを異ならせて一方の凹凸検知手段は凹部又は凸部を、
他方の凹凸検知手段は凸部又は凹部を互い違いに検知す
るように設けているから、請求項1の効果に加えて、棚
部の両側の凹凸検知手段の高さを異ならせて両方の凹凸
検知手段において凹部及び凸部を互い違いに検知するこ
とができ、このように凹凸部の互い違いの検知をおこな
う際に、凹部と凸部の位相が異なる二つの凹凸バーを製
作する必要がなく、同一の凹凸バーを使用して同レベル
に取付けることができ、部品点数を低減し、取付けも容
易かつ正確におこないやすいという利点がある。
【0081】請求項3においては、請求項1又は2の構
成に加えて、凹凸バーを棚部の昇降用のガイドレールと
一体化しているから、請求項1又は2の効果に加えて、
棚部を昇降させる際に必要なガイドレールを有効に利用
して凹凸バーを設けることができ、凹凸バーを設けなが
ら部品点数が増すことを防止し、凹凸バーの取付けのた
めの工数を省くことができるという利点がある。
【0082】請求項4においては、請求項1又は2の構
成に加えて、凹凸検知手段による凹部及び凸部の通過時
間の検知結果に基づいて昇降索のたるみや過積載を検知
可能に構成してあるから、請求項1又は2の効果に加え
て、所定の幅で交互に形成されている凹部及び凸部の通
過時間の検知結果によって棚部の昇降速度を検知でき、
例えば、凹部及び凸部の通過時間が設定時間を大きく超
える場合には、下降モードの棚部が障害物に当たって停
止しているが、昇降索が繰り出されて昇降索のたるみが
生じているとみなしてたるみ検知を、或いは、上昇モー
ドの棚部に過積載がおこなわれている過積載を検知する
ことができるのであり、たるみ検知や過積載の検知を凹
凸バーを使っておこなうことができ、たるみ検知や過積
載の検知の構成を従来に比べて簡素化することができる
という利点がある。
【0083】請求項5においては、請求項1又は2の構
成に加えて、凹凸バーは、中間域において幅が等しい凹
部と凸部を交互に形成し、上端域においては上記幅に比
べて狭い上端凹部又は上端凸部を形成し、下端域におい
ては上記幅に比べて狭い下端凸部又は下端凹部を形成し
ているから、請求項1又は2の効果に加えて、凹凸バー
の上端域においては、中間域の凹部と凸部の幅に比べて
狭い上端凹部又は上端凸部が形成され、凹凸バーの下端
域においては、凹部と凸部の幅に比べて狭い下端凸部又
は下端凸部が形成されていて、上端及び下端の検知を正
確におこなうことができるという利点がある。
【0084】請求項6においては、請求項2の構成に加
えて、一対の凹凸バーの検知信号が同じである場合に、
棚部を上下させて棚部の位置を再検知する再位置検知部
を備えているから、請求項2の効果に加えて、通常運転
においては、例えば、凸部信号で上限位置を検知し、凹
部信号で下限位置を検知し、異なる信号で中間位置の検
知をおこなうのであるが、停電や電源オフ等により、位
置検知手段からの制御信号が入力される制御部のマイコ
ンがリセットされるリセット解除の立ち上がり時に、左
右の凹凸バーからの検知信号だけでは、正確な現在の位
置が判断できず、そこで、意図的に棚部を昇降させるこ
とで、どの位置にあるかを検知することができ、電源投
入時に、誤って上限、下限を超えて動作させることを防
ぐことができるという利点がある。
【0085】請求項7においては、請求項6の構成に加
えて、凹凸検知手段による凹部及び凸部の通過時間の検
知結果に基づいて昇降索のたるみや過積載を検知した結
果、棚部の位置を再検知するから、請求項6の効果に加
えて、一層、安全性を高めることができるという利点が
ある。
【0086】請求項8においては、請求項1又は2の構
成に加えて、凹凸バーに形成した凹部及び凸部を覆って
凹凸バーの実質的な上下長さを変更して棚部の昇降スト
ロークを変更する凹凸覆いを凹凸バーに着脱自在に設け
てあるから、請求項1又は2又は5の効果に加えて、凹
凸バーに凹凸覆いを装着することで凹凸バーの凹部及び
凸部の位置を変更することができ、例えば、施工現場の
状況に応じて凹凸バーの実質的な長さを変更して棚部の
昇降ストロークを容易に変更することができるという利
点がある。
【0087】請求項9においては、請求項1又は2又は
4の構成に加えて、昇降索のたるみの検知結果に基づい
て昇降索を巻き戻すから、請求項1又は2又は4の効果
に加えて、たるみの検知結果に基づいて昇降索を巻き戻
すことができ、たるみを解消することができ、したがっ
て、たるみを検知して駆動モータを停止させるがたむみ
を解消しないで棚部の下の障害物を取り除いた場合に、
たるみの分、棚部が落下したり傾いたりすることがな
く、安全性を高めることができるという利点がある。
【0088】請求項10においては、請求項1又は2又
は5の構成に加えて、駆動モータの駆動を停止させて棚
部の昇降を停止するオフ信号の発信の後、棚部が慣性に
て移動した移動時間を検知する慣性移動時間検知手段を
設け、慣性移動時間検知手段の検知結果に基づいて凹凸
バーからの凹又は凸部信号等の位置信号を検知する慣性
位置信号検知手段を設けているから、中間域で所定の幅
で交互に形成した凹部と凸部、所定の幅よりも狭くした
上端凹部及び下端凸部を形成した凹凸バーにおいて通常
運転時に位置検知手段によって棚部の位置を検知できな
がら、駆動モータを停止させて棚部が慣性力によって多
少移動がおこなわれても、その慣性移動量を慣性移動時
間検知手段及び慣性位置信号検知手段によって実際の位
置信号を検知することができ、例えば、上限位置及び下
限位置等の位置検知を誤ることを防止することができる
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す概略正面図であ
る。
【図2】同上の全体概略正面図である。
【図3】同上の概略側断面図である。
【図4】同上の概略側断面図である。
【図5】同上の概略横断面図である。
【図6】(a)はガイドレールの断面図、(b)は側面
図である。
【図7】同上のガイドレールの正断面図である。
【図8】同上のガイドレールの正面図である。
【図9】同上の凹凸検知手段の回路図である。
【図10】同上の説明図である。
【図11】同上の波形図である。
【図12】同上の説明図である。
【図13】同上の波形図である。
【図14】(a)は説明図、(b)は波形図である。
【図15】(a)は説明図、(b)は斜視図である。
【図16】(a)は説明図、(b)はタイムチャートで
ある。
【図17】同上のタイムチャートである。
【図18】(a)は同上の凹凸バーの説明図、(b)は
タイムチャート、(c)は棚部を途中で停止した場合の
タイムチャートである。
【図19】同上の駆動モータの出力波形と光センサー
(フォトインタラプタ)入力波形を示すタイムチャート
である。
【図20】同上の駆動モータの出力波形と光センサー
(フォトインタラプタ)入力波形を示すタイムチャート
である。
【図21】同上のタイムチャートである。
【図22】(a)は凹凸検知手段の取付けを示す正面
図、(b)は背面図である。
【図23】(a)は凹凸バーの長さを変更する凹凸覆い
を取付けた説明図、(b)は断面図である。
【図24】(a)は凹凸覆いの正面図、(b)は側面図
である。
【符号の説明】
1 外部ケース 2 棚部 3 昇降索 6 凹部 7 凸部 8 凹凸バー 9 凹凸検知手段 10 凹凸覆い 14 ガイドレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 勝之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 松下 芳朗 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 安達 研治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 井上 高策 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3B060 EA02 3B082 JA00

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方が開放された外部ケース側の昇降索
    を棚部に連結して棚部を外部ケース内に格納する格納位
    置に上昇及び物品取出し・収納位置に下降自在に設けた
    昇降棚装置であって、外部ケースの棚部の昇降経路の全
    長にわたって凹部と凸部を所定の幅で交互に形成した凹
    凸バーを設け、棚部側に凹部及び凸部を検知する凹凸検
    知手段を設け、凹凸検知手段による検知結果に基づいて
    棚部の位置を検知する位置検知手段を備えて成ることを
    特徴とする昇降棚装置。
  2. 【請求項2】 凹凸バーは同じものを同一レベルに対向
    して一対を外部ケースに取付け、棚部の両側に凹凸検知
    手段を高さを異ならせて一方の凹凸検知手段は凹部又は
    凸部を、他方の凹凸検知手段は凸部又は凹部を互い違い
    に検知するように設けて成ることを特徴とする請求項1
    記載の昇降棚装置。
  3. 【請求項3】 凹凸バーを棚部の昇降用のガイドレール
    と一体化して成ることを特徴とする請求項1又は2記載
    の昇降棚装置。
  4. 【請求項4】 凹凸検知手段による凹部及び凸部の通過
    時間の検知結果に基づいて昇降索のたるみや過積載を検
    知可能に構成して成ることを特徴とする請求項1又は2
    記載の昇降棚装置。
  5. 【請求項5】 凹凸バーは、中間域において幅が等しい
    凹部と凸部を交互に形成し、上端域においては上記幅に
    比べて狭い上端凹部又は上端凸部を形成し、下端域にお
    いては上記幅に比べて狭い下端凸部又は下端凹部を形成
    して成ることを特徴とする請求項1又は2記載の昇降棚
    装置。
  6. 【請求項6】 一対の凹凸バーの検知信号が同じである
    場合に、棚部を上下させて棚部の位置を再検知する再位
    置検知部を備えて成ることを特徴とする請求項2記載の
    昇降棚装置。
  7. 【請求項7】 凹凸検知手段による凹部及び凸部の通過
    時間の検知結果に基づいて昇降索のたるみや過積載を検
    知した結果、棚部の位置を再検知する請求項6記載の昇
    降棚装置。
  8. 【請求項8】 凹凸バーに形成した凹部及び凸部を覆っ
    て凹凸バーの実質的な上下長さを変更して棚部の昇降ス
    トロークを変更する凹凸覆いを凹凸バーに着脱自在に設
    けて成ることを特徴とする請求項1又は2又は5記載の
    昇降棚装置。
  9. 【請求項9】 昇降索のたるみの検知結果に基づいて昇
    降索を巻き戻すことを特徴とする請求項1又は2又は4
    記載の昇降棚装置。
  10. 【請求項10】 駆動モータの駆動を停止させて棚部の
    昇降を停止するオフ信号の発信の後、棚部が慣性にて移
    動した移動時間を検知する慣性移動時間検知手段を設
    け、慣性移動時間検知手段の検知結果に基づいて凹凸バ
    ーからの凹又は凸部信号等の位置信号を検知する慣性位
    置信号検知手段を設けて成ることを特徴とする請求項1
    又は2又は5記載の昇降棚装置。
  11. 【請求項11】 慣性位置信号検知手段は、棚部の昇降
    を停止するオフ信号が発信された後、棚部が慣性で移動
    して停止するまでの間において凹又は凸部信号が一度変
    化する条件下において、オフ信号が発信されたときまで
    の直前の凸又は凹部信号の出力時間とオフ信号の発信後
    から棚部が慣性にて移動して凹又は凸部信号が終了する
    慣性移動時間に基づいて演算するものであることを特徴
    とする請求項10記載の昇降棚装置。
  12. 【請求項12】 慣性位置信号検知手段は、棚部の昇降
    を停止するオフ信号が発信された後、棚部が慣性で移動
    して停止するまでの間において凹又は凸部信号が二度変
    化する条件下において、オフ信号の発信後から棚部が慣
    性にて移動して凹又は凸部信号が終了して次の凸又は凹
    部信号が出力される次信号出力時間に基づいて演算する
    ものであることを特徴とする請求項10記載の昇降棚装
    置。
  13. 【請求項13】 慣性位置信号検知手段は、棚部の昇降
    を停止するオフ信号が発信された後、棚部が慣性で移動
    して停止するまでの間において凹又は凸部信号が変化し
    ない場合において、オフ信号が発信されたときまでの直
    前の凸又は凹部信号の出力時間と棚部の停止後から再起
    動させて凸又は凹部信号が終了するまでの出力終了時間
    に基づいて演算するものであることを特徴とする請求項
    10記載の昇降棚装置。
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