JP2022166975A - 開閉体装置及び開閉体装置の制御方法 - Google Patents

開閉体装置及び開閉体装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】開閉体装置の重要な履歴情報を利用して、異常の兆候があったり、異常が発生したときに、安全を確保した上で、操作性の低下を抑制する。【解決手段】開閉体装置は、開口部の周縁部に設けられた開閉手段と、開閉手段を電動で動作させるための開閉機と、開閉機を駆動して、開閉手段の動作を電動で制御する制御手段と、開閉機の負荷トルクを検出して、検出信号を制御手段へ出力する検出手段とを備える。制御手段は、検出手段による負荷トルクの検出情報を履歴情報として記録するための記録手段を有し、記録手段に記録された当該履歴情報の内容に応じて、開閉手段の動作速度を段階的に低下させる。開閉機の重要な履歴情報を利用して、異常の兆候があったり、異常が発生したときに、開閉手段の動作速度を低下させることにより、安全が確保された上で、従来の運転操作を押し切り操作に一律に限定する場合に比べて、操作性の低下が抑制される。【選択図】 図4

Description

本発明は、住宅、ビル、工場、倉庫、車庫などの建物を含む構造物躯体の開口部などをシャッターなどの開閉体を用いて仕切るように構成された開閉体装置及び開閉体装置の制御方法に係り、特に、開閉体を電動で動作させる開閉機の負荷トルクの異常な変動などの、開閉体装置の重要な履歴情報を活用するのに好適な開閉体装置及び開閉体装置の制御方法に関する。
シャッターカーテンなどのような開閉体装置は、住宅、ビル、工場、倉庫、車庫などの建物を含む構造物躯体の出入口や窓部、あるいは内部の通路や空間などの開口部に設置され、その開閉体を移動させることによってその開口部を開放、閉鎖するものである。この開閉体装置は、多数の短冊状のスラット材からなるスラットカーテン、多数のパイプ材をリンク材などで連結させてなるパイプグリルカーテン、一枚状あるいは多数連結されたパネル材からなるパネルカーテン、ネット材からなるネットカーテン、合成樹脂あるいは布繊維製のシート材からなるシートカーテン、あるいはこれらの複合部材などからなる複合カーテンなどの開閉体を、開口部の上部から繰り出し下降させて開口部全体を閉鎖するように構成されている。このような開閉体装置は、開閉体の開閉動作を電動で行なう場合が多い。電動の開閉体装置としては、電動シャッター装置、電動ドア装置、電動オーニング装置などがある。
一般に、電動の開閉体装置は、建物などの構造物の開閉用空間部を昇降開閉するための開閉体を、構造物の天井裏またはシャッターケースに配置された開閉機(モータ等)によって昇降駆動するようになっている。そして、このような電動の開閉体装置では、通常、安全を確保するため、開口部に存在して開閉体の動作の障害となる障害物を感知する障害物感知装置が設けられており、障害物感知装置から障害物の感知信号が発生すると、下降中の開閉体の動作を停止させる構造となっている。
このような電動の開閉体装置の中には、故障発生時の修理や保守作業等において不具合の原因を究明する必要性などから、障害物感知装置による障害物の感知信号を履歴情報として記録し、必要に応じて表示装置に表示できるようにしたものがある。例えば、特許文献1には、履歴表示モードを有する開閉装置が開示されている。
そして、履歴情報から異常の兆候があったり、異常が発生したと判断される場合、操作スイッチの押しボタンを押し続けたときに限って運転操作を行うことができる「押し切り操作」に運転操作を限定して、安全性を向上させると共に、操作者に対して異常の兆候や異常の発生を周知することが行われている。例えば、特許文献2には、押し切り操作を採用した開閉体制御方法が開示されている。
特開2020-7764号公報 特開2020-183625号公報
開閉体を電動で動作させる開閉機(モータ等)の負荷トルクは、例えば、上昇中の開閉体が何かの物に引っかかった場合などに急激に増加し、また長年の使用による経年変化によっても徐々に増加する。そのため、開閉体装置の異常の兆候や異常の発生を判断する際には、開閉機の負荷トルクの異常な変動を、重要な履歴情報として考慮する必要がある。
一方、異常の兆候があったり、異常が発生したと判断したときに、運転操作を押し切り操作に限定することは、操作者にとって使い勝手の良くないものであった。また、運転操作を押し切り操作に制限するきっかけとなる、障害物感知装置などの外部接続機器側の動作も、併せて考慮して設計を行う必要があった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、開閉体装置の重要な履歴情報を利用して、異常の兆候があったり、異常が発生したときに、安全を確保した上で、操作性の低下を抑制することにある。
本発明の開閉体装置の第1の特徴は、開口部の周縁部に設けられた開閉手段と、開閉手段を電動で動作させるための開閉機と、開閉機を駆動して、開閉手段の動作を電動で制御する制御手段と、開閉機の負荷トルクを検出して、検出信号を制御手段へ出力する検出手段とを備え、制御手段が、検出手段による負荷トルクの検出情報を履歴情報として記録するための記録手段を有し、記録手段に記録された当該履歴情報の内容に応じて、開閉手段の動作速度を段階的に低下させることにある。
検出手段から制御手段へ出力される検出信号には、開閉機の負荷トルクの値を示す検出情報が含まれる。
制御手段が、検出手段による負荷トルクの検出情報を履歴情報として記録手段に記録し、当該履歴情報の内容に応じて、開閉手段の動作速度を段階的に低下させるので、当該履歴情報を利用して、異常の兆候があったり、異常が発生したときに、開閉手段の動作速度を低下させることにより、安全が確保された上で、従来の運転操作を押し切り操作に一律に限定する場合に比べて、操作性の低下が抑制される。
また、開閉手段の動作速度が低下することで、異常の兆候や異常の発生が操作者に周知され、かつ、運転操作を押し切り操作に制限するきっかけとなる、障害物感知装置などの外部接続機器側の動作を考慮して、設計を行う必要が無くなる。
開閉手段は、住宅、ビル、工場、倉庫、車庫などの建物などの構造物における、出入口や窓部、あるいは内部の通路や空間などの開口部を電動で開閉移動するシャッターカーテンなどの開閉部材で構成される。開閉手段が、シャッターカーテンの場合には、建物などの開口部の周縁部の一つである上部に収納され、まぐさなどを通過してシャッターカーテンが下降し、開口部を電動で開閉動作する。これ以外にも、開閉手段が開口部の下部に収納されて、上昇方式にて電動で開閉移動したり、開閉手段が側部に収納されて、スライド方式にて電動で移動したりすることもある。また、開閉手段には、閉鎖によって開口部を全閉できるものも全閉できないものも含む。
本発明の開閉体装置の第2の特徴は、前記第1の特徴に記載の開閉体装置において、開口部に存在する障害物を感知して、感知信号を制御手段へ出力する障害物感知装置を備え、制御手段が、障害物感知装置による障害物の感知情報を履歴情報として記録手段に記録し、記録手段に記録された当該履歴情報の発生頻度に応じて、開閉手段の動作速度を段階的に低下させることにある。
障害物感知装置から制御手段へ出力される感知信号には、開口部に存在する障害物を感知したことを示す感知情報が含まれる。
制御手段が、障害物感知装置による障害物の感知情報を履歴情報として記録手段に記録し、当該履歴情報の発生頻度に応じて、開閉手段の動作速度を段階的に低下させるので、当該履歴情報を利用して、異常の兆候があったり、異常が発生したときに、開閉手段の動作速度を低下させることにより、安全が確保された上で、従来の運転操作を押し切り操作に一律に限定する場合に比べて、操作性の低下が抑制される。
また、開閉手段の動作速度が低下することで、異常の兆候や異常の発生が操作者に周知され、かつ、運転操作を押し切り操作に制限するきっかけとなる、障害物感知装置などの外部接続機器側の動作を考慮して、設計を行う必要が無くなる。
本発明の開閉体装置の第3の特徴は、前記第1、又は第2の特徴に記載の開閉体装置において、開閉手段の巻き上げ過ぎ又は繰り出し過ぎを検出して作動し、作動信号を制御手段へ出力する安全装置を備え、制御手段が、安全装置の作動情報を履歴情報として記録手段に記録し、記録手段に記録された当該履歴情報の発生頻度に応じて、開閉手段の動作速度を段階的に低下させることにある。
安全装置から制御手段へ出力される作動信号には、安全装置が作動したことを示す作動情報が含まれる。
制御手段が、安全装置の作動情報を履歴情報として記録手段に記録し、当該履歴情報の発生頻度に応じて、開閉手段の動作速度を段階的に低下させるので、当該履歴情報を利用して、異常の兆候があったり、異常が発生したときに、開閉手段の動作速度を低下させることにより、安全が確保された上で、従来の運転操作を押し切り操作に一律に限定する場合に比べて、操作性の低下が抑制される。
また、開閉手段の動作速度が低下することで、異常の兆候や異常の発生が操作者に周知され、かつ、運転操作を押し切り操作に制限するきっかけとなる、障害物感知装置などの外部接続機器側の動作を考慮して、設計を行う必要が無くなる。
本発明の開閉体装置の第4の特徴は、前記第1、第2、又は第3の特徴に記載の開閉体装置において、制御手段が、開閉手段の動作速度の変更を履歴情報として記録手段に記録し、操作者が記録手段に記録された履歴情報の表示の指示を入力するための入力装置と、記録手段に記録された履歴情報を表示するための表示装置とを備え、制御手段が、入力装置に入力された指示に応じて、記録手段に記録された履歴情報を表示装置に表示させることにある。
操作者は、表示装置に表示された、開閉機の負荷トルクの検出情報、障害物の感知情報、安全装置の作動情報、開閉手段の動作速度の変更などの履歴情報から、不具合の原因を容易に究明することが可能となる。
本発明の開閉体装置の制御方法の第1の特徴は、開口部の周縁部に設けられた開閉手段と、開閉手段を電動で動作させるための開閉機と、開閉機を駆動して、開閉手段の動作を電動で制御する制御手段と、開閉機の負荷トルクを検出して、検出信号を制御手段へ出力する検出手段とを備えた開閉体装置の制御方法であって、制御手段に、検出手段による負荷トルクの検出情報を履歴情報として記録するための記録手段を設け、記録手段に記録した当該履歴情報の内容に応じて、制御手段により、開閉手段の動作速度を段階的に低下させることにある。
これは、前記第1の特徴に記載の開閉体装置に相当する、開閉体装置の制御方法である。
本発明の開閉体装置の制御方法の第2の特徴は、前記第1の特徴に記載の開閉体装置の制御方法において、開口部に存在する障害物を感知して、感知信号を制御手段へ出力する障害物感知装置を設け、障害物感知装置による障害物の感知情報を履歴情報として記録手段に記録し、記録手段に記録した当該履歴情報の発生頻度に応じて、制御手段により、開閉手段の動作速度を段階的に低下させることにある。
これは、前記第2の特徴に記載の開閉体装置に相当する、開閉体装置の制御方法である。
本発明の開閉体装置の制御方法の第3の特徴は、前記第1、又は第2の特徴に記載の開閉体装置の制御方法において、開閉手段の巻き上げ過ぎ又は繰り出し過ぎを検出して作動し、作動信号を制御手段へ出力する安全装置を設け、安全装置の作動情報を履歴情報として記録手段に記録し、記録手段に記録した当該履歴情報の発生頻度に応じて、制御手段により、開閉手段の動作速度を段階的に低下させることにある。
これは、前記第3の特徴に記載の開閉体装置に相当する、開閉体装置の制御方法である。
本発明の開閉体装置の制御方法の第4の特徴は、前記第1、第2、又は第3の特徴に記載の開閉体装置の制御方法において、開閉手段の動作速度の変更を履歴情報として記録手段に記録し、操作者が記録手段に記録された履歴情報の表示の指示を入力するための入力装置と、記録手段に記録された履歴情報を表示するための表示装置とを設け、入力装置に入力された指示に応じて、記録手段に記録された履歴情報を表示装置に表示することにある。
これは、前記第4の特徴に記載の開閉体装置に相当する、開閉体装置の制御方法である。
本発明によれば、開閉体装置の重要な履歴情報を利用して、異常の兆候があったり、異常が発生したときに、安全を確保した上で、操作性の低下を抑制することができる。
本発明の一実施の形態による開閉体装置であるシャッター装置の概略構成を示す図である。 図1に示したシャッター装置内の各装置の動作を説明する図である。 本発明の一実施の形態によるシャッター装置の制御装置の回路構成を示す図である。 モータの負荷トルクに応じて、シャッターカーテンの動作速度を変更する動作の一例を示すフローチャートである。 障害物感知装置の感知信号の発生頻度に応じて、シャッターカーテンの動作速度を変更する動作の一例を示すフローチャートである。 安全装置の作動信号の発生頻度に応じて、シャッターカーテンの動作速度を変更する動作の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面に従って、本発明に係る開閉体装置の好ましい実施の形態について説明する。この実施の形態では、開閉手段として、上下に開閉動作されるシャッターカーテンを備えたシャッター装置を例に説明する。図1は、本発明の一実施の形態による開閉体装置であるシャッター装置の概略構成を示す図である。図1において、開閉体装置10は、出入口の開口部を上下に開閉するシャッター装置である。
開閉体装置10は、建物の開口部に設けられるものであり、基本的にシャッターケース11、シャッターカーテン12、ガイドレール13,14、巻取シャフト15、チェーン16、モータ17、位置検出装置172、制御装置18、障害物感知装置185、操作スイッチ19、電源供給装置20、負荷トルク検出装置30、安全装置40、入力装置50、及び表示装置60などを含んで構成される。
この開閉体装置10は、通常時には、操作スイッチ19の操作に応じて、開閉機であるモータ17を駆動して開閉制御するようになっている。さらに、この開閉体装置10では、シャッターカーテン12が巻取シャフト15に巻き取られている開放状態を機械的な保持機構(図示せず)によって保持しており、この開放状態で外部から火災の発生などを示す非常信号BSなどが制御装置18に入力された場合には、その保持機構による開放状態の保持が解除されて、シャッターカーテン12は、その自重で自然降下して開口部を自動閉鎖する機能も備えている。
ガイドレール13,14は、シャッターカーテン12の両端部に接するように建物の開口部の両端側に設けられ、まぐさ部から床面まで掛け渡された断面形状がコの字型の案内溝を有する金属製部材又はこれと同等の部材で構成されている。シャッターカーテン12は、このガイドレール13,14の各案内溝に沿って上昇下降し、開口部の開閉動作を行う。
巻取シャフト15は、シャッターケース11の両端側に回動可能に設けられ、シャッターカーテン12を巻き取ったり巻き戻したりする。チェーン16は、モータ17の回転軸に設けられた主動スプロケットと巻取シャフト15の回転軸に設けられた従動スプロケットとを連結している。従って、モータ17の回転駆動力は、チェーン16を介して巻取シャフト15側に伝達され、モータ17が回転すると、チェーン16を介して巻取シャフト15が回転し、シャッターカーテン12の開閉動作が制御されるようになっている。
本実施の形態では、モータ17として、直流モータが用いられている。
モータ17には、その回転位置、すなわちシャッターカーテン12の開閉位置と開閉状態を検出するための位置検出装置172(図2参照)が設けられている。この位置検出装置172は、パルス発生型のロータリーエンコーダ等で構成される。モータ17の回転に応じたパルス信号が制御装置18に出力されるので、モータ17の回転位置やシャッターカーテン12の閉鎖側先端部の開口部における位置などは、このパルスの発生状況に基づいて制御装置18が演算にて求めることになる。
制御装置18は、マイクロコンピューター構成になっており、商用電源の電源ラインACから電源供給装置20を介して電力が供給されている。制御装置18は、操作スイッチ19上の各操作ボタンの操作状態に対応した制御信号や、負荷トルク検出装置30からの検出信号、障害物感知装置185からの感知信号、安全装置40からの作動信号、及びモータ17に設けられた位置検出装置172からの信号などに基づいて、モータ17の回転を制御したり、非常信号BSに基づいて保持機構を解除したりする。
操作スイッチ19は、開閉停の各動作に対応した制御スイッチとして、上昇(開)ボタン19A、停止(停)ボタン19B、下降(閉)ボタン19Cをそれぞれ有し、これら各ボタンの操作状態に応じた制御信号を制御装置18に出力する。なお、図1では示していないが、制御装置18は、無線型リモコン装置によっても操作可能としてもよい。
非常信号BSは、火災発生などの非常時に外部の制御室などから供給される電圧24[V]の信号であり、制御装置18内の図示しない危害防止用連動中継器に入力される。なお、外部からの非常信号BSの入力と併せて、又は代わりに、シャッターケース11の内側であって、まぐさ部の開口部近傍、すなわちシャッターカーテン12が昇降する部分に温度感知器などを設けてもよい。この温度感知器としては、常時接点がオン状態にあり、接点が所定温度(摂氏100~300度の範囲の任意温度)に達した時点で接点を開きオフ状態となるB接点の自動復帰型の高温度用バイメタル式サーモスタットなどで構成され、接点が開いた場合には火災などが発生したことを示す信号を非常信号BSに相当する信号として出力するようにしてもよい。
障害物感知装置185は、送信機がシャッターカーテン12の下端部(座板)に設けられたもので、障害物感知時には、内蔵された座板スイッチの移動に対応した感知信号を制御装置18に送信し、また、その後の障害物の除去により座板スイッチの復帰移動時には、復帰信号を送信する構成となっている。
障害物感知装置185から制御装置18へ出力される感知信号には、開口部に存在する障害物を感知したことを示す感知情報が含まれる。
障害物感知装置185の送信機から制御装置18への信号の送信は、図のような有線方式に限らず、電池を電源として作動する無線方式のものでもよい。また、シャッターカーテン12の下端部に障害物の接触で移動する座板スイッチを設け、障害物接触時の座板の移動力でガイドレール13,14の高さ方向に沿って設けられたテープスイッチを押圧する構成や、テープスイッチから制御装置18に対し感知信号を有線出力する構成としてもよい。この他、開口部に光電管やLED等の投受光センサを設け、画像認識等により障害物を非接触で感知する構成としてもよい。
電源供給装置20は、商用電源の電源ラインACから交流電力を入力し、交流電力を直流に変換した直流電力を、制御装置18へ供給する。
なお、本実施の形態では、電源供給装置20がシャッターケース11の外側に設置されているが、電源供給装置20をシャッターケース11内に設置してもよい。
負荷トルク検出装置30は、モータ17の負荷トルクを検出して、検出信号を制御装置18へ出力する。
負荷トルク検出装置30から制御装置18へ出力される検出信号には、モータ17の負荷トルクの値を示す検出情報が含まれる。
直流モータであるモータ17では、負荷電流と負荷トルクとが略比例的な相関関係を有するので、負荷トルク検出装置30は、モータ17の負荷電流を検出することにより、モータ17の負荷トルクを検出する。
安全装置40は、接触式の機械的な検出装置であり、通常、シャッターケース11内に設けられ、シャッターカーテン12の巻き上げ過ぎや、シャッターカーテン12の繰り出し過ぎによるたるみ等を検出して作動し、作動信号を制御装置18へ出力する。
安全装置40から制御装置18へ出力される作動信号には、安全装置40が作動したことを示す作動情報が含まれる。
制御装置18は、安全装置40から作動信号を入力すると、シャッターカーテン12の動作(上昇又は下降)を停止させる。そのため、安全装置40は、シャッターカーテン12の落下防止の役割も果たしている。
なお、安全装置40として、光学式の非接触の検出装置を用いてもよい。
図2は、図1に示したシャッター装置内の各装置の動作を説明する図である。制御装置18は、電源供給装置20から供給された電力により、操作スイッチ19、負荷トルク検出装置30、障害物感知装置185、安全装置40、及び位置検出装置172からの各信号、並びに非常信号BSに基づいて、モータ17を制御する。
なお、図2では、制御装置18以外への商用電源の接続関係については、その図示を省略してある。
図3は、本発明の一実施の形態によるシャッター装置の制御装置の回路構成を示す図である。本実施の形態の制御装置18は、モータ駆動回路18a、CPU18b、及びメモリ18cなどを含んで構成されている。
モータ駆動回路18aは、IPM(Intelligent Power Module:高機能電力用半導体素子)ドライバ等からなり、CPU18bの制御により、電源供給装置20から制御装置18へ供給された直流電力を、モータ17へ出力して、モータ17を駆動する。
CPU18bは、モータ駆動回路18aによるモータ17の駆動を制御する。その際、CPU18bは、モータ駆動回路18aからモータ17へ印加される直流電力の電圧を可変させて、モータ17の回転速度を制御することにより、シャッターカーテン12の動作速度を変更する。
また、CPU18bは、負荷トルク検出装置30の検出信号に含まれるモータ17の負荷トルクの検出情報、障害物感知装置185の感知信号に含まれる障害物の感知情報、及び安全装置40の作動信号に含まれる安全装置40の作動情報を、それぞれ履歴情報としてメモリ18cに記録する。そして、CPU18bは、メモリ18cに記録された各履歴情報に基づいて、図4、図5及び図6を用いて以下に説明するように、シャッターカーテン12の動作速度を変更する。
図4は、モータの負荷トルクに応じて、シャッターカーテンの動作速度を変更する動作の一例を示すフローチャートである。
CPU18bは、まず、メモリ18cに記録された負荷トルクの検出情報から、負荷トルクが、予め定めた所定値の170%を超えたか否かを判断する(ステップ401)。
負荷トルクが予め定めた所定値の170%を超えている場合、CPU18bは、シャッターカーテン12の運転操作を、押し切り操作に制限する設定を行う(ステップ402)。そして、CPU18bは、シャッターカーテン12の運転操作を押し切り操作に制限したことを、履歴情報として、その実施日時と共に、メモリ18cに記録して、フローの最初へ戻る。
ステップ401において、負荷トルクが予め定めた所定値の170%を超えていない場合、CPU18bは、負荷トルクが予め定めた所定値の150%を超えたか否かを判断する(ステップ403)。
負荷トルクが予め定めた所定値の150%を超えている場合、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作速度を50%低下させる設定を行う(ステップ404)。そして、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作速度を50%低下させたことを、履歴情報として、その実施日時と共に、メモリ18cに記録して、フローの最初へ戻る。
ステップ403において、負荷トルクが予め定めた所定値の150%を超えていない場合、CPU18bは、負荷トルクが予め定めた所定値の130%を超えたか否かを判断する(ステップ405)。
負荷トルクが予め定めた所定値の130%を超えている場合、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作速度を30%低下させる設定を行う(ステップ406)。そして、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作速度を30%低下させたことを、履歴情報として、その実施日時と共に、メモリ18cに記録して、フローの最初へ戻る。
ステップ405において、負荷トルクが予め定めた所定値の130%を超えていない場合、CPU18bは、以前にステップ402でシャッターカーテン12の運転操作を押し切り操作に制限した状態で運転中であったか否か、あるいは、以前にステップ404又は406でシャッターカーテン12の動作速度を低下させた状態で運転中であった否かを判断する(ステップ407)。シャッターカーテン12を通常の運転操作及び通常の動作速度で運転中であった場合は、動作速度の変更を行わない。
CPU18bは、シャッターカーテン12の運転操作を押し切り操作に制限した状態で運転中であった場合、シャッターカーテン12の押し切り操作の制限を解除し、あるいは、シャッターカーテン12の動作速度を低下させた状態で運転中であった場合、シャッターカーテン12の動作速度の低下を解除する(ステップ408)。そして、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作速度の低下を解除したことを、履歴情報として、その実施日時と共に、メモリ18cに記録して、フローの最初へ戻る。
図4に示した例によれば、制御装置18が、負荷トルク検出装置30による負荷トルクの検出情報を履歴情報としてメモリ18cに記録し、当該履歴情報の内容に応じて、シャッターカーテン12の動作速度を段階的に低下させるので、当該履歴情報を利用して、異常の兆候があったり、異常が発生したときに、シャッターカーテン12の動作速度を低下させることにより、安全が確保された上で、従来の運転操作を押し切り操作に一律に限定する場合に比べて、操作性の低下が抑制される。
また、シャッターカーテン12の動作速度が低下することで、異常の兆候や異常の発生が操作者に周知される。
なお、予め定めた所定値の170%、150%、又は130%などの負荷トルクの判断値、並びに、シャッターカーテン12の動作速度を低下させる割合は、図4の例に限らず、適宜設定することができる。
また、シャッターカーテン12の動作速度は、2段階に限らず、1段階又は3段階以上に低下させてもよい。
図5は、障害物感知装置の感知信号の発生頻度に応じて、シャッターカーテンの動作速度を変更する動作の一例を示すフローチャートである。
CPU18bは、まず、障害物感知装置185の感知信号が新たに発生したか否かを判断する(ステップ501)。感知信号が新たに発生していないときは、感知信号が新たに発生するまで、ステップ501を繰り返す。
感知信号が新たに発生した場合、CPU18bは、下降中のシャッターカーテン12を停止させて、そのままシャッターカーテン12の停止状態を維持し、あるいは、シャッターカーテン12を上限位置まで上昇させた後に停止させて、上限位置でシャッターカーテン12の停止状態を維持する。そして、CPU18bは、発生した感知信号の感知情報を、履歴情報として、その発生日時と共に、メモリ18cに記録する。
感知情報を履歴情報としてメモリ18cに記録したCPU18bは、今回の感知情報が、直前に記録した感知情報から予め定めた所定期間T1以内のものであるか否かを判断する(ステップ502)。
今回の感知情報が、直前に記録した感知情報から予め定めた所定期間T1以内のものである場合、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作速度を60%低下させる設定を行う(ステップ503)。そして、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作速度を60%低下させたことを、履歴情報として、その実施日時と共に、メモリ18cに記録した後、予め定めた停止解除条件に従い、シャッターカーテン12の停止状態の維持を解除して、ステップ501へ戻る。
ステップ502において、今回の感知情報が、直前に記録した感知情報から予め定めた所定期間T1以内のものでない場合、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作速度の変更を行わず、予め定めた停止解除条件に従い、シャッターカーテン12の停止状態の維持を解除して、ステップ501へ戻る。
ステップ503において、シャッターカーテン12の動作速度を60%低下させる設定を行った後、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作速度を低下させている期間が、予め定めた解除時間R1に達したか否かを判断する(A→ステップ504)。
シャッターカーテン12の動作速度を低下させている期間が、予め定めた解除時間R1に達していないときは、解除時間R1に達するまで、ステップ504を繰り返す。
シャッターカーテン12の動作速度を低下させている期間が、予め定めた解除時間R1に達した場合、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作速度の低下を解除する(ステップ505)。そして、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作速度の低下を解除したことを、履歴情報として、その実施日時と共に、メモリ18cに記録し、ステップ501へ戻る。
なお、動作速度の低下の解除を指示するための手動の解除スイッチを設け、ステップ504において、解除時間R1に達したか否かを判断する代わりに、あるいは、解除時間R1に達したか否かを判断するのと併せて、解除スイッチが操作されたか否かを判断して、動作速度の低下の解除(ステップ505)を行ってもよい。
図5に示した例によれば、制御装置18が、障害物感知装置185による障害物の感知情報を履歴情報としてメモリ18cに記録し、当該履歴情報の発生頻度に応じて、シャッターカーテン12の動作速度を段階的に低下させるので、当該履歴情報を利用して、異常の兆候があったり、異常が発生したときに、シャッターカーテン12の動作速度を低下させることにより、安全が確保された上で、従来の運転操作を押し切り操作に一律に限定する場合に比べて、操作性の低下が抑制される。
また、シャッターカーテン12の動作速度が低下することで、異常の兆候や異常の発生が操作者に周知される。
なお、シャッターカーテン12の動作速度を低下させる割合は、図5の例に限らず、適宜設定することができる。
また、シャッターカーテン12の動作速度は、1段階に限らず、2段階以上に低下させてもよい。
図6は、安全装置の作動信号の発生頻度に応じて、シャッターカーテンの動作速度を変更する動作の一例を示すフローチャートである。
CPU18bは、まず、安全装置40の作動信号が新たに発生したか否かを判断する(ステップ601)。作動信号が新たに発生していないときは、作動信号が新たに発生するまで、ステップ601を繰り返す。
作動信号が新たに発生した場合、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作(上昇又は下降)を停止させて、停止状態を維持する。そして、CPU18bは、発生した作動信号の作動情報を、履歴情報として、その発生日時と共に、メモリ18cに記録する。
作動情報を履歴情報としてメモリ18cに記録したCPU18bは、今回の作動情報が、直前に記録した作動情報から予め定めた所定期間T2以内のものであるか否かを判断する(ステップ602)。
今回の作動情報が、直前に記録した作動情報から予め定めた所定期間T2以内のものである場合、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作速度を70%低下させる設定を行う(ステップ603)。そして、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作速度を70%低下させたことを、履歴情報として、その実施日時と共に、メモリ18cに記録した後、予め定めた停止解除条件に従い、シャッターカーテン12の停止状態の維持を解除して、ステップ601へ戻る。
ステップ602において、今回の作動情報が、直前に記録した作動情報から予め定めた所定期間T2以内のものでない場合、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作速度の変更を行わず、予め定めた停止解除条件に従い、シャッターカーテン12の停止状態の維持を解除して、ステップ601へ戻る。
なお、ステップ602で用いる予め定めた所定期間T2は、図5のステップ502で用いる所定期間T1と同じ長さにしてもよく、異なる長さにしてもよい。
ステップ603において、シャッターカーテン12の動作速度を70%低下させる設定を行った後、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作速度を低下させている期間が、予め定めた解除時間R2に達したか否かを判断する(B→ステップ604)。
シャッターカーテン12の動作速度を低下させている期間が、予め定めた解除時間R2に達していないときは、解除時間R2に達するまで、ステップ604を繰り返す。
シャッターカーテン12の動作速度を低下させている期間が、予め定めた解除時間R2に達した場合、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作速度の低下を解除する(ステップ605)。そして、CPU18bは、シャッターカーテン12の動作速度の低下を解除したことを、履歴情報として、その実施日時と共に、メモリ18cに記録し、ステップ601へ戻る。
なお、ステップ604で用いる予め定めた解除時間R2は、図5のステップ504で用いる解除時間R1と同じ長さにしてもよく、異なる長さにしてもよい。
また、動作速度の低下の解除を指示するための手動の解除スイッチを設け、ステップ604において、解除時間R2に達したか否かを判断する代わりに、あるいは、解除時間R2に達したか否かを判断するのと併せて、解除スイッチが操作されたか否かを判断して、動作速度の低下の解除(ステップ605)を行ってもよい。
図6に示した例によれば、制御装置18が、安全装置40の作動情報を履歴情報としてメモリ18cに記録し、当該履歴情報の発生頻度に応じて、シャッターカーテン12の動作速度を段階的に低下させるので、当該履歴情報を利用して、異常の兆候があったり、異常が発生したときに、シャッターカーテン12の動作速度を低下させることにより、安全が確保された上で、従来の運転操作を押し切り操作に一律に限定する場合に比べて、操作性の低下が抑制される。
また、シャッターカーテン12の動作速度が低下することで、異常の兆候や異常の発生が操作者に周知される。
なお、シャッターカーテン12の動作速度を低下させる割合は、図6の例に限らず、適宜設定することができる。
また、シャッターカーテン12の動作速度は、1段階に限らず、2段階以上に低下させてもよい。
図3において、入力装置50は、例えばキーボードやタッチパネル等からなり、操作者の操作により、メモリ18cに記録された履歴情報の表示の指示を入力する。表示装置60は、例えば液晶ディスプレイ装置等などからなり、メモリ18cに記録された履歴情報を表示する。CPU18bは、入力装置50に入力された指示に応じて、メモリ18cに記録された履歴情報を表示装置60に表示させる。
操作者は、表示装置60に表示された、モータ17の負荷トルクの検出情報、障害物の感知情報、安全装置40の作動情報、シャッターカーテン12の動作速度の変更などの履歴情報から、不具合の原因を容易に究明することが可能となる。
なお、以上説明した実施の形態では、モータ17として直流モータを用い、モータ17の印加電圧を可変させて、シャッターカーテン12の動作速度を変更しているが、モータ17として交流モータを用い、インバータ装置などによりモータ17へ印加する交流電力の周波数を可変させて、シャッターカーテン12の動作速度を変更してもよい。
その際、一般的な交流モータでは、負荷トルクと負荷回転数とが比例的な相関関係を有するので、モータ17の負荷回転数を検出することにより、モータ17の負荷トルクを検出することができる。
本発明の開閉体装置としては、例えば、シャッター装置、窓シャッター装置、ブラインド装置、ロールスクリーン装置、垂れ幕装置、移動間仕切装置、引き戸装置、開き戸装置、折れ戸装置、門扉装置、オーニング装置、防水板装置などにも適用可能である。
10…開閉体装置
11…シャッターケース
12…シャッターカーテン
13,14…ガイドレール
15…巻取シャフト
16…チェーン
17…モータ
172…位置検出装置
18…制御装置
18a…モータ駆動回路
18b…CPU
18c…メモリ
185…障害物感知装置
19…操作スイッチ
19A…上昇(開)ボタン
19B…停止(停)ボタン
19C…下降(閉)ボタン
20…電源供給装置
30…負荷トルク検出装置
40…安全装置
50…入力装置
60…表示装置

Claims (8)

  1. 開口部の周縁部に設けられた開閉手段と、
    前記開閉手段を電動で動作させるための開閉機と、
    前記開閉機を駆動して、前記開閉手段の動作を電動で制御する制御手段と、
    前記開閉機の負荷トルクを検出して、検出信号を前記制御手段へ出力する検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記検出手段による負荷トルクの検出情報を履歴情報として記録するための記録手段を有し、前記記録手段に記録された当該履歴情報の内容に応じて、前記開閉手段の動作速度を段階的に低下させることを特徴とする開閉体装置。
  2. 請求項1に記載の開閉体装置において、前記開口部に存在する障害物を感知して、感知信号を前記制御手段へ出力する障害物感知装置を備え、
    前記制御手段は、前記障害物感知装置による障害物の感知情報を履歴情報として前記記録手段に記録し、前記記録手段に記録された当該履歴情報の発生頻度に応じて、前記開閉手段の動作速度を段階的に低下させることを特徴とする開閉体装置。
  3. 請求項1、又は2に記載の開閉体装置において、前記開閉手段の巻き上げ過ぎ又は繰り出し過ぎを検出して作動し、作動信号を前記制御手段へ出力する安全装置を備え、
    前記制御手段は、前記安全装置の作動情報を履歴情報として前記記録手段に記録し、前記記録手段に記録された当該履歴情報の発生頻度に応じて、前記開閉手段の動作速度を段階的に低下させることを特徴とする開閉体装置。
  4. 請求項1、2、又は3に記載の開閉体装置において、前記制御手段は、前記開閉手段の動作速度の変更を履歴情報として前記記録手段に記録し、
    操作者が前記記録手段に記録された履歴情報の表示の指示を入力するための入力装置と、前記記録手段に記録された履歴情報を表示するための表示装置とを備え、
    前記制御手段は、前記入力装置に入力された指示に応じて、前記記録手段に記録された履歴情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする開閉体装置。
  5. 開口部の周縁部に設けられた開閉手段と、
    前記開閉手段を電動で動作させるための開閉機と、
    前記開閉機を駆動して、前記開閉手段の動作を電動で制御する制御手段と、
    前記開閉機の負荷トルクを検出して、検出信号を前記制御手段へ出力する検出手段とを備えた開閉体装置の制御方法であって、
    前記制御手段に、前記検出手段による負荷トルクの検出情報を履歴情報として記録するための記録手段を設け、前記記録手段に記録した当該履歴情報の内容に応じて、前記制御手段により、前記開閉手段の動作速度を段階的に低下させることを特徴とする開閉体装置の制御方法。
  6. 請求項5に記載の開閉体装置の制御方法において、前記開口部に存在する障害物を感知して、感知信号を前記制御手段へ出力する障害物感知装置を設け、
    前記障害物感知装置による障害物の感知情報を履歴情報として前記記録手段に記録し、前記記録手段に記録した当該履歴情報の発生頻度に応じて、前記制御手段により、前記開閉手段の動作速度を段階的に低下させることを特徴とする開閉体装置の制御方法。
  7. 請求項5、又は6に記載の開閉体装置の制御方法において、前記開閉手段の巻き上げ過ぎ又は繰り出し過ぎを検出して作動し、作動信号を前記制御手段へ出力する安全装置を設け、
    前記安全装置の作動情報を履歴情報として前記記録手段に記録し、前記記録手段に記録した当該履歴情報の発生頻度に応じて、前記制御手段により、前記開閉手段の動作速度を段階的に低下させることを特徴とする開閉体装置の制御方法。
  8. 請求項5、6、又は7に記載の開閉体装置の制御方法において、前記開閉手段の動作速度の変更を履歴情報として前記記録手段に記録し、
    操作者が前記記録手段に記録された履歴情報の表示の指示を入力するための入力装置と、前記記録手段に記録された履歴情報を表示するための表示装置とを設け、
    前記入力装置に入力された指示に応じて、前記記録手段に記録された履歴情報を前記表示装置に表示することを特徴とする開閉体装置の制御方法。
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