JP7155998B2 - モータ - Google Patents

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Description

本発明は、モータに関する。
従来、車両窓などの開閉体を、モータを介して制御する開閉体制御装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
このような開閉体制御装置は、制御IC(特許文献1ではマイクロコンピュータ)と、モータ温度を検出するサーミスタ等の温度センサとを有する。そして、制御ICにより温度センサで検出されたモータ温度に基づいてモータを制御している。
開閉体制御装置
特開平6-137029号公報
ところで、上記のような開閉体制御装置では、別途設けられるサーミスタ等の温度センサを用いることでモータ温度を検出しているが、部品点数の増加が懸念されている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、部品点数の増加を抑えつつモータ温度に応じた制御を実施できるモータを提供することにある。
上記課題を解決するモータは、車両に搭載され、開閉体(WG)を作動させるモータ(10)を制御する開閉体制御装置(11)を一体に備えたモータであって、前記開閉体制御装置は、前記モータ(10)を制御して前記開閉体(WG)を作動させる制御IC(12)と、該制御ICに予め搭載されて該制御ICの温度を検出する温度センサ(13)とを備え、前記制御ICは、前記温度センサで検出された前記制御ICの温度に基づいて前記モータの速度を制御するものであって、前記制御ICは、前記開閉体の位置を検出する位置検出部(15)を有し、前記制御ICは、前記温度センサで検出された温度並びに前記位置検出部で検出された前記開閉体の位置に基づき前記モータに印加されるモータ印加電圧を調整することで前記モータの速度を制御する
上記態様によれば、制御ICに搭載された温度センサを用いることで別途温度センサを用いることなく温度を検出できるため、部品点数の増加を抑えつつモータ温度に応じた制御を実施できる。
記態様によれば、開閉体制御装置を一体に備えたモータにより部品点数の増加を抑えつつモータ温度に応じた制御を実施できる。
一実施形態における開閉体制御装置を含むシステムの概略構成図。 同実施形態におけるモータ制御装置による動作例を説明するための説明図。 同実施形態におけるモータ制御装置による温度に基づくモータ印加電圧の調整例について説明するための説明図。
以下、開閉体制御装置を含むモータの一実施形態について説明する。
図1に示すモータ10は、車両ドアDRに設けられる開閉体としてのウインドガラスWGの自動開閉を行うために車両ドアDR内に取り付けられるパワーウインドモータである。モータ10を制御するモータ制御装置11(パワーウインドECU)は、モータ10に一体に備えられている。なお、モータ制御装置11が開閉体制御装置に相当する。
モータ制御装置11が備える制御IC12は、車両ドアDRに設けられた開閉スイッチSの操作に基づき、車両バッテリBTからの電力供給を受けるリレーなどからなる図示しない駆動回路を介してモータ10の回転駆動を制御する。そして、モータ10の回転駆動は、図示しないウインドレギュレータを介してウインドガラスWGに伝達され、それにより、ウインドガラスWGが上下方向に開閉作動される。
また、モータ制御装置11は、制御IC12に予め搭載される温度センサ13を備えている。温度センサ13は、制御IC12の温度を検出し、その温度情報を制御IC12に出力する。
制御IC12は、必要な各種の車両情報を図示しないボディECU(上位ECU)から取得する。制御IC12がボディECUから取得する車両情報としては、例えば、車両に備えられる周知のイグニッションスイッチのオン/オフ信号(イグニッション信号IG)等が挙げられる。
制御IC12は、モータ温度算出部14と、位置速度算出部15と、速度制御部16とを有する。
モータ温度算出部14は、前記温度センサ13で検出された制御IC12の温度に基づいてモータ温度を算出する。
位置速度算出部15は、モータ10の回転に同期した回転パルス信号に基づいて、具体的にはパルス信号のエッジのカウントに基づいて、モータ10の回転位置、即ちウインドガラスWGの位置検出を行う。ウインドガラスWGの位置情報は、図示しないメモリに都度記憶される。また、同じく回転パルス信号に基づいて、具体的にはパルス信号の周期の長短に基づいて、位置速度算出部15は、モータ10の回転速度(ウインドガラスWGの作動速度)の検出を行う。モータ10の回転速度が遅くなる程、回転パルス信号の周期は長くなる。
速度制御部16は、PWM制御によりバッテリBTから供給される電圧を調整し、モータ10に印加される印加電圧を調整してモータ10の速度制御を実施し、ウインドガラスWGの開閉作動時の作動速度が調整されることとなる。このとき、速度制御部16は、モータ温度算出部14で算出されたモータ温度、位置速度算出部15で検出されたウインドガラスWGの開閉位置に基づいて速度制御を実施する。
本実施形態の作用を説明する。
制御IC12は、開閉スイッチSが操作されることで該開閉スイッチSから出力される開指令信号又は閉指令信号に基づくウインドガラスWGの作動制御を行う。より具体的には、開閉スイッチSの操作に基づく通常作動制御において、全閉位置Px及び全開位置Py付近で低速作動制御(スロースタート/スローストップ制御)を実行する。
以下では、一例として、全閉状態から全開状態に作動について説明する。なお、全開状態から全閉状態に作動する場合も作動方向が異なるものの、スロースタート制御並びにスローストップ制御時の動作態様は全閉状態から全開状態に作動させた場合と略同様である。
開指令信号に基づきウインドガラスWGを開作動させる場合、制御IC12は、図2の実線で示すように、全閉位置Px(若しくは全閉位置Px付近)からの始動時に低速でウインドガラスWGを作動させるスロースタート制御を行う。また、P/WECU14は、全開位置Pyに到達する手前でウインドガラスWGの作動速度を減速するスローストップ制御を行う。なお、図2では、ウインドガラスWGの位置を窓位置と表記している。
ここで、ウインドガラスWGの全閉位置Pxと全開位置Pyとの間の所定位置には、第1設定位置P1及び第2設定位置P2が設定されている。なお、この2つの設定位置のうち、全閉位置Px側のものを第1設定位置P1とし、全開位置Py側のものを第2設定位置P2としている。そして、全閉位置Pxから第1設定位置P1までを第1区間A1、第1設定位置P1と第2設定位置P2との間を第2区間A2、第2設定位置P2から全開位置Pyまでを第3区間A3としている。
制御IC12は、第1区間A1ではウインドガラスWGの開作動の作動速度を通常速度Snまで徐々に増速し、第2区間A2ではウインドガラスWGを通常速度Snで開作動させる。そして、制御IC12は、第3区間A3では通常速度Snよりも低速でウインドガラスWGを開作動させる。なお、本実施形態では、第2設定位置P2から第3区間A3の中間位置にかけてウインドガラスWGの開作動の作動速度を通常速度Snから所定低速度(低速度Sa)まで徐々に減速させ、該中間位置から全開位置PyにかけてウインドガラスWGの開作動の作動速度を低速度Saで略一定としている。
図3に示すように、本例の制御IC12は、温度センサ13に基づいてモータ温度算出部14で算出されたモータ温度が高いほど、モータ印加電圧を低くする。換言すると、制御IC12は、モータ温度が低いほど、モータ印加電圧を高くする。これにより、各区間A1,A2,A3での作動速度が温度による変化を抑えることができる。
本実施形態の効果を記載する。
(1)制御IC12に搭載された温度センサ13を用いることで別途温度センサを用いることなく温度を検出できるため、部品点数の増加を抑えつつモータ温度に応じた制御を実施できる。
(2)また、位置検出部としての位置速度算出部15で検出されたウインドガラスWGの位置と前記温度に基づいてモータ印加電圧を調整することで例えばスロースタート制御やスローストップ制御を実施する際に温度を考慮した動作が可能となる。
(3)制御ICは、温度センサ13で検出された温度が高いほどモータ印加電圧を低くし、温度センサ13で検出された温度が低いほどモータ印加電圧を高くするため、ウインドガラスWGの作動速度を温度に関わらず一定とすることが可能となる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、温度センサ13で検出された温度に基づいてモータ温度を算出することとしたが、温度センサ13の検出温度を直接用いてモータ制御を実施してもよい。
・上記実施形態では、温度に基づくモータ印加電圧の調整を連続的な変化としたが、これに限らず、段階的な変化としてもよい。
・上記実施形態では、スローストップ制御並びにスロースタート制御を実施することとしたが、これに限らない。例えば、スローストップ制御及びスロースタート制御のいずれか一方のみを実施するようにしてもよい。また、スローストップ制御及びスロースタート制御の両方を実施しないようにしてもよい。
・上記実施形態では特に言及していないが、速度制御の一例として、異物の挟み込みや異物の巻き込み検出を実施してもよい。
・ウインドガラスWGは名称としてガラスが含まれるが、ガラスに限らず、例えば樹脂製であってもよい。
・上記実施形態では特に言及していないが、モータ10はブラシ付モータ及びブラシレスモータのいずれであってもよい。
・上記実施形態では、車両のパワーウインド装置に具体化したが、これに限定されず、車両におけるウインドガラスWG以外の開閉体(サンルーフやスライドドアなど)を駆動制御する開閉体駆動装置に具体化してもよい。
10…モータ、11…モータ制御装置(開閉体制御装置)、12…制御IC、13…温度センサ、15…位置速度算出部(位置検出部)、WG…ウインドガラス(開閉体)。

Claims (2)

  1. 車両に搭載され、開閉体(WG)を作動させるモータ(10)を制御する開閉体制御装置(11)を一体に備えたモータであって、
    前記開閉体制御装置は、前記モータ(10)を制御して前記開閉体(WG)を作動させる制御IC(12)と、該制御ICに予め搭載されて該制御ICの温度を検出する温度センサ(13)とを備え、
    前記制御ICは、前記温度センサで検出された前記制御ICの温度に基づいて前記モータの速度を制御するものであって、
    前記制御ICは、前記開閉体の位置を検出する位置検出部(15)を有し、
    前記制御ICは、前記温度センサで検出された温度並びに前記位置検出部で検出された前記開閉体の位置に基づき前記モータに印加されるモータ印加電圧を調整することで前記モータの速度を制御する、モータ。
  2. 前記制御ICは、前記温度センサで検出された温度が高いほど前記モータ印加電圧を低くし、前記温度センサで検出された温度が低いほど前記モータ印加電圧を高くする、請求項に記載のモータ。
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