JP4325528B2 - 昇降物干し装置 - Google Patents

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本発明は、洗濯物を室内干しするための昇降物干し装置に関するものである。
従来から、洗濯物を室内干しするための昇降物干し装置は、天井に配設されて洗濯物を吊掛ける物干し部材が昇降自在に設けられた装置本体と、物干し部材の上昇・下降を操作するための操作器とで構成されている(たとえば、特許文献1参照)。ここで、操作器には上昇操作釦と下降操作釦が設けられ、上昇操作釦を押すと上昇操作釦を押した時間分だけ物干し部材が上昇し、下降操作釦を押すと物干し部材が下限位置にまで下降し続けるようにされている。
ところで、この昇降物干し装置にあって、操作器の下降操作釦を押して下限位置にまで下降させた物干し部材に対して洗濯物の吊掛ける作業や取り込み作業を行うようにすると、身長などの体格が異なる各々使用者によっては洗濯物の吊掛け・取込み作業を無理な姿勢で行わねばならない場合が生じてしまう。しかして、物干し部材に対して無理な姿勢で洗濯物の吊掛け作業や取り込み作業を行わないようにするには、洗濯物の吊掛け・取込み作業を無理な姿勢で行わなくても済むような位置に物干し部材を位置させるよう、使用者にはその都度操作器の上昇操作釦と下降操作釦を操作して物干し部材の位置調節を行わねばならないといった煩雑な操作が課せられることとなっていた。
特開平11−44088号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、簡単な操作で、物干し部材への洗濯物の吊掛け・取込み作業を楽な姿勢で行わせ得るようにした昇降物干し装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明の請求項1に係る昇降物干し装置は、モータ8にて駆動される巻取りドラム9にワイヤ10を巻き取り自在に設けると共に、洗濯物を吊掛ける物干し部材2を上記ワイヤ10に吊持してなる装置本体1を天井7に配設し、操作器3に設けた上昇操作釦20や下降操作釦21を押してモータ8を駆動させることで、巻取りドラム9にワイヤー10を巻き取らせたり戻したりして物干し部材2を昇降させるようにした昇降物干し装置において、物干し部材2の上限位置よりも下位の干し位置と下限位置との間に、任意の所定位置を設定変更する設定手段26を設け、この設定手段26は、設定したい所定位置から干し位置まで物干し部材2が上昇するのに要した時間を測定する時間測定部28と入力認識部27と記録部29とを備えており、使用者が新たに所定位置を設定したい位置に物干し部材2を位置させる設定操作を行うとこれが上記入力認識部27にて認識されて、制御部6にて自動的に物干し部材2を干し位置にまで上昇させ、この上昇に要した時間が上記時間測定部28で測定され、設定時間として上記記録部29に記録される設定変更モードMを有し、且つ設定した所定位置よりも上方に物干し部材2が位置しているときに下降操作釦21が押された場合に、上記記録部29で記録された設定時間と上記時間測定部28で測定された積算時間とを比較して、物干し部材2の現在位置と干し位置との差を現す必要下降時間を得、この必要下降時間に応じて物干し部材2を上記所定位置まで自動で下降させて停止させる制御部6を設けたことを特徴とする。これによると、使用者が新たに所定位置を設定したい位置に物干し部材2を位置させる設定操作を行う設定変更モードMに入ったときには、制御部6にて自動的に物干し部材2が干し位置にまで上昇され、このとき干し位置まで物干し部材2が上昇するのに要した時間が時間測定部28で測定され、この測定した時間は設定時間ΔTとして記録部29に記録されるので、使用者の設定したい所定位置の新たな設定ができる。また、設定した所定位置よりも上方に物干し部材2が位置しているときに下降操作釦21を押して物干し部材2を下降させたときには、制御部6によって自動的に物干し部材2が下限位置に至る前の所定位置で一端停止されるので、この所定位置にある物干し部材2に対して洗濯物の吊掛け・取込み作業を行わせるようにでき、従来下限位置にある物干し部材に対しては無理な姿勢での洗濯物の吊掛け・取込み作業が強いられると共に洗濯物の吊掛け・取込み作業を楽な姿勢で行うために操作器の上昇操作釦や下降操作釦の操作で煩雑な物干し部材の位置調節が強いられていた使用者にとって、物干し部材2への洗濯物の吊掛け・取込み作業を簡単な操作で且つ楽な姿勢で行わせることを可能にできるのである。
また、下降する物干し部材2が下限位置に至る前に停止される所定位置を個々使用者に応じて設定することができ、しかして、個々使用者に適した位置の物干し部材2に対して洗濯物の吊掛け・取込み作業を行わせることができ、使用者の楽な姿勢による物干し部材2への洗濯物の吊掛け・取込み作業を確保できるのである。
本発明は、制御部によって下限位置に至る前の所定位置に自動的に停止された物干し部材に対して洗濯物の吊掛け・取込み作業を行わせることができ、物干し部材への洗濯物の吊掛け・取込み作業を簡単な操作で且つ楽な姿勢で使用者に行わせることが可能にできるという作用効果を有するものであり、更に設定手段にて所定位置を個々使用者に応じて設定すると、使用者の楽な姿勢による物干し部材への洗濯物の吊掛け・取込み作業を確保できるという作用効果を有する。
図1乃至図9に本発明の実施の形態の例を示す。本例の昇降物干し装置は、洗濯物を吊掛ける物干し部材2が昇降自在に設けられた装置本体1と、物干し部材2の昇降操作を行う操作器3とで構成される。装置本体1は、洗濯物を吊掛ける物干し部材2の昇降駆動を行う駆動部4と、上昇させた物干し部材2を収納する収納部5と、駆動部4の運転制御を行う制御部6とを有して構成されている。物干し部材2は、両側に設けた一対の竿受け2aと両側の竿受け2aに架設した複数本の物干し竿2bとで形成されている。なお、物干し竿2bはその長手方向に伸縮自在にしてあり、物干し竿2bを縮めた状態では収納部5に物干し部材2を収納できるが、物干し竿2bを延ばした状態では物干し部材2を収納部5に収納できないようにされている。
ここで、収納部5は下方に開口して天井7に埋設される矩形函状の収納ボックス5aで形成され、この収納ボックス5aは上限位置にある物干し部材2を収納可能にしている。また、駆動部4は収納部5の上方に配設した矩形状の駆動ボックス4aに内装され、駆動ボックス4aの長さ方向の中央部位に配設したモータ8の出力軸に巻取りドラム9を連結し、この巻取りドラム9に一対のワイヤ10を基端側から巻取り自在に装着し、この一対のワイヤ10を駆動ボックス4aの長手方向の両端部位に枢支した各プーリ11にそれぞれ架け回して垂下させ、垂下させた各ワイヤ10の先端を物干し部材2の各竿受け2aの中央部に連結させることで、各ワイヤ10で物干し部材2を吊持させたことで構成されている。しかして、駆動部4によると、モータ8を一方方向に駆動して巻取りドラム9にワイヤ10を巻き取ると物干し部材2が上昇し、モータ8を逆回転方向に駆動して巻取りドラム9に巻付状態にあるワイヤ10を戻すと物干し部材2が下降するようにされている。なお、上記一対のプーリ11はバネ12を介してに駆動ボックス4aに支持されており、ワイヤ10が弛んだときバネ12に引っ張られてプーリ11が移動し、ワイヤ10が弛んだことを弛み検知リミットスイッチ13で検知できるようにされている。この弛み検知リミットスイッチ13は制御部6に接続されており、弛み検知リミットスイッチ13でワイヤ10が弛んだことを検知した場合には、制御部6によって検知前のモータ8の回転方向と反対方向にモータ8を回転駆動させてワイヤ10の弛みを除去できるようにされている。
また、物干し部材2には一定の姿勢を確保して物干し部材2の昇降動作をガイドするパンタグラフ式の伸縮アーム14が設けられている。このパンタグラフ式の伸縮アーム14は左右対称構造を有し、駆動部4の駆動ボックス4aと竿受け2aとを複数のリンク片15で連結させて形成されている。詳しくは、最上部のリンク片15aの上端部は駆動ボックス4aに設けた横方向に長い横長孔16に沿って横方向にスライド自在に支持され、最下部のリンク片15bの下端部は竿受け2aに設けた横方向に長い横長孔17に沿って横方向にスライド自在に支持されており、各リンク片15は上下方向に折り畳み自在とされている。また、最上部のリンク片15aの中央部には摺動突起18が突設され、駆動ボックス4aに穿孔した上下に長い縦長孔19に摺動突起18が上下にスライド自在にされている。しかして、物干し竿2bに任意に洗濯物を吊り下げて物干し部材2自体の重量バランスが悪くなっても、上記ガイド部材である伸縮アーム14によって昇降動作中も物干し部材2の物干し竿2bが水平姿勢を保ち得るようにされている。
また、操作器3は、本例では携帯可能なワイヤレスリモコンで構成され、壁面などに吊り掛け可能にされている。操作器3には、図5のように上昇操作釦20と下降兼停止操作釦21が設けられ、ワイヤレス回線を通じて制御部6に接続されている。基本的には、上昇操作釦20を押し続けることで制御部6を介して物干し部材2が上昇するようにモータ8が駆動されるのであり、上昇操作釦20を押すのを止めたときには制御部6を介してモータ8が停止される。また、下降兼停止操作釦21を押してオンにすると制御部6を介して物干し部材2が下降するようにモータ8が駆動されるのであり、上記オン状態にある下降兼停止操作釦21を再度押すと制御部6を介してモータ8が停止される。また操作器3にはキースイッチ22を設けてあり、キースイッチ22にキーを差し込んでロックを解除したときだけ上昇操作釦20や下降兼停止操作釦21が利くようにされている。
また、駆動部4には、昇降する物干し部材2の下限位置を検出する下限検知リミットスイッチ23、物干し部材2の収納部5への収納位置である物干し部材2の上限位置を検出する上限検知リミットスイッチ24、物干し部材2の干し位置を検出する干し位置検知リミットスイッチ25が設けられている。詳しくは、下限検知リミットスイッチ23は駆動ボックス4aの横長孔16の縁部に設けられており、物干し部材2が下限に位置したときの横長孔16内の最上部のリンク片15aの上端部の位置を検出することで、物干し部材2が下限位置にあることを検出できるようにされている。上限検知リミットスイッチ24、干し位置検知リミットスイッチ25はそれぞれ縦長孔19の縁部に設けられており、物干し部材2が上限に位置したときの縦長孔19内の摺動突起18の位置を検出したり、物干し部材2が干し位置に位置したときの縦長孔19内の摺動突起18の位置を検出することで、物干し部材2が上限位置や干し位置にあることを検出できるようにされている。これら各検知リミットスイッチ23,24,25はそれぞれ制御部6に接続されており、各検知リミットスイッチ23,24,25で物干し部材2が各位置にあることを検出した場合には、制御部6によってモータ8の駆動を停止して各位置でそれぞれ物干し部材2が自動的に停止するようにされている。また、後述するように制御部6によっては、下限位置に至る前の所定位置で物干し部材2が自動的に停止するようにされている。なお、物干し部材2は上述のようにモータ8の駆動で巻き取りドラムにワイヤ10を巻き取らせたり戻したりすることによって昇降されるが、図7のAに示す位置は物干し部材2の上限位置であり、Bに示す位置は洗濯物を干す干し位置であり、Cに示す位置は上記所定位置であり、Dに示す位置は物干し部材2の下限位置である。物干し竿2bはその長手方向に伸縮可能にされているが、図7のB,C,Dの位置では物干し竿2bを伸ばした状態を図示してあり、図7のAの位置ではすなわち収納部5に物干し部材2が収納されるので物干し竿2bを縮めた状態を図示してある
下記に操作器3の操作による物干し部材2の昇降動作を詳述する。
図8のタイムチャートに示すように、操作器3の上昇操作釦20を押し続けたときには、制御部6によってワイヤ10を巻取りドラム9で巻き取るようにモータ8が回転駆動されて物干し部材2が上昇され、上昇操作釦20の押圧を止めた場合にはモータ8が停止されて物干し部材2の上昇が停止される。ここで、物干し部材2が干し位置(B位置)よりも下方位置に位置している場合に操作器3の上昇操作釦20を押し続けて物干し部材2を上昇させたときには、干し位置(B位置)に達した物干し部材2を干し位置検知リミットスイッチ25で検知し、制御部6によってモータ8が停止されて物干し部材2の上昇が停止される。このモータ8の停止は上昇操作釦20を継続して押し続けたことよりも優先的に行われる。そして、この停止した物干し部材2を再度上昇させるには再度操作器3の上昇操作釦20を押し続けることで行われるのであり、物干し部材2を収納部5への収納位置である上限位置(A位置)にまで上昇させることができる。なお、物干し部材2が収納部5への収納位置である上限位置に位置すると、上限検知リミットスイッチ24と制御部6との協働によってモータ8が停止されて物干し部材2が停止される。このように上昇する物干し部材2を必ず干し位置(B位置)で停止させたことによると、物干し竿2bに洗濯物が吊掛けられている場合に天井7付近の適宜の干し位置で室内干しができると共に、物干し竿2bから洗濯物を取り除いて物干し部材2を収納部5に収納しようとした場合にも物干し竿2bが短く縮められて収納部5に収納可能かどうかを干し位置で確認できてこの確認の後に物干し部材2を収納部5に収納するようにできる。つまり、物干し部材2を収納部5に収納するときの物干し竿2bの縮め忘れ防止を促して物干し部材2が天井7面に当たったりする弊害の発生を抑制できるようにされている。
また、操作器3の下降操作釦21を1度押したときには、制御部6によってワイヤ10を巻取りドラム9から戻すようにモータ8が回転駆動されて物干し部材2が下降され続ける。このとき物干し部材2は下限位置にまで至る前に制御部6によって任意の所定位置(C位置)で停止されるようになっている。この所定位置(C位置)は干し位置(B位置)から下限位置(D位置)までの間のある位置に初期設定されているが、制御部6に設けた設定手段26によって干し位置(B位置)から下限位置(D位置)までの間の任意位置に使用者の意思で新たに設定可能にされている。
具体的に、制御部6に設けた設定手段26は図6のように入力認識部27、時間測定部28、記録部29で構成される。そして、上記所定位置(C位置)の新たな設定は、図9のタイムチャートに示すように、干し位置(B位置)から下限位置(D位置)までの間の位置で使用者が新たに所定位置を設定したい位置に物干し部材2を位置させ、この状態で上昇操作釦20と下降操作釦21を同時に所定時間(本例ではたとえば5秒間)押し続ける操作をする。上記所定位置の設定操作は入力認識部27で認識され、制御部6の設定変更モードMに入る。設定変更モードMに入ったときには制御部6にて自動的に物干し部材2が干し位置(B位置)にまで上昇される。このとき干し位置まで物干し部材2が上昇するのに要した時間が時間測定部28で測定され、この測定した時間は設定時間ΔTとして記録部29に記録される。
なお、時間測定部28は、基本的に、干し位置検知リミットスイッチ25と連動していて物干し部材2が干し位置に位置した時点でリセットされると共に、物干し部材2が昇降する間は常に時間測定をしている。詳しくは、時間測定部28は、たとえば物干し部材2を5秒下降させた場合には−5秒と測定すると共に物干し部材2を3秒上昇させた場合には+3秒と測定するといったように、物干し部材2の干し位置通過後の上昇時間と下降時間とを正負を区別して測定している。そして、制御部6では、この時間測定部28で測定された上昇時間と下降時間とを積算させて積算時間を得ている。たとえば上記例では、物干し部材2の下降時間−5秒と物干し部材2の下降時間+3秒とを積算して−2秒の積算時間を得ている。この積算時間はすなわち物干し部材2の現在位置が干し位置との差として現出されたものであり、したがって制御部6では物干し部材2の現在位置が判定されている。
そして、下降する物干し部材2を上記所定位置に停止させるには、制御部6によって、上記積算時間と上記設定時間ΔTとを比較して物干し部材2の必要下降時間を得て、この必要下降時間に応じて物干し部材2を下降させることで行われている。たとえば、記録部29に記録された設定時間が+8秒であり、現在の積算時間が−2秒だったとすると、6秒の必要下降時間分だけ物干し部材2を下降させれば、物干し部材2は設定した所定位置にまで下降されるのである。制御部6によっては上述のようにして下降する物干し部材2を所定位置に停止させるようにしているのであり、これは新たに設定した所定位置に対しても同様に行われる。なお、物干し部材2が所定位置に停止された状態で更に操作器3の下降操作釦21を押すと、物干し部材2は下限位置(D位置)にまで下降される。下限位置にまで物干し部材2が達すると下限検知リミットスイッチ23と制御部6との協働によってモータ8が停止されて物干し部材2が停止される。
ここで、本例の昇降物干し装置にあっては、身長などの体格が異なる各々使用者にあっても物干し部材2への洗濯物の吊掛け・取込みを楽な姿勢で行わせ得るようにしたことに特徴を有している。具体的には、上述のように制御部6によって下降する物干し部材2を下限位置に至る前に所定位置で一旦停止させるようにしたこと、制御部6に設けた設定手段26によって上記所定位置を任意に設定可能にしたことに特徴を有しているのである。つまり、上記所定位置を設定手段26にて使用者に応じた物干し部材2への洗濯物の吊掛け・取込み位置に設定した場合には、下降する物干し部材2が制御部6にて使用者に応じた洗濯物の吊掛け・取込み位置に自動的に停止され、つまり使用者には自身に適した物干し部材2の位置を下降操作釦21を押すだけで簡単に得ることができて洗濯物の吊掛け作業や取込み作業を楽な姿勢で行わせることができるのであって、身長などの体格の異なる個々の使用者に対応した昇降物干し装置の使い勝手の向上が図られているのである。
なお、本例では、制御部6の設定変更モードMは物干し部材2を設定位置から干し位置に上昇させるまでの動作としてあるが、物干し部材2を干し位置に上昇させた後に再び設定した所定位置に自動的に下降させるまでの動作としてもよい。これによると、使用者は新たに設定した所定位置を確認でき、昇降物干し装置の使い勝手の向上を図ることができる。
本発明の実施の形態の例の昇降物干し装置の側断面図である。 同上の正面断面図である。 同上の物干し部材を上昇させたときの要部の正面断面図である。 同上の昇降物干し装置全体の斜視図である。 同上の操作器の正面図である。 同上の制御部のブロック図である。 同上の物干し部材の位置を説明する側面図である。 同上の昇降物干し装置の動作説明図である。 同上の昇降物干し装置の動作説明図である。
符号の説明
1 装置本体
2 物干し部材
3 操作器
4 駆動部
5 収納部
6 制御部
7 天井
8 モータ
9 巻取りドラム
10 ワイヤ
20 上昇操作釦
21 下降操作釦
26 設定手段
A 上限位置
B 干し位置
C 所定位置
D 下限位置
M 設定変更モード

Claims (1)

  1. モータにて駆動される巻取りドラムにワイヤーを巻き取り自在に設けると共に、洗濯物を吊掛ける物干し部材を上記ワイヤーに吊持してなる装置本体を天井に配設し、操作器に設けた上昇操作釦や下降操作釦を押してモータを駆動させることで、巻取りドラムにワイヤーを巻き取らせたり戻したりして物干し部材を昇降させるようにした昇降物干し装置において、物干し部材の上限位置よりも下位の干し位置と下限位置との間に、任意の所定位置を設定変更する設定手段を設け、この設定手段は、設定したい所定位置から干し位置まで物干し部材が上昇するのに要した時間を測定する時間測定部と入力認識部と記録部とを備えており、使用者が新たに所定位置を設定したい位置に物干し部材を位置させる設定操作を行うとこれが上記入力認識部にて認識されて、制御部にて自動的に物干し部材を干し位置にまで上昇させ、この上昇に要した時間が上記時間測定部で測定され、設定時間として上記記録部に記録される設定変更モードを有し、且つ設定した所定位置よりも上方に物干し部材が位置しているときに下降操作釦が押された場合に、上記記録部で記録された設定時間と上記時間測定部で測定された積算時間とを比較して、物干し部材の現在位置と干し位置との差を現す必要下降時間を得、この必要下降時間に応じて物干し部材を上記所定位置まで自動で下降させて停止させる制御部を設けたことを特徴とする昇降物干し装置。
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