JPH0312142Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0312142Y2
JPH0312142Y2 JP9420184U JP9420184U JPH0312142Y2 JP H0312142 Y2 JPH0312142 Y2 JP H0312142Y2 JP 9420184 U JP9420184 U JP 9420184U JP 9420184 U JP9420184 U JP 9420184U JP H0312142 Y2 JPH0312142 Y2 JP H0312142Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
sliding door
opening
entrance
photoelectric switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9420184U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6042880U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9420184U priority Critical patent/JPS6042880U/ja
Publication of JPS6042880U publication Critical patent/JPS6042880U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0312142Y2 publication Critical patent/JPH0312142Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野〉 本考案は開口寸法可変な出入口扉の制御装置に
関するものである。
<従来の技術> 一般に建物の室の出入口は通常使用時におい
て、室への出入り頻度の多い物体、特に人の出入
りのための開口寸法W1を必要とし、また通常時
の通過物体より出入り頻度は少ないが、幅員の大
きい物体、例えばテーブルや書籍棚または病室の
ベツドなどが通行可能な開口寸法Wを確保する必
要があつた。
そして、このような出入口扉を自動化する場
合、幅員の大きい物体が通行可能な開口寸法Wが
得られる開戸または引戸の自動扉を用いていた。
ところが開戸の自動扉にあつては扉の回転動作に
伴なうデツドスペースが多くなり、引戸の自動扉
にあつては扉を収容する戸袋などの引き代が大き
くなり扉回りのスペースを有効に利用できない。
また開戸、引戸の自動扉とも通常使用時に室への
出入り頻度の多い物体(人)の通過に必要な開口
寸法W1以上の幅員の大きい物体の通過に必要な
大きい出入り頻度Wが得られる自動扉を設けるた
め、通常使用時の扉の開放時には必要以上に扉が
開放され、室内が冷暖房されている場合にはその
エネルギー損失が大きくなる。
<考案が解決しようとする問題点> そこで、出入口扉として開戸と引戸の自動扉と
を組み合わせて構成し、出入頻度の多い物体
(人)の通過に対しては、引戸を利用して開口寸
法W1を確保し、幅員の大きい物体の通過に対し
ては、開戸と引戸を利用して開口寸法Wを確保す
ることができる。ところが、この開戸と引戸を利
用して開口寸法Wを確保している時に、引戸が駆
動して自動的に閉作動すると通過物体に衝突する
など危険に晒される問題があつた。
本考案は上述の問題に鑑みてなされたもので、
開戸と引戸を利用して開口寸法Wを確保している
時には、開戸の開放作動を自動的に検知して、引
戸が自動的に閉作動しないようにすることを技術
的課題とする。
<問題点を解決するための手段> 上記技術的課題を達成するための技術的手段
は、開戸と自動開閉式引戸とから構成される出入
口扉において、この出入口扉に沿つて投光光線を
形成する光電スイツチを設け、前記開戸が開放し
て前記投光光線を遮り光電スイツチを作動させた
時、この光電スイツチの検知信号に基づいて、前
記引戸の駆動装置に対して開信号または停止信号
を発する制御部を設けたことである。
<作用> 上記技術的手段によれば、開戸と引戸を利用し
て幅員の大きい物体の通過に必要な大きい開口寸
法Wを確保するために、開戸および引戸を開放さ
せると、開戸の開作動により出入口扉に沿う投光
光線が遮られ光電スイツチが作動する。この光電
スイツチの検知信号が制御部に送られ、この制御
部より引戸の駆動装置に対して開信号または停止
信号が送られる。このため、引戸は開信号により
開放されつづけ、または停止信号により任意の開
放位置で停止し、いずれの場合も引戸は開放位置
に保持される。したがつて開戸が開放されている
限り引戸が自動的に閉作動してくることはなく、
通過物体に衝突することがないので安全である。
<実施例> 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。第1図は廊下側から見た室への出入口正面
図で、第2図は第1図の−断面図であり、出
入口扉1は開戸2と引戸3から構成され、開戸2
は出入口の一方の壁本体4側に蝶番などによつて
取付けられ手動でもつて開閉自在である。この開
戸2は図中矢印A方向に開放可能で、その開口寸
法はW2である。この開戸2と他方の壁本体4′と
の間には自動開閉式の引戸3を設け、この引戸3
は、その上方の駆動装置収納部5内に設けた駆動
装置(図示せず)でもつて図中矢印B方向に開放
可能で、開放時には例えば戸袋6内に収納され
る。この引戸3の開口寸法はW1である。引戸3
の前後には第2図中一点鎖線で示すように通過し
ようとする物体(人)を検知する検知範囲Xを形
成するためにマツトスイツテや熱線スイツチなど
の物体検出器(図示せず)を設ける。そして開戸
2と引戸3からなる出入口扉1に沿つて投光光線
7が形成されるように光電スイツチ8を壁本体4
及び戸袋6に設ける。第3図は制御回路のブロツ
ク線図で、前述した物体検出器10と光電スイツ
チ8は制御部11に接続し、各々の検知信号を伝
達する。この制御部11は引戸3の引戸用駆動装
置12に接続し、物体検出器10からの検知信号
に基づいて引戸用駆動装置12に開、閉信号を伝
達し、光電スイツチ8からの検知信号に基づいて
引戸用駆動装置12に開信号または停止信号を伝
達する。
上述のような構成において、通常使用時は、扉
の出入口に設けて物体検出器10により物体を検
知すると、検知信号が制御部11に送られ、この
検知信号に基づいて制御部11より開信号が引戸
3の駆動装置12に送られ、駆動装置12が駆動
して引戸3を図中B方向に開放し、通常時の室へ
の出入り頻度の多い物体(人)のために必要な開
口寸法W1を確保する。物体(人)が通過して一
定時間経過後、制御部11より閉信号が駆動装置
12に送られ、駆動装置12を逆駆動させて引戸
3を閉鎖する。この時開戸2は閉鎖状態に保持さ
れているので、通常時は引戸3のみが自動開閉す
る。
次に、室への出入り頻度は少ないが、幅員の大
きい物体を出入りさせたい場合は、開戸2を図中
矢印A方向に開放させると、投光光線7が開戸2
により遮られるので光電スイツチ8が作動し、そ
の検知信号が制御部11に送られる。この検知信
号に基づいて制御部11より開信号または停止信
号が引戸3の駆動装置12に送られ、駆動装置1
2が駆動して引戸3を開放するか、または駆動装
置12は停止したままで手動により引戸3を開放
して、引戸3は開放位置に保持されつづける。こ
うして室の出入口の開口寸法として、引戸3の開
口寸法W1と開戸2の開口寸法W2の和、すなわち
幅員の大きい物体が通行可能な開口寸法W(W1
W2)を確保する。この開口寸法Wを得るために
開戸2と引戸3を開放している時は、投光光線7
が開戸2により遮られつづけるので、たとえ物体
検知器10が作動しても、引戸3の駆動装置12
は開駆動または停止している。したがつて不意に
引戸3が閉作動して通過物体に衝突したりするこ
とはなく安全である。物体が通過後、開戸2を閉
鎖すると、投光光線7を開戸2が遮らなくなるの
で、光電スイツチ8は作動せず制御部11に信号
を送らなくなる。したがつて一定時間後に制御部
11により閉信号が引戸3の駆動装置12に送ら
れ、駆動装置12が逆駆動して引戸3を閉鎖す
る。
なお、前述の開戸2は、手動でもつて開閉して
もよいし、駆動装置により自動的に開閉してもよ
い。後者の場合は、第3図に一点鎖線で示すよう
に押ボタン等のスイツチ20は制御部11に接続
しスイツチ20の信号を伝達する。制御部11は
開戸用駆動装置21に接続し、前記信号に基づい
て駆動装置21に開、閉信号を伝達するように構
成してもよい。
<効果> 以上から明らかなように、室への出入り頻度の
多い物体(人)の通行に対しては引戸を開閉して
開口寸法W1を確保し、室への出入り頻度は少な
いが幅員の大きい物体の通過に対しては開口寸法
W2の開戸と開口寸法W1の引戸により開口寸法W
(W1+W2)を確保し、この時光電スイツチによ
り出入口扉に沿つて形成した投光光線を開戸が遮
るようにして、この光電スイツチの検知信号によ
り引戸が不意に閉作動しないようにしているので
安全である。またこの光電スイツチは安全スイツ
チとしても利用でき、すなわち引戸の開閉作動時
に、人.物が投光光線を遮つて光電スイツチを作
動させている限り引戸が閉作動しないようにし
て、人.物が扉に挟まれるのを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の出入口扉を示す正面図、第2
図は第1図の−断面図、第3図は出入口扉の
制御回路のブロツク線図である。 1……出入口扉、2……開戸、3……引戸、7
……投光光線、8……光電スイツチ、11……制
御部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開戸と自動開閉式引戸とから構成される出入口
    扉において、この出入口扉に沿つて投光光線を形
    成する光電スイツチを設け、前記開戸が開放して
    前記投光光線を遮り光電スイツチを作動させた
    時、この光電スイツチの検知信号に基づいて、前
    記引戸の駆動装置に対して開信号または停止信号
    を発する制御部を設けたことを特徴とする開口寸
    法可変な出入口扉の制御装置。
JP9420184U 1984-06-22 1984-06-22 開口寸法可変な出入口扉の制御装置 Granted JPS6042880U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9420184U JPS6042880U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 開口寸法可変な出入口扉の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9420184U JPS6042880U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 開口寸法可変な出入口扉の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6042880U JPS6042880U (ja) 1985-03-26
JPH0312142Y2 true JPH0312142Y2 (ja) 1991-03-22

Family

ID=30225599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9420184U Granted JPS6042880U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 開口寸法可変な出入口扉の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6042880U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6042880U (ja) 1985-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6292100B1 (en) Door warning system
JP4111551B2 (ja) 閉動作中のドアに近づく小さな障害物を検出する安全システム
US4621452A (en) Powered sliding door safety system
JP4041544B2 (ja) スライドドアの安全検出システムの制御
JPS62501589A (ja) 可動部材の制御および駆動装置
JP3811724B2 (ja) 自動ドア開閉装置
JPH0312142Y2 (ja)
JP3598482B2 (ja) 電動式開きドアの制御装置
WO1982002224A1 (en) Multi-function revolving door
CN113825886B (zh) 用于在开启位置和关闭位置之间的摆动路径上移动摆动门扇的摆动门操作器、摆动门及具有摆动门的房间
US9105169B2 (en) Alarm system for passageways
JPH0156236B2 (ja)
JP4731872B2 (ja) 自動ドアの開閉装置
JPH0610557A (ja) ドアの警告装置
JPH04131487A (ja) 自動扉
JPH10317799A (ja) 自動ドア装置
JPH0240224Y2 (ja)
JPH028491A (ja) 建築用シヤツターの障害物警報装置
KR102128019B1 (ko) 화재 발생시 자동문 개폐장치
JPS6446379U (ja)
JPH0314747B2 (ja)
JPH0317027B2 (ja)
JPH0439591Y2 (ja)
JPH05298563A (ja) セキュリティー防犯システム
JPH0240688Y2 (ja)