JPH1018700A - パワーウインド制御装置 - Google Patents
パワーウインド制御装置Info
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- JPH1018700A JPH1018700A JP8186916A JP18691696A JPH1018700A JP H1018700 A JPH1018700 A JP H1018700A JP 8186916 A JP8186916 A JP 8186916A JP 18691696 A JP18691696 A JP 18691696A JP H1018700 A JPH1018700 A JP H1018700A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- auto
- window
- unit
- control unit
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Window Of Vehicle (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パワーウインド制御装置に挟み込み検出機能
を後から付加しても、AUTO UP及びAUTO D
OWN機能を動作させることができるパワーウインド制
御装置を提供する。 【解決手段】 既存の制御ユニット5に挟み込み防止ユ
ニット6を付加接続する。制御ユニット5は、AUTO
信号出力端子51を備え、挟み込み防止ユニット6にA
UTO信号を出力する。挟み込み防止ユニット6は、制
御ユニット5から入力したAUTO信号に応答して起動
する挟み込み検出機能を有する。
を後から付加しても、AUTO UP及びAUTO D
OWN機能を動作させることができるパワーウインド制
御装置を提供する。 【解決手段】 既存の制御ユニット5に挟み込み防止ユ
ニット6を付加接続する。制御ユニット5は、AUTO
信号出力端子51を備え、挟み込み防止ユニット6にA
UTO信号を出力する。挟み込み防止ユニット6は、制
御ユニット5から入力したAUTO信号に応答して起動
する挟み込み検出機能を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の窓をパワ
ーウインドモータを使って開閉するパワーウインド制御
装置に関し、特に、既存のパワーウインド制御装置に挟
み込み検出機能を後付けにして付加する場合に好適な技
術に関する。
ーウインドモータを使って開閉するパワーウインド制御
装置に関し、特に、既存のパワーウインド制御装置に挟
み込み検出機能を後付けにして付加する場合に好適な技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術として、例えば特開昭
61−39873号公報は、挟み込み検出機能を備えた
パワーウインド制御装置を示していた。
61−39873号公報は、挟み込み検出機能を備えた
パワーウインド制御装置を示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在の
市販のパワーウインド制御装置は、挟み込み検出機能を
備えていないものが多々有り、このようなパワーウイン
ド制御装置に挟み込み検出機能を後から付加すると次の
ような問題が発生していた。すなわち、パワーウインド
制御装置は、一般的にスイッチを操作する間だけ窓を上
下動するMANUAL UP及びMANUAL DOW
N機能と、スイッチを操作した後も窓が全閉、全開する
まで窓を自動的に上下動し続けるAUTO UP及びA
UTO DOWN機能を備えている。しかしながら、上
記のごとくパワーウインド制御装置に挟み込み検出機能
を後から付加すると、AUTO UP及びAUTO D
OWN機能が動作しなく成る場合が殆どで有った。
市販のパワーウインド制御装置は、挟み込み検出機能を
備えていないものが多々有り、このようなパワーウイン
ド制御装置に挟み込み検出機能を後から付加すると次の
ような問題が発生していた。すなわち、パワーウインド
制御装置は、一般的にスイッチを操作する間だけ窓を上
下動するMANUAL UP及びMANUAL DOW
N機能と、スイッチを操作した後も窓が全閉、全開する
まで窓を自動的に上下動し続けるAUTO UP及びA
UTO DOWN機能を備えている。しかしながら、上
記のごとくパワーウインド制御装置に挟み込み検出機能
を後から付加すると、AUTO UP及びAUTO D
OWN機能が動作しなく成る場合が殆どで有った。
【0004】この発明は、上記した課題を解決するもの
であり、パワーウインド制御装置に挟み込み検出機能を
後から付加しても、AUTO UP及びAUTO DO
WN機能を動作させることができるパワーウインド制御
装置を提供することを目的としたものである。
であり、パワーウインド制御装置に挟み込み検出機能を
後から付加しても、AUTO UP及びAUTO DO
WN機能を動作させることができるパワーウインド制御
装置を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、まず請求項1記載の発明は、車両の窓をパワーウイ
ンドモータを使って開閉するパワーウインド制御装置に
おいて、前記パワーウインドモータの制御機能を有した
制御ユニットと、該制御ユニットに付加接続するととも
に窓による異物の挟み込み検出機能を有した挟み込み防
止ユニットとを備え、前記制御ユニットから挟み込み防
止ユニットへ向けてAUTO UP信号及びAUTO
DOWN信号の少なくとも一方のAUTO信号を導入す
るよう構成したことを特徴とするパワーウインド制御装
置を提供する。
に、まず請求項1記載の発明は、車両の窓をパワーウイ
ンドモータを使って開閉するパワーウインド制御装置に
おいて、前記パワーウインドモータの制御機能を有した
制御ユニットと、該制御ユニットに付加接続するととも
に窓による異物の挟み込み検出機能を有した挟み込み防
止ユニットとを備え、前記制御ユニットから挟み込み防
止ユニットへ向けてAUTO UP信号及びAUTO
DOWN信号の少なくとも一方のAUTO信号を導入す
るよう構成したことを特徴とするパワーウインド制御装
置を提供する。
【0006】また、請求項2記載の発明は、前記制御ユ
ニットが、AUTO信号を導出するAUTO信号出力端
子を具備したことを特徴とするパワーウインド制御装置
を提供する。
ニットが、AUTO信号を導出するAUTO信号出力端
子を具備したことを特徴とするパワーウインド制御装置
を提供する。
【0007】また、請求項3記載の発明は、前記挟み込
み防止ユニットが、制御ユニットから入力したAUTO
信号に応答して起動する挟み込み検出機能を有したこと
を特徴とするパワーウインド制御装置を提供する。
み防止ユニットが、制御ユニットから入力したAUTO
信号に応答して起動する挟み込み検出機能を有したこと
を特徴とするパワーウインド制御装置を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】添付図面はこの発明の実施形態を
例示するものであり、図1は電気的回路図を示し、図2
は図1に示す挟み込み防止ユニット6の構成を示してい
る。以下、詳細を説明する。まず、1,2,3及び4
は、運転席、助手席、後部右席及び後部左席の各ドアに
設けたパワーウインドモータであり、その出力ギアを各
ドアのウインドレギュレータ(図示せず)にそれぞれ連
結している。
例示するものであり、図1は電気的回路図を示し、図2
は図1に示す挟み込み防止ユニット6の構成を示してい
る。以下、詳細を説明する。まず、1,2,3及び4
は、運転席、助手席、後部右席及び後部左席の各ドアに
設けたパワーウインドモータであり、その出力ギアを各
ドアのウインドレギュレータ(図示せず)にそれぞれ連
結している。
【0009】また5は、前記パワーウインドモータ1〜
4を制御する制御ユニットであり、車両の運転席ドアの
アームレスト部分に標準装備している。該制御ユニット
5は、後述する挟み込み防止ユニット6へ向けてAUT
O信号を導入するべくAUTO信号出力端子51を備え
ており、該AUTO信号出力端子51を制御ユニット5
内部の中央処理回路52に接続している。該中央処理回
路52は、マイクロコンピュータ等によって構成した回
路であり、運転席窓の操作スイッチ53、リレー54及
びリプル検出抵抗55に接続している。
4を制御する制御ユニットであり、車両の運転席ドアの
アームレスト部分に標準装備している。該制御ユニット
5は、後述する挟み込み防止ユニット6へ向けてAUT
O信号を導入するべくAUTO信号出力端子51を備え
ており、該AUTO信号出力端子51を制御ユニット5
内部の中央処理回路52に接続している。該中央処理回
路52は、マイクロコンピュータ等によって構成した回
路であり、運転席窓の操作スイッチ53、リレー54及
びリプル検出抵抗55に接続している。
【0010】上記運転席窓の操作スイッチ53は、可動
接片531、UP側固定接点532及びDOWN側固定
接点533から成るUP・DOWNスイッチ534と、
可動接片535及び固定接点536から成るAUTOス
イッチ537とを備えている。そして、運転席窓操作用
ノブ(図示せず)をMANUAL UP又はMANUA
L DOWN操作位置に操作したときは、UP・DOW
Nスイッチ534の可動接片531がUP側固定接点5
32又はDOWN側固定接点533と接触してON作動
し、AUTO UP及びAUTO DOWN操作位置に
操作したときは、AUTOスイッチ537の可動接片5
35が固定接点536と接触してON作動すると同時
に、UP・DOWNスイッチ534の可動接片531も
UP側固定接点532又はDOWN側固定接点533と
接触してON作動する構成に成っている。
接片531、UP側固定接点532及びDOWN側固定
接点533から成るUP・DOWNスイッチ534と、
可動接片535及び固定接点536から成るAUTOス
イッチ537とを備えている。そして、運転席窓操作用
ノブ(図示せず)をMANUAL UP又はMANUA
L DOWN操作位置に操作したときは、UP・DOW
Nスイッチ534の可動接片531がUP側固定接点5
32又はDOWN側固定接点533と接触してON作動
し、AUTO UP及びAUTO DOWN操作位置に
操作したときは、AUTOスイッチ537の可動接片5
35が固定接点536と接触してON作動すると同時
に、UP・DOWNスイッチ534の可動接片531も
UP側固定接点532又はDOWN側固定接点533と
接触してON作動する構成に成っている。
【0011】またリレー54は、コイル541,54
2、可動接片543,544、常開接点545,546
及び常閉接点547,548を備えており、前記運転席
窓の操作スイッチ53をMANUAL UP又はAUT
O UP側に操作するとき、コイル541に励磁電流か
通電されることにより可動接片543が常閉接点547
から常開接点545に切り替わり、また、MANUAL
DOWN又はAUTODOWN側に操作するとき、コ
イル542に励磁電流が通電されることにより可動接片
544が常閉接点548から常開接点546に切り替わ
る構成に成っている。
2、可動接片543,544、常開接点545,546
及び常閉接点547,548を備えており、前記運転席
窓の操作スイッチ53をMANUAL UP又はAUT
O UP側に操作するとき、コイル541に励磁電流か
通電されることにより可動接片543が常閉接点547
から常開接点545に切り替わり、また、MANUAL
DOWN又はAUTODOWN側に操作するとき、コ
イル542に励磁電流が通電されることにより可動接片
544が常閉接点548から常開接点546に切り替わ
る構成に成っている。
【0012】またリプル検出抵抗55は、低抵抗体によ
って構成したものであり、挟み込み防止ユニット6を制
御ユニット5に付加接続しない場合は、パワーウインド
モータ1からの電流が流れ、パワーウインドモータ1が
回転する際に発生するリプル信号を中央処理回路52に
導入し、中央処理回路52にて窓ガラスが上下端に達し
たことを判定するために使用される。ただし、挟み込み
防止ユニット6を制御ユニット5に付加接続した場合
(図1に示す状態の場合)には、該リプル検出抵抗55
がパワーウインドモータ1から切り離されるので、リプ
ル検出抵抗55は特に意味を成さない構成となる。
って構成したものであり、挟み込み防止ユニット6を制
御ユニット5に付加接続しない場合は、パワーウインド
モータ1からの電流が流れ、パワーウインドモータ1が
回転する際に発生するリプル信号を中央処理回路52に
導入し、中央処理回路52にて窓ガラスが上下端に達し
たことを判定するために使用される。ただし、挟み込み
防止ユニット6を制御ユニット5に付加接続した場合
(図1に示す状態の場合)には、該リプル検出抵抗55
がパワーウインドモータ1から切り離されるので、リプ
ル検出抵抗55は特に意味を成さない構成となる。
【0013】制御ユニット5は、上記構成の他に、助手
席窓の操作スイッチ56、後部右席窓の操作スイッチ5
7、後部左席窓の操作スイッチ58及び機能拘束スイッ
チ59を備えている。助手席窓の操作スイッチ56、後
部右席窓の操作スイッチ57及び後部左席窓の操作スイ
ッチ58は、運転席から助手席、後部右席及び後部左席
の窓を遠隔操作するために設けたスイッチである。そし
て助手席窓の操作スイッチ56は、可動接片561,5
62、常開接点563,564及び常閉接点565,5
66によって構成し、同様に後部右席窓の操作スイッチ
57は、可動接片571,572、常開接点573,5
74及び常閉接点575,576によって構成し、後部
左席窓の操作スイッチ58は、可動接片581,58
2、常開接点583,584及び常閉接点585,58
6によって構成している。
席窓の操作スイッチ56、後部右席窓の操作スイッチ5
7、後部左席窓の操作スイッチ58及び機能拘束スイッ
チ59を備えている。助手席窓の操作スイッチ56、後
部右席窓の操作スイッチ57及び後部左席窓の操作スイ
ッチ58は、運転席から助手席、後部右席及び後部左席
の窓を遠隔操作するために設けたスイッチである。そし
て助手席窓の操作スイッチ56は、可動接片561,5
62、常開接点563,564及び常閉接点565,5
66によって構成し、同様に後部右席窓の操作スイッチ
57は、可動接片571,572、常開接点573,5
74及び常閉接点575,576によって構成し、後部
左席窓の操作スイッチ58は、可動接片581,58
2、常開接点583,584及び常閉接点585,58
6によって構成している。
【0014】また機能拘束スイッチ59は、子供のいた
ずら等によって助手席、後部右席及び後部左席からその
席の窓が操作できないようにするためのスイッチであ
り、制御ユニット5の操作面に設けた押釦ノブ(図示せ
ず)を押操作すると接点が開き、これによって助手席、
後部右席及び後部左席の各ドアに設けたパワーウインド
モータ2,3及び4のアース経路を開放するように構成
している。
ずら等によって助手席、後部右席及び後部左席からその
席の窓が操作できないようにするためのスイッチであ
り、制御ユニット5の操作面に設けた押釦ノブ(図示せ
ず)を押操作すると接点が開き、これによって助手席、
後部右席及び後部左席の各ドアに設けたパワーウインド
モータ2,3及び4のアース経路を開放するように構成
している。
【0015】次に、6は前記制御ユニット5に付加接続
するとともに窓による異物の挟み込み検出機能を有した
挟み込み防止ユニットである。該挟み込み防止ユニット
6は、オプション製品や、汎用製品として既存の制御ユ
ニット5に後組付けするために設けたものであり、制御
ユニット5から入力したAUTO信号に応答して起動す
る挟み込み検出機能を有している。該挟み込み防止ユニ
ット6は、スイッチインタフェース61、演算回路6
2、挟み込み検出センサ63及びモータ駆動回路64に
よって構成しており、端子aを制御ユニット5のAUT
O信号出力端子51に接続し、端子b及びcを制御ユニ
ット5のリレー54の可動接片543及び544にそれ
ぞれ接続し、端子d及びeをパワーウインドモータ1の
両端にそれぞれ接続する。
するとともに窓による異物の挟み込み検出機能を有した
挟み込み防止ユニットである。該挟み込み防止ユニット
6は、オプション製品や、汎用製品として既存の制御ユ
ニット5に後組付けするために設けたものであり、制御
ユニット5から入力したAUTO信号に応答して起動す
る挟み込み検出機能を有している。該挟み込み防止ユニ
ット6は、スイッチインタフェース61、演算回路6
2、挟み込み検出センサ63及びモータ駆動回路64に
よって構成しており、端子aを制御ユニット5のAUT
O信号出力端子51に接続し、端子b及びcを制御ユニ
ット5のリレー54の可動接片543及び544にそれ
ぞれ接続し、端子d及びeをパワーウインドモータ1の
両端にそれぞれ接続する。
【0016】次に、7,8及び9は、助手席、後部右席
及び後部左席の各ドアにそれぞれ設けた、助手席スイッ
チ、後部右席スイッチ及び後部左席スイッチであり、該
スイッチ7〜9を操作することにより、助手席、後部右
席及び後部左席に着座した乗員が自席の窓を自分でも開
閉操作できるようにしている。そして助手席スイッチ7
は、可動接片71,72、常開接点73,74及び常閉
接点75,76によって構成し、同様に後部右席スイッ
チ8は、可動接片81,82、常開接点83,84及び
常閉接点85,86によって構成し、後部左席スイッチ
9は、可動接片91,92、常開接点93,94及び常
閉接点95,96によって構成している。また、10は
イグニションスイッチ、11は直流電源である。
及び後部左席の各ドアにそれぞれ設けた、助手席スイッ
チ、後部右席スイッチ及び後部左席スイッチであり、該
スイッチ7〜9を操作することにより、助手席、後部右
席及び後部左席に着座した乗員が自席の窓を自分でも開
閉操作できるようにしている。そして助手席スイッチ7
は、可動接片71,72、常開接点73,74及び常閉
接点75,76によって構成し、同様に後部右席スイッ
チ8は、可動接片81,82、常開接点83,84及び
常閉接点85,86によって構成し、後部左席スイッチ
9は、可動接片91,92、常開接点93,94及び常
閉接点95,96によって構成している。また、10は
イグニションスイッチ、11は直流電源である。
【0017】次に図1で示す回路の作動を説明する。例
えば、運転者が自席の窓を閉めるべく、運転席窓操作用
ノブ(図示せず)をMANUAL UP操作位置に操作
すると、操作スイッチ53のUP・DOWNスイッチ5
34の可動接片531がUP側固定接点532と接触し
てON作動する。すると、コイル541に励磁電流が流
れて可動接片543が常開接点545に接触し、後段の
挟み込み防止ユニット6の端子bに直流電源11からの
電圧が与えられる。これにより、挟み込み防止ユニット
6は、端子bに電圧が有る間だけ端子d,e間に電流を
流してパワーウインドモータ1をUP側に駆動し、窓を
閉める。
えば、運転者が自席の窓を閉めるべく、運転席窓操作用
ノブ(図示せず)をMANUAL UP操作位置に操作
すると、操作スイッチ53のUP・DOWNスイッチ5
34の可動接片531がUP側固定接点532と接触し
てON作動する。すると、コイル541に励磁電流が流
れて可動接片543が常開接点545に接触し、後段の
挟み込み防止ユニット6の端子bに直流電源11からの
電圧が与えられる。これにより、挟み込み防止ユニット
6は、端子bに電圧が有る間だけ端子d,e間に電流を
流してパワーウインドモータ1をUP側に駆動し、窓を
閉める。
【0018】また、運転者が自席の窓を自動で閉めるべ
く、運転席窓操作用ノブ(図示せず)をAUTO UP
操作位置に操作すると、操作スイッチ53のUP・DO
WNスイッチ534の可動接片531がUP側固定接点
532と接触してON作動すると同時に、AUTOスイ
ッチ537の可動接片535が固定接点536と接触し
てON作動する。すると、コイル541に励磁電流が流
れて可動接片543が常開接点545に接触し、後段の
挟み込み防止ユニット6の端子bに直流電源11から電
圧が与えられると同時に、制御ユニット5のAUTO信
号出力端子51から挟み込み防止ユニット6の端子aに
AUTO信号が導入される。
く、運転席窓操作用ノブ(図示せず)をAUTO UP
操作位置に操作すると、操作スイッチ53のUP・DO
WNスイッチ534の可動接片531がUP側固定接点
532と接触してON作動すると同時に、AUTOスイ
ッチ537の可動接片535が固定接点536と接触し
てON作動する。すると、コイル541に励磁電流が流
れて可動接片543が常開接点545に接触し、後段の
挟み込み防止ユニット6の端子bに直流電源11から電
圧が与えられると同時に、制御ユニット5のAUTO信
号出力端子51から挟み込み防止ユニット6の端子aに
AUTO信号が導入される。
【0019】これにより、挟み込み防止ユニット6は、
運転者が操作スイッチ53の操作を止めて端子bに電圧
が与えられなくなった後も、端子d,e間に電流を流し
てパワーウインドモータ1をUP側に駆動し続け、窓を
閉める。このとき、挟み込み防止ユニット6は端子aか
らのAUTO信号に応答して挟み込み検出機能が起動
し、挟み込み検出センサ63からの信号を演算回路62
で監視し、その信号が挟み込みを検出した場合の信号に
相当すると、演算回路62はパワーウインドモータ1を
直ちに停止し、かつDOWN側に反転駆動する。
運転者が操作スイッチ53の操作を止めて端子bに電圧
が与えられなくなった後も、端子d,e間に電流を流し
てパワーウインドモータ1をUP側に駆動し続け、窓を
閉める。このとき、挟み込み防止ユニット6は端子aか
らのAUTO信号に応答して挟み込み検出機能が起動
し、挟み込み検出センサ63からの信号を演算回路62
で監視し、その信号が挟み込みを検出した場合の信号に
相当すると、演算回路62はパワーウインドモータ1を
直ちに停止し、かつDOWN側に反転駆動する。
【0020】また、運転者が運転席窓の操作スイッチ5
3をMANUAL DOWN操作位置又はAUTO D
OWN操作位置に操作した場合の動作も上記と同様であ
り、説明を省略するが、AUTO DOWN操作位置で
は挟み込み検出機能を起動しないようになっている。
3をMANUAL DOWN操作位置又はAUTO D
OWN操作位置に操作した場合の動作も上記と同様であ
り、説明を省略するが、AUTO DOWN操作位置で
は挟み込み検出機能を起動しないようになっている。
【0021】
【発明の効果】この発明は、車両の窓をパワーウインド
モータを使って開閉するパワーウインド制御装置におい
て、前記パワーウインドモータの制御機能を有した制御
ユニットと、該制御ユニットに付加接続するとともに窓
による異物の挟み込み検出機能を有した挟み込み防止ユ
ニットとを備え、前記制御ユニットから挟み込み防止ユ
ニットへ向けてAUTO UP信号及びAUTO DO
WN信号の少なくとも一方のAUTO信号を導入するよ
う構成したので、パワーウインド制御装置に挟み込み検
出機能を後から付加しても、AUTO UP及びAUT
O DOWN機能を動作させることができる。
モータを使って開閉するパワーウインド制御装置におい
て、前記パワーウインドモータの制御機能を有した制御
ユニットと、該制御ユニットに付加接続するとともに窓
による異物の挟み込み検出機能を有した挟み込み防止ユ
ニットとを備え、前記制御ユニットから挟み込み防止ユ
ニットへ向けてAUTO UP信号及びAUTO DO
WN信号の少なくとも一方のAUTO信号を導入するよ
う構成したので、パワーウインド制御装置に挟み込み検
出機能を後から付加しても、AUTO UP及びAUT
O DOWN機能を動作させることができる。
【0022】また、前記制御ユニットが、AUTO信号
を導出するAUTO信号出力端子を具備するので、制御
ユニットに挟み込み防止ユニットを後付けで付加接続す
る場合に、車両のハーネスを切断する等の加工をする必
要が無く、挟み込み防止ユニットの接続が簡単である。
を導出するAUTO信号出力端子を具備するので、制御
ユニットに挟み込み防止ユニットを後付けで付加接続す
る場合に、車両のハーネスを切断する等の加工をする必
要が無く、挟み込み防止ユニットの接続が簡単である。
【0023】更に、前記挟み込み防止ユニットが、制御
ユニットから入力したAUTO信号に応答して起動する
挟み込み検出機能を有するので、挟み込み検出機能を有
しない既存のパワーウインド制御装置に挟み込み検出機
能を付加することができる。
ユニットから入力したAUTO信号に応答して起動する
挟み込み検出機能を有するので、挟み込み検出機能を有
しない既存のパワーウインド制御装置に挟み込み検出機
能を付加することができる。
【図1】この発明の実施形態を示す電気的回路図であ
る。
る。
【図2】図1に示す挟み込み防止ユニットの内部回路図
である。
である。
1,2,3,4 パワーウインドモータ 5 制御ユニット 6 挟み込み防止ユニット
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の窓をパワーウインドモータ(1)
を使って開閉するパワーウインド制御装置において、前
記パワーウインドモータ(1)の制御機能を有した制御
ユニット(5)と、該制御ユニット(5)に付加接続す
るとともに窓による異物の挟み込み検出機能を有した挟
み込み防止ユニット(6)とを備え、前記制御ユニット
(5)から挟み込み防止ユニット(6)へ向けてAUT
O UP信号及びAUTO DOWN信号の少なくとも
一方のAUTO信号を導入するよう構成したことを特徴
とするパワーウインド制御装置。 - 【請求項2】 前記請求項1記載の発明において、 前記制御ユニット(5)が、AUTO信号を導出するA
UTO信号出力端子(51)を具備したことを特徴とす
るパワーウインド制御装置。 - 【請求項3】 前記請求項1又は2記載の発明におい
て、 前記挟み込み防止ユニット(6)が、制御ユニット
(5)から入力したAUTO信号に応答して起動する挟
み込み検出機能を有したことを特徴とするパワーウイン
ド制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8186916A JPH1018700A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | パワーウインド制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8186916A JPH1018700A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | パワーウインド制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1018700A true JPH1018700A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16196945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8186916A Pending JPH1018700A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | パワーウインド制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1018700A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007088693A1 (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-09 | Shiroki Kogyo Co., Ltd. | 信号入力方法および開閉制御装置 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP8186916A patent/JPH1018700A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007088693A1 (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-09 | Shiroki Kogyo Co., Ltd. | 信号入力方法および開閉制御装置 |
JP2007205092A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Tachibana Eletech Co Ltd | 信号入力方法および開閉制御装置 |
US7906927B2 (en) | 2006-02-03 | 2011-03-15 | Shiroki Kogyo Co., Ltd. | Signal input method and opening/closing controller |
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