JPH0633199Y2 - 建築用電動シヤツターにおける通行規制装置 - Google Patents

建築用電動シヤツターにおける通行規制装置

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JPH0633199Y2
JPH0633199Y2 JP10375088U JP10375088U JPH0633199Y2 JP H0633199 Y2 JPH0633199 Y2 JP H0633199Y2 JP 10375088 U JP10375088 U JP 10375088U JP 10375088 U JP10375088 U JP 10375088U JP H0633199 Y2 JPH0633199 Y2 JP H0633199Y2
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JP
Japan
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shutter curtain
shutter
vehicle
passage
switch
Prior art date
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Application number
JP10375088U
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JPH0225691U (ja
Inventor
達雄 瀬戸
耕平 上野
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Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Publication date
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、工場、駐車場等の開口部に取付けられる建築
用電動シヤツターにおける通行規制装置に関するもので
ある。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題] 今日、車両の出入りが頻繁な工場や駐車場に取付けられ
るシヤツターとしては、空調効率等を考慮して車両の出
入りの際にだけシヤツターカーテンを自動的に開閉させ
る自動開閉制御機構を備えるものが多く採用されてい
る。しかるに従来、この様なシヤツターが設けられた出
入り口を車両が通行する際、特にこれが背高なトラツク
である場合に、シヤツターが全開するのを待ちきれず
に、ある程度上昇した段階で運転者が通行可能であると
の誤つた判断により通行して、シヤツターカーテンを破
損させることがあり、これは両者に傷が付く接触程度の
軽微なケース許りでなく、シヤツターカーテンの交換を
要することになる場合もあり、安全性も問題となつてい
た。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃す
ることができる建築用電動シヤツターにおける通行規制
装置を提供することを目的として創案されたものであつ
て、電動モータの駆動でシヤツターカーテンの上下昇降
を行い出入口の開閉をする建築用電動シヤツターにおい
て、前記出入口には、シヤツターカーテンと並列する位
置に、通行規制体を上下昇降自在に設けると共に、該通
行規制体を上下昇降するための規制体昇降機構には、シ
ヤツターカーテンが全開状態以外では通行を規制する位
置に位置させ、シヤツターカーテンが全開したことにタ
イミングを合わせて通行規制体を上昇せしめる規制体昇
降制御手段を設けたことを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、シヤツターカーテ
ンを全開するまでは車両の通行を規制して、車両との接
触によるシヤツターカーテンの破損を確実に防止するこ
とができるようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1は電動シヤツターのシヤツターカーテン
であつて、該シヤツターカーテン1は、三点式押釦スイ
ツチ2の操作若しくは室内側と室外側にそれぞれ設けら
れる車両検知センサ3の車両検知に基づいて正逆駆動す
る電動モータ4の駆動力で、開口上方に設けられる巻胴
5に巻取り、または巻戻しされることで上下昇降して開
口部を開閉するようになつている。
一方、6は前記巻胴5に対して並列状に設けられる巻取
り軸であつて、該巻取り軸6は図示しないブラケツトに
回動自在に支持されており、そしてその左右両端部には
ワイヤドラム7が固設されているが、これらワイヤドラ
ム7に巻装されるワイヤ8の先端には横長形状のパネル
体9が吊持されている。そしてパネル体9は、巻取り軸
6の一端側に設けられるモータ10の駆動に伴うワイヤ
ドラム7の巻取り、巻戻し作動により上下昇降するが、
その下限位置は通行車両のフロントガラスの高さ、つま
り車両の通行を規制できる高さに設定されている。
次に、前記シヤツターカーテン1及びパネル体9の昇降
制御を第4図X、Yに示す回路図に基づいて説明する。
この制御はシヤツター昇降制御回路11及び該回路11
とリレースイツチRD、RUを介して連繋されるパネル
昇降制御回路12により成されるが、シヤツター昇降制
御回路11は所謂リレーシーケンス回路により構成され
ている。つまりシヤツター昇降制御回路11は、電源側
に接続される両端子間に複数の回路を並列(A〜D列)
に設けることで構成されるが、そのA列には、前記三点
式押釦スイツチ2の操作に伴つた昇降制御を行う基本回
路が設けられている。即ち、この回路は、停止スイツチ
PBSを基幹として上昇側制御回路と下降側制御回路を
並列に設けたものであるが、上昇側制御回路には、上昇
側スイツチPBU、上限リミツトスイツチLSU、さら
に電動モータ4の上昇側駆動及びこの回路の自己保持を
行うモータリレーコイルMCU等が設けられ、一方、下
降側制御回路には、下降側スイツチPBD、下限リミツ
トスイツチLSD、さらに電動モータ4の下降側駆動及
びこの回路の自己保持を行うモータリレーコイルMCD
等が設けられている。次のB列には、前記リレースイツ
チRD、RUが並列に設けられるが、さらに前記上限リ
ミツトスイツチLSUに連動する接点LSUがリレース
イツチRD、RUへの通電を切換えるべく設けられてい
る。さらにC列には、前記両車両検知センサ3の接点3
aが並列に設けられると共に、これに直列してリレース
イツチRYSが設けられ、またさらにD列には、上記リ
レースイツチRYSのb接点RYS及び可変設定(1〜
5秒)が可能なタイマスイツチTSが直列に設けられて
いる。
一方、パネル昇降制御回路12は、前記リレースイツチ
RD、RUの接点RD、RU、パネル昇降制御用の上下
限リミツトスイツチLSU、LSD等のON、OFFで
モータ10を正逆駆動制御するものであるが、モータ1
0の制御はインバータ回路13を介して成されるように
なつている。つまり、パネル体9は、インバータ回路1
3の周波数制御により、上昇時には高速作動し、下降時
には通常速度で作動するようになつている。
そして、この様に構成された本考案の実施例において、
開口部を通行するべくシヤツターカーテン1の前に車両
が停止すると、車両検知センサ3の検知に伴つてB列の
リレースイツチRYSが作動してA列の上昇側スイツチ
PBUと並列に設けられる接点RYSをONする。これ
によつて電動モータ4が上昇側に駆動してシヤツターカ
ーテン1が上昇することになるが、このときパネル体9
は車両正面の下限位置に車両の通行を規制すべく停止し
ている。そして、シヤツターカーテン1が全開位置まで
達すると、電動モータ4が上限リミツトスイツチLSU
のOFF作動により停止することになるが、上限リミツ
トスイツチLSUに連動するB列の接点LSUの切換え
作動によりリレースイツチRUに通電され、これに連繋
してパネル昇降制御回路12側の接点RUがONするこ
とで、モータ10が上昇側に高速駆動することになり、
これによりパネル体9が上昇して車両の通行規制を解除
するようになつている。
一方、車両が通行した後、車両検知センサ3が非検知状
態となると、D列に設けられたリレースイツチRYSの
b接点RYSがON状態となり、タイマスイツチTSが
作動する。そして、タイマスイツチTSの設定時間(実
施例では2秒)が経過すると,A列の下降側スイツチP
BDに並設される接点TSがONしてシヤツターカーテ
ン1が下降することになるが、このとき上限リミツトス
イツチLSUがON状態に復帰するのに伴つてB列のリ
レースイツチRDが作動状態となることで、パネル昇降
制御回路12側の接点RDがONしてモータ10が下降
側に通常の速度で駆動するようになつており、これによ
りパネル体9が下限位置まで下降して再び車両の通行規
制を行うようになつている。尚、14はパネル体に設け
られた反射板である。
叙述の如く構成された本考案の実施例において、パネル
体9は、シヤツターカーテン1の上昇作動中では、車両
のフロントガラス高さに位置して運転者の誤つた判断に
よる通行を規制し、シヤツターカーテン1が全開位置ま
で達した段階で高速で上昇して車両の通行を許容するこ
とになる。
この様に、本考案にあつては、車両検知センサ3の検知
に基づいて自動的に開閉される電動シヤツターに並設状
に垂下されるパネル体9が、車両とシヤツターカーテン
1との接触の惧れのないシヤツター全開時を除いては車
両の通行を規制することになる。従つて、全開するのを
待ちきれずにシヤツターカーテン1の上昇作動中に通行
しようとしてもこれが規制されることになつて、誤つた
判断による通行で車両をシヤツターカーテンに接触させ
る不具合を確実に防止し得て、もつて、シヤツターカー
テン1の破損の惧れのない安全性の高いものとすること
ができる。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、例
えば通行規制体としてはパネル体の他にパイプ等を用い
てもよく、また通行規制体に発光ダイオード等による表
示機能を設けてもよいものである。また、前記実施例に
おいては、パネル体の昇降速度制御をインバータ回路に
より行つているが、下降も高速作動させるようにすれば
単に減速比の設定で簡単に構成することができる。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであ
るから、シヤツターカーテンに並設される通行規制体
は、シヤツターカーテンが全開しているとき以外は通行
規制位置に位置して車両等の通行を規制することにな
る。従つて、シヤツターカーテンが全開するのを待たず
に半開状態で通行してしまうことを確実に規制でき、従
来のように誤つた判断による通行で車両がシヤツターカ
ーテンに接触する不具合を未然に防止し得て、著しい安
全性の向上が計れることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る建築用電動シヤツターにおける通
行規制装置の一実施例を示したものであつて、第1図は
通行規制装置が設けられた電動シヤツターの正面図、第
2図は同上斜視図、第3図は同上概略側面図、第4図
X、Yはそれぞれシヤツター昇降制御回路、パネル昇降
制御回路を示す回路図である。 図中、1はシヤツターカーテン、3は車両検知センサ、
4は電動モータ、9はパネル体、10はモータ、11は
シヤツター昇降制御回路、12はパネル昇降制御回路で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動モータの駆動でシヤツターカーテンの
    上下昇降を行い出入口の開閉をする建築用電動シヤツタ
    ーにおいて、前記出入口には、シヤツターカーテンと並
    列する位置に、通行規制体を上下昇降自在に設けると共
    に、該通行規制体を上下昇降するための規制体昇降機構
    には、シヤツターカーテンが全開状態以外では通行を規
    制する位置に位置させ、シヤツターカーテンが全開した
    ことにタイミングを合わせて通行規制体を上昇せしめる
    規制体昇降制御手段を設けたことを特徴とする建築用電
    動シヤツターにおける通行規制装置。
JP10375088U 1988-08-05 1988-08-05 建築用電動シヤツターにおける通行規制装置 Expired - Lifetime JPH0633199Y2 (ja)

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