JP3698486B2 - 幕体開閉制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、カーテン、ブラインド、シェード、スクリーン、緞帳等の幕体を開閉制御するときに用いられる幕体開閉制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例のようなカーテンを開閉する装置としては、例えば、窓部、壁部、天井部等に架設したレールに対してカーテンを開閉可能に吊設し、レールの一側端部に取付けたモータ駆動部の駆動力によりカーテンを上下又は左右に開閉するカーテン開閉装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したカーテンを開閉制御する場合、開位置及び閉位置に取付けたリミットスイッチでカーテンの端部を検知したとき、モータ駆動部を駆動停止することで、カーテンを開位置及び閉位置に停止できるが、各位置に取付けたリミットスイッチとモータ駆動部とを接続しなければならず、配線作業及び接続作業に手間が掛かる。且つ、カーテンを開閉位置に停止したとき、上下又は左右にカーテンの端部が揺動することがあり、リミットスイッチがカーテンの端部を重複して検知したり、リミットスイッチに生じる接点不良等により誤動作が起きやすく、精度及び信頼性に欠けるという問題点を有している。
【0004】
また、他の制御手段として、カーテンを開位置及び閉位置に強制的に停止したとき、モータ駆動部を制御する制御回路に過電流が生じるため、その制御回路に生じる過電流を検知手段により検知してモータ駆動部を駆動停止することで、カーテンを開位置及び閉位置に停止できるが、モータ駆動部を駆動停止するまで制御回路に過電流が生じているため、回路障害及び誤動作が起きる原因となる。且つ、開位置及び閉位置に停止する度にモータ駆動部に負荷が付与されるため、モータ駆動部の寿命が短くなるという問題点を有している。
【0005】
この発明は上記問題に鑑み、前記幕体の移動が停止され前記エンコーダからパルス信号が続いて出力されなくなったときの信号間隔時間と、該幕体の移動が停止されるまえに前記設定手段に記憶した停止判定時間とを停止制御手段で比較して、信号間隔時間が停止判定時間を越えたとき駆動手段を停止させることで、幕体を開閉位置及び移動が阻害される位置に即時停止することができる幕体開閉制御装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、上記幕体の開閉による移動に対応してパルス信号を出力するエンコーダと、上記幕体の移動する状態から停止したことを判定するための停止判定時間を設定する設定手段と、前記エンコーダが出力するパルス信号の信号間隔時間を前記幕体の移動が停止したことを判定する停止判定時間として前記設定手段に随時更新しながら記憶し、前記幕体の移動が停止され前記エンコーダからパルス信号が続いて出力されなくなったときの信号間隔時間と、該幕体の移動が停止されるまえに前記設定手段に記憶した停止判定時間とを比較して、信号間隔時間が停止判定時間を越えたとき前記駆動手段の駆動を停止させる停止信号を出力する停止制御手段とを備えた幕体開閉制御装置であることを特徴とする。
【0007】
【作用】
請求項1記載の幕体開閉制御装置は、駆動手段により幕体を上下又は左右に開閉移動すると共に、幕体の開閉移動に対応してエンコーダから一定間隔のパルス信号が出力され、エンコーダが出力するパルス信号の信号間隔時間を、幕体の移動が停止したことを判定する停止判定時間として設定手段に随時更新しながら記憶し、幕体の移動が停止され、エンコーダからパルス信号が続いて出力されなくなったときの信号間隔時間と、幕体の移動が停止されるまえに設定手段に記憶した停止判定時間とを停止制御手段で比較して、パルス信号の信号間隔時間が停止判定時間を越えたとき幕体の移動が停止したものと判定し、駆動手段に停止信号を出力して、その位置に幕体を停止させる。すなわち、幕体の開閉移動が停止又は阻害されたとき、エンコーダからパルス信号が続いて出力されなくなるので、信号間隔時間と停止判定時間とを比較すれば、信号間隔時間が停止判定時間を越えることになり、幕体の停止を判定できる。また、設定手段に記憶される信号間隔時間を随時更新して比較することで、例えば、供給される電源電圧が基準値よりも高い又は低いときでも、幕体の開閉制御が安定して行える。
【0008】
【発明の効果】
この発明によれば、幕体の移動が停止されエンコーダからパルス信号が続いて出力されなくなったときの信号間隔時間と、幕体の移動が停止されるまえに設定手段に記憶した停止判定時間とを停止制御手段で比較して、その信号間隔時間が停止判定時間を越えたとき駆動手段に停止信号を出力するので、従来例のようにリミットスイッチや過電流を検知して駆動停止する方法よりも幕体の開閉制御が正確に行え、停止判定時間を越えたとき幕体を即時停止できる。且つ、駆動系に付与される負荷が軽減され、回路障害及び誤動作が起きるのを防止できると共に、駆動手段の寿命が長くなり、装置として精度及び信頼性が向上する。
【0009】
しかも、幕体を開位置又は閉位置のストッパに当接したとき、或いは、人間や物品等の障害物に幕体が接触したとき、幕体の開閉移動が停止又は阻害されるため、停止制御手段による判定に基づいて駆動手段を即時停止させることで、幕体が破損したり、障害物が損傷するのを確実に防止できる。
【0010】
さらに、幕体の移動が停止されたときの信号間隔時間と、幕体の移動が停止されるまえの停止判定時間とを停止制御手段で比較することで、例えば、電源電圧が設置場所によって変動しているときでも、正常な開閉制御ができる。また、停止判定時間を予め設定した場合、その設定時間にエンコーダで出力される信号間隔時間に許容動作時間を加算設定することで、電源電圧が変動しても、その変動を許容して正確に開閉制御できる。
【0011】
【実施例】
図面は、幕体の一例として上下方向に開閉移動されるカーテンの開閉を制御する開閉制御装置を備えた第1実施例のカーテン開閉装置を示し、図1に於いて、このカーテン開閉装置1は、例えば、窓部、壁部、天井部等の取付け部(図示省略)に架設したレール2の前面側に面ファスナー等の貼着部材を介してカーテン3の上縁部を吊設し、レール2の下面側又は内部に取付けた各巻取りドラム4…の中心部に回転軸5を挿通して、レール2の右側下面に取付けたモータ駆動部6の駆動力により回転軸5を介して各巻取りドラム4…を正逆回転させ、各巻取りドラム4…に巻回した各昇降コード7…を巻取り動作及び引出し動作してカーテン3を上下開閉すると共に、モータ駆動部6に接続した有線式又は無線式のコントローラ8により正逆回転及び回転停止を操作し、モータ駆動部6に内蔵した開閉制御装置9で開閉を制御する。なお、レール2の外部又は内部に開閉制御装置9を取付けてもよい。
【0012】
図2は開閉制御装置9の制御回路ブロック図を示し、CPU10は、ROM11に格納されたプログラムに沿って各回路装置を駆動制御すると共に、必要な演算処理を実行して、RAM12には処理動作に必要なデータを記憶する。エンコーダ13は、モータ駆動部6に装着され、その回転に対応して、例えば、180度回転したとき1パルスの信号を出力するように一定の間隔でパルス信号を出力する。或いは、回転軸5又は巻取りドラム4の回転量、昇降コード7の移動量に対応して一定の間隔でパルス信号を出力する。モータ駆動回路14は、モータ駆動部6の駆動を制御し、有線式又は無線式のコントローラ8は、モータ駆動回路14に接続されたモータ駆動部6を正逆回転及び回転停止を操作する信号を出力する。なお、コントローラ8の操作面には、開スイッチ8aと、閉スイッチ8bと、停止スイッチ8cとを配列し、それぞれの操作に対応してスイッチ信号を出力する。
【0013】
CPU10は、モータ駆動部6の立上りが安定してからエンコーダ13が出力するパルス信号に基づいて、パルス信号の信号間隔時間tを内蔵のタイマで計時し、その計時した信号間隔時間tを、カーテン3の移動が停止したことを判定する停止判定時間tとして随時更新しながらRAM12に記憶すると共に、エンコーダ13が出力した今回の信号間隔時間tn と、そのエンコーダ13が出力した前回の停止判定時間tn −1 とを比較して、カーテン3が移動状態にあるか、停止状態にあるかを判定する。例えば、カーテン3が開位置又は閉位置のストッパに当接し、人間や物品等の障害物に接触したとき、カーテン3の開閉移動が停止又は阻害され、モータ駆動部6の回転が停止されるので、エンコーダ13からパルス信号が続いて出力されなくなる。その時、カーテン3の移動が停止されたときの信号間隔時間t n と、カーテン3の移動が停止されるまえにRAM12に記憶された前回の停止判定時間tn −1 とをCPU10の比較処理により比較して、信号間隔時間tn が停止判定時間tn −1 を越えるとき又は越えたとき、モータ駆動回路14に停止信号を出力して、モータ駆動部6を駆動停止させる。信号間隔時間tn が停止判定時間tn −1 を越えないとき、カーテン3の正常な移動であると判定して、停止信号を出力せず、モータ駆動部6を連続駆動させる。
【0014】
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、カーテン開閉装置1を構成するカーテン3の開閉移動を、開閉制御装置9を構成するCPU10で開閉制御するときの処理動作を説明する。
【0015】
先ず、図1に示すように、カーテン3を上下方向に開閉移動する場合、コントローラ8の操作面に配列した開スイッチ8a又は閉スイッチ8bを押圧操作する。この押圧操作の信号が入力されると、モータ駆動回路14を駆動制御して、モータ駆動部6を駆動させ、その駆動力により各巻取りドラム4…を正回転又は逆回転させ、各巻取りドラム4…に巻回した各昇降コード7…を巻取り動作又は引出し動作してカーテン3を上方向又は下方向に開閉移動する。これに伴って、エンコーダ13からパルス信号が出力され、このパルス信号が入力されると内蔵のタイマで信号間隔時間tを計時し、その信号間隔時間tを、前回計時した時間と比較して、カーテン3が正常に移動しているか、又は、停止する状態にあるかを判定する。計時の初期段階(1回目)では、前回計時の時間が無いので、比較は無視され、その計時した1回目の信号間隔時間tをRAM12の所定のエリアに記憶し、2回目以降の比較からは、前回計時の停止判定時間tn −1 と、今回計時の信号間隔時間tn とを比較する。
【0016】
例えば、カーテン3の下端部を開位置(集束限界位置)及び閉位置(展開限界位置)に移動したとき、カーテン3の移動が停止又は阻害されると、モータ駆動部6の回転が減速されて、ついには停止されることになる。その時、図3に示すように、エンコーダ13から出力される次のパルス信号は遅延するか又は出力されなくなるので、そのエンコーダ13からパルス信号が続いて出力されなくなったときの信号間隔時間tn はその分間隔が長くなり、カーテン3の移動が停止されるまえにRAM12に記憶された停止判定時間tn −1 と比較したとき、今回の信号間隔時間tn が停止判定時間tn −1 を越えることになるので、このとき、カーテン3の停止と判定する。この判定により、モータ駆動回路14に停止信号を出力して、モータ駆動部6を駆動停止する。その結果、カーテン3を開位置又は閉位置、移動が阻害される位置に即時停止できる。なお、前述の比較判定で、前回の停止判定時間tn −1 と、今回の信号間隔時間tn とが同時間であると判定したときは、今回の信号間隔時間tn を、次回に比較する停止判定時間tとして更新し、RAM12に記憶する。そして、上述のような比較判定は、エンコーダ13からパルス信号を出力する毎に実行される。また、カーテン3の開閉移動中に於いて、コントローラ8の停止スイッチ8cを押圧操作することで、開位置と閉位置との間でカーテン3を任意に停止できる。
【0017】
以上のように、エンコーダ13がパルス信号を出力する毎に信号間隔時間tを計時して、前回計時した停止判定時間tと比較し、比較の結果、同一時間であれば、今回計時した信号間隔時間tを次回に比較判定する停止判定時間tとしてRAM12に更新記憶する。そして、カーテン3の移動が停止されエンコーダ13からパルス信号が続いて出力されなくなったときの信号間隔時間t n と、カーテン3の移動が停止されるまえにRAM12に記憶された前回の停止判定時間tn −1 とを比較して、今回の信号間隔時間tn が停止判定時間tn −1 を越えるとき又は越えたとき、カーテン3の移動が停止すると判定して、モータ駆動部6を即時停止させるので、従来例のようにリミットスイッチや過電流を検知して駆動停止する方法よりもカーテン3の開閉制御が正確に行え、カーテン3を開閉位置又は任意位置に停止できる。且つ、モータ駆動部6に付与される負荷が軽減され、回路障害及び誤動作が起きるのを防止できると共に、モータ駆動部6の寿命が長くなり、装置として精度及び信頼性が向上する。
【0018】
しかも、カーテン3を開位置又は閉位置に移動したとき、人間や物品等の障害物がカーテン3に接触したとき、カーテン3の開閉移動が停止又は阻害されるため、CPU10による判定に基づいてモータ駆動部6を即時停止させることで、カーテン3が破損したり、障害物が損傷するのを確実に防止できる。さらに、カーテン3の移動が停止されたときの信号間隔時間t n と、カーテン3の移動が停止されるまえの停止判定時間t n − 1 とをCPU10により比較することで、例えば、電源電圧が設置場所によって変動しているときでも、カーテン3の正常な開閉制御ができる。また、エンコーダ13が出力する信号間隔時間tn に許容動作時間αを加算して設定することで、電源電圧が変動しても、その変動を許容して正確に開閉制御でき、設置場所の電源電圧に対応して装置を微調整する必要がない。
【0019】
他の制御方法として、図4に示すように、カーテン3の移動前或いは装置の出荷前に於いて、予めカーテン3の移動が停止したことを判定する停止判定時間tを設定して、これをRAM12に記憶しておき、エンコーダ13が出力するパルス信号の信号間隔時間tαと比較する。カーテン3の開閉移動が停止又は阻害されたとき、エンコーダ13からパルス信号が続いて出力されなくなったときの信号間隔時間tn と、カーテン3の移動が停止されるまえに予め設定した停止判定時間tαとをCPU10により比較して、信号間隔時間tn が停止判定時間tαを越えるとき又は越えたとき、カーテン3が停止すると判定して、モータ駆動回路14に停止信号を出力し、モータ駆動部6を駆動停止させる。従って、カーテン3を開位置又は閉位置、移動が阻害される位置に即時停止できる。なお、上述の信号間隔時間tαは、カーテン3が停止と判定した前述の停止判定時間tに許容動作時間αを加算して設定し、この許容動作時間αを、電源電圧の変動やノイズ等が起きても誤動作しない値に設定する。
【0020】
図5は左右方向に開閉移動されるカーテン18の開閉を制御する開閉制御装置9を備えた第2実施例のカーテン開閉装置15を示し、取付け部(図示省略)に架設したレール16の下面側に各ランナー17…を介してカーテン18の上縁部を吊設し、レール16の左右端部に軸支した各プーリ19,19間にループ状の開閉コード20を張架し、先頭用のランナ17に開閉コード20の一端側を結止め固定して、レール16の右側端部に取付けたモータ駆動部21の駆動力により各プーリ19,19を介して開閉コード20を正逆回転させ、先頭用及び追従用の各ランナー17…を走行移動してカーテン18を左方向又は右方向に開閉移動する。同時に、開閉制御装置9を構成するエンコーダ13でモータ駆動部21の回転状態に対応するパルス信号を出力し、エンコーダ13が出力するパルス信号の信号間隔時間tを、カーテン3の移動が停止したことを判定する停止判定時間tとして随時更新しながらRAM12に記憶すると共に、有線式又は無線式のコントローラ22に配列した各スイッチ22a,22b,22cを操作して、モータ駆動部21を正逆回転及び回転停止する。
【0021】
次に、カーテン18の左側端部を開位置(集束限界位置)又は閉位置(展開限界位置)に左右移動し、或いは、レール16の左側端部に先頭用ランナー17を当接又は右側端部に全ランナー17…を集合したとき、カーテン3の開閉移動が停止又は阻害され、エンコーダ13からパルス信号が続いて出力されず、パルス信号の間隔が長くなるので、エンコーダ13からパルス信号が続いて出力されなくなったときの信号間隔時間tn と、カーテン3の移動が停止されるまえのRAM12に記憶された前回の停止判定時間tn −1 とを比較することで、カーテン3が停止する状態にあるかを判定できる。また、予めカーテン3が停止したことを判定する停止判定時間tを設定してRAM12に記憶しておき、エンコーダ13からパルス信号が続いて出力されなくなったときの信号間隔時間tn と、カーテン3の移動が停止されるまえに予め設定した停止判定時間tとを比較することで、カーテン3が停止する状態にあるかを判定できる。上述した比較判定により、モータ駆動回路14に停止信号を出力して、モータ駆動部21を駆動停止するので、カーテン3を開位置又は閉位置、移動が阻害される位置に即時停止できる。
【0022】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の幕体は、実施例のカーテン3に対応し、
以下同様に、
幕体開閉制御装置は、開閉制御装置9に対応し、
駆動手段は、モータ駆動部6,21に対応し、
設定手段は、CPU10の処理動作に対応し、
停止制御手段は、CPU10及びモータ駆動回路14に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0023】
上述した第1及び第2実施例の開閉制御装置9は、1枚のカーテン3を上下開閉又は左右開閉するカーテン開閉装置1,15に備えられているが、例えば、複数枚又は多数枚のカーテン3を単独又は連動して開閉する装置に備えるもよく、実施例の装置のみに用途が限定されるものではない。
【0024】
且つ、第1及び第2実施例では、カーテン3を上下開閉又は左右開閉する例を説明しているが、例えば、ブラインド、シェード、スクリーン、緞帳等の幕体を開閉する装置にも適用することができ、実施例のカーテン3のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のカーテン開閉装置によるカーテンの上下開閉移動を示す正面図。
【図2】 開閉制御装置の構成を示す制御回路ブロック図。
【図3】 移動停止時に検出するパルス信号の出力状態を示すタイムチャート図。
【図4】 移動時及び停止時に検出するパルス信号の出力状態を示すタイムチャート図。
【図5】 第2実施例のカーテン開閉装置によるカーテンの左右開閉移動を示す正面図。
【符号の説明】
1,15…カーテン開閉装置
2,16…レール
3,18…カーテン
4…巻取りドラム
5…回転軸
6,21…モータ駆動部
7…昇降コード
8,22…コントローラ
9…開閉制御装置
10…CPU
11…ROM
12…RAM
13…エンコーダ
14…モータ駆動回路
17…ランナー
19…プーリ
20…開閉コード
Claims (1)
- 幕体を開閉移動する駆動手段を正逆方向に駆動制御して、該幕体の開閉移動を制御する幕体開閉制御装置であって、
上記幕体の開閉移動に対応してパルス信号を一定間隔で出力するエンコーダと、上記幕体の移動する状態から停止したことを判定するための停止判定時間を設定する設定手段と、
前記エンコーダが出力するパルス信号の信号間隔時間を前記幕体の移動が停止したことを判定する停止判定時間として前記設定手段に随時更新しながら記憶し、前記幕体の移動が停止され前記エンコーダからパルス信号が続いて出力されなくなったときの信号間隔時間と、該幕体の移動が停止されるまえに前記設定手段に記憶した停止判定時間とを比較して、信号間隔時間が停止判定時間を越えたとき前記駆動手段の駆動を停止させる停止信号を出力する停止制御手段とを備えた
幕体開閉制御装置。
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---|---|---|---|
JP14493396A JP3698486B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 幕体開閉制御装置 |
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