JP4503475B2 - 杭打止レベル確認装置及び杭打止レベル確認方法 - Google Patents
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Description
しかし、上記基礎では、施工に手間を有し、さらに、敷地外に廃棄される残土を多く生じるという問題があった。
このため、杭が適正な貫入量で打ち込まれているか否かを管理する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、前記指示棒部を伸縮可能に形成すると、杭の径が異なる場合でも、常に杭の近くに指示棒部を位置させることが可能となり、作業員の目視が行い易くなるので好適である。
すなわち、杭3の打ち込みが終了したときに、杭3の頭部の地盤面からの突出長さが所定長さ以下であることが要求されている。
レベルアーム6cは、ねじ6fを緩めることにより、保持部6gよりも下側に位置する部分が伸縮可能に構成されている。
打止レベル確認装置6を浮かせる距離は、杭3の適正な突出長さと大きく変わらないように設定される。
杭3は、地盤面(設計GL)から出る杭3の頭部が、所定突出量以下となるまで打ち込まれるように規定されている。
しかし、地盤面GLに起伏があっても、全ての場所で、決められた十分な貫入量だけ杭3を打ち込み、さらに、杭3の上端部が同じ高さになるように打ち込まなければならない。
まず、任意の位置にレベル7を設置する。本例では、レベル7を、杭3aが打ち込まれる地盤面上に設置している。
そして、レベル7による視準を行い、任意の高さを設定する。この高さを、第一の基準高さH1とする。
第一の基準高さH1と、距離hと、杭3a〜3cの突出長さA1〜A3との関係は次式のようになる。
本例では、第一の基準高さH1は、この第二の基準高さH3よりも高い位置となるように設定されている。
そして、視準線7aの高さ(すなわち、第一の基準高さH1)に一致する目盛8aを読み取る。この目盛が示す数値は、図3の長さyに該当する。
打止レベル確認装置6において、標尺置き台6aは目盛を付すことが困難な部位であるが、この部位は、その長さlが目盛一つ分となるように形成されている。
目盛6mは一定間隔に整数倍の寸法で設けられている。レベルアーム6c及び保持部6gには、周面上に目盛6mが付されているので、どの位置からでも、目盛を確認することができる。
差し棒6dの先端には着色部6eが設けられており、杭3の打ち止め位置の確認を確実に行えるようになっている。
この場合は、杭3の上端部から印位置までの長さ分だけ、差し棒6dの位置を下げて設置すればよい。
図4の場合は、印3aの付された高さが、杭3の打止高さH2となる。
差し棒6dは、円筒状の基部6d1と、棒部材6d2とから構成されており、棒部材6d2は、基部6d1から突出可能に構成されている。
本例の打止レベル確認装置6は、レベルアーム6cの他に、もう一本のレベルアーム6hを備えている。
このため、上記実施例における標尺置き台6a及び標尺支持部6bに相当する部材を備えていない。
レベルアーム6hが連結されることにより、標尺8を用いなくても、長さyの値を得ることが可能となる。
また、目盛は一定間隔で色分けされている。例えば、100mmごとに色分けしておけば、色を見るだけで100mm単位の長さを把握することができ、容易に概略長さを把握することができる。
本例の打止レベル確認装置6は、上下に伸縮可能なレベルアームを備えている。
レベルアームは、保持部6gから上方に延出する第一の延出部6jと、保持部6gから下方に延出する第二の延出部6kを備えている。
保持部6g,第一の延出部6j,第二の延出部6kは、ねじ等により互いに固定されている。
6 打止レベル確認装置
6a 標尺置き台
6b 標尺支持部
6c レベルアーム
6d 差し棒
6d1 基部
6d2 棒部材
6e 着色部
6f ねじ
6g 保持部
6h レベルアーム
6i 接続部
6j 第一の延出部
6k 第二の延出部
6m 目盛
7 レベル
7a 視準線
8 標尺
8a 目盛
A、A1〜A3 杭が地盤面から出る長さ
BM ベンチマーク
GL 地盤面
H1 第一の基準高さ
H2 杭の打止高さ
H3 第二の基準高さ
h 第一の基準高さから杭の打止高さまでの距離
s1 視準場所でのBMからGLまでの距離
s2,s3 各地点でのBMからGLまでの距離
Claims (6)
- 杭が適正な貫入量で打ち込まれたことを確認する、杭打止レベル確認装置であって、
地盤面に対して略鉛直に配設される本体部と、該本体部の下端に、地盤面に対して略水平に配設される指示棒部を備え、
前記本体部は、地盤面から任意の距離に設定された第一の基準高さに一致して設置される目盛部と、該目盛部が付され、前記本体部の長さを変更する伸縮可能部と、を有し、
前記本体部上の前記第一の基準高さに一致する点から、前記本体部の前記指示棒部の配設位置までの距離と、前記第一の基準高さから前記杭の打止高さまでの距離と、を前記伸縮可能部を調整して一致させることにより、前記指示棒部が前記杭の打止高さを指し示すように構成されたことを特徴とする杭打止レベル確認装置。 - 前記第一の基準高さから前記杭の打止高さまでの距離は、前記第一の基準高さから、前記第一の基準高さよりも地盤面側に近い第二の基準高さまでの距離を求め、
前記地盤面が、前記第二の基準高さよりも低い場合、前記求められた距離に、前記第二の基準高さから前記地盤面までの距離を加算すると共に、前記杭の突出長さを減算することにより得られ、
前記地盤面が、前記第二の基準高さよりも高い場合、前記求められた距離に、前記第二の基準高さから前記地盤面までの距離を減算すると共に、前記杭の突出長さを減算することにより得られることを特徴とする請求項1記載の杭打止レベル確認装置。 - 前記本体部は複数部分に分割可能とされたことを特徴とする請求項1記載の杭打止レベル確認装置。
- 前記指示棒部は伸縮可能に形成されたことを特徴とする請求項1記載の杭打止レベル確認装置。
- 杭が適正な貫入量で打ち込まれたことを確認する、杭打止レベル確認方法であって、
地盤面から任意の距離に第一の基準高さを設定する工程と、
前記第一の基準高さから前記杭の打止高さまでの距離を求める工程と、
前記地盤面に対して略鉛直に配設される本体部と、該本体部の下端に、地盤面に対して略水平に配設される指示棒部を備えた打止レベル確認装置を前記杭の近傍に配置する工程と、
前記本体部上の前記第一の基準高さに一致する点から、前記本体部の前記指示棒部の配設位置までの距離と、前記第一の基準高さから前記杭の打止高さまでの距離と、を一致させる工程と、
前記指示棒部が前記杭の打止高さに一致するまで前記杭を打ち込む工程と、を備えたことを特徴とする杭打止レベル確認方法。 - 前記第一の基準高さから前記杭の打止高さまでの距離を求める工程では、
前記第一の基準高さから、前記第一の基準高さよりも前記地盤面に近い第二の基準高さまでの距離を求める工程と、
前記地盤面が、前記第二の基準高さよりも低い場合、前記求められた距離に、前記第二の基準高さから前記地盤面までの距離を加算すると共に、前記杭の突出長さを減算する工程と、
前記地盤面が、前記第二の基準高さよりも高い場合、前記求められた距離に、前記第二の基準高さから前記地盤面までの距離を減算すると共に、前記杭の突出長さを減算する工程と、
が行われることを特徴とする請求項5記載の杭打止レベル確認方法。
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