JP6733296B2 - パワーウインドシステム - Google Patents
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Description
上記パワーウインドシステムにおいて、前記一斉閉作動制御時において前記各ウインドガラスの中に全閉位置にあるウインドガラスがある場合には、当該全閉位置にあるウインドガラスに対応するパワーウインドモータを駆動させない。
上記課題を解決するパワーウインドシステムは、車両の複数のドアの各々に設けられたウインドガラスと、前記複数のドアの各々に設けられ、自身が設けられたドアのウインドガラスを開閉させるためのパワーウインドモータとを備え、前記各ウインドガラスの少なくとも2つが開状態である場合に、前記複数のドアのいずれかに設けられた1つの開閉スイッチの操作に基づいて、当該開状態の全てのウインドガラスを、それぞれ対応する前記パワーウインドモータを通じて一斉に閉作動させる一斉閉作動制御を行うものであって、前記一斉閉作動制御時において前記各ウインドガラスの中に全閉位置にあるウインドガラスがある場合には、当該全閉位置にあるウインドガラスに対応するパワーウインドモータを駆動させない。
この構成によれば、1つの開閉スイッチの操作に基づいて実行される一斉閉作動制御によって、開いている複数のウインドガラスを一斉に閉作動させることができる。このため、複数のウインドガラスを閉作動させるときに複数の開閉スイッチの操作する必要のない、操作性に優れたパワーウインドシステムを実現できる。
上記パワーウインドシステムにおいて、前記一斉閉作動制御時に前記開状態の全てのウインドガラスを一斉に閉作動させる際の始動タイミングを、2以上のウインドガラスで異ならせることが好ましい。
図1に示すように、車両に搭載されるパワーウインドシステム10は、車両の運転席ドアDR1、助手席ドアDR2、後席右側ドアDR3及び後席左側ドアDR4の内部に各々設けられ、自身が設けられたドアDR1〜DR4のウインドガラスWGを開閉させるためのパワーウインドモータ11a〜11dを備えている。また、パワーウインドシステム10は、各ドアDR1〜DR4毎のパワーウインドモータ11a〜11dと通信可能に接続されるボディECU(Electric Control Unit:電子制御装置)21とを備えている。運転席ドアDR1には、当該運転席ドアDR1のウインドガラスWGを開閉させるための自席窓開閉スイッチ20が設けられている。また、運転席ドアDR1には、運転席ドアDR1以外のドアDR2〜DR4の各ウインドガラスWGに対応する他席窓開閉スイッチ(図示略)が設けられている。また、運転席ドアDR1以外の各ドアDR2〜DR4においても、それぞれ自身のウインドガラスWGを開閉させるための自席窓開閉スイッチ(図示略)が設けられている。
駆動回路13は、リレー回路13aと、FET(Field effect transistor)13bとを備える。リレー回路13aは、車両搭載のバッテリBTからの電力供給を受けてモータ本体12に対する正逆転駆動のための駆動電力の供給及び停止を行う回路である。また、半導体スイッチング素子であるFET13bは、PWM(Pulse Width Modulation)制御が行われ、リレー回路13aから出力する駆動電力の調整を行う。つまり、リレー回路13aは、モータ本体12の正転又は逆転駆動とその駆動停止、即ちウインドガラスWGの開又は閉方向への作動とその作動停止を行い、FET13bは、モータ本体12の回転速度の変更、即ちウインドガラスWGの作動速度の変更を行う。リレー回路13a及びFET13bは、P/WECU14にて制御される。
パワーウインドモータ11aのP/WECU14は、イグニッション信号IGがオンのとき、自席窓開閉スイッチ20の操作によって出力される開又は閉指令信号に基づき、モータ本体12を通じて運転席ドアDR1のウインドガラスWGを開作動又は閉作動させる。
(1)運転席ドアDR1の1つの開閉スイッチ(自席窓開閉スイッチ20)の所定操作に基づいて実行される一斉閉作動制御によって、開いているウインドガラスWGを一斉に閉作動させることができる。このため、複数の開いているウインドガラスWGを閉作動させるために複数の開閉スイッチの操作する必要のない、操作性に優れたパワーウインドシステム10を実現できる。
・上記実施形態では、自席窓開閉スイッチ20の所定時間t2未満の操作に基づいて運転席ドアDR1のウインドガラスWGのみが閉作動され、自席窓開閉スイッチ20の所定時間t2以上のオート閉操作に基づいて一斉閉作動制御が実行されるが、これに特に限定されるものではない。例えば、自席窓開閉スイッチ20の同一の操作(例えば所定時間t1以上のオート閉操作)に基づき、運転席ドアDR1の閉状態では運転席ドアDR1のウインドガラスWGのみが閉作動され、運転席ドアDR1の開状態では一斉閉作動制御が実行されるように構成してもよい。また、自席窓開閉スイッチ20の1段階目の引き上げ操作によって運転席ドアDR1のウインドガラスWGのマニュアル閉作動が実行され、2段目の引き上げ操作によって運転席ドアDR1のウインドガラスWGのオート閉作動が実行され、3段目の引き上げ操作によって各ウインドガラスWGの一斉閉作動制御が実行されるように構成してもよい。
・駆動回路13をリレー回路13aとFET13bとで構成したが、駆動回路の構成はこれに限らず、例えばFET等の半導体スイッチング素子を4個用いたフルブリッジ型駆動回路、半導体スイッチング素子を2個用いたハーフブリッジ型駆動回路を用いてもよい。
次に、上記実施形態及び変形例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)開閉スイッチが設けられたドアの閉状態における開閉スイッチの第1の操作に基づいて各ウインドガラスのいずれか1つを閉作動させ、開閉スイッチが設けられたドアの開状態における開閉スイッチの前記第1の操作と同一の操作に基づいて一斉閉作動制御を行うことを特徴とするパワーウインドシステム。
この構成によれば、一斉閉作動制御時において全閉位置にあるウインドガラスに対応するパワーウインドモータを駆動させないため、パワーウインドモータが不必要に駆動されることを防止できる。
Claims (6)
- 車両の複数のドアの各々に設けられたウインドガラスと、前記複数のドアの各々に設けられ、自身が設けられたドアのウインドガラスを開閉させるためのパワーウインドモータとを備え、
イグニッションスイッチのオフ時であって且つ前記複数のドアのうち運転席ドアが開いているとともに前記各ウインドガラスの少なくとも2つが開状態である場合に、前記運転席ドアに設けられた1つの開閉スイッチの操作に基づいて、当該開状態の全てのウインドガラスを、それぞれ対応する前記パワーウインドモータを通じて一斉に閉作動させる一斉閉作動制御を行うものであって、
前記一斉閉作動制御は、前記イグニッションスイッチがオフされてから前記運転席ドアが一度開閉されるまでの期間に許可されることを特徴とするパワーウインドシステム。 - 請求項1に記載のパワーウインドシステムにおいて、
前記一斉閉作動制御時において前記各ウインドガラスの中に全閉位置にあるウインドガラスがある場合には、当該全閉位置にあるウインドガラスに対応するパワーウインドモータを駆動させないことを特徴とするパワーウインドシステム。 - 車両の複数のドアの各々に設けられたウインドガラスと、前記複数のドアの各々に設けられ、自身が設けられたドアのウインドガラスを開閉させるためのパワーウインドモータとを備え、
前記各ウインドガラスの少なくとも2つが開状態である場合に、前記複数のドアのいずれかに設けられた1つの開閉スイッチの操作に基づいて、当該開状態の全てのウインドガラスを、それぞれ対応する前記パワーウインドモータを通じて一斉に閉作動させる一斉閉作動制御を行うものであって、
前記一斉閉作動制御時において前記各ウインドガラスの中に全閉位置にあるウインドガラスがある場合には、当該全閉位置にあるウインドガラスに対応するパワーウインドモータを駆動させないことを特徴とするパワーウインドシステム。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のパワーウインドシステムにおいて、
前記開閉スイッチの第1の操作に基づいて前記各ウインドガラスのいずれか1つを閉作動させ、前記開閉スイッチの前記第1の操作とは別の第2の操作に基づいて前記一斉閉作動制御を行うことを特徴とするパワーウインドシステム。 - 請求項4に記載のパワーウインドシステムにおいて、
前記第1の操作は前記開閉スイッチの所定時間未満の操作であり、前記第2の操作は前記開閉スイッチの前記所定時間以上の継続操作であることを特徴とするパワーウインドシステム。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のパワーウインドシステムにおいて、
前記一斉閉作動制御時に前記開状態の全てのウインドガラスを一斉に閉作動させる際の始動タイミングを、2以上のウインドガラスで異ならせることを特徴とするパワーウインドシステム。
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JP2016092606A Active JP6733296B2 (ja) | 2016-05-02 | 2016-05-02 | パワーウインドシステム |
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JP (1) | JP6733296B2 (ja) |
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- 2016-05-02 JP JP2016092606A patent/JP6733296B2/ja active Active
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