JPH0240688Y2 - - Google Patents

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JPH0240688Y2
JPH0240688Y2 JP17732084U JP17732084U JPH0240688Y2 JP H0240688 Y2 JPH0240688 Y2 JP H0240688Y2 JP 17732084 U JP17732084 U JP 17732084U JP 17732084 U JP17732084 U JP 17732084U JP H0240688 Y2 JPH0240688 Y2 JP H0240688Y2
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turntable
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light
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photoelectric
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は立体駐車場におけるターンテーブルの
自動運転装置に関するものである。
〔従来の技術〕及び〔考案が解決しようとする問
題点〕 従来より、立体駐車場の出入口に設置されたタ
ーンテーブルは自動車の運転者もしくは立体駐車
場の管理人によつて、運転操作されているため、
特に運転者がターンテーブルを運転する場合には
一旦自動車をターンテーブル上に載せて後、自動
車の外に出て操作盤のところに行かなければなら
ず不便であつた。一方管理人がターンテーブルを
常に操作できればよいが、近年人件費の高騰に伴
い駐車場自体に専従の操作員を配置せずに運営面
での管理の合理化が望まれてきている。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、ター
ンテーブルを自動的に運転・停止させる自動運転
装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、駐車装置のターンテーブルの周辺に
は、該ターンテーブルに出入りする物体の移動方
向を判別し、該ターンテーブルに乗り込む方向の
場合には第1の出力状態を維持出力する検出装置
と、前記物体の判別を行い自動車であれば第2の
出力状態を出力する判別装置を設けたものにおい
て、 投光装置の発する光線が前記ターンテーブル上
を横切つて受光装置に達するように配置し、前記
光線が遮られれば前記受光装置は第3の出力状態
を出力する光電装置を設け、前記第1の出力状
態、前記第2の出力状態及び前記第3の出力状態
がともに所定時間以上入力されれば前記ターンテ
ーブルの駆動を指令する指令装置を備えたことを
特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本考案によるターンテーブル自動運転装
置の一実施例について図面を用いて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は本考案の一実施回路図であり、図中10は機
械式駐車装置11の出入口12前の敷地に設けら
れたターンテーブル、13は自動車14が出入り
するための通路、PH1は投光装置PH1−Aと
受光装置PH1−Bとからなる光電装置で、ター
ンテーブル10の周囲の反機械式駐車装置11側
に設けられている。PH2は投光装置PH2−A
と受光装置PH2−Bとからなる光電装置で、光
線がターンテーブルの略中央部分を通るようにタ
ーンテーブルの周囲に設けられている。PH3は
投光装置PH3−Aと受光装置PH3−Bとから
なる光電装置、PH4は投光装置PH4−Aと受
光装置PH4−Bとからなる光電装置で、ともに
ターンテーブル10の周囲の機械式駐車装置11
との間に並設されている。E+,E−は電源母
線、PH1aは投光装置PH1−Aの光線が受光
装置PH1−Bに受光されていれば閉路し、もし
人あるいは車のような物体によつて遮られると開
路する接点、PH2aは投光装置PH2−Aの光
線が受光装置PH2−Bに受光されていれば閉路
し、物体によつて遮られると開路する接点、PH
3aは投光装置PH3−Aの光線が受光装置PH
3−Bに受光されていれば閉路し、物体によつて
遮られると開路する接点、PH4aは投光装置
PH4−Aの光線が受光装置PH4−Bに受光さ
れていれば閉路し、物体によつて遮られると開路
する接点、RY1〜RY12は電圧が印加される
と付勢するリレー、RY1aはリレーPY1の常
開接点、RY2bはリレーRY2の常閉接点、PY
3a,RY3dはリレーPY3の常開接点、RY3
b,RY3cはリレーPY3の常閉接点、RY4
a,RY4dはリレーRY4の常開接点、RY4
b,RY4cはリレーRY4の常閉接点、RY5
a,RY5cはリレーRY5の常開接点、RY6a
はリレーRY6の常開接点、RY7aはリレーRY
7の常開接点、RY8aはリレーRY8の常開接
点、RY9aはリレーRY9の常開接点、RY10
aはリレーRY10の常開接点、RY12aはリ
レーRY12の常開接点、TRY1,TRY5,
TRY6は作動遅延リレー、TRY1aは作動遅延
リレーTRY1の限時動作常開接点、TRY5aは
作動遅延リレーTRY5の限時動作常開接点、
TRY6bは作動遅延リレーTRY6の限時動作常
閉接点、TRY2〜TRY4は復旧遅延リレー、
TRY2a〜TRY4aはそれぞれ復旧遅延リレー
TRY2〜TRY4の限時復帰常開接点、R1,R
2,R3,R4は抵抗、C1,C2,C3,C4
はコンデンサで、この抵抗R1とコンデンサC
1,抵抗R2とコンデンサC2,抵抗R3とコン
デンサC3及び抵抗R4とコンデンサC4により
それぞれリレーRY6,リレーRY7,リレーRY
10及びリレーRY11に若干の限時復帰動作機
能をもたせている。
LSはたとえばターンテーブル10が180゜回転
する毎に開路し、それ以外は閉路しているリミツ
トスイツチ等の機械的接点、Sはターンテーブル
10を人為的に操作するための押釦である。
本考案はターンテーブルの周辺に光電装置等を
配置して、人か車かの判別、車の入庫か出庫かの
検出(車がターンテーブルに乗り込むのかターン
テーブル外へ出ていくのかの検出)及びターンテ
ーブル上の車の状態等を検知してターンテーブル
の運転の可・否を判断し自動的に運転動作を行な
うものである。
このような回路において、まず人か車かの判別
は光電装置PH3及びPH4の光線が同時に遮ら
れている時間が所定時間以上あるかないかで行な
われる。つまり所定時間以上両方同時に遮光され
ていれば車であると判断する回路を備えている。
即ち、光電装置PH3の光線が遮られていれば
接点PH3aの開路によりリレーRY3が消勢、
光電装置PH4の光線が遮られていれば接点PH
4aの開路によりリレーRY4が消勢され、車の
ように2m近い長さのものが機械式駐車装置11
あるいはターンテーブル10に出入りすれば光電
装置PH3とPH4の両方光線を所定時間以上同
時に必ず遮るため、閉回路「E+RY4b−RY
3b−TRY1−E−」により作動遅延リレー
TRY1を働かせ、限時動作接点TRY1aの閉路
によりリレーRY5を付勢させ、閉回路「E+−
RY5a−TRY2a−RY5−E−」により自己
保持させて車が出入りしていることを検出する。
一方人が出入りする場合は、たとえ第3図のよう
な状態が生じても瞬間的なものであるため作動遅
延リレーTRY1の接点TRY1aが閉じることが
なくリレーRY5が付勢されることがない。ここ
で復旧遅延リレーTRY2は電圧の印加が解け通
常車の出入に要する時間程度経過すれば消勢され
るリレーなので、一回の車の出入毎に、接点
TRY2aの開路によりリレーRY5の自己保持は
解除される。
次に車あるいは人の即ち、物体の移動方向の検
出は一旦遮光された光電装置PH3,PH4が再
び通光される順序を検出することにより行なわれ
る。つまり、車であれ人であれ一旦遮光された後
の通光される順序を検出すれば移動方向を正確に
つかむことができる。
即ち、車であれ人であれ光電装置PH4の光線
を遮れば閉回路「E+−RY4c−RY6−E−」
によりリレーRY6が付勢され、光電装置PH3
の光線を遮れば閉回路「E+−RY3c−RY7
−E−」によりリレーRY7が付勢され、物体の
移動後光電装置PH4が光線が受光すれば、抵抗
R1とコンデンサC1による遅延動作が生きてい
る間だけ閉回路「E+−RY4a−RY6a−RY
8−E−」によりリレーRY8が付勢、光電装置
PH3が光線を受光すれば、抵抗R2とコンデン
サC2により遅延動作が生きている間だけ閉回路
「E+−RY3a−RY7a−RY9−E−」によ
りリレーRY9が付勢される。
一旦リレーRY8及びRY9に電圧が印加され
て、リレーRY8及びRY9が付勢されると、通
常人あるいは車が出入りに要する時間程度は復旧
遅延リレーTRY3及びTRY4の接点TRY3a
及びTRY4aが閉路しているため、たとえば光
電装置PH4→PH3の順序で遮光から通光に変
化すれば閉回路「E+−TRY3a−RY9a−
RY10−E−」によりリレーRY10が付勢し
て物体(リレーRY5が付勢していれば車、付勢
していなければ人である。)が機械式駐車装置1
1から出てきてターンテーブル10に向かつたこ
とが、又光電装置PH3→PH4の順序で遮光か
ら通光に変化すれば閉回路「E+−TRY4a−
RY8a−RY11−E−」によりリレーRY11
が付勢して物体(リレーRY5が付勢していれば
車、付勢していなければ人である)が機械式駐車
装置11へ向かつてターンテーブル外に出ていつ
たことが判別できる。
又、光電装置PH2の通光、遮光の区別により
ターンテーブル10上の物体の在、不在が、光電
装置PH1,PH3とPH4の通光、遮光の区別に
よりターンテーブル10上の車の停止位置の良、
否あるいはターンテーブル10への人の侵入検出
が行なわれる。
したがつて、リレーRY5及びRY10が付勢、
即ち車がターンテーブル10に向かつて機械式駐
車装置11から出庫されれば、閉回路「E+−
RY5c−RY10a−RY12−E−」が生じリ
レーRY12が付勢され、ブザー等が鳴りはじめ
周囲に注意を喚起するとともに閉回路「E+−
RY5c−RY12a−TRY6b−RY12−E
−」により自己保持され、つづいてリレーRY2
が消勢、リレーRY1,RY3,RY4が付勢、即
ちターンテーブル上の適正な位置に車が停車され
れば、閉回路「E+−RY5c−RY12a−
TRY6b−RY2b−RY1a−RY3d−RY4
d−TRY5−E−」により作動遅延リレーTRY
5に電圧が印加され、この状態が所定時間以上続
けば作動遅延リレーTRY5が付勢してたとえば
周知のターンテーブル駆動用のモータ等(図示し
ない)に電圧を印加するような指令を与えること
によりターンテーブル10を自動的に回動させ
る。リレーRY12が付勢されて所定時間(作動
遅延リレーTRY5が付勢するよりも長い時間)
たてば、即ちターンテーブル10が回転しだして
しばらくすると作動遅延リレーTRY6が付勢し
てその接点TRY6bが開路するが、それまでに
はリミツトスイツチの機械的接点LSは閉路して
いるため、リレーRY12の自己保持は保たれた
ままである。その後ターンテーブル10がたとえ
ば180゜回転すると、リミツトスイツチが働いて機
械的接点LSが開路することによりリレーRY12
が消勢されブザー等を止めるとともに作動遅延リ
レーTRY5が消勢されてターンテーブル駆動用
のモータ等への電圧を遮断させてターンテーブル
10を停止させる。したがつてバツクで出庫され
た車は前向きに通路13を通つて一般道に出てゆ
くことができる。
尚、ターンテーブル10が回転中に万一人がタ
ーンテーブル10に近づいて光電装置PH1,
PH3,PH4の何れかの光線を遮ぎると作動遅
延リレーTRY5を即消勢させて、その接点TRY
5aの開路により押釦Sを操作しなければ再び付
勢しないように構成して安全性を高めている。
以上の説明では、ターンテーブルの周辺に光電
装置を2つ(実施例ではPH3,PH4)並設し
て人と車の判別及び人と車の移動方向を検出する
例について述べたが、これは第4図に示すように
従来より駐車装置内の出入口側に配置された光電
装置PH5,PH6を使用してもよく、又実施例
では出庫時のみターンテーブルを利用する場合に
ついて述べたが、第5図に示すように設置された
駐車装置では入庫時及び出庫時の両者ともターン
テーブルを利用しなければならないが、本考案を
利用すれば極めて簡単に実施することができるこ
とは明白である。
さらに実施例では並設された2つの光電装置の
光線が同時に所定時間以上遮ぎられた場合に車と
判断するようにしているが、第6図に示すように
ループコイル15と光電装置PH3の組み合せで
人と車を判別する方法(即ちループコイルは車を
検出できるが人は検出できない)を用いることも
できる。
又、実施例では各検出装置又は判別装置はリレ
ーシーケンスを動作させるために出力接点を有す
る装置について説明したが、デイジタル回路のよ
うにHighレベルの出力信号やLowレベルの出力
信号を発生する装置であつても良く実施例に限定
されない。
以上述べたように本考案によれば、ターンテー
ブルの周辺には人と車を判別できる判別装置と人
あるいは車の移動方向を正確に検出できる検出装
置を設けて、両装置によりターンテーブルを使用
する意図で車がターンテーブル上に乗込んだ場合
のみターンテーブルを自動運転するため、人手を
必要とせず極めて安全にかつ効率的に駐車装置を
利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は本考案の一実施回路図、第3図は状態説明
図、第4図〜第6図は本考案のその他の実施例を
示す図である。 PH1〜PH6……光電装置、RY1〜RY12
……リレー、TRY1,TRY5,TRY6……作
動遅延リレー、TRY2〜TRY4………復旧遅延
リレー、10……ターンテーブル、11……機械
式駐車装置、15……ループコイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 駐車装置のターンテーブルの周辺には、該タ
    ーンテーブルに出入りする物体の移動方向を判
    別し、該ターンテーブルに乗り込む方向の場合
    には第1の出力状態を維持出力する検出装置
    と、前記物体の判別を行いそれが自動車であれ
    ば第2の出力状態を出力する判別装置と、投光
    装置の発する光線が前記ターンテーブル上を横
    ぎつて受光装置に達するように配置し、前記光
    線が遮られれば前記受光装置は第3の出力状態
    を出力する光電装置とを設け、前記第1の出力
    状態、前記第2の出力状態及び前記第3の出力
    状態がともに所定時間以上入力されれば前記タ
    ーンテーブルの駆動を指令する信号を出力する
    指令装置を備えたことを特徴とするターンテー
    ブルの自動運転装置。 (2) 前記物体とは人あるいは自動車であることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のターンテーブルの自動運転装置。 (3) 前記判別装置はループコイルであることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    ターンテーブルの自動運転装置。 (4) 前記判別装置は二組みの光電装置が並設さ
    れ、該二組みの光電装置の光線が所定時間以上
    同時に遮断されていることを検出する装置であ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のターンテーブルの自動運転装置。 (5) 前記検出装置は二組みの光電装置を隣接状態
    で並設し、各光電装置の光線の受光、遮断状態
    の変化順序を検出する装置であることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載のター
    ンテーブルの自動運転装置。 (6) 前記第1の出力状態、前記第2の出力状態及
    び前記第3の出力状態とは出力接点を閉路する
    状態であることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のターンテーブルの自動運転
    装置。
JP17732084U 1984-11-22 1984-11-22 Expired JPH0240688Y2 (ja)

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JPS6191953U JPS6191953U (ja) 1986-06-14
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