JP2539010Y2 - 建築用電動シヤツターの開閉制御装置 - Google Patents

建築用電動シヤツターの開閉制御装置

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JP2539010Y2
JP2539010Y2 JP1989083905U JP8390589U JP2539010Y2 JP 2539010 Y2 JP2539010 Y2 JP 2539010Y2 JP 1989083905 U JP1989083905 U JP 1989083905U JP 8390589 U JP8390589 U JP 8390589U JP 2539010 Y2 JP2539010 Y2 JP 2539010Y2
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JP
Japan
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opening
switch
intermediate stop
timer
stop
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JP1989083905U
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JPH0323600U (ja
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一成 江波戸
光男 吉田
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Sanwa Shutter Corp
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Sanwa Shutter Corp
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建造物の開口部に取付けられる建築用電動
シヤツターの開閉制御装置に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題] 一般に、この種電動シヤツターのなかには、工場や駐
車場に設けられるものの如く、車両等の出入に際して頻
繁に開閉されるものがあり、この様なものにおいて開閉
作動時間の短縮、空調効率等を考慮すれば、車両等の出
入に際してシヤツターをいちいち全開せず、必要な中間
位置まで開放して停止させたいという要望がある。
そこで従来、シヤツターカーテンの中間停止を開閉操
作スイツチの操作によつて行つたり、また、所定中間位
置を検知する中間リミツトスイツチの検知に基づいて自
動的な中間停止を行う中間停止機構を設けることで対処
していたが、開閉操作スイツチによる中間停止は、一旦
スイツチ操作を行つた後、シヤツターカーテンが所望の
中間位置まで達するのを待つて再度スイツチを操作しな
ければならないため、操作が面倒で操作性に劣り、ま
た、中間リミツトスイツチによる中間停止では、一定の
中間位置での停止しか行えないため、出入するものの高
さが異なるとこれに対応できないうえ、天候に恵まれ、
空調等が必要ないようなときにおいて全開したい場合、
中間位置で停止した段階で再度開閉操作スイツチの操作
をし全開させなければならないという問題がある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃
することができる建築用電動シヤツターの開閉制御装置
を提供することを目的として創案されたものであつて、
開閉操作スイツチの操作に基づく電動モータの駆動制御
によりシヤツターカーテンを開閉制御する開閉制御回路
を備えて成る建築用電動シヤツターにおいて、前記開閉
制御回路に、通常の開閉状態と中間開放状態とに切換え
る中間停止切換え手段と、該中間停止切換え手段が中間
停止状態に切換えられた状態で開閉操作スイツチの操作
から設定されるタイマ時間を経過して中間開放状態にな
つたことで電動モータの駆動を停止するタイマ回路とを
設け、さらに該タイマ回路には、タイマ回路の設定され
るタイマ時間を調整するための設定時間調整手段を連繋
したことを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、所望位置での中
間停止を可能とすると共に、その操作を簡略化すること
ができるようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1は電動シヤツターのシヤツターカーテン
であつて、該シヤツターカーテン1は、三点式押釦スイ
ツチPBU、PBS、PBDの操作により正逆駆動する電動モー
タ2の駆動力で、開口部左右両側のガイドレール3に沿
つて上下昇降することで開口部の開閉を行うものである
が、これらの構成は従来通りである。
4は操作ボツクスであつて、該操作ボツクス4には、
前記三点式押釦スイツチが配設されるが、さらにこのも
のには、後述する停止位置設定ボリユーム5および中間
停止切換スイツチ6が設けられている。
一方、7は制御盤であつて、該制御盤7に内装される
シヤツター開閉制御回路は、マグネツトスイツチMCU、M
CDの接点を介して電動モータ2を電源に接続する駆動回
路部8と、前記押釦スイツチPBU、PBS、PBDおよび上下
限リミツトスイツチLSU、LSDのON-OFFに基づいて上記マ
グネツトスイツチMCU、MCDの接点を切換える制御回路部
9とによつて構成されている。詳述すれば、制御回路部
9は、並列する開放制御回路と閉鎖制御回路とで構成さ
れ、さらに両回路は、それぞれ押釦スイツチPBU、PBDと
並列するマグネツトスイツチMCU、MCDの接点によつて自
己保持可能な回路となつており、そして、この自己保持
は、押釦スイツチPBU、PBDと直列に接続されるリミツト
スイツチLSU、LSDのOFF作動によつて断たれるようにな
つている。
さらに、Tは前記停止位置設定ボリユーム5により設
定時間を調整可能なタイマスイツチであつて、該タイマ
スイツチTは、前記マグネツトスイツチMCUの並列経路
に、中間停止切換スイツチ6と直列して設けられるもの
であるが、タイマ作動から設定時間経過後にONからOFF
に切換るタイマスイツチTのタイマ接点は、マグネツト
スイツチMCUと直列すべく接続されている。即ち、中間
停止切換スイツチ6をONにした状態で開放用押釦スイツ
チPBUを操作した場合には、タイマスイツチTが設定時
間経過後に開放制御回路の自己保持を解除して電動モー
タ2の駆動を停止するようになつている。
叙述の如く構成された本考案の実施例において、シヤ
ツターカーテン1は、中間停止スイツチ6をOFFにして
非中間停止状態に切換えておけば、開放用押釦スイツチ
PBUの操作に基づいて上昇し、そして上限リミツトスイ
ツチLSUの検知に伴つて全開位置で停止することになる
が、停止位置設定ボリユーム5をセツトすると共に、中
間停止切換スイツチ6をONした後に開放用押釦スイツチ
PBUを操作した場合には、シヤツターカーテン1は全開
位置まで上昇することなく、上記停止位置設定ボリユー
ム5の設定値に基づいた所望の中間停止位置で停止する
ことになる。
この様に、本考案が実施されたものにあつては、工
場、駐車場等の如く開口高さの大きい開口部に取付けら
れるものでありながら、開放操作時において、中間停止
切換えスイツチ6をON操作して中間停止状態にしておけ
ば、停止位置設定ボリユーム5で設定した所望の中間位
置にシヤツターカーテン1を停止できることになる。従
つて、車両の出入り等に際して、通行に充分な中間停止
位置まで開放される場合には、押釦スイツチを一旦操作
して中間停止状態に切換えておけば、従来の様にシヤツ
ターカーテン1が所望の停止位置に達するのを待つて停
止操作をすることなく、所望の停止位置にシヤツターカ
ーテン1を自動的に停止せしめ得て、この結果、電動シ
ヤツターにおける操作性の向上を計ることができる。
しかも、シヤツターカーテン1の中間停止位置は、停
止位置設定ボリユーム5によつて無段階に調整可能であ
るから、中間リミツトスイツチを設けて中間停止を行う
従来のものに比して、細やかな設定を行うことができ、
もつて、如何なる取付け場所にも対応し得る汎用性の高
い電動シヤツターとすることができる。
また、停止位置設定ボリユーム5および中間停止切換
スイツチ6は、三点式押釦スイツチが設けられる操作ボ
ツクス4に配設されているので、さらに操作が容易とな
つて都合が良い。
尚、本考案は、前記実施例に限定されないものである
ことは勿論であつて、例えば、前記中間停止作動は、開
放用押釦スイツチPBUを所定時間よりも短く押した場
合、所定時間内に二回以上押した場合、また、開放用押
釦スイツチPBUを押した後、閉鎖用押釦スイツチPBDを押
した場合等に行われるようにしてもよく、そしてこの場
合には、前記実施例の中間停止切換スイツチが不要とな
つて、部品点数を削減できる利点がある。また、中間停
止切換スイツチを設けることなく、停止位置設定ボリユ
ームの調整だけで全開、中間停止を選択するように構成
することも可能である。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたもので
あるから、中間停止が必要な場合には、中間停止切換え
手段を中間停止状態にすると共に、設定時間調整手段に
よつてタイマ回路の設定時間を調整しておけばよく、こ
の状態で開閉操作スイツチを操作すると、所望の中間位
置でシヤツターカーテンが自動的に停止する。一方、中
間停止の必要がないときは、中間停止切換え手段を通常
の開閉状態に切換えておくことで、中間停止することな
く全開する。この結果、シヤツターカーテンを中間停止
させるか全開させるかの選択が、中間停止切換え手段の
切換えによつて簡単にでき、開閉操作スイツチを操作す
るだけでよく、従来の様に半開になるのを待つて停止操
作をすることなく、中間位置において自動的な停止を行
うことができ、もつて、操作性が向上する。
しかも、中間停止位置の設定は、設定時間調整手段に
よつて自由に行うことができ、このため所望の中間停止
位置を任意に調整できると共に、中間停止を必要としな
いときには、中間停止切換え手段を非中間停止状態に切
換えておくことで前記中間停止が解除されることになつ
て汎用性の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る建築用電動シヤツターの開閉制御
装置の実施例を示したものであつて、第1図は建築用電
動シヤツターの概略正面図、第2図は操作ボツクスの正
面図、第3図は開閉制御回路を示す回路図である。 図中、1はシヤツターカーテン、2は電動モータ、4は
操作ボツクス、5は停止位置設定ボリユーム、6は中間
停止切換スイツチ、Tはタイマスイツチ、PBU、PBS、PB
Dは押釦スイツチである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉操作スイツチの操作に基づく電動モー
    タの駆動制御によりシヤツターカーテンを開閉制御する
    開閉制御回路を備えて成る建築用電動シヤツターにおい
    て、前記開閉制御回路に、通常の開閉状態と中間開放状
    態とに切換える中間停止切換え手段と、該中間停止切換
    え手段が中間停止状態に切換えられた状態で開閉操作ス
    イツチの操作から設定されるタイマ時間を経過して中間
    開放状態になつたことで電動モータの駆動を停止するタ
    イマ回路とを設け、さらに該タイマ回路には、タイマ回
    路の設定されるタイマ時間を調整するための設定時間調
    整手段を連繋したことを特徴とする建築用電動シヤツタ
    ーの開閉制御装置。
JP1989083905U 1989-07-17 1989-07-17 建築用電動シヤツターの開閉制御装置 Expired - Lifetime JP2539010Y2 (ja)

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JP4503475B2 (ja) * 2005-03-29 2010-07-14 大和ハウス工業株式会社 杭打止レベル確認装置及び杭打止レベル確認方法
JP6730011B2 (ja) * 2015-09-04 2020-07-29 新明和工業株式会社 塵芥収集車

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JPS6059816A (ja) * 1983-09-13 1985-04-06 Toshiba Corp ゲ−トタ−ンオフサイリスタ用ゲ−ト信号発生回路
JPS60187299U (ja) * 1984-05-22 1985-12-11 安原鉄工株式会社 駆動装置内蔵型電動シヤツタ−の停止装置

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