JP6733296B2 - パワーウインドシステム - Google Patents

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Description

本発明は、車両ドアに備えられたウインドガラスの開閉作動を行うためのパワーウインドモータを備えたパワーウインドシステムに関するものである。
従来、パワーウインドシステムでは、車両のドアに設けられた開閉スイッチの操作に基づいてパワーウインドモータが駆動され、該モータの駆動によってドアのウインドガラスが開閉されるようになっている(例えば特許文献1参照)。パワーウインドモータ及び開閉スイッチは、車両の複数のウインドガラスの各々に対応して設けられている。
特開2007−63889号公報
ところで、上記のようなパワーウインドシステムでは、開いている複数のウインドガラスを閉める場合、その開いているウインドガラスにそれぞれ対応する複数の開閉スイッチを操作しなければならない。一般に、運転席ドアには、運転席ドア以外の各ドアのウインドガラスにそれぞれ対応する開閉スイッチが設けられているが、その場合でも複数のウインドガラスを閉める場合のスイッチ操作をユーザが煩わしく感じてしまうおそれはある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、操作性に優れたパワーウインドシステムを提供することにある。
上記課題を解決するパワーウインドシステムは、車両の複数のドアの各々に設けられたウインドガラスと、前記複数のドアの各々に設けられ、自身が設けられたドアのウインドガラスを開閉させるためのパワーウインドモータとを備え、イグニッションスイッチのオフ時であって且つ前記複数のドアのうち運転席ドアが開いているとともに前記各ウインドガラスの少なくとも2つが開状態である場合に、前記運転席ドアに設けられた1つの開閉スイッチの操作に基づいて、当該開状態の全てのウインドガラスを、それぞれ対応する前記パワーウインドモータを通じて一斉に閉作動させる一斉閉作動制御を行うものであって、前記一斉閉作動制御は、前記イグニッションスイッチがオフされてから前記運転席ドアが一度開閉されるまでの期間に許可される
この構成によれば、1つの開閉スイッチの操作に基づいて実行される一斉閉作動制御によって、開いている複数のウインドガラスを一斉に閉作動させることができる。このため、複数のウインドガラスを閉作動させるときに複数の開閉スイッチの操作する必要のない、操作性に優れたパワーウインドシステムを実現できる。
の構成によれば、イグニッションスイッチをオフした後、乗員がウインドガラスの閉め忘れに気付いた場合に、イグニッションスイッチのオフのまま、開いているウインドガラスを開閉スイッチの操作によって一斉に閉作動させることができる。
の構成によれば、乗員が降車しようと運転席ドアを開けた状態で、複数のウインドガラスの閉め忘れに気付いた場合に、運転席ドアに設けられた1つの開閉スイッチの操作によって閉め忘れたウインドガラスを一斉に閉作動させることができる。
上記パワーウインドシステムにおいて、前記一斉閉作動制御時において前記各ウインドガラスの中に全閉位置にあるウインドガラスがある場合には、当該全閉位置にあるウインドガラスに対応するパワーウインドモータを駆動させない。
上記課題を解決するパワーウインドシステムは、車両の複数のドアの各々に設けられたウインドガラスと、前記複数のドアの各々に設けられ、自身が設けられたドアのウインドガラスを開閉させるためのパワーウインドモータとを備え、前記各ウインドガラスの少なくとも2つが開状態である場合に、前記複数のドアのいずれかに設けられた1つの開閉スイッチの操作に基づいて、当該開状態の全てのウインドガラスを、それぞれ対応する前記パワーウインドモータを通じて一斉に閉作動させる一斉閉作動制御を行うものであって、前記一斉閉作動制御時において前記各ウインドガラスの中に全閉位置にあるウインドガラスがある場合には、当該全閉位置にあるウインドガラスに対応するパワーウインドモータを駆動させない。
この構成によれば、1つの開閉スイッチの操作に基づいて実行される一斉閉作動制御によって、開いている複数のウインドガラスを一斉に閉作動させることができる。このため、複数のウインドガラスを閉作動させるときに複数の開閉スイッチの操作する必要のない、操作性に優れたパワーウインドシステムを実現できる。
上記パワーウインドシステムにおいて、前記開閉スイッチの第1の操作に基づいて前記各ウインドガラスのいずれか1つを閉作動させ、前記開閉スイッチの前記第1の操作とは別の第2の操作に基づいて前記一斉閉作動制御を行うことが好ましい。
この構成によれば、開閉スイッチは、各ドアのウインドガラスのいずれか1つを作動させる機能と、一斉閉作動制御を実行させる機能とを備える。つまり、一斉閉作動制御を実行させる開閉スイッチとして、既存のスイッチを用いることができる。
上記パワーウインドシステムにおいて、前記第1の操作は前記開閉スイッチの所定時間未満の操作であり、前記第2の操作は前記開閉スイッチの前記所定時間以上の継続操作であることが好ましい。
この構成によれば、開閉スイッチの簡単な操作の使い分けによって、1つのウインドガラスの閉作動及び各ウインドガラスの閉作動を選択して行わせることができる。
上記パワーウインドシステムにおいて、前記一斉閉作動制御時に前記開状態の全てのウインドガラスを一斉に閉作動させる際の始動タイミングを、2以上のウインドガラスで異ならせることが好ましい。
この構成によれば、開いている全てのウインドガラスを同時に始動させる場合に比べて、一斉閉作動制御時における電源の電圧降下を抑制できる。
本発明によれば、操作性に優れたパワーウインドシステムを実現できる。
実施形態におけるパワーウインドシステムの概略構成図。 同形態のパワーウインドシステムの動作を説明するための動作説明図。
以下、パワーウインドシステムの一実施形態について説明する。
図1に示すように、車両に搭載されるパワーウインドシステム10は、車両の運転席ドアDR1、助手席ドアDR2、後席右側ドアDR3及び後席左側ドアDR4の内部に各々設けられ、自身が設けられたドアDR1〜DR4のウインドガラスWGを開閉させるためのパワーウインドモータ11a〜11dを備えている。また、パワーウインドシステム10は、各ドアDR1〜DR4毎のパワーウインドモータ11a〜11dと通信可能に接続されるボディECU(Electric Control Unit:電子制御装置)21とを備えている。運転席ドアDR1には、当該運転席ドアDR1のウインドガラスWGを開閉させるための自席窓開閉スイッチ20が設けられている。また、運転席ドアDR1には、運転席ドアDR1以外のドアDR2〜DR4の各ウインドガラスWGに対応する他席窓開閉スイッチ(図示略)が設けられている。また、運転席ドアDR1以外の各ドアDR2〜DR4においても、それぞれ自身のウインドガラスWGを開閉させるための自席窓開閉スイッチ(図示略)が設けられている。
各パワーウインドモータ11a〜11dは、モータ本体12(ギヤードモータ)と、駆動回路13と、パワーウインドECU(P/WECU)14とが一体に組み付けられて構成されている。なお、図1では、代表して運転席ドアDR1のパワーウインドモータ11aの具体構成を示しているが、各パワーウインドモータ11a〜11dは同一構成であるため、パワーウインドモータ11b〜11dの具体構成の図示及び詳細な説明は省略する。
モータ本体12は、駆動回路13からの駆動電力の供給に基づいて回転駆動し、ウインドレギュレータ(図示略)を介してウインドガラスWGを上下方向に開閉作動させる。
駆動回路13は、リレー回路13aと、FET(Field effect transistor)13bとを備える。リレー回路13aは、車両搭載のバッテリBTからの電力供給を受けてモータ本体12に対する正逆転駆動のための駆動電力の供給及び停止を行う回路である。また、半導体スイッチング素子であるFET13bは、PWM(Pulse Width Modulation)制御が行われ、リレー回路13aから出力する駆動電力の調整を行う。つまり、リレー回路13aは、モータ本体12の正転又は逆転駆動とその駆動停止、即ちウインドガラスWGの開又は閉方向への作動とその作動停止を行い、FET13bは、モータ本体12の回転速度の変更、即ちウインドガラスWGの作動速度の変更を行う。リレー回路13a及びFET13bは、P/WECU14にて制御される。
P/WECU14は、PWM制御部14aと、位置速度検出部14bと、挟み込み処理部14cとを備える。P/WECU14は、これらPWM制御部14a、位置速度検出部14b、及び挟み込み処理部14c等を用い、ウインドガラスWGの開閉作動に係る各種制御を行う。ここで、各種制御を行うに際し、P/WECU14には、モータ本体12の回転に同期した回転パルス信号が回転センサ15から入力される。また、運転席ドアDR1のパワーウインドモータ11aのP/WECU14には、自席窓開閉スイッチ20からの開又は閉指令信号が入力される。また、運転席ドアDR1以外のドアDR2〜DR4におけるパワーウインドモータ11b〜11dのP/WECU14には、それぞれ対応する前記他席窓開閉スイッチからの開又は閉指令信号がボディECU21を介して入力される。また、各ドアDR2〜DR4におけるパワーウインドモータ11b〜11dのP/WECU14には、各ドアDR2〜DR4の前記自席窓開閉スイッチからの開又は閉指令信号がそれぞれ入力される。
P/WECU14は、開指令信号の入力の場合にはリレー回路13aに対してモータ本体12を例えば正転させるための給電方向で、閉指令信号の入力の場合にはモータ本体12を例えば逆転させるための給電方向で、それぞれ給電可能な状態(ON)に切り替える。またこの場合、P/WECU14のPWM制御部14aは、FET13bの制御端子にPWM制御信号を出力し、FET13bがオン固定(デューティ100%)、もしくは所定周波数でオンオフ駆動(デューティ可変)するように切り替える。また、ウインドガラスWGの作動を停止する際には、P/WECU14は、リレー回路13aに対してモータ本体12への給電を停止(OFF)し、PWM制御部14aは、PWM制御信号を通じてFET13bをオフに切り替える。
位置速度検出部14bは、モータ本体12の回転に同期した回転パルス信号に基づいて、具体的にはパルス信号のエッジのカウントに基づいて、モータ本体12の回転位置、即ちウインドガラスWGの位置検出を行う。ウインドガラスWGの位置情報は、P/WECU14内のメモリ(図示略)に都度記憶される。また、同じく回転パルス信号に基づいて、具体的にはパルス信号の周期の長短に基づいて、位置速度検出部14bは、モータ本体12の回転速度(ウインドガラスWGの作動速度)の検出を行う。モータ本体12の回転速度が遅くなる程、回転パルス信号の周期は長くなる。
挟み込み処理部14cは、ウインドガラスWGを閉作動しているモータ本体12の回転速度が基準速度以下に低下した場合、閉作動中のウインドガラスWGとドアDR1,DR2との間で異物の挟み込みが生じたと判定する。この場合、ウインドガラスWGの作動速度をウインドガラスWGの位置等に応じて途中で変更させている場合では、挟み込みを判定するための基準速度も適宜変更される。そして、挟み込みが生じたと判定した場合、挟み込み処理部14cは、挟み込んだ異物を解放可能とすべくウインドガラスWGを例えば所定量開作動させるようにリレー回路13a及びFET13bを制御する。なお、挟み込み処理部14cにて、開作動中のウインドガラスWGとドアDR1,DR2との間で生じる異物の巻き込みの判定を行ってもよく、この場合、挟み込み処理部14cは、巻き込んだ異物を解放可能とすべくウインドガラスWGを例えば所定量閉作動させるようにリレー回路13a及びFET13bを制御する。
各パワーウインドモータ11a〜11dのP/WECU14は、上位ECUであるボディECU21と車両通信システムを介して通信可能に接続されている。車両通信システムとしては、LIN(Local Interconnect Network)通信や、CAN(Controller Area Network)通信等がある。P/WECU14は、必要な各種の車両情報をボディECU21から取得する。例えば、パワーウインドモータ11aのP/WECU14がボディECU21から取得する車両情報としては、車両に備えられる周知のイグニッションスイッチのオン/オフ信号(イグニッション信号IG)や、運転席ドアDR1の開閉状態を検出するカーテシスイッチ等のドア開閉検出部22からのドア開閉検出信号等が挙げられる。
次に、パワーウインドシステム10の動作(作用)について説明する。
パワーウインドモータ11aのP/WECU14は、イグニッション信号IGがオンのとき、自席窓開閉スイッチ20の操作によって出力される開又は閉指令信号に基づき、モータ本体12を通じて運転席ドアDR1のウインドガラスWGを開作動又は閉作動させる。
ここで、自席窓開閉スイッチ20は、多段階操作が可能な周知の揺動型スイッチであって、開スイッチ、閉スイッチ及びオートスイッチを備えている。例えば、1段階目の引き上げ操作によって閉スイッチがオンされ、ウインドガラスWGをマニュアル閉作動、即ち操作している間だけ閉作動させるためのマニュアル閉指令信号をP/WECU14に出力する。また、2段階目の引き上げ操作(オート閉操作)によって閉スイッチ及びオートスイッチがともにオンされ、オート閉指令信号をP/WECU14に出力する。
パワーウインドモータ11aのP/WECU14は、自席窓開閉スイッチ20からマニュアル閉指令信号が入力されると、該指令信号が入力されている間(前記1段階目の引き上げ操作の間)、運転席ドアDR1のウインドガラスWGをマニュアル閉作動させるべく駆動回路13を通じてモータ本体12を駆動させる。また、当該P/WECU14は、自席窓開閉スイッチ20からのオート閉指令信号の入力継続時間(オート閉操作の継続時間)が所定時間t1(例えば100ms)に達すると、運転席ドアDR1のウインドガラスWGを全閉位置までオート閉作動、即ち操作を止めても全閉位置まで閉作動させるように駆動回路13を通じてモータ本体12を駆動させる。
また、本実施形態のパワーウインドシステム10では、上記のような自席窓開閉スイッチ20の操作に基づく運転席ドアDR1のウインドガラスWGの作動が、前記イグニッションスイッチがオフ(つまりイグニッション信号IGがオフ)のときにおいても可能となっている。
さらに、本実施形態では、前記イグニッションスイッチがオフ、かつ、運転席ドアDR1が開いている場合の自席窓開閉スイッチ20の所定操作に基づき、各ドアDR1〜DR4のウインドガラスWGのうち、開いている(全閉位置にない)ウインドガラスWGを一斉に閉作動させる一斉閉作動制御が実行される。
まず、各ドアDR1〜DR4のウインドガラスWGが開いている場合の一斉閉作動制御について説明する。図2に示すように、前記イグニッションスイッチがオフ(イグニッション信号IGがオフ)され、かつ、運転席ドアDR1が開けられた状態で、自席窓開閉スイッチ20がオート閉操作されると、オート閉指令信号がパワーウインドモータ11aのP/WECU14に入力される。すると、当該P/WECU14は、パワーウインドモータ11aのモータ本体12を通じて運転席ドアDR1のウインドガラスWG(図2中、運転席窓)を閉作動させる。その後、自席窓開閉スイッチ20からのオート閉指令信号の入力継続時間が所定時間t1に達すると、P/WECU14は、運転席ドアDR1のウインドガラスWGを全閉位置までオート閉作動させるべくモータ本体12を駆動させる。
また、運転席ドアDR1の自席窓開閉スイッチ20からのオート閉指令信号はボディECU21にも入力され、運転席ドアDR1以外の各ドアDR2〜DR4のパワーウインドモータ11b〜11dのP/WECU14は、当該オート閉指令信号をボディECU21から取得している。
そして、助手席ドアDR2におけるパワーウインドモータ11bのP/WECU14は、当該オート閉指令信号の入力継続時間が所定時間t1よりも長い所定時間t2(例えば500ms)に達すると、モータ本体12を通じて助手席ドアDR2のウインドガラスWGをオート閉作動させる。つまり、当該オート閉指令信号の入力継続時間が所定時間t2に達すると、自席窓開閉スイッチ20のオート閉操作を止めても(スイッチオフされても)、助手席ドアDR2のウインドガラスWGが全閉位置まで閉作動される。
さらに、後席の各ドアDR3,DR4におけるパワーウインドモータ11c,11dのP/WECU14は、当該オート閉指令信号の入力継続時間が所定時間t2に達した場合、当該オート閉指令信号が入力されてからの経過時間が所定時間t3(所定時間t2よりも長い時間であって、例えば1000ms)に達したとき、モータ本体12を通じてそれぞれ後席の各ドアDR3,DR4のウインドガラスWGをオート閉作動(全閉位置まで閉作動)させる。
このように、自席窓開閉スイッチ20のオート閉操作の継続時間(オート閉指令信号の入力継続時間)が所定時間t2以上のとき、助手席ドアDR2のウインドガラスWGのオート閉作動が開始された後、後席の各ドアDR3,DR4のウインドガラスWGのオート閉作動が開始されるようになっている。なお、オート閉指令信号の入力継続時間が所定時間t1以上、かつ、所定時間t2未満のときには、運転席ドアDR1のウインドガラスWGがオート閉作動されるのみで、運転席ドアDR1以外の各ドアDR2〜DR4のウインドガラスWGは閉作動されない。
また、前記イグニッションスイッチ(イグニッション信号IG)がオンのときには、自席窓開閉スイッチ20からのオート閉指令信号の入力継続時間が所定時間t2に達しても、パワーウインドモータ11b〜11dが駆動されず、運転席ドアDR1以外の各ドアDR2〜DR4のウインドガラスWGは閉作動されない。また、運転席ドアDR1が閉まっているときには、自席窓開閉スイッチ20からのオート閉指令信号の入力継続時間が所定時間t2に達しても、パワーウインドモータ11b〜11dが駆動されず、運転席ドアDR1以外の各ドアDR2〜DR4のウインドガラスWGは閉作動されない。
また、一斉閉作動制御時において、各ドアDR1〜DR4のウインドガラスWGの少なくとも1つが全閉位置にある場合には、当該全閉位置にあるウインドガラスWGに対応するパワーウインドモータ11a〜11dは駆動されないようになっている。例えば、助手席ドアDR2のウインドガラスWGが全閉位置にある場合、パワーウインドモータ11bのP/WECU14は、自席窓開閉スイッチ20からのオート閉指令信号の入力継続時間が所定時間t2に達しても、パワーウインドモータ11bのモータ本体12を作動させないようになっている。これは、後席のドアDR3,DR4のウインドガラスWGが全閉位置にある場合のパワーウインドモータ11c,11d(P/WECU14)の制御においても同様である。また、運転席ドアDR1のウインドガラスWGが全閉位置にある場合には、パワーウインドモータ11aのP/WECU14は、自席窓開閉スイッチ20からの閉指令信号(マニュアル閉指令信号又はオート閉指令信号)を受けても、モータ本体12を作動させないようになっている。以上のような制御によれば、パワーウインドモータ11a〜11dが不必要に駆動されることを防止でき、バッテリBTの電圧降下を抑制できる。
なお、上記のようなイグニッションスイッチのオフ時における運転席ドアDR1の開閉スイッチ(自席窓開閉スイッチ20及び各他席窓開閉スイッチ)の操作に基づく各ウインドガラスWGの作動は、イグニッションスイッチがオフされてから所定時間以内、もしくは、イグニッションスイッチがオフされてから運転席ドアDR1が一度開閉されるまでの期間に限り許可されるようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)運転席ドアDR1の1つの開閉スイッチ(自席窓開閉スイッチ20)の所定操作に基づいて実行される一斉閉作動制御によって、開いているウインドガラスWGを一斉に閉作動させることができる。このため、複数の開いているウインドガラスWGを閉作動させるために複数の開閉スイッチの操作する必要のない、操作性に優れたパワーウインドシステム10を実現できる。
(2)イグニッションスイッチのオフ時における自席窓開閉スイッチ20の所定操作に基づいて一斉閉作動制御が実行される。これにより、イグニッションスイッチをオフした後、乗員がウインドガラスWGの閉め忘れに気付いた場合に、イグニッションスイッチのオフのまま、自席窓開閉スイッチ20の操作によって開いているウインドガラスWGを一斉に閉作動させることができる。
(3)運転席ドアDR1の開状態における自席窓開閉スイッチ20の所定操作に基づいて一斉閉作動制御が実行される。これにより、乗員が降車しようと運転席ドアDR1を開けた状態で、複数のウインドガラスWGの閉め忘れに気付いた場合に、自席窓開閉スイッチ20の操作によって閉め忘れたウインドガラスを閉作動させることができる。
(4)自席窓開閉スイッチ20の所定時間t2未満の操作(第1の操作)に基づいて運転席ドアDR1のウインドガラスWGのみが閉作動され、自席窓開閉スイッチ20の所定時間t2以上のオート閉操作(第2の操作)に基づいて一斉閉作動制御が実行される。つまり、自席窓開閉スイッチ20は、運転席ドアDR1のウインドガラスWGのみを作動させる機能と、一斉閉作動制御を実行させる機能とを備える。これにより、一斉閉作動制御の実行させるための開閉スイッチとして、既存の自席窓開閉スイッチ20を用いることができ、構成の簡素化に寄与できる。また、本実施形態では、自席窓開閉スイッチ20の簡単な操作の使い分け(所定時間t2だけ操作するか否か)によって、運転席ドアDR1のウインドガラスWGのみの閉作動と各ウインドガラスWGの閉作動とを選択して行わせることができる。
(5)一斉閉作動制御時において、開いているウインドガラスWGを一斉に閉作動させる際の始動タイミングを、2以上のウインドガラスWGで異ならせる。詳しくは、運転席ドアDR1のウインドガラスWG、助手席ドアDR2のウインドガラスWG、後席の各ドアDR3,DR4のウインドガラスWGの順番で閉作動が開始される。これにより、各ウインドガラスWGを一斉に閉作動させるに際して、各ウインドガラスWG(各パワーウインドモータ11a〜11d)を同時に始動させる場合に比べてバッテリBTの電圧降下を抑制できる。モータ本体12がウォーム機構を備えたギヤードモータの場合には、モータ本体12の始動時に大電流を必要とするため、特に有効である。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、自席窓開閉スイッチ20の所定時間t2未満の操作に基づいて運転席ドアDR1のウインドガラスWGのみが閉作動され、自席窓開閉スイッチ20の所定時間t2以上のオート閉操作に基づいて一斉閉作動制御が実行されるが、これに特に限定されるものではない。例えば、自席窓開閉スイッチ20の同一の操作(例えば所定時間t1以上のオート閉操作)に基づき、運転席ドアDR1の閉状態では運転席ドアDR1のウインドガラスWGのみが閉作動され、運転席ドアDR1の開状態では一斉閉作動制御が実行されるように構成してもよい。また、自席窓開閉スイッチ20の1段階目の引き上げ操作によって運転席ドアDR1のウインドガラスWGのマニュアル閉作動が実行され、2段目の引き上げ操作によって運転席ドアDR1のウインドガラスWGのオート閉作動が実行され、3段目の引き上げ操作によって各ウインドガラスWGの一斉閉作動制御が実行されるように構成してもよい。
・上記実施形態では、各ウインドガラスWGが開いている場合の一斉閉作動制御において、運転席ドアDR1のウインドガラスWG、助手席ドアDR2のウインドガラスWG、後席の各ドアDR3,DR4のウインドガラスWGの順番で閉作動が開始されるが、これに特に限定されるものではない。例えば、後席右側ドアDR3及び後席左側ドアDR4の各ウインドガラスWGの閉作動の始動タイミングを異ならせてもよい。これによれば、一斉閉作動制御における各ウインドガラスWGの始動タイミングを異ならせることができ、その結果、バッテリBTの電圧降下をより一層抑制できる。
・上記実施形態では、自席窓開閉スイッチ20からのオート閉指令信号の入力継続時間が所定時間t2以上の場合に、助手席ドアDR2及び後席の各ドアDR3,DR4のウインドガラスWGがオート閉作動されるが、これに特に限定されるものではない。例えば、自席窓開閉スイッチ20のオート閉操作の継続時間が所定時間t2に達したとき、自席窓開閉スイッチ20から他席窓閉指令信号がボディECU21を介してパワーウインドモータ11b〜11dの各々に出力されるように構成する。そして、当該他席窓閉指令信号に基づいて、パワーウインドモータ11b〜11dがそれぞれ助手席ドアDR2及び後席の各ドアDR3,DR4のウインドガラスWGをオート閉作動させるように構成してもよい。
・上記実施形態では、各ドアDR1〜DR4のウインドガラスWGの少なくとも1つが全閉位置にある場合には、当該全閉位置にあるウインドガラスWGに対応するパワーウインドモータ11a〜11dは、自席窓開閉スイッチ20が閉操作されても駆動されないように構成したが、これに特に限定されるものではない。例えば、助手席ドアDR2のウインドガラスWGが全閉位置にある場合、自席窓開閉スイッチ20からのオート閉指令信号の入力継続時間が所定時間t2よりも長い所定時間(例えば3000ms)に達した場合、パワーウインドモータ11b(モータ本体12)を駆動させるように構成してもよい。
・上記実施形態における一斉閉作動制御時に、複数のウインドガラスWGが同時に全閉位置に達するように当該複数のウインドガラスWGの閉作動の速度制御を行ってもよい。これによれば、当該複数のウインドガラスWGが閉まったことの確認がしやすくなる。
・自席窓開閉スイッチ20において、運転席ドアDR1のウインドガラスWGのみを閉作動させる場合の操作態様、及び、一斉閉作動制御を実行させる場合の操作態様は、上記実施形態に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
・上記実施形態において、イグニッションスイッチのオン時においても一斉閉作動制御を実行してもよい。また、上記実施形態において、運転席ドアDR1が閉まっているときにおいても一斉閉作動制御を実行してもよい。
・上記実施形態では、一斉閉作動制御によって閉作動される対象を各ドアDR1〜DR4のウインドガラスWGとしているが、これに限らず、当該対象を例えば運転席ドアDR1と助手席ドアDR2のウインドガラスWGのみ、又は運転席ドアDR1と後席の各ドアDR3,DR4のウインドガラスWGのみとしてもよい。
・上記実施形態では、一斉閉作動制御を実行させるための開閉スイッチとして自席窓開閉スイッチ20を用いたが、これに限らず、運転席ドアDR1の前記他席窓開閉スイッチのいずれか1つや、運転席ドアDR1以外のドアDR2〜DR4のいずれかの前記自席窓開閉スイッチを用いてもよい。なお、一斉閉作動制御を実行させるための開閉スイッチとしてドアDR2〜DR4のいずれかの自席窓開閉スイッチを用いる場合、当該自席窓開閉スイッチが設けられたドアの開状態における当該自席窓開閉スイッチの操作に基づいて一斉閉作動制御が実行されるように構成することが好ましい。また、一斉閉作動制御を実行させるための開閉スイッチとして、自席窓開閉スイッチ20及び他席窓開閉スイッチとは別の開閉スイッチを例えば運転席ドアDR1に備えてもよい。
・所定時間t1〜t3で用いた数値は一例であり、適宜変更してもよい。
・駆動回路13をリレー回路13aとFET13bとで構成したが、駆動回路の構成はこれに限らず、例えばFET等の半導体スイッチング素子を4個用いたフルブリッジ型駆動回路、半導体スイッチング素子を2個用いたハーフブリッジ型駆動回路を用いてもよい。
・上記実施形態のパワーウインドモータ11a〜11dは、モータ本体12とP/WECU14とが一体に組み付けられて構成されたが、これに限らず、P/WECU14をモータ本体12とは別体として構成してもよい。
・上記した実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
次に、上記実施形態及び変形例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)開閉スイッチが設けられたドアの閉状態における開閉スイッチの第1の操作に基づいて各ウインドガラスのいずれか1つを閉作動させ、開閉スイッチが設けられたドアの開状態における開閉スイッチの前記第1の操作と同一の操作に基づいて一斉閉作動制御を行うことを特徴とするパワーウインドシステム。
この構成によれば、開閉スイッチの同一の操作によって、ドアの閉状態では1つのウインドガラスを閉作動させ、ドアの開状態では開いているウインドガラスを一斉に閉作動させることができる。
(ロ)一斉閉作動制御時において全閉位置にあるウインドガラスに対応するパワーウインドモータを駆動させないことを特徴とするパワーウインドシステム。
この構成によれば、一斉閉作動制御時において全閉位置にあるウインドガラスに対応するパワーウインドモータを駆動させないため、パワーウインドモータが不必要に駆動されることを防止できる。
10…パワーウインドシステム、11a〜11d…パワーウインドモータ、20…自席窓開閉スイッチ、DR1…運転席ドア、DR2…助手席ドア、DR3…後席右側ドア、DR4…後席左側ドア、WG…ウインドガラス。

Claims (6)

  1. 車両の複数のドアの各々に設けられたウインドガラスと、前記複数のドアの各々に設けられ、自身が設けられたドアのウインドガラスを開閉させるためのパワーウインドモータとを備え、
    イグニッションスイッチのオフ時であって且つ前記複数のドアのうち運転席ドアが開いているとともに前記各ウインドガラスの少なくとも2つが開状態である場合に、前記運転席ドアに設けられた1つの開閉スイッチの操作に基づいて、当該開状態の全てのウインドガラスを、それぞれ対応する前記パワーウインドモータを通じて一斉に閉作動させる一斉閉作動制御を行うものであって、
    前記一斉閉作動制御は、前記イグニッションスイッチがオフされてから前記運転席ドアが一度開閉されるまでの期間に許可されることを特徴とするパワーウインドシステム。
  2. 請求項1に記載のパワーウインドシステムにおいて、
    前記一斉閉作動制御時において前記各ウインドガラスの中に全閉位置にあるウインドガラスがある場合には、当該全閉位置にあるウインドガラスに対応するパワーウインドモータを駆動させないことを特徴とするパワーウインドシステム。
  3. 車両の複数のドアの各々に設けられたウインドガラスと、前記複数のドアの各々に設けられ、自身が設けられたドアのウインドガラスを開閉させるためのパワーウインドモータとを備え、
    前記各ウインドガラスの少なくとも2つが開状態である場合に、前記複数のドアのいずれかに設けられた1つの開閉スイッチの操作に基づいて、当該開状態の全てのウインドガラスを、それぞれ対応する前記パワーウインドモータを通じて一斉に閉作動させる一斉閉作動制御を行うものであって、
    前記一斉閉作動制御時において前記各ウインドガラスの中に全閉位置にあるウインドガラスがある場合には、当該全閉位置にあるウインドガラスに対応するパワーウインドモータを駆動させないことを特徴とするパワーウインドシステム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のパワーウインドシステムにおいて、
    前記開閉スイッチの第1の操作に基づいて前記各ウインドガラスのいずれか1つを閉作動させ、前記開閉スイッチの前記第1の操作とは別の第2の操作に基づいて前記一斉閉作動制御を行うことを特徴とするパワーウインドシステム。
  5. 請求項4に記載のパワーウインドシステムにおいて、
    前記第1の操作は前記開閉スイッチの所定時間未満の操作であり、前記第2の操作は前記開閉スイッチの前記所定時間以上の継続操作であることを特徴とするパワーウインドシステム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のパワーウインドシステムにおいて、
    前記一斉閉作動制御時に前記開状態の全てのウインドガラスを一斉に閉作動させる際の始動タイミングを、2以上のウインドガラスで異ならせることを特徴とするパワーウインドシステム。
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