JPH0519829Y2 - - Google Patents

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JPH0519829Y2
JPH0519829Y2 JP1988080720U JP8072088U JPH0519829Y2 JP H0519829 Y2 JPH0519829 Y2 JP H0519829Y2 JP 1988080720 U JP1988080720 U JP 1988080720U JP 8072088 U JP8072088 U JP 8072088U JP H0519829 Y2 JPH0519829 Y2 JP H0519829Y2
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seat plate
switch
plate switch
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shutter
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、パネルシヤツターの座板スイツチ
に係り、詳しくは、パネルを連繋したシヤツター
カーテンの下降途中で閉鎖を妨げる障害物が存在
すると、シヤツターカーテンに設けた座板スイツ
チが障害物を検出してシヤツターカーテンの下降
を停止する障害物検出装置に関するものである。
〔従来の技術〕 一般的なパネルシヤツターを第3図に基づいて
説明する。図面は、シヤツターカーテンの閉鎖直
前状態あるいは開放開始の直後状態を示すパネル
シヤツターの全体図である。
パネルシヤツターAは、四周框に透明や半透明
の樹脂板を取付けたパネル1を、その両側端から
突設したローラ軸を介してパネル同士を上下に僅
かな間隔をあけながらローラチエーンで連繋した
シヤツターカーテンBと、このシヤツターカーテ
ンBの両側端部を収嵌するガイドレール2と、上
方に設けた開閉機3で構成している。この開閉機
3の正逆の回転によつて、スプロケツトおよび巻
上げシヤフトのスプロケツトを巻掛伝動させてい
る。そして、上記シヤツターカーテンBは、その
両側に接続したローラチエーンの上部を上記スプ
ロケツトを経由させてケースD内で止着させ、シ
ヤツターカーテンBを懸吊状態にしてある。
上記パネルシヤツターAは、開閉機3の作動で
ローラチエーンを巻き上げれば、全閉状態にある
シヤツターカーテンBは、最上部のパネル1から
順にその直下のパネル1とは、間隔をあけながら
引き上げられて開放するものである。引き上げら
れたシヤツターカーテンBは、スプロケツトを乗
り越えてケースD内で各パネル1が並列状に収納
される。また、開閉機3を上記とは逆に回転して
ローラチエーンを繰り出せば、シヤツターカーテ
ンBは、最下パネル1aから順次その直上のパネ
ル1とは間隔をあけながら引き下げられ、最下パ
ネル1aが床面Eに到達すると、タイムラグを伴
い順次直上のパネル1を積み重ねるようにして閉
鎖するものである。
以上のように構成したパネルシヤツターAに
は、障害物検出装置を次のように構成している。
すなわち、障害物に当接すると停止信号を発信す
る座板スイツチFをシヤツターカーテンBの最下
パネル1aの下端部に取付けている。この座板ス
イツチFが停止信号を発信すると、図示しない送
信機から受光部を介して受信機、制御盤、開閉機
3へと信号が送られ、開閉機3の作動を停止する
ようにしてある。この座板スイツチFは、パネル
シヤツターAの開閉形態が特異であり、シヤツタ
ーカーテンBの最下パネル1aが床面に到達して
も、タイムラグがありそれ以上のパネル1が未だ
完全には閉鎖されないことを考慮して、最下パネ
ル1aが床面Eに到達して座板スイツチFがON
動作して開閉機3を停止させるのを回避するた
め、床面Eから約50mm手前の位置で座板スイツチ
がOFF動作するように設定してある。すなわち、
床面Eを障害物と見做さないようにするために、
その手前で座板スイツチFを不作動にして、リミ
ツトスイツチを下限位置で作動させて開閉機3を
停止し、シヤツターカーテンBを全閉するように
している。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、従来の障害物検出装置は、床面から
手前約50mmの位置では不作動となるため、たとえ
ば、足の爪先や小さな物が存在しても無視して検
出されずに、シヤツターカーテンが下限位置まで
下降し続けてしまうので、シヤツターカーテンに
足を挟まれて思わぬ怪我をして危険であつたり、
小さな物を挟んだままの不完全な閉鎖状態となる
問題点があつた。
また、シヤツターカーテンを閉鎖する都度、座
板スイツチは床面に当接し、マイクロスイツチの
アクチユエータを動作させるので、シヤツターカ
ーテンの通常の開閉で座板スイツチの耐用年数を
短くする欠点があつた。
この考案は、上記問題点を鑑みてなされたもの
で、シヤツターカーテンの最下パネルが床面に到
達する近接位置でも作動し、靴の爪先や小さな物
を挟むことがなく安全で、不完全な閉鎖状態がな
く、しかも座板スイツチの耐用年数を維持するパ
ネルシヤツターの障害物検出装置を提供すること
を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記目的を達成するために、パネル
同士の上下間隔をあけて連繋したシヤツターカー
テンを、開閉機の作動で昇降させて開閉するパネ
ルシヤツターにおいて、最下パネルに下面が開口
された下框を設け、この下框内に上側の弾性付勢
体により上下動可能な状態で座板スイツチ本体を
遊嵌すると共に、床面に接すると開閉機を作動さ
せる本体受材を座板スイツチ本体に固定し、障害
物と当接して持ち上げられる検知材を前記スイツ
チ本体から下面が突出する状態で収納し、この検
知材の持ち上がりを検出して上記開閉機に停止信
号を送信するスイツチからなる座板スイツチを設
けたパネルシヤツターの障害物検出装置を構成し
たものである。
〔作用〕
この考案によれば、シヤツターカーテンを下降
させて、その下降途中に足の爪先や小さな物など
の障害物が存在する場合には、座板スイツチの検
知材が障害物に当接して検知材が持ち上がり、こ
の持ち上がりをスイツチが検出して開閉機に停止
信号を送信するので、開閉機が停止してシヤツタ
ーカーテンの下降を停止するものである。また、
障害物がない場合には、最下パネルの座板スイツ
チ受材がまず床面に到達して、この座板スイツチ
受材の持ち上がりに連動して検知材も持ち上がる
ので、スイツチを動作させずに、リミツトスイツ
チの作動で、シヤツターカーテンが通常の下限位
置で停止して閉鎖状態となる。以上のことによ
り、足の爪先や小さな物などの障害物が存在して
も、その存在を敏感に検出して障害物検出装置を
作動させるので、安全で、しかも確実に障害物を
検出する障害物検出装置を得ることが可能とな
る。また、通常のシヤツターカーテンの閉鎖状態
では、座板スイツチ受材全体を持ち上げる態様と
なり、座板スイツチのスイツチ自体は機械的に不
作動のままであるので、座板スイツチの耐用年数
を短くすることがなくなる。
〔実施例〕
この考案に係る一実施例を、図面に基づいて説
明する。図面の第1図は座板スイツチの一部破断
状態を示す下框の正面図、第2図は第1図−
′線断面図である。実施例の説明にあたり、従
来例と同一部材、同一部位には、同一符号を付し
てその構成の説明は省略する。
障害物検出装置は、図示するように、座板スイ
ツチGとして、最下パネル1aの下框10に設け
てある。この下框10は、その下面10aに長手
方向にわたる開口を形成し、内部にある仕切り1
0bにより空域11を形成してある。この空域1
1には、平板を側面略Z字形に折曲した本体受材
12と、これを長手方向の両側端部に取付けた座
板スイツチ本体13からなる座板スイツチ受材を
位置させてある。この座板スイツチ本体13は、
略コ字形の先端部を折曲して僅かな立ち上がり部
13aをそれぞれ形成してあり、下框10の空域
11には、この座板スイツチ本体13の開口側を
下方にしてその上面13bの上方に僅かな空域1
1を残す態様にして遊嵌してある。そして、上記
本体受材12は、Z字形の一側を上記座板スイツ
チ本体13の上面13bに位置させビスなどのよ
つて固定してあり、下端部は上記下框10の下面
10aより下方に突出させて、下框の下面10a
より先にガイドレール2内における床面Eに到達
して、本体受材12の突出長さだけ空域11内へ
押し込まれて、座板スイツチ本体13全体を持ち
上げるようにしてある。上記座板スイツチ本体1
3の上面13bと、下框10の仕切り10bとの
間の空域11には、座板スイツチ本体13全体を
常に下方向に押下げるバネ体17を介装し、座板
スイツチG全体が持ち上がつたままで、下がらな
くなるのを防止している。しかし、このバネ体1
7は必ずしも必要な部材でなく、特に設けなくと
も、座板スイツチ本体13の自重で充分足りるも
のである。
一方、上記座板スイツチ本体13の開口側に
は、障害物との当接で持ち上げられる鍔部14a
を有する略コ字形の検知材14を係合させてい
る。この検知材14は、その開口側を上方に向け
鍔部14aを上記座板スイツチ本体13の立ち上
がり部13aの上部間に架設して、上記座板スイ
ツチ本体13の持ち上がりに連動するようにして
あり、その底部は上記本体受材12の下端部と略
同一高さとなる態様に係合させている。そして、
上記座板スイツチ本体13には、その内側面に取
付具15を介してマイクロスイツチ16を取付け
てあり、そのアクチユエータ16aを上記検知材
14の内側面に接触させている。このマイクロス
イツチ16は、検知材14が持ち上げられてON
動作すれば、上記開閉機3に停止信号を発信する
ように構成してあり、シヤツターカーテンBの下
降途中で、ガイドレール2間に障害物が存在すれ
ば、検知材14の持ち上がりで障害物を検出して
開閉機3の作動を停止し、シヤツターカーテンB
の下降を停止する。
以上のように構成した座板スイツチGの作動を
説明する。ます、ガイドレール2間に足の爪先な
ど小さな障害物がある場合には、パネルカーテン
Bの下降につれて、まず先に座板スイツチGの検
知材14が障害物に当接するので、この検知材1
4が障害物によつて持ち上げられマイクロスイツ
チ16をON動作して停止信号を開閉機3に発信
する。これにより、開閉機3の作動が停止してシ
ヤツターカーテンBの下降を停止するので、足の
爪先がシヤツターカーテンBに挟まれることがな
く、安全、確実な閉鎖操作ができる。また、障害
物がない場合には、シヤツターカーテンBの下降
につれて、本体受材12の下端部がガイドレール
2内の床面Eに当接し、その後は座板スイツチ本
体13とともに下框の空域11内に押し込まれる
ので、座板スイツチ本体13に係合させた検知材
14も、マイクロスイツチ16をOFF状態のま
ま連動して持ち上げられ、座板スイツチG全体が
下框の空域11に押し込まれて、下框の下面10
aでシヤツターカーテンBを支持するようにして
ある。
なお、この実施例ではパネルシヤツターを例に
説明したが、これに限るものではなく、スラツト
を連接した通常のシヤツターに適用させてもよい
ことは勿論のことである。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように構成したので、たとえ
ば、靴の爪先や小さな物などの障害物が存在する
場合には、座板スイツチの検知材がこれに当接し
てスイツチを作動させてパネルカーテンの下降を
停止するので、靴の爪先などをパネルカーテンで
挟むことなく安全な閉鎖操作が可能となる。ま
た、障害物がない場合には、座板スイツチ本体が
床面に当接してパネルカーテンの下降につれて座
板スイツチ本体を持ち上げるので、これに係合さ
せた検知材もスイツチを動作しないまま持ち上げ
られて、座板スイツチを不作動にしてシヤツター
カーテンを全閉するので、小さな障害物でも確実
に検出して不完全な閉鎖状態を生じさせることが
ない。
さらに、シヤツターカーテンの通常の閉鎖状態
では、座板スイツチ受材全体を持ち上げる態様と
なり、座板スイツチのスイツチ自体は機械的に不
作動であるので、座板スイツチの耐用年数を短く
することがなくなるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例に係り、第1図は座
板スイツチの一部破断状態を示す下框の正面図、
第2図は第1図−′線断面図、第3図はパネ
ルカーテンの閉鎖直前状態あるいは開放開始の直
後状態を示すパネルシヤツターの全体図である。 A……パネルシヤツター、B……シヤツターカ
ーテン、E……床面、G……座板スイツチ(障害
物検出装置)、1……パネル、1a……最下パネ
ル、2……ガイドレール、3……開閉機、10…
…下框、10a……下框の下面、11……空域、
12……本体受材、13……座板スイツチ本体、
13a……立ち上がり部、14……検知材、14
a……鍔部、16……マイクロスイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パネル同士の上下間隔をあけて連繋したシヤツ
    ターカーテンを、開閉機の作動で昇降させて開閉
    するパネルシヤツターにおいて、 最下パネルに下面が開口された下框を設け、こ
    の下框内に上側の弾性付勢体により上下動可能な
    状態で座板スイツチ本体を遊嵌すると共に、床面
    に接すると開閉機を作動させる本体受材を座板ス
    イツチ本体に固定し、障害物と当接して持ち上げ
    られる検知材を前記スイツチ本体から下面が突出
    する状態で収納し、 この検知材の持ち上がりを検出して上記開閉機
    に停止信号を送信するスイツチからなる座板スイ
    ツチを設けたことを特徴とするパネルシヤツター
    の障害物検出装置。
JP1988080720U 1988-06-18 1988-06-18 Expired - Lifetime JPH0519829Y2 (ja)

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JP1988080720U JPH0519829Y2 (ja) 1988-06-18 1988-06-18

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JPH022688U JPH022688U (ja) 1990-01-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007186854A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置の物体感知構造

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JP2007186854A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置の物体感知構造

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