JP5713838B2 - 開閉制御装置 - Google Patents
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Description
本発明の他の目的は、本明細書及び図面の記載から明らかになる。
電動昇降して開口部を開閉する扉体と、
開口部の前方空間に水平面状の検知領域を設定し、当該検知領域内に位置する物体を検知する検知手段と、
検知手段の検知・非検知に基づいて扉体の電動昇降を制御する制御部と、
を備え、
前記検知手段は、前記扉体の下端近傍の高さに位置すると共に、扉体の昇降に伴って昇降する可動の検知手段であり、当該検知手段の昇降に伴い前記検知領域が昇降するようになっており、
前記制御部は、前記扉体の上昇時に、前記検知手段が検知状態にある間は前記扉体の上昇を継続し、前記検知手段が検知状態から非検知状態になったことに基づき扉体の上昇を停止することで開口高さを制御する、
開閉制御装置、である。
上記扉体の上昇時には、開口部全閉状態から扉体が上昇する場合、開口部半開状態から扉体が上昇する場合、が含まれる。
扉体の上昇の起動は、前記検知領域が起動エリアを兼用することで、自動的に扉体が上昇する場合(後に述べる)の他に、手動で押釦スイッチ等のスイッチを操作することより扉体を上昇させる場合も含まれる。
1つの態様では、前記検知手段は、前記扉体の下端近傍に連結されており、当該扉体の昇降と共に昇降可能となっている。
1つの態様では、開口部の枠側には扉体の昇降方向に沿ってガイドレールが設けてあり、前記検知手段は、扉体の昇降に伴って前記ガイドレールに案内されながら昇降するように構成されている。
1つの態様では、前記扉体の下方部位には当接部、前記検知手段には被当接部が設けてあり、前記扉体の上昇に伴って当接部が被当接部に当接して前記検知手段がガイドレールに沿って扉体と共に上昇し、前記扉体の下降時には前記検知手段は前記ガイドレールに沿って自重で下降する。
1つの態様では、扉体の当接部と検知手段の被当接部が当接係止した状態において、前記検知手段によって形成される水平面状の検知領域は、扉体下端よりも下方に位置している。
前記制御部は、前記検知手段が非検知状態から検知状態になった時に、全閉状態あるいは半開状態で停止している扉体の上昇を開始する。
すなわち、前記検知領域は、開口高さ制御エリア兼起動エリアである。
前記制御部は、扉体の下降中に、前記検知手段が非検知状態から検知状態となった時に、扉体の下降の停止、あるいは、扉体の反転上昇を行う。
すなわち、前記検知領域は、開口高さ制御エリア兼障害物検知エリアである。
前記第1エリアは、開口高さ制御エリア、あるいは、開口高さ制御兼起動エリアであり、
前記第2エリアは、障害物検知エリア、である。
1つの態様では、前記第2エリアは、開口部に近い側に設定され、前記第1エリアよりも開口部から奥行寸法が小さい小面積の検知領域であり、
前記制御部は、扉体の下降中に、前記第2エリアにおいて、前記検知手段が非検知状態から検知状態となった時に、扉体の下降の停止、あるいは、扉体の反転上昇を行い、前記第1エリアのみにおいて、前記検知手段が非検知状態から検知状態となった時には、当該第1エリアでの検知を無効とし、前記扉体の下降を継続する。
前記第1エリアは、開口高さ制御エリア、あるいは、開口高さ制御兼起動エリアであり、
前記第2エリアは、上限位置検出エリア、あるいは/および、下限位置検出エリア、である。
1つの態様では、図2に点線で示すように、上限近傍に位置して被検知部材ULを設け、前記第2エリアが上昇して当該被検知部材ULを検知した時に、扉体の上昇を停止する。また、下限近傍に位置して被検知部材LLを設け、前記第2エリアが下降して当該被検知部材LLを検知した時に、扉体の下降を停止する。1つの態様では、被検知部材UL、LLは、開口部の幅方向の端部に設けてあり、前記第2エリアは、開口部の幅方向の端部の部材を検知できるような領域に設定される。
本発明の開閉制御装置が適用される扉体を、オーバーヘッドドアに基づいて、図1〜図7を参照しつつ説明する。オーバーヘッドドアは、開口部全幅に亘って延びるパネル1を上下に連設して形成されたシャッターカーテンと、パネル1の幅方向両端部を案内する左右のガイドレール2と、シャッターカーテンを電動で昇降駆動させる駆動機構と、を備えている。図1はシャッターカーテンにより建物開口部が閉鎖された開口部全閉状態を示す側面図であり、複数枚のパネル1が垂直姿勢となって、開口部を閉鎖している。図2は建物開口部が開放された開口部全開状態を示し、複数枚のパネル1が垂直姿勢から上昇して、室内側空間の上方に沿って横方向に延びた姿勢となって、開口部を開放した状態となる。
[B−1]可動検知手段が扉体に連結されたタイプ
最下位のパネル1の室外側面部10、室内側面部11の幅方向の一端側の下方部位には、センサS1、S2がそれぞれ設けてある。図示の態様では、図3に示すように、室外側のセンサS1が、室内側のセンサS2よりも、下方に位置しているが、室内外のセンサの高さ位置の関係は、これに限定されるものではなく、同じ高さ位置でもよく、あるいは、室内側のセンサが、室外側のセンサよりも、下方に位置していてもよい。センサS1、S2は開口部幅方向の同じ側の端部に設けてある。図6に示すように、センサS1、S2は、開閉機4が設けられた側の端部に位置しており、配線等の便宜を図っている。図示の態様では、センサS1、S2は、ブラケット6を介して最下位のパネル1の室外側面部10、室内側面部11に取り付けられている。各ブラケット6は、センサS1、S2を載設する底壁60と、平面視L形状の側壁を備えており、側壁の一辺61が最下位のパネル1の室外側面部10、室内側面部11の幅方向端部の下方部位に取り付けられている。
シャッターカーテンの昇降に伴って昇降する可動のセンサの他の態様を、図8〜図11を参照しつつ説明する。センサS1、S2が最下位のパネル1に固定されている場合について上述したが、センサS1、S2は最下位のパネル1から独立するものでもよい。
図1〜図11を通して、同一の要素については同一の参照番号を付してあり、同一の参照番号を付した要素の説明については、上述の記載を援用することができる。
シャッターカーテンの下端部と可動センサ組立体との当接係止構成に係る他の実施形態を図12に示す。図12に示す態様は、シャッター装置全般に適用することが可能である。図12に示す態様の特徴は、シャッターカーテンの昇降時に当該シャッターカーテンの下端よりも下方の位置に検知領域を形成する点にある。
開閉制御装置の制御部の構成および動作について図13、図14を参照しつつ説明する。制御部Cは、複数の入力要素からの各種の入力に応じて、複数の出力要素を制御して当該出力要素から各種の出力を行う。図14に示すように、入力要素としては、開押釦、停止押釦、閉押釦を備えた手動操作器、開口部の室外側に位置するセンサS1(検知エリア1、検知エリア2を設定)、開口部の室内側に位置するセンサS2(検知エリア1、検知エリア2を設定)、安全センサ(障害物検知用光電スイッチ5)、第1上限位置(開口部全開状態)、第2上限位置(減速用)、第1下限位置(開口部全閉状態)、第2下限位置(減速用)を検知するリミットスイッチLS、がある。出力要素としては、開閉機(モータ)4、信号灯を備えた表示器(回転灯)D、音声警報器(ブザー)がある。制御部は、手動操作器からの入力、各検知手段(センサS1、S2、光電スイッチ5、リミットスイッチLS)の検知結果に基づいて、シャッター装置の開閉制御(シャッターカーテンの上昇、下降、停止、全閉状態の維持、全開状態の維持)、表示器の表示制御(表示の切り替え・維持)、音声警報器の制御を行う。
開閉制御の態様について図15〜図18を参照しつつ、より具体的に説明する。ここで述べる開閉制御は、オーバーヘッドドアに限定されるものではなく、扉体が上下に昇降することで開口部を開閉するシャッター装置に広く適用し得るものである。このようなシャッター装置としては、板状のスラットを上下に連設して形成されたシャッターカーテンを備えたスラットシャッター、パイプシャッター、シートシャッター、パネルシャッター(オーバーヘッドドアを含む)等を例示することができる。
開閉制御装置による開閉制御のフローについて、図19、図20に基づいて説明する。図20は、図19と類似の図であり、一部の線を太線で示している。先ず、図20の太線を参照しつつ、検知エリア1、検知エリア2を備えたエリアセンサを用いた開閉制御について説明する。
2 ガイドレール
4 開閉機
S、S1、S2 センサ
A1、A2 検知領域
Claims (7)
- 電動昇降して開口部を開閉する扉体と、
開口部の前方空間に水平面状の検知領域を設定し、当該検知領域内に位置する物体を検知する検知手段と、
前記検知手段の検知状態・非検知状態を判定して扉体の電動昇降を制御する制御部と、
を備え、
前記検知手段は、前記扉体の下端近傍の高さに位置すると共に、扉体の昇降に伴って昇降する可動の検知手段であり、開口部全閉状態において、前記水平面状の検知領域が床面に対して離間して平行する水平面を形成しており、当該検知手段の昇降に伴い前記水平面状の検知領域が開口部前方空間に位置した状態で昇降するようになっており、
前記制御部は、前記扉体の上昇時に、前記検知手段が検知状態にある間は前記扉体の上昇を継続し、前記検知手段が検知状態から非検知状態になったことを判定して前記扉体の上昇を停止することで開口高さを制御する、
開閉制御装置。 - 前記検知領域は、起動エリアを兼ねており、
前記制御部は、前記検知手段が非検知状態から検知状態になった時に、全閉状態あるいは半開状態で停止している扉体の上昇を開始する、
請求項1に記載の開閉制御装置。 - 前記検知領域は、障害物検知エリアを兼ねており、
前記制御部は、扉体の下降中に、前記検知手段が非検知状態から検知状態となった時に、扉体の下降の停止、あるいは、扉体の反転上昇を行う、請求項1、2いずれか1項に記載の開閉制御装置。 - 前記検知手段により、領域の異なる複数の水平面状の検知領域が設定されている、請求項1〜3いずれか1項に記載の開閉制御装置。
- 前記複数の検知領域は、少なくとも、第1エリアと、第2エリアと、を含み、
前記第1エリアは、開口高さ制御エリア、あるいは、開口高さ制御兼起動エリアであり、
前記第2エリアは、障害物検知エリア、上限位置検出エリア、下限位置検出エリアからなる群から選択された1つのエリア、あるいは、複数のエリアの兼用エリアである、
請求項4に記載の開閉制御装置。 - 前記第2エリアは、開口部に近い側に設定され、前記第1エリアよりも開口部から奥行寸法が小さい小面積の検知領域からなる障害物検知エリアであり、
前記制御部は、扉体の下降中に、前記第2エリアにおいて、前記検知手段が非検知状態から検知状態となった時に、扉体の下降の停止、あるいは、扉体の反転上昇を行い、前記第1エリアのみにおいて、前記検知手段が非検知状態から検知状態となった時には、当該第1エリアでの検知を無効とし、前記扉体の下降を継続する、請求項5に記載の開閉制御装置。 - 前記検知領域は障害物検知エリアを含み、
当該障害物検知エリアにおいて前記検知手段が非検知状態から検知状態となって扉体が反転上昇を開始すると、前記制御部は、前記検知手段が検知状態にある間は前記扉体の上昇を継続し、前記検知手段が検知状態から非検知状態になったことに基づき扉体の上昇を停止する、請求項3、5、6いずれか1項に記載の開閉制御装置。
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