JP7040476B2 - 開閉体制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉体制御装置に関する。
車両に設けられる開閉体制御装置の一例として、パワーウインド装置がある(例えば特許文献1参照)。特許文献1のパワーウインド装置は、ウインドガラスの位置に対するモータの出力パルスを予め対応させることで異物の挟み込みを検出することが可能となっている。また、挟み込みに限らず異物の巻き込みにおいても同様である。
特開平7-113374号公報
ところで、上記のようなパワーウインド装置などの開閉体制御装置では、異物挟み込み時の挟み込み制御や、異物巻き込み時の巻き込み制御の際には開閉体の全閉位置並びに全開位置を予め初期設定する必要がある。初期設定の方法として、開閉体制御装置の一例としてパワーウインド装置が車両に組み付けられた状態で開閉作動させる操作スイッチを用いて開作動指示と閉作動指示の操作をそれぞれ実施する必要がある。つまり、操作スイッチを複数回操作する煩わしさがあり、開閉体の全閉位置並びに全開位置の初期設定を容易にできる開閉体制御装置の開発が望まれている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、開閉体の全閉位置並びに全開位置の初期設定を容易にできる開閉体制御装置を提供することにある。
上記課題を解決する開閉体制御装置は、車両に設けられる開閉体(WG)を開閉動作させるモータ(11)の駆動を制御する制御部(14)を有する開閉体制御装置(10)であって、前記制御部は、前記開閉体の初期位置設定時において、前記車両に搭載されて前記開閉体を作動させるべく乗員が操作可能な操作スイッチ(13a,13b)が操作されることで入力される作動信号(S1,S2)が入力状態である場合に、前記開閉体を開方向に作動させて前記開閉体の全開位置の初期位置設定と、前記開閉体を閉方向に作動させて前記開閉体の全閉位置の初期位置設定とを連続して実施するものであって、前記開閉体の前記全開位置の初期位置設定と前記全閉位置の初期位置設定との連続実施は、前記全開位置の初期位置設定と前記全閉位置の初期位置設定のうち最初に実施される一方の初期位置設定の契機となる前記操作スイッチの操作に基づく前記作動信号の入力状態に基づき他方の初期位置設定が連続して実施される
上記態様によれば、開閉体の初期位置設定時に開閉体を作動させる作動信号が入力状態である場合に、開閉体の全開位置の初期位置設定と全閉位置の初期位置設定とが連続して実施されるため、例えば操作スイッチ等を全開位置の初期位置設定と全閉位置の初期位置設定とで個別に操作する必要がなくなる。これにより、開閉体の全閉位置並びに全開位置の初期設定を容易にできる。
第1及び第2実施形態におけるパワーウインド装置の概略構成図。 第1実施形態における開閉体制御装置の制御例を説明するフローチャート。 第2実施形態における開閉体制御装置の制御例を説明するフローチャート。
(第1実施形態)
以下、開閉体制御装置を備えるパワーウインド装置の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、車両ドアDRには、開閉体としてのウインドガラスWGが上下動可能に設けられている。ウインドガラスWGには、ワイヤ式やXアーム式などの図示しないウインドレギュレータを介してパワーウインド装置10のモータ11が駆動連結されている。モータ11は、車両ドアDRの内部に設けられている。
パワーウインド装置10は、モータ11の回転を検出するホールIC等の回転検出部12と、該回転検出部12からの信号及び操作スイッチ13a,13bからの作動信号に基づいてバッテリBTの電源をモータ11に供給する制御部14とを備える。本実施形態の制御部14は、開閉体制御装置に相当し、モータ11に一体に設けられたパワーウインドECUである。制御部14に信号を出力する操作スイッチ13a,13bは、一方が開作動させるための開スイッチ13aであり、他方が閉作動させるための閉スイッチ13bである。開スイッチ13aは、操作されることで開作動信号S1を出力する。閉スイッチ13bは、操作されることで閉作動信号S2を出力する。
制御部14は、車両ドアDRに設けられた操作スイッチ13a,13bが操作されると、その操作に応じてウインドガラスWGを開閉駆動(上下動)させるべくモータ11を駆動制御する。回転検出部12は、モータ11の回転に応じたパルス信号を制御部14に出力する。そして、制御部14は、入力されるパルス信号によりウインドガラスWGの位置や速度を把握しながら種々の制御を行い、モータ11を駆動制御する。そして、モータ11の回転駆動は、図示しないウインドレギュレータを介してウインドガラスWGに伝達され、それにより、ウインドガラスWGが上下方向に開閉作動される。
また、制御部14は、上位ECUである車両ECU20と車両通信システムを介して通信可能に接続されており、車両ECU20を通じて、種々の車両情報を取得する。車両情報として、カーテシスイッチからのドア開閉信号、車両に搭載された車速センサからの車速情報や外部装置21が接続された特殊モードである旨の外部信号S3などを取得する。ここで、外部装置21は、例えば車両組立時において接続されるものである。
制御部14は、メモリ15を有する。メモリ15には、ウインドガラスWGの全開時の位置情報、ウインドガラスWG全閉時の位置情報や初期位置設定(初期化)の回数等が記憶されている。
本実施形態の制御部14は、ウインドガラスWGの初期位置設定時にウインドガラスWGを作動させる作動信号が入力状態である場合に、ウインドガラスWGを開方向に作動させてウインドガラスWGの全開位置の初期位置設定と、ウインドガラスWGを閉方向に作動させてウインドガラスWGの全閉位置の初期位置設定とを連続して実施する。本実施形態では、制御部14は、外部装置21が接続された特殊モードである旨の外部信号を、車両ECU20を通じて取得した場合であって初回の初期位置設定(初期化)である場合に全開位置の初期位置設定と、全閉位置の初期位置設定とを連続して実施する。
以下に、本実施形態の作用として制御部14による初期位置設定時の制御例を図2を用いて説明する。
図2に示すように、制御部14は、ステップS10において開スイッチ13a及び閉スイッチ13bのいずれかが操作されたか否かを判定する。制御部14は、開スイッチ13a及び閉スイッチ13bのいずれかが操作されるまでステップS10を繰り返す。
制御部14は、ステップS10において開スイッチ13a及び閉スイッチ13bのいずれかが操作されたと判定した場合、次のステップS11において、工場初期化モードであるか否かを判定する。ここで、工場初期化モードとは、外部装置21が接続された特殊モードである旨の外部信号S3を取得した場合におけるモードである。つまり、制御部14は、特殊モードである旨の外部信号S3を取得した場合に工場初期化モードと判定する。また、制御部14は、特殊モードである旨の外部信号を取得できない場合に工場初期化モードでないと判定する。
制御部14は、ステップS11において工場初期化モードでないと判定した場合、次のステップS12において通常作動を実施する。すなわち、開スイッチ13a及び閉スイッチ13bのいずれかが操作された場合に、その操作に基づいて制御部14はモータ11を制御する。
制御部14は、ステップS11において工場初期化モードであると判定した場合、次のステップS13において、初回の初期化か否かを判定する。具体的には制御部14は、メモリ15を参照して初期化の回数に関する情報を取得して、初回の初期化か否かを判定する。
制御部14は、ステップS13において初回の初期化でないと判定した場合、次のステップである前記ステップS12において通常作動を実施する。
制御部14は、ステップS13において初回の初期化であると判定した場合、次のステップS14において、閉作動方向への指示か否かを判定する。具体的には、閉スイッチ13bの操作に基づく作動指示か否かを制御部14で判定する。なお、ステップS14以降の各ステップにおいて、制御部14は、開スイッチ13a並びに閉スイッチ13bの状態を監視して以下で説明する初期化の継続の有無を決定する。具体的には、開スイッチ13a又は閉スイッチ13bから出力される作動信号S1,S2がオン(入力状態)である場合、すなわち継続して開スイッチ13a又は閉スイッチ13bが操作された状態である場合に以下の各初期化を継続する。そして、開スイッチ13a又は閉スイッチ13bから出力される作動信号がオフである場合、すなわち開スイッチ13a又は閉スイッチ13bの操作が終了した場合に、以下の各初期化を停止する。
<閉作動指示における初期化>
制御部14は、ステップS14において閉作動方向への指示であると判定した場合、次のステップS15において、モータ11を制御してウインドガラスWGを閉方向に作動させる。
次いで、制御部14は、ステップS16において、ウインドガラスWGが全閉位置か否かを判定する。ウインドガラスWGが全閉位置か否かの判定として、制御部14は、回転検出部12のパルス信号に基づきモータ11が停止したか否かで判定する。すなわち、制御部14は、回転検出部12から新たなパルス信号が所定期間入力されない場合に、モータ11が停止したとしてウインドガラスWGが全閉位置であると判定する。そして、制御部14は、回転検出部12からパルス信号が入力される場合、モータ11が駆動継続中であるとしてウインドガラスWGが全閉位置でないと判定する。
制御部14は、ステップS16においてウインドガラスWGが全閉位置でないと判定した場合、モータ11の駆動を継続し、ウインドガラスWGの閉方向への作動を継続する。
制御部14は、ステップS16においてウインドガラスWGが全閉位置であると判定した場合、次のステップS17においてウインドガラスWGの全閉位置をメモリ15に記憶させる。ここで、メモリ15は、ウインドガラスWGの全閉位置として、例えば回転検出部12のパルス数のカウント値を記憶する。
次いで、制御部14は、ステップS18において、モータ11を制御してウインドガラスWGを開方向に作動させる。
次いで、制御部14は、ステップS19において、ウインドガラスWGが全開位置か否かを判定する。ウインドガラスWGが全開位置か否かの判定として、制御部14は、回転検出部12のパルス信号に基づきモータ11が停止したか否かで判定する。すなわち、制御部14は、回転検出部12から新たなパルス信号が所定期間入力されない場合に、モータ11が停止したとしてウインドガラスWGが全開位置であると判定する。そして、制御部14は、回転検出部12からパルス信号が入力される場合、モータ11が駆動継続中であるとしてウインドガラスWGが全開位置でないと判定する。
制御部14は、ステップS19においてウインドガラスWGが全開位置でないと判定した場合、モータ11の駆動を継続し、ウインドガラスWGの開方向への作動を継続する。
制御部14は、ステップS19においてウインドガラスWGが全開位置であると判定した場合、次のステップS20においてウインドガラスWGの全開位置をメモリ15に記憶させる。ここで、メモリ15は、ウインドガラスWGの全開位置として、例えば回転検出部12のパルス数のカウント値を記憶する。
次いで、制御部14は、ステップS21において全閉位置並びに全開位置の初期化が終了したとして処理を終了する。このとき、制御部14は、例えば、メモリ15に初期化回数を1つ増加させて記憶させて初回の初期化を終了する。
<開作動指示における初期化>
制御部14は、ステップS14において閉作動方向への指示でないと判定した場合、次のステップS22において、モータ11を制御してウインドガラスWGを開方向に作動させる。
次いで、制御部14は、ステップS23において、ウインドガラスWGが全開位置か否かを判定する。ウインドガラスWGが全開位置か否かの判定として、制御部14は、回転検出部12のパルス信号に基づきモータ11が停止したか否かで判定する。すなわち、制御部14は、回転検出部12から新たなパルス信号が所定期間入力されない場合に、モータ11が停止したとしてウインドガラスWGが全開位置であると判定する。そして、制御部14は、回転検出部12からパルス信号が入力される場合、モータ11が駆動継続中であるとしてウインドガラスWGが全開位置でないと判定する。
制御部14は、ステップS23においてウインドガラスWGが全開位置でないと判定した場合、モータ11の駆動を継続し、ウインドガラスWGの開方向への作動を継続する。
制御部14は、ステップS23においてウインドガラスWGが全開位置であると判定した場合、次のステップS24においてウインドガラスWGの全開位置をメモリ15に記憶させる。メモリ15は、ウインドガラスWGの全開位置として、例えば回転検出部12のパルス数のカウント値を記憶する。
次いで、制御部14は、ステップS25において、モータ11を制御してウインドガラスWGを閉方向に作動させる。
次いで、制御部14は、ステップS26において、ウインドガラスWGが全閉位置か否かを判定する。ウインドガラスWGが全閉位置か否かの判定として、制御部14は、回転検出部12のパルス信号に基づきモータ11が停止したか否かで判定する。すなわち、制御部14は、回転検出部12から新たなパルス信号が所定期間入力されない場合に、モータ11が停止したとしてウインドガラスWGが全閉位置であると判定する。そして、制御部14は、回転検出部12からパルス信号が入力される場合、モータ11が駆動継続中であるとしてウインドガラスWGが全閉位置でないと判定する。
制御部14は、ステップS26においてウインドガラスWGが全閉位置でないと判定した場合、モータ11の駆動を継続し、ウインドガラスWGの閉方向への作動を継続する。
制御部14は、ステップS26においてウインドガラスWGが全閉位置であると判定した場合、次のステップS27においてウインドガラスWGの全閉位置をメモリ15に記憶させる。ここで、メモリ15は、ウインドガラスWGの全閉位置として、例えば回転検出部12のパルス数のカウント値を記憶する。
次いで、制御部14は、ステップS28において全開位置並びに全閉位置の初期化が終了したとして処理を終了する。このとき、制御部14は、例えば、メモリ15に初期化回数を1つ増加させて記憶させて初回の初期化を終了する。
本実施形態の効果を記載する。
(1-1)ウインドガラスWGの初期位置設定時にウインドガラスWGを作動させる作動信号S1,S2が入力状態である場合に、ウインドガラスWGの全開位置の初期位置設定と全閉位置の初期位置設定とが連続して実施されるため、例えば操作スイッチ13a,13b等を全開位置の初期位置設定と全閉位置の初期位置設定とで個別に操作する必要がなくなる。これにより、ウインドガラスWGの全閉位置並びに全開位置の初期設定を容易にできる。
(1-2)制御部14は、モータ11の最初の初期設定であって、作動信号S1,S2が入力状態である場合に、ウインドガラスWGを開方向に作動させてウインドガラスWGの全開位置の初期位置設定と、ウインドガラスWGを閉方向に作動させてウインドガラスWGの全閉位置の初期位置設定とを連続して実施する。これにより、車両の使用者(例えば運転者)が実際にパワーウインド装置10を使用する際には最初の初期設定が終了した状態であるため、使用者が意図しない動作を防止できる。
(1-3)制御部14は、モータ11の初期設定を許容する外部信号S3が入力された状態であって、作動信号S1,S2が入力状態である場合に、ウインドガラスWGを開方向に作動させてウインドガラスWGの全開位置の初期位置設定と、ウインドガラスWGを閉方向に作動させてウインドガラスWGの全閉位置の初期位置設定とを連続して実施する。外部装置21が接続された特殊モードである旨を示す外部信号S3が入力された状態である場合に初期設定が許容されるため、車両の使用者(例えば運転者)が実際にパワーウインド装置10を使用する際に、使用者が意図しない動作を防止できる。
(1-4)作動信号S1,S2は、車両に搭載されてウインドガラスWGを作動させるべく乗員が操作可能な操作スイッチ13a,13bが操作されることで制御部14に入力される。別途特殊なスイッチ等を設けることが無いため、部品点数の増加を抑えることができる。
(1-5)操作スイッチである開スイッチ13aにより開作動が指示された場合にウインドガラスWGを開方向に作動させて全開位置の初期位置設定をした後にウインドガラスWGを閉方向に作動させて全閉位置の初期位置設定を実施する。また、操作スイッチである閉スイッチ13bにより閉作動が指示された場合にウインドガラスWGを閉方向に作動させて全閉位置の初期位置設定をした後にウインドガラスWGを開方向に作動させて全開位置の初期位置設定を実施する。このように、初期化時に開作動が指示された場合には開作動後に閉作動を実施し、初期化時に閉作動が指示された場合には閉作動後に開作動を実施することで、最初の作動方向を指示方向と一致させることができる。これにより、初期化を実施する実施者(非使用者)が初期化を実施する際の違和感を軽減できる。
(第2実施形態)
以下、開閉体制御装置の第2実施形態について説明する。
本実施形態のパワーウインド装置は、第1実施形態と同様の構成であり、主に制御態様が異なる。また、本実施形態では、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、同様の構成並びに同様の制御態様に関する説明の一部又は全部を割愛する。
図3に示すように、制御部14は、第1実施形態におけるステップS21の次のステップとしてステップS30を追加している。具体的には、制御部14は、モータ11を制御してウインドガラスWGを開方向に作動させる。このとき、ウインドガラスWGの位置を全開位置と全閉位置の略中間位置で停止させる。また、制御部14は、第1実施形態におけるステップS28の次のステップとしてステップS31を追加している。具体的には、制御部14は、モータ11を制御してウインドガラスWGを閉方向に作動させる。このとき、ウインドガラスWGの位置を全開位置と全閉位置の略中間位置で停止させる。
本実施形態の作用効果を記載する。
(2-1)制御部14は、全閉位置及び全開位置の初期位置設定後、ウインドガラスWGを全閉位置と全開位置との間で停止させるため、初期化を実施する実施者(非使用者)が初期位置設定が完了した旨を容易に把握することが可能となる。
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記各実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記各実施形態では、開作動が指示された場合にウインドガラスWGを開方向に作動させて全開位置の初期位置設定をした後に、ウインドガラスWGを閉方向に作動させて全閉位置の初期位置設定を実施したが、これに限らない。開作動が指示された場合にウインドガラスWGを閉方向に作動させて全閉位置の初期位置設定をした後に、ウインドガラスWGを開方向に作動させて全開位置の初期位置設定を実施してもよい。
また、閉作動が指示された場合にウインドガラスWGを閉方向に作動させて全閉位置の初期位置設定をした後に、ウインドガラスWGを開方向に作動させて全開位置の初期位置設定を実施したが、これに限らない。閉作動が指示された場合にウインドガラスWGを開方向に作動させて全開位置の初期位置設定をした後に、ウインドガラスWGを閉方向に作動させて全閉位置の初期位置設定を実施してもよい。
・上記各実施形態では、ウインドガラスWGの初期位置設定を許容する外部信号S3が入力され、ウインドガラスWGの最初の初期位置設定である場合に、ウインドガラスWGの全開位置の初期位置設定と、ウインドガラスWGの全閉位置の初期位置設定とを連続して実施することとしたが、これに限らない。ウインドガラスWGの最初の初期位置設定か否かに関わらず、ウインドガラスWGの初期位置設定を許容する外部信号S3が入力された場合にウインドガラスWGの全開位置の初期位置設定と、ウインドガラスWGの全閉位置の初期位置設定とを連続して実施するようにしてもよい。ウインドガラスWGの初期位置設定を許容する外部信号S3が入力されたか否かに関わらず、ウインドガラスWGの最初の初期位置設定である場合に、ウインドガラスWGの全開位置の初期位置設定と、ウインドガラスWGの全閉位置の初期位置設定とを連続して実施することとしたが、これに限らない。
・上記各実施形態では、操作スイッチとして開スイッチ13aと閉スイッチ13bとを有する構成を採用したが、この場合に、1つの操作スイッチを上下に操作すなわち押圧操作と引き上げ操作することで開スイッチ並びに閉スイッチとして動作するようにしてもよい。また、タッチパネルを車両に設け、タッチパネル上に設けられたスイッチを操作するようにしてもよい。
・上記各実施形態では、車両に設けられる操作スイッチとしての開スイッチ13a及び閉スイッチ13bによって初期位置設定を実施したが、スマートフォンやタブレットなどの小型端末機や、車両キーなどのワイヤレススイッチによって初期位置設定を可能としてもよい。
また、初期位置設定時における操作スイッチはウインドガラスWGを開閉させるための開スイッチ13a及び閉スイッチ13bに限らない。例えば、通常作動時においてウインドガラスWGの開閉作動を禁止するロックスイッチを初期位置設定時において操作することで演述したような初期位置設定を実施するようにしてもよい。
・ウインドガラスWGは名称としてガラスが含まれるが、ガラスに限らず、例えば樹脂製であってもよい。
・上記実施形態では特に言及ししていないが、モータ11はブラシ付モータ及びブラシレスモータのいずれであってもよい。
・上記実施形態では、車両のパワーウインド装置10に具体化したが、これに限定されず、車両におけるウインドガラスWG以外の他の開閉体(サンルーフなど)を駆動制御する開閉体制御装置に具体化してもよい。
10…パワーウインド装置(開閉体制御装置)、11…モータ、13a…開スイッチ(操作スイッチ)、13b…閉スイッチ(操作スイッチ)、14…制御部、S1,S2…作動信号、S3…外部信号、WG…ウインドガラス(開閉体)。

Claims (5)

  1. 車両に設けられる開閉体(WG)を開閉動作させるモータ(11)の駆動を制御する制御部(14)を有する開閉体制御装置(10)であって、
    前記制御部は、前記開閉体の初期位置設定時において、前記車両に搭載されて前記開閉体を作動させるべく乗員が操作可能な操作スイッチ(13a,13b)が操作されることで入力される作動信号(S1,S2)が入力状態である場合に、前記開閉体を開方向に作動させて前記開閉体の全開位置の初期位置設定と、前記開閉体を閉方向に作動させて前記開閉体の全閉位置の初期位置設定とを連続して実施するものであって、
    前記開閉体の前記全開位置の初期位置設定と前記全閉位置の初期位置設定との連続実施は、前記全開位置の初期位置設定と前記全閉位置の初期位置設定のうち最初に実施される一方の初期位置設定の契機となる前記操作スイッチの操作に基づく前記作動信号の入力状態に基づき他方の初期位置設定が連続して実施される、開閉体制御装置。
  2. 前記制御部は、前記開閉体の最初の初期位置設定であって、前記作動信号が入力状態である場合に、前記開閉体を開方向に作動させて前記開閉体の全開位置の初期位置設定と、前記開閉体を閉方向に作動させて前記開閉体の全閉位置の初期位置設定とを連続して実施する、請求項1に記載の開閉体制御装置。
  3. 前記制御部は、前記開閉体の初期位置設定を許容する外部信号が入力された状態であって、前記作動信号が入力状態である場合に、前記開閉体を開方向に作動させて前記開閉体の全開位置の初期位置設定と、前記開閉体を閉方向に作動させて前記開閉体の全閉位置の初期位置設定とを連続して実施する、請求項1又は2に記載の開閉体制御装置。
  4. 前記制御部は、
    前記操作スイッチにより開作動が指示された場合に前記開閉体を開方向に作動させて全開位置の初期位置設定をした後に前記開閉体を閉方向に作動させて全閉位置の初期位置設定を実施し、
    前記操作スイッチにより閉作動が指示された場合に前記開閉体を閉方向に作動させて全閉位置の初期位置設定をした後に前記開閉体を開方向に作動させて全開位置の初期位置設定を実施する、請求項1~3の何れか1項に記載の開閉体制御装置。
  5. 前記制御部は、前記全閉位置及び前記全開位置の初期位置設定後、前記開閉体を全閉位置と全開位置との間で停止させる、請求項1~の何れか1項に記載の開閉体制御装置。
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