JP3140066B2 - 回路遮断器の電気操作装置 - Google Patents

回路遮断器の電気操作装置

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JP3140066B2
JP3140066B2 JP03004368A JP436891A JP3140066B2 JP 3140066 B2 JP3140066 B2 JP 3140066B2 JP 03004368 A JP03004368 A JP 03004368A JP 436891 A JP436891 A JP 436891A JP 3140066 B2 JP3140066 B2 JP 3140066B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回路遮断器のハンド
ルを遠隔で操作する回路遮断器の電気操作装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この回路遮断器の電気操作装置は、モー
タ等の駆動源の力により回路遮断器のハンドルを操作す
るものである。第9図に従来例を示す。すなわち、この
回路遮断器の電気操作装置は、上面にハンドル100を
有し前記ハンドル100の操作方向の両端部に端子(図
示せず)を有する回路遮断器103の前記操作方向と直
交する方向の側部に設けられ、遠隔信号を入力して前記
操作方向に往復動作する移動体101を有して前記本体
110に内蔵された駆動部102と、前記ハンドル10
0を操作する操作部(図示せず)を有して前記移動体1
01に摺動可能に連結された動作部材104とを備えた
ものである。
【0003】駆動部102は前記遠隔信号により動作す
るモータ105と、前記操作部の移動方向に配設されて
前記モータ105に連動して前記移動体101を直線運
動させるねじ軸106と、このねじ軸106に平行で前
記移動体101を摺動自在に支持する支持体107とを
有する。また手動操作時は前記動作部材104を前記操
作方向と直交する前記回路遮断器の電気操作装置の方向
に移動することによって、前記ハンドル100を直接手
で操作可能にしている。
【0004】108,109はハンドル100のオン位
置およびオフ位置でモータ105を停止させるためのリ
ミットスイッチである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この回路遮
断器の電気操作装置は、ハンドル100のオフ操作とリ
セット操作を区別せず、ハンドル100はオフ操作後常
にオフ位置と同じリセット位置に停止しているため、動
作部材104にはハンドル100をオフ位置に移動させ
るための回路遮断器103のリセット力がかかり、その
ため駆動部102に常に負荷が掛かるので、駆動部10
2の信頼性引いては寿命が低下する可能性があった。
【0006】また、手動操作時に動作部材104をハン
ドル100の操作方向と直交する前記回路遮断器103
の電気操作装置の方向に移動させて操作部をハンドル1
00から外すので、動作部材104の操作部と反対側の
端部が電気操作装置の回路遮断器103と反対側の方向
に飛び出し、このため回路遮断器103の電気操作装置
は動作部材104の操作方向と直交する方向の長さを大
きくするか、または動作部材104と移動体101の連
結長さを短くする必要があるので、装置が大型化した
り、または動作部材104と移動体101の結合が不安
定になるのでオンオフ動作の信頼性を損ない引いては寿
命を低減する可能性がでてくる。
【0007】さらに、ねじ軸106と支持体107が配
設される面と、動作部材104とは直交しているので、
その結合は概略点になっており、動作部材104が回路
遮断器103のハンドル100を操作するときにハンド
ル100より受ける操作力により、移動体101にモー
メント力が働き、そのためねじ軸106および支持体1
07に過大な力がかかり、ねじ軸106および支持体1
07の信頼性を損なう可能性があり、ひいては機械的寿
命を低減する可能性がある。
【0008】したがって、この発明の目的は、小型化や
長寿命が可能で、信頼性を向上できる回路遮断器の電気
操作装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の回路遮断器の
電気操作装置は、上面にハンドルを有し前記ハンドルの
操作方向の両端部に端子を有する回路遮断器の電気操作
装置であって、前記回路遮断器の前記操作方向と直交す
る方向の側部に設けられた本体と、遠隔信号を入力して
前記操作方向に往復動作する移動体を有して前記本体に
内蔵された駆動部と、前記ハンドルを操作する操作部を
有して前記移動体に連結された動作部材と、前記駆動部
による前記ハンドルのオン操作方向の前記移動体の動作
で前記ハンドルのオン位置に相当する前記移動体の位置
を検出して前記駆動部を停止させる第1の位置検出スイ
ッチと、前記駆動部による前記ハンドルのオフ操作方向
の前記移動体の動作で前記ハンドルのリセット位置に相
当する前記移動体の位置を検出して前記駆動部を逆に動
作させる第2の位置検出スイッチと、この第2の位置検
出スイッチの検出動作で一定時間経過後前記駆動部を停
止させて前記ハンドルをオフ位置にするタイマとを備え
ものである。
【0010】請求項2の回路遮断器の電気操作装置は、
前記操作部が前記ハンドルの側部に係脱自在に係合する
係合凹部を有し、前記動作部材は前記操作部が前記ハン
ドルに対して係脱する方向に摺動可能に前記移動体に連
結され、かつ前記係合凹部の前記ハンドルへの係合方向
の進入量を前記ハンドルの前記係合方向の幅の1/2以
上1未満としたことを特徴とするものである。
【0011】請求項3の回路遮断器の電気操作装置は、
請求項1または請求項2において、前記駆動部が、前記
遠隔信号により動作するモータと、前記操作部の操作方
向に配設され前記モータに連動して前記移動体を直線運
動させるねじ軸と、このねじ軸に平行で前記移動体を摺
動自在に支持する支持体とを有し、前記操作部が前記ね
じ軸および支持体を含む平面上を移動するように前記ね
じ軸および支持体を位置決めしたものである。
【0012】
【作用】請求項1の回路遮断器の電気操作装置によれ
ば、遠隔信号により前記駆動部の前記移動体が移動する
のに伴って前記動作部材が動作し、これにより前記ハン
ドルがオン操作またはオフ操作され、前記回路遮断器が
オンまたはオフになる。この場合、前記駆動部は前記ハ
ンドルのオフ操作時に前記ハンドルがリセット位置を経
由してオフ位置に移動するように前記動作部材を制御す
るため、前記動作部材のオフ動作でハンドルがリセット
位置に位置しなくなるので、前記ハンドルをオフ位置に
移動させるリセット力が前記駆動部にかからず、したが
って前記駆動部の信頼性および寿命の低下のおそれがな
い。
【0013】請求項2の回路遮断器の電気操作装置によ
れば、前記動作部材を前記操作部が前記ハンドルに対し
て係脱する方向に摺動可能に前記移動体に連結したた
め、遠隔操作および手動操作の切替が簡単にできるとと
もに、前記操作部が前記ハンドルの側部に係脱自在に係
合する係合凹部を有し、その前記ハンドルへの係合方向
の進入量を前記ハンドルの前記係合方向の幅の1/2以
上1未満としたため、前記動作部材の係脱方向の移動量
を少なくできるので従来例と比較して小型にでき、しか
も前記係合凹部による前記ハンドルの操作性を悪くしな
いのでオンオフ操作の信頼性および寿命を向上できる。
【0014】請求項3の回路遮断器の電気操作装置によ
れば、請求項1または請求項2と同様な効果のほか、
記操作部が前記ねじ軸および前記支持体を含む平面上を
移動するように前記ねじ軸および前記支持体を位置決め
したため、前記動作部材が前記回路遮断器の前記ハンド
ルを操作するときに、前記ハンドルより受ける操作反力
により前記移動体に働くモーメント力が軽減されるの
で、そのモーメント力による前記ねじ軸および前記支持
体にかかる力は低減され、したがって前記ねじ軸および
前記支持体の信頼性および機械的寿命を向上できる。
【0015】
【実施例】この発明の第1の実施例を第1図ないし第6
図により説明する。すなわち、この回路遮断器の電気操
作装置は、本体1と、駆動部13と、動作部材2とを有
する。まず、回路遮断器3は上面にハンドル4を有し、
ハンドル4の操作方向の両端部に端子5を有する。回路
遮断器の内部構造は公知であるので省略している。
【0016】本体1は、回路遮断器3の操作方向と直交
する方向の側部に設けられている。この本体1は第3図
に示すようにベース8とカバー9を結合してなり、接続
手段(図示せず)により回路遮断器3に一体に接続され
る。44は本体1に設けられた端子である。駆動部13
は、遠隔信号を入力して前記操作方向に往復動作する移
動体17を有して本体1に内蔵されている。実施例の駆
動部13は、第2図および第3図に示すように遠隔信号
により動作するモータ15と、操作部20の操作方向に
配設されモータ15に連動して移動体17を直線運動さ
せるねじ軸16と、このねじ軸16に平行で移動体17
を摺動自在に支持する支持体19とを有し、後述の動作
部材2の操作部20がねじ軸16および支持体19を含
む平面上を移動するようにねじ軸16および支持体19
を位置決めしている。モータ15は正逆回転可能であ
り、ベース8の一端側に固定されて、ハンドル4の高さ
方向に回転軸14の軸方向を向けている。この回転軸1
4にかさ歯車aが連結され、かさ歯車aにかさ歯車bが
噛み合い、かさ歯車bにねじ軸16が連結されている。
移動体17はねじ軸16に螺合するねじ穴32を有する
従動体21と一体になっている。またモータ15の側部
に基台18が立設され基台18にねじ軸16が回転自在
に支持されている。またねじ軸16と同一水平面上に位
置するガイド軸を実施例とする支持体19が基台18に
固定されている。また移動体17は動作部材2を載せる
上面22の中央に動作部材ガイド用の凹部33を有す
る。
【0017】また従動体21は第3図に示すようにスイ
ッチ作動部26を有し、スイッチ作動部26に対応して
ベース8の従動体21の移動方向のハンドル4のオン位
置またはリセット位置に相当する2個所にスイッチ作動
部26の位置を検出するリミットスイッチを実施例とす
る位置検出スイッチ27,28が配設されている。位置
検出スイッチ27,28はスイッチ作動部26を停止ま
たは反対向きに移動させる位置を検出するものである。
すなわち、第3図はハンドル4のオン位置に相当する状
態でモータ15が一方向に回転すると、ねじ軸16の回
転により移動体17が方向Xに移動し、スイッチ作動部
26が位置検出スイッチ28を押す。またモータ15を
前記と反対の方向に回転させると移動体17が方向Yに
移動して位置検出スイッチ27を押し、第3図の状態と
なる。
【0018】動作部材2は、ハンドル4を操作する操作
部20を有して駆動部13の移動体17に連結されてい
る。この場合、操作部20はねじ軸16および支持体1
9を含む平面上を移動するようにねじ軸16および支持
体19が位置決めされているため、ハンドル4の操作反
力によって移動体17に加わるモーメント力を低減して
いる。また実施例の動作部材2は移動体17の上面22
に載る矩形板により形成され、ハンドル4の操作方向と
直交する方向に摺動可能に凹部33に嵌合する突起34
を形成し、操作部20は一端部に形成されている。この
操作部20は切欠を実施例とする係合凹部37を先端に
形成し、動作部材2の操作方向と直交する方向の移動を
可能にするとともに、操作部20がハンドル4に対して
係脱可能になる。したがって、動作部材2を引いて操作
部20の係合凹部37をハンドル4から外すことにより
簡単にハンドル4を手動操作することができる。
【0019】そして、前記駆動部13はハンドル4のオ
フ操作時にハンドル4がリセット位置を経由してオフ位
置に移動するように動作部材2を制御する。実施例では
位置検出スイッチ28がスイッチ作動部26で押される
とモータ15が所定時間逆転することにより達成してい
る。すなわち、第4図において、29はモータ15の制
御回路、30は電源、45は遠隔オンスイッチ、46は
遠隔オフスイッチであり、制御回路29は遠隔オンスイ
ッチ45をオンにすると、モータ15が一方向に回転し
位置検出スイッチ27がスイッチ作動部26により押さ
れることにより停止するとともに、遠隔オフスイッチ4
6を閉じるとモータ15は他方向に回転し、スイッチ作
動部26が位置検出スイッチ28を押すと所定時間逆転
した後停止するように、たとえば、第5図のように構成
される。図で、R1 ,R2 はリレー、r1 ,r2 はその
常開接点、Tはタイマ、tはその常開接点を示し、位置
検出スイッチは、白丸が常開接点、黒丸が常閉接点を示
す。遠隔オンスイッチ45を押すとリレーR2が働き、
そのリレー接点r2 がオンになり、モータ15が一方向
に回転する。モータ15の回転により移動体17が移動
してスイッチ作動部26により位置検出スイッチ27が
押されるとその常開接点r2 が開いてリレーR2 および
モータ15が停止する。一方遠隔オフスイッチ46を押
すとリレーR 1 が働き、その常開接点r1 がオンとなる
のでモータ15が他方向に回転する。モータ15の回転
により移動体17が前記と反対向きに移動してスイッチ
作動部26により位置検出スイッチ28を押すと、リレ
ーR1 が停止するとともにタイマTが動作し、その常開
接点tはタイマTの設定時間中のみオンとなり、このた
めモータ15が逆転し設定時間経過後に停止する。
【0020】つぎに、この回路遮断器の電気操作装置の
動作について説明する。遠隔オンスイッチ45を閉じる
と、駆動部13の制御回路29にハンドル4をオンにす
るための遠隔信号が入力され、モータ15の一方向への
回転によりねじ軸16および従動体21を介して移動体
17の凹部33の方向Yへの移動により、突起34を介
して同方向に動作部材2が移動するので操作部20によ
りハンドル4を第6図(d)のオン位置に操作し、この
位置でスイッチ作動部26が位置検出スイッチ27に当
たってモータ15が停止し動作部材2が停止する。
【0021】またハンドル4を同図(a)オン位置から
同図(c)のオフ位置に操作する場合、遠隔オフスイッ
チ46を閉じることにより、モータ15が他方向に回転
し、このためハンドル4が操作部20によりオフ方向に
操作され、スイッチ作動部26が位置検出スイッチ28
に当たると同図(b)のようにリセット位置となる。モ
ータ15は直ちに逆回転しタイマTK 設定時間を経過
すると停止し、これにより同図(c)のオフ位置とな
る。回路遮断器3がトリップした後のリセットの場合
も、このオフ動作で達成される。
【0022】この実施例によれば、遠隔信号により駆動
部13の移動体17が移動するのに伴って動作部材2が
動作し、これによりハンドル4がオン操作またはオフ操
作され、回路遮断器3がオンまたはオフになる。この場
合、駆動部13はハンドル4のオフ操作時にハンドル4
がリセット位置を経由してオフ位置に移動するように動
作部材2を制御するため、動作部材2のオフ動作でハン
ドルがリセット位置に位置しないのでハンドル4をオフ
位置に移動させるリセット力が駆動部13にかからず、
したがって駆動部13の信頼性および寿命の低下のおそ
れがない。
【0023】また、操作部20がねじ軸16および支持
体19を含む平面上を移動するようにねじ軸16および
支持体19を位置決めしたため、動作部材2が回路遮断
器3のハンドル4を操作するときに、ハンドル4より受
ける操作反力により移動体17に働くモーメント力が軽
減されるのて、そのモーメント力によるねじ軸16およ
び支持体19にかかる力は低減され、したがってねじ軸
16および支持体19の信頼性および機械的寿命を向上
できる。
【0024】この発明の第2の実施例を第7図および第
8図に示す。すなわち、この回路遮断器の電気操作装置
は、第1の実施例において、操作部20がハンドル4の
側部に係脱自在に係合する係合凹部37を有し、動作部
材2は操作部20がハンドル4に対して係脱する方向に
摺動可能に移動体17に連結され、かつ係合凹部37の
ハンドル4への係合方向の進入量H1 をハンドル4の前
記係合方向の幅H3 の1/2以上1未満としている。ま
たこの実施例のモータの制御回路はタイマTの回路がな
く、オフ位置とリセット位置が同じで動作部材2はこの
位置で停止するようにしている。すなわち、第8図
(a)〜(c)は遠隔操作によるハンドル4のオンおよ
びオフの操作状態であり、動作部材2を操作部20がハ
ンドル4に対して外れる方向に引くことにより同図
(d)のように操作部20がハンドル4から外れる。し
たがって、遠隔操作および手動操作の切替が簡単にでき
る。また操作部20がハンドル4の側部に係脱自在に係
合する係合凹部37のハンドル4への係合方向の進入量
1 をハンドル4の前記係合方向の幅H3 の1/2以上
1未満としたため、動作部材2の係脱方向の移動量H2
を少なくできるので従来例と比較して小型にでき、しか
も係合凹部37によるハンドル4の操作性を悪くしない
のでオンオフ操作の信頼性および寿命を向上できる。
【0025】
【発明の効果】請求項1の回路遮断器の電気操作装置
は、遠隔信号により駆動部の移動体が移動するのに伴っ
て動作部材によりハンドルがオン操作またはオフ操作さ
れ、回路遮断器がオンまたはオフになるが、駆動部は前
記ハンドルのオフ操作時に前記ハンドルがリセット位置
を経由してオフ位置に移動するように前記動作部材を制
御するため、動作部材のオフ動作でハンドルがリセット
位置に位置しなくなるのでハンドルをオフ位置に移動さ
せるリセット力が駆動部にかからず、駆動部の信頼性お
よび寿命の低下のおそれがない。
【0026】請求項2の回路遮断器の電気操作装置は、
動作部材を操作部がハンドルに対して係脱する方向に摺
動可能に移動体に連結することにより、遠隔操作および
手動操作の切替が簡単にできるが、操作部がハンドルの
側部に係脱自在に係合する係合凹部の前記ハンドルへの
進入量を前記ハンドルの前記係合方向の幅の1/2以上
1未満としたため、動作部材の係脱方向の移動量を少な
くできるので従来例と比較して小型にでき、しかも係合
凹部によるハンドルの操作性を悪くしないのでオンオフ
操作の信頼性および寿命を向上できる。
【0027】請求項3の回路遮断器の電気操作装置は、
請求項1または請求項2と同様な効果のほか、操作部が
ねじ軸および支持体を含む平面上を移動するように前記
ねじ軸および支持体を位置決めしたため、動作部材が回
路遮断器のハンドルを操作するときにハンドルより受け
る操作反力により移動体に働くモーメント力が軽減され
るので、そのモーメント力によるねじ軸および支持体に
かかる力は低減され、したがってねじ軸および支持体の
信頼性および機械的寿命を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の斜視図である。
【図2】そのカバーを外した状態の内部構造の平面図で
ある。
【図3】その断面図である。
【図4】制御回路の配線図である。
【図5】制御回路の具体回路図である。
【図6】ハンドルの操作位置を説明する説明図である。
【図7】第2の実施例の斜視図である。
【図8】そのハンドルの操作位置を説明する説明図であ
る。
【図9】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 動作部材 3 回路遮断器 4 ハンドル 5 端子 13 駆動部 17 移動体 20 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 71/70 H01H 3/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面にハンドルを有し前記ハンドルの操
    作方向の両端部に端子を有する回路遮断器の電気操作装
    置であって、前記回路遮断器の前記操作方向と直交する
    方向の側部に設けられた本体と、遠隔信号を入力して前
    記操作方向に往復動作する移動体を有して前記本体に内
    蔵された駆動部と、前記ハンドルを操作する操作部を有
    して前記移動体に連結された動作部材と、前記駆動部に
    よる前記ハンドルのオン操作方向の前記移動体の動作で
    前記ハンドルのオン位置に相当する前記移動体の位置を
    検出して前記駆動部を停止させる第1の位置検出スイッ
    チと、前記駆動部による前記ハンドルのオフ操作方向の
    前記移動体の動作で前記ハンドルのリセット位置に相当
    する前記移動体の位置を検出して前記駆動部を逆に動作
    させる第2の位置検出スイッチと、この第2の位置検出
    スイッチの検出動作で一定時間経過後前記駆動部を停止
    させて前記ハンドルをオフ位置にするタイマとを備えた
    回路遮断器の電気操作装置。
  2. 【請求項2】 上面にハンドルを有し前記ハンドルの操
    作方向の両端部に端子を有する回路遮断器の電気操作装
    置であって、前記回路遮断器の前記操作方向と直交する
    方向の側部に設けられた本体と、遠隔信号を入力して前
    記操作方向に往復動作する移動体を有して前記本体に内
    蔵された駆動部と、前記ハンドルを操作する操作部を有
    して前記移動体に連結された動作部材とを備えた回路遮
    断器の電気操作装置において、前記操作部は前記ハンド
    ルの側部に係脱自在に係合する係合凹部を有し、前記動
    作部材は前記操作部が前記ハンドルに対して係脱する方
    向に摺動可能に前記移動体に連結され、かつ前記係合凹
    部の前記ハンドルへの係合方向の進入量を前記ハンドル
    の前記係合方向の幅の1/2以上1未満とした回路遮断
    器の電気操作装置。
  3. 【請求項3】記駆動部は、前記遠隔信号により動作
    するモータと、前記操作部の操作方向に配設され前記モ
    ータに連動して前記移動体を直線運動させるねじ軸と、
    このねじ軸に平行で前記移動体を摺動自在に支持する支
    持体とを有し、前記操作部が前記ねじ軸および支持体を
    含む平面上を移動するようにねじ軸および支持体を位置
    決めした請求項1または請求項2記載の回路遮断器の電
    気操作装置。
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