JP2003003739A - 開閉部材制御装置及び開閉部材制御装置における開閉部材の原点位置設定方法 - Google Patents

開閉部材制御装置及び開閉部材制御装置における開閉部材の原点位置設定方法

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JP2003003739A
JP2003003739A JP2001185140A JP2001185140A JP2003003739A JP 2003003739 A JP2003003739 A JP 2003003739A JP 2001185140 A JP2001185140 A JP 2001185140A JP 2001185140 A JP2001185140 A JP 2001185140A JP 2003003739 A JP2003003739 A JP 2003003739A
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Kimikatsu Okada
公克 岡田
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】開閉部材の開閉位置の検出に基づいて開閉制御
を行う開閉部材制御装置であって、開閉部材の原点位置
の設定作業を簡単に行うことができる開閉部材制御装置
を提供する。 【解決手段】制御部13は、ルーフガラスを全閉側の機
械的限界位置に配置した状態で該ガラス4を同方向に作
動させるための閉スイッチSW3が所定時間(10秒)
内に複数回(5回)操作されると、ルーフガラスの原点
位置の設定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のル
ーフガラスやウインドガラス、スライドドア等の開閉部
材の開閉動作を制御する開閉部材制御装置及び開閉部材
制御装置における開閉部材の原点位置設定方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に装備されるサンルーフ装
置においては、操作している間だけルーフガラスがスラ
イド開閉する通常開閉スイッチとは別にオート開閉スイ
ッチが備えられるものがある。オート開スイッチが一旦
操作されるとその後の操作を要することなく、ルーフガ
ラスが全閉位置から全開位置に一気にスライド開作動す
るオートスライド開作動が行われるとともに、オート閉
スイッチが一旦操作されると同様に、ルーフガラスが全
開位置から全閉位置に一気にスライド閉作動するオート
スライド閉作動が行われるように構成されている。この
ようなオート開閉作動を行うサンルーフ装置は、一般
に、ルーフガラスがオートスライド閉作動中に異物が挟
み込まれた時、その挟み込みを検出してルーフガラスを
全開方向に反転動作させる機能を備えている。
【0003】このような機能を有するサンルーフ装置
は、通常、駆動モータの回転方向及び回転周期を検出す
る回転検出装置を備えている。該装置は、駆動モータの
回転に基づいて互いに位相の異なる出力信号(パルス信
号)を出力するように配置された一対の回転センサを有
している。該装置は、回転センサから出力される出力信
号(パルス信号)に基づいて駆動モータの回転周期を検
出するとともに、各回転センサからそれぞれ出力される
出力信号(パルス信号)の位相差を利用して駆動モータ
の回転方向を検出する。そして、サンルーフ装置は、駆
動モータの回転周期をカウントし、そのカウント数を例
えば開方向で加算、閉方向で減算することでルーフガラ
スの開閉位置を検出するとともに、駆動モータの回転方
向を検出してルーフガラスの開閉方向を検出して、それ
らの検出に基づいてルーフガラスの開閉制御を行うよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
サンルーフ装置は、従来、ルーフガラスの開閉位置の原
点位置設定、例えばルーフガラスを全閉側の機械的限界
位置に配置させた状態で、該ルーフガラスの開閉位置を
認識するためのカウント数が「0」となるように設定し
ている。そして、このような原点位置の設定作業を簡単
にして、その作業性を向上することが要求されている。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、開閉部材の開閉位置
の検出に基づいて開閉制御を行う開閉部材制御装置及び
開閉部材制御装置における開閉部材の原点位置設定方法
であって、開閉部材の原点位置の設定作業を簡単に行う
ことができる開閉部材制御装置及び開閉部材制御装置に
おける開閉部材の原点位置設定方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、開閉部材を開閉作動させ
る駆動モータと、前記開閉部材を開閉させるための指令
信号を出力する開閉スイッチと、前記駆動モータの回転
に対応した出力信号を出力する回転センサと、前記回転
センサから出力された出力信号に基づいて前記開閉部材
の開閉位置を検出する検出手段と、前記開閉スイッチか
らの指令信号と前記検出手段にて検出した前記開閉部材
の開閉位置とに基づいて前記駆動モータを制御する開閉
制御手段と、を備えた開閉部材制御装置において、前記
開閉部材を作動方向一方の機械的限界位置に配置した状
態で該開閉部材を同方向に作動させるための前記開閉ス
イッチが所定時間内に複数回操作されると、前記開閉部
材の原点位置を設定する原点位置設定手段を備えた。
【0007】請求項2に記載の発明は、開閉部材を開閉
作動させる駆動モータと、前記開閉部材を開閉させるた
めの指令信号を出力する開閉スイッチと、前記駆動モー
タの回転に対応した出力信号を出力する回転センサと、
前記回転センサから出力された出力信号に基づいて前記
開閉部材の開閉位置を検出するとともに、前記開閉スイ
ッチからの指令信号と検出した前記開閉部材の開閉位置
とに基づいて前記駆動モータを制御する制御手段と、を
備えた開閉部材制御装置において、前記制御手段は、前
記開閉部材を作動方向一方の機械的限界位置に配置した
状態で該開閉部材を同方向に作動させるための前記開閉
スイッチが所定時間内に複数回操作されると、前記開閉
部材の原点位置を設定する。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の開閉部材制御装置において、前記開閉部材の原
点位置の設定が完了したことを通知する通知手段を備え
た。請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の開閉部
材制御装置において、前記駆動モータは、第1及び第2
リレーの作動により駆動電源が供給又は停止されるもの
であり、前記通知手段は、前記各リレーであって、各リ
レーの作動音により原点位置設定の完了を通知する。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の開閉部材制御装置において、前記各リレーは、原点位
置設定の完了を通知する際、前記駆動モータに駆動電源
を供給しないよう同時に作動される。
【0010】請求項6に記載の発明は、駆動モータによ
り開閉部材を開閉作動し、該駆動モータの回転に対応し
た回転センサからの出力信号に基づいて開閉部材の開閉
位置を検出するとともに、開閉部材を開閉させるための
開閉スイッチからの指令信号と検出した開閉部材の開閉
位置とに基づいて駆動モータを制御する開閉部材制御装
置における開閉部材の原点位置設定方法において、前記
開閉部材を作動方向一方の機械的限界位置に配置した状
態で該開閉部材を同方向に作動させるための前記開閉ス
イッチが所定時間内に複数回操作されると、前記開閉部
材の原点位置が設定される。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の開閉部材制御装置における開閉部材の原点位置設定方
法において、前記開閉部材の原点位置の設定が完了した
ことを通知するようにした。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の開閉部材制御装置における開閉部材の原点位置設定方
法において、前記駆動モータは、第1及び第2リレーの
作動により駆動電源が供給又は停止されるものであり、
原点位置設定の完了を通知する際、前記各リレーを作動
させる。
【0013】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の開閉部材制御装置における開閉部材の原点位置設定方
法において、原点位置設定の完了を通知する際、前記駆
動モータに駆動電源を供給しないよう前記各リレーが同
時に作動される。
【0014】(作用)請求項1,2,6に記載の発明に
よれば、開閉部材を作動方向一方の機械的限界位置に配
置した状態で該開閉部材を同方向に作動させるための開
閉スイッチが所定時間内に複数回操作されると、開閉部
材の原点位置が設定される。つまり、同一の開閉スイッ
チを複数回操作するといった簡単な操作で、開閉部材の
原点位置の設定を行うことができる。
【0015】請求項3,7に記載の発明によれば、開閉
部材の原点位置の設定が完了したことが通知されるの
で、設定者はその原点位置の設定が完了したことを容易
に認識することができる。
【0016】請求項4,8に記載の発明によれば、原点
位置設定の完了を通知する際、駆動モータに駆動電源を
供給するための各リレーが作動される。従って、原点位
置設定の完了を通知するための特別な装置を必要としな
い。
【0017】請求項5,9に記載の発明によれば、原点
位置設定の完了を通知する際、駆動モータに駆動電源を
供給しないよう各リレーが同時に作動される。従って、
開閉部材の不要な動作を防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図4は、サンルーフ装置
を装備した自動車の要部斜視図であって、自動車1のル
ーフパネル2に形成した天窓3に対して開閉部材として
のルーフガラス4が設けられている。ルーフガラス4
は、前後方向に往復スライド移動(スライド開閉作動)
可能、かつ、その前端部において車幅方向を支点として
上下動(チルト開閉作動)可能に設けられている。そし
て、ルーフガラス4は、同図4の破線で示す駆動モータ
5の駆動に基づいて図示しない駆動伝達機構を介して開
閉作動が行われる。
【0019】尚、本実施形態のルーフガラス4は、図2
に示すように、主に、全閉位置(原点位置)、チルト全
開位置、擬似全閉位置、フラップダウン位置、及び全開
位置を有している。全閉位置に配置されたルーフガラス
4は、該位置から先ずチルト開作動し、チルト全開位置
で一時停止する。次に、ルーフガラス4は、再び開操作
されると、そのチルト全開位置からチルト閉作動して擬
似全閉位置に到達し、該位置からフラップダウン作動
(室内側に更に下動)しスライド全開位置までスライド
開作動する。つまり、この開作動において、ルーフガラ
ス4は、全閉位置からチルト全開位置まで一回の開操作
で開作動可能であり、チルト全開位置からスライド全開
位置まで一回の開操作で開作動可能となっている。一
方、スライド全開位置に配置されたルーフガラス4は、
スライド閉作動及びチルト開閉作動を行い、全閉位置で
停止する。つまり、この閉作動においては、ルーフガラ
ス4は、全開位置から擬似全閉位置を介した全閉位置ま
で一回の閉操作で閉作動可能となっている。
【0020】前記駆動モータ5は、該モータ5を駆動制
御する後述の駆動制御回路11とともに駆動ユニット1
0を構成している。駆動ユニット10は、天窓3の前方
におけるルーフパネル2と室内側の成形天井パネル(図
示略)との間に配設されている。
【0021】図1は、駆動モータ5を駆動制御するサン
ルーフ装置の電気的構成を説明するための電気ブロック
図を示す。駆動モータ5を駆動制御する駆動制御回路1
1はバッテリ(図示略)に接続され、該回路11にはバ
ッテリから駆動電源+Bが供給される。駆動電源+B
は、駆動制御回路11内において電源供給回路12にて
所定電源電圧に調整されて検出手段、開閉制御手段、原
点位置設定手段及び制御手段としての制御部13に供給
される。
【0022】駆動制御回路11は、イグニッションスイ
ッチSW1が接続される。イグニッションスイッチSW
1は、駆動制御回路11内において入力回路14を介し
て制御部13に接続される。イグニッションスイッチS
W1は、操作されると操作信号(オン信号)を入力回路
14を介して制御部13に出力する。制御部13は、イ
グニッションスイッチSW1のオン信号に基づいて電源
供給回路12から供給される駆動電源に基づいて動作す
る。
【0023】又、駆動制御回路11は、前記ルーフガラ
ス4を開閉操作するための各種スイッチSW2〜SW
5、即ち通常開スイッチSW2、通常閉スイッチSW
3、オート開スイッチSW4、及びオート閉スイッチS
W5がそれぞれ接続される。各種スイッチSW2〜SW
5は、駆動制御回路11内において入力回路14を介し
て制御部13に接続される。各種スイッチSW2〜SW
5は、それぞれ操作されると、指令信号(本実施形態で
は、Lレベル(接地レベル)のオン信号)を入力回路1
4を介して制御部13に出力する。
【0024】制御部13には、該制御部13の動作に必
要な基準クロック信号がクロック発信回路15から入力
される。又、制御部13は、電圧モニタ回路16により
前記電源供給回路12から供給される駆動電源が監視さ
れている。
【0025】又、前記制御部13は、駆動回路17を介
して前記駆動モータ5に駆動電源を供給して該モータ5
の制御を行う。つまり、駆動回路17は、制御部13か
らの制御信号に基づいて駆動モータ5に駆動電源を供給
する。この駆動回路17は、通知手段を構成する第1及
び第2リレー17a,17bを備えている。各リレー1
7a,17bは、駆動モータ5に駆動電源を供給又は停
止して、該モータ5を正逆回転又は停止させる。
【0026】具体的には、制御部13は、通常開スイッ
チSW2を操作している間、即ち該スイッチSW2から
オン信号が入力されている間、前記ルーフガラス4を通
常開作動(マニュアル開作動)させるべく第2リレー1
7bをオンさせて駆動モータ5に駆動電源を供給し、該
モータ5を駆動する。通常開スイッチSW2の操作を止
める、即ち該スイッチSW2からオフ信号が入力される
と、制御部13は、前記ルーフガラス4の作動を停止さ
せるべく第2リレー17bをオフさせて駆動モータ5へ
の駆動電源の供給を停止する。又、この場合、後述する
ルーフガラス4の開閉位置の検出によって該ルーフガラ
ス4がチルト全開位置に配置されると(図2参照)、制
御部13は、通常開スイッチSW2が操作されていて
も、駆動モータ5への駆動電源の供給を停止し、該モー
タ5の駆動を一時停止させる。そして、再び通常開スイ
ッチSW2が操作されると、制御部13は、前記ルーフ
ガラス4をチルト閉作動及びスライド開作動させるべく
駆動モータ5への電源供給を行う。
【0027】一方、制御部13は、通常閉スイッチSW
3を操作している間、即ち該スイッチSW3からオン信
号が入力されている間、前記ルーフガラス4を通常閉作
動(マニュアル閉作動)させるべく第1リレー17aを
オンさせて駆動モータ5に駆動電源を供給し、該モータ
5を駆動する。通常閉スイッチSW3の操作を止める、
即ち該スイッチSW3からオフ信号が入力されると、制
御部13は、前記ルーフガラス4の作動を停止させるべ
く第1リレー17aをオフさせて駆動モータ5への駆動
電源の供給を停止する。
【0028】又、制御部13は、オート開スイッチSW
4が一旦操作される、即ち該スイッチSW4からオン信
号が一旦入力されると、その後該スイッチSW4からオ
フ信号が入力されても前記ルーフガラス4を全閉位置か
らチルト全開位置に、又はチルト全開位置からスライド
全開位置に一気に開作動するオート開作動させるべく第
2リレー17bをオンさせて駆動モータ5に駆動電源を
供給し、該モータ5を駆動する。そして、制御部13
は、後述するルーフガラス4の開閉位置の検出によって
該ルーフガラス4がチルト全開位置、又はスライド全開
位置に配置されたことが検出されると、第2リレー17
bをオフさせて駆動モータ5への駆動電源を停止して、
ルーフガラス4の作動を停止する。つまり、この場合に
おいても、チルト全開位置に配置されると、制御部13
は、駆動モータ5への駆動電源の供給を停止し、該モー
タ5の駆動を一時停止させる。
【0029】一方、制御部13は、オート閉スイッチS
W5が一旦操作される、即ち該スイッチSW5からオン
信号が一旦入力されると、その後該スイッチSW5から
オフ信号が入力されても前記ルーフガラス4を全開位置
から全閉位置に一気に閉作動するオート閉作動させるべ
く第1リレー17aをオンさせて駆動モータ5に駆動電
源を供給し、該モータ5を駆動する。そして、制御部1
3は、後述するルーフガラス4の開閉位置の検出によっ
て該ルーフガラス4が全閉位置に配置されたことが検出
されると、第1リレー17aをオフさせて駆動モータ5
への駆動電源を停止して、ルーフガラス4の作動を停止
する。
【0030】前記駆動制御回路11には、駆動モータ5
の回転周期(回転速度)及び回転方向を検出する一対の
回転センサとしてのホール素子磁気センサ18a,18
bが該回路11を構成する基板上に配設されている。具
体的には、駆動モータ5の回転軸(図示略)には回転方
向に多極着磁されたセンサマグネットが一体回転するよ
うに設けられ、そのセンサマグネットの近傍位置にホー
ル素子磁気センサ18a,18bが互いに回転方向に所
定間隔を有して配置されている。つまり、本実施形態の
回転センサは、磁気を用いた非接触型の回転センサが用
いられている。各ホール素子磁気センサ18a,18b
は、駆動モータ5が回転するとそのモータ5の回転に応
じたパルス状の出力信号をそれぞれ検出回路19に出力
する。又、各ホール素子磁気センサ18a,18bから
出力される出力信号(パルス信号)は、互いに位相差
(例えば、1/2周期)を有している。検出回路19
は、各出力信号(パルス信号)の波形を成形する等して
制御部13に出力する。
【0031】前記制御部13は、各ホール素子磁気セン
サ18a,18bから検出回路19を介して入力される
出力信号(パルス信号)の周期に基づいて駆動モータ5
の回転周期(回転速度)を検出する。
【0032】即ち、制御部13は、前記通常開スイッチ
SW2及び前記オート開スイッチSW4が操作されオン
信号が入力されると、出力信号(パルス信号)の1周期
毎に(例えば、立ち上がりエッジに基づいて)カウント
数に「1」を加算する(図2参照)。一方、制御部13
は、前記通常閉スイッチSW3及び前記オート閉スイッ
チSW5が操作されオン信号が入力されると、出力信号
(パルス信号)の1周期毎に開時において加算されたカ
ウント数から「1」を減算する。そして、制御部13
は、そのカウント数に応じてルーフガラス4の開閉位置
を検出するようになっている。
【0033】尚、図2に示すように、本実施形態では、
カウント数が「10」以下になると、ルーフガラス4が
全閉位置に配置されているとみなされる。又、ルーフガ
ラス4がチルト全開位置に配置されると、カウント数は
「110」となり、ルーフガラス4が擬似全閉位置に配
置されると、カウント数は「187」となる。又、ルー
フガラス4がフラップダウン位置に配置されると、カウ
ント数は「230」となり、ルーフガラス4がスライド
全開位置に配置されると、カウント数は「916」とな
る。尚、カウント数が「230」〜「236」の間(図
2においてスライドA領域)は、後述する挟み込み判定
を行わない荷重反転マスク領域である。つまり、カウン
ト数が「236」〜「916」の間(図2においてスラ
イドB領域)で挟み込み判定が行われる。又、ルーフガ
ラス4が全開側の機械的限界位置に配置されると、カウ
ント数が「1000」になる。このようなルーフガラス
4とカウント数との相対関係は、後述するルーフガラス
4の原点位置の設定(本実施形態では、ルーフガラス4
を全閉側の機械的限界位置に配置した状態でカウント数
を「0」に設定すること)に基づいて決定される。
【0034】又、制御部13は、各出力信号(パルス信
号)の位相差に応じて駆動モータ5の回転方向を検出
し、その駆動モータ5の回転方向の検出に基づいてルー
フガラス4の開閉方向を検出している。
【0035】又、制御部13は、前記ルーフガラス4が
図2に示すスライドB領域でオート閉作動を行っている
間、駆動モータ5の回転周期(回転速度)が予め定めた
挟み込み判定値より長く(遅く)なると、前記ルーフガ
ラス4と前記ルーフパネル2との間で異物が狭持されて
回転周期が長くなった(回転速度が遅くなった)と判定
する。すると、制御部13は、閉作動中のルーフガラス
4により挟み込んだ異物を解放すべく駆動モータ5を逆
転させ、該ルーフガラス4を所定カウント数だけ開作動
させる(荷重反転作動)。このとき、制御部13は、駆
動モータ5の逆転に基づいて、カウント数を減算から加
算に切り換える。
【0036】次に、ルーフガラス4の原点位置の設定手
順について、図3に示す波形図に従って説明する。先
ず、ルーフガラス4を全閉側の機械的限界位置(メカロ
ック位置)に配置すべく、操作者(設定者)は通常閉ス
イッチSW3を操作する。すると、制御部13には、通
常閉スイッチSW3からLレベルのオン信号が入力され
る。制御部13は、駆動回路17の第1リレー17aを
オンさせて駆動モータ5を駆動し、ルーフガラス4を閉
作動させる。そして、ルーフガラス4が全閉側メカロッ
ク位置に配置されると、各センサ18a,18bからの
出力信号の変動がなくなり、制御部13は、ルーフガラ
ス4が全閉側メカロック位置に配置されたことを検出す
る。制御部13は、その検出によって第1リレー17a
をオフさせて駆動モータ5への電源供給を停止する。
【0037】次いで、ルーフガラス4が全閉側メカロッ
ク位置に配置された状態で、通常閉スイッチSW3を所
定時間(本実施形態では、10秒)内に5回操作すると
いった簡単な作業を行うことにより、ルーフガラス4の
原点位置(カウント数「0」)が設定される。即ち、制
御部13は、通常閉スイッチSW3が操作されてから
(Lレベルのオン信号が入力されてから)、該制御部1
3内のタイマ13aにより所定時間(10秒)を計時す
る。そして、制御部13は、通常閉スイッチSW3の5
回の操作により、所定時間(10秒)内にLレベルのオ
ン信号が5回入力されると、カウント数を「0」に設定
し、ルーフガラス4の原点位置が設定される。
【0038】このとき、制御部13は、第1,第2リレ
ー17a,17bを同時に2回オンさせ、ルーフガラス
4の原点位置設定を終了する。尚、この場合、駆動モー
タ5には駆動電源が供給されず、該モータ5は駆動しな
い。このように第1,第2リレー17a,17bを同時
に2回オンさせると、該リレー17a,17bからは2
度作動音が発生する。つまり、制御部13は、該リレー
17a,17bの作動音にて操作者(設定者)に原点位
置設定が完了したことを通知し、操作者(設定者)は、
その作動音を聞き取ることで、原点位置設定が完了した
ことを確実に認識できるようになっている。
【0039】上記したように、本実施形態のサンルーフ
装置は、以下のような特徴がある。 (1)本実施形態では、ルーフガラス4を全閉側の機械
的限界位置に配置した状態で該ガラス4を同方向に作動
させるための閉スイッチSW3が所定時間(10秒)内
に複数回(5回)操作されると、ルーフガラス4の原点
位置が設定される。つまり、同一のスイッチSW3を複
数回(5回)操作するといった簡単な操作で、ルーフガ
ラス4の原点位置の設定を行うことができる。
【0040】(2)本実施形態では、ルーフガラス4の
原点位置の設定が完了した際、リレー17a,17bが
同時に2回オン作動する。従って、操作者(設定者)
は、そのリレー17a,17bの作動音により原点位置
の設定が完了したことを容易に認識することができる。
又、原点位置設定の完了を通知するための特別な装置を
必要としない。又、リレー17a,17bが作動しても
駆動モータ5に駆動電源が供給されないので、ルーフガ
ラス4の不要な動作を防止することができる。
【0041】(3)本実施形態では、駆動モータ5と、
ホール素子磁気センサ18a,18b及び各リレー17
a,17b、制御部13等を有する駆動制御回路11と
は駆動ユニット10として一体に構成されるので、サン
ルーフ装置の組み付け作業を容易とすることができる。
【0042】尚、本発明の実施形態は、以下のように変
更してもよい。 ○上記実施形態では、ルーフガラス4の原点位置の設定
を全閉側で行ったが、全開側で原点位置の設定を行うよ
うにしてもよい。
【0043】○上記実施形態では、ルーフガラス4が全
閉側メカロック位置に配置された状態で通常閉スイッチ
SW3を所定時間(10秒)内で複数回(5回)操作す
ると、原点位置を設定するようにしたが、時間及び操作
回数はこれに限定されるものではない。
【0044】○上記実施形態では、リレー17a,17
bを作動させることによりルーフガラス4の原点位置の
設定完了を通知するようにしたが、その他の装置を用い
て原点位置の設定完了を通知するようにしてもよい。
【0045】○上記実施形態では、駆動モータ5の回転
周期が予め定めた挟み込み判定値より長くなると、ルー
フガラス4により挟み込みが発生したと判定するように
したが、挟み込みの判定はこれに限定されるものではな
い。
【0046】○上記実施形態では、回転センサにホール
素子磁気センサ18a,18bを用いたが、磁界の変化
に伴って抵抗が変化する磁気抵抗素子を用いてもよい。
又、これらのような非接触型の磁気センサ以外、例えば
光学式の回転センサを用いてもよい。又、摺動接点を用
いた接触型の回転センサを用いてもよい。
【0047】○上記実施形態の駆動制御回路11の回路
構成はこれに限定されるものではなく、適宜変更しても
よい。例えば、制御部13は上記した各種制御を一括し
て行ったが、複数の制御部を設けてそれぞれで分担して
制御する構成としてもよい。
【0048】○上記実施形態では、駆動モータ5と、ホ
ール素子磁気センサ18a,18bや制御部13等を有
する駆動制御回路11とを駆動ユニット10として一体
に構成したが、これに限定されるものではなく、例え
ば、駆動制御回路11を別に設ける構成としてもよい。
【0049】○上記実施形態では、スライド開閉作動と
チルト開閉作動をともに行うのサンルーフ装置に実施し
たが、スライド開閉作動のみ行うサンルーフ装置に実施
してもよい。又、ルーフガラスの一連の動作は、これに
限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
【0050】○上記実施形態では、開閉部材をルーフガ
ラスとしたサンルーフ装置に実施したが、開閉部材をウ
インドガラスとしたパワーウインド装置や、開閉部材を
スライドドアとしたスライドドア装置等、その他の装置
に実施してもよい。
【0051】上記各実施形態から把握できる技術的思想
を以下に記載する。 (イ)請求項3〜5のいずれか1項に記載の開閉部材制
御装置において、前記通知手段は、前記駆動モータ、前
記回転センサ及び前記制御手段を一体に構成した駆動ユ
ニット内に設けられていることを特徴とする開閉部材制
御装置。
【0052】(ロ)請求項1〜3,上記(イ)のいずれ
か1項に記載の開閉部材制御装置において、前記開閉部
材は、少なくとも往復スライド開閉作動することを特徴
とする開閉部材制御装置。
【0053】(ハ)請求項1〜3,上記(イ)(ロ)の
いずれか1項に記載の開閉部材制御装置において、前記
開閉部材は、自動車のルーフガラスやウインドガラス、
スライドドアであることを特徴とする開閉部材制御装
置。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
開閉部材の開閉位置の検出に基づいて開閉制御を行う開
閉部材制御装置及び開閉部材制御装置における開閉部材
の原点位置設定方法であって、開閉部材の原点位置の設
定作業を簡単に行うことができる開閉部材制御装置及び
開閉部材制御装置における開閉部材の原点位置設定方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のサンルーフ装置の電気的構成図
である。
【図2】 ルーフガラスの開閉作動を説明するための説
明図である。
【図3】 原点位置設定の際におけるスイッチ、センサ
及びリレーの作動状態を示す波形図である。
【図4】 サンルーフ装置を装備した自動車の要部斜視
図である。
【符号の説明】
4…開閉部材としてのルーフガラス、5…駆動モータ、
13…検出手段、開閉制御手段、原点位置設定手段及び
制御手段としての制御部、17a,17b…通知手段を
構成するリレー、18a,18b…回転センサとしての
ホール素子磁気センサ、SW2〜SW5…開閉スイッ
チ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉部材を開閉作動させる駆動モータ
    と、 前記開閉部材を開閉させるための指令信号を出力する開
    閉スイッチと、 前記駆動モータの回転に対応した出力信号を出力する回
    転センサと、 前記回転センサから出力された出力信号に基づいて前記
    開閉部材の開閉位置を検出する検出手段と、 前記開閉スイッチからの指令信号と前記検出手段にて検
    出した前記開閉部材の開閉位置とに基づいて前記駆動モ
    ータを制御する開閉制御手段と、を備えた開閉部材制御
    装置において、 前記開閉部材を作動方向一方の機械的限界位置に配置し
    た状態で該開閉部材を同方向に作動させるための前記開
    閉スイッチが所定時間内に複数回操作されると、前記開
    閉部材の原点位置を設定する原点位置設定手段を備えた
    ことを特徴とする開閉部材制御装置。
  2. 【請求項2】 開閉部材を開閉作動させる駆動モータ
    と、 前記開閉部材を開閉させるための指令信号を出力する開
    閉スイッチと、 前記駆動モータの回転に対応した出力信号を出力する回
    転センサと、 前記回転センサから出力された出力信号に基づいて前記
    開閉部材の開閉位置を検出するとともに、前記開閉スイ
    ッチからの指令信号と検出した前記開閉部材の開閉位置
    とに基づいて前記駆動モータを制御する制御手段と、を
    備えた開閉部材制御装置において、 前記制御手段は、前記開閉部材を作動方向一方の機械的
    限界位置に配置した状態で該開閉部材を同方向に作動さ
    せるための前記開閉スイッチが所定時間内に複数回操作
    されると、前記開閉部材の原点位置を設定することを特
    徴とする開閉部材制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の開閉部材制御装
    置において、 前記開閉部材の原点位置の設定が完了したことを通知す
    る通知手段を備えたことを特徴とする開閉部材制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の開閉部材制御装置にお
    いて、 前記駆動モータは、第1及び第2リレーの作動により駆
    動電源が供給又は停止されるものであり、 前記通知手段は、前記各リレーであって、各リレーの作
    動音により原点位置設定の完了を通知することを特徴と
    する開閉部材制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の開閉部材制御装置にお
    いて、 前記各リレーは、原点位置設定の完了を通知する際、前
    記駆動モータに駆動電源を供給しないよう同時に作動さ
    れることを特徴とする開閉部材制御装置。
  6. 【請求項6】 駆動モータにより開閉部材を開閉作動
    し、該駆動モータの回転に対応した回転センサからの出
    力信号に基づいて開閉部材の開閉位置を検出するととも
    に、開閉部材を開閉させるための開閉スイッチからの指
    令信号と検出した開閉部材の開閉位置とに基づいて駆動
    モータを制御する開閉部材制御装置における開閉部材の
    原点位置設定方法において、 前記開閉部材を作動方向一方の機械的限界位置に配置し
    た状態で該開閉部材を同方向に作動させるための前記開
    閉スイッチが所定時間内に複数回操作されると、前記開
    閉部材の原点位置が設定されることを特徴とする開閉部
    材制御装置における開閉部材の原点位置設定方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の開閉部材制御装置にお
    ける開閉部材の原点位置設定方法において、 前記開閉部材の原点位置の設定が完了したことを通知す
    るようにしたことを特徴とする開閉部材制御装置におけ
    る開閉部材の原点位置設定方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の開閉部材制御装置にお
    ける開閉部材の原点位置設定方法において、 前記駆動モータは、第1及び第2リレーの作動により駆
    動電源が供給又は停止されるものであり、 原点位置設定の完了を通知する際、前記各リレーを作動
    させることを特徴とする開閉部材制御装置における開閉
    部材の原点位置設定方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の開閉部材制御装置にお
    ける開閉部材の原点位置設定方法において、 原点位置設定の完了を通知する際、前記駆動モータに駆
    動電源を供給しないよう前記各リレーが同時に作動され
    ることを特徴とする開閉部材制御装置における開閉部材
    の原点位置設定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN107063163A (zh) * 2017-06-02 2017-08-18 秀卓自动化设备(湖北)有限公司 一种汽车天窗玻璃曲率检测系统

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