JP2007077791A - 電動シャッターの防犯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
防犯機能が確実なシャッターの防犯作動をより低コストで実現する。
【解決手段】
開口部を開閉するシャッターを、電動モータを駆動原とする開閉機によって昇降センサで検出した全開位置と全閉位置とに亘って昇降させる電動シャッターにおいて、シャッター近傍の所定エリア内への異物の侵入を検出する接近センサ又は/及びシャッターの上昇量を検出する上昇センサを設け、シャッターが全閉位置にあるとき、接近センサが異物の侵入を感知又は上昇センサがシャッターの所定量の上昇を感知すると、開閉機は、シャッターを所定時間下降動作させ続ける閉時防犯作動をとることを特徴とする電動シャッターの防犯装置。
【選択図】
図1

Description

本発明は、建物の窓や出入口といった開口部を開閉する電動シャッターの防犯装置に関するものである。
開口部の上方に電動モータを駆動原とする開閉機を設け、この開閉機の正逆駆動に基づいてシャッターを全開位置(上昇位置)と全閉位置(下降位置)との間に亘って昇降させて開口部を開閉する電動シャッターは知られている。 この種の電動シャッターでは、防犯性を考慮して、無理に開けられようとしたとき等には、開閉機を下降動作させてシャッターを全閉位置に強制的に戻すものが、例えば、特許文献1に示されている。
この先行例では、シャッターの全閉位置と全開位置とを検出する昇降センサ(カウンタ式のリミットスイッチ)を設けて昇降センサで検出する両位置の間を昇降させているが、これに加えて、シャッターが全閉位置から上昇する状態を検出する上昇センサ(エンコーダ式の検知センサ)を設け、シャッターが下降位置から(無理に)持ち上げられたことを上昇センサが感知すると、開閉機を下降駆動してシャッターを全閉位置まで降ろす防犯作動をとらせている。
特許第3458301号公報
ところで、この種のシャッターは、シャッター片(スラット)を屈曲可能に上下に連接したもので構成しており、上記した全閉位置は、上方のドラム(巻取り軸)から垂れ下がったスラットの最下片がちょうど水切り等に着地した波打ちのない状態に設定してある。その理由は、これ以上下降させると、スラットが圧接状態になって、これを案内するガイドレール内で波打ち、見映えが悪くなるからである。したがって、シャッターが全閉位置にあっても、各スラットは、その連結部間で相互の隙間がなお縮まったり、これを案内するガイドレール内で前後に屈曲して波打ったりする余地を残しており、このため、無理やり持ち上げると、下に隙間を作ることができる。
この場合でも、上昇センサがこれを感知すると、開閉機がシャッターを下降動作させて防犯作動をとることになるが、シャッターは通常の全閉位置に戻されるだけであるから、再度、無理やり持ち上げると、同じような隙間ができる。このような行為が繰り返されると、開閉機は、その都度、防犯作動を繰り返すことになり、これに伴って、開閉機の電動モータに始動時の度に過大な電流が流れ、コイルが過熱して焼き付いてしまう虞がある。そうなると、防犯作動をとらなくなるから、容易にシャッターを開けることができる。
これにおいて、上記したように、シャッターの全開位置と全閉位置とは、昇降センサでその位置を確認し、防犯作動は、上昇センサでシャッターの所定の上昇を感知する構造である。この場合の昇降センサや上昇センサは、シャッターそのものの位置や高さを検出するリミットスイッチのようなものの方が検出が確実であるが、配線や取付けが面倒なこと及び風にあおられた際の振動等でスラット全体がたわんで誤作動を起こし易いこともあって、出力装置である開閉機の電動モータの回転数等を検出して位置や高さに換算するオープン制御のものが主流である。
この電動モータの回転数を検出する機器には種々のものがあるが、一種の交流発電機であって、電動モータの回転で起電してその発電量を位置や角度の量に変換するタコジェネレータが価格が安いこともあって多く使用されている。しかし、回転数と発電量とは正確に対応し難いこともあって、タコジェネレータは検出精度が低い。このため、再々の昇降や度々の防犯作動に基づく繰り返しの使用は、検出誤差を累積することになり、これがプラス側にずれると、下降過剰になってシャッターに無理がかかるし、マイナス側にずれると、十分に下降しきらず、下に隙間ができる。下に隙間ができると、この隙間を使って無理にこじ開けられるといった事態にもなり、防犯性において劣る。このため、比較的精度の高いエンコーダ式の検知センサを使用しているが、コストが高くなるという問題があった。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、センサの構造やこれの検出データに基づく制御を簡単にして防犯性の高い防犯作動をより低コストでできるようにしたものである。
以上の課題の下、本発明は、請求項1に記載した、開口部を開閉するシャッターを、電動モータを駆動原とする開閉機によって昇降センサで検出した全開位置と全閉位置とに亘って昇降させる電動シャッターにおいて、シャッター近傍の所定エリア内への異物の侵入を検出する接近センサ又は/及びシャッターの上昇量を検出する上昇センサを設け、シャッターが全閉位置にあるとき、接近センサが異物の侵入を感知又は上昇センサがシャッターの所定量の上昇を感知すると、開閉機は、シャッターを所定時間下降動作させ続ける閉時防犯作動をとることを特徴とする電動シャッターの防犯装置を提供する。
さらに、本発明は、請求項2に記載した、開口部を開閉するシャッターを、電動モータを駆動原とする開閉機によって昇降センサで検出した全開位置と全閉位置とに亘って昇降させる電動シャッターにおいて、シャッターの上昇量を検出する上昇センサを設け、シャッターが全閉位置から所定量上昇した範囲の半閉位置にあるとき、上昇センサがシャッターの所定量の上昇を感知すると、開閉機は、シャッターを所定時間下降動作させ続ける半閉時防犯作動をとることを特徴とする電動シャッターの防犯装置を提供する。
そして、以上の防犯装置において、請求項3に記載した、シャッターが、スラットを屈曲可能に上下に連接してガイドレールで案内されて昇降するものであり、閉時防犯作動及び半閉時防犯作動をとるときには、最下片のスラットが着地した状態で、各スラットの連結部が詰まり、かつ、ガイドレール内で前後に屈曲して各スラットに所定の圧接力がかかった状態にされる手段、請求項4に記載した、閉時防犯作動及び半閉時防犯作動における所定時間がタイマで設定される手段を提供する。
また、本発明は、請求項5に記載した、開口部を開閉するシャッターを、電動モータを駆動原とする開閉機によって昇降センサで検出した全開位置と全閉位置とに亘って昇降させる電動シャッターにおいて、シャッター近傍の所定エリア内への異物の侵入を検出する接近センサ又は/及びシャッターの上昇量を検出する上昇センサを設け、シャッターが全閉位置から所定量上昇した範囲の半閉位置よりも更に上の開位置又は全開位置にあるとき、接近センサが異物の侵入を感知又は上昇センサがシャッターの所定量の上昇を感知すると、開閉機は、シャッターを半閉位置の上限に達するまで下降動作させる開時防犯作動をとることを特徴とする電動シャッターの防犯装置を提供したものである。
さらに、上記したすべての防犯装置において、請求項6に記載した、上昇センサが、電動モータの回転に伴って発電するタコジェネレータであり、このタコジェネレータが昇降センサを兼ねるものである手段、請求項7に記載した、上昇センサが、電動モータの回転数をパルス信号で発信するパルス発信器であり、このパルス発信器が昇降センサを兼ねるものである手段を提供する。
シャッターが全閉位置にあるときの防犯装置である請求項1の発明では、接近センサ、上昇センサのいずれか又は双方が具備されるのであるが、前者のみであれば、侵入者がシャッターに近づいただけで接近センサがこれを感知して防犯作動をとらせる。したがって、より早い段階で侵入者にこじ開けを断念させる心理的効果も期待できる。また、後者のみであれば、シャッターの無理やりの持上げに対して防犯作動をとらせる。したがって、侵入行為を確実に防止できる。さらに、両者を併備したものにすれば、二重の防犯作動をとらせることができるとともに、一方が故障したような場合を補償する。
そして、これにおける防犯作動は、シャッターを下の水切り等に対して所定の圧接力でもって圧接し続けるものであるため、下に隙間ができることはないし,シャッター自体も、非常に剛性の高いものになって十分な防犯性を発揮する。また、この防犯作動は、所定時間持続するから、この間にこじ開けが繰り返されたとしても、こじ開けられることもなく、より防犯性が高い。
シャッターが半閉位置にあるときの防犯装置である請求項2の発明によれば、接近センサによる幼児やペットの単なる存在や接近では防犯作動はとらず、意図したシャッターの持上げだけに対して防犯作動をとらせるので、幼児やペットの挟込みの発生を防ぎつつ、半閉時における防犯性が付与できる。
さらに、シャッターが開位置や全開位置にあるときの防犯装置である請求項5の発明によれば、接近センサ又は上昇センサの感知により半閉位置の上限に達するまで下降動作させる開時防犯作動をとらせるので、シャッターは半閉位置の上限で停止することになり、強制下降動作させるときの幼児やペットの挟込みを防ぎつつ、開位置や全開位置における防犯性も付与できる。
一方、シャッターの構成と防犯作動のときの圧接力を請求項3の手段にすれば、シャッターをガイドレールに対して少しのガタのないものにできてより剛性の高いものになる。そして、請求項4の手段によれば、タイマの設定時間をある程度長くとることで、侵入者にこじ開けを断念させる心理的効果も期待できる。請求項6の手段によれば、検出精度の低い昇降センサで足りるし、請求項7の手段によれば、より精度の高いものとなる。
発明の実施の形態
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は電動シャッターの正面図、図2は要部断面図であるが、1は、建物の開口部に設けられるシャッターであって、このシャッター1は、シャッタースラット1aを上下に屈曲可能に連ねたもので構成され、開口部上方のシャッターケース2内に配設されるドラム(回動軸)3に巻装されており、開閉機4の正逆駆動に基づいてドラム3が回動することで、開口部両側のガイドレール5によってガイドされる状態で昇降するものである。
これにおける開閉機4は、駆動原である電動モータ4aの回転数を減速機4bで減速して出力するものである。さらに、シャッターケース2の下面中央位置には、シャッター1近傍の所定エリア内への異物の侵入を検出する接近センサ10が取り付けられている。この接近センサ10としては、赤外線センサや超音波センサ等の非接触型のセンサが考えられ、左右のガイドレール5の前面下方位置、又は最下片のスラット1bの前面中央位置等に取付けできる。この他、適当な個所に警報器(図示省略)も設けられている。
シャッター1の昇降の状況は、昇降センサと上昇センサとで検出される。これにおける昇降センサと上昇センサは、共にシャッター1の上昇位置と下降位置とを検出するもので、これには、リミットスイッチやスケールの読取りといったシャッター1の位置を直接検出するクローズド型のものもあれば、開閉機4(電動モータ4a)の回転数を検出するオープン型のものもあるが、いずれを使用してもよい。そして、シャッター1の全開位置と全閉位置とに亘る昇降は、昇降センサで検出し、昇降センサがそれぞれの位置を検出すると、開閉機4による上昇動作及び下降動作は止むようになっている。
そして、侵入者の接近や無理やりのこじ開けを阻止する防犯作動は、全閉位置等において、接近センサによる侵入者の感知又は上昇センサによるシャッター1の所定量の上昇を感知して行われる。具体的には、接近センサ又は上昇センサから検出信号が送られて来ると、開閉機4は、所定時間、シャッター1を下降動作させ続ける仕組みにしている。したがって、この防犯作動のときには、最下片のスラット1bが水切り9に単に着地した状態を超え、各スラット1aの連結部が詰まり、かつ、ガイドレール5内で前後に屈曲して各スラット1aに所定の圧接力がかかった状態になり、非常に剛性の高い一枚板のようになっている。
以上は、本発明の基本的な形態であるが、より好ましい形態は、昇降センサと上昇センサとして、開閉機4(本例では、電動モータ4a)の回転数を検出するオープン制御のものを採用し、しかも、これを一つで兼用できる態様のものである。本例では、電動モータ4aの出力軸に交流発電機の一種であるタコジェネレータ(以下、タコジェネ)6を組み込み、タコジェネ6で発生した電力を制御部7でA−D変換することで、電動モータ4aの回転数をパルスに変換してこのパルスを取り扱うようにしている。すなわち、本例では、昇降センサ及び上昇センサを一つの安価なタコジェネ6で代用しているのであり、これを可能にしているのは、後述するように、シャッター1の昇降の基準位置である全開位置を電動モータ4aの一定の過負荷で判断し、このとき、制御部7がカウントしたタコジェネ6のパルス数をその都度基準値にリセットするようにしてタコジェネ6の精度を補償しているからである。
図5はこの動きをさせる場合の制御の仕組みを示すブロック図であるが、これにおいて、開閉機4の駆動制御をするためにマイコン式の制御部7が設けられている。また、図1に示すように、開口部側方等には、操作スイッチ8が配されており、本例では、これらが上昇(開放)用スイッチPBU、停止用スイッチPBS、下降(閉鎖)用スイッチPBDで構成されており、各々からの操作信号である上昇指令、駆動停止指令、下降指令が制御部7に入力されるようになっている。また、制御部7には、電動モータ4aに流れる電流に関するデータも入力されるようになっている。そして、制御部7では、以上の各指令とデータを基に所定の制御をさせるようになっている。
以下、これらによる制御の仕組みについて説明する。まず、制御7がカウントするタコジェネ6のパルス数に基づいてシャッター1の全閉位置を設定する初期設定を行うのであるが、これは、図6に示すフローチャートのプログラムによって行われる。この初期設定をするには、シャッター1の位置は不問にして最初にPBSとPBDを同時にオンにする(制御部7に初期設定であることを認識させるため)。これにより、制御部7は開閉機4に対して一旦開放駆動指令を発してシャッター1を上昇させるが、やがて全開位置に到達して最下片のスラット1bがマグサで押し止められて電動モータ4aに過負荷がかかると、開閉機4に対して駆動停止指令を発してシャッター1の上昇を止める。このときカウントされたパルス数は初期値にクリアされるとともに、制御部7は開閉機4に対して閉鎖駆動指令を発し、シャッター1は自動的に下降して行く(同時に制御部7がカウントするタコジェネ6のパルス数も加算される)。
そこで、全閉位置と思われる位置に降りたときにPBSをオンにすると、駆動停止指令が発せられてシャッター1は停止する。次に、この位置が最下片のスラット1bが水切り9に正規に着地した全閉位置であるかどうかを判定し、全閉位置であれば、PBSとPBUを同時にオンにする。この入力があれば、制御部7は、その停止位置のパルス数を全閉位置の基準値として登録するのであるが、このとき、予め定めた全閉位置よりも所定量(約20cm程度)高い位置である半閉位置の上限のパルス数も制御部7に組み込まれたプログラムによって自動的に計算して登録する。なお、別途調整スイッチを設けることにより、この半閉位置の上限の登録パルス数を任意に調整することもできる。
一方、シャッター1が全閉位置で停止していなかったような場合には、停止位置が全閉位置より上か下かを判断する。全閉位置より上であれば、PBDをオンにして閉鎖駆動指令のステップにリターンさせ、全閉位置でPBSがオンにされるまでシャッター1を再度下降させる。これに対して、下であれば、PBUをオンにして開放駆動指令を発し、全閉位置でPBSがオンにされるまでシャッター1を上昇させる。
以上の初期設定により、シャッター1は、全閉位置と全開位置とに亘って開閉制御されることになるが、このうちの閉鎖制御は、図7に示すフローチャートによる閉鎖制御のプログラムによって実行される。閉鎖制御を行わせるには、まず、PBDをオンにする。すると、開閉機4に閉鎖駆動指令が発せられてシャッター1は下降するが(このとき、タコジェネ6は下降量に応じたパルス数を加算する)。この過程で、半閉位置の上限の登録パルス数に達したか否かが判断され、達した後にPBSをオンにすると、駆動停止指令が発せられてシャッター1の下降は停止する。この停止位置が半閉位置であり、以後、後述する半閉時防犯作動のモードに入る。
一方、PBSをオフのままにしておくと、シャッター1はそのまま下降を続け、この間、過負荷か否かが判断され、過負荷でないと判断されると、次に、全閉位置の登録パルス数に達したか否かが判断され、達しておれば、駆動停止指令が発せられてシャッター1の下降は停止する。この停止位置が全閉位置であり、以後、後述する閉時防犯作動のモードに入る。一方、過負荷が検知されることもあるが、この過負荷は、シャッター1の下に物が挟まったようなときであり、何らかの回避措置を講ずる必要がある。そこで、過負荷を検知すると、後述する下降時障害物検知制御のモードに入らせる。なお、全閉位置の登録パルス数に達していないときには、閉鎖駆動指令のステップにリターンさせ、全閉位置まで下降させるプログラムを再実行させる。
さらに、半閉位置の上限の登録パルス数に達していない間にPBSがオンにされると、駆動停止指令が発せられてシャッター1の下降は停止する。この位置は、半閉位置の上限よりも更に高い開位置であり、以後、後述する開時防犯作動のモードに入る。また、PBSがオフのままであると、シャッター1は下降を続行するが、このときも、過負荷か否かが判断される。過負荷と判断されるのは、シャッター1の下に障害物が存在したようなときであり、このときも、下降時障害物検知制御のモードに入るようになっている。なお、過負荷が検知されなければ、閉鎖駆動指令のステップにリターンさせ、全閉位置まで下降させるプログラムを再実行させることになる。
次に、上記した下降時障害物検知制御であるが、図8に示されるフローチャートのプログラムで実行される。シャッター1が下降中、その下に障害物等が存在して電動モータ4aに過負荷がかかると、制御部7から開閉機4に駆動停止指令が発せられてシャッター1の下降は止まる。次いで、開放駆動指令が発せられてシャッター1が上昇してパルス数を減算するが、このとき、半閉位置の上限の登録パルス数を超えているか否かが判断され、超えていた場合(開位置ということになる)、PBSがオンにされない限り、全開位置に至る。そこで、過負荷か否かが判断され、過負荷であれば、全開位置に至ったとして駆動停止指令を発し、シャッター1の上昇を止める。このとき、減算されていたパルス数は初期値にクリアされ、以後、後述する開時防犯作動のモードに入る。
また、開放駆動指令が発せられてシャッター1が上昇を開始する位置が半閉位置の上限の登録パルス数を超えていない場合(半閉位置ということになる)、PBSがオンにされない限り、上昇を続け、次いで、過負荷か否かが判断され、過負荷であれば、障害物が存在したとして駆動停止指令を発し、シャッター1の上昇を止めてその位置(半閉位置)に止まらせ、以後、半閉時防犯作動のモードに入る。
次に、シャッター1を全閉位置、半閉位置又は開位置から上昇させるときには、図9のフローチャートで示される開放制御のプログラムで実行される。開放制御は、まず、PBUをオンにして開放駆動指令を発してシャッター1を上昇させるが、このとき、半閉位置の上限の登録パルス数に達したか否かが判断される。上昇開始位置が、半閉位置の上限の登録パルス数に達していない全閉位置や半閉位置の場合であると、一旦、半閉位置の上限で駆動停止指令を発してシャッター1の上昇を止める。これによって半閉時防犯作動のモードに入るが、このように半閉位置の上限で一旦止めるのは、換気等のためにシャッター1を少し開けておきたい場合に、防犯性の高い半閉位置で確実に停止させるためである。さらに、半閉位置の上限から上昇させたいときには、PBUをオンにして開放駆動指令を発してシャッター1を上昇させ、PBSがオンにされないことを条件に過負荷か否かを判断する。
過負荷であれば、全開位置と判断して駆動停止指令を発してシャッター1の上昇を止める。このときのパルス数は、初期値にクリアされ、以後、開時防犯作動のモードに入る。要するに、シャッター1が全開位置に来る度にカウントしたパルス数を初期値にクリアし、タコジェネ6の精度を補償するようにしているのである。なお、途中でPBSをオンにすると、駆動停止指令が発せられてシャッター1はその場(開位置)で停止し、以後、開時防犯作動のモードに入る。
一方、開位置でシャッター1を上昇させるときには、上記半閉位置の上限から上昇させる場合と同じであり、PBSがオンにされないことを条件に過負荷か否かを判断し、過負荷であれば、上記と同様に全開位置と判断して駆動停止指令を発してシャッター1の上昇を止めるとともに、以後、開時防犯作動のモードに入る。また、途中でPBSをオンにすると、シャッター1はその場(開位置)で止まり、開時防犯作動のモードに入る。
以上において、閉時、半閉時、開時防犯作動とあるが、これらの制御は次のプログラムによって実行される。図10に示されるフローチャートはシャッターが全閉位置にあるときの閉時防犯作動のプログラムであるが、シャッター1が全閉位置にあるとき、まず、接近センサ10が異物の侵入を感知したか否かが判断され、もし、感知すると、閉鎖駆動指令を発してシャッター1を下降させる。同時に、タイマを起動させ、このタイマーの設定時間がタイムアップするまでこの下降動作を続行させる。
図4は閉時防犯作動が行われているときのシャッター1の要部断面図であるが、このときは、水切り9に対して所定の圧接力でもって最下片のスラット1bを圧接し続け、スラット1a相互の間隙は詰まって一枚の剛体板のようになり、なおかつ、シャッター1はスラット1aの連結部で屈曲し、ガイドレール5内で前後方向に一杯に波打った状態になって非常に剛性の高いものになっている。この状態は、謂わば、正規の全閉位置を通り越した過剰全閉位置ともいうべきものであり、これが防犯作動の態様である。したがって、無理やり持ち上げようとしても、それが防止される上に、タイマの設定時間をある程度長く(例えば、5分間)しておくことで、その時間だけこの状態が続くので、侵入者も侵入を諦めることになる。
ところで、タイマがタイムアップすると、駆動停止指令を発してシャッター1の下降動作を止めるのであるが、通常、シャッター1にはスラット重量をバランスさせるために上方(巻上げ方向)に付勢するバネがドラム3に組み込んであり(図示省略)、駆動停止指令を発すると、このバネによってシャッター1は若干持ち上がる。したがって、極度の圧接状態から開放されて全閉位置における通常の状態と変わらない状態となって格別の復帰動作は必要ではない。ただし、必要であれば、開放制御を行って通常の全閉位置の状態に戻してもよい。
以上の閉時防犯作動は、シャッター1の無理やりの持上げによっても実行される。図3はこのときのシャッター1の要部断面図であるが、これに示すように、シャッター1が無理やり持ち上げられて上昇すると、タコジェネ6は当然に発電するから、制御部7は、タコジェネ6のパルス数を減算してカウントする。そこで、このカウント数が防犯上有効な設定パルス数(例えば、上昇行程で換算して1cm)に達したか否かを判断し、もし、達しておれば、閉鎖駆動指令を発し、シャッター1はタイマで設定された時間だけ下降動作を続けるように設定されている(このとき、シャッター1の剛性が強化されるのは上述したとおり)。
シャッター1が半閉位置にあるときには、半閉時防犯作動が行われる。図11に示すフローチャートは半閉時防犯作動のプログラムであるが、この半閉時防犯作動が実行されるのは、シャッター1が無理やり持ち上げられる等、制御部7が一定のパルス数をカウントする場合にだけにしている。接近センサ10にもよるものとすると、シャッター1の下方に幼児やペットがいる場合があり(接近センサ10はこれを感知する)、このときに防犯作動をとらせると、これらを挟み込む虞があるからである。ただし、防犯作動の内容は、閉時防犯作動と同じであり、タイマの設定時間一杯までシャッター1を下降動作させ続けることである。
さらに、シャッター1が開位置又は全開位置にあるときには、開時防犯作動をとるようにしている。図12に示すフローチャートは開時防犯作動のプログラムであるが、この開時防犯作動は、閉時防犯作動と同じく接近センサ10による感知とタコジェネ6による一定パルス数のカウントがあったときにしている。すなわち、接近センサ10による侵入者の接近の感知かシャッター1の所定量の上昇があると、閉鎖駆動指令が発せられてシャッター1は下降するようになっている。この間、何か物を挟み込んだりして過負荷が検知されると、シャッター1を下降させつつ警報器を鳴らせて危険を知らせるとともに、半閉位置の上限の登録パルス数に達したか否かが判断され、達しておれば、その位置で止める(警報器も止める)。
このように、半閉位置の上限で止めるのは、万が一、幼児やペットが挟み込まれてしまった場合の安全性を確保するためである。以後は、通常の半閉時防犯作動のモードに入らせるし、また、過負荷でなければ、警報器11の鳴動を省略して半閉位置の登録パルス数に達したか否かを判断するステップに進行させる。
ところで、上記した閉時、半閉時及び開時における防犯作動は、シャッター1が全閉位置、半閉位置及び全開又は開位置にあるときに自動的に実行されるものであるが、実行させるかどうかを選択することもできる。すなわち、防犯作動をとらせるかどうかをスイッチ等で個別に選択又は同時に切り換えられるようにしておくことで可能になる。これにより、防犯ニーズの高い夜間や外出時にのみ防犯作動をとらせるといった使い分けが可能になり、利便性が高まる。
なお、以上は、電動モータ4aの回転数を比較的価格の安いタコジェネ6で検出するようにしたものであるが、これに代えて精度の高いエンコーダ式のパルス発信器によってもよく、その場合の制御も上記と同じでよい。また、防犯作動させるとき、開閉機4の出力一杯でスラット1aを圧接するようにしているが、電動モータ4aの負荷を軽減するために、トルクリミタ等でその出力を調整するようにしてもよい。このように、本発明の防犯装置は、低コストでありながら、非常に防犯性が高い点を特徴としているのである。
電動式開閉扉の正面図である。 電動式開閉扉の要部断面図である。 電動式開閉扉の要部断面図である。 電動式開閉扉の要部断面図である。 電動式開閉扉の制御部のブロック図である。 初期設定のプログラムを示すフローチャートである。 閉鎖制御のプログラムを示すフローチャートである。 下降時障害物検知制御のプログラムを示すフローチャートである。 開放制御のプログラムを示すフローチャートである。 閉時防犯制御のプログラムを示すフローチャートである。 半閉時防犯制御のプログラムを示すフローチャートである。 開時防犯制御のプログラムを示すフローチャートである。
符号の説明
1 シャッター
1a スラット
1b 最下位のスラット
2 シャッターケース
3 ドラム(回転軸)
4 開閉機
4a 電動モータ
4b 減速機
5 ガイドレール
6 タコジェネレータ
7 制御部
8 操作スイッチ
9 水切り
10 接近センサ

Claims (7)

  1. 開口部を開閉するシャッターを、電動モータを駆動原とする開閉機によって昇降センサで検出した全開位置と全閉位置とに亘って昇降させる電動シャッターにおいて、シャッター近傍の所定エリア内への異物の侵入を検出する接近センサ又は/及びシャッターの上昇量を検出する上昇センサを設け、シャッターが全閉位置にあるとき、接近センサが異物の侵入を感知又は上昇センサがシャッターの所定量の上昇を感知すると、開閉機は、シャッターを所定時間下降動作させ続ける閉時防犯作動をとることを特徴とする電動シャッターの防犯装置。
  2. 開口部を開閉するシャッターを、電動モータを駆動原とする開閉機によって昇降センサで検出した全開位置と全閉位置とに亘って昇降させる電動シャッターにおいて、シャッターの上昇量を検出する上昇センサを設け、シャッターが全閉位置から所定量上昇した範囲の半閉位置にあるとき、上昇センサがシャッターの所定量の上昇を感知すると、開閉機は、シャッターを所定時間下降動作させ続ける半閉時防犯作動をとることを特徴とする電動シャッターの防犯装置。
  3. シャッターが、スラットを屈曲可能に上下に連接してガイドレールで案内されて昇降するものであり、閉時防犯作動及び半閉時防犯作動をとるときには、最下片のスラットが着地した状態で、各スラットの連結部が詰まり、かつ、ガイドレール内で前後に屈曲して各スラットに所定の圧接力がかかった状態にされる請求項1又は2の電動シャッターの防犯装置。
  4. 閉時防犯作動及び半閉時防犯作動における所定時間がタイマで設定される請求項1〜3いずれかの電動シャッターの防犯装置。
  5. 開口部を開閉するシャッターを、電動モータを駆動原とする開閉機によって昇降センサで検出した全開位置と全閉位置とに亘って昇降させる電動シャッターにおいて、シャッター近傍の所定エリア内への異物の侵入を検出する接近センサ又は/及びシャッターの上昇量を検出する上昇センサを設け、シャッターが全閉位置から所定量上昇した範囲の半閉位置よりも更に上の開位置又は全開位置にあるとき、接近センサが異物の侵入を感知又は上昇センサがシャッターの所定量の上昇を感知すると、開閉機は、シャッターを半閉位置の上限に達するまで下降動作させる開時防犯作動をとることを特徴とする電動シャッターの防犯装置。
  6. 上昇センサが、電動モータの回転に伴って発電するタコジェネレータであり、このタコジェネレータが昇降センサを兼ねるものである請求項1〜5いずれかの電動シャッターの防犯装置。
  7. 上昇センサが、電動モータの回転数をパルス信号で発信するパルス発信器であり、このパルス発信器が昇降センサを兼ねるものである請求項1〜5いずれかの電動シャッターの防犯装置。
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