JPH0613344Y2 - 車両用パワ−ウインド装置 - Google Patents
車両用パワ−ウインド装置Info
- Publication number
- JPH0613344Y2 JPH0613344Y2 JP1986041766U JP4176686U JPH0613344Y2 JP H0613344 Y2 JPH0613344 Y2 JP H0613344Y2 JP 1986041766 U JP1986041766 U JP 1986041766U JP 4176686 U JP4176686 U JP 4176686U JP H0613344 Y2 JPH0613344 Y2 JP H0613344Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- power window
- window glass
- closing
- window device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は１個のスイッチで複数のウインドガラスまたは
サンルーフを開閉させる車両用パワーウインド装置に関
する。
サンルーフを開閉させる車両用パワーウインド装置に関
する。
（従来技術） 従来の車両のウインドガラスはドアの内側に設けられた
ノブを手で回すことにより開閉する型式のものが多い
が、最近はウインドガラスまたはサンルーフをモータを
用いて昇降させるパワーウインドと呼ばれる自動開閉の
ものが採用される傾向にある。
ノブを手で回すことにより開閉する型式のものが多い
が、最近はウインドガラスまたはサンルーフをモータを
用いて昇降させるパワーウインドと呼ばれる自動開閉の
ものが採用される傾向にある。
この種のパワーウインド装置を備えた車両ではウインド
ガラスは通常ドアごとに設けられたパワーウインドスイ
ッチによって開閉されるが、車両によっては運転席に設
けられた１個のスイッチを操作することによってすべて
のウインドガラスを同時に開閉できるものもある。
ガラスは通常ドアごとに設けられたパワーウインドスイ
ッチによって開閉されるが、車両によっては運転席に設
けられた１個のスイッチを操作することによってすべて
のウインドガラスを同時に開閉できるものもある。
第２図はこの種の従来のパワーウインド装置の回路図で
あり、パワーウインドスイッチ１を開閉することによっ
てタイマ２ａで設定される所定時間の間、並列接続され
た複数のモータ３ａ，３ｂを同時に正転または反転させ
る。このモータ３ａ，３ｂの回転によってウインドガラ
スが昇降する。なお４ａはモータ３ａ，３ｂに給電する
ためのリレーである。
あり、パワーウインドスイッチ１を開閉することによっ
てタイマ２ａで設定される所定時間の間、並列接続され
た複数のモータ３ａ，３ｂを同時に正転または反転させ
る。このモータ３ａ，３ｂの回転によってウインドガラ
スが昇降する。なお４ａはモータ３ａ，３ｂに給電する
ためのリレーである。
第３図は他の従来例の回路図であり、この従来例におい
てはモータごとに独立した制御回路を設けている。５ａ
はモータ３ａの停止を検知するとモータ３ａへの給電を
中止させる停止検知回路である。
てはモータごとに独立した制御回路を設けている。５ａ
はモータ３ａの停止を検知するとモータ３ａへの給電を
中止させる停止検知回路である。
このような従来のパワーウインド装置にあっては、複数
個のウインドガラスが同時に昇降するが、各ウインドガ
ラスを同時に監視することはできないため、パワーウイ
ンドスイッチを操作する者が操作前あるいは操作中のウ
インドの開閉状態や、その周辺の人の有無を確認するこ
とが難しいという問題があった。
個のウインドガラスが同時に昇降するが、各ウインドガ
ラスを同時に監視することはできないため、パワーウイ
ンドスイッチを操作する者が操作前あるいは操作中のウ
インドの開閉状態や、その周辺の人の有無を確認するこ
とが難しいという問題があった。
（考案の目的および構成） 本考案は上記の点にかんがみてなされたもので、各ウイ
ンドの開閉作動の確認を容易に行ないながらパワーウイ
ンドを１個のスイッチで操作できるようにすることを目
的とし、そのため、ウインドガラスが開閉し終ったこと
を検知する検知手段と、前記一のウインドガラスが開閉
するのに必要な時間以上の時間遅延させる遅延回路と、
該遅延回路の遅延時間が経過し且つ先行する前記一のウ
インドガラスが開閉し終ったことを前記検知手段で検知
した後続く次のウインドガラスの駆動用モータを駆動さ
せる手段とを設けて車両用パワーウインド装置を構成し
た。
ンドの開閉作動の確認を容易に行ないながらパワーウイ
ンドを１個のスイッチで操作できるようにすることを目
的とし、そのため、ウインドガラスが開閉し終ったこと
を検知する検知手段と、前記一のウインドガラスが開閉
するのに必要な時間以上の時間遅延させる遅延回路と、
該遅延回路の遅延時間が経過し且つ先行する前記一のウ
インドガラスが開閉し終ったことを前記検知手段で検知
した後続く次のウインドガラスの駆動用モータを駆動さ
せる手段とを設けて車両用パワーウインド装置を構成し
た。
（実施例） 以下本考案を図面に基づいて説明する。
第１図は本考案によるパワーウインド装置の一実施例の
回路図であり、図中第３図と同じ構成部分には同じ参照
番号を付してある。
回路図であり、図中第３図と同じ構成部分には同じ参照
番号を付してある。
図において、６はパワーウインドスイッチ１の開閉信号
を所定時間遅延させる遅延回路であり、アンド回路７に
接続してある。この遅延回路６の遅延時間は、少なくと
もウインドガラスが全開状態から全閉状態までの動作に
要する時間以上に設定してある。アンド回路７は、停止
検知回路５ａに接続しており、遅延回路６からの所定時
間経過の信号と停止検知回路５ａからのモータ３ａが停
止したことの信号の両方を確認して第２のモータ３ｂを
駆動させるようになっている。
を所定時間遅延させる遅延回路であり、アンド回路７に
接続してある。この遅延回路６の遅延時間は、少なくと
もウインドガラスが全開状態から全閉状態までの動作に
要する時間以上に設定してある。アンド回路７は、停止
検知回路５ａに接続しており、遅延回路６からの所定時
間経過の信号と停止検知回路５ａからのモータ３ａが停
止したことの信号の両方を確認して第２のモータ３ｂを
駆動させるようになっている。
このように構成すると、パワーウインドスイッチ１を開
閉するとモータのすべてが同時に回転するのではなく、
まずモータ３ａが回転し、その後遅延回路６によって設
定された所定時間後で停止検知回路５ａからの停止確認
信号が送られてきた後モータ３ｂが回転する。したがっ
て運転者はまずモータ３ａによって昇降するウインドガ
ラスに注意を配って安全を確認し、その後モータ３ｂに
よって昇降するウインドガラスに注意する、という具合
に順番にウインドガラスを監視していけばよいのでパワ
ーウインド装置を操作するときの安全確認を容易に行な
うことができる。
閉するとモータのすべてが同時に回転するのではなく、
まずモータ３ａが回転し、その後遅延回路６によって設
定された所定時間後で停止検知回路５ａからの停止確認
信号が送られてきた後モータ３ｂが回転する。したがっ
て運転者はまずモータ３ａによって昇降するウインドガ
ラスに注意を配って安全を確認し、その後モータ３ｂに
よって昇降するウインドガラスに注意する、という具合
に順番にウインドガラスを監視していけばよいのでパワ
ーウインド装置を操作するときの安全確認を容易に行な
うことができる。
しかも、本実施例によれば作動中のウインドガラスの作
動が停止した後に次のウインドガラスの開閉が開始する
のでより確実に安全確認を行なうことができる。
動が停止した後に次のウインドガラスの開閉が開始する
のでより確実に安全確認を行なうことができる。
（考案の効果） 以上説明したように、本考案においては、各ウインドガ
ラスを時間的にずらして開閉させる遅延回路とモータの
停止を検知する検知手段を設け、それぞれの信号が送ら
れてきた時に次のウインドガラスの開閉動作を行うよう
にしたので、作動中のウインドガラスの作動が停止した
後に次のウインドガラスの開閉が開始するのでより確実
に安全確認を行いながらパワーウインドの操作をするこ
とができる。
ラスを時間的にずらして開閉させる遅延回路とモータの
停止を検知する検知手段を設け、それぞれの信号が送ら
れてきた時に次のウインドガラスの開閉動作を行うよう
にしたので、作動中のウインドガラスの作動が停止した
後に次のウインドガラスの開閉が開始するのでより確実
に安全確認を行いながらパワーウインドの操作をするこ
とができる。
第１図は本考案によるパワーウインド装置の一実施例の
回路図、第２図及び第３図は従来のパワーウインド装置
の回路図である。 １……パワーウインドスイッチ、２ａ，２ｂ……タイ
マ、３ａ，３ｂ……モータ、４ａ，４ｂ……リレー、５
ａ，５ｂ……停止検知回路、６……遅延回路、７……ア
ンド回路
回路図、第２図及び第３図は従来のパワーウインド装置
の回路図である。 １……パワーウインドスイッチ、２ａ，２ｂ……タイ
マ、３ａ，３ｂ……モータ、４ａ，４ｂ……リレー、５
ａ，５ｂ……停止検知回路、６……遅延回路、７……ア
ンド回路
Claims (1)
- 【請求項１】１個のスイッチの操作で複数のウインドガ
ラスを順次開閉する車両用パワーウインド装置におい
て、ウインドガラスが開閉し終ったことを検知する検知
手段と、前記一のウインドガラスが開閉するのに必要な
時間以上の時間遅延させる遅延回路と、該遅延回路の遅
延時間が経過し且つ先行する前記一のウインドガラスが
開閉し終ったことを前記検知手段で検知した後続く次の
ウインドガラスの駆動用モータを駆動させる手段とを設
けたことを特徴とする車両用パワーウインド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986041766U JPH0613344Y2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 | 車両用パワ−ウインド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986041766U JPH0613344Y2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 | 車両用パワ−ウインド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62154183U JPS62154183U (ja) | 1987-09-30 |
| JPH0613344Y2 true JPH0613344Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=30857063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986041766U Expired - Lifetime JPH0613344Y2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 | 車両用パワ−ウインド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613344Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5998080U (ja) * | 1982-12-23 | 1984-07-03 | 本田技研工業株式会社 | 車両のパワ−ウインド制御装置 |
-
1986
- 1986-03-24 JP JP1986041766U patent/JPH0613344Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62154183U (ja) | 1987-09-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0898039B1 (en) | Power window apparatus for a vehicle | |
| JPS5861040A (ja) | 車載機器の音声指令制御装置 | |
| JPH0613344Y2 (ja) | 車両用パワ−ウインド装置 | |
| JPH0158301B2 (ja) | ||
| JPS6023575A (ja) | パワ−ウインドシステム | |
| JP3909473B2 (ja) | パワーウインドウ制御装置 | |
| JP3276859B2 (ja) | モータ制御装置 | |
| KR920001525B1 (ko) | 차량용 창유리자동닫힘장치 | |
| JPH0587632B2 (ja) | ||
| JPH09256736A (ja) | 電動式開閉ドアの制御装置 | |
| JPH0516383Y2 (ja) | ||
| JPH11334357A (ja) | 車両用パワーウインド装置 | |
| JP2561885Y2 (ja) | パワーウインドの安全装置 | |
| JP2000198436A (ja) | プラットホ―ムドア制御システム | |
| JPH0312594Y2 (ja) | ||
| JPH0312071Y2 (ja) | ||
| JPH035444Y2 (ja) | ||
| JPH0312070Y2 (ja) | ||
| JPH08246748A (ja) | 車両窓の電動開閉装置 | |
| JPH07229359A (ja) | パワーウインドウ制御回路 | |
| JPS63101127A (ja) | 自動車のウインド開閉制御装置 | |
| JPS6149235B2 (ja) | ||
| JPS6010990B2 (ja) | エレベ−タドア−装置 | |
| JPH0240688Y2 (ja) | ||
| JP2003003739A (ja) | 開閉部材制御装置及び開閉部材制御装置における開閉部材の原点位置設定方法 |