JP2023156594A - 開閉体装置及び開閉体装置の制御方法 - Google Patents

開閉体装置及び開閉体装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】非接触式の操作スイッチを用い、操作スイッチの誤検出による誤動作を防止すると共に、開放動作中又は閉鎖動作中の開閉手段を短時間で停止させて、安全性を向上させる。【解決手段】開閉体装置は、開口部の周縁部に設けられた開閉手段と、開閉手段を電動で動作させるための開閉機と、開閉機を駆動して、開閉手段の動作を電動で制御する制御手段と、開閉手段の開放、停止、閉鎖の各動作用の各センサを有し、各センサにより操作者の手指を非接触で検出して、開閉手段の各動作を指示するための各制御信号を制御手段へ出力する操作スイッチとを備える。操作スイッチの各センサは、個別に決められた各検出期間だけ操作者の手指を非接触で検出したときに、検出信号をそれぞれ出力し、停止動作用のセンサは、開放動作用のセンサの検出期間、及び閉鎖動作用のセンサの検出期間よりも短い検出期間で、検出信号を出力する。【選択図】 図4

Description

本発明は、住宅、ビル、工場、倉庫、車庫などの建物を含む構造物躯体の開口部などをシャッターなどの開閉体を用いて仕切るように構成された開閉体装置及び開閉体装置の制御方法に係り、特に、非接触式の操作スイッチを用いて開閉体を操作するのに好適な開閉体装置及び開閉体装置の制御方法に関する。
シャッターカーテンなどのような開閉体装置は、住宅、ビル、工場、倉庫、車庫などの建物を含む構造物躯体の出入口や窓部、あるいは内部の通路や空間などの開口部に設置され、その開閉体を移動させることによってその開口部を開放、閉鎖するものである。この開閉体装置は、多数の短冊状のスラット材からなるスラットカーテン、多数のパイプ材をリンク材などで連結させてなるパイプグリルカーテン、一枚状あるいは多数連結されたパネル材からなるパネルカーテン、ネット材からなるネットカーテン、合成樹脂あるいは布繊維製のシート材からなるシートカーテン、あるいはこれらの複合部材などからなる複合カーテンなどの開閉体を、開口部の上部から繰り出し下降させて開口部全体を閉鎖するように構成されている。このような開閉体装置は、開閉体の開閉動作を電動で行なう場合が多い。電動の開閉体装置としては、電動シャッター装置、電動ドア装置、電動オーニング装置などがある。
一般に、電動の開閉体装置は、建物などの構造物の開閉用空間部を昇降開閉するための開閉体を、構造物の天井裏またはシャッターケースなどに配置された開閉機(モータ等)によって昇降駆動するようになっている。
このような電動の開閉体装置には、開閉機を制御する制御装置に対し、開閉体の動作を指示して開閉体の操作を行うために、手動の操作スイッチが設けられている。操作スイッチには、開閉体の開放、停止、閉鎖の各動作に対応した制御スイッチとして、上昇(開)ボタン、停止(停)ボタン、下降(閉)ボタンがそれぞれ設けられている。
近年では、衛生面での配慮から、開閉体装置の操作スイッチとして、非接触式の操作スイッチを採用したものがある。特許文献1には、操作スイッチとして非接触スイッチを備えた開閉装置が開示されている。
特開2020-197119号公報
開閉体装置の操作スイッチとして、非接触式の操作スイッチを用いる場合、各制御スイッチの誤検出による誤動作を防止するためには、各制御スイッチが、操作者の手指を非接触で所定時間検出したことを確認してから、開閉体の各動作を開始する必要がある。
非接触式の各制御スイッチが、操作者の手指を所定時間検出したことを確認してから、開閉体の各動作を開始すると、停止中の開閉体を開放又は閉鎖させる場合は、応答時間が遅くなるものの安全上の問題は無いが、開放動作中又は閉鎖動作中の開閉体を停止させる際には、開閉体の動作を迅速に停止させることができず、緊急時に事故が発生する虞がある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、非接触式の操作スイッチを用い、操作スイッチの誤検出による誤動作を防止すると共に、開放動作中又は閉鎖動作中の開閉手段を短時間で停止させて、安全性を向上させることにある。
本発明の開閉体装置の第1の特徴は、開口部の周縁部に設けられた開閉手段と、開閉手段を電動で動作させるための開閉機と、開閉機を駆動して、開閉手段の動作を電動で制御する制御手段と、開閉手段の開放、停止、閉鎖の各動作用の各センサを有し、各センサにより操作者の手指を非接触で検出して、開閉手段の各動作を指示するための各制御信号を制御手段へ出力する操作スイッチとを備え、操作スイッチの各センサが、個別に決められた各検出期間だけ操作者の手指を非接触で検出したときに、検出信号をそれぞれ出力し、停止動作用のセンサが、開放動作用のセンサの検出期間、及び閉鎖動作用のセンサの検出期間よりも短い検出期間で、検出信号を出力し、操作スイッチが、各センサの各検出信号に応じて、各制御信号を出力することにある。
開放動作用のセンサの検出期間、及び閉鎖動作用のセンサの検出期間が、停止動作用のセンサの検出期間よりも長いので、開放動作用のセンサ及び閉鎖動作用のセンサの誤検出による誤動作が防止される。そして、検出期間が開放動作用のセンサ及び閉鎖動作用のセンサよりも短い停止動作用のセンサにより、開放動作中又は閉鎖動作中の開閉手段が短時間で停止して、安全性が向上する。
開閉手段は、住宅、ビル、工場、倉庫、車庫などの建物などの構造物における、出入口や窓部、あるいは内部の通路や空間などの開口部を電動で開閉移動するシャッターカーテンなどの開閉部材で構成される。開閉手段が、シャッターカーテンの場合には、建物などの開口部の周縁部の一つである上部に収納され、まぐさなどを通過してシャッターカーテンが下降し、開口部を電動で開閉動作する。これ以外にも、開閉手段が開口部の下部に収納されて、上昇方式にて電動で開閉移動したり、開閉手段が側部に収納されて、スライド方式にて電動で移動したりすることもある。また、開閉手段には、閉鎖によって開口部を全閉できるものも全閉できないものも含む。
本発明の開閉体装置の第2の特徴は、開口部の周縁部に設けられた開閉手段と、開閉手段を電動で動作させるための開閉機と、開閉機を駆動して、開閉手段の動作を電動で制御する制御手段と、開閉手段の開放、停止、閉鎖の各動作用の各センサを有し、各センサにより操作者の手指を非接触で検出して、開閉手段の各動作を指示するための各制御信号を制御手段へ出力する操作スイッチとを備え、操作スイッチの各センサが、個別に決められた各検出期間だけ操作者の手指を非接触で検出したときに、検出信号をそれぞれ出力し、操作スイッチが、開閉手段の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中に、各センサの各検出期間を、開閉手段の停止時よりも短くし、各センサの各検出信号に応じて、各制御信号を出力することにある。
なお、開放動作中とは、開閉手段が開口部を開放する方向に移動している際中であることを言い、閉鎖動作中とは、開閉手段が開口部を閉鎖する方向に移動している際中であることを言う。
また、停止動作中とは、開閉機により開閉手段の停止を開始してから、開閉手段が完全に停止するまでを言う。
開閉体の停止時は、各センサの各検出期間が、開閉体の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中よりも長いので、各センサの誤検出による誤動作が防止される。そして、開閉体の開放動作中又は閉鎖動作中は、検出期間が開閉体の停止時よりも短い停止動作用のセンサにより、開放動作中又は閉鎖動作中の開閉体が短時間で停止して、安全性が向上する。
本発明の開閉体装置の第3の特徴は、前記第2の特徴に記載の開閉体装置において、操作スイッチが、開閉手段の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中に、停止動作用のセンサの検出動作のみを有効とし、開放動作用のセンサの検出動作、及び閉鎖動作用のセンサの検出動作を無効とすることにある。
操作スイッチが、開閉手段の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中に、停止動作用のセンサの検出動作のみを有効とし、開放動作用のセンサの検出動作、及び閉鎖動作用のセンサの検出動作を無効とするので、開放動作用のセンサ及び閉鎖動作用のセンサによる誤検出が発生することなく、安全性がさらに向上する。
また、開閉手段の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中は、検出動作が有効なセンサが、停止動作用のセンサのみであるので、操作者は、開放動作用のセンサ及び閉鎖動作用のセンサによる誤検出を懸念する必要が無くなり、操作スイッチの操作性が向上する。
本発明の開閉体装置の第4の特徴は、前記第3の特徴に記載の開閉体装置において、操作スイッチが、各センサの検出動作が有効であることを示す表示手段を、各センサに対応してそれぞれ有し、検出動作が有効であるセンサに対応した表示手段のみを表示させることにある。
開閉体装置の操作者は、表示手段の表示状態により、検出動作が有効であるセンサを確認することができる。
本発明の開閉体装置の制御方法の第1の特徴は、開口部の周縁部に設けられた開閉手段と、開閉手段を電動で動作させるための開閉機と、開閉機を駆動して、開閉手段の動作を電動で制御する制御手段と、開閉手段の開放、停止、閉鎖の各動作用の各センサを有し、各センサにより操作者の手指を非接触で検出して、開閉手段の各動作を指示するための各制御信号を制御手段へ出力する操作スイッチとを備えた開閉体装置の制御方法であって、操作スイッチの各センサにより、個別に決められた各検出期間だけ操作者の手指を非接触で検出したときに、検出信号をそれぞれ出力し、停止動作用のセンサにより、開放動作用のセンサの検出期間、及び閉鎖動作用のセンサの検出期間よりも短い検出期間で、検出信号を出力し、操作スイッチにより、各センサの各検出信号に応じて、各制御信号を出力することにある。
これは、前記第1の特徴に記載の開閉体装置に相当する、開閉体装置の制御方法である。
本発明の開閉体装置の制御方法の第2の特徴は、開口部の周縁部に設けられた開閉手段と、開閉手段を電動で動作させるための開閉機と、開閉機を駆動して、開閉手段の動作を電動で制御する制御手段と、開閉手段の開放、停止、閉鎖の各動作用の各センサを有し、各センサにより操作者の手指を非接触で検出して、開閉手段の各動作を指示するための各制御信号を制御手段へ出力する操作スイッチとを備えた開閉体装置の制御方法であって、操作スイッチの各センサにより、個別に決められた各検出期間だけ操作者の手指を非接触で検出したときに、検出信号をそれぞれ出力し、開閉手段の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中に、操作スイッチにより、各センサの各検出期間を、開閉手段の停止時よりも短くし、各センサの各検出信号に応じて、各制御信号を出力することにある。
これは、前記第2の特徴に記載の開閉体装置に相当する、開閉体装置の制御方法である。
本発明の開閉体装置の制御方法の第3の特徴は、前記第2の特徴に記載の開閉体装置の制御方法において、開閉手段の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中に、操作スイッチにより、停止動作用のセンサの検出動作のみを有効とし、開放動作用のセンサの検出動作、及び閉鎖動作用のセンサの検出動作を無効とすることにある。
これは、前記第3の特徴に記載の開閉体装置に相当する、開閉体装置の制御方法である。
本発明の開閉体装置の制御方法の第4の特徴は、前記第3の特徴に記載の開閉体装置の制御方法において、操作スイッチに、各センサの検出動作が有効であることを示す表示手段を、各センサに対応してそれぞれ設け、操作スイッチにより、検出動作が有効であるセンサに対応した表示手段のみを表示させることにある。
これは、前記第4の特徴に記載の開閉体装置に相当する、開閉体装置の制御方法である。
本発明によれば、非接触式の操作スイッチを用い、操作スイッチの誤検出による誤動作を防止すると共に、開放動作中又は閉鎖動作中の開閉手段を短時間で停止させて、安全性を向上させることができる。
本発明の一実施の形態による開閉体装置であるシャッター装置の概略構成を示す図である。 図1に示したシャッター装置内の各装置の動作を説明する図である。 本発明の一実施の形態によるシャッター装置の制御装置の回路構成を示す図である。 図4(a)及び図4(b)はそれぞれ、操作スイッチの一例の外観図である。 本発明の他の実施の形態による、シャッターカーテンの制御動作を示すフローチャートである。 本発明のさらに他の実施の形態による、シャッターカーテンの制御動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面に従って、本発明に係る開閉体装置の好ましい実施の形態について説明する。この実施の形態では、開閉手段として、上下に開閉動作されるシャッターカーテンを備えたシャッター装置を例に説明する。図1は、本発明の一実施の形態による開閉体装置であるシャッター装置の概略構成を示す図である。図1において、開閉体装置10は、出入口の開口部を上下に開閉するシャッター装置である。
開閉体装置10は、建物の開口部に設けられるものであり、基本的にシャッターケース11、シャッターカーテン12、ガイドレール13,14、巻取シャフト15、チェーン16、モータ17、位置検出装置172、制御装置18、障害物感知装置185、操作スイッチ19、電源供給装置20、速度検出装置30,及び安全装置40などを含んで構成される。
この開閉体装置10は、通常時には、操作スイッチ19の操作に応じて、開閉機であるモータ17を駆動して開閉制御するようになっている。さらに、この開閉体装置10では、シャッターカーテン12が巻取シャフト15に巻き取られている開放状態を機械的な保持機構(図示せず)によって保持しており、この開放状態で外部から火災の発生などを示す非常信号BSなどが制御装置18に入力された場合には、その保持機構による開放状態の保持が解除されて、シャッターカーテン12は、その自重で自然降下して開口部を自動閉鎖する機能も備えている。
ガイドレール13,14は、シャッターカーテン12の両端部に接するように建物の開口部の両端側に設けられ、まぐさ部から床面まで掛け渡された断面形状がコの字型の案内溝を有する金属製部材又はこれと同等の部材で構成されている。シャッターカーテン12は、このガイドレール13,14の各案内溝に沿って上昇下降し、開口部の開閉動作を行う。
巻取シャフト15は、シャッターケース11の両端側に回動可能に設けられ、シャッターカーテン12を巻き取ったり巻き戻したりする。チェーン16は、モータ17の回転軸に設けられた主動スプロケットと巻取シャフト15の回転軸に設けられた従動スプロケットとを連結している。従って、モータ17の回転駆動力は、チェーン16を介して巻取シャフト15側に伝達され、モータ17が回転すると、チェーン16を介して巻取シャフト15が回転し、シャッターカーテン12の開閉動作が制御されるようになっている。
本実施の形態では、モータ17として、直流モータが用いられている。
モータ17には、その回転位置、すなわちシャッターカーテン12の開閉位置と開閉状態を検出するための位置検出装置172(図2参照)が設けられている。この位置検出装置172は、パルス発生型のロータリーエンコーダ等で構成される。モータ17の回転に応じたパルス信号が制御装置18に出力されるので、モータ17の回転位置やシャッターカーテン12の閉鎖側先端部の開口部における位置などは、このパルスの発生状況に基づいて制御装置18が演算にて求めることになる。
また、モータ17には、図示しないブレーキが取り付けられており、モータ17は、図示しないブレーキを開放して、停止していたシャッターカーテン12の開放動作又は閉鎖動作を開始し、また図示しないブレーキを作動させて、開放動作中又は閉鎖動作中であったシャッターカーテン12の停止を開始する。
制御装置18は、マイクロコンピューター構成になっており、商用電源の電源ラインACから電源供給装置20を介して電力が供給されている。制御装置18は、操作スイッチ19の操作状態に対応した制御信号や、障害物感知装置185からの感知信号、安全装置40からの作動信号、及びモータ17に設けられた位置検出装置172からの信号などに基づいて、モータ17の回転を制御したり、非常信号BSに基づいて保持機構を解除したりする。
操作スイッチ19は、非接触式のスイッチであって、操作者の手指を非接触で検出して、シャッターカーテン12の開放、停止、閉鎖の各動作を指示するための各制御信号を制御装置18へ出力する。なお、図1では示していないが、制御装置18は、無線型リモコン装置によっても操作可能としてもよい。
操作スイッチ19の詳細については、図4を用いて後述する。
非常信号BSは、火災発生などの非常時に外部の制御室などから供給される電圧24[V]の信号であり、制御装置18内の図示しない危害防止用連動中継器に入力される。なお、外部からの非常信号BSの入力と併せて、又は代わりに、シャッターケース11の内側であって、まぐさ部の開口部近傍、すなわちシャッターカーテン12が昇降する部分に温度感知器などを設けてもよい。この温度感知器としては、常時接点がオン状態にあり、接点が所定温度(摂氏100~300度の範囲の任意温度)に達した時点で接点を開きオフ状態となるB接点の自動復帰型の高温度用バイメタル式サーモスタットなどで構成され、接点が開いた場合には火災などが発生したことを示す信号を非常信号BSに相当する信号として出力するようにしてもよい。
障害物感知装置185は、送信機がシャッターカーテン12の下端部(座板)に設けられたもので、障害物感知時には、内蔵された座板スイッチの移動に対応した感知信号を制御装置18に送信し、また、その後の障害物の除去により座板スイッチの復帰移動時には、復帰信号を送信する構成となっている。
障害物感知装置185の送信機から制御装置18への信号の送信は、図のような有線方式に限らず、電池を電源として作動する無線方式のものでもよい。
また、シャッターカーテン12の下端部に障害物の接触で移動する座板スイッチを設け、障害物接触時の座板の移動力でガイドレール13,14の高さ方向に沿って設けられたテープスイッチを押圧する構成や、テープスイッチから制御装置18に対し感知信号を有線出力する構成としてもよい。
この他、開口部に光電管やLED等の投受光センサを設け、画像認識等により障害物を非接触で感知する構成としてもよい。
電源供給装置20は、商用電源の電源ラインACから交流電力を入力し、交流電力を直流に変換した直流電力を、制御装置18へ供給する。
なお、本実施の形態では、電源供給装置20がシャッターケース11の外側に設置されているが、電源供給装置20をシャッターケース11内に設置してもよい。
安全装置40は、接触式の機械的な検出装置であり、通常、シャッターケース11内に設けられ、シャッターカーテン12の巻き上げ過ぎや、シャッターカーテン12の繰り出し過ぎによるたるみ等を検出して作動し、作動信号を制御装置18へ出力する。
制御装置18は、安全装置40から作動信号を入力すると、シャッターカーテン12の動作(上昇又は下降)を停止させる。そのため、安全装置40は、シャッターカーテン12の落下防止の役割も果たしている。
なお、安全装置40として、光学式の非接触の検出装置を用いてもよい。
図2は、図1に示したシャッター装置内の各装置の動作を説明する図である。制御装置18は、電源供給装置20から供給された電力により、操作スイッチ19、障害物感知装置185、安全装置40、及び位置検出装置172からの各信号、並びに非常信号BSに基づいて、モータ17を制御する。
なお、図2では、制御装置18以外への商用電源の接続関係については、その図示を省略してある。
図3は、本発明の一実施の形態によるシャッター装置の制御装置の回路構成を示す図である。本実施の形態の制御装置18は、モータ駆動回路18a、及びCPU18bなどを含んで構成されている。
モータ駆動回路18aは、IPM(Intelligent Power Module:高機能電力用半導体素子)ドライバ等からなり、CPU18bの制御により、電源供給装置20から制御装置18へ供給された直流電力を、モータ17へ出力して、モータ17を駆動する。
CPU18bは、モータ駆動回路18aによるモータ17の駆動を制御する。その際、CPU18bは、モータ駆動回路18aからモータ17へ印加される直流電力の電圧を可変させて、モータ17の回転速度を制御することにより、シャッターカーテン12の動作速度を変更する。
本実施の形態では、シャッターカーテン12の動作速度が、開放時と閉鎖時とで、異なる速度に設定されている。
モータ17に取り付けられた速度検出装置30は、モータ17の回転速度を検出することにより、モータ17により駆動されたシャッターカーテン12が、開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中であることを検出して、検出結果を操作スイッチ19へ出力する。
なお、開放動作中とは、シャッターカーテン12が開口部を開放する方向に移動(上昇)している際中であることを言い、閉鎖動作中とは、シャッターカーテン12が開口部を閉鎖する方向に移動(下降)している際中であることを言う。
また、停止動作中とは、モータ17に取り付けられた図示しないブレーキを作動させて、開放動作中又は閉鎖動作中であったシャッターカーテン12の停止を開始してから、シャッターカーテン12が完全に停止するまでを言う。
図4(a)及び図4(b)はそれぞれ、操作スイッチの一例の外観図である。図4(a)及び図4(b)において、操作スイッチ19の内部には、シャッターカーテン12の開放(上昇)、停止、閉鎖(下降)の各動作に対応して、破線で示した、開放動作用センサ19A、停止動作用センサ19B、及び閉鎖動作用センサ19Cがそれぞれ設けられている。
そして、操作スイッチ19の表面には、液晶ディスプレイ19Dが取り付けられており、図4(a)に示すように、液晶ディスプレイ19Dには、各センサ19A,19B,19Cに対応して、操作スイッチ19の内部における各センサ19A,19B,19Cの位置を示す、センサ位置表示19AD、19BD、19CDがそれぞれ表示されている。
各センサ19A,19B,19Cは、近赤外線を所定の限定した距離へ照射して、その反射光を検出する近赤外線反射方式のセンサや、静電容量の変化を検出する静電容量センサ、あるいは形成した電界の変化を検出する電界センサなどで構成されており、操作者の手指が近傍にあることを非接触で検出して、各検出信号を出力する。
操作スイッチ19は、各センサ19A,19B,19Cの各検出信号に応じて、シャッターカーテン12の開放、停止、閉鎖の各動作を指示するための各制御信号を制御装置18へ出力する。
制御装置18のCPU18bは、操作スイッチ19から入力された各制御信号に基づき、各制御信号に応じたシャッターカーテン12の各動作を実行する。
このとき、各センサ19A,19B,19Cは、個別に決められた検出期間だけ操作者の手指を非接触で検出したときに、検出信号をそれぞれ出力する。そして、本発明の一実施の形態においては、停止動作用センサ19Bの検出期間が、開放動作用センサ19Aの検出期間、及び閉鎖動作用センサ19Cの検出期間よりも短く設定されている。例えば、開放動作用センサ19Aの検出期間、及び閉鎖動作用センサ19Cの検出期間がそれぞれ1秒であるのに対し、停止動作用センサ19Bの検出期間を0.1秒とする。
開放動作用センサ19Aの検出期間、及び閉鎖動作用センサ19Cの検出期間が、停止動作用センサ19Bの検出期間よりも長いので、開放動作用センサ19A及び閉鎖動作用センサ19Cの誤検出による誤動作が防止される。そして、検出期間が開放動作用センサ19A及び閉鎖動作用センサ19Cよりも短い停止動作用センサ19Bにより、開放動作中又は閉鎖動作中のシャッターカーテン12が短時間で停止して、安全性が向上する。
あるいは、本発明の他の実施の形態においては、操作スイッチ19が、シャッターカーテン12の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中に、各センサ19A,19B,19Cの各検出期間を、シャッターカーテン12の停止時よりも短くする。
図5は、本発明の他の実施の形態による、シャッターカーテン12の制御動作を示すフローチャートである。
まず、速度検出装置30は、モータ17の回転速度を検出することにより、シャッターカーテン12が、開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中であることを検出し、検出結果を操作スイッチ19へ出力する(ステップ501)。
シャッターカーテン12が、開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中でないとき、即ち、シャッターカーテン12が停止中であるときは、ステップ503へ進む。
シャッターカーテン12が、開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中であるとき、操作スイッチ19は、各センサ19A,19B,19Cの各検出期間を、シャッターカーテン12の停止時の各検出期間よりも、それぞれ短くする(ステップ502)。
なお、操作スイッチ19は、速度検出装置30の検出結果によらず、シャッターカーテン12の開放動作又は閉鎖動作を指示するための各制御信号を出力した後、開放動作又は閉鎖動作に応じた各所定期間内であるときに、シャッターカーテン12が、開放動作中又は閉鎖動作中であるとしてもよい。
また、操作スイッチ19は、速度検出装置30の検出結果によらず、シャッターカーテン12の停止動作を指示するための制御信号を出力した後、開放動作中又は閉鎖動作中であったシャッターカーテン12の停止動作に要する各所定期間内であるときに、シャッターカーテン12が停止動作中であるとしてもよい。
それらの場合、操作スイッチ19は、速度検出装置30の検出結果を入力する必要はない。
そして、操作スイッチ19は、各センサ19A,19B,19Cのいずれかから検出信号が出力されたことを検出し(ステップ503)、その検出信号に応じた制御信号を制御装置18へ出力する(ステップ504)。
各センサ19A,19B,19Cから各検出信号が出力されていない場合、センサ19A,19B,19Cのいずれかから検出信号が出力されるまで、ステップ501~503の動作を繰り返す。
制御装置18のCPU18bは、操作スイッチ19から入力された制御信号が、停止動作用のものであるか否かを判断する(ステップ505)。
制御信号が停止動作用のものである場合、CPU18bは、シャッターカーテン12の停止動作を実行して(ステップ506)、フローの最初に戻る。
ステップ505において、制御信号が停止動作用のものでない場合、CPU18bは、その制御信号が、開放動作用のものであるか否かを判断する(ステップ507)。
制御信号が開放動作用のものである場合、CPU18bは、シャッターカーテン12の開放動作を実行して(ステップ508)、フローの最初に戻る。
ステップ507において、制御信号が開放動作用のものでない場合、CPU18bは、その制御信号が、閉鎖動作用のものであるか否かを判断する(ステップ509)。
制御信号が閉鎖動作用のものである場合、CPU18bは、シャッターカーテン12の閉鎖動作を実行して(ステップ510)、フローの最初に戻る。
制御信号が閉鎖動作用のものでない場合、フローの最初に戻る。
なお、ステップ505で制御信号が停止動作用のものであるか否かを判断し、ステップ507で制御信号が開放動作用のものであるか否かを判断しているので、ステップ507で制御信号が開放動作用のものでない場合、その制御信号は、閉鎖動作用のものであることが判明する。従って、ステップ509の動作は、省略してもよい。
図5に示した実施の形態によれば、シャッターカーテン12の停止時は、各センサ19A,19B,19Cの各検出期間が、シャッターカーテン12の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中よりも長いので、各センサ19A,19B,19Cの誤検出による誤動作が防止される。そして、シャッターカーテン12の開放動作中又は閉鎖動作中は、検出期間がシャッターカーテン12の停止時よりも短い停止動作用センサ19Bにより、開放動作中又は閉鎖動作中のシャッターカーテン12が短時間で停止して、安全性が向上する。
本発明のさらに他の実施の形態においては、シャッターカーテン12の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中に、操作スイッチ19が、停止動作用センサ19Bの検出動作のみを有効とし、開放動作用センサ19Aの検出動作、及び閉鎖動作用センサ19Cの検出動作を無効とする。
例えば、シャッターカーテン12の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中に、操作スイッチ19は、停止動作用センサ19Bが検出信号を出力したときに、停止動作用の制御信号を制御装置18へ出力する一方、開放動作用センサ19A又は閉鎖動作用センサ19Cが各検出信号を出力しても、開放動作用又は閉鎖動作用の各制御信号を制御装置18へ出力しない。
あるいは、シャッターカーテン12の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中に、操作スイッチ19は、停止動作用センサ19Bへの電力供給を継続する一方、開放動作用センサ19A及び閉鎖動作用センサ19Cへの電力供給を一時的に中断する。
図6は、本発明のさらに他の実施の形態による、シャッターカーテンの制御動作を示すフローチャートである。
まず、速度検出装置30は、モータ17の回転速度を検出することにより、シャッターカーテン12が、開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中であることを検出し、検出結果を操作スイッチ19へ出力する(ステップ601)。
シャッターカーテン12が、開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中でないとき、即ち、シャッターカーテン12が停止中であるときは、ステップ603へ進む。
シャッターカーテン12が、開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中であるとき、操作スイッチ19は、停止動作用センサ19Bの検出動作のみを有効とし、開放動作用センサ19Aの検出動作、及び閉鎖動作用センサ19Cの検出動作を無効とする(ステップ602A)。
そして、操作スイッチ19は、停止動作用センサ19Bの検出期間を、シャッターカーテン12の停止時の検出期間よりも、短くする(ステップ602B)。
以降のステップ603~610の動作は、図5のステップ503~510の動作と同様である。
図6に示した実施の形態によれば、シャッターカーテン12の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中に、CPU18bが、停止動作用センサ19Bの検出動作のみを有効とし、開放動作用センサ19Aの検出動作、及び閉鎖動作用センサ19Cの検出動作を無効とするので、開放動作用センサ19A及び閉鎖動作用センサ19Cによる誤検出が発生することなく、安全性がさらに向上する。
また、シャッターカーテン12の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中は、検出動作が有効なセンサが、停止動作用センサ19Bのみであるので、操作者は、開放動作用センサ19A及び閉鎖動作用センサ19Cによる誤検出を懸念する必要が無くなり、操作スイッチ19の操作性が向上する。
図4(a)に示した例において、操作スイッチ19の内部における各センサ19A,19B,19Cの位置を示すセンサ位置表示19AD、19BD、19CDは、各センサ19A,19B,19Cの各検出動作が有効であることを示す役割も兼ねている。
図4(b)に示すように、シャッターカーテン12の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中は、液晶ディスプレイ19Dに、検出動作が現在有効である停止動作用センサ19Bのセンサ位置表示19BDのみが表示され、検出動作が現在無効である、開放動作用センサ19Aのセンサ位置表示19AD、及び閉鎖動作用センサ19Cのセンサ位置表示19CDは、表示されない。
図4(b)に示した例によれば、操作スイッチ19が、各センサ19A,19B,19Cの検出動作が有効であることを示す役割を兼ねたセンサ位置表示19AD、19BD、19CDを、各センサ19A,19B,19Cに対応してそれぞれ有し、検出動作が有効であるセンサに対応した表示のみを、液晶ディスプレイ19Dに表示させるので、開閉体装置の操作者は、表示の有無により、検出動作が有効であるセンサを確認することができる。
なお、図4(a)及び図4(b)の例に限らず、各センサの検出動作が有効であることを示す表示を、操作スイッチの内部における各センサの位置を示すセンサ位置表示とは別個に設けてもよい。
その場合、各センサの検出動作が有効であることを示す表示は、LEDライトなどからなる表示器などで構成してもよい。
以上説明した実施の形態では、モータ17として直流モータを用い、モータ17の印加電圧を可変させて、シャッターカーテン12の動作速度を変更しているが、モータ17として交流モータを用い、インバータ装置などによりモータ17へ印加する交流電力の周波数を可変させて、シャッターカーテン12の動作速度を変更してもよい。
本発明の開閉体装置としては、例えば、シャッター装置、窓シャッター装置、ブラインド装置、ロールスクリーン装置、垂れ幕装置、移動間仕切装置、引き戸装置、開き戸装置、折れ戸装置、門扉装置、オーニング装置、防水板装置などにも適用可能である。
10…開閉体装置
11…シャッターケース
12…シャッターカーテン
13,14…ガイドレール
15…巻取シャフト
16…チェーン
17…モータ
172…位置検出装置
18…制御装置
18a…モータ駆動回路
18b…CPU
185…障害物感知装置
19…操作スイッチ
19A…開放動作用センサ
19B…停止動作用センサ
19C…閉鎖動作用センサ
19D…液晶ディスプレイ
19AD,19BD,19CD…センサ位置表示
20…電源供給装置
30…速度検出装置
40…安全装置

Claims (8)

  1. 開口部の周縁部に設けられた開閉手段と、
    前記開閉手段を電動で動作させるための開閉機と、
    前記開閉機を駆動して、前記開閉手段の動作を電動で制御する制御手段と、
    前記開閉手段の開放、停止、閉鎖の各動作用の各センサを有し、前記各センサにより操作者の手指を非接触で検出して、前記開閉手段の前記各動作を指示するための各制御信号を前記制御手段へ出力する操作スイッチとを備え、
    前記操作スイッチの前記各センサは、個別に決められた各検出期間だけ操作者の手指を非接触で検出したときに、検出信号をそれぞれ出力し、
    停止動作用の前記センサは、開放動作用の前記センサの検出期間、及び閉鎖動作用の前記センサの検出期間よりも短い検出期間で、前記検出信号を出力し、
    前記操作スイッチは、前記各センサの各検出信号に応じて、前記各制御信号を出力することを特徴とする開閉体装置。
  2. 開口部の周縁部に設けられた開閉手段と、
    前記開閉手段を電動で動作させるための開閉機と、
    前記開閉機を駆動して、前記開閉手段の動作を電動で制御する制御手段と、
    前記開閉手段の開放、停止、閉鎖の各動作用の各センサを有し、前記各センサにより操作者の手指を非接触で検出して、前記開閉手段の前記各動作を指示するための各制御信号を前記制御手段へ出力する操作スイッチとを備え、
    前記操作スイッチの前記各センサは、個別に決められた各検出期間だけ操作者の手指を非接触で検出したときに、検出信号をそれぞれ出力し、
    前記操作スイッチは、前記開閉手段の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中に、前記各センサの前記各検出期間を、前記開閉手段の停止時よりも短くし、前記各センサの各検出信号に応じて、前記各制御信号を出力することを特徴とする開閉体装置。
  3. 請求項2に記載の開閉体装置において、前記操作スイッチは、前記開閉手段の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中に、停止動作用の前記センサの検出動作のみを有効とし、開放動作用の前記センサの検出動作、及び閉鎖動作用の前記センサの検出動作を無効とすることを特徴とする開閉体装置。
  4. 請求項3に記載の開閉体装置において、前記操作スイッチは、前記各センサの検出動作が有効であることを示す表示手段を、前記各センサに対応してそれぞれ有し、検出動作が有効である前記センサに対応した前記表示手段のみを表示させることを特徴とする開閉体装置。
  5. 開口部の周縁部に設けられた開閉手段と、
    前記開閉手段を電動で動作させるための開閉機と、
    前記開閉機を駆動して、前記開閉手段の動作を電動で制御する制御手段と、
    前記開閉手段の開放、停止、閉鎖の各動作用の各センサを有し、前記各センサにより操作者の手指を非接触で検出して、前記開閉手段の前記各動作を指示するための各制御信号を前記制御手段へ出力する操作スイッチとを備えた開閉体装置の制御方法であって、
    前記操作スイッチの前記各センサにより、個別に決められた各検出期間だけ操作者の手指を非接触で検出したときに、検出信号をそれぞれ出力し、
    停止動作用の前記センサにより、開放動作用の前記センサの検出期間、及び閉鎖動作用の前記センサの検出期間よりも短い検出期間で、前記検出信号を出力し、
    前記操作スイッチにより、前記各センサの各検出信号に応じて、前記各制御信号を出力することを特徴とする開閉体装置の制御方法。
  6. 開口部の周縁部に設けられた開閉手段と、
    前記開閉手段を電動で動作させるための開閉機と、
    前記開閉機を駆動して、前記開閉手段の動作を電動で制御する制御手段と、
    前記開閉手段の開放、停止、閉鎖の各動作用の各センサを有し、前記各センサにより操作者の手指を非接触で検出して、前記開閉手段の前記各動作を指示するための各制御信号を前記制御手段へ出力する操作スイッチとを備えた開閉体装置の制御方法であって、
    前記操作スイッチの前記各センサにより、個別に決められた各検出期間だけ操作者の手指を非接触で検出したときに、検出信号をそれぞれ出力し、
    前記開閉手段の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中に、前記操作スイッチにより、前記各センサの前記各検出期間を、前記開閉手段の停止時よりも短くし、前記各センサの各検出信号に応じて、前記各制御信号を出力することを特徴とする開閉体装置の制御方法。
  7. 請求項6に記載の開閉体装置の制御方法において、前記開閉手段の開放動作中、停止動作中、又は閉鎖動作中に、前記操作スイッチにより、停止動作用の前記センサの検出動作のみを有効とし、開放動作用の前記センサの検出動作、及び閉鎖動作用の前記センサの検出動作を無効とすることを特徴とする開閉体装置の制御方法。
  8. 請求項7に記載の開閉体装置の制御方法において、前記操作スイッチに、前記各センサの検出動作が有効であることを示す表示手段を、前記各センサに対応してそれぞれ設け、
    前記操作スイッチにより、検出動作が有効である前記センサに対応した前記表示手段のみを表示させることを特徴とする開閉体装置の制御方法。
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