JP3909473B2 - パワーウインドウ制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、車両における各窓の開閉操作を行わせるスイッチの操作状態に応じて、対応する窓のウインドウガラスの開閉制御を行うパワーウインドウ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両における各窓の開閉操作をそれぞれ行わせるスイッチが配設されたマスタースイッチパネルに換気用スイッチを設けて、その換気用スイッチが操作されたときに、対象となる全ての窓におけるウインドウガラスをいったん全閉状態にしたうえで、予め開度設定用つまみによって設定された所定の開度にまで各ウインドウガラスを開放するようにした換気モードをもったパワーウインドウ制御装置が開発されている(特許第3069485号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、従来の換気モードをもったパワーウインドウ制御装置では、マスタースイッチパネルに各窓の開閉操作をそれぞれ行わせるスイッチ以外に換気専用の操作スイッチと換気時の開度設定用つまみとを別途必要として、スイッチ数が多くなって煩雑になっていることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、パワーウインドウ制御装置にあって、換気のための専用スイッチや開度設定用つまみなどを新たに設置することなく、マスタースイッチパネルに既設の各窓の開閉操作をそれぞれ行わせるスイッチの操作だけによって、換気のために任意の窓のウインドウガラスを所望の開度だけ自動的に開放するべく、マスタースイッチパネルにおける選択された窓のウインドウガラスに対応するスイッチとその他のスイッチとの操作の組合せによって、その選択された窓のウインドウガラスを任意の開度に開放する換気用制御手段をもたせるようにしている。
【0005】
具体的には、換気用制御手段として、選択された窓のウインドウガラスが全閉状態にあるときに対応するスイッチの操作によって任意の開度にまでそのウインドウガラスが開放されたのち、マスタースイッチパネルにおける他のスイッチが操作されている状態で、その選択されたウインドウガラスに対応するスイッチが予め設定した短い時間内で閉方向に操作されることによって開度を設定する手段と、開度設定後に、その選択されたウインドウガラスに対応するスイッチが予め設定した短い時間内で開方向に操作されることによって、その選択されたウインドウガラスを設定開度にまで開放する手段をとるようにしている。
【0006】
【実施例】
図1は、パワーウインドウ制御装置の回路構成を示している。
【0007】
それは、車両の運転席側に設けられたマスタースイッチパネル1(図2参照)における各窓の開閉操作を行わせるスイッチFR,FL,RR,RLの操作状態をECU2が読み込んで、各窓のウインドウガラスの開閉機構の駆動用モータM1,M2,M3,M4の正転、逆転の駆動を行わせるモータ駆動回路3に対応する窓のウインドウガラスの開放、閉成の駆動指令を与えるようになっている。
【0008】
そして、ECU2の制御下において、スイッチが開、閉方向に操作されているあいだ対応する窓のウインドウガラスの開放、閉成を行う。また、ECU2は、ウインドウガラスを開閉駆動しているあいだ、その駆動用モータの回転に同期したパルサーP1,P2,P3,P4からのパルス信号を読み込んで、ウインドウガラスが全開、全閉の状態になってパルス信号が送られてこなくなったとき、対応するモータの駆動を停止するようになっている。
【0009】
モータ駆動回路3は、例えば、各系統ごとに、モータが正転する極性でもってバッテリ電源の投入,引外しを行う開方向駆動用リレーおよびモータが逆転する極性でもってバッテリ電源の投入,引外しを行う閉方向駆動用リレーが設けられており、ECU2の制御下でその開方向駆動用リレーまたは閉方向駆動用リレーの付勢、消勢の制御がなされるようになっている。
【0010】
マスタースイッチパネル1におけるスイッチFRとしては、それが開(Down)方向および閉(Up)方向に押し操作できるトグル機構からなるとともに、各方向に2段階の押し操作をすることができる機能を有している。1段階目の押し操作により、開(Down)方向または閉(Up)方向に押されているあいだ対応するスイッチ接点SW−DまたはSW−Uを閉じるようになっている。スイッチが自動開(Down−Auto)または自動閉(Up−Auto)方向に強く押し込まれて2段階目の操作がなされると、対応するスイッチ接点SW−DAまたはSW−UAを閉じて、ECU2にウインドウガラスの全開または全閉の操作指令を与えるようになっている。
【0011】
また、マスタースイッチパネル1におけるスイッチFL,RR,RLとしては、トグル機構によって開(Down)方向または閉(Up)方向に押されているあいだ対応するスイッチ接点SW−DまたはSW−Uを閉じるようになっている。
【0012】
このようなパワーウインドウ制御装置にあって、特に本発明では、マスタースイッチパネル1に設けられている各スイッチFR,FL,RR,RLの操作を組み合せることによって、換気のために任意の窓のウインドウガラスを所望の開度だけ自動的に開放する換気制御手段をもたせるようにしている。
【0013】
いま、例えば、運転席側の窓を選択して、そのウインドウガラスを換気のために微少に開口させる場合について、以下説明をする。
【0014】
まず、ECU2は、全ての窓のウインドウガラスが全閉状態にあることを前提条件として、運転席側の窓に対応するスイッチFRが操作されて任意の開度にまでそのウインドウガラスが開放されたことをもって、そのとき指示された換気のための開度設定を行う。具体的には、スイッチFRが開方向に操作されているあいだにパルサーP1から送られてくるパルス信号の数をカウントすることによってそのときの開度を設定する。次いで、マスタースイッチパネル1における他の何れかのスイッチが閉方向に操作され続けていることを第1の条件として、対応するスイッチFRが予め設定した短い時間内(例えば1秒以内)で閉方向に瞬時操作されたことを第2の条件として、そのとき設定されている開度を内部メモリに登録する。
【0015】
なお、その際、スイッチFRが予め設定した短い時間以上にわたって開方向に操作された場合には、ECU2はそのときの開度設定の操作を無効とする。
【0016】
図3は、ECU2における開度設定の制御フローを示している。
【0017】
その後、ECU2は、運転席側の窓に対応するスイッチFRが予め設定した短い時間内(例えば1秒以内)で開方向に瞬時操作されたとき、運転席の窓のウインドウガラスが全閉状態にあることを条件として換気モードに入って、運転席側のウインドウガラスをメモリに登録されている設定開度にまで開放する。
【0018】
その際、運転席側の窓に対応するスイッチFRが予め設定した短い時間以上にわたって開方向に操作された場合には、通常の制御モードによってそのスイッチFRが操作されているあいだウインドウガラスが開放されることになる。
【0019】
図4は、ECU2における換気のためのウインドウガラス開放の制御フローを示している。
【0020】
なお、運転席側の窓のウインドウガラスが開放状態にあるときに対応するスイッチFRが予め設定した短い時間内(例えば1秒以内)で開方向に瞬時操作された場合に、そのウインドウガラスをいったん全閉状態にしたうえで、運転席側のウインドウガラスをメモリに登録されている設定開度にまで開放するような制御手段をとるようにすることも可能である。
【0021】
この制御手段は、ある程度開口してしまっている窓に対して微少に開口させたいような場合に有効であり、その場合、開方向ではなく閉方向へのスイッチの瞬時操作によって記憶パターンを読み出すようにすることも可能である。
【0022】
なお、ウインドウガラスをいったん全閉状態にするときに、パワーウインドウ制御装置において異物の挟み込み防止のための制御手段をとる場合には、その挟み込み防止のための制御を優先させるようにする。
【0023】
また、ECU2は、運転席側の窓が全閉状態にあるときに、再度マスタースイッチパネル1における他のスイッチの何れかが閉方向に操作されている状態で、運転席側の窓に対応するスイッチFRが予め設定した短い時間内で閉方向に瞬時操作されることによって、先に開度設定された換気モードを解除する。
【0024】
複数の窓を設定開度まで同時に開放するように、その動作パターンをメモリに記憶させておけば、予め開度設定が施されている複数の窓を、スイッチ操作の組合せまたは1つのスイッチ操作だけで、設定された任意の開度に同時に開放することも可能である。また、最初に開口された1つの窓の開度に合せて残りの複数の窓を同時に開放することも、同様にメモリに記憶させた動作パターンをスイッチ操作に応じて読み出すようにすることによって可能である。
【0025】
【効果】
以上、本発明によるパワーウインドウ制御装置にあっては、マスタースイッチパネルにおける選択された窓のウインドウガラスに対応するスイッチとその他のスイッチとの操作の組合せによって、その選択された窓のウインドウガラスを任意の開度に開放する換気用制御手段をもたせるようにしたもので、換気のための専用スイッチや開度設定用つまみなどを新たに設置することなく、マスタースイッチパネルに既設の各窓の開閉操作をそれぞれ行わせるスイッチの操作だけによって、換気のために任意の窓のウインドウガラスを所望の開度だけ自動的に開放することができるという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するためのパワーウインドウ制御装置の回路構成例を示す図である。
【図2】パワーウインドウ制御装置におけるマスタースイッチパネルの平面図である。
【図3】換気用の開度設定を行わせるための制御フローを示す図である。
【図4】換気のためのウインドウガラスを開放させる制御フローを示す図である。
【符号の説明】
1 マスタースイッチパネル
2 ECU
3 モータ駆動回路
M1〜M4 ウインドウガラス開閉機構の駆動用モータ
P1〜P4 パルサー

Claims (4)

  1. マスタースイッチパネルにおける車両の各窓の開閉操作を行わせるスイッチの操作状態を制御ユニットが読み込んで、その操作されたスイッチに対応する窓のウインドウガラスの開閉機構の駆動用モータの正転、逆転の駆動制御を行って、そのスイッチが開、閉方向に操作されているあいだウインドウガラスの開放、閉成を行うようにしたパワーウインドウ制御装置において、マスタースイッチパネルにおける選択された窓のウインドウガラスに対応するスイッチとその他のスイッチとの操作の組合せによって、その選択された窓のウインドウガラスを任意の開度に開放する換気用制御手段をもたせたことを特徴とするパワーウインドウ制御装置。
  2. 換気用制御手段として、選択された窓のウインドウガラスが全閉状態にあるときに対応するスイッチの操作によって任意の開度にまでそのウインドウガラスが開放されたのち、マスタースイッチパネルにおける他のスイッチが操作されている状態で、その選択されたウインドウガラスに対応するスイッチが予め設定した短い時間内で閉方向に操作されることによって開度を設定する手段と、開度設定後に、その選択されたウインドウガラスに対応するスイッチが予め設定した短い時間内で開方向に操作されることによって、その選択されたウインドウガラスを設定開度にまで開放する手段をとるようにしたことを特徴とする請求項1の記載によるパワーウインドウ制御装置。
  3. 選択した窓のウインドウガラスが全閉状態にあるときに、再度マスタースイッチパネルにおける他のスイッチが操作されている状態で、その選択されたウインドウガラスに対応するスイッチが予め設定した短い時間内で閉方向に操作されることによって、先に開度設定された換気モードを解除する手段をとるようにしたことを特徴とする請求項2の記載によるパワーウインドウ制御装置。
  4. 選択した窓のウインドウガラスを開閉する駆動用モータの回転に同期したパルサーから送られてくるパルス信号の数をカウントして開度設定を行うようにしたことを特徴とする請求項2の記載によるパワーウインドウ装置。
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