JP3654203B2 - 昇降式アッパーキャビネット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、昇降式アッパーキャビネットに関し、更に詳しくは台所や洗面室等の上方の壁面に取り付けて使用する昇降式アッパーキャビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のキャビネットとしては、例えば本出願人の提案に係る特願2000−40429号明細書及び図面に記載された発明がある。この従来品は、壁面の上方位置に取り付けられる外筐体と、この外筐体に内蔵される収納庫とで形成され、上記の外筐体が前側に扉を備え、上記の収納庫が相対するリンク部材で外筐体の前側下方の使用位置に自動で回動されて配置自在に形成されているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで収納庫の昇降動作を自動化したこの種のキャビネットは、扉の開閉操作についても自動化できるのが望ましい。なぜなら扉の開閉操作が手動によるのでは、収納庫を使用する度に煩わしい扉の開け閉めが必要になり、収納庫を自動化したメリットが半減するからである。
【0004】
而してこの場合、収納庫の昇降用とは別個に、扉の開閉動作専用のモータを設けるのでは、部品数が増加して製造コストが割高になるだけではなく、外筐体の内部スペースを狭小化させるため、収納庫の容量を小さくさせることにもなる。
従ってこの種のキャビネットは、低コストで、しかも収納庫の容量に影響を与えることなく、収納庫の昇降と扉の開閉とを自動化できるよう形成されているのが望ましい。
【0005】
しかるに従来品は、収納庫の自動昇降に止まるものであったから、部品数を増加させたり、収納庫の容量を小さくさせることなく、収納庫の昇降と扉の開閉の両方を自動化できるこの種キャビネットの出現が従来望まれていた。
【0006】
本発明は、このような従来の実情に鑑み、提案されたものである。
【0007】
従って本発明の技術的課題は、部品数を増やすことなく、収納庫の昇降と扉の開閉を自動化できるよう形成した、低廉で使い勝手の良い昇降式アッパーキャビネットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、次のような技術的手段を採る。
【0009】
即ち本発明は、図1等に示されるように、壁面1の上方位置に取り付けられる外筐体2と、この外筐体2に内蔵される収納庫5とで形成され、上記の外筐体2が前側に扉3を備え、上記の収納庫5が相対するリンク部材6で外筐体2の前側下方の使用位置に回動されて配置自在に形成されている昇降式アッパーキャビネットであって、上記の扉3を収納庫5の下降時に外方に押し開く開扉手段7と、上記の収納庫5を自動で昇降回動させる昇降機構8とを備え、この昇降機構8が、外筐体2に設けられた可逆モータ8aと、この可逆モータ8aで収納庫5の下降時は巻戻されると共に、収納庫5の上昇時は上記開扉手段7の外方への押圧力に抗して巻取られて可逆モータ8aの回転力を収納庫5の昇降動作と扉3の閉塞動作に変換する伝動部材8bと、又上記の可逆モータ8aを制御するためのコントローラ8cとで形成され、上記の可逆モータ8aが収納庫5の背面側中央の上方にあたる外筐体2の内部位置に設けられ、この可逆モータ8aで巻取り巻戻される伝動部材8bが、収納庫5の背面側中央の上部5aを介して一旦後方に返されると共に、滑車9を介して前方に反転されて扉3に連結されていることを特徴とする(請求項1)。
【0010】
ここで外筐体2とは、収納庫5の納まる箇所を意味し、通常、ケース状に形成されている。開扉手段7としては、例えばエアダンパー、コイルバネ、板バネ、ゼンマイ、ゴム等がある。又伝動部材8bとしては、例えばベルト、ワイヤ、チェーン等がある。
【0011】
本発明の場合は、可逆モータ8aで収納庫5をバランス良く昇降動作させることができ、又可逆モータ8aが外筐体2の上部に設けられているため、下部に設けられる場合より伝動部材8bの張架距離を短くでき、その分、円滑に且つ応答性良く収納庫5を昇降動作させることができる。ここで扉3に連結され、とは、具体的には図2に示されるように、伝動部材8bの先端を扉3と外筐体2とに架け渡したリンク10の枢着部10aに連結したり、或いは図6に示されるように、扉3に直接、伝動部材8bの先端を連結することで達成される。
【0012】
又本発明は、図5〜図7に示されるように、扉3が、上方に押し開き自在に形成されると共に、横軸16を介して互いに回動自在に縦に連結された上板3aと下板3bとで形成されているのが好ましい(請求項2)。
【0013】
本発明の場合、扉3は観音開き式でも良いが、この本発明品のように形成されるときは、扉3が押し開かれる際、扉3の下板3bが上板3aから吊り下げられた状態で斜め上方に平行状に回動する。
従ってこれによれば、開扉時に扉3の下端が使用者の顔面や頭部に接近することを防止でき、不安や恐怖を使用者に与えることがない。
【0014】
ここで横軸16とは、上板3aと下板3bとを互いに回動自在に連結するための、例えば金属の丸棒や蝶番等の部材を意味する。本発明の場合、この横軸16の位置、即ち上板3aと下板3bの縦の寸法は任意である。但しこの上板3aと下板3bの縦の寸法は、通常、ほぼ同じ状態に選定されるのが好ましい。なぜなら例えば下板3bの縦の寸法が上板3aに比べ極端に短いと、扉3を全開させたとき、下板3bの下端の位置が低くなり、外筐体2の前側の開口面積を小さくさせるからである。
【0015】
又本発明は、図8、図9に示されるように、外筐体2の側板2bの前側内面に垂直状に案内レール17が設けられ、この案内レール17に係合して上下方向に案内される係合体18が下板3bの下端の側部に設けられ、この係合体18を介して下板3bの下端が案内レール17に拘束されて上下動自在に形成されているのが好ましい(請求項3)。
【0016】
なぜならこの場合は、下板3bを外筐体2の前方に回動させることなく扉3を開けることができるから、開扉時に使用者が受ける不安や恐怖を一掃できるからである。
【0017】
又本発明は、図10等に示されるように、案内レール17の上部に対応する外筐体2の側板2bの前側内面位置に、扉3が全開されるまで収納庫5の下降動作を制止するストッパー19が設けられ、このストッパー19による収納庫5の制止状態が案内レール17に沿って上昇する係合体18の上昇動作で解除自在に形成されているのが好ましい(請求項4)。
【0018】
なぜならこの場合は、扉3を全開後、収納庫5を下降させることができるから、開扉動作時の扉3に、下降する収納庫5内の物品が接触し落下する事故を防止できるからである。
【0019】
又この本発明の場合は、図15等に示されるように、係合体18の上昇動作を補助するための補助機構22を備え、この補助機構22が、係合体18に一端が連結された線状部材22aと、この線状部材22aの他端に連結されて線状部材22aを介して係合体18を案内レール17に沿って上方に牽引する牽引手段22bとで形成されているのが好ましい(請求項5)。
【0020】
なぜならこの場合は、補助機構22によって扉3を円滑に上昇させることができるからである。ここで線状部材22aとしては、例えばワイヤ、紐、ベルト、チェーン等がある。又牽引手段22bとしては、ゼンマイ(図15参照)や重り(図16参照)がある。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に従って説明する。
【0022】
図1等において、1は例えば台所の壁面であり、2はこの壁面1の上方位置に取り付けられた外筐体である。この外筐体2は、上方に押し開き自在に形成された扉3を前側に備え、又この実施形態では下面2aの全体が開口されて箱形に形成されている。4は、扉3を外筐体2に回動自在に取り付けるための蝶番である。
【0023】
5は、外筐体2に内蔵された収納庫である。本発明品は、この収納庫5と上記の外筐体2とを備え、収納庫5が相対する両側のリンク部材6で外筐体2の前側下方の使用位置に回動されて配置自在に形成されている。
【0024】
7は、上記の扉3を、収納庫5の下降時に外方に押し開く開扉手段である。この開扉手段7は、例えばエアダンパーで形成され、扉3の裏面に先端が枢着されると共に、基端が外筐体2の側板2bの内面に枢着されている。
【0025】
8は、上記の収納庫5を自動で昇降回動させる昇降機構である。この昇降機構8は、外筐体2に設けられた可逆モータ8aと、この可逆モータ8aで収納庫5の下降時は巻戻されると共に、収納庫5の上昇時は上記開扉手段7の外方への押圧力に抗して巻取られて可逆モータ8aの回転力を収納庫5の昇降動作と扉3の閉塞動作に変換する伝動部材8bと、又上記の可逆モータ8aを制御するためのコントローラ8cとで形成されている。
【0026】
上記の可逆モータ8aは、本発明では収納庫5の背面側中央の上方にあたる外筐体2の内部位置に設けられている。この実施形態の場合、可逆モータ8aはブレーキ機能を備え、運転の停止時における収納庫5の落下を、他の特別な機構を伴うことなく防止できるよう形成されている。
【0027】
又上記の伝動部材8bは、この実施形態ではベルトで構成され、収納庫5の背面側中央の上部5aを介して一旦後方に返されると共に、滑車9を介して前方に反転され、扉3と外筐体2に架け渡されたリンク10(図2参照)の枢着部10aに連結されている。
【0028】
又上記のコントローラ8cは、各種のスイッチ類からの信号を受けると予め設定された手順で信号を出力する制御回路と、この制御回路からの信号により可逆モータ8aを駆動させる駆動回路等を備えてなる。各種のスイッチ類としては、収納庫5の前側下部の片側に設けられた、上昇スイッチ11(図1参照)、下降スイッチ12、緊急停止スイッチ13や、外筐体2の側板2bの内面に設けられてリンク部材6の回動位置を検知するセンサ14、15(図2参照)等がある。
【0029】
センサ14は、収納庫5が使用位置に配置されるとコントローラ8cに信号を出力し、センサ15は収納庫5が外筐体2に格納されると検知信号を出力するものである。
【0030】
次に本発明品の作用を、図4に従って説明する。
【0031】
収納庫5が外筐体2に格納された状態で(図3参照)、使用者が下降スイッチ12を入れると、可逆モータ8aが回転して伝動部材8bが巻戻される。すると扉3が、開扉手段7としてのエアダンパーの作用で押し開かれ、同時に収納庫5がリンク部材6で平行状態を保ちながら、且つ伝動部材8bとしてのベルトで規制されながら、徐々に自重で下降する。そして収納庫5が使用位置に配置されると(図2の状態参照)、センサ14からの検知信号がコントローラ8cに送られ、コントローラ8cからの信号により可逆モータ8aの駆動が停止する。
【0032】
次に上昇スイッチ11を入れると、可逆モータ8aが逆回転し、開扉手段7としてのエアダンパーの押圧力に抗して伝動部材8bが巻取られる。すると収納庫5が上昇し、同時に扉3が徐々に閉じられる。そして収納庫5が外筐体2に格納されると、センサ15からコントローラ8cに検知信号が送られ、この信号を受けるとコントローラ8cから可逆モータ8aに駆動停止信号が送られ、可逆モータ8aの駆動が停止する。
【0033】
以上の処において、本発明は、図5〜図7に示されるように、上記の扉3が、横軸16としての例えば蝶番を介して互いに回動自在に縦に連結された上板3aと下板3bとで形成されているのでも良い。この本発明の場合、その他の部材、構成は、上例と同様であるため、同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0034】
この本発明の場合は、扉3が開扉手段7で押し開かれると、上板3aが上方に回動し、この上板3aから下板3bが垂れ下がった状態で引き上げられる。従ってこれによると、扉3の回動半径が、扉3が一枚板で形成される場合(図1参照)に比べ短くなるから、扉3の下端を前方へ大きく突き出させることなく安全に開扉させることができる。
【0035】
又このように扉3を上板3aと下板3bで形成する場合は、図8、図9に示されるように、下板3bの下端を案内レール17に拘束させて上下動自在に形成するのでも良い。案内レール17は、この実施形態ではリップ溝形鋼状に形成され、外筐体2の側板2bの前側内面位置に垂直状に設けられている。又18は、この案内レール17に係合して上下方向に案内される係合体である。この係合体18は、下板3bの下端の側部に軸18aで回転自在に取り付けられ、案内レール17に沿って回転しながら円滑に上下動するよう形成されている。
【0036】
又本発明は、図10に示されるように、案内レール17の上部に対応する外筐体2の側板2bの前側内面位置に、扉3が全開されるまで収納庫5の下降動作を制止するストッパー19が設けられるのでも良い。このストッパー19は、この実施形態では金属板で鉤形に形成され、取付け軸19aを中心に外筐体2の側板2bの内面に回転自在に設けられている。又ストッパー19は、コイルバネ20で下端部19bが外筐体2の奥側に牽引されている。段差状に形成された下端部19bは、収納庫5の側板5bに設けられた突起21に係合され、コイルバネ20の牽引力で収納庫5は下降動作が制止されている。
【0037】
この本発明の場合は、係合体18が上昇し、軸18aがストッパー19の上片19cをコイルバネ20の牽引力に抗して押し上げると、収納庫5の制止状態が解除される(図11参照)。その結果収納庫5が下降し、収納庫5が使用位置に配置されると可逆モータ8aの駆動が停止する(図12参照)。
【0038】
この場合上記のストッパー19は、例えば図13に示されるように、案内レール17に沿って上下動自在に形成されているのでも良い。この実施形態のストッパー19は、案内レール17の上部の所定位置に案内レール17に沿って上下動自在に配置され、係合体18で押し上げられると(図14参照)、収納庫5に設けられた突起21との係合状態が解除される。なおこの場合、ストッパー19の復帰動作は、自重によるのでも、或いはバネの復元力を利用して行なわせるのでも良い。
【0039】
又本発明は、図15に示されるように、係合体18の上昇動作を補助するための補助機構22を備えてなるのでも良い。この補助機構22は、この実施形態では係合体18に一端が連結された線状部材22aとしてのワイヤと、この線状部材22aの他端に連結されて線状部材22aを介して係合体18を案内レール17に沿って上方に牽引する牽引手段22bとしての例えばゼンマイとで形成されている。この本発明の場合は、開扉手段7が扉3を押し開く際、牽引手段22bとしてのゼンマイの巻取り力によって係合体18が引き上げられ、開扉手段7の押圧動作が補助される。
【0040】
而して牽引手段22bは、その他例えば図16に示されるように、重りで構成されるのでも良い。この牽引手段22bとしての重りは、線状部材22aとしての例えばワイヤの他端に連結され、外筐体2の内面適宜箇所に設けられた滑車23を介して外筐体2の奥側に吊下げられている。この本発明品の場合は、開扉手段7で扉3が押し開かれると、牽引手段22bとしての重りの下降作用で開扉手段7の押圧動作が補助されるものである。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、扉を収納庫の下降時に外方に押し開く開扉手段と、上記の収納庫を自動で昇降回動させる昇降機構とを備え、この昇降機構の可逆モータで収納庫の昇降動作だけではなく、扉の閉塞動作も行なわせるものである。
【0042】
従って本発明の場合は、部品数を増やすことなく、収納庫の昇降と扉の開閉の両方を自動化できるから、これによれば使い勝手の良い昇降式アッパーキャビネットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明キャビネットの好適な一実施形態を示す使用状態時の斜視図である。
【図2】 同上キャビネットの使用状態時の要部断面図である。
【図3】 同上キャビネットの収納庫の格納時における要部断面図である。
【図4】 同上キャビネットの作用を説明するための流れ図である。
【図5】 同上キャビネットの他の実施形態を示す使用状態時の斜視図である。
【図6】 図5に係る本発明品の使用状態時の要部断面図である。
【図7】 図5に係る本発明品の収納庫の格納時における要部断面図である。
【図8】 図5に係る本発明品の他の実施形態を示す使用状態時の要部断面図である。
【図9】 図8のIXーIX線における要部断面図である。
【図10】 図8に係る本発明品の他の実施形態を示す使用状態時の要部断面図である。
【図11】 図10に係る本発明品の作用を説明するための要部断面図である。
【図12】 図10に係る本発明品の作用を説明するための流れ図である。
【図13】 図10に係る本発明品の他の実施形態を示す使用状態時の要部断面図である。
【図14】 図13に係る本発明品の作用を説明するための要部断面図である。
【図15】 図8に係る本発明品の他の実施形態を示す使用状態時の要部断面図である。
【図16】 図8に係る本発明品の更に他の実施形態を示す使用状態時の要部断面図である。
【符号の説明】
1 壁面
2 外筐体
3 扉
4 蝶番
5 収納庫
6 リンク部材
7 開扉手段
8 昇降機構
8a 可逆モータ
8b 伝動部材
8c コントローラ
Claims (5)
- 壁面の上方位置に取り付けられる外筐体と、この外筐体に内蔵される収納庫とで形成され、上記の外筐体が前側に扉を備え、上記の収納庫が相対するリンク部材で外筐体の前側下方の使用位置に回動されて配置自在に形成されている昇降式アッパーキャビネットであって、上記の扉を収納庫の下降時に外方に押し開く開扉手段と、上記の収納庫を自動で昇降回動させる昇降機構とを備え、この昇降機構が、外筐体に設けられた可逆モータと、この可逆モータで収納庫の下降時は巻戻されると共に、収納庫の上昇時は上記開扉手段の外方への押圧力に抗して巻取られて可逆モータの回転力を収納庫の昇降動作と扉の閉塞動作に変換する伝動部材と、又上記の可逆モータを制御するためのコントローラとで形成され、上記の可逆モータが収納庫の背面側中央の上方にあたる外筐体の内部位置に設けられ、この可逆モータで巻取り巻戻される伝動部材が、収納庫の背面側中央の上部を介して一旦後方に返されると共に、滑車を介して前方に反転されて扉に連結されていることを特徴とする昇降式アッパーキャビネット。
- 請求項1記載の昇降式アッパーキャビネットであって、扉が、上方に押し開き自在に外筐体に取り付けられると共に、横軸を介して互いに回動自在に縦に連結された上板と下板とで形成されていることを特徴とする昇降式アッパーキャビネット。
- 請求項2記載の昇降式アッパーキャビネットであって、外筐体の側板の前側内面に垂直状に案内レールが設けられ、この案内レールに係合して上下方向に案内される係合体が下板の下端の側部に設けられ、この係合体を介して下板の下端が案内レールに拘束されて上下動自在に形成されていることを特徴とする昇降式アッパーキャビネット。
- 請求項3記載の昇降式アッパーキャビネットであって、案内レールの上部に対応する外筐体の側板の前側内面位置に、扉が全開されるまで収納庫の下降動作を制止するストッパーが設けられ、このストッパーによる収納庫の制止状態が案内レールに沿って上昇する係合体の上昇動作で解除自在に形成されていることを特徴とする昇降式アッパーキャビネット。
- 請求項3又は4記載の昇降式アッパーキャビネットであって、係合体の上昇動作を補助するための補助機構を備え、この補助機構が、係合体に一端が連結された線状部材と、この線状部材の他端に連結されて線状部材を介して係合体を案内レールに沿って上方に牽引する牽引手段とで形成されていることを特徴とする昇降式アッパーキャビネット。
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