JP2565500Y2 - 巻き取り制御装置 - Google Patents
巻き取り制御装置Info
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- JP2565500Y2 JP2565500Y2 JP1991067687U JP6768791U JP2565500Y2 JP 2565500 Y2 JP2565500 Y2 JP 2565500Y2 JP 1991067687 U JP1991067687 U JP 1991067687U JP 6768791 U JP6768791 U JP 6768791U JP 2565500 Y2 JP2565500 Y2 JP 2565500Y2
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- Japan
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- winding
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、昇降部材をなすロール
スクリーン、ロール網戸、シャッター等を電動により開
閉制御するにあたって、特に閉動作時における昇降部材
の逆巻きを防止する巻き取り制御装置に関するものであ
る。
スクリーン、ロール網戸、シャッター等を電動により開
閉制御するにあたって、特に閉動作時における昇降部材
の逆巻きを防止する巻き取り制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えばガレージをはじめ工場、倉庫等に
は、外部の操作スイッチにおけるスイッチ操作に基づい
て電動により開閉制御される電動シャッターが多く用い
られているが、近年では、シャッターだけでなく、日除
け、映写用に用いられるスクリーンや涼を取って虫の飛
来を防ぐ網戸についても、同様に電動によりその開閉が
制御されるようになっている。
は、外部の操作スイッチにおけるスイッチ操作に基づい
て電動により開閉制御される電動シャッターが多く用い
られているが、近年では、シャッターだけでなく、日除
け、映写用に用いられるスクリーンや涼を取って虫の飛
来を防ぐ網戸についても、同様に電動によりその開閉が
制御されるようになっている。
【0003】ここで、電動ロールスクリーンを例にとっ
て説明すると、電動ロールスクリーンは図4および図5
に示すように開スイッチ31a、閉スイッチ31b、停
止スイッチ31cからなる操作スイッチ31と、ガイド
レール32に沿って昇降部材をなすロールスクリーン3
3を昇降させるモータ34と、操作スイッチ31の押下
によるスイッチ信号に基づいて電源35とモータ34と
の間に設けられた電源供給用スイッチ36と開閉切替え
スイッチ37の2つのスイッチを切替え制御する制御回
路38とを備えており、電源の供給によりモータ34が
回転してロールスクリーン1の開動作あるいは閉動作が
行われるように構成されている。
て説明すると、電動ロールスクリーンは図4および図5
に示すように開スイッチ31a、閉スイッチ31b、停
止スイッチ31cからなる操作スイッチ31と、ガイド
レール32に沿って昇降部材をなすロールスクリーン3
3を昇降させるモータ34と、操作スイッチ31の押下
によるスイッチ信号に基づいて電源35とモータ34と
の間に設けられた電源供給用スイッチ36と開閉切替え
スイッチ37の2つのスイッチを切替え制御する制御回
路38とを備えており、電源の供給によりモータ34が
回転してロールスクリーン1の開動作あるいは閉動作が
行われるように構成されている。
【0004】すなわち、図6のフローチャート図に示す
ようにイニシャライズが行われ(ST11)、操作スイ
ッチ31の入力待ち状態に移行し(ST12)、開スイ
ッチ31aがオンすると(ST13−Yes)、開動作
が開始される(ST14)。また、開スイッチ31aが
オンせずに(ST13−No)閉スイッチ31bがオン
すると(ST15−Yes)、閉動作が開始される(S
T16)。そして、ロールスクリーン33が昇降制御さ
れている際に停止スイッチ31cがオンすると(ST1
7−Yes)、その時点でロールスクリーン33が停止
し(ST18)、操作スイッチ31の入力待ち状態に移
行する(ST12)。また、停止スイッチ31cがオン
しなければ(ST17−No)、操作スイッチ31の入
力待ち状態に移行する(ST12)。
ようにイニシャライズが行われ(ST11)、操作スイ
ッチ31の入力待ち状態に移行し(ST12)、開スイ
ッチ31aがオンすると(ST13−Yes)、開動作
が開始される(ST14)。また、開スイッチ31aが
オンせずに(ST13−No)閉スイッチ31bがオン
すると(ST15−Yes)、閉動作が開始される(S
T16)。そして、ロールスクリーン33が昇降制御さ
れている際に停止スイッチ31cがオンすると(ST1
7−Yes)、その時点でロールスクリーン33が停止
し(ST18)、操作スイッチ31の入力待ち状態に移
行する(ST12)。また、停止スイッチ31cがオン
しなければ(ST17−No)、操作スイッチ31の入
力待ち状態に移行する(ST12)。
【0005】ところで、上述した構成において、閉動作
中にロールスクリーン33が障害物に接触したり、ガイ
ドレール32に引っ掛かったりした状態で、モータ34
を回転させて閉動作を継続すると、ロールスクリーン3
3の生地が弛んで逆巻きを起こし、生地が破れたり、巻
き取りドラムに絡んで動かなくなり、外からロールスク
リーン33を引っ張って戻そうとしてもモータ34にブ
レーキが掛かって巻き取りドラムが回転せず、ロールス
クリーン33が降下しないことがあった。
中にロールスクリーン33が障害物に接触したり、ガイ
ドレール32に引っ掛かったりした状態で、モータ34
を回転させて閉動作を継続すると、ロールスクリーン3
3の生地が弛んで逆巻きを起こし、生地が破れたり、巻
き取りドラムに絡んで動かなくなり、外からロールスク
リーン33を引っ張って戻そうとしてもモータ34にブ
レーキが掛かって巻き取りドラムが回転せず、ロールス
クリーン33が降下しないことがあった。
【0006】また、比較的重量の軽いスラットによりシ
ャッターが構成されている場合には、閉動作中に水切り
が障害物に接触して外部から負荷が加わると、前述のロ
ールスクリーン33と同様にスラットが逆巻きを起こ
し、スラットが外れる等の故障を引き起こしたり、シャ
ッターの直下にいる人を挟んで傷を負わせる等の事故を
招くことがあった。
ャッターが構成されている場合には、閉動作中に水切り
が障害物に接触して外部から負荷が加わると、前述のロ
ールスクリーン33と同様にスラットが逆巻きを起こ
し、スラットが外れる等の故障を引き起こしたり、シャ
ッターの直下にいる人を挟んで傷を負わせる等の事故を
招くことがあった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】そこで、上述した障害
物を検知する対策として、従来はロールスクリーン33
の下部に固定されたボトム39にテープスイッチ等を設
置していたが、この構造では、取り付けが悪く、特に、
ロールスクリーン33がガイドレール32等に引っ掛か
った場合には、逆巻き防止対策にならないという問題が
あった。
物を検知する対策として、従来はロールスクリーン33
の下部に固定されたボトム39にテープスイッチ等を設
置していたが、この構造では、取り付けが悪く、特に、
ロールスクリーン33がガイドレール32等に引っ掛か
った場合には、逆巻き防止対策にならないという問題が
あった。
【0008】また、モータ34に接続されたタコジェネ
レータの電圧の変化からモータ34の速度を監視してモ
ータ34に加わる負荷の検知も行っていたが、ロールス
クリーン33や大きさの比較的小さい窓シャッターで
は、ロールスクリーン33やスラットの重量が小さく軽
いため、モータ34の速度を変化させるまでの力が伝達
されないという問題があった。また、特に、スリット式
シャッターでは構造上に無理があった。
レータの電圧の変化からモータ34の速度を監視してモ
ータ34に加わる負荷の検知も行っていたが、ロールス
クリーン33や大きさの比較的小さい窓シャッターで
は、ロールスクリーン33やスラットの重量が小さく軽
いため、モータ34の速度を変化させるまでの力が伝達
されないという問題があった。また、特に、スリット式
シャッターでは構造上に無理があった。
【0009】そこで、本考案は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、閉動作中における外部
からの負荷によって生ずる逆巻きを防止して安全の向上
が図れる巻き取り制御装置を提供することにある。
れたものであって、その目的は、閉動作中における外部
からの負荷によって生ずる逆巻きを防止して安全の向上
が図れる巻き取り制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案による請求項1記載の巻き取り制御装置は、
電動によりガイドレール6に沿って昇降する昇降部材1
と、該昇降部材の昇降に伴って長さが変化するべくワイ
ヤ22の一端22aが前記昇降部材の一端部に接続され
た距離計21と、前記ワイヤの引き出された長さの変化
に基づいて前記昇降部材の位置を判別する制御回路10
とを備えたことを特徴としている。
め、本考案による請求項1記載の巻き取り制御装置は、
電動によりガイドレール6に沿って昇降する昇降部材1
と、該昇降部材の昇降に伴って長さが変化するべくワイ
ヤ22の一端22aが前記昇降部材の一端部に接続され
た距離計21と、前記ワイヤの引き出された長さの変化
に基づいて前記昇降部材の位置を判別する制御回路10
とを備えたことを特徴としている。
【0011】
【作用】電動により昇降部材1がガイドレール6に沿っ
て昇降すると、この昇降部材1の昇降動作に並行して、
距離計21のワイヤ22の巻き取りあるいは引き出しが
行われ、制御回路10はワイヤ22の引き出された長さ
の変化に基づいて昇降部材1の位置を判別する。
て昇降すると、この昇降部材1の昇降動作に並行して、
距離計21のワイヤ22の巻き取りあるいは引き出しが
行われ、制御回路10はワイヤ22の引き出された長さ
の変化に基づいて昇降部材1の位置を判別する。
【0012】
【実施例】図1は本考案による巻き取り制御装置を電動
ロールスクリーンに適用した場合の実施例を示す図、図
2は同装置の一部拡大斜視図、図3は同装置の回路構成
を示すブロック図である。
ロールスクリーンに適用した場合の実施例を示す図、図
2は同装置の一部拡大斜視図、図3は同装置の回路構成
を示すブロック図である。
【0013】スクリーン面を形成する昇降部材としての
ロールスクリーン1の上端は、ボックス2内の巻き取り
パイプ3に固定されており、下端は断面略M状に2分割
されたボトム4に挟持された状態でネジ等により締着さ
れて固定されている。また、ロールスクリーン1の両側
端は、断面コ字状のインナーレール5に固定保持されて
いる。
ロールスクリーン1の上端は、ボックス2内の巻き取り
パイプ3に固定されており、下端は断面略M状に2分割
されたボトム4に挟持された状態でネジ等により締着さ
れて固定されている。また、ロールスクリーン1の両側
端は、断面コ字状のインナーレール5に固定保持されて
いる。
【0014】ロールスクリーン1が巻き取り収納される
ボックス2の下部両端には、ガイドレール6が立設され
ている。このガイドレール6の内壁面には、上下方向に
細長の切欠き溝7が形成されており、インナーレール5
は切欠き溝7に沿って上下動自在にガイドレール6内に
収容されている。ボトム4の垂直方向で巻き取りパイプ
3と近接した位置には距離計21が設けられている。距
離計21は、ワイヤ22の一端22aがネジ等によりボ
トム4に固定され、ロールスクリーン1の昇降に伴って
引き出しあるいは巻き取りが行われるもので、ワイヤ2
2の引き出された長さを計測するロータリーエンコーダ
(図示せず)が距離計本体21aに内蔵されている。
ボックス2の下部両端には、ガイドレール6が立設され
ている。このガイドレール6の内壁面には、上下方向に
細長の切欠き溝7が形成されており、インナーレール5
は切欠き溝7に沿って上下動自在にガイドレール6内に
収容されている。ボトム4の垂直方向で巻き取りパイプ
3と近接した位置には距離計21が設けられている。距
離計21は、ワイヤ22の一端22aがネジ等によりボ
トム4に固定され、ロールスクリーン1の昇降に伴って
引き出しあるいは巻き取りが行われるもので、ワイヤ2
2の引き出された長さを計測するロータリーエンコーダ
(図示せず)が距離計本体21aに内蔵されている。
【0015】次に、図3に基づいて回路構成について説
明する。制御回路10には外部よりロールスクリーン1
の開閉および停止動作を制御する開スイッチ11a、閉
スイッチ11b、停止スイッチ11cを備えた操作スイ
ッチ11が接続されている。また、制御回路10にはロ
ールスクリーン1の上限および下限の停止位置で動作す
る上限リミットスイッチ12および下限リミットスイッ
チ13が接続されている。さらに、操作スイッチ11に
おける各スイッチ11a,11b,11cおよび各リミ
ットスイッチ12,13の信号は制御回路10に入力し
ている。また、制御回路10およびロールスクリーン1
を昇降するモータ14は信号線15を介して電源16に
接続されており、電源16とモータ14との間には制御
回路10からの制御信号に基づいてモータ14に対する
電源の供給をオン・オフする電源供給用スイッチ17
と、ロールスクリーン1の昇降に応じてモータ14の回
転方向を切り替える開閉切替えスイッチ18とが直列に
接続されている。制御回路10には距離計21が接続さ
れており、距離計本体21aより引き出されたワイヤ2
2の長さを計測するロータリーエンコーダ(不図示)の
信号に基づいてボトム4の位置判別を行っている。
明する。制御回路10には外部よりロールスクリーン1
の開閉および停止動作を制御する開スイッチ11a、閉
スイッチ11b、停止スイッチ11cを備えた操作スイ
ッチ11が接続されている。また、制御回路10にはロ
ールスクリーン1の上限および下限の停止位置で動作す
る上限リミットスイッチ12および下限リミットスイッ
チ13が接続されている。さらに、操作スイッチ11に
おける各スイッチ11a,11b,11cおよび各リミ
ットスイッチ12,13の信号は制御回路10に入力し
ている。また、制御回路10およびロールスクリーン1
を昇降するモータ14は信号線15を介して電源16に
接続されており、電源16とモータ14との間には制御
回路10からの制御信号に基づいてモータ14に対する
電源の供給をオン・オフする電源供給用スイッチ17
と、ロールスクリーン1の昇降に応じてモータ14の回
転方向を切り替える開閉切替えスイッチ18とが直列に
接続されている。制御回路10には距離計21が接続さ
れており、距離計本体21aより引き出されたワイヤ2
2の長さを計測するロータリーエンコーダ(不図示)の
信号に基づいてボトム4の位置判別を行っている。
【0016】上記構成による巻き取り制御装置では、開
スイッチ11a又は閉スイッチ11bのオン操作により
ロールスクリーン1が昇降動作し、このロールスクリー
ン1の昇降動作に伴って距離計本体21aより引き出さ
れたワイヤ22の長さに基づいてボトム4の位置判別を
行っている。そして、ロールスクリーン1の開閉動作中
に、停止スイッチ11cがオン操作されず、かつリミッ
トスイッチ12,13がオフしている状態で、距離計本
体21aより引き出されたワイヤ22の長さに変化が無
ければ、ロールスクリーン1に異常が発生したとしてロ
ールスクリーン1を停止している。
スイッチ11a又は閉スイッチ11bのオン操作により
ロールスクリーン1が昇降動作し、このロールスクリー
ン1の昇降動作に伴って距離計本体21aより引き出さ
れたワイヤ22の長さに基づいてボトム4の位置判別を
行っている。そして、ロールスクリーン1の開閉動作中
に、停止スイッチ11cがオン操作されず、かつリミッ
トスイッチ12,13がオフしている状態で、距離計本
体21aより引き出されたワイヤ22の長さに変化が無
ければ、ロールスクリーン1に異常が発生したとしてロ
ールスクリーン1を停止している。
【0017】このように、上述した実施例では、ボトム
4の垂直方向で巻き取りパイプ3と近接した位置に距離
計21を設け、距離計本体21aより引き出されるワイ
ヤ22の一端をボトム4に固定し、ロールスクリーン1
の昇降に伴って変化するワイヤ22の長さを検出してボ
トム4の位置を判別しているので、ロールスクリー1の
開閉動作中に距離計本体21aより引き出されたワイヤ
22の長さに変化が無い時点でロールスクリーン1に異
常が発生したと判断して停止する。
4の垂直方向で巻き取りパイプ3と近接した位置に距離
計21を設け、距離計本体21aより引き出されるワイ
ヤ22の一端をボトム4に固定し、ロールスクリーン1
の昇降に伴って変化するワイヤ22の長さを検出してボ
トム4の位置を判別しているので、ロールスクリー1の
開閉動作中に距離計本体21aより引き出されたワイヤ
22の長さに変化が無い時点でロールスクリーン1に異
常が発生したと判断して停止する。
【0018】したがって、閉動作中にロールスクリーン
1が障害物に接触したり、ガイドレール等に引っ掛かっ
て異常が発生した場合には、即座にロールスクリーン1
が停止され、従来問題となっていたロールスクリーンの
逆巻きを確実に防止して安全を確保することができる。
1が障害物に接触したり、ガイドレール等に引っ掛かっ
て異常が発生した場合には、即座にロールスクリーン1
が停止され、従来問題となっていたロールスクリーンの
逆巻きを確実に防止して安全を確保することができる。
【0019】また、ロールスクリーン1の昇降に伴って
変化するワイヤ22の長さに応じてボトム4の位置が判
別できるので、特に、日除けのスクリーンにおいて重要
な機能である中途位置でロールスクリーンを停止させる
ことができる。
変化するワイヤ22の長さに応じてボトム4の位置が判
別できるので、特に、日除けのスクリーンにおいて重要
な機能である中途位置でロールスクリーンを停止させる
ことができる。
【0020】ところで、上述した実施例は、電動ロール
スクリーンに適用した場合について説明したが、この
他、電動ロール網戸、電動シャッター等に適用しても同
様の効果を得ることができる。
スクリーンに適用した場合について説明したが、この
他、電動ロール網戸、電動シャッター等に適用しても同
様の効果を得ることができる。
【0021】また、上述した実施例では、ロールスクリ
ーン1をガイドレール6に沿って閉操作した際のロール
スクリーン1の逆巻きを防止する装置として電動ロール
スクリーンに適用した場合について説明したが、閉操作
した際に外部より過負荷が加わった場合にも同様に利用
することができる。
ーン1をガイドレール6に沿って閉操作した際のロール
スクリーン1の逆巻きを防止する装置として電動ロール
スクリーンに適用した場合について説明したが、閉操作
した際に外部より過負荷が加わった場合にも同様に利用
することができる。
【0022】例えば比較的重量の軽いスラットによりシ
ャッターが構成されている場合、閉動作中に水切りが障
害物に接触して外部から負荷が加わっても、スラットが
逆巻きを起こすことなく、スラットが外れる等の故障を
引き起こしたり、シャッターの直下にいる人を挟んで傷
を負わせる等の事故を未然に防ぐことができる。
ャッターが構成されている場合、閉動作中に水切りが障
害物に接触して外部から負荷が加わっても、スラットが
逆巻きを起こすことなく、スラットが外れる等の故障を
引き起こしたり、シャッターの直下にいる人を挟んで傷
を負わせる等の事故を未然に防ぐことができる。
【0023】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の巻き取り
制御装置によれば、開閉動作中の昇降部材の位置を判別
でき、閉動作中の外部からの負荷によって生ずる昇降部
材(例えばロールスクリーン、シャッター等)の逆巻き
を確実に防止して安全を確保することができる。
制御装置によれば、開閉動作中の昇降部材の位置を判別
でき、閉動作中の外部からの負荷によって生ずる昇降部
材(例えばロールスクリーン、シャッター等)の逆巻き
を確実に防止して安全を確保することができる。
【図1】本考案による巻き取り制御装置を電動ロールス
クリーンに適用した場合の実施例を示す図
クリーンに適用した場合の実施例を示す図
【図2】同装置の一部拡大斜視図
【図3】同装置の回路構成を示すブロック図
【図4】従来の電動ロールスクリーンの回路構成を示す
ブロック図
ブロック図
【図5】従来の電動ロールスクリーンの全体構成を示す
図
図
【図6】電動ロールスクリーンの全体の概略動作を示す
フローチャート図
フローチャート図
1 ロールスクリーン(昇降部材) 4 ボトム 6 ガイドレール 10 制御回路 21 距離計 22 ワイヤ
Claims (1)
- 【請求項1】 電動によりガイドレール(6)に沿って
昇降する昇降部材(1)と、該昇降部材の昇降に伴って
長さが変化するべくワイヤ(22)の一端(22a)が
前記昇降部材の一端部に接続された距離計(21)と、
前記ワイヤの引き出された長さの変化に基づいて前記昇
降部材の位置を判別する制御回路(10)とを備えたこ
とを特徴とする巻き取り制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991067687U JP2565500Y2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 巻き取り制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991067687U JP2565500Y2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 巻き取り制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0514495U JPH0514495U (ja) | 1993-02-26 |
JP2565500Y2 true JP2565500Y2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=13352152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991067687U Expired - Fee Related JP2565500Y2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 巻き取り制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565500Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH056394Y2 (ja) * | 1985-02-20 | 1993-02-18 |
-
1991
- 1991-08-01 JP JP1991067687U patent/JP2565500Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0514495U (ja) | 1993-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |