JPS6235414Y2 - - Google Patents

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JPS6235414Y2
JPS6235414Y2 JP6281080U JP6281080U JPS6235414Y2 JP S6235414 Y2 JPS6235414 Y2 JP S6235414Y2 JP 6281080 U JP6281080 U JP 6281080U JP 6281080 U JP6281080 U JP 6281080U JP S6235414 Y2 JPS6235414 Y2 JP S6235414Y2
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JP
Japan
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wire rope
shelf
support frame
hanging
drive motor
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JP6281080U
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JPS56165788U (ja
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Priority to JP6281080U priority Critical patent/JPS6235414Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、吊り棚昇降装置に係り、とくに、そ
の棚体に対する障害物の検知装置を設けたものに
関する。
部屋の天井近くに支持枠体を介して固定した正
逆転可能な駆動モータに、モータプーリを連結
し、このモータプーリにワイヤロープを巻き上
げ、巻き戻し可能に連結して垂設するとともに、
ワイヤロープの垂下端部に棚体を吊り下げ保持し
て設け、上記駆動モータを正回転または逆回転さ
せることにより、ワイヤロープを介して棚体を昇
降させるようにした種の吊り棚昇降装置において
は、棚体の下降に際し棚体が棚体下方の障害物に
当つたりすると、吊り棚に搭載された品物が落下
して器物を損傷し、さらには人が怪我をするなど
非常に危険であり、そのため、棚体が障害物に当
つたときには即時に棚体の昇降動作を停止して安
全な状態を維持できるようにすることが望まし
い。
そこで、棚体部分に感震器などの検知素子を取
付け、この検知素子によつて棚体の傾きや棚体に
対する衝激等を検知するとともに、その検知信号
を駆動モータの制御部に伝えて駆動モータを停止
させるようにすることが考えられるが、この場
合、棚体部分に設けられた検知素子からの信号線
を上方に位置する駆動モータの制御部に対して結
線しなければならず、その信号線の巻き取り機構
などのために構造がかなり複雑なものになつてし
まう欠点がある。
本考案は、このような点に鑑みて提案されたも
ので、棚体に対する障害物を検知するためのスイ
ツチをワイヤロープに対して設け、ワイヤロープ
の張力によつて作用させるようにし、障害物検知
の構造が吊り棚昇降の駆動部近傍に納められるよ
うにしたものである。
つぎに、本考案の一実施例を図面について説明
する。
第1図において、1は下方開口の箱体状をなす
支持枠体で、この支持枠体1内の一側部に正逆転
および停止が可能な駆動モータ2が取付けられる
とともに、この駆動モータ2にモータプーリ3が
取付けられ、また、このモータプーリ3には4本
のワイヤロープ4がそれぞれ巻き上げ巻き戻し可
能に一端部を連結され、これらのワイヤロープ4
は、上記支持枠体1内の四隅部に位置して軸架し
た案内ローラ5に対し、それぞれその中途部が掛
け回された状態において支持枠体1の四隅部下方
に垂下され、その垂下端部には棚体6が取付け支
持される。
さらに、上記駆動モータ2には、電源コード7
および制御用コード8の一端部がそれぞれ接続さ
れるとともに、この電源コード7および制御用コ
ード8の他端部にそれぞれ電源プラグ9およびス
イツチボツクス10が取付けられ、これにより、
吊り棚昇降装置11が形成され、そして、この吊
り棚昇降装置11は、上記支持枠体1が部屋の角
隅部における天井Aまたは側壁Bに対して固定さ
れることにより設置される。
この場合、上記各ワイヤロープ4に対する案内
ローラ5は、第2図に示すように、上記支持枠体
1に対しローラ取付け板12を介してそれぞれ2
個一対が同一高さに配置して軸架されるととも
に、その内側方に配設された案内ローラ5aと内
側方に配設された案内ローラ5bとの間に位置し
て上記ローラ取付け板12に、上記ワイヤロープ
4に対するヒンジローラ・レバー型のマイクロス
イツチ13が取付けられる。
また、上記ワイヤロープ4は、上記モータプー
リ3によつて巻き取られる際、一巻きごとに巻き
重ねられてその巻き径を順次に増大するようにな
つており、かつ通常時において、上記棚体6が下
降して最下端に位置するとき、第2図における二
点鎖線で示すように、内側方の案内ローラ5bと
モータプーリ3との間の部分において傾斜する状
態に張り渡されて位置するとともに、棚体6が上
昇して最上端に位置するときは、第2図における
実線で示すように、内側方の案内ローラ5bとモ
ータプーリ3との間の部分においてやや傾斜する
状態に張り渡されて位置するようになつており、
そして、棚体6が最上端に位置するときにおいて
も、内側方の案内ローラ5bとモータプーリ3と
の間に位置する部分のワイヤロープ4が、内外側
方の案内ローラ5b,5a間に位置するワイヤロ
ープ4部分の張り方向に対しプラス方向の角度α
゜を有するように、モータプーリ3の軸心3aは
位置づけられている。
このような構成において、電源ランプ9を図示
しないコンセントに差し込むとともに、棚体6上
に図示しない品物を搭載し、または搭載しない状
態において、スイツチボツクス10におけるスイ
ツチ操作により駆動モータ2を正回転または逆回
転させ、モータプーリ3によつてワイヤロープ4
を巻き上げまたは巻き戻しつつ棚体6を昇降させ
るとともに、任意の高さ位置において停止させる
ことにより使用するものであるが、この場合、ワ
イヤロープ4に吊り下げられた棚体6の下降に際
し、棚体6の下方に障害物等が存在することなく
ワイヤロープ4が正常に張力を備えているとき
は、棚体6の高さ位置にかかわりなく、ワイヤロ
ープ4は内外側方の案内ローラ5b,5a間にお
いても張力を有し、マイクロスイツチ13のヒン
ジローラレバー13aを押圧しマイクロスイツチ
13をオン状態にしている。
ところが、いま第2図における点線で示すよう
に、棚体6の下降に際して棚体6の下方に障害物
14が存在すると、棚体6が障害物14に衝突し
て傾斜し、これとともに、ワイヤロープ4がたる
むため張力が失われることになり、マイクロスイ
ツチ13のヒンジレバーに対する押圧が解かれて
マイクロスイツチ13はオフ状態になる。
この場合、マイクロスイツチ13は上記駆動モ
ータ2の図示されない制御部に対し結線されてお
り、そして、駆動モータ2は、マイクロスイツチ
13がオン状態のときに駆動するとともに、マイ
クロスイツチ13がオフ状態のときに停止される
ようになつている。
本考案によれば、棚体の下降に際し棚体が棚体
下方の障害物に対して衝突した場合など、スイツ
チに対するワイヤロープの押圧が解かれることに
なるため、このスイツチによつて障害物検知を行
わせるとともに、このスイツチからの信号によつ
て棚体の昇降動作を迅速かつ的確に停止させるこ
とができ、しかも、この障害物検知素子として作
用するスイツチは、棚体部分に設けられることな
くワイヤロープに対して設けられるため、障害物
検知のための構造全体が駆動部の近傍に納められ
た状態のものにすることができるので、スイツチ
からのレード線を露出することもなく、また、そ
の巻き取り機構なども不要であり、これにより、
構造の簡単な障害物検知装置を備えた吊り棚昇降
装置が提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
吊り棚昇降装置を設置した状態の斜視図、第2図
はその一部を切欠いた断面図である。 A……天井、1……支持枠体、2……駆動モー
タ、3……モータプーリ、4……ワイヤロープ、
5,5a,5b……案内ローラ、6……棚体、1
3……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井の近傍に固定して設けられた支持枠体と、
    この支持枠体に固定された正逆転可能な駆動モー
    タと、この駆動モータに連結されたモータプーリ
    と、このモータプーリに巻き上げ巻き戻し可能に
    連結して垂設されたワイヤーロープと、このワイ
    ヤロープの垂下端部に吊り下げ保持された棚体と
    を備えたものにおいて、上記支持枠体に軸支して
    配設され上記ワイヤロープの張力を受けて回動し
    つつワイヤロープを案内する2個一対の案内ロー
    ラと、この案内ローラ間部分の上記ワイヤロープ
    に対するように位置して上記支持枠体に設けられ
    通常時ワイヤロープの張力により押圧されている
    検知用のスイツチとを備えたことを特徴とする吊
    り棚昇降装置。
JP6281080U 1980-05-08 1980-05-08 Expired JPS6235414Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6281080U JPS6235414Y2 (ja) 1980-05-08 1980-05-08

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JP6281080U JPS6235414Y2 (ja) 1980-05-08 1980-05-08

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Publication Number Publication Date
JPS56165788U JPS56165788U (ja) 1981-12-08
JPS6235414Y2 true JPS6235414Y2 (ja) 1987-09-09

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ID=29657085

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JP6281080U Expired JPS6235414Y2 (ja) 1980-05-08 1980-05-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0445550Y2 (ja) * 1989-03-30 1992-10-27
JP2516545Y2 (ja) * 1990-01-23 1996-11-06 株式会社城南製作所 昇降式吊戸棚の障害物検出装置
KR101526064B1 (ko) * 2013-09-10 2015-06-04 오아영 시각 장애인용 욕실용품 보관장치

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JPS56165788U (ja) 1981-12-08

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